JPH06165521A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
- Publication number
- JPH06165521A JPH06165521A JP4307435A JP30743592A JPH06165521A JP H06165521 A JPH06165521 A JP H06165521A JP 4307435 A JP4307435 A JP 4307435A JP 30743592 A JP30743592 A JP 30743592A JP H06165521 A JPH06165521 A JP H06165521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- inverter device
- inverter
- current
- pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特別の装置を用いることなくインバータ装置
自身でポンプの空転締切運転を防止する。 【構成】 電動機3を可変速運転するインバータ装置4
において、インバータ内部の直流主回路部、または、交
流主回路出力部に設けた電流検出器5で、電動機電流を
測定し、あらかじめ設定した電動機無負荷電流値に低下
して到達し、かつ、あらかじめ設定した時間が経過して
も電動機電流が増加しない場合には、速やかにインバー
タ装置を停止させると共に、警報を出力する手段を設け
る。
自身でポンプの空転締切運転を防止する。 【構成】 電動機3を可変速運転するインバータ装置4
において、インバータ内部の直流主回路部、または、交
流主回路出力部に設けた電流検出器5で、電動機電流を
測定し、あらかじめ設定した電動機無負荷電流値に低下
して到達し、かつ、あらかじめ設定した時間が経過して
も電動機電流が増加しない場合には、速やかにインバー
タ装置を停止させると共に、警報を出力する手段を設け
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動機を用いて可変速
運転するポンプの空転・締切運転の防止を、インバータ
内部の電流検出器からの電動機電流値を用いて行うよう
にしたインバータ装置に関する。
運転するポンプの空転・締切運転の防止を、インバータ
内部の電流検出器からの電動機電流値を用いて行うよう
にしたインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インバータ装置を用いてポンプを駆動す
る電動機を可変速運転することによりポンプの吐出流量
や圧力を制御する従来の図3に示すポンプ駆動システム
において、ポンプの空転・締切運転の防止は、インバー
タ装置4と電動機3間の主回路に設けた空転・締切運転
防止装置6によって電動機電流があらかじめ設定した電
流値以下に低下し、かつ、タイマーであらかじめ設定し
た時間内に増加しない場合には、装置6の警報出力リレ
ーを動作させ、警報ブザー9を動作させると共に、イン
バータ装置4の運転信号を切って電動機3を停止させて
いた。
る電動機を可変速運転することによりポンプの吐出流量
や圧力を制御する従来の図3に示すポンプ駆動システム
において、ポンプの空転・締切運転の防止は、インバー
タ装置4と電動機3間の主回路に設けた空転・締切運転
防止装置6によって電動機電流があらかじめ設定した電
流値以下に低下し、かつ、タイマーであらかじめ設定し
た時間内に増加しない場合には、装置6の警報出力リレ
ーを動作させ、警報ブザー9を動作させると共に、イン
バータ装置4の運転信号を切って電動機3を停止させて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにインバータ
装置と電動機間に空転・締切運転防止装置6を設けるの
は、空転・締切運転防止装置の費用がかかるばかりか配
線工事も複雑となり経済的でない。
装置と電動機間に空転・締切運転防止装置6を設けるの
は、空転・締切運転防止装置の費用がかかるばかりか配
線工事も複雑となり経済的でない。
【0004】本発明は上述の点を考慮してなされたもの
で、特別に空転・締切運転防止装置を設けることなくイ
ンバータ装置自身によってポンプの空転・締切運転を防
止することのできるインバータ装置を提供することにあ
る。
で、特別に空転・締切運転防止装置を設けることなくイ
ンバータ装置自身によってポンプの空転・締切運転を防
止することのできるインバータ装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、電動機を可変速運転するインバータ装置
において、インバータ内部の直流主回路部、または、交
流主回路出力部に設けた電流検出器で、電動機電流を測
定し、あらかじめ設定した電動機無負荷電流値に低下し
て到達し、かつ、あらかじめ設定した時間が経過しても
電動機電流が増加しない場合には、速やかにインバータ
装置を停止させると共に、警報を出力する手段を設け
る。
め、本発明は、電動機を可変速運転するインバータ装置
において、インバータ内部の直流主回路部、または、交
流主回路出力部に設けた電流検出器で、電動機電流を測
定し、あらかじめ設定した電動機無負荷電流値に低下し
て到達し、かつ、あらかじめ設定した時間が経過しても
電動機電流が増加しない場合には、速やかにインバータ
装置を停止させると共に、警報を出力する手段を設け
る。
【0006】
【作用】電動機電流が、あらかじめ設定した電動機無負
荷電流値に低下し、かつ、あらかじめ設定した時間が経
過した場合には、前記手段により速やかに警報出力リレ
ーを動作させるとともに、インバータ装置の運転を停止
させ電動機の軽負荷運転を防止することができる。
荷電流値に低下し、かつ、あらかじめ設定した時間が経
過した場合には、前記手段により速やかに警報出力リレ
ーを動作させるとともに、インバータ装置の運転を停止
させ電動機の軽負荷運転を防止することができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す
【0008】図1において、1は水槽、2はポンプ、3
はポンプを駆動する電動機で、ポンプを可変速運転する
インバータ装置4によって送水管の吐出流量や圧力を制
御する。
はポンプを駆動する電動機で、ポンプを可変速運転する
インバータ装置4によって送水管の吐出流量や圧力を制
御する。
【0009】インバータ装置4を用いてポンプを可変速
運転する構成は従来の構成と変わらない。インバータ装
置4はインバータ装置自体の過負荷、および、電動機の
過負荷保護のために、インバータ内部の直流主回路部
(または、交流主回路出力部)に設けた電流検出器5で
電動機電流を測定し、過電流判定回路10でインバータ装
置自体の過負荷、および、電動機の過負荷状態を判定
し、過負荷と判断した場合には、制御回路11を介してド
ライブ回路12の出力信号を停止させ、これによりインバ
ータの出力が停止し過負荷保護を行なっている。
運転する構成は従来の構成と変わらない。インバータ装
置4はインバータ装置自体の過負荷、および、電動機の
過負荷保護のために、インバータ内部の直流主回路部
(または、交流主回路出力部)に設けた電流検出器5で
電動機電流を測定し、過電流判定回路10でインバータ装
置自体の過負荷、および、電動機の過負荷状態を判定
し、過負荷と判断した場合には、制御回路11を介してド
ライブ回路12の出力信号を停止させ、これによりインバ
ータの出力が停止し過負荷保護を行なっている。
【0010】ポンプ2はポンプ内の水が無くなった空転
状態や、ポンプ吐出側のバルブが閉じた締切り状態では
負荷が低下するため、電動機3は無負荷運転状態に近付
く。このため、電動機の電流値は低下して無負荷電流値
に近付くので、ポンプの空転や締切状態を電流検出器5
で電動機電流を測定し、軽負荷判定回路13で電動機電流
があらかじめ設定した電動機無負荷電流値Io に低下し
て近付き到達し、かつ、あらかじめ設定した時間To が
経過しても電動機電流が増加しない場合には、制御回路
11を介してドライブ回路12の出力信号を停止させ、これ
によりインバータの出力は停止し、ポンプの空転・締切
運転を防止する。これと同時に警報出力リレー14を動作
させ警報ブザー9を動作させる。軽負荷判定回路13にお
ける電動機無負荷電流値Io と軽負荷トリップ時間To
との関係の一例を図2に示す。
状態や、ポンプ吐出側のバルブが閉じた締切り状態では
負荷が低下するため、電動機3は無負荷運転状態に近付
く。このため、電動機の電流値は低下して無負荷電流値
に近付くので、ポンプの空転や締切状態を電流検出器5
で電動機電流を測定し、軽負荷判定回路13で電動機電流
があらかじめ設定した電動機無負荷電流値Io に低下し
て近付き到達し、かつ、あらかじめ設定した時間To が
経過しても電動機電流が増加しない場合には、制御回路
11を介してドライブ回路12の出力信号を停止させ、これ
によりインバータの出力は停止し、ポンプの空転・締切
運転を防止する。これと同時に警報出力リレー14を動作
させ警報ブザー9を動作させる。軽負荷判定回路13にお
ける電動機無負荷電流値Io と軽負荷トリップ時間To
との関係の一例を図2に示す。
【0011】本実施例によれば、インバータ装置を用い
て電動機を駆動し、ポンプを駆動する場合に、インバー
タ装置自身でポンプの空転状態や締切運転状態を判断し
てポンプが壊れる前に停止させることができる。
て電動機を駆動し、ポンプを駆動する場合に、インバー
タ装置自身でポンプの空転状態や締切運転状態を判断し
てポンプが壊れる前に停止させることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、特別に軽負荷判定装置
を用いることなくインバータ装置の負荷が所定の負荷よ
り軽くなったとき、負荷状態が異常になったと判断して
運転を停止させることのできるインバータ装置を提供す
ることができる。
を用いることなくインバータ装置の負荷が所定の負荷よ
り軽くなったとき、負荷状態が異常になったと判断して
運転を停止させることのできるインバータ装置を提供す
ることができる。
【図1】本発明の実施例を示す構成図。
【図2】上記実施例の軽負荷判定回路の動作特性図。
【図3】従来装置の構成図。
1…水槽 2…ポンプ 3…電動機 4…インバータ装置 5…電流検出器 9…警報ブザー 10…過電流判定回路 11…制御回路 12…ドライブ回路 13…軽負荷判定回路 14…警報出力リレー 15…外部電源
Claims (1)
- 【請求項1】 電動機を可変速運転するインバータ装置
において、インバータ内部の直流主回路部、または、交
流主回路出力部に設けた電流検出器で、電動機電流を測
定し、あらかじめ設定した電動機無負荷電流値に低下し
て到達し、かつ、あらかじめ設定した時間が経過しても
電動機電流が増加しない場合には、速やかにインバータ
装置を停止させると共に、警報を出力する手段を設けた
ことを特徴とするインバータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307435A JPH06165521A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4307435A JPH06165521A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | インバータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06165521A true JPH06165521A (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=17969043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4307435A Pending JPH06165521A (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | インバータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06165521A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0696842A1 (en) * | 1994-08-11 | 1996-02-14 | Ebara Corporation | Inverter for pumps and a pump unit therewith |
WO2015194425A1 (ja) * | 2014-06-20 | 2015-12-23 | 日立工機株式会社 | 液体吐出装置 |
KR20160122348A (ko) * | 2015-04-13 | 2016-10-24 | 엘에스산전 주식회사 | 인버터의 제어 장치 |
WO2020096007A1 (ja) | 2018-11-09 | 2020-05-14 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置、圧送装置、制御方法、診断装置及び診断方法 |
WO2021005873A1 (ja) | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置、圧送装置、電力変換方法、プログラム、診断装置及び診断方法 |
JP2021097479A (ja) * | 2019-12-17 | 2021-06-24 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両のバッテリ自動補水装置 |
DE102022116704A1 (de) | 2021-07-06 | 2023-01-12 | Aisin Corporation | Motorsteuerungsvorrichtung und motorsteuerungsverfahren |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP4307435A patent/JPH06165521A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0696842A1 (en) * | 1994-08-11 | 1996-02-14 | Ebara Corporation | Inverter for pumps and a pump unit therewith |
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JP2016201986A (ja) * | 2015-04-13 | 2016-12-01 | エルエス産電株式会社Lsis Co., Ltd. | インバータシステム |
US9871486B2 (en) | 2015-04-13 | 2018-01-16 | Lsis Co., Ltd | Inverter system |
WO2020096007A1 (ja) | 2018-11-09 | 2020-05-14 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置、圧送装置、制御方法、診断装置及び診断方法 |
JPWO2020096007A1 (ja) * | 2018-11-09 | 2021-09-24 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置、圧送装置、制御方法、診断装置及び診断方法 |
US11621629B2 (en) | 2018-11-09 | 2023-04-04 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Diagnostic apparatus for electric drive object |
WO2021005873A1 (ja) | 2019-07-09 | 2021-01-14 | 株式会社安川電機 | 電力変換装置、圧送装置、電力変換方法、プログラム、診断装置及び診断方法 |
US11855523B2 (en) | 2019-07-09 | 2023-12-26 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Power conversion device |
JP2021097479A (ja) * | 2019-12-17 | 2021-06-24 | 株式会社豊田自動織機 | 産業車両のバッテリ自動補水装置 |
DE102022116704A1 (de) | 2021-07-06 | 2023-01-12 | Aisin Corporation | Motorsteuerungsvorrichtung und motorsteuerungsverfahren |
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