JPH05144523A - コントロールボツクス - Google Patents

コントロールボツクス

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Publication number
JPH05144523A
JPH05144523A JP3335719A JP33571991A JPH05144523A JP H05144523 A JPH05144523 A JP H05144523A JP 3335719 A JP3335719 A JP 3335719A JP 33571991 A JP33571991 A JP 33571991A JP H05144523 A JPH05144523 A JP H05144523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control box
connector
board
enamel
case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3335719A
Other languages
English (en)
Inventor
Ken Sasaki
研 佐々木
Kazuya Akashi
一弥 明石
Kimitaka Ishida
公孝 石田
Kiyotsugu Oba
清嗣 大庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP3335719A priority Critical patent/JPH05144523A/ja
Publication of JPH05144523A publication Critical patent/JPH05144523A/ja
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  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールボックスの小型化及びその製造
コストの低減を図るとともに、組立作業性及び配線作業
性を向上させる。 【構成】 平板状の金属コアKの表面にホーロー等の絶
縁層を設けてホーロー基板Hを構成する。このホーロー
基板Hの片面に回路パターンを設け、この回路パターン
に各電気電子部品4を実装する。ホーロー基板Hの端部
に回路パターンが配設された端子部15を形成する。こ
の端子部15を保持する端子保持室16aを有したハウ
ジング16を端子部15に取り付けてコネクタ14を構
成する。このホーロー基板Hに、上部ケース13を取り
付けてコントロールボックスを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等に搭載され
るコントロールボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等の電気系統には、各装
置の制御を行うコントロールボックスが設けられてい
る。この種のコントロールボックスとしては、図10に
示すように、ケース本体1と蓋体2とによって構成され
るケース内に、各種電気電子部品4,4…が実装された
プリント基板5が収納されたものがある。ケース本体1
には、その底板の角部近傍にスペーサ6,6…を介して
上方へ立設させた取り付け部7,7…が設けられてお
り、この取り付け部7,7…に、前記プリント基板5の
角部近傍に形成された取り付け孔8,8…を挿通させて
ナット等によりこのプリント基板5を固定して、さら
に、ケース本体1の上部より蓋体2をかぶせることによ
り、このコントロールボックスが組み立てられるように
なっている。
【0003】また、上記コントロールボックスには、外
部配線との接続のために、図11に示すように、プリン
ト基板5上に、コネクタ10,10がはんだ付けにより
取り付けられている。なお、符号9は、自動車のボディ
ーへコントロールボックスを取り付けるために設けられ
た固定部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コント
ロールボックスにあっては、そのプリント基板5にコネ
クタ10を取り付けたものであるので、このプリント基
板5の実装面積がコネクタ10によって占領されてしま
い、他の電気電子部品4の実装面積を確保するために、
プリント基板5自体を大きくしなければならず、このた
め、コントロールボックスの大型化を招いていた。しか
も、このコネクタ10のはんだ付けによる取り付け作業
に多大な手間を要していた。また、コネクタ10は、ケ
ース内に収納されるプリント基板5に取り付けられてい
るので、このコネクタ10と外部配線のコネクタとの接
続用の角孔1a,1aをケース本体1に形成しなければ
ならず、この加工作業にも多大な手間を要していた。こ
の発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、小型化さ
れ、かつ組立作業性及び加工性の良好なコントロールボ
ックスを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のコントロール
ボックスは、ケース内部に各電気電子部品が実装されて
自動車等のボディーに取り付けられるコントロールボッ
クスにおいて、平板状の金属コアの表面に絶縁層を介し
て回路パターンを設け、該回路パターンに前記電気電子
部品を実装した放熱基板を前記ケースの一部に用いてな
り、該放熱基板には、その端部に外部の配線と接続可能
な端子部が形成されてなり、該端子部には、前記回路パ
ターンが配設されてなることを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明のコントロールボックスによれば、ケ
ースの一部を電気電子部品が実装される放熱基板によっ
て構成し、この放熱基板の端部に外部の配線と接続可能
な端子部を形成したので、ケース内にコネクタを設ける
必要をなくすことができる。これにより、コネクタのケ
ース内への取り付け作業を省略することができるととも
に、コネクタと外部配線との接続用の孔をケースに形成
する必要をなくすことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のコントロールボックスの一実
施例を図1及び図2によって説明する。なお、上記従来
例と同一構造部分には、同一符号を付して説明を省略す
る。図に示すように、本実施例のコントロールボックス
は、そのケースが、底板12と、この底板12の上部に
取り付けられる上部ケース13とから構成されている。
底板12は、例えば炭素鋼板、ステンレス、銅あるいは
アルミ等からなる平板状の金属コアKの表面に例えば、
ホーローエナメルあるいはアルミナ等の絶縁層を介して
回路パターンを設けたホーロー基板(放熱基板)Hから
なるもので、この底板12の回路パターンには、各電気
電子部品4,4…が実装されている。また、このコント
ロールボックスの底板12として用いられたホーロー基
板Hには、その端部にコネクタ14が設けられている。
【0008】このコネクタ14は、ホーロー基板Hの端
部に形成された端子部15,15…と、これらの端子部
15,15…に取り付けられたハウジング16とから構
成されたもので、複数の端子部15,15…がそれぞれ
ハウジング16の端子保持室16a,16a…内へ挿通
されて保持されている。そして、これら端子部15,1
5…にも、それぞれ回路パターンが引き込まれて配設さ
れており、外部配線に設けられたコネクタ(図示略)を
コネクタ14へ接続することにより、外部配線と端子部
15,15…に配設された回路パターンとが導通される
ようになっている。
【0009】ここで、端子部15,15…を形成するに
は、まず、図3に示すように、金属コアKを打ち抜き加
工等によりその端部を櫛形状に形成して端子部15,1
5…を設け、この金属コアKの全表面にホーロー等の絶
縁層Sを設ける。そして、このようにして形成した各端
子部15,15…へ、外部配線との接続に必要な回路パ
ターンを引き込んで配設する(図4参照)。このよう
に、上記コントロールボックスによれば、各電気電子部
品4,4…が実装されるホーロー基板Hの端部に端子部
15,15…を形成し、この端子部15,15…にハウ
ジング16を取り付けることによりコネクタ14を構成
し、外部配線のコネクタと接続可能にしたものであるの
で、従来のように、プリント基板5へコネクタ10,1
0をはんだ付けして取り付ける作業を省略することがで
き、組立作業効率を大幅に向上させることができる。ま
た、ケースを構成する底板12として用いたホーロー基
板Hの端部にコネクタ14が設けられているので、ホー
ロー基板Hの表面を各電気電子部品4,4…の実装のた
めに最大限に使用するこができる。即ち、ホーロー基板
Hの実装面積を有効に利用することができるので、コン
トロールボックスの小型化を図ることができる。また、
従来のように、外部配線との接続のためにケース本体1
に角孔1a,1aを形成する手間をなくすことができる
ので、製造コストの低減を図ることができる。
【0010】また、このコントロールボックスによれ
ば、ホーロー基板Hをケースの底板12に用いて、この
底板12の回路パターンへ各電気電子部品4,4…を実
装したものであるので、各電気電子部品4,4…から発
生した熱が極めて良好に底板12へ伝達されてこの底板
12から効率良く外部へ放熱される。しかも、底板12
自体が各電気電子部品4,4…の実装される基板とされ
ているので、従来のように、各電気電子部品4,4…が
実装されたプリント基板5をケース内に収納するための
構造を不要とすることができる。これにより、構造の簡
略化及び部品点数の削減を図ることができ、組立作業性
の良好な小型化されたコントロールボックスとすること
ができる。
【0011】なお、コントロールボックスを車両等のボ
ディーへ取り付けた際に、外部配線との接続方向が限ら
れる場合が生じるが、このような場合には、図5及び図
6に示すように、単に、端子部15,15…を屈曲させ
ることにより、極めて容易に接続方向を所定の方向へ変
えることができ、良好な配線作業性を確保することがで
きる。また、図7に示すように、端子部15,15…を
一つ置きに屈曲させて上下2段に配列させ、この上下2
段に配列させた端子部15,15…へ、図8に示すよう
に、端子保持室16a,16a…が上下2段に配列され
たハウジング16を取り付けることにより、さらに多く
の外部配線との接続が可能な多極化されたコネクタ14
とすることができる。
【0012】また、図9に示すものは、ホーロー基板H
を上下に設けたコントロールボックスであり、このコン
トロールボックスの各ホーロー基板Hに形成された端子
部15,15…は、それぞれ互いに近接する方向へ屈曲
され、さらに、外部方向へ屈曲されている。そして、こ
れら屈曲された端子部15,15…には、一つのハウジ
ング16が取り付けられている。即ち、このコントロー
ルボックスは、各ホーロー基板Hの端子部15,15…
を一つのハウジング16の端子保持室16a,16aへ
保持させたもので、このように、一つのハウジング16
に端子部15,15…を集束させて保持させることによ
り、部品点数及び組立工数の削減を図ることができると
ともに、外部配線との接続個所を一個所にすることがで
き、配線作業性の向上を図ることができる。また、この
コントロールボックスによれば、電気電子部品4,4…
が実装されるホーロー基板Hを上下に設けたものである
ので、コントロールボックスをさらに小型化することが
できる。
【0013】なお、上記実施例のコントロールボックス
は、その端子部15,15…にハウジング16を取り付
けてコネクタ14を構成し、外部配線のコネクタと接続
させるようにしたが、外部配線のコネクタを実施例のコ
ントロールボックスの端子部15,15…へ直接接続す
るようにしても良いことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のコント
ロールボックスによれば、下記の効果を得ることができ
る。金属コアの表面に絶縁層を介して回路パターンを設
け、この回路パターンに電気電子部品を実装した放熱基
板をケースの一部に用い、この放熱基板の端部に外部配
線と接続可能な端子部を形成したので、従来のようにケ
ース内へコネクタを設ける手間をなくすことができる。
即ち、極めて組立作業性の良好なコントロールボックス
とすることができる。また、放熱基板の端部に外部配線
と接続可能な端子部を形成したものであるので、放熱基
板の表面を各電気電子部品の実装のために最大限に使用
するこができる。即ち、放熱基板の実装面積を有効に利
用することができるので、コントロールボックスの小型
化を図ることができる。また、ケース内にコネクタを設
ける必要がないので、従来のように、コネクタと外部配
線との接続のためにケース本体へ角孔等を形成する手間
も省くことができ、製造コストの低減を図ることができ
る。また、放熱基板の端部、つまり、ケースの外部に端
子部が形成されているので、外部配線との良好な配線作
業性を確保することができる。また、各電気電子部品か
ら発生した熱が、ケースの一部として用いられている放
熱基板へ効率良く伝達されて、この放熱基板から外部へ
放散されるので、極めて放熱効果に優れたコントロール
ボックスとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のコントロールボックスの
構造を説明するコントロールボックスの分解斜視図であ
る。
【図2】 本発明の一実施例のコントロールボックスの
構造を説明するコントロールボックスの概略断面図であ
る。
【図3】 ホーロー基板に用いられる金属コアの端部の
形状を説明する金属コアの端部の平面図である。
【図4】 ホーロー基板の端子部を示すホーロー基板の
端子部の平面図である。
【図5】 屈曲させた状態の端子部を示す端子部の斜視
図である。
【図6】 屈曲させた端子部にハウジングを取り付けた
状態を示すコントロールボックスの概略側面図である。
【図7】 多極化した端子部を示す端子部の斜視図であ
る。
【図8】 多極化した端子部に取り付けられるハウジン
グを示すハウジングの正面図である。
【図9】 上下にホーロー基板を設けたコントロールボ
ックスを説明するコントロールボックスの概略側面図で
ある。
【図10】 従来のコントロールボックスの構造を説明
するコントロールボックスの分解斜視図である。
【図11】 従来のコントロールボックスに用いられる
プリント基板に取り付けられたコネクタを説明するプリ
ント基板の斜視図である。
【符号の説明】
4…各電気電子部品、15…端子部、H…放熱基板、K
…金属コア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大庭 清嗣 東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内部に各電気電子部品(4)が実
    装されて自動車等のボディーに取り付けられるコントロ
    ールボックスにおいて、平板状の金属コア(K)の表面
    に絶縁層を介して回路パターンを設け、該回路パターン
    に前記電気電子部品を実装した放熱基板(H)を前記ケ
    ースの一部に用いてなり、該放熱基板には、その端部に
    外部配線と接続可能な端子部(15)が形成されてな
    り、該端子部には、前記回路パターンが配設されてなる
    ことを特徴とするコントロールボックス。
JP3335719A 1991-11-25 1991-11-25 コントロールボツクス Withdrawn JPH05144523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3335719A JPH05144523A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 コントロールボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3335719A JPH05144523A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 コントロールボツクス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05144523A true JPH05144523A (ja) 1993-06-11

Family

ID=18291711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3335719A Withdrawn JPH05144523A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 コントロールボツクス

Country Status (1)

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JP (1) JPH05144523A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008016343A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fujitsu Component Ltd Icパッケージ用ソケット及びこれを利用したicパッケージの実装構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008016343A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fujitsu Component Ltd Icパッケージ用ソケット及びこれを利用したicパッケージの実装構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204