JP3136751B2 - 燃焼機等の制御装置 - Google Patents

燃焼機等の制御装置

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JP3136751B2
JP3136751B2 JP04099191A JP9919192A JP3136751B2 JP 3136751 B2 JP3136751 B2 JP 3136751B2 JP 04099191 A JP04099191 A JP 04099191A JP 9919192 A JP9919192 A JP 9919192A JP 3136751 B2 JP3136751 B2 JP 3136751B2
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JP
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transistor
voltage
transistor motor
rotation speed
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誠一 篠田
伸二 宮内
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に家庭用の給湯機温風
機等に搭載される燃焼機の送風機の制御に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、送風機にトランジスタモータを搭
載した燃焼装置では、トランジスタモータの起動時に発
生するモータへの突入電流を抑えるため(突入電流値が
大きすぎるとモータを破壊してしまうため)、モータの
電源に直列に抵抗を挿入してそこに流れる電流によって
発生する電圧を用いてトランジスタを駆動するとともに
駆動用電圧調整部を停止するような電流制御部を設けて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の回路
ではトランジスタのB−E電圧の温度特性や直列に入れ
た抵抗のばらつきが、そのまま性能に影響するため制御
しようとする電流値が変化してしまう。そのためモータ
が破壊されない限界の電流値とモータの実使用時の最大
電流値との差が電流制御部でのばらつき幅より小さくな
ったりする場合にはモータは使えなくなってしまう。ま
た電流制限部で制限する電流値のばらつきを小さくする
ことは限界があり小さくできてもそれはコストアップに
なるなど使いづらいものであった。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解消する
ものでトランジスタモータの突入電流値を制御部により
抑えることでトランジスタモータの使い勝手をよくする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、燃焼部に燃焼用空気を送るトランジスタモ
ータを用いた送風機と、この送風機のトランジスタモー
タを制御する制御部とからなり、前記制御部は前記トラ
ンジスタモータへ徐々に増加する電圧を供給する駆動用
電圧調整部と、前記トランジスタモータの回転数情報を
出力する回転数フィードバック部と、この回転数フィー
ドバック部の信号により前記駆動用電圧調整部より出力
する電圧の増加率を変更する演算処理部を備え、前記演
算処理部はトランジスタモータの回転数が所定値以上に
なればそれまでの増加率より大きな増加率で変化する電
圧を供給するように指示するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記した構成によりトランジスタモー
タの起動時の突入電流をモータが破壊される電流値以下
におさえることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3により
説明する。図1は燃焼用送風機にトランジスタモータを
使った燃焼装置を搭載した給湯機の概略図である。1は
トランジスタモータ、2は燃焼用送風機、3は燃焼装
置、4は水との熱交換を行なう熱交換器、5は給湯器の
制御部、6はトランジスタモータの制御部である。
【0008】図2は図1のトランジスタモータの制御部
6の内容を示すブロック図である。トランジスタモータ
の制御部6ではモータの起動命令が来ても、一気に所定
の駆動電圧を印加せず、一定時間ごとに階段状に駆動電
圧がかかるように、マイクロコンピュータを有する演算
処理部7が駆動電圧調整部8をコントロールしている。
また演算処理部7にはトランジスタモータ1から、回転
数フィードバック部9をとおしてその時点のモータの回
転数情報が入ってくる。演算処理部7ではモータ回転数
が、一定の回転数以上になると一定時間ごとに階段状に
増やす増加分を加えるようになっている。
【0009】図3は、トランジスタモータ1起動時の時
間経過とともに変化するモータ駆動用電圧の変化を示し
たものである。起動直後から、A時間までの電圧の増加
分ΔV1に対し、モータの回転数が所定の回転数に達し
たA時間以降は、電圧増加分はΔV2として、A時間ま
での電圧増加分ΔV1より大きな割合で増やして印加す
る。
【0010】トランジスタモータ1に流れる電流値は、
一般にモータに印加している電圧が大きく急増した時
に、その直後には安定時に比べて大きい電流値が流れ
る。特にモータが止まっている状態から、大きな電圧が
印加された時がもっとも大きな電流が流れる特性をもっ
ている。しかし、モータの回転数は印加される電圧にほ
ぼ比例するので、印加される電圧が所定の値にならなけ
れば、ねらいの回転数に到らず、燃焼装置3では空気不
足状態になり異常燃焼になってしまう。そのため、モー
タが止まっている状態からのモータ駆動電圧はできるだ
け小さい変化で印加していき、モータが回りだして、
転数フィードバック部9の信号と目標回転数より決まる
所定の回転数を越えた時点からは、できるだけ早く目標
回転数となる所定の回転数に達するように、電圧の増加
量を、電圧を増加した直後のモータ電流が大きくなり過
ぎない程度まで増していくことにより、燃焼装置3で異
常燃焼を発生させることなく、又、モータ突入電流がモ
ータ破壊電流を越えないように起動させることができる
のである。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明はトランジスタモ
ータの制御部で起動時に印加するモータ駆動電圧を回転
数情報に応じて徐々に増加させるとともに、所定回転数
に達した後はモータへの印加電圧の変化量を増大させる
ようにコントロールすることでトランジスタモータの突
入電流を小さく抑えることが可能になるとともに、迅速
に所定回転数に達することができ、従来の電流制御部の
ように部品のばらつきや、温度特性の影響を受けること
がなくなり、使い勝手のよいトランジスタモータの起動
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す給湯機の概略図
【図2】図1のトランジスタモータ制御部の内容を示す
ブロック図
【図3】本実施例のモータ起動時に印加するモータ駆動
電圧の変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 トランジスタモータ 2 燃焼用送風機 3 燃焼装置 4 トランジスタモータの制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼部に燃焼用空気を送るトランジスタモ
    ータを用いた送風機と、この送風機のトランジスタモー
    タを制御する制御部とからなり、前記制御部は前記トラ
    ンジスタモータへ徐々に増加する電圧を供給する駆動用
    電圧調整部と、前記トランジスタモータの回転数情報を
    出力する回転数フィードバック部と、この回転数フィー
    ドバック部の信号により前記駆動用電圧調整部より出力
    する電圧の増加率を変更する演算処理部を備え、前記演
    算処理部はトランジスタモータの回転数が所定値以上に
    なればそれまでの増加率より大きな増加率で変化する電
    圧を供給するように指示する燃焼機等の制御装置。
JP04099191A 1992-04-20 1992-04-20 燃焼機等の制御装置 Expired - Lifetime JP3136751B2 (ja)

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