JPH06313606A - 空気調和機の保護制御装置 - Google Patents

空気調和機の保護制御装置

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JPH06313606A
JPH06313606A JP5124721A JP12472193A JPH06313606A JP H06313606 A JPH06313606 A JP H06313606A JP 5124721 A JP5124721 A JP 5124721A JP 12472193 A JP12472193 A JP 12472193A JP H06313606 A JPH06313606 A JP H06313606A
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JP
Japan
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relay
compressor
power supply
control
abnormality
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JP5124721A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kato
秀明 加藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性の高い圧縮機の保護動作をさせ、かつ
その保護動作が過負荷によるものか、電源電圧異常によ
るものか判別可能な空気調和機の保護制御回路を提供す
る。 【構成】 異常検出器12からの電流と制御用リレー9
のa接点を経る電磁器コイル電流の両方が流れる圧縮機
保護装置8は過負荷時オープンして保護する一方、異常
検出器12にはb接点を介して通常電流が流れそして、
電圧異常時には、制御回路11によりリレー9OFFと
なり、圧縮機保護をし、かつ異常情報を制御回路11は
確認して、この制御リレーのON/OFFと異常情報と
で保護動作の原因を判別可とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三相電源を使用する空
気調和機の保護制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】三相電源を使用した空気調和機におい
て、圧縮機の過負荷運転又は電源電圧異常の下での運転
を避けるために、そのような場合には、圧縮機を電源か
ら遮断する保護対策が一般に採られている。
【0003】第2図と第3図は、従来の保護装置を示す
回路である。先ず第2図の制御回路に付いて説明する
と、1は3相交流の主電源にして、その3相2a,2
b,2cは主電源電磁開閉器3の動作接点3a,3b,
3cを介して三相交流駆動の圧縮機5と接続されてい
る。圧縮機5はインバータ駆動されて、その回転数を制
御されて所要の冷房(暖房)能力を得ている。そのイン
バータ駆動をするために、圧縮機5の前段には、トラン
ジスタ、半導体から成るスイッチング回路6が設けら
れ、このスイッチング回路6へは主電源整流回路7を介
して動作電圧が与えられている。
【0004】ここで主電源電磁開閉器3のリレーコイル
3dは、圧縮機保護装置8(サーモスタット:以下保護
装置と略記)と前記リレーコイル3dをオンオフ制御す
る制御用リレー9のリレー接片9dと直列となって三相
のうちの二相2a,2c間に接続されている。
【0005】また、前記リレーコイル3dには、後述す
る制御回路11への電源を取っていない相2cの電源電
圧異常を検出する異常検出器12が並列接続されてい
る。そして、前記制御回路11は前記リレーコイルの制
御用リレー9を制御動作するが、通常、リレーコイルの
制御用リレー9のリレー接片9dを閉成するように制御
していて、リレーコイル3dに励磁電流を圧縮機保護装
置8およびリレーコイルの制御リレー9を介して流して
いる。そして異常検出器12からの異常情報が入力する
とリレー接片9dを開路するようリレーコイルの制御用
リレー9を制御する。
【0006】圧縮機保護装置8は、圧縮機5のケース外
面に取り付けられてその温度を検知しており、圧縮機5
が過負荷運転となって温度上昇があると、バイメタル接
点8aが固定接点8b,8bより離れ、リレーコイル3
dを非励磁として圧縮機5を主電源1より遮断し、運転
停止させて保護する。
【0007】なおこの時、圧縮機保護装置8のオープン
による電圧遮断が異常検出器12で検出されて制御回路
11はリレーコイルの制御用リレー9を非動作とし、リ
レー接片9dを開路する。一方、電源電圧の異常があっ
て、相2cの電圧異常が異常検出器12で検出される
と、その検出情報を受けて、制御回路11は、リレーコ
イルの制御用リレー9に対して制御信号を出力して、そ
のリレー接片9dをオープンとするように制御する。そ
の結果、リレーコイル3dは非励磁となって主電源電磁
開閉器3は不動作となって、この場合も圧縮機5を運転
停止して保護する。13は制御回路用電源にして、異常
検出器12とつながらない残りの2相2a,2bと接続
されている。
【0008】次に、第3図に示す保護装置回路では、異
常検出器14と圧縮機保護装置8とを直列接続して2相
2a,2c間に接続している。そして主電源電磁開閉器
3のリレーコイル3dはリレーコイルの制御用リレー9
とだけ直列接続されている。この場合は、過負荷となっ
て圧縮機保護装置8がオープンすることによる電圧遮断
を異常検出器12が検出して、制御回路11に異常情報
が送られて、リレーコイルの制御用リレー9を制御し、
そのリレー接点9dをオープンとして、電磁開閉器3を
不動作として、圧縮機5を保護する。相2cの電圧異常
が有る場合も同様に制御回路11を介する制御用リレー
9の動作にて圧縮機5は保護される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように第2図、第
3図の保護回路で、圧縮機が過負荷運転となった場合、
また電源電圧異常の時は圧縮機は運転停止となって保護
されるが、第2図ではリレーコイルの制御用リレー9の
ON時のみ、主電源電磁開閉器3のコイル電流と、異常
検出器電流が保護装置8に流れるように接続している。
従って第2図の回路では、保護装置8に充分な電流を流
せるものの(該保護装置8の頻繁なON/OFF操作に
よりバイメタル接点8aと固定接点8b、8b間のリー
クで酸化膜が生じて、接点間の抵抗が増加する。保護装
置8に供給される電流が小さい場合、この抵抗増加で充
分な電流が流れなくなり異常検出器12が誤検出を行う
問題があった。しかし充分な電流が流れれば動作電流が
確保でき、正常動作を得られる)、主電源電磁開閉器3
をONしないと(保護装置8のON)異常検出ができな
かった。
【0010】また、第3図の回路では、常時異常検出可
能なものの、異常検出回路上の制約で、保護装置8に微
少電流しか流せない事が多く、保護装置接点の接触不良
により、誤動作を招く恐れがあった。
【0011】また第2図、第3図の回路共、主電源電磁
開閉器3が保護動作した原因が電源電圧異常によるもの
か、或いは保護装置8が動作した圧縮機過負荷によるも
のか区分して判定出来ないという問題点があった。
【0012】本発明は上記の問題に鑑みて成されたもの
で保護装置の動作と電源電圧の異常とを1つの異常検出
器で区別して、確実に安定的に検出する事の出来る空気
調和機の保護制御装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、3相電源にて
駆動される圧縮機を備えた空気調和機において、前記3
相電源と前記圧縮機との間に介装した主電源電磁開閉器
と、前記3相電源のうち少なくとも1相の電圧異常を検
出する異常検出器と、前記主電源電磁開閉器のオンオフ
を制御する制御用リレーと、前記3相電源の2相より電
力供給を受ける一方、前記異常検出器の出力に基づいて
動作し、前記制御リレーを作動させる制御回路と、前記
圧縮機が過負荷状態となった場合に前記主電源電磁開閉
器を開放させる過負荷保護装置とを備え、前記制御リレ
ーのオン時は、その常開接点を通った主電源電磁開閉器
コイル電流を過負荷保護装置に流し、前記制御リレーの
オフ時は、その常閉接点を通して異常検出器電流が流れ
るように接続し、異常検出器電流よりの信号と制御リレ
ーのオンオフと関連付けて異常検出器が動作したのか、
過負荷保護装置が動作したのかを制御回路で判断するよ
うにしたことを特徴とする空気調和機の保護制御装置で
ある。
【0014】
【作用】電磁開閉器のリレーコイルの制御用リレーON
時は、電磁開閉器のコイル電流という充分な電流が保護
装置に流れる為、保護装置の接点接触不良のおそれなく
保護装置動作検出が可能となる。一方、前記制御用リレ
ーOFF時は、異常検出器電流が微少電流でも信頼性の
あるリレー接点を流れることにより安定した電源電圧検
出が可能となる。この結果、保護装置動作と電源異常を
1つの異常検出器で検出可能である。また保護装置接点
に微少電流対応でない安価な接点材料を使用出来ること
となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。なお、第2図,第3図の従来装置と同一又は同等の
構成部は同一番号で示す。
【0016】制御リレー9Aはそのリレー接片9dの切
換る切換接点を有し、その常閉接点aを介して主電源電
磁開閉器3のリレーコイル3dと保護装置8とは直列接
続されて、2a相,2c相間につながる。また保護装置
8はc相の電源電圧の異常を検出する異常検出器12と
も直列接続されている。そして前記制御リレー9Aのも
う1つの接点である常開接点bに対しても前記異常検出
器12は直列接続される関係で、2a相,2c相間につ
ながれている。
【0017】次に動作を説明すると、通常制御リレー9
のリレー接片9dは常開接点a側に切換っている。従っ
て保護装置8には、リレーコイル3dのコイル電流と、
異常検出器12を経る異常検出回路電流の両方が流れて
いる。この状態の時、圧縮機5が過負荷となって保護装
置8がオープンするとリレーコイル3dが非励磁となっ
て、その動作接点3a,3b,3cがオープンして圧縮
機5は保護される。
【0018】保護装置8のオープンによる電圧遮断は、
異常検出器12で検出され(異常検出器12への印加電
圧の変動)、制御回路11を介して制御用リレー9をO
FFとしてリレー接片9を常閉接点b側へ切換える。こ
の切換え後、異常検出器12には、そのリレー接片9d
を介して2c相−異常検出器12−リレー接片9d−常
閉接点b−2a相と通常の電源電圧がかかって、一時的
に検出された異常状況は解消され、電源電圧に異常の無
いことが確認されている。
【0019】ここで、制御リレー9のON時は、保護装
置8に電磁開閉器3のリレーコイル3d電流と異常検出
器電流の2つの充分な電流が流れており、保護装置8の
接触不良を防止して安定に保護装置動作を発揮できる。
【0020】一方、電源電圧に異常があると、異常検出
器12がその異常を検出して異常検出情報を制御回路1
1へ送出する。その結果、制御回路11は制御リレー9
をOFF制御してリレー接片9dを常開接点aから常閉
接点b側へ切換える。この結果、電磁開閉器3のリレー
コイル3dは非通電とされて、圧縮機5は停止し保護さ
れる。そしてこの制御リレー9のOFF時は、接触信頼
性のあるリレー接点すなわち常閉接点bに異常検出器電
流が流れることとなり、制御回路に使用していない相2
cの電源電圧異常を安定して検出している。
【0021】従って制御リレー9OFF時は、電源電圧
異常と判定し、制御リレー9ON時は、保護装置8の動
作を予測し、一旦制御リレー9がOFFし、異常検出器
12で電源電圧異常でない事が確認された場合は、保護
装置動作、すなわち圧縮機5の過負荷事態と最終的には
判断する。このように制御リレー9のON/OFFと異
常検出器情報を組み合わせて、圧縮機5の停止に至った
原因の区別をできるようにしている。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電源電圧
異常と空気調和機の保護装置動作(過負荷状態時)を検
出するのに、主電源電磁開閉器のリレーコイルをON/
OFFする制御用リレーを使用して、リレーON時はそ
の常開接点を通った電磁開閉器コイル電流を過負荷保護
装置に流れ、リレーOFF時は、その常閉接点を通して
異常検出器電流が流れるよう接続することにより、異常
検出器よりの信号とリレーのON/OFFを関連づけ
て、異常検出器が動作したか過負荷保護装置が動作した
かを制御回路で容易に区別して安定的に検出することが
出来る。そして回路構成も簡易化され従来より、信頼性
のある保護動作が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の保護制御回路図。
【図2】従来の保護制御回路図。
【図3】従来の他の保護制御回路図。
【符号の説明】
3 主電源電磁開閉器 4 圧縮機 8 圧縮機保護装置 9 制御用リレー 11 制御回路 12 異常検出器 13 制御回路用電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相電源にて駆動される圧縮機を備えた
    空気調和機において、前記3相電源と前記圧縮機との間
    に介装した主電源電磁開閉器と、前記3相電源のうち少
    なくとも1相の電圧異常を検出する異常検出器と、前記
    主電源電磁開閉器のオンオフを制御する制御用リレー
    と、前記3相電源の2相より電力供給を受ける一方、前
    記異常検出器の出力に基づいて動作し、前記制御リレー
    を作動させる制御回路と、 前記圧縮機が過負荷状態となった場合に前記主電源電磁
    開閉器を開放させる過負荷保護装置とを備え、 前記制御リレーのオン時は、その常開接点を通った主電
    源電磁開閉器コイル電流を過負荷保護装置に流し、前記
    制御リレーのオフ時は、その常閉接点を通して異常検出
    器電流が流れるように接続し、異常検出器電流よりの信
    号と制御リレーのオンオフと関連付けて異常検出器が動
    作したのか、過負荷保護装置が動作したのかを制御回路
    で判断するようにしたことを特徴とする空気調和機の保
    護制御装置。
JP5124721A 1993-04-30 1993-04-30 空気調和機の保護制御装置 Pending JPH06313606A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108418185A (zh) * 2018-05-08 2018-08-17 常熟纺织机械厂有限公司 一种高速喷射多臂的防过流保护装置
CN112393379A (zh) * 2020-11-19 2021-02-23 珠海格力电器股份有限公司 压缩机驱动电路及其断电保护方法、空调器
EP3832826A4 (en) * 2018-10-16 2021-09-22 Daikin Industries, Ltd. ELECTRICAL SUPPLY CIRCUIT, MOTOR DRIVE CIRCUIT EQUIPPED WITH THE SAME, AND REFRIGERATOR EQUIPPED WITH AN ELECTRICAL SUPPLY CIRCUIT OR MOTOR DRIVE CIRCUIT

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