JP2772519B2 - 燃焼器のファンモータ回転数制御装置 - Google Patents

燃焼器のファンモータ回転数制御装置

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JP2772519B2 JP13292396A JP13292396A JP2772519B2 JP 2772519 B2 JP2772519 B2 JP 2772519B2 JP 13292396 A JP13292396 A JP 13292396A JP 13292396 A JP13292396 A JP 13292396A JP 2772519 B2 JP2772519 B2 JP 2772519B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対流用ファン、燃焼用フ
ァン等を具備した燃焼器に関し、特にファンモータの回
転数能力を制御する制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種ファンモータの回転数制御
は、電源の位相を切ることにより通電率を下げる位相制
御(特開平1−269821)か、或いは波抜き制御を
用いていた。このうち、波抜き制御では、常に何波か通
電し、1波抜くというように、単純なくり返しの波抜き
制御を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来方式の
うち、位相制御は通電率を下げるために位相を切るた
め、電圧の高いところでファンモータをオンさせなけれ
ばならず、ノイズの影響を受けやすく、またマイコンソ
フト的にも精度の高いタイマーを用いて位相の切り幅を
決めなければならず、プログラミングも複雑になるとい
う欠点があった。
【0004】また波抜き制御においては、規則的に何波
通電したら1波抜くというものであるため、例えば6波
通電して1波抜くというものであれば通電率は6/7と
なるが、通電率2/3、3/4、4/5、5/6、6/
7というように限られた通電率でしか通電できず、その
間の細かい制御ができなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記欠点を解決
すべくなされたもので、ファンモータと、室温検知回路
と、商用交流電源のゼロボルトクロス検出回路と、商用
交流電源からファンモータへの通電を制御するスイッチ
ング素子と、ゼロボルトクロス検出回路の検出するゼロ
ボルトにおいてスイッチング素子を制御して商用交流電
源の波の予め設定された総数のうちの最初の1波を通電
し、その次からは基準の通電率と現在の通電率を比較し
て現在の通電率が基準の通電率以下のときは次の1波を
通電し、他方現在の通電率が基準の通電率より大きいと
きは次の1波を非通電とする波抜き制御の可否の判定と
実行を予め設定された総波数について行なうとともに、
予め設定された総波数についての波抜き制御を実行した
後は再び次の予め設定された総波数について新たに同様
の制御をくり返して実行し、かつ基準となる通電率を室
温検知回路が検知する室温に応じて切換わる燃焼量に合
わせて設定する機能をもつマイコンとで燃焼器のファン
モータ回転数制御装置を構成した。
【0006】
【作用】本発明はこのような構成なので、マイコンは、
室温検知回路が検知する室温に応じて切換わる燃焼量に
合わせて設定されている基準通電率に基づき、ゼロボル
トクロス検出回路の検出するゼロボルトにおいてスイッ
チング素子を制御して商用交流電源の波の予め設定され
た総数のうちの最初の1波を通電し、その次からは基準
の通電率と現在の通電率を比較して現在の通電率が基準
の通電率以下のときは次の1波を通電し、他方現在の通
電率が基準の通電率より大きいときは次の1波を非通電
とする波抜き制御の可否の判定と実行を予め設定された
総波数について行なうとともに、予め設定された総波数
についての波抜き制御を実行した後は再び次の予め設定
された総波数について新たに同様の制御をくり返して実
行する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に従って説明する。
【0008】図1は本発明における燃焼器の概略回路図
であり、1は商用電源を示し、2−2は点火ヒータ6を
制御するためのリレー、3−2は室内に温風を送るため
の対流用ファン7を制御するためのスイッチング素子
(フォトトライアック)、4−2は燃焼用空気を供給す
るための燃焼用ファン8を制御するためのスイッチング
素子(フォトトライアック)、5−2はポンプ駆動回路
9に電源を供給するためのリレーであり、これらは電源
1に並列に接続されている。また前記ポンプ駆動回路9
はポンプ10を駆動して油を供給するための回路であ
る。11はトランスであり、この2次側に整流用のブリ
ッジダイオード12を接続し、平滑ようコンデンサ14
で平滑し、リレー2−1、5−1、スイッチング素子
(フォトトライアック)、3−1、4−1へ供給する電
源を構成している。そして13は低電圧レギュレータで
あり、マイコン15の電源を構成している。16は室温
検知回路であり、サーミスタ等により室温を検知するた
めの回路であり、マイコン15に信号を入力することに
よりマイコン15はA/D変換を行ない、室温を検出し
ている。17、18、19、20はリレー2−1、5−
1、フォトトライアック3−1、4−1のドライバーで
ある。21、22はフォトトライアックのダイオード側
に流れる電流を制限するための制限抵抗を示す。また2
3は商用電源1のゼロボルトクロス点を検出するための
ゼロボルト検出回路である。
【0009】ここで本発明における燃焼器の基本動作に
ついて説明する。
【0010】まず、燃焼用ファン8を回転させて燃焼用
の空気を供給し、かつ点火ヒータ6に通電させてポンプ
10を駆動し、油を供給して炎を形成させ、後の対流用
ファン7を回転させて温風を吹き出させる。また、図1
には記載されていないが、燃焼中は設定温度を設定する
ことができ、室温検知回路16より検知した室温との差
を考慮して燃焼量を強〜微燃焼に切換わるようになって
おり、油量はマイコン15からポンプ駆動回路9へ信号
を出力し、それに応じて油量を変えるようになってい
る。また対流用ファン7と燃焼用ファン8はフォトトラ
イアック3、4の通電率を変えることにより、風量を変
えている。
【0011】本発明は上記の対流用ファン7、燃焼用フ
ァン8のファンモータの回転数制御について、図2
(1)に示すように波抜き制御を行なうものである。
【0012】これは図2(2)に示すように、ゼロボル
トクロス検出回路23からの信号をマイコン15が検出
して図2(3)に示すようにマイコン15からフォトト
ライアック3−1、3−2、4−1、4−2への通電率
を下げて回転数を下げるものである。
【0013】またねらいの回転数にしたいとき、通電率
を例えば70%に下げればよいとすると、100波中7
0波通電し、30波は非通電させれば良いわけである
が、この場合70波連続して通電し、次に30波連続し
て非通電にすると、回転数にムラができてしまうため、
図3のフローチャートに示すように最初に1波通電し、
その次からは基準の通電率(本例では70/100)と
現在の通電率を比較して次の1波を通電するか非通電す
るかを決める方式とする。つまり、初めの1波を通電す
ると現在の通電率は1/1であるため、1/1と70/
100を比較すると70/100の方が小さいため、次
の1波は非通電とする。そして非通電したことにより現
在の通電率は1/2となり、70/100と比較すると
70/100の方が大きいため、次の1波は通電する。
それによって現在の通電率は2/3となり、70/10
0と比較すると70/100の方が大きいため、次も通
電する。そして現在の通電率は3/4となり、ここで7
0/100の方が小さくなったため、次は非通電にす
る。そして現在の通電率が3/5となり、70/100
の方が大きいため、次は通電する。そして現在の通電率
が4/6となり、70/100の方が大きいため、その
次も通電する。このように100波まで行なうと、ほぼ
均等に波抜きが行なわれ、70%の通電率となり、再び
次の1波から同様の計算で100波まで計算し、それを
くり返し行なわせる。
【0014】
【発明の効果】本発明によればファンモータの回転数制
御をかなり細かくでき、なおかつマイコンソフト的にも
精度の高いタイマーが要らないため、制御装置を簡単化
することができ、またファンモータのオン、オフは必ず
ゼロボルトクロス点であるためノイズも少ないという効
果がある。
【0015】また本例では100波目で再び初めから計
算するようにしているため、基準の通電率は1%ずつ設
定することができるが(例えば70%、71%、72%
というように)、1000波毎にキャンセルするように
すれば、0.1%毎に設定することができる(例えば7
0%、70.1%、70.2%というように)利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における燃焼器野概略回路図である。
【図2】本発明の制御を行なったときのファンモータ間
電圧波形、ゼロボルトクロス検出回路の出力、フォトト
ライアックへのマイコン出力の関係をそれぞれ示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例のフローチャートを示すもの
である。
【符号の説明】
3−1、3−2 スイッチング素子(フォトトライアッ
ク) 4−1、4−2 スイッチング素子(フォトトライアッ
ク) 7 対流用ファン 8 燃焼用ファン 15 マイコン 23 ゼロボルトクロス検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 3/00 - 3/08 F23N 5/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンモータ(7、8)と、室温検知回
    路(16)と、商用交流電源(1)のゼロボルトクロス
    検出回路(23)と、前記商用交流電源から前記ファン
    モータへの通電を制御するスイッチング素子(3−1、
    3−2、4−1、4−2)と、前記ゼロボルトクロス検
    出回路の検出するゼロボルトにおいて前記スイッチング
    素子を制御して前記商用交流電源の波の予め設定された
    総数のうちの最初の1波を通電し、その次からは基準の
    通電率と現在の通電率を比較して現在の通電率が基準の
    通電率以下のときは次の1波を通電し、他方現在の通電
    率が基準の通電率より大きいときは次の1波を非通電と
    する波抜き制御の可否の判定と実行を前記予め設定され
    た総波数について行なうとともに、前記予め設定された
    総波数についての波抜き制御を実行した後は再び次の予
    め設定された総波数について新たに同様の制御をくり返
    して実行し、かつ前記基準となる通電率を前記室温検知
    回路が検知する室温に応じて切換わる燃焼量に合わせて
    設定する機能をもつマイコン(15)とからなることを
    特徴とする燃焼器のファンモータ回転数制御装置。
JP13292396A 1996-05-28 1996-05-28 燃焼器のファンモータ回転数制御装置 Expired - Lifetime JP2772519B2 (ja)

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JP7395435B2 (ja) * 2020-07-03 2023-12-11 ダイニチ工業株式会社 空調装置

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