JPH03181068A - デイジタル信号処理装置 - Google Patents

デイジタル信号処理装置

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JPH03181068A
JPH03181068A JP31914989A JP31914989A JPH03181068A JP H03181068 A JPH03181068 A JP H03181068A JP 31914989 A JP31914989 A JP 31914989A JP 31914989 A JP31914989 A JP 31914989A JP H03181068 A JPH03181068 A JP H03181068A
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JP
Japan
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signal
circuit
recording
frequency
digital
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JP31914989A
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English (en)
Inventor
Tadashi Fukami
正 深見
Tsutomu Kajiwara
梶原 勉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図及び第4図) F作用(第1図及び第4図) G実施例 (G1)第1の実施例(第1図〜第6図)(Gl−1)
オーディオ信号の処理 (Gl−2)動作モードの切り換え (G2)他の実施例(第7図〜第9図)H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明はディジタル信号処理装置に関し、例えばディジ
タルオーディオ信号を記録再生する磁気記録再生装置に
適用し得る。
B発明の概要 第1の発明は、ディジタル信号処理装置において、記録
再生するディジタル信号のクロック周波数に応して発振
回路の動作を停止制御することにより、消費電力を低減
することができる。
さらに第2の発明は、ディジタル信号処理装置において
、動作モードに応じて記録信号処理回路、再生信号復調
処理回路の動作周波数を切り換えることにより、消費電
力を低減することができる。
C従来の技術 従来、磁気記録再生装置においては、回転ドラムを用い
てディジタルオーディオ信号を記録再生し得るようにな
されたもの(以下ディジタルオーディオテープレコーダ
と呼ぶ)がある。
このようなディジタルオーディオチーブレコーダにおい
ては、アナログ信号でなるオーディオ信号をディジタル
信号に変換して記録再生し得ることから、音質劣化を有
効に回避して、オーディオ信号を高密度に記録再生する
ことができる。
D発明が解決しようとする問題点 ところでディジタルオーディオチーブレコーダにおいて
は、サンプリング周波数の異なる3つのモードが規格化
され、必要に応じてサンプリング周波数を切り換えて、
オーディオ信号をディジタルオーディオ信号に変換し得
るようになされている。
従って、当該3つのモードに対応し得るようにディジタ
ルオーディオテープレコーダを構成するためには、周波
数の異なる発振回路を設ける必要があり、その分全体の
消費電力が増大する問題があった。
さらに例えば記録再生速度を通常の2倍に設定して高速
度で記録再生する倍速録再モードを設けると、信号処理
回路全体の動作速度を倍速録再モードで処理し得る速度
に設定しなければならず、その分消費電力が増大する問
題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、消費電力
を低減することができるディジタル信号処理装置を提案
しようとするものである。
1’j題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため第1の発明においては、複
数の発振回路(64,66,68)、(80,82,8
4)を有し、複数の発振回路(64,66,68)、(
80,82,84)の選択出力SFSを基準にして、所
定クロック周波数のディジタル信号DALIを記録及び
又は再生するディジタル信号処理装置1において、ディ
ジタル信号DAUのクロック周波数に応じて、複数の発
振回路(64,66,68)、(80,82,84)う
ち所定の発振回路(80,82,84)の動作を停止制
御する。
さらに第2の発明においては、ディジタル信号DAL+
を記録信号処理回路40.42.44.52.56.6
0で記録信号5IECに変換して磁気テープ15に記録
し、及び又は磁気テープ15から得られる再生信号SI
Fを再生信号復調処理回路40.42.44.52.5
6.58でディジタル信号I)auに変換して出力する
ディジタル信号処理装置1において、動作モードに応じ
て、記録信号処理回路40.42.44.52.56.
60及び又は再生信号復調処理回路40.42.44.
52.56.58の動作周波数を切り換える。
F作用 ディジタル信号DAUのクロック周波数に応じて、複数
の発振回路(64,66,68)、(80,82,84
)うち所定の発振回路(80,82,84)の動作を停
止制御すれば、その分無駄な電力の消費を回避すること
ができる。
さらに動作モードに応じて、記録信号処理回路40.4
2.44.52.56.60及び又は再生信号復調処理
回路40.42.44.52.56.58の動作周波数
を切り換えれば、当該記録信号処理回路40.42.4
4.52.56.60及び又は再生信号復調処理回路4
0.42.44.52.56.58の動作周波数を必要
充分な周波数に設定し得、その分消費電力を低減し得る
G実施例 以下、図面について本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第1図において、1は全体としてディジタルオーディオ
チーブレコーダを示し、ステレオ方式のオーディオ信号
をディジタル信号に変換して記録する。
すなわちディジタルオーディオテープレコーダ1におい
て、演算処理回路構成の入力表示回路2は、操作子の操
作に応動して操作データD3゜。を出力すると共に、所
定の制御データに基づいて表示パネル上の表示を切り換
える。
これによりディジタルオーディオテープレコーダ1にお
いては、操作子の操作に応動して動作モードを切り換え
ると共に、表示パネルの表示を介して動作状態を確認し
得るようになされている。
システム制御回路6は、記録時においては、当該操作デ
ータD、。1に応じて制御データD、。NYを生成する
と共にディジタル信号処理回路8、メカニカル制御回路
10及びサーボ回路12に出力し、これにより操作子の
操作に応動して当該ディジタルオーディオテープレコー
ダ1の動作を切り換え、ディジタルオーディオ信号を記
録し得るようになされている。
これに対して再生時においては、当該操作データI)s
oυに加えて、ディジタル信号処理回路8から出力され
るスティタスバイトのデータに基づいて制御データD、
。NYを生威し、これにより操作子の操作に応動して当
該ディジタルオーディオテープレコーダ1の動作を切り
換えると共に、磁気テープ15上に記録されたディジタ
ルオーディオ信号の記録フォーマットに従って、当該デ
ィジタルオーディオ信号を再生し得るようになされてい
る。
メカニカル制御回路10は、システム制御回路6から出
力される制御データDCONTに基づいて、テープカセ
ットの装填排出機構、磁気テープローディング機構等を
駆動制御する。
これに対してサーボ回路12は、制御データDCONT
に基づいて、リールモータ16を駆動し、これにより磁
気テープカセット(図示せず)のリールを所定速度で回
転制御する。
さらにサーボ回路12は、回転ドラム20が1回転する
周期で信号レベルが切り換わるスイッチングパルス信号
SWPを作成し、制御データDCOHTに基づいて、回
転ドラム基準信号DREFに対するスイッチングパルス
信号SWPの位相が所定位相になるようにドラムモータ
22を駆動する。
ここで回転ドラム基準信号DREFは、インターリーブ
周期(ノーマルモードにおいては、LPモード及びSP
モードでそれぞれ60 (msec〕及び30 (ms
ec)でなる)で繰り返すデイユテー比50〔%]の基
準信号でなり、これによりサーボ回路12は、制御デー
タDCONTに基づいて、1インタ一リーブ周期で回転
ドラム20が所定回転だけ回転するようにドラムモータ
22を制御する。
さらにサーボ回路12は、トラッキング制御回路24か
ら出力されるトラッキングエラー信号を基準にしてキャ
プスタンモータ26を駆動し、これにより制御データD
CONTに応じた所定速度で磁気テープ15を走行させ
、トラッキングエラー信号に基づいてトラッキング制御
し得るようになされている。
ここで第2図に示すように、この実施例において回転ド
ラム及び磁気ヘッドは、直径30〔−一〕の回転ドラム
20上に、アジマス角の異なる一対のABヘッド28A
及び28Bを180度の角間隔で配置し、回転ドラム2
0に90度の巻き付は角度で磁気テープ15を巻き付け
るようになされている。
これに対応して第3図に示すように、サーボ回路12は
、制御データD、。1に基づいて動作を切り換え、記録
モードでLPモード記録する場合、回転ドラム20の回
転速度Nが1000 (rpm) 、磁気テープ15の
走行速度Vtが4.075 (wes/5ec)になる
ようにドラムモータ22及びキャプスタンモータ26を
駆動する。
これに対してノーマルモードでSPモード記録する場合
、サーボ回路12は、回転ドラム20の回転速度Nが2
000 (rp曽〕、磁気テープ15の走行速度Vtが
8.150 (am/5ec)になるようにドラムモー
タ22及びキャプスタンモータ26を駆動する。
これにより当該ディジタルオーディオテープレコーダl
においては、LP及びSPモードにおいて、それぞれ規
格化されたフォーマットに従って順次記録トラックを形
威し得るようになされている。
これに対してノーマルモードの再生においては、回転ド
ラム20の回転速度Nが2000 (rpm)になるよ
うにドラムモータ22を駆動し、それぞれLPモード及
びSPモードで磁気テープ15の走行速度Vtが4.0
75 (am/5ec)及び8.150 (as/se
c〕になるようにキャプスタンモータ26を駆動する。
従ってノーマルモード再生において、回転ドラム20及
び磁気テープ15は、ノーマルモードでSPモード記録
する場合と同様のタイミングで回転し、当該磁気テープ
15がSPモードで記録されている場合、それぞれ磁気
ヘッド28A及び28Bのl走査期間で記録トラック1
本分磁気テープ15が走行するようになされている。
これと対応してサーボ回路12は、当該SPモード再生
において、トラッキング制御回路24から出力されるト
ラッキングエラー信号に基づいてATF (autom
atic track finding) )ラッキン
グサーボ(以下ATFサーボと呼ぶ)の手法を用いてト
ラッキング制御する。
これに対してLPモードで記録された磁気テープ15を
再生する場合、磁気テープ15の走行速度に対して記録
時の2倍の回転速度で回転ドラム20が回転することか
ら、各磁気ヘッド28A及び28Bは、磁気テープ15
が1記録トラック分走行する期間の間、それぞれ2回ず
つ磁気テープ15を走査する。
従ってLPモードにおいて、サーボ回路12は、トラッ
キング制御回路24の出力信号に基づいて、トラッキン
グエラー置が徐々に変化するようにキャプスタンモータ
26を制御しく以下NTサーボと呼ぶ)、これにより磁
気ヘッド28A及び28Bが対応する記録トラックを2
回ずつ確実に走査するようになされている。
これに対して倍速録再時(すなわち倍速モードの記録又
は再生でなる)、サーボ回路12は、回転ドラム20の
回転速度Nが2000 (rpm) 、磁気テープ15
の走行速度Vtが8.150 (ms+/5ee)にな
るようにドラムモータ22及びキャプスタンモータ26
を駆動する。
これによりサーボ回路12は、磁気テープ15の走行速
度に対する回転ドラム20の回転速度をLP記録時と同
じ値に保持した状態で、回転ドラム20の回転速度及び
磁気テープ15の走行速度を記録時の2倍に制御するよ
うになされている。
従って倍速録再時においては、記録時、ノーマル記録時
の172周期で2倍の伝送速度の記録信号S□。を切り
換えて磁気ヘッド28A及び28Bに供給することによ
り、ノーマル記録時と同一フォーマットでディジタルオ
ーディオ信号を記録し得るのに対し、再生時、ノーマル
モードの2倍の伝送速度の再生信号SIFを得ることが
できる。
これに対してサブコードのアフレコモードの場合、サー
ボ回路12は、倍速録再モードの場合と同一の条件で、
ドラムモータ22及びキャプスタンモータ26を駆動制
御する。
これによりサーボ回路12は、アフレコモードにおいて
は、ATFサーボを選択してトラッキング制御するよう
になされている。
(Gl−1)オーディオ信号の処理 オーディオ信号変換回路30は、ディジタル信号処理回
路8から出力されるクロック信号srsを基準にして動
作するアナログディジタル変換回路、ディジタルアナロ
グ変換回路及びディジタルフィルタ回路で構成され、記
録時、当該デイジタルオ−デイオテープレコーダ1に入
力されるオーディオ信号SINをディジタルオーディオ
信号D工に変換してディジタル信号処理回路8に出力す
るのに対し、再生時、ディジタル信号処理回路8から出
力されるディジタルオーディオ信号DALlをアナログ
信号S0υTに変換して出力する。
これに対してディジタル信号処理回路8は、記録時、制
御データDcONiに基づいて、ディジタルオーディオ
信号D0を記録信号S□。に変換した後、当該記録信号
S□。を記録/再生増幅回路32を介して磁気ヘッド2
8A及び28Bに出力し、これによりディジタルオーデ
ィオ信号DA11を当該ディジタルオーディオチーブレ
コーダについて規格化されたフォーマットで順次磁気テ
ープ15に記録する。
これに対して再生時においては、制御データD CON
?及び再生信号5IIFを復調して得られるサブコード
のデータに基づいて動作を切り換え、これにより再生信
号S□をディジタルオーディオ信号DALIに変換して
オーディオ信号変換回路30に出力する。
これにより磁気ヘッド28A及び28Bから出力される
再生信号SIFを復調して、ディジタルオーディオ信号
を再生するようになされている。
すなわち第4図に示すように、ディジタル信号処理回路
8において、制御データ入出力回路40は、システム制
御回路6から出力される制御データD、。1をバスBU
S及びメモリインターフェース回路42を介してメモリ
回路44の所定領域に格納する。
さらに制御データ入出力回路40は、再生時、復調され
てメモリ回路44に格納されたサブコードのデータを読
み出してシステム制御回路6に出力し、これにより磁気
テープ15上に記録された記録情報(この場合LP及び
SPモードの識別、サンプリング周波数の識別等のデー
タでなる)を抽出してシステム制御回路6に送出するよ
うになされている。
従ってメモリ回路44においては、記録時、操作データ
D、。。に基づいて生成された制御データDcoNTが
格納されるのに対し、再生時、操作データI)souに
加えてメモリ回路44に格納されたサブコードのデータ
に基づいてシステム制御回路6で生成された制御データ
D、。1が格納される。
これによりディジタル信号処理回路8は、記録時、操作
子の操作に応じて記録信号S□、を出力するのに対し、
再生時、記録時のフォーマットに応じて再生信号S□を
復調するようになされている。
入出力回路46は、選択回路48から出力されるクロッ
ク信号CKIを基準にして、当該ディジタルオーディオ
テープレコーダ1に入力されるAES/EBUフォーマ
ットのディジタルオーディオ信号RXからクロック信号
を抽出し、当該クロック信号を基準にしてディジタルオ
ーディオ信号RXを所定フォーマットのディジタルオー
ディオ信号に変換してディジタル信号入出力回路52に
出力する。
さらに入出力回路46は、入力されたAES/EBUフ
ォーマットのディジタルオーディオ信号RXからクロッ
ク信号を抽出する際、当該クロック信号を基準にした基
準クロック信号s osc工を生成してクロック信号発
生回路54に出力するようになされ、ディジタルオーデ
ィオ信号RXに同期して当該ディジタルオーディオテー
プレコーダ1を駆動するようになされている。
これにより当該ディジタルオーディオチーブレコーダ1
においては、アナログ信号でなるオーディオ信号S1イ
に代えてAES/EBUフォーマットのディジタルオー
ディオ信号RXを記録し得るようになされている。
さらに入出力回路46は、選択回路50を介してクロッ
ク信号発生回路54からクロック信号srsを受け、当
該クロック信号S□を基準にしてディジタル信号入出力
回路52から出力されるディジタルオーディオ信号をA
ES/EBUフォーマットのディジタルオーディオ信号
TXに変換するようになされ、これによりアナログ信号
でなるオーディオ信号S0゜7の他にAES/EBUフ
ォーマットのディジタルオーディオ信号TXを送出し得
るようになされている。
ディジタル信号入出力回路52は、メモリインターフェ
ース回路42を介して、所定のタイミングでメモリ回路
44の所定領域から制御データD C0NTをロードし
、当富亥制御データDCONTに基づいて動作を切り換
える。
さらにディジタル信号入出力回路52は、選択回路50
から出力されるクロック信号S0を内蔵のカウンタ回路
で順次カウントすることにより、ノーマルモードのLP
モード記録で1インタ一リーブ周期60 (−3ec〕
、ノーマルモードのSPモード記録及び倍速録再モード
のLPモードで1インタ一リーブ周期30’ (mse
c)の回転ドラム基準信号DREFを作成する。
さらにディジタル信号入出力回路52は、記録時、入出
力回路46又はオーディオ信号変換回路30から出力さ
れるディジタルオーディオ信号DAL+を選択入力し、
当該ディジタルオーディオ信号DAL+をカウンタ回路
のカウント値及びシステムクロック信号S。、を基準に
して、順次メモリ回路44に格納する。
これによりメモリ回路44においては、ノーマルモード
のLP及びSPモード記録においては、クロック信号S
0でサンプリング処理されたディジタルオーディオ信号
I)auを、それぞれ60 (msec〕及び30 (
msec)周期単位のブロックに区切って順次格納する
ようになされ、倍速録再モードのLPモード記録時にお
いては、クロック信号S0でサンプリング処理されたデ
ィジタルオーディオ信号D0を、30 (+5ec)周
期単位のブロックに区切って順次格納するようになされ
ている。
さらにこのときディジタル信号入出力回路52は、内蔵
のカウンタ回路のカウント値を基準にして順次ディジタ
ルオーディオ信号DAUをメモリ回路44の所定領域に
格納することにより、1インタリ一ブ周期分のディジタ
ルオーディオ信号をインタリーブ処理する。
これに対して再生時、ディジタル信号入出力回路52は
、カウンタ回路のカウント値及びシステムクロック信号
S81.を基準にしてブロック単位でメモリ回路44に
格納されたディジタルオーディオ信号を順次ロードし、
これによりクロック信号S0を基準にして入出力回路4
6及びオーディオ信号変換回路30に順次逆インタリー
ブ処理したディジタルオーディオ信号を出力する。
誤り検出訂正回路56は、ディジタル信号入出力回路5
2と同様にシステムクロック信号S s。
を基準にして動作するようになされ、所定のタイミング
でメモリ回路44に格納された制御データDco8Tを
ロードし、当該制御データDCONTに応じて動作を切
り換える。
すなわち記録時においては、メモリ回路44に格納され
たディジタルオーディオ信号を順次ロードし、ブロック
単位で誤り訂正用の内符号及び外符号でなるパリティ符
号を生成した後、当該パリティ符号をメモリ回路44に
格納する。
これに対して再生時においては、再生信号処理回路58
を介してメモリ回路44に格納された再生データを順次
ロードし、当該再生データの誤り検出及び誤り訂正を実
行してメモリ回路44に格納する。
このとき第5図に示すように、誤り検出訂正回路56は
、ノーマルモード再生時、再生信号処理回路58と共に
、誤り訂正用の外符号及び内符号でなるC1符号及びC
2符号をそれぞれ2回ずつ繰り返し用いて誤り検出及び
訂正するのに対しくすなわち特願平1−197827号
に開示の手法でなる)、倍速録再モードによる再生時、
C2符号による誤り訂正を1回省略するようになされ、
これにより倍速録再モードにおいても、誤り訂正用に実
用上充分な処理時間を確保し得るようになされている。
すなわち、磁気ヘッド28A及び28Bを介して得られ
る再生信号5RFC第5図(A))を再生信号処理回路
58で01符号を用いて誤り検出した後(第5図CB)
)、誤り検出結果と共にメモリ回路44に格納する。
さらに誤り検出訂正回路56において、続く1インタ一
リーブ周期で、メモリ回路44に格納した誤り検出結果
に基づいて再生データをC1符号で誤り訂正した後、再
生データを順次C2符号、C1符号、C2符号を用いて
誤り検出及び訂正を繰り返す(第5図(C))。
これにより続くlインターリーブ周期でディジタル信号
入出力回路52を介して出力する再生データにおいては
、全体として2回繰り返して誤り訂正するようになされ
、その分NTサーボの状態で再生信号SII、を復調し
ても誤りのない再生データを得ることができる。(第5
図(D〉)。
このとき倍速録再モードにおいては、誤り検出訂正回路
56における最初の02符号による誤り検出及び訂正を
省略し、これにより実用上充分な精度及び処理時間で誤
り訂正したディジタルオーディオ信号を倍速再生し得る
ようになされている。
なおここで、記号「A」、「B」はそれぞれABヘッド
28A及び28Bから得られる再生信号S□を、数字1
.2.3.4・・・・・・は、対応する記録トラックの
順番を表す。
記録信号生成回路60は、ディジタル信号入出力回路5
2と同様にシステムクロック信号S。Sを基準にして動
作し、所定のタイミングでメモリ回路44に格納された
制御データD、。81をロードし、これにより当該制御
データD、。N1に基づいて動作を切り換える。
すなわち記録時、メモリ回路44に格納されたディジタ
ルオーディオ信号をパリティ符号と共に所定の順序で順
次読み出して8−10変調する。
さらに記録信号生成回路60は、変調信号をシリアルデ
ータに変換した後、ATFトラッキング制御用のパイロ
ット信号、同期信号等を付加して記録信号S□。を生成
し、当該記録信号S□、を記録/再生増幅回路32を介
して磁気ヘッド28A、28Bに出力する。
これにより当該記録信号生成回路60を介して、ブロッ
ク単位でインターリーブ処理された後、パリティ符号と
共に変調された記録信号S□。を得ることができ、当該
記録信号S IIEcを磁気ヘッド28A、28Bに出
力することにより、ディジタルオーディオ信号を磁気テ
ープ15上に順次記録することができる。
このとき記録信号生成回路60は、基準クロック信号S
。sclの分周信号を用いてノーマルモードの記録時に
おいては、LPモード及びSPモードで伝送速度4.7
04 (Mbps )及び9.408 (Mbps)の
変調信号S0Cを出力することにより、回転ドラム20
及び磁気テープ15の走行速度に応じて、LP及びSP
モードで規格化されたフォーマットに従って順次ディジ
タルオーディオ信号を記録する。
これに対して倍速録再のLPモードにおいては、回転ド
ラム20の回転速度がノーマルモードの2倍に切り換わ
ることから、基準クロック信号S osc+の分周比を
切り換えることにより、当該回転速度に応じて、ノーマ
ルモードの倍の9.408 (Mbps )の伝送速度
で記録信号5Iltcを出力するようになされ、かくし
てノーマル記録時と同様に規格化されたフォーマットで
ディジタルオーディオ信号を記録することができる。
これに対して再生モードにおいて、記録信号生成回路6
0は、制御データD C0NTに基づいて記録信号S、
cの生成を停止する。
クロック信号抽出回路62は、再生モードにおいて、記
録/再生増幅回路32を介して得られる再生信号SIF
から、クロック信号S。setを基準にして再生クロッ
ク信号CKP、を抽出し、当該再生クロック信号CKP
Iを再生信号処理回路58に出力する。
再生信号処理回路58は、制御データD、。1に基づい
て、記録時動作を停止するのに対し、再生時、再生クロ
ック信号CK□を基準にして、再生信号S□を10−8
復調した後、その結果得られる再生データをメモリ回路
44の所定領域に順次格納する。
さらに再生信号処理回路58は、再生データをメモリ回
路44に格納する際、誤り訂正用の外符号でなるC1符
号を用いて誤り検出し、当該検出結果をメモリ回路44
に格納する。
なおここでノーマルモードにおいて、LPモードで記録
された磁気テープ15を再生する場合、再生信号処理回
路58においては、NTサーボすることにより2回繰り
返して出力される1ブロッり分の再生信号SIFを、特
開昭63−205861号公報の手法を用いて復調する
ようになされ、これにより、確実に再生データを復調し
得るようになされている。
すなわち2回繰り返して得られる再生データのうち、1
回目の再生データを順次誤り検出結果と共にメモリ回路
44に格納した後、当該誤り検出結果及び続いて得られ
る再生データの誤り検出結果に基づいて、既にメモリ回
路44に格納された1回目の再生データを2回目の再生
データで更新する。
これにより誤り検出結果に基づいて、繰り返し得られる
再生データのうち、誤りの少ない再生データを選択的に
メモリ回路44に格納しく以下NTuItllとよぶ)
、再生時の誤り発生確率を低減するようになされている
かくして復調された再生データは、−旦メモリ回路44
に格納された後、誤り検出訂正回路56で誤り訂正され
て、順次ディジタル信号入出力回路52を介して出力さ
れ、これにより磁気テープ15に記録されたディジタル
オーディオ信号を再生することができる。
さらにこのとき、再生信号処理回路58は、再生データ
からサブコードのデータを抽出してメモリ回路44に格
納するようになされ、これにより再生モード及びアレコ
モードにおいては、磁気テープ15の記録情報に基づい
て、当該磁気テープ15を再生し得るようになされてい
る。
(G 1−2)動作モードの切り換え ここでディジタル信号処理回路8は、制御データDco
wrに基づいて、動作基準のクロック信号S0及びシス
テムクロック信号s svsを切り換えることにより、
動作モードに応じて処理速度を切り換えるようになされ
ている。
すなわち水晶発振素子64は、抵抗66と並列に反転増
幅回路68の入出力端に接続され、全体として周波数1
8.816 (MHz)の発振回路を構成するようにな
され、発振出力信号でなるクロック信号5osczをバ
ッファ回路70を介してクロック信号抽出回路62に出
力するようになされている。
これによりクロック信号抽出回路62においては、周波
数18.816 (MHzlのクロック信号S osc
zを基準にして、再生信号S□から再生クロック信号C
K□を抽出するようになされ、これにより精度の高い再
生クロック信号CK□を抽出し得るようになされている
これに対して選択回路48は、172分周回路72を介
してクロック信号SOS。を1/2分周した分周信号を
入力すると共に、クロック信号s osctを直接入力
するようになされ、この実施例においては制御データo
cohyに基づいて、クロック信号5osctを選択出
力するようになされている。
これにより入出力回路46においては、周波数18.8
16 (MHz)の発振出力信号s osctを基準に
してディジタルオーディオ信号RXからクロック信号F
8を抽出するようになされ、これにより入出力回路46
及びディジタル信号入出力回路52において、ディジタ
ルオーディオ信号RXに同期して、当該ディジタルオー
ディオ信号RXを処理し得るようになされている。
これに対して選択回路74は、動作モードに応じてりa
ツク信号SOS。及びS osesの選択出力をクロッ
ク信号発生回路54に出力することにより、クロック信
号S0の周波数を切り換えるようになされている。
すなわち水晶発振素子80は、抵抗82と並列にナンド
回路84の入出力端に接続されて、全体として周波数2
2.5792 (MHz)の発振回路を構成するように
なされ、バッファ回路76を介して発振出力信号でなる
クロック信号SO1゜を選択回路74に出力するように
なされている。
選択回路74は、制御データD Co)lから作成され
たサンプリング周波数切換データI)rsに基づいて接
点を切り換え、サンプリング周波数44.1(kル)の
ディジタルオーディオ信号を記録再生するとき、周波数
22.5792 (MHz)のクロック信号s osc
thを選択出力するのに対し、サンプリング周波数48
(kHzl及び32(k&)のディジタルオーディオ信
号を記録再生するとき、周波数18.816〔M&〕の
クロック信号s osctを選択出力する。
クロック信号発生回路54は、選択回路74の選択出力
信号を所定分周し、これによりノーマルモードにおいて
は、周波数48〔kセ) 、44.1 Ck&〕又は3
2(kHz)のクロック信号srsを生成すると共に、
所定の動作基準信号CKoU、を選択回路50を介して
出力する。
これによりオーディオ信号変換回路30においては、ク
ロック信号S0を動作基準信号として人力するようにな
され、かくして周波数48(kHz)、44.1(kH
z)又は32〔kセ〕でオーディオ信号をサンプリング
処理することができる。
さらにサンプリング処理したディジタルオーディオ信号
I)muを、当該クロック信号srsを基準にして動作
するディジタル信号入出力回路52を介してインターリ
ーブ処理して記録信号S RKtに変換することにより
、所望のサンプリング周波数でオーディオ信号を記録す
ることができる。
さらに再生時においては、記録時のサンプリング周波数
と等しい周波数でディジタル信号入出力回路52及びオ
ーディオ信号変換回路30を駆動し得、かくしてディジ
タルオーディオ信号をアナログ信号に変換してオーディ
オ信号を再生することができる。
さらにクロック信号発生回路54は、倍速録再モードに
おいて、周波数48 CkHz) 、44.1 (k&
〕又は32(kHz)のクロック信号srsに代えて、
当該周波数48〔k胞) 、44.1 Ck玉〕又は3
2〔kk〕の2倍のクロック信号S tF!を選択回路
50に出力し、これによりディジタル信号入出力回路5
2及びオーディオ信号変換回路30の動作速度を切り換
えるようになされている。
これにより記録時においては、オーディオ信号変換回路
30において、ノーマルモードの2倍のサンプリング周
波数でオーディオ信号をサンプリング処理した後、ディ
ジタル信号入出力回路52を介してノーマルモードの1
72周期でインターリーブ処理することができ、かくし
てノーマルモードの2倍の処理速度でオーディオ信号を
処理することができる。
同様に再生時においては、ノーマルモードの2倍のサン
プリング周波数で繰り返すオーディオ信号を処理して、
倍速再生することができる。
このときアンド回路84においては、サンプリング周波
数切換データDFsに応動して信号レベルが切り換わる
停止制御信号S。Hをゲート信号として入力するように
なされ、これにより選択回路74で周波数18.816
  (MHz)のクロック信号SO3゜が選択出力され
ると、周波数22.5792 (M七〕の発振回路の動
作を停止制御するようになされている。
すなわちこの実施例においては、選択回路74で周波数
18.816  (MHz)のクロック信号s osc
tが選択出力されるとき、周波数22.5792 (M
 Hz )のクロック信号s oscsにおいては、何
ら動作基準として用いられず、当該発振回路が無駄に動
作し、その分無駄な電力を消費する結果になる。
従って選択回路74で周波数18.816  CM)(
z)のクロック信号S。sctが選択出力されるとき、
周波数22.5792 (MHz)の発振回路の動作を
停止制御することにより、無駄な電力の消費を回避して
、その分消費電力を低減することができる。
さらにこのように不要なとき、発振回路の動作を停止す
れば、その分当該発振回路を発生源にしてなるノイズの
発生を有効に回避することができる。
なおりロック信号発生回路54は、ディジタルオーディ
オ信号RXの記録時においては、基準クロック信号SO
S。及びS。c3に代えて入力出力回路46から出力さ
れる基準クロック信号S。5ciNを基準にして動作す
るようになされ、これによりディジタルオーディオ信号
RXに同期して当該ディジタルオーディオチーブレコー
ダを駆動し得るようになされている。
さらにバッファ回路78は、トライステートのバッファ
回路で構成され、再生時、クロック信号発生回路54で
作成されたクロック信号SF3及び動作基準信号CKo
uyを、当該ディジタルオーディオテープレコーダ1の
外部装置に出力する。
これに対して記録時、バッファ回路78は、遍択回路5
0の接点の切り換えに応動してハイインピーダンスの状
態に切り換わり、外部装置から人力されるクロック信号
S 、、、、及び動作基準信号CKINをオーディオ信
号変換回路30、入出力回路46及びディジタル信号処
理回路52に出力し、これにより外部装置に同期してオ
ーディオ信号を処理し得るようになされている。
これに対して水晶発振素子86は、抵抗88と並列に反
転増幅回路90の入出力端に接続されて、全体として周
波数49.152 (MHz)の発振回路を構成するよ
うになされ、バッファ回路92を介して発振出力信号で
なるクロック信号S 03Ciを記録信号タイミング制
御回路94に出力する。
記録信号タイミング制御回路94は、当該クロック信号
5osc+を分周して記録信号生成用の基準信号を作成
するようになされ、このとき制御データDCO!ITに
基づいて分周比を切り換えることにより、動作モードに
応じた伝送速度(第3図)の記録信号S□。を出力し得
るようになされている。
さらに記録信号タイミング制御回路94は、スイッチン
グパルス信号SWPを基準にして、磁気ヘッド28A、
28Bの走査開始のタイミングで信号レベルが切り換わ
る基準信号を生威し、当該基準信号を記録信号生成回路
60に出力するようになされている。
これにより記録信号生成回路60において、当該基準信
号に基づいて記録信号sageを出力することにより、
規格化されたフォーマットでオーディオ信号を記録し得
るようになされている。
これに対して分周回路96及び98は、クロック信号S
 osclを所定分周して周波数A (MHz)及びB
 (MHz)のシステムクロック信号S、7.を生威し
、この実施例においては周波数B (MHz)が、周波
数A [:MH2]の約1.5倍になるように選定され
ている。
選択回路99は、制御データI)coMtに基づいて生
成された切り換え信号SELに基づいて接点を切り換え
、これによりノーマルモードにおいては周波数A (M
Hz)のシステムクロック信号s svsを選択出力す
るのに対し、倍速録再モードにおいては周波数B (M
Hz)のシステムクロック信号s srsを選択出力す
る。
これによりメモリインターフェース回路42、メモリ回
路44、ディジタル信号入出力回路52、誤り検出訂正
回路56、再生信号処理回路58、記録信号生成回路6
0においては、ノーマルモードにおいては、周波数A 
(MHz)のシステムクロック信号S11.を基準にし
て動作するのに対し、倍速録再モードにおいては、周波
数B CM)fzEのシステムクロック信号s svs
を基準にして動作するようになされ、これによりノーマ
ルモードにおいて、全体の処理速度を倍速録再モードの
1/15倍に低速度化するようになされている。
従って、メモリインターフェース回路42、メモリ回路
44、ディジタル信号入出力回路52、誤り検出訂正回
路56、再生信号処理回路58、記録信号生成回路60
においては、ノーマルモードで動作速度が低下すること
により、消費電力を低減し得、その分当該ディジタルオ
ーディオチーブレコーダ全体として消費電力を低減する
ことができる。
ところで実際上ディジタルオーディオ信号処理回路8に
おいては、倍速録再モード時、ノーマルモードの2倍の
処理速度で、記録信号Sl−を生威し又は再生信号S1
を処理すればよいことから、倍速録再モードに比してシ
ステムクロック信号5svsの周波数を172倍に切り
換えるようにしても、ノーマルモードで充分に記録信号
s axe及び再生信号S□を処理することができる。
ところがこの実施例においては、ノーマルモードでNT
復調する場合があることから、倍速録再録再モード及び
ノーマルモードにおいて、誤り検出訂正回路56の処理
動作を実用上充分な処理に切り換えると共に、システム
クロック信号s svsの周波数を1/1.5倍だけ低
くすることにより、NT11!調する場合でも、確実に
ディジタルオーディオ信号を処理し得るようになされ、
その分消費電力の増大を有効に回避すると共に、確実に
ディジタルオーディオ信号を再生し得るようになされて
いる。
以上の構成において、ディジタル信号入出力回路52、
誤り検出訂正回路56、再生信号処理回路58及び記録
信号生成回路60は、所定のタイミングでメモリ回路4
4に格納された制御データD CON□をロードし、こ
れにより当該制御データD C0NTに基づいて動作を
切り換える。
すなわち記録モードにおいては、オーディオ信号変換回
路30を介して入力されたディジタルオーディオ信号I
)auは、ディジタル信号入出力回路52でインターリ
ーブ処理されてブロック単位に分割された後、−旦メモ
リ回路44に格納される。
メモリ回路44に格納されたディジタルオーディオ信号
DALIは、誤り検出訂正回路56でパリティ符号が作
成された後、記録信号作成回路60で記録信号S□。に
変換されて磁気ヘッド28A、28Bに出力され、これ
によりオーディオ信号をディジタル信号に変換して記録
することができる。
このときノーマルモードにおいては、クロック周波数4
8 (kHz) 、44.1 (kHz)又は32〔k
七]のディジタルオーディオ信号が、周波数A(MHz
〕のシステムクロック信号s svsを基準にして記録
信号S□。に変換されるのに対し、倍速録再モードにお
いては、クロック周波数48 (kHz) 、44.1
(k)Iz)又は32(kHz)の2倍のクロック周波
数のディジタルオーディオ信号が、周波数A(Mk)の
1.5倍の周波数B (MHz)のシステムクロック信
号s srsを基準にして記録信号S□。に変換される
ことにより、消費電力の増加を有効に回避して倍速記録
することができる。
さらにこのとき、周波数48(kHz)又は32〔k七
〕のクロック信号SF3が選択されたとき、周波数22
.5792 (MHz〕の発振回路の動作を停止制御す
ることにより、無駄な電力の消費を回避して、消費電力
を低減することができる。
これに対して再生時においては、制御データDcost
に基づいて記録信号生成回路60が停止し、再生信号処
理回路58が動作する。
さらに制御データDc0.4iに基づいて誤り検出訂正
回路56、ディジタル信号入出力回路52が動作を切り
換え、再生信号S□を処理する。
すなわち再生信号S0は、クロック信号抽出回路62で
再生クロック信号CK□が抽出された後、再生信号処理
回路58で復調される。
復調された再生データは、メモリ回路44に一旦格納さ
れた後、誤り検出訂正回路56で誤り検出訂正されてメ
モリ回路44に格納され、ディジタル信号入出力回路5
2を介して順次出力される。
このときノーマルモードにおいて周波数A(M止〕のシ
ステムクロック信号S。3を基準にして再生信号S□を
復調することにより、クロック周波数48 (kHz)
 、44.1 (k胞〕又は32〔k止〕のディジタル
−オーディオ信号を得るのに対し、倍速録再モードにお
いては、周波数A (MHz)の1゜5倍の周波数B 
(MHz)のシステムクロック信号s svsを基準に
して再生信号SIFを復調することにより、周波数48
 (kHz) 、44.1 (kHz)又は32(kH
z)の2倍のクロック周波数のディジタル−オーディオ
信号を得、当該ディジタルオーディオ信号をアナログ信
号に変換して出力することにより、消費電力の増加を有
効に回避して倍速再生することかできる。
かくして、メモリインタフェース回路42、メモリ回路
44、ディジタル信号入出力回路52、誤り検出訂正回
路56、記録信号生成回路60は、ディジタル信号を記
録信号S□。に変換する記録信号処理回路を構成するの
に対し、メモリインタフェース回路42、メモリ回路4
4、ディジタル信号入出力回路52、誤り検出訂正回路
56、再生信号処理回路58は、再生信号をディジタル
信号に変換する再生信号処理回路を構成する。
以上の構成によれば、ディジタルオーディオ信号のクロ
ック周波数に応じて、発振回路の動作を停止制御するこ
とにより、消費電力の増加を有効に回避して、所望のク
ロック周波数のオーディオ信号を記録再生することがで
きる。
さらにノーマルモードにおいて、システムクロック信号
s sysの周波数を1.5倍だけ低い周波数に切り換
えることにより、消費電力の増加を有効に回避して倍速
録再することかできる。
(G2)他の実施例 なお上述の実施例においては、ドラム径30〔−一〕の
回転ドラム20上に磁気ヘッド28A、28Bを180
度の角間隔で配置する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば第6図に示すように回転ドラムを
構成する場合にも適用することができる。
すなわち、ドラム径15 (ms)の回転ドラム21上
にABヘッド29A及び29Bを180度の角間隔で、
1/2トラツクピツチだけ段差を設けて配置し、回転ド
ラム21に180度の巻き付は角度で磁気テープ15を
巻き付ける。
この場合第7図に示すような条件で回転ドラム21及び
磁気テープ15を駆動し、磁気ヘッド29A及び29B
を段差を設けて配置した分、回転ドラム21の2回転で
1回転分のディジタルオーディオ信号を処理することに
より、規格化されたフォーマットでディジタルオーディ
オ信号を記録することができ、このときクロック信号s
rs及びシステムクロック信号S。、を切り換えると共
に、周波数22.5792 (MHz)の発振回路の動
作を停止制御することにより、消費電力を低減すること
ができる。
さらに磁気ヘッド29A及び29Bの段差をなくして配
置しく第6図)、第8図又は第9図に示すような条件で
駆動するようにしても、クロック信号S0及びシステム
クロック信号s svsを切り換えると共に、周波数2
2.5792 (MHz)の発振回路の動作を停止制御
することにより、消費電力を低減することができる。
特に第8図の場合、倍速録再モードにおいて、LPモー
ドでノーマルモードの44、SPモードでノーマルモー
ドの2倍の記録再生速度を得ることができ、システムク
ロック信号s svsの周波数を1.5倍に止めること
により、消費電力の低減効果を一段と発揮することがで
きる。
さらにこのようにシステムクロック信号S3マ3及びク
ロック信号S0の周波数を切り換えるようにすれば、例
えば共通のディジタル信号処理回路を第9図に示すよう
な処理速度の遅いディジタルオーディオテープレコーダ
と共通で用いる場合、第9図に示すディジタルオーディ
オテープレコーダでは、動作速度の遅いメモリ回路44
を用いることができその分全体構成を簡易化することが
できる。
又、ドラム径15 (+++a)及び30 (me)の
回転ドラムを用いる場合に限らず、例えばドラム径10
〔開〕又は20 (me)の回転ドラムを用いる場合に
広く適用することができる。
さらに上述の実施例においては、倍速録再モードにおい
て、システムクロック信号S□、の周波数を1.5倍に
切り換えると共に、誤り検出訂正処理を省略する場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、ノーマルモー
ドと倍速録再モードとで同一の誤り検出訂正処理を実行
するようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、倍速録再モードとノー
マルモードとでシステムクロック信号s svsを切り
換える場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば記録時及び再生時、SPモード及びLPモードで
システムクロック信号S、。の周波数を切り換えるよう
にしても良く、さらにはサンプリング周波数が異なる場
合(すなわち記録モードが異なる場合でなる)、システ
ムクロック信号s srsの周波数を切り換えるように
してもよい。
すなわち、記録時、誤り検出訂正回路においては、単に
パリティ符号を生成するだけでなることから、再生時に
比して動作速度を遅くしても、充分に処理し得る特徴が
ある。
従ってその分システムクロック信号s svtの周波数
を切り換えて、消費電力を低減し得る。
これに対してLPモードにおいては、ディジタルオーデ
ィオ信号を60 (msec〕でインターリーブ処理す
るのに対し、SPモードにおいては30 (−3ec)
でインターリーブ処理することから、又サンプリング周
波数が異なれば、その分処理速度を切り換え得、かくし
てシステムクロック信号5svsの周波数を切り換えて
消費電力を低減し得る。
さらに上述の実施例においては、記録時の2倍の記録再
生速度で倍速録再する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、例えば記録時の1゜5倍速等、種々の記
録再生速度で倍速録再する場合に広く適用することがで
きる。
さらに上述の実施例においては、オーディオ信号を記録
再生する場合について述べたが、本発明はこれに限らず
、演算処理装置の外部記憶装置等に通用して種々のデー
タを記録再生してもよい。
この場合演算処理装置の伝送速度に応じて、データを欠
落することなく記録再生し得ることから、当該磁気記録
再生装置の適用範囲を一段と拡大することができる。
さらに磁気記録再生装置に限らず、再生専用、記録専用
のディジタルオーディオチーブレコーダ、さらにはオー
ディオ信号以外の種々のデータを記録又は再生するディ
ジタル信号処理装置に広く適用することができる。
H発明の効果 上述のように第1の発明のよれば、クロック周波数に応
じて発振回路の動作を停止することにより、無駄な電力
の消費を低減して、消費電力の低いディジタル信号処理
装置を得ることができる。
さらに第2の発明のよれば、動作モードに応じて、ディ
ジタル信号処理回路の動作周波数を必要上充分な高さに
切り換えることにより、消費電力の低いディジタル信号
処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にょるディジタルオーディオ
チーブレコーダを示すブロック図、第2図はその回転ド
ラムの構成を示す路線図、第3図はその動作の説明に供
する図表、第4図はディジタル信号処理回路を示すブロ
ック図、第5図は誤り検出訂正処理の説明に供する信号
波形図、第6図は他の実施例の回転ドラムの構成を示す
路線図、第7図〜第9図はその動作の説明に供する図表
である。 1・・・・・・ディジタルオーディオチープレコータ、
6・・・・・・システム制御回路、15・・・・・・磁
気テープ、20.21・・・・・・回転ドラム、28A
、28B、29A、29B・・・・・・磁気ヘッド、3
0・・・・・・オーディオ信号変換回路、44・・・・
・・メモリ回路、52・・・・・・ディジタル信号入出
力回路、56・・・・・・誤り検出訂正回路、58・・
・・・・再生信号処理回路、60・・・・・・記録信号
生成回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の発振回路を有し、上記複数の発振回路の選
    択出力を基準にして、所定クロック周波数のディジタル
    信号を記録及び又は再生するディジタル信号処理装置に
    おいて、 上記ディジタル信号のクロック周波数に応じて、上記複
    数の発振回路うち所定の発振回路の動作を停止制御する ことを特徴とするディジタル信号処理装置。
  2. (2)ディジタル信号を記録信号処理回路で記録信号に
    変換して磁気テープに記録し、及び又は上記磁気テープ
    から得られる再生信号を再生信号復調処理回路でディジ
    タル信号に変換するディジタル信号処理装置において、 動作モードに応じて、上記記録信号処理回路及び又は上
    記再生信号復調処理回路の動作周波数を切り換える ことを特徴とするディジタル信号処理装置。
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