JPH051458Y2 - - Google Patents

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JPH051458Y2
JPH051458Y2 JP1986052788U JP5278886U JPH051458Y2 JP H051458 Y2 JPH051458 Y2 JP H051458Y2 JP 1986052788 U JP1986052788 U JP 1986052788U JP 5278886 U JP5278886 U JP 5278886U JP H051458 Y2 JPH051458 Y2 JP H051458Y2
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core support
radiator
radiator core
mounting bolt
support upper
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両のラジエータを支持するラジエー
タコアサポート構造に関する。
(従来の技術) 従来この種のラジエータコアサポート構造とし
ては、たとえば第4図に示すようなものがある
(昭和54年6月日産自動車株式会社発行サービス
周報第382号セドリツク、グロリア430型車の紹介
303頁参照)。すなわち、1はラジエータコアサポ
ートアツパで、その両端部は下端にフロントエプ
ロン2が結合されるラジエータコアサポートサイ
ド3上端部に結合されている。このラジエータコ
アサポートアツパ1には、第6図に示すようにブ
ラケツト4を介してラジエータ5上端部がラジエ
ータ取付ボルト6により取付けられる。ラジエー
タコアサポートアツパ1は通常溝型鋼により構成
され、下方に向つて開いたチヤンネル部7を有し
ている。この第6図中、8はラジエータコアサポ
ートアツパ1両端部を補強するブレースである。
ラジエータ取付ボルト6は、ラジエータコアサポ
ートアツパ1の内側面に溶着されたナツト9に螺
着され、ねじ軸61端部はチヤンネル部7内に突
出している。一方チヤンネル部7内には、第5図
に示すように車両前部に取付けられるランプやホ
ーン等の電装部品に配線するためのワイヤーハー
ネス10が通され、スペ−スの有効利用が図られ
ている。しかしラジエータ取付ボルト6のねじ軸
61端部がチヤンネル部7内に突出しているの
で、ワイヤーハーネス10がねじ軸61端部と干
渉して傷付くおそれがある。そこで、ラジエータ
コアサポートアツパ1上面の後側縁に切欠き11
を設け、上記ラジエータ取付ボルト6が螺着され
るナツト9の位置を上方に位置させて、ラジエー
タ取付ボルト6のねじ軸61端部をチヤンネル部
7の奥端面71に近接させてワイヤーハーネス1
0との干渉を回避させるようになつていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、斯かる従来例の場合には、ラジエータ
取付ボルト6のねじ軸61端部がチヤンネル部7
の奥端面71に近接しているものの、ねじ軸61
端部がチヤンネル部7内に露出しているので、ワ
イヤーハーネス10との干渉を完全に回避するこ
とができず、なおワイヤーハーネス10の傷付き
が生じるおそれがあつた。またラジエータコアサ
ポートアツパ1に切欠き11を設けているので、
ラジエータコアサポートアツパ1の強度が低下す
るという問題もあつた。さらに、上記ワイヤーハ
ーネス10の干渉を防止するために、ラジエータ
コアサポートアツパ1にワイヤーハーネスの逃げ
孔を設けることも考えられるが、この場合にもラ
ジエータコアサポートアツパ1の強度低下の問題
がある。
本考案は上記した従来技術の問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところ
は、ラジエータコアサポートアツパの強度を低下
させたり、部品点数を増加したりすることなく、
ワイヤーハーネスとラジエータ取付ボルトのねじ
軸端部との干渉を完全に防止し得るラジエータコ
アサポート構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案にあつて
は、ワイヤーハーネスを通すチヤンネル部を有
し、両端部がサイド部材に結合される断面略コ字
形のラジエータコアサポートアツパにラジエータ
取付ボルトのねじ軸端部を上記チヤンネル部内に
突出させて取付けるラジエータコアサポート構造
において、前記サイド部材のラジエータコアサポ
ートアツパとの結合部を、少なくともラジエータ
取付ボルトの近傍まで延長すると供に、ラジエー
タ取り付けボルトに対し下方に変位させ、前記ワ
イヤーハーネスとラジエータ取付ボルトとを遮蔽
する遮蔽部を設けたものから成つている。
(作用) 本考案にあつては、取付ボルトのねじ軸端部は
サイド部材に設けた遮蔽部によつて遮蔽され、ワ
イヤーハーネスのねじ軸端部側への移動が規制さ
れ、ワイヤーハーネスとねじ軸端部との干渉が防
止される。また、サイド部材を下方に変位させた
遮蔽部とラジエータコアサポートアツパとで閉断
面を構成することにより、遮蔽部が補強部材とし
て機能し、該ラジエータコアサポートアツパの強
度、即ち曲げ剛性が向上する。更に、遮蔽部はサ
イド部材を延長して一体的に構成したものである
ため、部品点数はそのままである。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。本考案の一実施例に係るラジエータコアサポ
ート構造の要部を示す第1図乃至第3図におい
て、従来例と同一の構成部分については同一の符
号を付して説明すると、1はラジエータコアサポ
ートアツパで、このラジエータコアサポートアツ
パ1はラジエータコアサポートサイド3上端部に
結合されている。ラジエータコアサポートサイド
3の下端は第4図に示す従来例と同様にフロント
エプロン2に結合されるものである。また8はブ
レースであり、ラジエータコアサポートアツパ1
両端部を補強するものである。上記ラジエータコ
アサポートサイド3およびブレース8がサイド部
材を構成するものである。このラジエータコアサ
ポートアツパ1には、ラジエータ5上端部がブラ
ケツト4を介してラジエータ取付ボルト6により
取付けられている。ラジエータコアサポートアツ
パ1は下方に向つて開いた断面略コ字形の溝形鋼
より成り、車幅方向に延びるチヤンネル部7を有
している。上記ブレース8も断面略コ字形状で、
上記チヤンネル部7内に嵌込まれてラジエータコ
アサポートアツパ1内面に接合されている。
一方9はラジエータ取付ボルト6が螺着される
ナツトで、ラジエータコアサポートアツパ1の後
面部1aの内側面に溶着されており、ラジエータ
取付ボルト6のねじ軸61端部がチヤンネル部7
内に突出している。ナツト9の取付位置はブレー
ス8の端縁位置付近となつている。このブレース
8の端縁はその上面部81が下方に折曲されてチ
ヤンネル部7に通されるワイヤーハーネス10を
上記ねじ軸61端部から遮蔽する遮蔽部12を構
成している。すなわちラジエータコアサポートア
ツパ1の上面部1bに接合されるブレース8の上
面部81がその端縁においてテーパ状に成形さ
れ、遮蔽部12端縁位置がナツト9の位置よりも
下方に配置されている。また遮蔽部12に対応し
てラジエータコアサポートアツパ1上面部1b
も、そのナツト9取付部において上方に突出する
隆起部1cが設けられており、ナツト9の位置を
可及的に上方に配置させるようになつている。
上記構成のラジエータコアサポート構造にあつ
ては、ラジエータコアサポートアツパ1のチヤン
ネル部7内にワイヤーハーネス10が通されて図
示しない車体前部に配置されるランプやホーン等
の電装部品に結線される。一方ラジエータ取付ボ
ルト6はラジエータコアサポートアツパ1に溶着
されたナツト9に螺着され、ねじ軸61端部がチ
ヤンネル部7内に突出しているが、ワイヤーハー
ネス10は遮蔽部12によつて上方への移動が規
制され、ねじ軸61端部との干渉が完全に防止さ
れる。また、ブレース8の端縁を下方に変位させ
た遮蔽部12とラジエータコアサポートアツパ1
とで閉断面を構成することにより、遮蔽部12が
補強部材として機能し、該ラジエータコアサポー
トアツパ1の強度即ち、曲げ剛性が向上する。
従つて、例えば車両の走行中に前輪からの突き
上げ等によりラジエータコアサポートアツパ1に
対して内倒れ方向(車幅方向)に曲げ荷重が加わ
つたとしても、この荷重はラジエータコアサポー
トアツパ1と遮蔽部12とに分散し、ラジエータ
コアサポートアツパ1への応力集中はなく、その
変形を防止できる。
更に、遮蔽部12はブレース8を延長して一体
的に構成したものであるため、部品点数はそのま
まである。従つて、製造工程においてはラジエー
タコアサポートアツパ1とブレース8とを結合す
るだけでワイヤーハーネス10とラジエータ取付
ボルト6との遮蔽が完了することとなり、組付作
業工数、作業時間の抑制による製造コストの低減
を実現できる。
尚上記実施例においては、ラジエータコアサポ
ートアツパ1を補強するブレース8に遮蔽部12
を設けたが、ブレース8に設けないでラジエータ
コアサポートサイド3に設けてもよい。
(考案の効果) 本考案は以上の構成および作用から成るもの
で、ラジエータコアサポートアツパのチヤンネル
部内に突出するラジエータ取付ボルトのねじ軸端
部が、サイド部材に設けた遮蔽部によつて遮蔽さ
れるので、チヤンネル部内を通るワイヤーハーネ
スとラジエータ取付ボルトのねじ軸端部との干渉
を完全に防止することができる。またサイド部材
を下方に変位させた遮蔽部とラジエータコアサポ
ートアツパとで閉断面を構成することにより、遮
蔽部が補強部材として機能し、該ラジエータコア
サポートアツパの強度即ち、曲げ剛性が向上す
る。従つて、例えば車両の走行中にラジエータコ
アサポートアツパに曲げ荷重が加わつたとして
も、この荷重はラジエータコアサポートアツパと
遮蔽部とに分散するから、ラジエータコアサポー
トアツパへの応力集中はなく、その変形を防止で
きる。
更に、遮蔽部はサイド部材を延長して一体的に
構成したものであるため、部品点数はそのままで
ある。従つて、製造工程ではラジエータコアサポ
ートアツパとサイド部材とを結合するだけでワイ
ヤーハーネスとラジエータ取付ボルトとの遮蔽を
完了でき、組付作業工数、作業時間の抑制による
製造コストの低減を実現できる等の種々の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るラジエータコ
アサポート構造を示す要部破断斜視図、第2図は
第1図のラジエータコアサポート構造の要部縦断
面図、第3図は第1図の破断正面図、第4図は従
来のラジエータコアサポート構造の概略分解斜視
図、第5図は従来のラジエータコアサポート構造
の要部斜視図、第6図は第5図の要部拡大縦断面
図である。 符号の説明、1……ラジエータコアサポートア
ツパ、3……ラジエータコアサポートサイド(サ
イド部材)、5……ラジエータ、6……ラジエー
タ取付ボルト、61……ねじ軸、7……チヤンネ
ル部、8……ブレース(サイド部材)、10……
ワイヤーハーネス、12……遮蔽部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ワイヤーハーネスを通すチヤンネル部を有し、
    両端部がサイド部材に結合される断面略コ字形の
    ラジエータコアサポートアツパに、ラジエータ取
    付ボルトを該ボルトのねじ軸端部を上記チヤンネ
    ル部内に突出させて取付けるラジエータコアサポ
    ート構造において、 前記サイド部材のラジエータコアサポートアツ
    パとの結合部を、少なくともラジエータ取付ボル
    トの近傍まで延長すると共に、ラジエータ取り付
    けボルトに対し下方に変位させ、前記ワイヤーハ
    ーネスとラジエータ取付ボルトとを遮蔽する遮蔽
    部を設けたことを特徴とするラジエータコアサポ
    ート構造。
JP1986052788U 1986-04-10 1986-04-10 Expired - Lifetime JPH051458Y2 (ja)

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JP1986052788U JPH051458Y2 (ja) 1986-04-10 1986-04-10

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Publication Number Publication Date
JPS62165124U JPS62165124U (ja) 1987-10-20
JPH051458Y2 true JPH051458Y2 (ja) 1993-01-14

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4494846B2 (ja) * 2004-04-07 2010-06-30 古河電気工業株式会社 ワイヤーハーネス配索構造
JP6206119B2 (ja) * 2013-11-21 2017-10-04 住友電装株式会社 車両のホーン用ワイヤハーネスの保護構造及び車両のフロントグリルモジュール

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753051U (ja) * 1980-09-11 1982-03-27
JPS6035770U (ja) * 1983-08-17 1985-03-12 九州日立マクセル株式会社 電動噴霧器

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