JP2797575B2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JP2797575B2
JP2797575B2 JP1340263A JP34026389A JP2797575B2 JP 2797575 B2 JP2797575 B2 JP 2797575B2 JP 1340263 A JP1340263 A JP 1340263A JP 34026389 A JP34026389 A JP 34026389A JP 2797575 B2 JP2797575 B2 JP 2797575B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術(第5図及び第6図) D発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第1図及び第3図) F作用(第1図及び第3図) G実施例(第1図〜第4図) (G1)第1の実施例 (G2)他の実施例 H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は磁気記録装置に関し、例えばデイジタルオー
デイオテープレコーダに適用し得る。
B発明の概要 本発明は、磁気記録装置において、入力デイジタル信
号のクロツク周波数を検出することにより、伝送速度が
変位した入力デイジタル信号の記録を有効に回避するこ
とができる。
C従来の技術 従来、磁気記録再生装置においては、回転ドラムを用
いてデイジタルオーデイオ信号を記録再生し得るように
なされたもの(以下デイジタルオーデイオテープレコー
ダと呼ぶ)がある。
このようなデイジタルオーデイオテープレコーダにお
いては、AES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ
信号を直接記録再生し得、これによりアナログデイジタ
ル変換処理及びデイジタルアナログ変換処理の際の音質
劣化を有効に回避して、高密度にデイジタルオーデイオ
信号を記録し得るようになされている。
すなわち第5図に示すように、AES/EBUフオーマツト
のデイジタルオーデイオ信号(第5図(A))において
は、0フレームから191フレームまでのフレームデータ
(第5図(B))が繰り返し連続して全体としてオーデ
イオ信号を伝送するようになされている。
フレームデータは、左チヤンネル及び右チヤンネル用
の32ビットのサブフレームデータ(第5図(C))で構
成され、サブフレームデータの始めの4ビツトが同期用
プリアンブルのデータに割り当てられるようになされて
いる。
さらにサブフレームデータにおいては、続いて4ビツ
トのデータが連続した後、20ビツトのオーデイオデータ
が連続して、残り4ビツトで種々のデータを伝送するよ
うになされている。
従つて当該オーデイオデータを抽出して記録信号に変
換することにより、AES/EBUのデイジタルオーデイオ信
号を記録することができる。
さらに残り4ビツトのデータにおいては、始めの1ビ
ツトVがオーデイオデーの有効無効を表すパリテイフラ
グに割り当てられ、続く1ビツトUがユーザビツトのデ
ータに割り当てられる。
さらに続く1ビツトCがチヤンネルステータスのデー
タに割り当てられ、残り1ビツトPがパリテイビツトに
割り当てられるようになされている。
これにより0フレームから191フレームまでのフレー
ムデータについて、順次ユーザビツトU及びチヤンネル
ステータスCを検出することにより、オーデイオデータ
に関するデータを伝送し得るようになされている。
例えば第6図に示すように、チヤンネルステータスC
は、0及び1フレームにおいては「0」のデータが割り
当てられ、2フレームでコピー禁止のデータを伝送す
る。
さらに3フレーム7フレームでエンフアシス処理のデ
ータを伝送し、8フレーム15フレームで出力機器のカテ
ゴリ情報(すなわちコンパクトデイスクプレイーヤ等の
識別情報でなる)を、続く16フレームから19フレームで
当該出力機器のソースナンバを伝送する。
さらに続く20フレームから23フレームでオーデイオデ
ータのチヤンネル数を、24フレームから27フレームでオ
ーデイオデータのサンプリング周波数を伝送するように
なされている。
従つて再生されたデイジタルオーデイオ信号を20ビツ
ト単位に分割し、これらのデータを付加して出力するこ
とにより、AES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイ
オ信号を送出することができる。
D発明が解決しようとする問題点 ところで、この種のデイジタルオーデイオテープレコ
ーダにおいては、PLL(phase locked loop)回路を用い
て、シリアルデータで伝送されるAES/EBUフオーマツト
のデイジタルオーデイオ信号からクロツク信号を抽出
し、当該クロツク信号を基準にしてデイジタル信号処理
回路等を動作させるようになされている。
すなわち当該クロツク信号を基準にしてサーボ回路を
駆動することにより、回転ドラムの回転及び磁気テープ
の走行を、入力されるAES/EBUフオーマツトのデイジタ
ルオーデイオ信号に同期させる。
これに対してデイジタル信号処理回路においては、当
該クロツク信号を基準にして、AES/EBUフオーマツトの
デイジタルオーデイオ信号からデイジタルデータを抽出
した後、誤り検出訂正用符号を生成する さらに当該デイジタルデータを誤り検出訂正用符号と
共に変調した後、所定の基準信号発生回路から出力され
る基準信号を用いて、記録信号に変換する。
これにより、入力されるAES/EBUフオーマツトのデイ
ジタルオーデイオ信号に同期して、当該デイジタルオー
デイオ信号を確実に処理した後、デイジタルオーデイオ
テープレコーダについて規格化されたフオーマツトで記
録し得るようになされている。
ところが実際上、伝送されるAES/EBUフオーマツトの
デイジタルオーデイオ信号においては、伝送速度が変位
して伝送される場合がある。
この場合、クロツク信号を抽出してサーボ回路及びデ
イジタル信号処理回路を駆動することから、入力される
AES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ信号にお
いては、伝送速度が変位しても、当該変位に追従して処
理し得る。
さらに回転ドラムの回転奥度及び磁気テープの走行速
度も、変位に追従して変化することから、入力されるAE
S/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ信号に同期
して記録トラツクを形成し得る。
これに対して記録信号においては、規格化されたフオ
ーマツトを維持するために、所定の基準信号を基準にし
て生成されることから、このように伝送速度が変位する
と、変位の分だけ記録波長が変位して記録されるように
なる。
このため、伝送速度が変位したAES/EBUフオーマツト
のデイジタルオーデイオ信号においては、記録後再生す
る段階で、ATF(automatic track finding)トラツキン
グ制御用のパイロツト信号を検出し得なくなつたり、同
期信号を検出し得なくなりして、結局再生することが困
難になるおそれがあつた。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、伝送速
度が変位したデイジタルオーデイオ信号の記録を有効に
回避することができる磁気記録装置を提案しようとする
ものである。
E問題点を解決るための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、サン
プリング周波数情報DFS及びクロツク信号CKを含んでな
る入力デイジタル信号RXを受信する受信手段と、受信手
段によつて受信された入力デイジタル信号RXからクロツ
ク信号CKを抽出し、当該クロツク信号CKを出力するクロ
ツク信号抽出手段47と、受信手段によつて受信された入
力デイジタル信号RXに含まれるサンプリング周波数情報
DFSに応じた分周比でクロツク信号CKを分周し、得られ
る分周信号SBUNを出力する分周手段48と、分周信号SBUN
の周波数を比較するための比較基準信号SREFを発生する
基準信号発生手段50と、比較基準信号SREFの周波数と、
分周信号SBUNの周波数と比較する周波数比較手段49、51
とを設け、周波数比較手段49、51から得られる比較結果
に基づいて、入力デイジタル信号RXの伝送速度の変位を
検出した際に当該入力デイジタル信号RXの記録動作を停
止し、及び又は入力デイジタル信号RXの伝送速度の変位
を告知するようにした。
F作用 サンプリング周波数情報DFS及びクロツク信号CKを含
んでなる入力デイジタル信号RXを受信する受信手段と、
受信手段によつて受信された入力デイジタル信号RXから
クロツク信号CKを抽出し、当該クロツク信号CKを出力す
るクロツク信号抽出手段47と、受信手段によつて受信さ
れた入力デイジタル信号RXに含まれるサンプリング周波
数情報DFSに応じた分周比でクロツク信号CKを分周し、
得られる分周信号SBUNを出力する分周手段48と、分周信
号SBUNの周波数を比較するための比較基準信号SREFを発
生する基準信号発生手段50と、比較基準信号SREFの周波
数と、分周信号SBUNの周波数とを比較する周波数比較手
段49、51とを設け、周波数比較手段49、51から得られる
比較結果に基づいて、入力デイジタル信号RXの伝送速度
の変位を検出した際に当該入力デイジタル信号RXの記録
動作を停止し、及び又は入力デイジタル信号RXの伝送速
度の変位を告知するようにしたことにより、周波数比較
手段49、51から得られる比較結果に基づいて、入力デイ
ジタル信号RXの伝送速度が変位したかどうかを的確に検
出することができる。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)第1の実施例 第1図において、1は全体としてデイジタルオーデイ
オテープレコーダを示し、AES/EBUフオーマツトのデイ
ジタルオーデイオ信号RX、TXを記録再生する。
すなわちデイジタルオーデイオテープレコーダ1にお
いて、演算処理回路構成の入力表示回路2は、操作子の
操作に応動して操作データDSOUを出力すると共に、所定
の制御データに基づいて表示パネル上の表示を切り換え
る。
これによりデイジタルオーデイオテープレコーダ1に
おいては、操作子の操作に応動して動作モードを切り換
えると共に、表示パネルの表示を介して動作状態を確認
し得るようになされている。
システム制御回路6は、記録時、当該操作データDSOU
に基づいて、制御データを生成し、デイジタル信号処理
回路8、メカニカル制御回路10及びサーボ回路12に制御
データを出力し、これにより当該デイジタルオーデイオ
テープレコーダ1の動作を制御するようになされてい
る。
すなわちメカニカル制御回路10は、システム制御回路
6から出力される制御データに基づいて、テープカセツ
トの装填排出機構、磁気テープローデイング機構等を駆
動制御する。
これに対してサーボ回路12は、リールモータ16を駆動
し、これにより磁気テープカセツト(図示せず)のリー
ルを所定速度で回転駆動する。
さらにサーボ回路12は、磁気ヘッドの操作開始の時点
で信号レベルが切り換わるスイチツチングパルス信号SW
Pを生成し、回転ドラム基準信号DREFに対して、当該ス
イツチングパルス信号SWPが所定位相になるようにドラ
ムモータ22を駆動する。
なお磁気ヘツド28A及び28Bは、90度の巻き付け角度で
磁気テープ15を巻き付けるようになされた直径30〔mm〕
の回転ドラム20上に180度の角間隔で配置されるように
なされている。
さらに回転ドラム基準信号DREFは、LPモード及びSPモ
ード(それぞれ長時間記録モード及び標準時間記録モー
ドでなる)でそれぞれ60〔msec〕及び30〔msec〕のイン
ターリーブ周期で繰り返すデユーテイ比50〔%〕の基準
信号でなり、AES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデ
イオ信号RXを記録する場合は、当該デイジタルオーデイ
オ信号RXから抽出されるクロツク信号に基準にして生成
される。
これによりサーボ回路12は、記録時、1インターリー
ブ周期で回転ドラム20が1回転するようにドラムモータ
22を駆動する。
さらにサーボ回路12は、1インターリーブ周期で、磁
気テープ15が2トラツクピツチだけ走行するようにキヤ
プスタンスモータ26を駆動し、これにより当該デイジタ
ルオーデイオテープレコーダについて規格化されたフオ
ーマツトで順次記録トラツクを形成し得るようになされ
ている。
さらにサーボ回路12は、再生時、記録時と同様に、ド
ラムモータ22及びキヤプスタンモータ26を駆動し、この
ときトラツキング制御回路24から出力されるトラツキン
グエラー信号に基づいて、キヤプスタンモータ26をトラ
ツキング制御する。
オーデイオ信号変換回路30は、アナログデイジタル変
換回路、デイジタルアナログ変換回路及びフイルタ回路
で構成され、記録時、オーデイオ信号SINをデイジタル
オーデイオ信号DAUに変換してデイジタル信号処理回路
8に出力する。
これに対して再生時、オーデイオ信号変換回路30は、
デイジタル信号処理回路8から出力されるデイジタルオ
ーデイオ信号DAUをアナログ信号SOUTに変換して出力す
る。
第2図に示すように、デイジタル信号処理回路8にお
いて、データ入出力回路40は、システム制御回路6から
出力される制御データDCONTを受け、当該制御データD
CONTをメモリインターフエース回路42を介してメモリ回
路44の所定領域に格納し、これにより当該デイジタル信
号処理回路8の動作を当該制御データDCONTに基づいて
切り換えるようになされている。
第3図に示すように、入出力回路46は、当該デイジタ
ルオーデイオテープレコーダ1の外部機器から出力され
るAES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ信号RX
を受け、クロツク信号抽出回路47でそのクロツク信号CK
を抽出する。
さらに入出力回路46は、当該クロツク信号CKを基準に
してオーデイオデータDADを分離し、クロツク信号CKと
共にデイジタル信号入出力回路52に出力する。
これによりデイジタル信号入出力回路52において、当
該クロツク信号CKを基準にして回転ドラム基準信号DREF
を生成するようになされ、デイジタルオーデイオ信号RX
に同期して回転ドラム20及び磁気テープ15を駆動するよ
うになされている。
さらに入出力回路46は、当該デイジタルオーデイオ信
号RXのチヤンネルステータスC(第6図)からサンプリ
ング周波数の情報DFSを検出して分周回路48に出力す
る。
分周回路48は、当該サンプリング周波数情報DFSに基
づいて分周比を切り換え、これによりクロツク信号CKを
分周して周波数12.8〔k Hz〕の分周信号SBUNを出力す
る。
すなわちオーデイオデータDADのサンプリング周波数
が周波数48〔k Hz〕のとき、クロツク信号CKを1/480分
周して周波数12.8〔k Hz〕の分周信号SBUNを出力するの
に対し、それぞれサンプリング周波数が周波数44.1〔k
Hz〕及び32〔k Hz〕のとき、クロツク信号CKを1/441分
周及び1/320分周して周波数12.8〔k Hz〕の分周信号S
BUNを出力する。
エツジ検出回路49は、分周信号SBUNが立ち上がるタイ
ミングで信号レベルが立ち上がるリセツトパルス信号RE
Tを生成する。
カウンタ回路50は、リセツトパルス信号RETでリセツ
トされた後、デイジタル信号入出力回路52から出力され
る記録信号生成用のチヤンネルクロツク信号FCH(周波
数9.408〔M Hz〕でなる)をカウントするようになさ
れ、チヤンネルクロツク信号FCHの波数が735になると信
号レベルが立ち上がる周波数12.8〔k Hz〕の比較基準信
号SREFを生成する。
カウンタ回路51は、2ビツトのカウンタ回路で、リセ
ツトパルス信号RETが立ち上がるタイミングで比較基準
信号SREFを取り込み、取り込んだデータが最下位ビツト
になるようにビツトシフトしてデータを更新する。
従つて比較基準信号SREFの周波数に対して分周信号S
BUNの周波数が一致しているとき、値「1」のデータを
取り込むことができる。
これに対し、デイジタルオーデイオ信号RXの伝送速度
が変位して、クロツク信号CKの周波数が変位すると、比
較基準信号SREFの周波数に対して分周信号SBUNの周波数
が変位することから、値「0」のデータを取り込むこと
ができる。
従つて取り込んだデータに基づいて、デイジタルオー
デイオ信号RXの伝送速度の変位を検出することができ
る。
カウンタ回路15は、カウント値が値「1、0」又は
「1、1」のとき、信号レベルが立ち上がるクロツク周
波数検出信号XFCを出力し、これにより定常的にデイジ
タルオーデイオ信号RXの伝送速度が変位したとき、クロ
ツク周波数検出信号XFCの信号レベルを立ち下げる。
すなわちサーボ系においては、瞬間的にデイジタルオ
ーデイオ信号RXの伝送速度が変位して回転ドラム基準信
号DREFの位相が乱れても、実用上充分な範囲で回転ドラ
ムの回転位相を変位前の状態に保持し得る。
従つて第4図において一致の状態を実線、不一致の状
態を破線で示すように、カウント値が「1、0」又は
「1、1」のとき、信号レベルが立ち上がるクロツク周
波数検出信号XFCを得るようにすれば、瞬間的に伝送速
度が変位した場合でも、実用上充分な範囲において、ク
ロツク周波数検出信号XFCの信号レベルを変位前の状態
に保持し得る。
これにより当該デイジタルオーデイオテープレコーダ
1においては、真に記録波長が変位して記録される場合
だけ、クロツク周波数検出信号XFCの信号レベルを立ち
下げるようになされ、当該クロツク周波数検出信号XFC
の信号レベルが立ち下がると、入力表示回路2を介し
て、表示パネル上に警告文字を表示するようになされて
いる。
従つて当該表示パネル上に警告文字を表示することに
より、必要に応じて記録動作を停止操作し得、これによ
り伝送速度が変位したデイジタルオーデイオ信号の記録
を有効に回避することができる。
かくしてこの実施例において、クロツク信号抽出回路
47は、入力デイジタル信号でなるAES/EBUフオーマツト
のデイジタルオーデイオ信号RXからクロツク信号CKを抽
出するクロツク信号抽出回路を構成するのに対し、カウ
ンタ回路50は、比較基準信号SREFを発生する基準信号発
生回路を構成する。
さらにエツジ検出回路49及びカウンタ回路51は、比較
基準信号SREF及び分周信号SBUNの周波数を比較する周波
数比較回路を構成する。
これに対して再生時、入出力回路46は、デイジタル信
号入出力回路52から出力されるオーデイオデータをABS/
EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ信号TXに変換
して出力する。
かくして当該デイジタルオーデイオテープレコーダ1
においては、入出力回路46を介して、AES/EBUフオーマ
ツトのデイジタルオーデイオ信号TX及びRXを入出力する
ことにより、アナログ信号でなるオーデイオ信号SIN
びSOUTの他にAES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデ
イオ信号RX、TXを記録再生し得るようになされている。
デイジタル信号入出力回路52は、メモリ回路44からデ
ータバスDTBUSに出力される制御データDCONTをロード
し、当該制御データDCONTに基づいて動作を切り換え
る。
さらにデイジタル信号入出力回路52は、水晶発振回路
構成の複数のクロツク信号生成回路を有し、内臓のカウ
ンタ回路でそのクロツク信号を順次カウントすることに
より、回転ドラム基準信号DREFを生成する。
これによりデイジタル信号処理回路8においては、当
該回転ドラム基準信号のDREFを基準にして動作するよう
になされている。
さらにこのときデイジタル信号入出力回路52におい
て、AES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ信号R
Xを選択入力して記録する場合、クロツク信号生成回路
の動作をクロツク信号CKに同期させるようになされ、こ
れにより当該デイジタル信号処理回路8の動作がデイジ
タルオーデイオ信号RXに同期するようになされている。
さらにデイジタル信号入出力回路52は、クロツク信号
CKに非同期のクロツク信号を分周してチヤンネルクロツ
ク信号FCHを生成し、記録信号生成回路60に出力する。
さらにデイジタル信号入出力回路52は、記録時、入出
力回路46から出力されるデイジタルオーデイオ信号又は
オーデイオ信号変換回路から出力されるデイジタルオー
デイオ信号DAUを選択入力し、カウンタ回路のカウント
値を基準にして、選択入力したデイジタルオーデイオ信
号をインターリーブ周期でブロツク化する。
このときデイジタル信号入出力回路52は、当該カンウ
ンタ回路のカウント値を基準にして順次デイジタルオー
デイオ信号をメモリ回路44に出力することにより、1イ
ンターリーブ周期でブロツク化したデイジタルオーデイ
オ信号を、各ブロツク毎にインターリーブ処理する(以
下記録時、インターリーブ処理してメモリ回路に格納し
たデイジタルオーデイオ信号を入力オーデイオデータと
呼ぶ)。
これに対して再生時、デイジタル信号入出力回路52
は、メモリ回路44に格納された再生オーデイオデータを
順次ロードし、このときカウンタ回路のカウント値を基
準にして当該再生オーデイオデータをロードすることに
より、当該再生オーデイオデータを逆インターリーブ処
理してデイジタルオーデイオ信号DAU、DADに変換した
後、入出力回路46及びオーデイオ信号変換回路30に出力
する。
誤り検出訂正回路56は、デイジタル信号入出力回路52
と同様に、メモリ回路44から制御データDCONTをロード
し、当該制御データDCONTに応じて動作を切り換える。
このとき誤り検出訂正回路56は、記録時、メモリ回路
44に格納された入力オーデイオデータを順次ロードし、
ブロツク単位で誤り訂正用の内符号及び外符号(C1符号
及びC2符号)を生成した後、当該内符号及び外符号をメ
モリ回路44に格納する。
同時に誤り検出訂正回路56は、メモリ回路44からサブ
データエリアに記録するサブコードデータを順次ロード
し、誤り検出訂正符号(C1符号)を生成してメモリ回路
44に格納する。
これに対して再生時、誤り検出訂正回路56は、メモリ
回路44に格納された再生データDPBを順次ロードし、当
該再生データDPBの誤り検出及び誤り訂正を実行してメ
モリ回路44に格納する。
記録信号生成回路60は、デイジタル信号入出力回路52
と同様に、メモリ回路44から制御データDCONTをロード
し、当該制御データDCONTに応じて動作を切り換える。
すなわち記録時、記録信号生成回路60は、メモリ回路
44に格納された入力オーデイオデータ、誤り訂正用符号
等を順次ロードして記録信号SRECを生成する。
このとき記録信号生成回路60は、チヤンネルクロツク
信号FCHを基準にして、LPモードにおいては、伝送速度
4.075〔Mbps〕の記録信号SRECを生成するのに対し、SP
モードにおいては、伝送速度9.408〔Mbps〕の記録信号S
RECを生成し、これにより当該デイジタルオーデイオテ
ープレコーダについて規格化されたフオーマツトに従つ
てデイジタルオーデイオ信号を記録するようになされて
いる。
かくして入出力回路46において、伝送速度の変位を検
出して表示パネル上に表示するころから、当該表示に基
づいて当該デイジタルオーデイオテープレコーダ1を停
止操作することにより、伝送速度の変位に伴う記録波長
の変位を有効に回避して、確実にデイジタルオーデイオ
信号を記録することができる。
これに対して記録信号生成回路60は、再生時、動作を
停止する。
クロツクし号抽出回路62は、再生時、記録/再生増幅
回路32を介して得られる再生信号SRFから再生クロツク
信号を抽出し、当該再生クロツク信号を再生信号SRF
共に再生信号処理回路58に出力する。
再生信号処理回路58は、制御データDCONTに基づい
て、記録時動作を停止するのに対し、再生時、再生クロ
ツク信号を基準にして、再生信号SRFを10−8復調した
後、その結果得られる再生データDPBをメモリ回路44に
出力する。
かくして復調された再生データDPBは、一旦メモリ回
路44に格納された後、誤り検出訂正回路56で誤り訂正さ
れて、順次デイジタル信号入出力回路52、入出力回路46
を介して出力され、これにより磁気テープ15に記録され
たデイジタルオーデイオ信号を再生することができる。
以上の構成において、メモリインターフエース回路4
2、データ入出力回路40、デイジタル信号入出力回路5
2、再生信号処理回路58、記録信号再生回路60及び誤り
検出訂正回路56は、所定のタイミングでメモリ回路44に
格納された制御データDCONTをロードし、これにより当
該制御データDCONTに基づいて動作を切り換える。
すなわち記録時においては、入出力回路46に入力され
るAES/EBUフオーマツトのデイジタルオーデイオ信号RX
からクロツク信号が抽出され、当該クロツク信号の周波
数の変位がエツジ検出回路49及びカウンタ回路51で検出
される。
これによりデイジタルオーデイオ信号RXの伝送速度が
定常的に変位すると信号レベルが立ち下がる周波数検出
信号XFOが得られ、当該周波数検出信号XFOに応じて表示
パネル上に警告文字が表示される。
従つて当該警告文字の表示に応じて、記録動作を停止
操作することにより、伝送速度の変位したデイジタルオ
ーデイオ信号RXの記録を有効に回避することができる。
これに対してデイジタルオーデイオ信号RXのオーデイ
オデータは、デイジタル信号入出力回路52でブロツク化
された後、インターリーブ処理されて入力オーデイオデ
ータに変換される。
当該入力オーデイオデータは、誤り検出訂正回路56で
内符号及び外符号が作成された後、続くインターリーブ
周期で記録信号SRECに変換される。
当該記録信号SRECは、順次磁気ヘツド28A及び28Bに出
力され、かくして磁気テープ15上にAES/EBUフオーマツ
トのデイジタルオーデイオ信号RXを記録することができ
る。
以上の構成によれば、AES/EBUフオーマツトのデイジ
タルオーデイオ信号RXからクロツク信号を抽出し、当該
クロツク信号を分周して周波数を検出することにより、
当該デイジタルオーデイオ信号RXの伝送速度の変位を検
出し得、当該検出結果に基づいて記録動作を停止操作し
て、伝送速度の変位したデイジタルオーデイオ信号RXの
記録を有効に回避することができる。
(G2)他の実施例 なお上述の実施例においては、2ビツトのカウンタ回
路を用いて、クロツク信号CKの分周信号SBUNの周波数を
検出する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、種々の周波数検出手段を広く適応することができ
る。
さらに上述の実施例においては、チヤンネルクロツク
信号FCHを基準にしてクロツク信号CKの分周信号SBUN
周波数を検出する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、必要に応じてクロツク信号CKに非同期のクロ
ツク信号を基準にして分周信号SBUNの周波数を検出する
ようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、2ビツトのカウンタ
回路を用いることにより、瞬間的に伝送速度が変位した
場合は、周波数検出信号XFOの信号レベルを正常の状態
に保持する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、瞬間的に変位した場合、又はこの実施例より長時間
変位した場合、周波数検出信号XFOの信号レベルを立ち
下げるようにしてもよい。
さらに上述の実施例においては、伝送速度が変化した
場合、警告文字表示する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、警告音を発する場合、さらに記録動作
を強制的に停止する場合等広く適応することができる。
さらに上述の実施例においては、AES/FBUフオーマツ
トのデイジタルオーデイオ信号を記録する場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、デイジタル信号を入
力して記録する場合に広く適応することができる。
さらに上述の実施例においては、ドラム径30〔mm〕の
回転ドラム20上に磁気ヘツド28A、28Bを、180度の角間
隔で配置する場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、例えばドラム径10〔mm〕、15〔mm〕又は20〔mm〕
の回転ドラムを用いる場合に広く適用することができ
る。
さらに上述の実施例においては、オーデイオ信号を記
録再生する場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、演算処理装置の外部記憶装置に適用して当該演算処
理装置との間で入出力されるデータを記録再生するよう
にしてもよい。
さらに磁気記録再生装置に限らず、記録専用のデイジ
タルオーデイオテープレコーダ、さらにはオーデイオ信
号以外の種々のデータを記録する磁気記録装置に広く適
用することができる。
H発明の効果 上述のように本発明によれば、サンプリング周波数情
報及びクロツク信号を含んでなる入力デイジタル信号を
受信する受信手段と、受信手段によつて受信された入力
デイジタル信号からクロツク信号を抽出し、当該クロツ
ク信号を出力するクロツク信号抽出手段と、受信手段に
よつて受信された入力デイジタル信号に含まれるサンプ
リング周波数情報に応じた分周比でクロツク信号を分周
し、得られる分周信号を出力する分周手段と、分周信号
の周波数を比較するための比較基準信号を発生する基準
信号発生手段と、比較基準信号の周波数と、分周信号の
周波数とを比較うる周波数比較手段とを設け、周波数比
較手段から得られる比較結果に基づいて、入力デイジタ
ル信号の伝送速度の変位を検出した際に当該入力デイジ
タル信号の記録動作を停止し、及び又は入力デイジタル
信号の伝送速度の変位を告知するようにしたことによ
り、周波数比較手段から得られる比較結果に基づいて、
入力デイジタル信号の伝送速度が変位したかどうかを的
確に検出することができ、かくしてこの入力デイジタル
信号の伝送速度の変位の検出結果に基づいて、伝送速度
の変位した入力デイジタル信号を磁気テープに記録する
ことを有効に回避し得る磁気記録装置を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるデイジタルオーデイオ
テープレコーダを示すブロツク図、第2図はデイジタル
信号処理回路を示すブロツク図、第3図は入出力回路を
示すブロツク図、第4図は周波数の遷移状態を示す略線
図、第5図及び第6図はAES/EBUフオーマツトのデイジ
タルオーデイオ信号を示す略線図である。 1……デイジタルオーデイオテープレコーダ、8……デ
イジタル信号処理回路、46……入出力回路、47……クロ
ツク信号抽出回路、48……分周回路、49……エツジ検出
回路、50、51……カウンタ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプリング周波数情報及びクロツク信号
    を含んでなる入力デイジタル信号を受信する受信手段
    と、 上記受信手段によつて受信された上記入力デイジタル信
    号から上記クロツク信号を抽出し、当該クロツク信号を
    出力するクロツク信号抽出手段と、 上記受信手段によつて受信された上記入力デイジタル信
    号に含まれる上記サンプリング周波数情報に応じた分周
    比で上記クロツク信号を分周し、得られる分周信号を出
    力する分周手段と、 上記分周信号の周波数を比較するための比較基準信号を
    発生する基準信号発生手段と、 上記比較基準信号の周波数と、上記分周信号の上記周波
    数とを比較する周波数比較手段と を具え、上記周波数比較手段から得られる比較結果に基
    づいて、上記入力デイジタル信号の伝送速度の変位を検
    出した際に当該入力デイジタル信号の記録動作を停止
    し、及び又は上記入力デイジタル信号の上記伝送速度の
    上記変位を告知する ことを特徴とする磁気記録装置。
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