JPH0514547Y2 - - Google Patents

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JPH0514547Y2
JPH0514547Y2 JP1329686U JP1329686U JPH0514547Y2 JP H0514547 Y2 JPH0514547 Y2 JP H0514547Y2 JP 1329686 U JP1329686 U JP 1329686U JP 1329686 U JP1329686 U JP 1329686U JP H0514547 Y2 JPH0514547 Y2 JP H0514547Y2
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printed wiring
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conductive
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、プリント配線板、フレキシブルプリ
ント回路、フレキシブルプリントケーブルあるい
はデイスプレイパネル基板などのプリント配線部
材の改良に関するものである。
〔技術分野〕
プリント配線部材を相互に接続する場合などに
は、各々のプリント配線部材の一部に、導体の端
子部を所定の間隔で多数配列した接続箇所を設
け、両方の接続箇所を対向させて多数の導体を一
括接続する方法がとられる。このような接続を簡
単に行う方法として、異方性導電膜を使用する方
法が公知である(例えば電子技術第26巻第7号
119〜120頁)。
異方性導電膜による接続は次のように行われ
る。例えば第3図に示すように絶縁シート11上
に導体の端子部12が所定の間隔で配列された一
方のプリント配線部材の接続箇所13と、同じく
絶縁シート14上に導体の端子部15が所定の間
隔で配列された他方のプリント配線部材の接続部
16とを対向させ、その間に異方性導電膜17を
配置する。異方性導電膜17は接着性を有する熱
硬化性樹脂18中に金属微粒子19を分散させて
フイルム状にしたもので、これを両接続部13,
16間に挟んで加熱加圧すると、第4図に示すよ
うに対向する端子部12と15の間では金属微粒
子19の介在により導通がとれ、それ以外のとこ
ろでは金属微粒子19が樹脂18に包まれたまま
となつて絶縁が保たれるようになる。つまり導電
膜17は厚さ方向には導通するが、幅方向には導
通しないという異方性を示すため、多数の端子部
を一括接続できることになる。
しかし従来の方法は、樹脂に含まれている金属
微粒子を導体の端子部で挟みつけることにより導
通を得るものであるため、導通抵抗を低くするに
は樹脂中の金属微粒子密度を高める必要があり、
その密度を高めると隣合う端子部間の絶縁性が低
下するという問題がある。このため従来の方法で
は、対向する端子部間の導通抵抗低減と、隣合う
端子部間の絶縁性向上を同時に達成することが困
難であつた。そしてこれは接続部の小型化を阻害
する要因にもなる。
このほかエラストマーシート内に、その厚さ方
向に貫通するように多数の金属細線を埋め込んだ
異方性導電膜も公知である。この異方性導電膜
は、接続すべきプリント配線部材の接続箇所の間
に挟んで外部から圧力をかけ、金属細線に突つ張
り力を生じさせて端子部間の導通をとるものであ
る。このため接続部に常に所定の圧力をかける手
段を設けなければならないという難点がある。
また上記のいずれの場合も接続に際しては異方
性導電膜という別部品の取扱を必要とするため、
接続作業が繁雑になるという問題もある。
〔問題点の解決手段とその作用〕
本考案は、上記のような従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、絶縁シート上に所定パター
ンの導体が形成され、その導体の端子部を配列し
た他の部材との接続箇所が設けられているプリン
ト配線部材において、上記接続箇所に接着性樹脂
膜が張りつけられており、その接着性樹脂膜の上
記端子部上に位置する部分だけが導電化されてい
ることを特徴とするものである。
このプリント配線部材は接続箇所に相手部材の
接続箇所を重ねて加熱加圧するだけで、接続を行
うことができる。また接着性樹脂膜は端子部上に
位置する部分だけが導電化されているので、対向
する端子部間の良好な導電性と隣合う端子部間の
良好な絶縁性を両立させることができる。
〔実施例〕
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
す。図において、21はプリント配線部材で、絶
縁シート22上に所定パターンの導体23を形成
したものである。絶縁シート22はプラスチツク
シートやガラスエポキシ板などからなる。導体2
3は絶縁シート22に張り付けた銅箔に所定パタ
ーンのマスクをかけ、エツチングすること等によ
り形成される。プリント配線部材21の一部には
各導体23の端子部23aを所定の間隔で配列し
た接続箇所24が設けられている。この接続箇所
24上には接着性樹脂膜25が張りつけられてお
り、その接着性樹脂膜25の端子部23a上に位
置する部分は導電化され、導電化部分25aとな
つている。
接着性樹脂膜25としては半硬化させた熱硬化
性樹脂あるいはホツトメルト樹脂を使用できる。
接着性樹脂膜25に導電化部分25aを形成する
には、導電性ポリマーの電解重合法を使用すると
よい。この方法は、例えばプリント配線部材21
の接続箇所24に接着性樹脂膜25を張りつけた
後、そのプリント配線部材21の導体23を陽極
として、ピロールを含む電解液中で電解を行い、
接着性樹脂膜25内に導電性のポリピロールを生
成させるものである。このようにするとポリピロ
ールは端子部23a上にのみ成長するので、端子
部23a上に導電化部分25aを形成することが
できる。
このほか端子部と同じ間隔で導電化部分を予め
形成した接着性樹脂膜を接続箇所に張りつけるよ
うにしてもよい。また導電化部分は上記のような
導電性ポリマーの生成によるもの以外にも、その
部分だけに銀粉や銅粉を混入することにより形成
してもよい。
このプリント配線部材21に他の部材を接続す
るには、第2図に示すように接続箇所24に他の
部材の接続箇所26を載せ、位置決めして加熱加
圧すればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のプリント配線部材
は、接続箇所に導体の端子部に対応する部分だけ
が導電化された接着性樹脂膜が張りつけられてい
るので、他の部材との接続がきわめて容易であ
り、また対向する端子部間の導電性ならびに隣合
う端子部間の絶縁性をそれぞれ良好に保つことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るプリント配線
部材の平面図、第2図は第1図の−線拡大断
面図、第3図および第4図は従来のプリント配線
部材の接続過程を示す断面図である。 21……プリント配線部材、22……絶縁シー
ト、23……導体、23a……端子部、24……
接続箇所、25……接着性樹脂膜、25a……導
電化部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁シート上に所定パターンの導体が形成さ
    れ、その導体の端子部を配列した他の部材との接
    続箇所が設けられているプリント配線部材におい
    て、上記接続個所に接着性樹脂膜が張りつけられ
    ており、その接着性樹脂膜の上記端子部上に位置
    する部分だけが導電化されていることを特徴とす
    るプリント配線部材。
JP1329686U 1986-02-03 1986-02-03 Expired - Lifetime JPH0514547Y2 (ja)

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JP1329686U JPH0514547Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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JP1329686U JPH0514547Y2 (ja) 1986-02-03 1986-02-03

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JPS62126863U JPS62126863U (ja) 1987-08-12
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JP2532267B2 (ja) * 1988-02-18 1996-09-11 日本写真印刷株式会社 積層回路基板

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JPS62126863U (ja) 1987-08-12

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