JPH0455353Y2 - - Google Patents

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JPH0455353Y2
JPH0455353Y2 JP1986169712U JP16971286U JPH0455353Y2 JP H0455353 Y2 JPH0455353 Y2 JP H0455353Y2 JP 1986169712 U JP1986169712 U JP 1986169712U JP 16971286 U JP16971286 U JP 16971286U JP H0455353 Y2 JPH0455353 Y2 JP H0455353Y2
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thermoplastic resin
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film
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表示装置に関し、特に平板形の表示装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、蛍光表示、液晶表示、プラズマ表示等の
平板形表示パネルの端子の接合にはフレキシブル
回路板と呼ばれる複合導電樹脂により多数の導体
と端子を同時に一括して接着し、電気的に接続す
る方法が実用化され、金属製リードフレームに代
り広く用いられるようになつて来た。
第2図は従来の表示パネルのリード端子とその
近傍の一例を示す斜視図である。
ガラス基板1上には封着部7を貫通して長方形
のリード端子121,122が設けられている。
第3図はフレキシブル回路板の一例を示す斜視
図である。
耐熱性のポリイミド膜41上に一定間隔をおい
て導体箔42a,42bが配置固定され、導体粒
子31が分散している熱可塑性樹脂32によつて
被覆されている。
第4図a,bは従来の表示装置の一使用例の斜
視図及びB−B′線断面図である。
ガラス基板1上のリード端子121,122に
フレキシブル回路板4の導体箔42a,42bを
位置合せして熱圧着する。
ガラス基板1上のリード端子121,122は
異方性導電樹脂3内に分散している導体粒子31
を介して導体箔に接続されているが圧縮されるこ
とにより導体粒子31は熱可塑性樹脂32の流れ
に従つてガラス基板1上のリード端子121,1
22間に凝集する。
第5図a,bはそれぞれ熱圧着前及び熱圧着後
の従来の表示パネルとフレキシブル回路板の断面
図である。
熱圧着前においては厚さl1の熱可塑性樹脂32
内に導体箔42a,42bが配置され導体粒子3
1が互いに間隔をおいて分散している。フレキシ
ブル回路基板4は熱可塑性樹脂32内の導体箔4
2a,42bが表示パネル5のガラス基板1上に
設けられたリード端子121,122に位置合せ
した後熱圧着される。熱圧着後はリード端子12
1,122が導体粒子31を介して熱可塑性樹脂
32内の導体箔42a,42bと電気的に接続さ
れるが、このとき異方性導電樹脂3の厚さはl1
らl2へ圧縮される。このため、熱可塑性樹脂32
内に分散していた導体粒子31は熱可塑性樹脂3
2の流れに従つてガラス基板1上のリード端子1
21,122間に凝集する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述したように、従来の表示装置のリード端子
の形状では、ガラス基板1上のリード端子12
1,122にフレキシブル回路板4の導体箔42
a,42bを位置合せして熱圧着するときに、異
方性導電樹脂3の厚さがl1からl2へ圧縮されるの
で熱可塑性樹脂32内に分散していた導体粒子3
1は熱可塑性樹脂32の流れに従つてガラス基板
1上のリード端子121,122間に凝集するの
で、リード端子121,122間が短絡し絶縁不
良になり易いという問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の表示装置は長方形の板状の絶縁物から
成る基板と、この基板の一方の主表面に形成され
この基板の少なくとも一つの辺の近傍まで延びる
複数のリード端子部分をそれぞれ有する複数の金
属薄膜パターンから成る電極部材と、前記金属薄
膜パターンと所定間隔でそれぞれ相対するように
透明導体膜パターンを内面に形成するとともに前
記リード端子部材が露出した状態で前記基板との
間に前記金属薄膜パターンおよび前記透明導体パ
ターンを気密封止するカバーガラス板とを含む表
示装置であつて、可撓性ある絶縁物フイルムとこ
のフイルムの表面に形成され前記リード端子部分
と符合する幅および間隔をそれぞれ有する複数の
金属箔ストリツプとこれら金属箔ストリツプおよ
び前記絶縁物フイルムの全面を覆つて形成され所
定粒度の導体粒子を一様分布の状態で含む熱可塑
性樹脂層とを含むフイルム状印刷回路基板の熱圧
着を前記リード端子と前記金属箔ストリツプとが
目合せされた状態で受ける表示装置において、前
記熱圧着の工程において前記熱可塑性樹脂の流れ
が前記基板の前記一つの辺と実質的に垂直な方向
に向かうように前記リード端子部分の各々がその
方向に延びる複数の切込部を有することを特徴と
する表示装置である。上記リード端子部分の切込
部すなわち溝により熱圧着工程における樹脂の流
れは長方形基板の上記一つの辺に向かうので、リ
ード端子間への導体粒子の凝集は生じない。した
がつて、従来の表示装置における上記問題は解消
できる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図a,bは本考案の一実施例を示す上面図
及びA−A′線断面図である。
ガラス基板1上には表示要素や配線パターン等
が配置され、その外部引き出し線の先端には幅t1
の寸法0.5mm、3個の突出部21a,21b,2
1cの幅t2とそれぞれの間隔t3の寸法が0.1mm、長
さLが1.5mmの形状のリード端子21,22が厚
膜印刷等により形成されている。焼成後の厚さt4
は8μmでガラス基板の周縁部に240個配列して表
示要素の引出し端子となつている。フレキシブル
回路板4は厚さ25μmのポリイミドフイルム41、
厚さ18μmの銅箔42a,42b、厚さ30μmの導
体粒子31を含む熱可塑性樹脂32から構成され
ている。ガラス基板1上のリード端子21,22
にフレキシブル回路板4の導体箔42a,42b
を位置合せした後、熱圧着装置にて温度170℃、
圧力45Kg/cm2、時間15秒間の熱圧着を行う。これ
によつてフレキシブル回路板4の熱可塑性樹脂3
2が溶融し、リード端子21,22と導体箔42
a,42bの間隔が2〜3μmに狭まり、同時に低
融点の導体粒子31も溶融しリード端子21,2
2と導体箔42a,42bが導体粒子31を介し
て接続する。このとき余分な熱可塑性樹脂32と
導体粒子31はリード端子21,22間および突
出部21a,21b,21cの間からリード端子
21,22の引出し方向へ向つて流出し、ガラス
基板1上の240個のリード端子21,22,……
にフレキシブル回路板4の導体箔42a,42b
……が互いに短絡することなく一括同時に接続出
来る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案はガラス基板1上
のリード端子21,22の外部引出し側先端に櫛
の歯状の突出部を設けることにより、フレキシブ
ル回路板4と接続するときに溶融した熱可塑性樹
脂32に特定方向へ向う流れが生じるとともに余
分な熱可塑性樹脂32の貯溜場所も設置出来る。
これによつてリード端子21,22間へ流れる熱
可塑性樹脂32の流速が小さくなりこの流れに乗
つて流出する導体粒子31が整列して隣接端子間
の短絡不良を従来の約1/3にするとともに熱圧着
作業条件を広くすることが出来る。このため大形
の表示パネルでも一括して端子接続が可能となり
大幅な作業工数の短縮と能率の向上が達成出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の一実施例を示す上面図
及びA−A′線断面図、第2図は従来の表示パネ
ルのリード端子とその近傍の一例を示す部分斜視
図、第3図はフレキシブル回路板の一例を示す斜
視図、第4図a,bは従来の表示装置の一使用例
の斜視図及びB−B′線断面図、第5図a,bは
それぞれ熱圧着前及び熱圧着後の従来の表示パネ
ルとフレキシブル回路板の断面図である。 1……ガラス基板、2……異方性導電樹脂、4
……フレキシブル回路板、5……表示パネル、6
……カバーガラス、7……封着部、21……リー
ド端子、21a,21b,21c……突出部、2
2……リード端子、22a,22b,22c……
突出部、31……導体粒子、32……熱可塑性樹
脂、41……ポリイミド膜、42a,42b……
導体箔、121,122……リード端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長方形の板状の絶縁物から成る基板と、この基
    板の一方の主表面に形成されこの基板の少なくと
    も一つの辺の近傍まで延びる複数のリード端子部
    分をそれぞれ有する複数の金属薄膜パターンから
    成る電極部材と、前記金属薄膜パターンと所定間
    隔でそれぞれ相対するように透明導体膜パターン
    を内面に形成するとともに前記リード端子部材が
    露出した状態で前記基板との間に前記金属薄膜パ
    ターンおよび前記透明導体パターンを気密封止す
    るカバーガラス板とを含む表示装置であつて、可
    撓性ある絶縁物フイルムとこのフイルムの表面に
    形成され前記リード端子部分と符合する幅および
    間隔をそれぞれ有する複数の金属箔ストリツプと
    これら金属箔ストリツプおよび前記絶縁物フイル
    ムの全面を覆つて形成され所定粒度の導体粒子を
    一様分布の状態で含む熱可塑性樹脂層とを含むフ
    イルム状印刷回路基板の熱圧着を前記リード端子
    と前記金属箔ストリツプとが目合せされた状態で
    受ける表示装置において、前記熱圧着の工程にお
    いて前記熱可塑性樹脂の流れが前記基板の前記一
    つの辺と実質的に垂直な方向に向かうように前記
    リード端子部分の各々がその方向に延びる複数の
    切込部を有することを特徴とする表示装置。
JP1986169712U 1986-11-04 1986-11-04 Expired JPH0455353Y2 (ja)

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JP1986169712U JPH0455353Y2 (ja) 1986-11-04 1986-11-04

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JPS6374689U JPS6374689U (ja) 1988-05-18
JPH0455353Y2 true JPH0455353Y2 (ja) 1992-12-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887581A (ja) * 1981-11-20 1983-05-25 株式会社日立製作所 液晶表示素子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887581A (ja) * 1981-11-20 1983-05-25 株式会社日立製作所 液晶表示素子

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JPS6374689U (ja) 1988-05-18

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