JPH0522847A - モータ制御回路の安全装置 - Google Patents

モータ制御回路の安全装置

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JPH0522847A
JPH0522847A JP3170124A JP17012491A JPH0522847A JP H0522847 A JPH0522847 A JP H0522847A JP 3170124 A JP3170124 A JP 3170124A JP 17012491 A JP17012491 A JP 17012491A JP H0522847 A JPH0522847 A JP H0522847A
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JP
Japan
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motor
microcomputer
control circuit
signal
current detection
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JP3170124A
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English (en)
Inventor
Uichiro Sawabe
宇一郎 沢辺
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路素子の短絡などによってモータ巻線が過
熱するような事故を防止できるようにする。 【構成】 モータ制御回路は、運転制御用マイクロコン
ピュータ(14)からの運転信号により単相交流モータ(2)
の正回転および逆回転を制御する。安全装置は、モータ
(2) の運転電流を検知して運転電流検知信号を出力する
変流器(17)を具備し、マイクロコンピュータ(14)から運
転信号を出力していない状態でマイクロコンピュータ(1
4)に変流器(17)から運転電流検知信号が入力されたとき
に、警報を発し、モータ(2) への通電を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、モータ制御回路の安
全装置、さらに詳しくは、たとえば電気洗濯機などに使
用される単相交流モータの制御回路の安全装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気洗濯機の単相誘導モータの制御回路
として、図2に示すようなものが知られている。
【0003】図2において、(1) は単相交流電源、(2)
は単相誘導モータ、(2a)はモータ(2) の主巻線、(2b)は
モータ(2) の補助巻線である。(3) は始動のための進相
コンデンサ、(4)(5)は制御用トライアックである。(6)
(7)はトライアック(4)(5)のゲート電流を制限する抵
抗、(8)(9)はNPNトランジスタ、(10)(11)(12)(13)は
トランジスタ(8)(9)の動作を安定にするための抵抗であ
る。
【0004】(14)は運転制御用マイクロコンピュータ
(以下マイコンという)、(15)は制御回路用直流電源、
(16)はマイコン(14)に運転/停止の指令を与える操作ス
イッチ群である。(O1)(O2)はマイコン(14)の出力端子、
(I1)(I2)はマイコン(14)の入力端子である。
【0005】マイコン(14)は、操作スイッチ群(16)の操
作に基づいて、2つの出力端子(O1)(O2)のいずれかから
運転信号を出力することにより、モータ(2) の正回転お
よび逆回転を制御する。すなわち、次に説明するよう
に、第1出力端子(O1)をH(High)レベルにして運転信
号(正回転信号)を出力することによりモータ(2) を正
回転させ、第2出力端子(O2)をHレベルにして運転信号
(逆回転信号)を出力することによりモータ(2) を逆回
転させる。
【0006】操作スイッチ群(16)を操作してマイコン(1
4)に運転指令を与えると、まず、第1出力端子(O1)がH
レベルになり、これにより、第1トランジスタ(8) がオ
ンして、第1トライアック(4) がオンし、モータ(2) は
正回転する。また、逆回転のときは、まず、2つの出力
端子(O1)(O2)がともにL(Low )レベルになってから第
2出力端子(O2)がHレベルになり、第2トランジスタ
(9)がオンして、第2トライアック(5) がオンし、モー
タ(2) は逆回転する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図2の制御回路におい
て、トランジスタ(8)(9)またはトライアック(4)(5)に短
絡などの故障が生じてオン状態のままになると、モータ
(2) の巻線(2a)(2b)に同相の交流電流が流れる。この電
流は正常時の電流より数倍大きく、しかもモータ(2) は
回転しないので、巻線(2a)(2b)が過熱して、最悪の場合
は、モータ(2) が発煙、焼損するなどの重大事故とな
る。
【0008】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
回路素子の短絡などによってモータ巻線が過熱するよう
な事故を防止できるモータ制御回路の安全装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明によるモータ制
御回路の安全装置は、運転制御用マイコンからの運転信
号により単相交流モータの正回転および逆回転を制御す
るモータ制御回路において、単相交流モータの運転電流
を検知して運転電流検知信号を出力する電流検知手段を
具備し、運転制御用マイコンから運転信号を出力してい
ない状態でマイコンに電流検知手段から運転電流検知信
号が入力されたときに、警報が発せられるようになされ
ているものである。
【0010】好ましくは、上記警報とともに、単相交流
モータへの通電を停止するようになされている。
【0011】
【作用】運転制御用マイコンから運転信号を出力してい
ないにもかかわらず回路素子の短絡などの故障によって
モータに電流が流れている場合、マイコンに電流検知手
段から運転電流検知信号が入力し、警報が発せられる。
このため、異常事態が発生したことがわかり、モータ巻
線の過熱による事故を防ぐことができる。
【0012】また、警報とともに、単相交流モータへの
通電を停止するようになされていれば、上記のような事
故を確実に防止することができる。
【0013】
【実施例】以下、図1を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0014】図1は洗濯機のモータ制御回路の1例を示
しており、図2の従来例と同じ部分には同一の符号を付
している。
【0015】この制御回路には、図2の回路に安全装置
として次のような構成が付加されている。
【0016】交流電源(1) とモータ(2) の巻線(2a)(2b)
との間に、変流器(カレントトランス)(17)の一次巻線
(17a) が設けられている。(18)は、変流器(17)の二次巻
線(17b) の出力電圧波形を安定にするための抵抗であ
る。変流器(17)の二次巻線(17b) の一方の端子は整流用
ダイオード(19)を介してマイコン(14)の第3入力端子(I
3)に入力し、この入力端子(I3)と直流電源(15)の−側端
子との間に、整流した電圧を平滑化するコンデンサ(20)
と電圧を安定化する抵抗(21)が並列に接続されている。
【0017】変流器(17)は、次のように、モータ(2) の
運転電流を検知してマイコン(14)の第3入力端子(I3)に
運転電流検知信号を出力する電流検知手段を構成してい
る。
【0018】モータ(2) の巻線(2a)(2b)に電流が流れて
いない場合、変流器(17)の一次巻線(17a) に電流が流れ
ず、二次巻線(17b) に出力電圧が発生しない。このた
め、ダイオード(19)を通してコンデンサ(20)に充電され
ることがなく、マイコン(14)の第3入力端子(I3)の電圧
はLレベルになる。モータ(2)の巻線(2a)(2b)に電流が
流れると、変流器(17)の一次巻線(17a) に電流が流れ、
二次巻線(17b) に交流電圧が発生する。そして、この電
圧がダイオード(19)によって整流され、コンデンサ(20)
により平滑化されて、マイコン(14)の第3入力端子(I3)
に伝えられる。このため、第3入力端子(I3)がHレベル
になって、運転電流検知信号が入力する。
【0019】直流電源(15)の+側端子と−側端子との間
に、マイコン(14)の第3出力端子(O3)からの信号を受け
て警報を発する警報器(22)が接続されている。
【0020】また、直流電源(15)の+側端子と−側端子
との間にリレー(リレーコイル)(23)とこれを制御する
NPNトランジスタ(24)が直列に接続されており、この
リレー(23)の常開接点(23a) が交流電源(1) と変流器(1
7)の一次巻線(17a) との間に挿入されている。リレー(2
3)には、ダイオード(25)が並列に接続されている。な
お、(26)(27)は、トランジスタ(24)の動作を安定にする
ための抵抗である。
【0021】マイコン(14)は、第3入力端子(I3)の電圧
を監視しており、これがHレベルになって運転電流検知
信号が入力した場合、第1および第2出力端子(O1)(O2)
から運転信号を出力しているかどうかを調べ、これらの
出力端子(O1)(O2)のいずれかから運転信号が出力されて
いれば正常であると判断し、いずれからも運転信号が出
力されていなければ異常であると判断し、後述する異常
処理を行なう。
【0022】次に、図1の制御回路とくに安全装置の動
作について説明する。
【0023】操作スイッチ群(16)を操作して運転開始を
マイコン(14)に伝えると、まず、マイコン(14)の第4出
力端子(O4)がHレベルになり、これにより、第3トラン
ジスタ(24)がオンになり、リレー(23)に通電されて、そ
のリレー接点(23a) がオン(閉)になる。これにより、
交流電源(1) の電圧がモータ(2) の巻線(2a)(2b)に印加
される。このとき、第1および第2出力端子(O1)(O2)は
Lレベルであって運転信号は出力されておらず、トライ
アック(4)(5)はオンになっていないので、モータ巻線(2
a)(2b)には電流は流れない。したがって、マイコン(14)
の第3入力端子(I3)の電圧はLレベルであって、運転電
流検知信号は入力していない。そして、このように運転
電流検知信号が入力していないときは、正常であるの
で、マイコン(14)は第1出力端子(O1)をHレベルにして
運転信号を出力し、第1トランジスタ(8) を通じて第1
トライアック(4) をオンにする。これにより、巻線(2a)
(2b)に運転電流が流れ、モータ(2) は正回転する。
【0024】このようにモータ(2) の巻線(2a)(2b)に電
流が流れると、マイコン(14)の第3入力端子(I3)の電圧
がHレベルになって、運転電流検知信号が入力する。こ
のときは、運転電流検知信号が入力しているが、第1出
力端子(O1)から運転信号を出力しているので、マイコン
(14)は、正常であると判断し、運転を継続する。
【0025】今、仮に、トライアック(4)(5)、トランジ
スタ(8)(9)のいずれか1つ以上に短絡などの故障が生じ
たとすると、マイコン(14)が運転信号を出力していない
のにモータ(2) の巻線(2a)(2b)に電流が流れ、マイコン
(14)の第3入力端子(I3)がHレベルになって運転電流検
知信号が入力する。このとき、運転信号を出力していな
いのに運転電流検知信号が入力しているので、マイコン
(14)は、異常であると判断し、第3出力端子(O3)より警
報信号を発生して、警報器(22)より警報を発生し、第4
出力端子(O4)をLレベルにして、第3トランジスタ(24)
をオフにする。これにより、リレー(23)がオフになっ
て、そのリレー接点(23a) がオフ(開)になり、モータ
(2) の巻線(2a)(2b)への通電が停止する。このため、巻
線(2a)(2b)の過熱による発煙、焼損などの事故が未然に
防止される。
【0026】
【発明の効果】この発明のモータ制御回路の安全装置に
よれば、上述のように、運転制御用マイコンから運転信
号を出力していない状態でマイコンに電流検知手段から
運転電流検知信号が入力されたときに、警報を発するこ
とにより、回路素子の短絡などの故障によってモータの
巻線が過熱して発煙、焼損などの事故を起こすことを防
止することができる。
【0027】また、警報とともに、単相交流モータへの
通電を停止することにより、このような事故を確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すモータ制御回路の回路
図である。
【図2】従来例を示すモータ制御回路の回路図である。
【符号の説明】
(2) 単相誘導モータ (14) マイクロコンピュータ (17) 変流器 (22) 警報器 (23) リレー (23a) リレー接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転制御用マイクロコンピュータからの運
    転信号により単相交流モータの正回転および逆回転を制
    御するモータ制御回路において、単相交流モータの運転
    電流を検知して運転電流検知信号を出力する電流検知手
    段を具備し、運転制御用マイクロコンピュータから運転
    信号を出力していない状態でマイクロコンピュータに電
    流検知手段から運転電流検知信号が入力されたときに、
    警報が発せられるようになされているモータ制御回路の
    安全装置。
  2. 【請求項2】上記警報とともに、単相交流モータへの通
    電を停止するようになされている請求項1のモータ制御
    回路の安全装置。
JP3170124A 1991-07-10 1991-07-10 モータ制御回路の安全装置 Withdrawn JPH0522847A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101390473B1 (ko) * 2013-12-26 2014-04-29 (주)맥원 오븐용 ac모터의 브레이크 제어시스템

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Effective date: 19981008