JPH0898586A - モータ制御方法 - Google Patents

モータ制御方法

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Publication number
JPH0898586A
JPH0898586A JP6248681A JP24868194A JPH0898586A JP H0898586 A JPH0898586 A JP H0898586A JP 6248681 A JP6248681 A JP 6248681A JP 24868194 A JP24868194 A JP 24868194A JP H0898586 A JPH0898586 A JP H0898586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
temperature
control
thermal
current
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6248681A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Suzuki
克彦 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6248681A priority Critical patent/JPH0898586A/ja
Publication of JPH0898586A publication Critical patent/JPH0898586A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温度によるモータの過負荷運転検出時に、モ
ータに流れる電流を直接制限してモータの温度上昇を確
実に抑制し、安定したモータの運転状態を確保すること
ができるモータ制御方法を提供する。 【構成】 制御用変換器3からの出力信号により制御さ
れるモータ1に第1サーマル5及び第2サーマル6を取
り付け、第1サーマル5及び第2サーマル6での検出温
度が高負荷運転に対応して予め設定した比較的低い第1
設定温度以下のときは、モータの電流制限値を最大電流
値とし、検出温度が第1設定温度に達したときは、最大
電流値未満とし、検出温度が過負荷運転に対応して予め
設定した高い第2設定温度に達したときは、モータを休
止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用各種機器の特性
に対応してモータを最大効率で運転制御するモータ制御
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータをその定格容量一杯で効率
良く負荷運転、例えばエレベータを運転制御する方法と
して、図3,図4回路図に示される技術がある。即ち図
3において、P1 ,N1 は制御電源母線、11aは動作
温度が低い温度T1 に設定された第1のサーマルに応動
するスイッチであり、デューティコントロール指令継電
器13を直列に介して上記制御電源母線P1 ,N1 間に
設けている。また12aは動作温度が上記第1のサーマ
ルよりも高い温度T2 に設定された第2のサーマルに応
動するスイッチであり、運転休止指令継電器14を直列
に介して上記制御電源母線P1 ,N1 間に設けている。
更に14bは上記運転休止指令継電器14の常閉接点で
あり、運転準備指令継電器16を直列に介して上記制御
電源母線P1 ,N1 間に設けている。そして上記常閉接
点14bにはこれと並列に、制御指令継電器の常開接点
15aを設けている。また図4において、P2 ,N2
制御電源母線、19は戸開指令継電器であり、戸開準備
指令継電器の常開接点17a,戸閉ボタン18b,通常
運転用ドアタイマ継電器20の常閉接点20b及びデュ
ーティコントロール運転用ドアタイマ継電器21の常閉
接点21bを、それぞれ直列に介して上記制御電源母線
2 ,N2 間に設けている。また上記戸閉ボタン18
b,常閉接点20b,常閉接点21b,戸開指令継電器
19からなる直列回路には、上記デューティコントロー
ル指令継電器13の常開接点13a及びデューティコン
トロール運転用ドアタイマ継電器21からなる直列回路
を並列に設けるとともに、上記デューティコントロール
指令継電器13の常開接点13a及び通常運転用ドアタ
イマ継電器20からなる直列回路を並列に設けている。
更に上記戸閉ボタン18bと常閉接点10bの接続点
と、常開接点13aとデューティコントロール運転用ド
アタイマ継電器21の接続点との間には、上記戸開指令
継電器19の常開接点19aを設けている。ここで戸開
準備指令継電器はエレベータがドアゾーン内にあるとき
に戸開準備指令を出力する継電器、通常運転用ドアタイ
マ継電器20は通常運転モードでの戸開時間t1 を決定
するオンディレイタイマ、デューティコントロール運転
用ドアタイマ継電器11はデューティコントロール運転
モードでの戸開時間t2 (t2 >t1 )を決定するオン
ディレイタイマである。なお上記において第1のサーマ
ル,第2のサーマルは、エレベータの制御用変換器及び
電動機にそれぞれ各別に取り付けており、図3,図4で
示した回路も、この制御用変換器及び電動機にそれぞれ
に対応して設けているものである。
【0003】このような回路において、エレベータの制
御用変換器又は電動機の温度が上昇し、これが第1のサ
ーマルの設定温度T1 に達して第1サーマル検出スイッ
チ11aが閉路すると、デューティコントロール指令継
電器13が励磁される。するとその常開接点13aが閉
路し常閉接点13bが開路することにより、通常運転用
ドアタイマ継電器20に代わってデューティコントロー
ル運転用ドアタイマ継電器21が励磁される。このデュ
ーティコントロール運転用ドアタイマ継電器21はオン
ディレイタイマであることから、その励磁からt2 時間
経過した後に動作してその常閉接点21bが開路する。
その結果この常閉接点21bが開路するまでは戸開指令
継電器19が動作し続けるため、エレベータの戸開時間
は通常運転時の戸開時間よりも(t2 −t1 )時間だけ
延長されることになる。そしてこの場合、戸閉ボタン1
8bと並列に設けられたデューティコントロール指令継
電器13の常開接点13aによって戸閉促進動作が阻止
されるため、上記エレベータの戸開時間は常にデューテ
ィコントロール運転用ドアタイマ継電器21の設定t2
時間だけ確保される。一方、エレベータの制御用変換器
又は電動機の温度が更に上昇し、これが第2のサーマル
の設定温度T2 に達して第2サーマル検出スイッチ12
aが閉路すると、運転休止指令継電器14が励磁され
る。するとその常閉接点14bが開路して運転準備指令
継電器16が釈放されることによりエレベータの運転は
休止状態になる。しかしこの場合、制御指令が与えられ
ている間は接点15aが閉路して運転準備指令継電器1
6の励磁が保持されるため、エレベータが着床して制御
指令がオフするまではエレベータは直ぐには休止状態と
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従ってこの場合、電動
機の過負荷運転は防止されるものの、エレベータの運転
が極端に変化して、使用者に不安感を抱かせるばかり
か、使用者の希望に沿った運転状態ではなくなることか
ら、使用者に不満をもたらすことになる等の欠点があっ
た。また図5系統図に示すように、モータ1から検出さ
れる比較的低い設定温度の第1サーマル検出信号と比較
的高い設定温度の第2サーマル検出信号とをシステム制
御装置2に入力させ、システム制御装置2から制御用変
換器3を含むモータ制御装置4に出力されるモータ速度
指令を、運転デューティ比,定格速度設定値,定格加減
速度設定値で変化させる場合もある。しかしこの場合、
負荷状況によっては、このような処置の後でもモータの
温度上昇は避けられず、モータを直ぐに休止せざるを得
なくなる場合が生ずると云う欠点があった。そこで本発
明の目的は、温度によるモータの過負荷運転検出時に、
モータに流れる電流を直接制限してモータの温度上昇を
確実に抑制し、安定したモータの運転状態を確保するこ
とができるモータ制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は、モータに
接続された制御用変換器からの出力信号によって制御さ
れる上記モータ又はその制御用変換器の少なくとも一方
にモータ又は制御用変換器の温度を検出するための温度
センサを取り付け、同温度センサで検出された温度がモ
ータの高負荷運転に対応して予め設定した比較的低い第
1の設定温度以下のときには、モータの電流制限値をモ
ータの最大電流値とし、上記温度センサで検出された温
度が上記第1の設定温度に達したときには、モータの電
流制限値をモータの最大電流値未満とし、上記温度セン
サで検出された温度がモータの過負荷運転に対応して予
め設定した上記第1の設定温度よりも高い第2の設定温
度に達したときには、モータを休止又は完全停止状態と
するように運転を行うモータ制御方法にある。
【0006】
【作用】本発明のモータ制御方法においては、モータ又
は制御用変換器の温度が第1の設定温度に達していない
ときには、モータの負荷電流には余裕がある。その場
合、モータの制御装置において設定されるモータ電流指
令値の制限値即ち電流制限値は、モータの定格によって
定まる最大電流値として、モータを運転する。次にモー
タ又は制御用変換器の温度が第1の設定温度に達したと
きには、モータの負荷電流には余裕がなく、場合によっ
ては前記最大電流値に至ったまま負荷電流が流れてい
る。その場合、電流制限値はモータの定格によって定ま
る最大電流値未満として、モータが過負荷状態にならな
いようにモータを運転する。これによっても、機械的ロ
ック等何らかの理由で、モータ又は制御用変換器の温度
が前記第1の設定温度よりも高い第2の設定温度に達し
たときには、モータを休止又は完全停止状態とするよう
に運転を行う。
【0007】
【実施例】本発明モータ制御方法の一実施例を図1系統
図,図2フローチャートによって説明する。モータ1に
接続された制御用変換器3からの出力信号によって制御
されるモータ1に、モータ1の温度を検出するための温
度センサ、即ちモータ1の高負荷運転に対応して検出さ
れる比較的低い設定温度の第1サーマル5と、モータ1
の過負荷運転に対応して検出される比較的高い設定温度
の第2サーマル6とが付設され、両サーマル5,6から
の温度検出信号は制御用変換器3を含むモータ制御装置
4に出力される。一方、システム制御装置2からは、制
御用変換器3を含むモータ制御装置4に対して、負荷運
転に対応したモータ速度指令信号が出力される。
【0008】このような装置構成の作用を図2に示すフ
ローチャートによって説明する。モータ1の制御状態に
おいて、ステップS1でモータ1の温度が第1サーマル
5の設定温度に達していないときには、モータ1の負荷
電流には余裕がある。その場合、モータ1の電流制限値
がモータ1の定格によって定まる最大電流値であって
も、制限しないようにステップS2で設定するととも
に、ステップS3でモータ速度を制御する。ステップS
3ではシステム制御装置2からモータ制御装置4に出力
されるモータ速度指令と、図示しないモータ速度検出器
から同様に出力されるモータ速度帰還とに基づきモータ
電流指令を算出する。一方、ステップS1でモータ1の
温度が第1の設定温度に達したと判断されたときには、
モータ1の負荷電流には余裕がなく、場合によっては前
記最大電流値に至ったまま負荷電流が流れている場合も
ある。その場合,ステップS3で算出されるモータ電流
指令値が電流制限値を越えていても、モータ1に流れる
電流はモータ1の定格によって定まる最大電流値未満と
なるようにステップS4で設定する。次にステップS5
でモータ電流指令値がステップS2あるいはステップS
4によって定まる電流制限値よりも大きいか否かが判定
され、モータ電流指令値が電流制限値よりも小さい場合
には問題ないことから、ステップS6でそのままモータ
電流が制御される。ステップS5でモータ電流指令値が
同様に定まる電流制限値よりも大きいと判定された場合
には、ステップS7でモータ電流指令値を電流制限値未
満、ないしはそれよりも更に小さい電流値に設定すると
ともに、ステップS6では新しく設定されたモータ電流
指令値でモータ電流が制御される。この制御によって
も、機械的ロック等何らかの理由で、モータ1の温度が
第1サーマル5の設定温度よりも高い第2サーマル6の
設定温度に達したときには、図示省略フローチャートに
よって、モータ1を休止又は完全停止状態とするように
運転を行う。また温度センサを制御用変換器3に設置し
た場合の作用も同様である。
【0009】
【発明の効果】かくして本発明は、温度によるモータの
過負荷運転検出時に、モータに流れる電流を直接制限し
てモータの温度上昇を確実に抑制し、安定したモータの
運転状態を確保することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明モータ制御方法の一実施例の系統図であ
る。
【図2】本実施例の制御を示すフローチャートである。
【図3】従来のモータ制御方法の回路図である。
【図4】同上に関連の回路図である。
【図5】従来の他の方法の系統図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 システム制御装置 3 制御用変換器 4 モータ制御装置 5 第1サーマル 6 第2サーマル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータに接続された制御用変換器からの
    出力信号によって制御される上記モータ又はその制御用
    変換器の少なくとも一方にモータ又は制御用変換器の温
    度を検出するための温度センサを取り付け、同温度セン
    サで検出された温度がモータの高負荷運転に対応して予
    め設定した比較的低い第1の設定温度以下のときには、
    モータの電流制限値をモータの最大電流値とし、上記温
    度センサで検出された温度が上記第1の設定温度に達し
    たときには、モータの電流制限値をモータの最大電流値
    未満とし、上記温度センサで検出された温度がモータの
    過負荷運転に対応して予め設定した上記第1の設定温度
    よりも高い第2の設定温度に達したときには、モータを
    休止又は完全停止状態とするように運転を行うことを特
    徴とするモータ制御方法。
JP6248681A 1994-09-16 1994-09-16 モータ制御方法 Withdrawn JPH0898586A (ja)

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JP6248681A JPH0898586A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 モータ制御方法

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JP6248681A JPH0898586A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 モータ制御方法

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JP6248681A Withdrawn JPH0898586A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 モータ制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004357428A (ja) * 2003-05-29 2004-12-16 Mitsubishi Electric Corp 発電機制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011120