JPH05145249A - 回路基板の保持構造 - Google Patents

回路基板の保持構造

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JPH05145249A
JPH05145249A JP30818791A JP30818791A JPH05145249A JP H05145249 A JPH05145249 A JP H05145249A JP 30818791 A JP30818791 A JP 30818791A JP 30818791 A JP30818791 A JP 30818791A JP H05145249 A JPH05145249 A JP H05145249A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
holder
holding
provided integrally
holding structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP30818791A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Watanabe
清和 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器としての信頼性を高める。 【構成】 回路基板10の一方側端縁を保持するメイン
フレーム9に保持面9aと保持片11を設けると共に、
回路基板10の他方側端縁を保持するホルダー18に係
止突起22と押圧片23を設け、この押圧片23を、回
路基板10を保持面9aに圧接する弾性変形可能な押圧
片によって形成した。このため、ホルダー18に振動や
衝撃力が作用しても、この作用力を押圧片が弾性変形し
て撓むことにより吸収することができるから、下ケース
1等に作用する振動や衝撃力を緩和することができ、回
路基板10上の回路の不良発生を抑制することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば監視用ビデオカ
メラ等の撮像装置に使用して好適な回路基板の保持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年におけるビデオカメラ等の撮像装置
は、多機能化に伴い機器筐体内に複数の回路基板が収納
されており、例えば特開平2−260978号公報に
「撮像装置のバックフォーカス機構」として開示されて
いる。
【0003】従来、この種撮像装置における回路基板の
保持構造は、2つのホルダーによって回路基板を保持し
てなるものが採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の回路
基板の保持構造においては、ホルダーが剛体によって形
成されているため、ホルダーに振動,衝撃力が作用する
と、この作用力が回路基板に直接加わっていた。この結
果、回路に不良が発生し、電子機器としての信頼性が低
下するという問題があった。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、回路の不良発生を抑制することができ、もって
電子機器としての信頼性を高めることができる回路基板
の保持構造を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る回路基板の
保持構造は、電子機器筐体に回路基板の側縁を保持する
2つの保持部を設けると共に、これら両保持部のうち一
方の保持部に他方の保持部に回路基板を圧接する弾性変
形可能な押圧片を設けたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、ホルダーに振動や衝撃力が
作用しても、この作用力を押圧片が撓むことにより吸収
することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に係る回路基板の保持構造の
全体を示す分解斜視図、図2は同じく本発明における回
路基板の保持構造の要部を示す平面図、図3は図2のA
−A線断面図、図4は本発明における回路基板の保持構
造を撮像装置に適用した例を示す斜視図である。
【0010】同図において、符号1で示すものはビデオ
カメラ用の下ケースで、全体が底部となる基部2および
この基部2に連設され各々が所定の間隔をもって対向す
る側壁3(一方のみ図示)からなり、かつ重量比8%の
ステンレスフィラーを混入してなる略コ字状のABS樹
脂ケースによって形成されている。この下ケース1の両
側壁3の先端部外側面には前後方向に延在する段部3a
(一方のみ図示)が設けられており、これら両段部3a
には略コ字状の上ケース(図示せず)が装着されてい
る。
【0011】なお、この上ケース(図示せず)および前
記下ケース1の前端部にはレンズマウントアダプタ4a
を有する前パネル4が装着されており、この前パネル4
に所定の間隔をもって対向する後パネル5が装着されて
いる。
【0012】6はビデオカメラ用のシールド板で、全体
が底部となる基部7およびこの基部7に連設され各々が
互いに所定の間隔をもって対向する2つの側壁8からな
る弾性変形可能な略コ字状の例えば(厚さ0.21m
m)ブリキ等の金属板によって形成されている。このシ
ールド板6の両側壁8には、前記下ケース1外に露呈し
かつ前記両段部3aの側方に突出する接点部8aが絞り
加工によって一体に形成されている。そして、このシー
ルド板6は、前記下ケース1および前記上ケース(図示
せず)の嵌合状態において弾性変形し、前記両接点部8
aが前記上ケース(図示せず)の内側面に押圧接触し得
るように構成されている。
【0013】9は金属製のメインフレームで、前記下ケ
ース1に前記シールド板6を介して固定されている。こ
のメインフレーム9の両側縁には前後方向に所定の間隔
をもって配列され切欠き付き回路基板10の一方側端縁
を挾持する2組の保持片11が設けられており、これら
各組の両保持片11には前記回路基板10の一方側端面
が対向する保持面9aが形成されている。
【0014】なお、12はこのメインフレーム9および
前記シールド板6に挿通されかつ前記下ケース1に螺合
されたビスである。これらビス12によって、ケース嵌
合状態においてメインフレーム9は前記シールド板6お
よび前記上ケース(図示せず)に接触して同電位とな
る。
【0015】13は前後方向に延在する板金からなるス
テーで、前後端縁が各々前記前パネル4と前記後パネル
5にビス14によって固定されており、中央部前方には
上下方向に開口する挿通窓15およびこの挿通窓15の
開口部下方に臨む鉤形状の係止片16が設けられてい
る。このステー13には押し出し加工を施すことにより
ボス17が形成されており、このボス17には上下方向
に開口する脚部材取付用のねじ孔17aが設けられてい
る。また、このステー13には、前記ねじ孔17aと同
一の方向に開口するホルダー取付用のねじ孔13aと位
置決め用の2つの挿通孔13bが設けられている。
【0016】18は合成樹脂製のホルダーで、前記挿通
窓15の一部を閉塞する平面視略五角形状の基部19
と、この基部19に一体に形成され側方に突出する枠状
の保持部20とからなり、前端部が前記ステー13にビ
ス21によって固定され、かつ後端部裏側が前記係止片
16に係止されている。
【0017】このホルダー18の基部19には、脚部材
(図示せず)の先端部がその内部に臨む凹部19aおよ
び前記ビス21が挿通する挿通孔19bが設けられてい
る。また、この基部19には、前記各挿通孔13bに臨
む突子19cが設けられている。
【0018】一方、ホルダー18の各保持部20の前後
部裏側には下方に突出しかつ左右方向に所定の間隔をも
って並列する一対の係止突起22が一体に設けられてお
り、これら両係止突起22によって前記回路基板10の
他方側端縁を保持し得るように構成されている。
【0019】そして、このホルダー18には、前記ステ
ー13の両側方に突出しかつ前記各保持部20内に臨む
弾性変形可能な押圧片23が一体に設けられている。こ
れら押圧片23の先端部には、前記両係止突起22間に
出没しかつ前記メインフレーム9の保持面9aに前記回
路基板10を圧接する突子23aが一体に設けられてい
る。これにより、前記回路基板10には面方向と略平行
な方向の弾撥力が付与されている。
【0020】このような回路基板の保持構造において
は、ホルダー18に振動や衝撃力が作用しても、この作
用力を押圧片23が撓むことにより吸収することができ
る。
【0021】したがって、本実施例においては、下ケー
ス1および上ケース(図示せず)すなわちビデオカメラ
用筐体に作用する振動や衝撃力を緩和することができる
から、回路基板10上の回路の不良発生を抑制すること
ができる。
【0022】因に、本実施例における回路基板10をメ
インフレーム9およびホルダー18によって保持するに
は、回路基板10の一方側端縁を両保持片11,11間
に臨ませてから、他方側端縁を両係止突起22,22間
に臨ませることにより行う。
【0023】なお、本実施例においては、ビデオカメラ
に適用する例を示したが、本発明はこれに限定適用され
ず、他の電子機器にも実施例と同様に適用可能である。
【0024】また、本発明におけるホルダー18の形状
は、特に限定されるものでないことは勿論である。
【0025】さらに、本発明においては、前述した実施
例に限定されることなく、本発明の技術思想に基づいて
各種の変更が有効である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
子機器筐体に回路基板を挾持する2つの保持部を設ける
と共に、これら両保持部のうち一方の保持部に他方の保
持部に回路基板を圧接する弾性変形可能な押圧片を設け
たので、ホルダーに振動や衝撃力が作用しても、この作
用力を押圧片が撓むことにより吸収することができる。
【0027】したがって、電子機器筐体に作用する振動
や衝撃力を緩和することができるから、回路基板上の回
路の不良発生を抑制することができ、電子機器としての
信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路基板の保持構造の全体を示す
分解斜視図。
【図2】同じく本発明における回路基板の保持構造の要
部を示す平面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】本発明における回路基板の保持構造を撮像装置
に適用した例を示す斜視図。
【符号の説明】
9…メインフレーム、9a…保持面、10…回路基板、
11…保持片、18…ホルダー、22…係止突起、23
…押圧片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器筐体に回路基板の側縁を保持す
    る2つの保持部を設けると共に、これら両保持部のうち
    一方の保持部に他方の保持部に前記回路基板を圧接する
    弾性変形可能な押圧片を設けたことを特徴とする回路基
    板の保持構造。
JP30818791A 1991-11-25 1991-11-25 回路基板の保持構造 Pending JPH05145249A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30818791A JPH05145249A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 回路基板の保持構造

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JP30818791A JPH05145249A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 回路基板の保持構造

Publications (1)

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JPH05145249A true JPH05145249A (ja) 1993-06-11

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ID=17977962

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30818791A Pending JPH05145249A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 回路基板の保持構造

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JP (1) JPH05145249A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010108908A (ko) * 2000-06-01 2001-12-08 박종섭 엘시디모니터의 회로기판 고정장치
US6986667B2 (en) 2004-02-27 2006-01-17 Au Optronics Corp. Inset mechanism for electronic assemblies

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010108908A (ko) * 2000-06-01 2001-12-08 박종섭 엘시디모니터의 회로기판 고정장치
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