JP2004357428A - 発電機制御装置 - Google Patents

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勝之 住本
Junya Sasaki
潤也 佐々木
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Abstract

【課題】周囲温度に応じて制御内容を変化させ、発電機の性能および効率を向上させた発電機制御装置を得る。
【解決手段】制御電圧リミッタ回路2と、フィールド電流制御回路3と、温度センサ4と、周囲温度Tを第1の作動温度TP1および解除温度TS1と比較する比較器5と、周囲温度Tを第2の作動温度TP2と比較する比較器6とを有する。比較器5は、周囲温度Tが作動温度TP1を超えたときにリミッタ回路制御信号C2を出力し、解除温度TS1を下回ったときにリミッタ回路制御信号C2をリセットする。比較器6は、周囲温度Tが作動温度TP2を超えたときにフィールド電流遮断信号C3を出力し、周囲温度Tが作動温度TP2(解除温度)を下回ったときにフィールド電流遮断信号C3をリセットする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電圧指示命令に応じた制御電圧に基づいて発電機のフィールド電流を制御する発電機制御装置に関し、特にレギュレータ自体の温度をモニタして制御内容を温度状態に応じて変化させることにより、発電機の性能および効率を向上させた発電機制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、発電機(オルタネータ)の界磁(フィールド)電流および発電電圧を調整するための制御装置(レギュレータ)は、オルタネータのブラケット内に内蔵されている。また、ブラケット内には、レギュレータにほぼ隣接するように、3相交流電流を整流するための整流器が配置されている(たとえば、特許文献1参照)。
つまり、ブラケット内には、レギュレータを構成するICや、整流器を構成するダイオードなどが混在している。
また、オルタネータのステータは、一対のブラケットに勘合支持されており、レギュレータや整流器との間で配線接続されている。
【0003】
上記の各部品は、発電時においては発熱体となるので、回転ファンによる空気循環や、液体冷却などで冷却することにより、各部品の性能低下を抑制するとともに破損を防止している。
しかしながら、レギュレータと他部品とでは、使用限界温度がそれぞれ異なるにもかかわらず、温度対策については、レギュレータやバッテリの温度特性を主に考慮している。
したがって、レギュレータに対しては、使用温度がOKと判断されても、他部品に対しては限界温度を超えるおそれがあり、この場合、レギュレータのみに対する一辺倒の制御が続けられると、さらに状況が悪化することになる。
特に、高温度雰囲気下での発電制御が不十分となり、非効率的になるおそれがある。
【0004】
【特許文献1】
特許第3098223号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の発電機制御装置は以上のように、整流器などの他のオルタネータ内蔵部品とともに混在並置されて、ブラケットに内蔵されているが、レギュレータ内のIC温度限界値は、他のオルタネータ内蔵部品の温度限界値とは異なり、他部品との間で温度制御をマッチングさせることができないので、レギュレータおよび他部品の温度補償が不十分になるという問題点があった。
また、レギュレータ自体の温度についても積極的には考慮されていないので、さらに温度補償が不十分になるというという問題点があった。
【0006】
この発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、レギュレータ自体の温度をモニタして制御内容を温度状態に応じて変化させることにより、発電機の性能および効率を向上させることのできる高信頼性の発電機制御装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る発電機制御装置は、電圧指示命令に応じて設定された制御電圧を、リミッタ回路制御信号に応答して制限する制御電圧リミッタ回路と、制御電圧リミッタ回路を介した制御電圧に基づいて発電機に対するフィールド電流を制御するフィールド電流制御回路と、周囲温度を検出する温度センサと、周囲温度を第1の作動温度および解除温度と比較する第1の比較器と、周囲温度を第1の作動温度よりも高い第2の作動温度および解除温度と比較する第2の比較器とを備え、第1の比較器は、周囲温度が第1の作動温度を超えたときに、制御電圧リミッタ回路を機能させるためのリミッタ回路制御信号を出力し、周囲温度が第1の解除温度を下回ったときに、リミッタ回路制御信号をリセットし、第2の比較器は、周囲温度が第2の作動温度を超えたときに、フィールド電流制御回路を遮断するためのフィールド電流遮断信号を出力し、周囲温度が第2の解除温度を下回ったときに、フィールド電流遮断信号をリセットするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の形態1を回路動作と関連させて示す機能ブロック図である。
図2および図3はこの発明の実施の形態1による動作をグラフで示す説明図であり、図2は制御電圧14.5Vでの各温度に対する動作を示し、図3は制御電圧10.5Vでの各温度に対する動作を示している。
また、図4は図1内の温度センサ4に用いられるA/Dコンバータ40の具体的構成を示すブロック図である。
【0009】
図1において、レギュレータ(発電機制御装置)10は、ICにより構成されており、外部ユニット(図示せず)からの制御電圧の電圧指示命令C1に応じて制御電圧Vcを設定する制御電圧設定回路1と、制御電圧Vcに応じてオルタネータ(発電機)のフィールド電流iFを調整する制御電圧リミッタ回路2およびフィールド電流制御回路3と、レギュレータ10の周囲の温度を監視して周囲温度T[℃]の検出値を生成する温度センサ4と、温度センサ4の出力側に並設された一対の比較器5、6とを備えている。
【0010】
レギュレータ10の温度モニタ回路を構成する温度センサ4は、温度特性を有するダイオード(図示せず)と、ダイオードの電圧降下値VAをデジタル出力値VD(周囲温度T)として出力するA/Dコンバータ40(図4参照)とを有する。
並列比較器のうちの一方の比較器5は、検出された周囲温度Tと、第1温度防衛(後述する)の作動温度TP1および解除温度TS1(ヒステリシス付き)とを比較し、周囲温度Tが作動温度TP1を超えたときに制御電圧リミッタ回路2を機能させるためのリミッタ回路制御信号C2を出力し、周囲温度Tが解除温度TS1を下回ったときにリミッタ回路制御信号C2をリセットして制御電圧Vcの制限を解除する。
【0011】
また、他方の比較器6は、検出された周囲温度Tと、第2温度防衛(後述する)の作動温度TP2(>TP1)とを比較し、周囲温度Tが作動温度TP2を超えたときにフィールド電流制御回路3を遮断するためのフィールド電流遮断信号C3を出力し、周囲温度Tが作動温度TP2(=解除温度TS2)を下回ったときにフィールド電流遮断信号C3をリセットする。
【0012】
レギュレータ10は、比較器5、6により、少なくとも2つの作動温度TP1、TP2に基づいて、各々通常と異なる作動時の制御内容を有している。
また、比較器5は、作動用比較基準となる作動温度TP1により、制御電圧リミッタ回路2を機能させて、制御電圧Vcを通常値よりも低い値に設定する。
また、比較器5の解除用比較基準となる解除温度TS1は、作動温度TP1に対してヒステリシスを有しており、作動温度TP1よりも低い値に設定されている。
【0013】
一方、比較器6の比較基準となる作動温度TP2は、比較器5の作動温度TP1(上限値)よりも高い値に設定されており、比較器5の作動後に周囲温度Tが上昇しても、比較器6が作動するまでに、数10℃(ここでは、20℃)の非作動温度範囲を有している。
また、比較器6において、フィールド電流遮断信号C3を生成するための作動温度TP2は、フィールド電流遮断信号C3の解除温度と一致しており、比較器6は、ヒステリシスのない動作を実行するように設定されている。
【0014】
図4において、温度センサ4内のA/Dコンバータ40は、ダイオードの電圧降下値(アナログ値)VAをカウンタ値(後述するD/A変換値)と比較してアップダウン切換信号U/Dを出力する比較器41と、アップダウン切換信号U/Dに応じてクロック信号CLKをカウントアップ/ダウンすることによりデジタル出力値VD(周囲温度Tに対応)を生成するアップダウンカウンタ42と、アップダウンカウンタ42の出力値に基づいて演算を行う演算回路43と、演算回路43の出力値をアナログ値に変換して比較器41に入力するD/A変換器(DAC)44とを備えている。
【0015】
次に、図2〜図4を参照しながら、図1に示したこの発明の実施の形態1によるICレギュレータ10の動作について説明する。
まず、制御電圧設定回路1は、外部ユニットからの電圧指示命令C1に応じて、たとえば10.7V〜16Vの範囲で制御電圧Vcを設定する。
制御電圧リミッタ回路2およびフィールド電流制御回路3は、制御電圧Vcによって指示された電圧値にしたがい、オルタネータ(図示せず)のフィールド電流iFを調整する。
【0016】
一方、温度センサ4は、ダイオードの電圧降下値VA(図4参照)がリニアな温度依存性を有することに注目して、電圧降下値VAのデジタル出力値VDに基づいてレギュレータ10の周囲温度Tを検出する。
このとき、ダイオードの温度特性は、ダイオード自身の通過電流に依存するので、仮に、通過電流制御回路を通常の抵抗器を用いて構成すると、抵抗器自体が温度特性を持つことや電源電圧のばらつきの影響を受け易いので、都合が悪い。
【0017】
したがって、温度センサ4内のダイオードに流れる通過電流は、全温度領域で一定電流となって安定性が確保されるように、定電流源(図示せず)から供給される。
なお、定電流源から流れる電流値は、レギュレータ10の製造工程において、あらかじめ調整作業が行われる。また、温度センサ4内のダイオードの電圧降下値も、レギュレータ10の製造工程において、あらかじめ室温下にて調整する作業が行われる。
【0018】
図4に示すように、ダイオードの電圧降下値VAは、A/Dコンバータ40内の比較器41に入力され、アップダウン切換信号U/Dとなってアップダウンカウンタ42に入力される。
アップダウンカウンタ42は、演算回路43およびD/A変換器44を介して比較器41に対する基準値をフィードバックし、デジタル出力値VDが電圧降下値(アナログ入力値)VAに近づくようにアップダウン切換動作を行う。
これにより、デジタル出力値VDは、ダイオード電圧降下値(アナログ入力値)VAの近傍で飽和する。
【0019】
このように、デジタル出力値VDが一度飽和すると、デジタル出力値VDの更新速度は、アップダウンカウンタ42のクロック信号CLK(基本周波数)に依存することから、通常の逐次比較型や積分型などと比べて応答性が早く、速度的に有利である。
【0020】
こうして検出された周囲温度Tと、制御電圧Vcとの関係は、たとえば図2のように表すことができる。
図2において、外部ユニットからの電圧指示命令C1は、14.5Vに相当しており、常温下での制御電圧Vcは、指令値に一致した電圧値「14.5V」に制御される。
【0021】
一方、周囲温度Tが上昇して、第1温度防衛の作動温度TP1(=140℃)に達すると、図1内の比較器5が作動してリミッタ回路制御信号C2が生成され、制御電圧リミッタ回路2が機能し始める。これにより、第1温度防衛が作動して、制御電圧Vcは、矢印L1のように「12.6V」に制限される。
【0022】
このように、制御電圧Vcにリミッタがかけられることにより、レギュレータ10のIC自身による発熱を抑制することができる。
なお、第1温度防衛の作動温度TP1(=140℃)は、レギュレータ10への給電を行うバッテリ(図示せず)の電圧保持に最低限必要な上限値に選択設定されている。
【0023】
また、第1温度防衛においては、作動温度TP1と解除温度TS1との間にヒステリシスが設けられており、図2の例では、解除温度TS1は130℃に設定されている。
すなわち、ファンなどで冷却されて周囲温度Tが下降し、解除温度TS1(=130℃)を下回った時点で、制御電圧Vcは14.5Vに復帰する。したがって、第1温度防衛の作動温度範囲は、図2内の曲線矢印のように表される。
このように、ヒステリシスを設けることにより、レギュレータ10のIC温度を効率的に低減することができる。
【0024】
一方、レギュレータ10は、制御電圧Vcに対して上限値を与える制御形態をとることから、たとえば図3に示すように、電圧指示命令C1が「10.5V」に設定された場合には、作動温度TP1(=140℃)において第1温度防衛が作動しても、制御電圧Vcは変化せず、制御電圧Vcは「10.5V」に保持される。
【0025】
通常、オルタネータの温度は、比較器5および制御電圧リミッタ回路2による第1温度防衛によって下降するが、予期し得ない理由によって、さらに温度が上昇し続けるおそれもある。
この場合、第2温度防衛の作動温度TP2(=160℃)に達した時点で、比較器6が作動して、フィールド電流遮断信号C3がフィールド電流制御回路3に入力されるので、オルタネータに対するフィールド電流iFが遮断される。
【0026】
このときの比較器6による第2温度防衛は、比較器5による第1温度防衛とは異なり、電圧指示命令C1の電圧値に依存せずに作動する。
また、第2温度防衛においてはレスポンス性を重視しており、第2温度防衛の解除温度は、作動温度TP2と同じ値に設定されている。
ただし、第2温度防衛の作動温度TP2は、作動動作および解除動作が繰り返されたときに、発電機回転子の励磁周波数が発振しないことを考慮して選択設定されている。
また、第1温度防衛、第2温度防衛のいずれにおいても、解除動作時においては、発電率漸増処理が実行されることにより、発電機(オルタネータ)のトルクショックを軽減させるようになっている。
【0027】
上記のように、レギュレータ10に温度センサ4を設け、IC自体の周囲温度Tを監視し、少なくとも2つの作動温度TP1、TP2に応じて、各々通常作動時とは異なるように制御電圧リミッタ回路2およびフィールド電流制御回路3の制御内容を変化させることにより、レギュレータ10の周囲の発電機構成部品の安全な使用を保障することができる。したがって、発電機の性能および効率を向上させることが可能な高信頼性のレギュレータ10(発電機制御装置)が得られる。
【0028】
また、第1温度防衛の作動温度TP1において、制御電圧Vcを通常値よりも低い値に設定し、第1温度防衛の解除温度TS1にヒステリシスを設けることにより、制御の変化をスムーズにするとともに、オルタネータの制御に影響をおよぼすことなく、レギュレータ10のIC自体の発熱を抑制することができる。
【0029】
また、第2温度防衛の作動温度TP2は、第1温度防衛の作動温度TP1の上限値よりも高く、比較器5の作動後に数10℃(たとえば、20℃)の非作動温度範囲(図2、図3内の作動温度範囲参照)を有することから、制御内容が異なる2段階の作動温度が非連続となるので、それぞれの制御開始および制御終了を安定して行うことができる。
【0030】
さらに、第1温度防衛の作動温度TP1よりも高い第2温度防衛の作動温度TP2において、フィールド電流iFを遮断するとともに、ヒステリシスのない解除動作を実行することにより、高レスポンスで高温時にフィールド電流iFを遮断して、過電圧による部品損傷を確実に抑制することができる。
なお、ここでは、レギュレータ10がオルタネータブラケット内に内蔵される場合を示したが、ブラケットに隣接して設けられてよく、同様の作用効果を奏する。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、電圧指示命令に応じて設定された制御電圧を、リミッタ回路制御信号に応答して制限する制御電圧リミッタ回路と、制御電圧リミッタ回路を介した制御電圧に基づいて発電機に対するフィールド電流を制御するフィールド電流制御回路と、周囲温度を検出する温度センサと、周囲温度を第1の作動温度および解除温度と比較する第1の比較器と、周囲温度を第1の作動温度よりも高い第2の作動温度および解除温度と比較する第2の比較器とを備え、第1の比較器は、周囲温度が第1の作動温度を超えたときに、制御電圧リミッタ回路を機能させるためのリミッタ回路制御信号を出力し、周囲温度が第1の解除温度を下回ったときに、リミッタ回路制御信号をリセットし、第2の比較器は、周囲温度が第2の作動温度を超えたときに、フィールド電流制御回路を遮断するためのフィールド電流遮断信号を出力し、周囲温度が第2の解除温度を下回ったときに、フィールド電流遮断信号をリセットし、レギュレータ自体の温度に応じて制御内容を変化させるようにしたので、発電機の性能および効率を向上させた高信頼性の発電機制御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を回路動作と関連させて示す機能ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1による制御電圧が14.5Vの場合での各温度に対する動作を示す説明図である。
【図3】この発明の実施の形態1による制御電圧が10.5Vの場合での各温度に対する動作を示す説明図である。
【図4】この発明の実施の形態1による温度センサに用いられるA/Dコンバータの具体的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 制御電圧設定回路、2 制御電圧リミッタ回路、3 フィールド電流制御回路、4 温度センサ、5、6 比較器、10 レギュレータ、C1 電圧指示命令、C2 リミッタ回路制御信号、C3 フィールド電流遮断信号、iF 制御電流、T 周囲温度、TP1 第1温度防衛の作動温度、TP2 第2温度防衛の作動温度、TS1 第1温度防衛の解除温度。

Claims (4)

  1. 電圧指示命令に応じて設定された制御電圧を、後記リミッタ回路制御信号に応答して制限する制御電圧リミッタ回路と、
    前記制御電圧リミッタ回路を介した制御電圧に基づいて発電機に対するフィールド電流を制御するフィールド電流制御回路と、
    周囲温度を検出する温度センサと、
    前記周囲温度を第1の作動温度および解除温度と比較する第1の比較器と、
    前記周囲温度を前記第1の作動温度よりも高い第2の作動温度および解除温度と比較する第2の比較器とを備え、
    前記第1の比較器は、前記周囲温度が前記第1の作動温度を超えたときに、前記制御電圧リミッタ回路を機能させるためのリミッタ回路制御信号を出力し、前記周囲温度が前記第1の解除温度を下回ったときに、前記リミッタ回路制御信号をリセットし、
    前記第2の比較器は、前記周囲温度が前記第2の作動温度を超えたときに、前記フィールド電流制御回路を遮断するためのフィールド電流遮断信号を出力し、前記周囲温度が前記第2の解除温度を下回ったときに、前記フィールド電流遮断信号をリセットすることを特徴とする発電機制御装置。
  2. 前記第1の解除温度は、前記第1の作動温度に対してヒステリシスを有するように、前記第1の作動温度よりも低い値に設定され、
    前記制御電圧リミッタ回路は、前記周囲温度が前記第1の作動温度を超えたときに、前記制御電圧を通常値よりも低い所定値に設定することを特徴とする請求項1に記載の発電機制御装置。
  3. 前記第2の比較器は、前記第1の比較器の作動後から、前記周囲温度の上昇によって作動するまでに、数10℃の非作動温度範囲を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電機制御装置。
  4. 前記フィールド電流遮断信号をリセットするための前記第2の解除温度は、前記第2の作動温度と同一値に設定され、
    前記フィールド電流制御回路は、前記周囲温度が前記第2の作動温度を超えたときに、前記発電機のフィールド電流を遮断することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の発電機制御装置。
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