JPH05144169A - 磁気デイスク装置のスピンドル同期制御方式 - Google Patents

磁気デイスク装置のスピンドル同期制御方式

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JPH05144169A
JPH05144169A JP3302147A JP30214791A JPH05144169A JP H05144169 A JPH05144169 A JP H05144169A JP 3302147 A JP3302147 A JP 3302147A JP 30214791 A JP30214791 A JP 30214791A JP H05144169 A JPH05144169 A JP H05144169A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 スピンドルモータ起動から微細同期まで、確
実かつスムーズに実行できる磁気ディスク装置のスピン
ドル同期制御方式を提供する。 【構成】 同期すべき基準クロック信号を送出するマス
ター装置1におけるトラック1周当り複数の同期クロッ
ク信号と、トラック1周当り1ケのインデックス信号と
から、トラック起点を示すインデックスコードパターン
を含む混合同期クロック信号aを成生する回路11,1
2,13と、マスター装置から各々のディスクドライブ
へのスピンドル同期信号として混合同期クロック信号を
送出する単位インタフェース信号線と、基準クロック信
号と基準インデックスとを復調する回路28,29と、
基本分周信号を2倍以上に分周した少なくとも1ケ以上
の多分周パルス信号を発生する発生回路と、複数の分周
パルス信号の1ケを選択しパルス信号の位相比較を行う
比較回路とを有する磁気ディスク装置のスピンドル同期
制御方式である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物理的に独立した複数
の磁気ディスク装置間におけるディスクスピンドルの電
気的同期回転制御方式に関し、特に装置間における同期
インタフェース信号構成に係わる磁気ディスク装置のス
ピンドル同期制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の同期インタフェース信号
としてはトラック一周上に1個しかないデータフォーマ
ットの開始点を示す目印=インデックス信号が使われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスピン
ドル同期インタフェース信号はトラック一周上に只1つ
のインデックス信号を使用するために、当該同期用基準
信号と位相比較すべき各ディスクスピンドルからの回転
位置検出信号も、おのずとトラック一周上に只1つのイ
ンデックス信号を使用することとなり、各々のディスク
スピンドルの回転速度制御のための位相補正信号は、ト
ラック一周当り、すなわちスピンドル1回転当り、たか
だか1ないし2回の補正パルス信号しか発生できない。
【0004】そのためスピンドルモータのきめ細かな
(なめらかな)回転制御の実行が困難という欠点があ
る。
【0005】そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点
に鑑み、ディスクスピンドルの同期運転に必要な位相情
報として、極めてシンプルな制御インタフェースを実現
できる磁気ディスク装置のスピンドル同期制御方式を提
供することである。
【0006】また、本発明の第2の技術的課題は、スピ
ンドルモータの回転速度精度のための位相補正信号とし
て、スピンドルモータ起動から微細同期まで、確実かつ
スムーズに実行できる磁気ディスク装置のスピンドル同
期制御方式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、論理的
に同一のトラック仕様を有し、物理的に独立したディス
クスピンドル群を構成する複数の磁気ディスク装置に用
いられる磁気ディスク装置のスピンドル同期制御方式に
おいて、データフォーマットの開始点を示すトラック上
の目印であるインデックス信号の位置合わせを含む異な
る磁気ディスク装置間のスピンドル同期回転制御実現手
段として、当該ディスクのトラック一周分において少な
くとも2ビット以上からなる所定間隔の同期基準クロッ
ク信号と、該同期基準クロック信号列の中にあって前記
インデックス信号の位置に対応する同期基準クロックが
少なくとも1ビット以上の欠落を有する混合同期基準ク
ロック信号列とを送信および/または受信するための信
号線インタフェースを有することを特徴とする磁気ディ
スク装置のスピンドル同期制御方式が得られる。
【0008】また、本発明によれば、論理的に同一のト
ラック仕様を有し、物理的に独立したディスクスピンド
ル群を構成する複数の磁気ディスク装置に用いられる磁
気ディスク装置のスピンドル同期制御方式において、各
々の前記磁気ディスク装置内にあって、自己のディスク
スピンドルの回転状態を単位回転当りであるトラック1
周当りの複数のセルフクロック信号と単一のセルフイン
デックス信号とによって検出する手段と、スピンドル回
転を同期させるべき複数の基準クロック信号と単一の基
準インデックス信号を一方の入力とし、前記セルフクロ
ック信号とセルフインデックス信号を他のもう一つの入
力とするスピンドルモータ回転速度制御のための位相補
正信号回路とを設け、各々の前記基準クロック信号およ
び基準インデックス信号から、トラック一周当り只1ケ
の位相比較用パルス信号から成る基本分周信号を含むと
共に、少なくとも前記基本分周信号の2倍以上の分周信
号を1つ以上有し、当該スピンドルモータの起動後の初
期位相同期引込みから、スピンドル回転同期引込みまで
所定時間間隔で前記位相比較用の複数の分周信号を選択
可能とすることを特徴とする磁気ディスク装置のスピン
ドル同期制御方式が得られる。
【0009】また、本発明によれば、 磁気ディスク装
置のスピンドル同期制御方式において、同期すべき基準
クロック信号を送出するマスター装置におけるトラック
1周当り複数の同期クロック信号と、トラック1周当り
1ケのインデックス信号とから、トラック起点を示すイ
ンデックスコードパターンを含む混合同期クロック信号
を成生する手段と、前記マスター装置から各々のディス
クドライブへのスピンドル同期信号として前記混合同期
クロック信号を送出する単位インタフェース信号線と、
各々のディスクドライブに対し、前記マスター装置から
受けた混合同期クロック信号から基準クロック信号と基
準インデックスを復調する手段と、前記クロック信号と
前記インデックス信号とからトラック1周当り1ケの位
相比較用パルスを基本分周信号として、前記基本分周信
号を2倍以上に分周した少なくとも1ケ以上の多分周パ
ルス信号を発生する発生手段と、前記の複数の分周パル
ス信号の1ケを選択しパルス信号の位相比較を行う手段
とを有することを特徴とする磁気ディスク装置のスピン
ドル同期制御方式が得られる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の全体接続を示す
ブロック回路図である。
【0012】マスター装置1は、これに接続されるディ
スクドライブ(#1)2,ディスクドライブ(#2)
3,…,ディスクドライブ(#n)4にスピンドル同期
運転のための混合同期クロック信号aを送出する信号イ
ンタフェースを有する。
【0013】加えて本実施例においては、前記ディスク
ドライブ(#1)2,(#2)3,(#3)3,…,
(#n)4の各々からスピンドル同期完了を示すステー
タス信号SをワイアードORの形式で受信する信号イン
タフェースをマスター装置1が有している。
【0014】マスター装置1において、同期基準クロッ
ク信号回路11はスピンドル1回転分に相当する基準ク
ロック信号C0 およびトラックの起点(フォーマット開
始点)を示す基準インデックス信号i0 をインデックス
変調回路12へ与える。
【0015】同変調回路12において、インデックス位
置に対応する基準クロック信号C0 パルス列に、クロッ
クビット欠落によるインデックスコードを作込んだ混合
(=コンポジット)同期クロック信号a0 が生成され、
インタフェース信号ドライバ回路13を介して、他のデ
ィスクドライブ(#1)2,(#2)3,…,(#n)
4へのインタフェースであるところの混合同期クロック
信号aとして送出される。 マスター装置1から混合同
期クロック信号aを受信するディスクドライブ(#1)
2,(#2)3,…,(#n)4は、全て同一の内部回
路構成を有するものとし、本実施例においてはディスク
ドライブ(#1)2を代表例として説明を行う。
【0016】図1を参照すると、単位磁気ディスク装置
を構成するディスクドライブ(#1)2は、一枚以上の
磁気ディスクを組込んだ磁気ディスクスピンドル21
と、同磁気ディスクスピンドル21を回転駆動するため
のスピンドルモータ22をディスクスピンドル回転駆動
機構として、前記スピンドルモータ22に駆動電力を供
給するモータ駆動回路23、同モータ駆動回路23の動
作モードを制御するモータ制御回路24とを有し、これ
によりモータ駆動基本制御回路系を構成する。
【0017】本実施例においては、磁気ディスクスピン
ドル21にトラック位置決めおよびデータ記録制御のた
めのサーボディスクが設けられているディスクドライブ
の例であり、従ってサーボ情報を読み出すためのサーボ
ヘッド25が存在する。
【0018】サーボヘッド25によって読み出されたサ
ーボ信号bは、サーボ信号復調回路26に与えられ、同
サーボ信号復調回路26において、ヘッド位置決めに必
要な各種の信号と共にデータトラック上での書込み、読
出し制御動作に必要なセルフクロック信号C1 、ならび
にセルフインデックス信号i1 が生成され、位相補正信
号回路27に一方の入力信号群として与えられる。
【0019】一方、混合同期クロック信号aはインタフ
ェース信号レシーバ回路14を介して内部信号a1 とし
てクロック補正回路28およびインデックス復調回路2
9に与えられる。
【0020】クロック補正回路28で再成された基準ク
ロック信号C0 ′は、インデックス復調回路29および
前記位相補正信号回路27の入力として出力される。
【0021】インデックス復調回路29は、混合同期ク
ロック信号a1 と基準クロック信号C0 ′を入力として
基準インデックス信号i0 ′を再生し、前記位相補正信
号回路27へ送出する。
【0022】位相補正信号回路27は、モータ制御回路
24からの制御ゲート信号hの制御のもとに前述の各々
基準クロック信号C0 ′、セルフクロック信号C1 並び
に基準インデックス信号i0 ′、セルフインデックス信
号i1 を入力とし、加速信号p、および減速信号nを前
記モータ駆動回路23に出力する。
【0023】更に図1の実施例においては、磁気ディス
クスピンドルの回転同期が完了し、同期運転中はモータ
制御回路24から同期完了を示すステータス信号S1
インタフェース信号ドライバ回路15を介してステータ
ス信号Sとしてマスター装置1へ送出される。
【0024】マスター装置1の内部において、インタフ
ェース信号レシーバ回路16を介して同期完了信号S0
が成生される。
【0025】次に図2を用いて、図1に示された実施例
における本発明の第1の特徴、すなわち複数のディスク
ドライブの間におけるスピンドル同期用信号の送受方式
について基本タイミングチャートを示す。
【0026】図2において第1のタイムチャート・クロ
ック信号C0 とは、図1の同期基準クロック信号回路1
1の基準クロック信号C0 を示す。
【0027】また第2のタイムチャート・インデックス
信号i0 は同クロック信号回路11の基準インデックス
信号i0 を示す。
【0028】マスター装置1がディスクドライブそのも
のである場合、これらの信号はそれぞれ、ディスクドラ
イブ2,3,…,4のサーボ信号復調回路26からのセ
ルフクロック信号C1 並びにセルフインデックス信号i
1と等しい信号である。
【0029】マスター装置1が、ディスクドライブ以外
の例えば上位制御装置(=DKC)などである場合、同
クロック信号回路11は、スピンドル単位回転に対応し
たクロックビットとインデックス信号とを所定の周波数
で発生することの可能なパルス発生回路であれば良い。
【0030】さて図2に戻ると、混合同期クロック信号
0 ,a,a1 の構成はスピンドル単位回転すなわちト
ラック1周分に渡り、均一な繰返しパルス信号列を形成
する基準クロック信号C0 をベースとして、トラックの
起点を示すインデックス信号i0 位置に対応する部分、
すなわちインデックスコード部Aの領域において、クロ
ックビットの欠落によるインデックスコードパターンを
保持することを特徴としている。
【0031】インデックスコード部Aの変調(ENCO
DE)は、前記インデックス変調回路12にて行われ、
逆に復調(DECODE)は各ディスクドライブ2,
3,4のインデックス復調回路29にて実行される。
【0032】また混合同期クロック信号a,a1 からの
基準クロック信号C0 ′の成生はクロック補正回路28
にて行われる。
【0033】次に図3によって図2の混合同期クロック
信号aのタイムチャートに示されるインデックスコード
部Aの具体的構成例のいくつかを説明する。
【0034】図3のうちA1,A2,A3は基準クロッ
ク信号の1ビット置きにビット欠落を有するコード化例
であり、A4,A5,A6は複数の基準クロック信号群
の中に任意のビット落ちを含めたコード化例である。ち
なみに図2の例は、A1コードの例を示している。
【0035】次に図4、図5および図2を用いて本発明
の他の特徴であるところの、図7の位相補正信号回路2
7の動作説明を行う。
【0036】図4を参照すると、位相補正信号回路27
は、図7におけるモータ制御回路24からの制御ゲート
信号hによって位相補正制御を実行するシーケンサ回路
271と、図1におけるクロック補正回路28からの基
準クロック信号C0 ′並びにインデックス復調回路29
からの基準インデックス信号i0 ′とをそれぞれ計数ク
ロック入力並びにカウンタ初期設定(=イニシャライ
ズ)入力とする基準位相パルス信号成生のための基準位
相カウンタ回路275と、同様にサーボ信号復調回路2
6からのセルフクロック信号C1 ならびにセルフインデ
ックス信号i1 をそれぞれ計数クロック入力並びにカウ
ンタ初期設定(=イニシャライズ)入力とする当該ディ
スクドライブ2のディスクスピンドル21の実測位相パ
ルス信号成生のための実測位相カウンタ回路276と、
それぞれ前記カウンタ回路275並びに276の出力信
号を入力とし、かつ前記シーケンサ回路271からの制
御ゲート信号を選択入力とする位相パターン選択のため
のマルチプレクサ回路273並びに274と、前記マル
チプレクサ回路273並びに274による選択位相信号
を二つの比較入力とし前記シーケンサ回路271からの
ゲート信号の制御のもとに前記二つの比較入力の位相誤
差に相当する加速信号pまたは低速信号nを前記(図1
の)モータ駆動回路23へ出力するディジタル位相比較
回路272とから構成される。
【0037】次に図5を用いて、図4に示される位相カ
ウンタ回路275並びに276の動作説明を行うと、二
つの位相カウンタ回路275及び276は基本的に同一
の機能・動作を行うもので、それぞれ複数段のカウント
桁数を有する。二つのカウンタ回路は基本的に同じ動作
を行うのであるから、ここでは基準位相成生のためのカ
ウンタ回路275を中心に説明を行う。
【0038】カウンタ回路275は基準インデックス信
号i0 ′の立上りにて常に初期設定状態となり、以降次
のインデックス信号が入力されるまで基準クロック信号
0 ′のクロックによって所定の計数動作を続ける。
【0039】カウンタ回路275の出力側としては少な
くとも2つ以上の異なる計数段信号があるものとする
が、本実施例においては、それぞれ第1の計数段として
0 信号275a、第2の計数段としてT0 /m信号2
75b、第3の計数段としてT0 /2m信号275c、
第4の計数段としてT0 /3m信号275d、以下任意
の計数段としてT0/n・m信号275eまでの異なる
位相出力を有している。
【0040】前記の各計数段出力信号、T0 ,T0
m,T0 /2m,T0 /3m、およびT0 /n・m間の
位相出力パターンを図5によって説明する。
【0041】カウンタ回路275の計数モードは、分周
モードmによって異なり、通常mの値としては図5に示
すようにm=2以上の値となる。
【0042】本実施例においては通常最も一般的であろ
うm=2のモードすなわち純2分周モードと、m=3の
モード、これは3分周を基本としているモードの2つに
ついて表示した。
【0043】図5を参照すると、第1の計数段出力であ
るT0 信号はm=2,3いずれにも共通で、インデック
スを起点としてディスクスピンドル1回転分すなわち、
トラック1周分の長さT0 を1周期とするパルス信号を
出力する。
【0044】第2の計数段以降の出力、T0 /m,T0
/2m,T0 /4m,…,T0 /2n・mについては分
周モードmによって異なる。
【0045】m=2の場合、第2の計数段T0 /mはト
ラック1周分の長さT0 の半分をすなわち1/2・T0
を周期とする分周パルス信号を出力し、以下第3の計数
段以降も更に2の倍数の分周パルス信号を出力する。
【0046】m=3の場合、図に示されるように第2の
計数段T0 /mはトラック1周分の長さT0 の3分の1
を周期とする分周パルス信号(1/3・T0 )を出力す
る。第3の計数段は第2の計数段T0 /mすなわち1/
3・T0 周期に対して更に2分周した長さT0 の6分の
1を周期とする分周パルス信号(1/6・T0 )を出力
する。以降各々2分周の分周パルス信号を出力する。
【0047】分周モードm=3は通常スピンドルモータ
の磁極(ポール)数が3の倍数(3,6,12,…)で
あることからモータの速度制御として安定なフィードバ
ックをかけやすい特徴がある。
【0048】次に図6を用いて本実施例におけるディス
クドライブ2,3,…,4がスピンドルモータ22の起
動からスピンドル同期運転にスムーズに移行可能である
ことを説明する。
【0049】通常それぞれのディスクドライブ2,3,
…,4がスピンドルモータ起動によって回転立上げされ
た直後は、それぞれの回転速度の相違はむろんのこと、
トラック起点すなわちインデックス信号の位置=位相は
完全にバラバラであり最大180°の位相ずれがある。
【0050】従って、このような状態から、まず、イン
デックスの位相合わせと基本回転周波数の合わせを実行
するためには、図5の説明で明らかなように、カウンタ
回路275および276のそれぞれの第一の計数段出力
0 ,およびT1 を位相比較回路272の入力とする必
要がある。
【0051】さて各々のディスクドライブ2,3,4
が、混合同期クロック信号aに基本的に同期する迄は、
前記の通り基本カウンタ出力T0 ,T1 を位相比較入力
として使用することが必要であるが、同期した後の同期
継続のための位相誤差信号としては、よりきめ細かな位
相補正信号を必要とする。
【0052】すなわち、この場合位相比較入力としては
分周度が大きければ大きい程、きめ細かな速度補正信号
の発生が可能であり、具体的に本実施例の場合、最多分
周出力信号であるところのそれぞれカウンタ回路275
および276の最終段出力であるところのT0 /2n・
m信号275eおよびT1/2n・m信号276eを位
相比較回路272の入力とすることが必要である。
【0053】更にモータ起動直後の初期位相合わせか
ら、本微細同期に至るまで、位相外れを起すことなくス
ムーズにシフトするためには図6のタイムチャートに示
されるように、同期引込の第1の段階として、マルチプ
レクサ回路273および274によって第1の計数段出
力であるT0 信号275aおよびT1 信号276aをそ
れぞれ選択し位相比較回路272へ送出する。
【0054】所定の位相合わせ量が達成されると、同期
引込みの第2段階として、同様に第2の計数段出力であ
るT0 /m信号275b、およびT1 /m信号276b
をそれぞれマルチプレクサ回路273および274の第
2の入力選択により実行する。以下、カウンタ回路27
5および276の最終分周段(n)を選択するまで同様
の位相補正信号選択の制御を前記シーケンス回路271
の制御のもとに実行する。 以上、図1の実施例をもと
に本発明の構成を説明したが、本発明を含む磁気ディス
クドライブシステム構成例としては、図7に示されるよ
うに、スピンドル回転同期制御のためのマスター装置と
して、いずれかのディスクドライブ自身がその役割を担
う場合と図8に示されるように、ディスクドライブ以外
の制御装置あるいはスピンドル同期運転のための専用ユ
ニットから同期クロック信号が送出される場合も有る。
【0055】なお、これらの分担の違いは何ら本発明の
範囲を超えるものでない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、 (1)ディスクスピンドルの同期運転に必要な位相情報
として、スピンドル1回転当り複数の同期用クロックと
トラックの起点を示すインデックス情報を只1つの信号
線上に混合同期クロック信号として送出することによ
り、極めてシンプルな制御インタフェースを実現でき
る。 (2)スピンドルモータの回転速度精度のための位相補
正信号として、基本的スピンドル回転位相合わせに必要
な、単位回転当り1サイクルの基本位相信号から単位回
転当り複数のサイクルを有する多段階の分周位相信号を
選択可能としたことによって、スピンドルモータ起動か
ら微細同期まで、確実かつスムーズに実行できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方式を応用した磁気ディスク装置
システムのブロック回路図である。
【図2】本発明の第一の特徴である混合同期クロック信
号の変調、復調の基本例を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】図2に示されたインデックスコード部Aの複数
の実施例を示すパターンコード図である。
【図4】本発明の他の特徴である位相補正信号回路(図
1の27)の詳細実施例を示すブロック回路図である。
【図5】位相補正信号回路を構成する位相カウンタ(図
4の275,276)回路出力信号例を説明するタイミ
ングチャートである。
【図6】図4に示された位相補正信号回路内動作例を示
すタイミングチャートである。
【図7】本発明を応用したスピンドル同期制御方式によ
るディスクサブシステム構成例のうちで、ディスクドラ
イブがマスター装置となる例を示した図である。
【図8】上位のディスク制御装置がマスター装置となる
例の接続図である。
【符号の説明】
1 マスター装置(上位制御装置(DKC)またはデ
ィクドライブ) 2,3,4 ディスクドライブ(=単位磁気ディスク
装置) 11 同期基準クロック信号回路 12 インデックス変調回路 13,15 インタフェース信号ドライバ回路 14,16 インタフェース信号レシーバ回路 21 磁気ディスクスピンドル 22 スピンドルモータ 23 モータ駆動回路 24 モータ制御回路 25 サーボヘッド 26 サーボ信号復調回路 27 位相補正信号回路 28 クロック補正回路 29 インデックス復調回路 a,a0 ,a1 混合(=コンポジット)同期クロッ
ク信号 b サーボ信号 C0 ,C0 ′ 基準クロック信号 i0 ,i0 ′ 基準インデックス信号 C1 セルフクロック信号 i1 セルフインデックス信号 d モータ駆動出力 f 回転検出信号 g,h 制御ゲート信号 p 加速信号 n 減速信号 S,S1 ,S0 同期完了ステータス信号 271 シーケンサ回路 272 ディジタル位相比較回路 273,274 マルチプレクサ回路 275,276 カウンタ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理的に同一のトラック仕様を有し、物
    理的に独立したディスクスピンドル群を構成する複数の
    磁気ディスク装置に用いられる磁気ディスク装置のスピ
    ンドル同期制御方式において、 データフォーマットの開始点を示すトラック上の目印で
    あるインデックス信号の位置合わせを含む異なる磁気デ
    ィスク装置間のスピンドル同期回転制御実現手段とし
    て、 当該ディスクのトラック一周分において少なくとも2ビ
    ット以上からなる所定間隔の同期基準クロック信号と、
    該同期基準クロック信号列の中にあって前記インデック
    ス信号の位置に対応する同期基準クロックが少なくとも
    1ビット以上の欠落を有する混合同期基準クロック信号
    列とを送信および/または受信するための信号線インタ
    フェースを有することを特徴とする磁気ディスク装置の
    スピンドル同期制御方式。
  2. 【請求項2】 論理的に同一のトラック仕様を有し、物
    理的に独立したディスクスピンドル群を構成する複数の
    磁気ディスク装置に用いられる磁気ディスク装置のスピ
    ンドル同期制御方式において、 各々の前記磁気ディスク装置内にあって、自己のディス
    クスピンドルの回転状態を単位回転当りであるトラック
    1周当りの複数のセルフクロック信号と単一のセルフイ
    ンデックス信号とによって検出する手段と、 スピンドル回転を同期させるべき複数の基準クロック信
    号と単一の基準インデックス信号を一方の入力とし、前
    記セルフクロック信号とセルフインデックス信号を他の
    もう一つの入力とするスピンドルモータ回転速度制御の
    ための位相補正信号回路とを設け、 各々の前記基準クロック信号および基準インデックス信
    号から、トラック一周当り只1ケの位相比較用パルス信
    号から成る基本分周信号を含むと共に、少なくとも前記
    基本分周信号の2倍以上の分周信号を1つ以上有し、当
    該スピンドルモータの起動後の初期位相同期引込みか
    ら、スピンドル回転同期引込みまで所定時間間隔で前記
    位相比較用の複数の分周信号を選択可能とすることを特
    徴とする磁気ディスク装置のスピンドル同期制御方式。
  3. 【請求項3】 磁気ディスク装置のスピンドル同期制御
    方式において、 同期すべき基準クロック信号を送出するマスター装置に
    おけるトラック1周当り複数の同期クロック信号と、ト
    ラック1周当り1ケのインデックス信号とから、トラッ
    ク起点を示すインデックスコードパターンを含む混合同
    期クロック信号を成生する手段と、 前記マスター装置から各々のディスクドライブへのスピ
    ンドル同期信号として前記混合同期クロック信号を送出
    する単位インタフェース信号線と、 各々のディスクドライブに対し、前記マスター装置から
    受けた混合同期クロック信号から基準クロック信号と基
    準インデックスを復調する手段と、 前記クロック信号と前記インデックス信号とからトラッ
    ク1周当り1ケの位相比較用パルスを基本分周信号とし
    て、前記基本分周信号を2倍以上に分周した少なくとも
    1ケ以上の多分周パルス信号を発生する発生手段と、 前記の複数の分周パルス信号の1ケを選択しパルス信号
    の位相比較を行う手段とを有することを特徴とする磁気
    ディスク装置のスピンドル同期制御方式。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60236162A (ja) * 1984-05-10 1985-11-22 Nec Corp 磁気デイスク装置
JPS62245567A (ja) * 1986-04-16 1987-10-26 Nec Corp デイスク装置

Patent Citations (2)

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