JPH11292436A - エレベーターのドア制御装置 - Google Patents

エレベーターのドア制御装置

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JPH11292436A
JPH11292436A JP10083898A JP10083898A JPH11292436A JP H11292436 A JPH11292436 A JP H11292436A JP 10083898 A JP10083898 A JP 10083898A JP 10083898 A JP10083898 A JP 10083898A JP H11292436 A JPH11292436 A JP H11292436A
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JP
Japan
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door
elevator
circuit
control device
transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10083898A
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English (en)
Inventor
Shiyouho Ken
尚▲ほ▼ 権
Noboru Arahori
荒堀  昇
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベーターのドア制御装置において、回路保
護に交流を直流に変換する手段とドアの開閉を制御する
回路の間に電源供給の投入,遮断する半導体素子を用い
て、かつ半導体素子のオン故障を検出することを目的と
する。 【解決手段】エレベーターのドア制御回路の保護に半導
体素子、またそのオン故障の検出回路を設け、エレベー
ターのドア制御回路の保護を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのド
ア制御装置に係り、エレベーター制御装置からの信号を
受けてエレベーターのドア開閉を制御するエレベーター
のドア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ドア制御装置において、交流を直流
に変換する手段とインバータ制御にてモータを駆動する
回路の間に電力供給の投入,遮断可能な接点がないため
交流を直流に変換する手段の前に遮断器を設け、過電流
の場合に遮断器をオフしてドア制御装置の保護を行って
いた。また、遮断器のオン故障については判別不可能で
あった
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遮断器の採用では、外
形の大きさから実装上に制約があった場合に実装スペー
スの確保が困難となるため、この小型化及び遮断器自体
が高価であるので安価のものに置き換えることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、交流を
直流に変換する手段とインバータ制御によってドアモー
タを駆動する回路の間に半導体素子を設け、インバータ
のP,N間の短絡等による過電流の保護を行うこと及
び、安全性の確保のため半導体素子のオン故障を検出
し、エレベーターを停止することである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1を用いて本発明の実施
例を説明する。
【0006】図1において、エレベーターの電源投入時
に平滑コンデンサ8に流れる突入電流でエレベーターの
ドア駆動回路2が破壊されない様にトランジスタ4を周
知のコンバータ1とドア駆動回路2の間に入れる。
【0007】エレベーターのドアの開閉がない場合は、
トランジスタ4はオフである。しかし、トランジスタ4
がいつオンしても突入電流が流れトランジスタが破壊し
ない様にするため、抵抗5とフォトカプラ6をトランジ
スタ4に並列に接続し、平滑コンデンサ8が常に充電さ
れるようにする。
【0008】ドアを開閉時はエレベーター制御装置20
から信号13でドア開閉の指令が発生した時に、ドア制
御装置30はトランジスタ4をオンしてコンバータ1か
らドア駆動回路2に電源を供給し、ドア駆動モータ3を
駆動しドアを開閉する。
【0009】その際、ドア駆動回路2のP,N間短絡等
によりドア駆動回路2に過電流が検出された場合は、過
電流検出器10から信号16をドア制御装置30に送り
ドア駆動装置30がトランジスタ4をオフしてドア駆動
回路2の保護を行う。
【0010】また、トランジスタ4がオフ故障であれば
コンバータ1からドア駆動回路2に電力が供給されない
ため、ドア駆動モータ3が駆動されずエレベーターのド
アが開閉できないため、目に見えて故障と判断できる
が、トランジスタ4がオン故障した場合はコンバータ1
からドア駆動回路2に電力の供給が行えるのでドアの開
閉は可能である。ドア駆動回路に異常がなければ問題な
いが、ドア駆動回路のP,N間短絡等が発生した場合の
ことがあるのでトランジスタ4オン故障検出用にフォト
カプラ6を設ける。
【0011】ドア制御装置30がトランジスタ4をオフ
するとトランジスタ4が正常であればトランジスタ4と
並列接続された抵抗5及びフォトカプラ6の両端11,
12に電位差が生じる。この電位差を用いてフォトカプ
ラ6を駆動させその接点15をドア制御装置30に取り
込む。この時、トランジスタ4をオフするのにドア制御
装置からの信号14は0(オフ指令)でフォトカプラ6
の接点7からの信号15が1(フォトカプラが動作)で
あればトランジスタ7は正常に動作していると判断でき
る。しかし、この接点15が0(フォトカプラが不動
作)であれば、ドア制御装置30のトランジスタ7のオ
フ指令に対してトランジスタ4がオフしてないことが判
断できる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば大型の遮
断器無しにエレベーターのドア制御回路の保護を図り、
かつ遮断器のオン故障を容易に発見することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるエレベーターのドア開閉
制御回路図。
【符号の説明】
1…コンバータ、2…ドア駆動回路(インバータ)、3
…ドア駆動モータ、4…トランジスタ(遮断器)、5…
突入電流防止抵抗、6…フォトカプラ、7,15…接
点、8…平滑コンデンサ、9…平滑コンデンサの放電抵
抗、10…過電流検出器、11,12…電圧、13,1
4,16…信号、20…エレベーター制御装置、30…
ドア制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の階床をサービスするエレベーターと
    エレベーターを制御する制御装置と、エレベーターのド
    アを開閉するドア駆動装置と、交流を直流に変換する手
    段と、得られた直流を平滑する平滑コンデンサと、複数
    の半導体素子をブリッジ接続してドア駆動モータに給電
    する電力変換器から成るドア制御装置を備えたものにお
    いて、前記交流を直流に変換する手段と平滑コンデンサ
    との間に電力供給の投入,遮断可能な半導体素子を挿入
    し、かつフォトカプラと抵抗を直列接続したものを該半
    導体素子に並列接続したことを特徴とするエレベーター
    のドア制御装置。
  2. 【請求項2】前記平滑コンデンサへの充電は前記電力供
    給の投入,遮断可能な半導体素子と並列に接続された抵
    抗を介して充電される構成としたことを特徴とする請求
    項1のエレベーターのドア制御装置。
  3. 【請求項3】エレベーター呼び無し後、所定の時限以降
    に前記電力供給の投入,遮断可能な半導体素子をオフ
    し、前記フォトカプラによって該半導体素子の遮断を確
    認することを特徴とする請求項1のエレベーターのドア
    制御装置。
JP10083898A 1998-04-13 1998-04-13 エレベーターのドア制御装置 Pending JPH11292436A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102009059884A1 (de) * 2009-12-21 2011-06-22 Robert Bosch GmbH, 70469 Netztrennung mit Halbleiterschaltern für Elektrowerkzeuge
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