JPH05144086A - 光記録デイスク - Google Patents
光記録デイスクInfo
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- JPH05144086A JPH05144086A JP3301775A JP30177591A JPH05144086A JP H05144086 A JPH05144086 A JP H05144086A JP 3301775 A JP3301775 A JP 3301775A JP 30177591 A JP30177591 A JP 30177591A JP H05144086 A JPH05144086 A JP H05144086A
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- JP
- Japan
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- adhesive
- recording
- layer
- recording layer
- optical recording
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/26—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of record carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/24—Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
- G11B7/24018—Laminated discs
- G11B7/24024—Adhesion or bonding, e.g. specific adhesive layers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10S428/913—Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S430/00—Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
- Y10S430/146—Laser beam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2枚の記録層付基板の接着面が全面にわたっ
てむらなく貼り合わされているとともに生産性が向上し
ている光記録ディスクを提供する 【構成】 基板1の片面に記録層2を有する2枚の記録
層付基板3a,3bにおける記録層2同士が対向する状
態で接着剤層4を介して貼り合わされてなる光記録ディ
スクにおいて、接着剤層4を構成する接着剤に反応開始
剤が添加されているとともに該接着剤層4が反応開始剤
による重合反応と紫外線照射による光重合反応とにより
硬化させられている光記録ディスクである。
てむらなく貼り合わされているとともに生産性が向上し
ている光記録ディスクを提供する 【構成】 基板1の片面に記録層2を有する2枚の記録
層付基板3a,3bにおける記録層2同士が対向する状
態で接着剤層4を介して貼り合わされてなる光記録ディ
スクにおいて、接着剤層4を構成する接着剤に反応開始
剤が添加されているとともに該接着剤層4が反応開始剤
による重合反応と紫外線照射による光重合反応とにより
硬化させられている光記録ディスクである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光記録ディスクに関し、
さらに詳しくは2枚の記録層付基板が全面にわたってむ
らなく貼り合わされているとともに生産性の向上した両
面型の光記録ディスクに関する。
さらに詳しくは2枚の記録層付基板が全面にわたってむ
らなく貼り合わされているとともに生産性の向上した両
面型の光記録ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】基板の表面に記録層を有する2枚の記録
層付基板の記録層同士が対向する状態で接着剤層を介し
て貼り合わされてなるいわゆる両面型の光記録ディスク
は、記録容量が大きいという利点を有している。
層付基板の記録層同士が対向する状態で接着剤層を介し
て貼り合わされてなるいわゆる両面型の光記録ディスク
は、記録容量が大きいという利点を有している。
【0003】従来、この両面型の光記録ディスクは、2
枚の記録層付基板のそれぞれの接着面に例えばエチレン
酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)等を主成分とし水や溶
剤を全く含まない100%固形分のいわゆるホットメル
ト接着剤をロールコート法により塗布して貼り合わせる
ことにより製造されていた。
枚の記録層付基板のそれぞれの接着面に例えばエチレン
酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)等を主成分とし水や溶
剤を全く含まない100%固形分のいわゆるホットメル
ト接着剤をロールコート法により塗布して貼り合わせる
ことにより製造されていた。
【0004】また、場合によっては、例えばエポキシ樹
脂系接着剤等の反応性接着剤が用いられることもあっ
た。
脂系接着剤等の反応性接着剤が用いられることもあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録層付基
板を構成する基板がガラスからなる場合には、上記のよ
うにしてホットメルト接着剤をロールコート法により塗
布すると、該ホットメルト接着剤がガラス基板の全面に
塗布されないことがあり、したがって貼り合わせ面が必
ずしも全面にわたって接着されないことがあるという問
題があった。
板を構成する基板がガラスからなる場合には、上記のよ
うにしてホットメルト接着剤をロールコート法により塗
布すると、該ホットメルト接着剤がガラス基板の全面に
塗布されないことがあり、したがって貼り合わせ面が必
ずしも全面にわたって接着されないことがあるという問
題があった。
【0006】一方、たとえばエポキシ樹脂等を主成分と
する通常の反応性の接着剤を用いて2枚の記録層付基板
を貼り合わせると、接着剤層が完全に硬化するまでに長
時間を要し、生産性が悪いという問題があった。
する通常の反応性の接着剤を用いて2枚の記録層付基板
を貼り合わせると、接着剤層が完全に硬化するまでに長
時間を要し、生産性が悪いという問題があった。
【0007】また、紫外線硬化性のいわゆる2P(光重
合; Photo−Polymerrization)接着剤を用いることも考
えられるが、いわゆる両面型の光ディスクにおいては、
2枚の記録層付基板のいずれにも光が透過しない記録層
が設けられているため、この記録層間の接着剤に紫外線
を照射することができず、したがって全面にわたって硬
化させることができないという問題があった。
合; Photo−Polymerrization)接着剤を用いることも考
えられるが、いわゆる両面型の光ディスクにおいては、
2枚の記録層付基板のいずれにも光が透過しない記録層
が設けられているため、この記録層間の接着剤に紫外線
を照射することができず、したがって全面にわたって硬
化させることができないという問題があった。
【0008】本発明はかかる事情に基づいてなされたも
のであり、本発明の目的は2枚の記録層付基板の接着面
が全面にわたってむらなく貼り合わされているとともに
生産性が向上している光記録ディスクを提供することに
ある。
のであり、本発明の目的は2枚の記録層付基板の接着面
が全面にわたってむらなく貼り合わされているとともに
生産性が向上している光記録ディスクを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、基板の表面に記録層を有する2枚
の記録層付基板が互いの記録層同士が対向する状態で接
着剤層を介して貼り合わされてなる光記録ディスクにお
いて、上記接着剤層に反応開始剤が添加されているとと
もに該接着剤層が前記反応開始剤による重合反応と紫外
線照射による光重合反応とにより硬化させられているこ
とを特徴とする光記録ディスクである。
めの本発明の要旨は、基板の表面に記録層を有する2枚
の記録層付基板が互いの記録層同士が対向する状態で接
着剤層を介して貼り合わされてなる光記録ディスクにお
いて、上記接着剤層に反応開始剤が添加されているとと
もに該接着剤層が前記反応開始剤による重合反応と紫外
線照射による光重合反応とにより硬化させられているこ
とを特徴とする光記録ディスクである。
【0010】
【作用】本発明の光記録ディスクにおいては、2枚の記
録層付基板の各記録層を対向させた状態でこの記録層付
基板を貼り合わせる接着剤が反応開始剤による重合反応
と紫外線照射による光重合とにより硬化する樹脂からな
る。すなわち、この接着剤層に紫外線が照射されると、
その部分の接着剤層は速やかに硬化する。一方、記録層
は紫外線を透過しないため記録層同士が対向する部分の
接着剤層には紫外線が照射されないこととなり、紫外線
の照射によってはこの部分の接着剤層は硬化しない。し
かしながら、この接着剤層には反応開始剤が添加されて
おり、この反応開始剤は該接着剤層の一部が硬化を開始
したときにはじめて作用し、未硬化部分の重合反応を開
始させるものである。このため、記録層が設けられてい
ない部分で基板を透過して接着剤層に照射された紫外線
によりこの部分の接着剤層が硬化を開始すると、記録層
同士が対向するために紫外線が照射されない部分の接着
剤層も連鎖的に硬化を開始して速やかに硬化が完了す
る。したがって、本発明の光記録ディスクは2枚の記録
層付基板が全面にわたって貼り合わされているとともに
接着剤層が速やかに硬化するため生産性が向上してい
る。
録層付基板の各記録層を対向させた状態でこの記録層付
基板を貼り合わせる接着剤が反応開始剤による重合反応
と紫外線照射による光重合とにより硬化する樹脂からな
る。すなわち、この接着剤層に紫外線が照射されると、
その部分の接着剤層は速やかに硬化する。一方、記録層
は紫外線を透過しないため記録層同士が対向する部分の
接着剤層には紫外線が照射されないこととなり、紫外線
の照射によってはこの部分の接着剤層は硬化しない。し
かしながら、この接着剤層には反応開始剤が添加されて
おり、この反応開始剤は該接着剤層の一部が硬化を開始
したときにはじめて作用し、未硬化部分の重合反応を開
始させるものである。このため、記録層が設けられてい
ない部分で基板を透過して接着剤層に照射された紫外線
によりこの部分の接着剤層が硬化を開始すると、記録層
同士が対向するために紫外線が照射されない部分の接着
剤層も連鎖的に硬化を開始して速やかに硬化が完了す
る。したがって、本発明の光記録ディスクは2枚の記録
層付基板が全面にわたって貼り合わされているとともに
接着剤層が速やかに硬化するため生産性が向上してい
る。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の光記録ディスクの概略を
示す断面斜視図であり、図2は貼り合わせ面の概略を示
す断面図である。
して説明する。図1は本発明の光記録ディスクの概略を
示す断面斜視図であり、図2は貼り合わせ面の概略を示
す断面図である。
【0012】図1に示すように、この光記録ディスクは
光透過性を有する基板1の片面に記録層2が設けられて
いる2枚の記録層付基板3a,3bの記録層2同士が対
向する状態で接着剤層4を介して貼り合わせられてい
る。
光透過性を有する基板1の片面に記録層2が設けられて
いる2枚の記録層付基板3a,3bの記録層2同士が対
向する状態で接着剤層4を介して貼り合わせられてい
る。
【0013】基板1の形成材料としては、光透過性を有
しているものであればよく、たとえば光学ガラス、アク
リル樹脂などが挙げられ、ガラスは特に好ましい。基板
1の片面に設けられる記録層2は、たとえばTbFe、
GdCo、GdTbFe、MnCuBi等の光磁気記録
材料;Te系材料等のピット形成による光記録材料ある
いはAs−Te−Ge系材料、Sn−Te−Se系材料
等の相変化による光記録材料などの光記録可能な種々の
材料により形成される。
しているものであればよく、たとえば光学ガラス、アク
リル樹脂などが挙げられ、ガラスは特に好ましい。基板
1の片面に設けられる記録層2は、たとえばTbFe、
GdCo、GdTbFe、MnCuBi等の光磁気記録
材料;Te系材料等のピット形成による光記録材料ある
いはAs−Te−Ge系材料、Sn−Te−Se系材料
等の相変化による光記録材料などの光記録可能な種々の
材料により形成される。
【0014】なお、記録層2は基板1上に直接に形成さ
れていてもよいし、たとえば紫外線硬化性樹脂製のグル
ーブを有する転写層(図示せず)等の光透過性を有する
適当な中間層を介して形成されていてもよい。
れていてもよいし、たとえば紫外線硬化性樹脂製のグル
ーブを有する転写層(図示せず)等の光透過性を有する
適当な中間層を介して形成されていてもよい。
【0015】基板1の片面に記録層2が設けられた2枚
の記録層付基板3a,3bにおける記録層2が形成され
ている面にはその全面にわたって接着剤層4が形成され
ている。
の記録層付基板3a,3bにおける記録層2が形成され
ている面にはその全面にわたって接着剤層4が形成され
ている。
【0016】この接着剤層4は、たとえばホルムアルデ
ヒドにより芳香族ジアゾニウム塩を縮合させたジアゾレ
ジンまたはこのジアゾレジンとポバール、フェノール樹
脂等が組合わされた芳香族ジアゾニウム塩系の光分解型
感光性樹脂;例えばケイ皮酸基をポバール、アクリル樹
脂等の線状ポリマーの側鎖に導入してなる光二量型感光
性樹脂;不飽和ポリエステル、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレートなどのプレポリマーもしくはバイ
ンダーポリマーとしてのポバール、ポリアミド、ポリメ
タクリレートなどと各種のアクリレートやメタクリレー
トモノマーおよび光重合開始剤を加えてなる光ラジカル
重合系樹脂組成物等の光重合型感光性樹脂などを主成分
とする紫外線硬化性の2P(光重合: Photo−Polymerr
ization)接着剤に反応開始剤が添加されてなるいわゆる
二液タイプの2P接着剤により形成されている。
ヒドにより芳香族ジアゾニウム塩を縮合させたジアゾレ
ジンまたはこのジアゾレジンとポバール、フェノール樹
脂等が組合わされた芳香族ジアゾニウム塩系の光分解型
感光性樹脂;例えばケイ皮酸基をポバール、アクリル樹
脂等の線状ポリマーの側鎖に導入してなる光二量型感光
性樹脂;不飽和ポリエステル、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレートなどのプレポリマーもしくはバイ
ンダーポリマーとしてのポバール、ポリアミド、ポリメ
タクリレートなどと各種のアクリレートやメタクリレー
トモノマーおよび光重合開始剤を加えてなる光ラジカル
重合系樹脂組成物等の光重合型感光性樹脂などを主成分
とする紫外線硬化性の2P(光重合: Photo−Polymerr
ization)接着剤に反応開始剤が添加されてなるいわゆる
二液タイプの2P接着剤により形成されている。
【0017】ここで、上記の反応開始剤は、上記の2P
接着剤の一部が硬化を開始したときにはじめて重合反応
を開始させる作用を有し、2P接着剤の一部に紫外線が
照射されてその部分の2P接着剤が硬化を開始すると、
紫外線が照射されない部分、すなわち2枚の記録層付基
板3a,3bの各記録層2で挾まれた部分の2P接着剤
を硬化させる。
接着剤の一部が硬化を開始したときにはじめて重合反応
を開始させる作用を有し、2P接着剤の一部に紫外線が
照射されてその部分の2P接着剤が硬化を開始すると、
紫外線が照射されない部分、すなわち2枚の記録層付基
板3a,3bの各記録層2で挾まれた部分の2P接着剤
を硬化させる。
【0018】このような作用を有する反応開始剤として
は、たとえばp−イソプロピル−α−ヒドロキシイソブ
チルフェノン、α−ヒドロキシ−イソブチルフェノン、
ベンゾイン・イソブチルエーテル、ベンゾイン・イソプ
ロピルエーテル、p−tert−ブチルトリクロロアセトフ
ェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、n
−ブチル・イソブチルベンゾインエーテル混合物、2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、α,α
−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノン、1−フェ
ニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカ
ルボニル)オキシム、2−クロロチオキサントン、2−
メチルチオキサントン、ジベンゾスペロン、ベンジル、
ベンゾイン・アルキルエーテル、N,N−テトラエチル
−4,4−ジアミノベンゾフェノン、ベンゾイン、ベン
ゾイン−アルキルエーテル、メチル・オルソ・ベンゾイ
ルベンゾエートなどが挙げられる。
は、たとえばp−イソプロピル−α−ヒドロキシイソブ
チルフェノン、α−ヒドロキシ−イソブチルフェノン、
ベンゾイン・イソブチルエーテル、ベンゾイン・イソプ
ロピルエーテル、p−tert−ブチルトリクロロアセトフ
ェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、n
−ブチル・イソブチルベンゾインエーテル混合物、2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、α,α
−ジクロル−4−フェノキシアセトフェノン、1−フェ
ニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカ
ルボニル)オキシム、2−クロロチオキサントン、2−
メチルチオキサントン、ジベンゾスペロン、ベンジル、
ベンゾイン・アルキルエーテル、N,N−テトラエチル
−4,4−ジアミノベンゾフェノン、ベンゾイン、ベン
ゾイン−アルキルエーテル、メチル・オルソ・ベンゾイ
ルベンゾエートなどが挙げられる。
【0019】前記の2P接着剤に対する反応開始剤の添
加率は、通常、0.5〜80重量%程度である。このよ
うな反応開始剤が添加されている上記のいわゆる二液タ
イプの2P接着剤は、紫外線硬化性を有するとともに紫
外線の照射により硬化が開始すると発現する反応硬化性
を有するものである。
加率は、通常、0.5〜80重量%程度である。このよ
うな反応開始剤が添加されている上記のいわゆる二液タ
イプの2P接着剤は、紫外線硬化性を有するとともに紫
外線の照射により硬化が開始すると発現する反応硬化性
を有するものである。
【0020】そして、この二液タイプの2P接着剤は、
通常、スピンコート法を好適に採用して2枚の記録層付
基板3aおよび3bの少なくとも一方の記録層形成面
(記録層2が形成されている面の基板1の表面および記
録層2の表面)に塗布される。
通常、スピンコート法を好適に採用して2枚の記録層付
基板3aおよび3bの少なくとも一方の記録層形成面
(記録層2が形成されている面の基板1の表面および記
録層2の表面)に塗布される。
【0021】少なくとも一方の記録層形成面に上述のよ
うにして接着剤が塗布された2枚の記録層付基板3aお
よび3bは、それぞれの記録層2が対向する状態で接着
剤層4を介して貼り合わせられている。
うにして接着剤が塗布された2枚の記録層付基板3aお
よび3bは、それぞれの記録層2が対向する状態で接着
剤層4を介して貼り合わせられている。
【0022】この接着剤層4には記録層付基板3aを構
成する基板1の外面(記録層2が形成されていない面)
および記録層付基板3bを構成する基板1の外面の少な
くとも一方の側から紫外線が照射される。
成する基板1の外面(記録層2が形成されていない面)
および記録層付基板3bを構成する基板1の外面の少な
くとも一方の側から紫外線が照射される。
【0023】ここで、記録層2は光透過性を有しないこ
とから、上述のようにして紫外線が照射されると、記録
層2が形成されていない部分の接着剤はその紫外線硬化
性により速やかに硬化を開始する一方、記録層2間の接
着剤には紫外線は照射されないことになるが、この部分
の接着剤は反応開始剤の作用により速やかに硬化するの
で、該接着剤層4は短時間のうちに全体にわたってむら
なく硬化して2枚の記録層付基板3aおよび3bは全面
にわたってむらなく接着され、両面型の光記録ディスク
が形成される。
とから、上述のようにして紫外線が照射されると、記録
層2が形成されていない部分の接着剤はその紫外線硬化
性により速やかに硬化を開始する一方、記録層2間の接
着剤には紫外線は照射されないことになるが、この部分
の接着剤は反応開始剤の作用により速やかに硬化するの
で、該接着剤層4は短時間のうちに全体にわたってむら
なく硬化して2枚の記録層付基板3aおよび3bは全面
にわたってむらなく接着され、両面型の光記録ディスク
が形成される。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、以上の構成としたの
で、接着剤層が全体にわたって速やかに硬化するととも
に接着剤の塗布むらを生じることがなくて2枚の記録層
付基板の接着面が全面にわたってむらなく貼り合わされ
ているとともに生産性が向上している光記録ディスクが
提供される。
で、接着剤層が全体にわたって速やかに硬化するととも
に接着剤の塗布むらを生じることがなくて2枚の記録層
付基板の接着面が全面にわたってむらなく貼り合わされ
ているとともに生産性が向上している光記録ディスクが
提供される。
【図1】本発明の光記録ディスクの一例を示す概略断面
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明の光記録ディスクの一例における貼り合
わせ面の概略を示す断面図である。
わせ面の概略を示す断面図である。
1…基板 2…記録層 3a,3b…記録層付基板 4…接着剤層
Claims (1)
- 【請求項1】 基板の片面に記録層を有する2枚の記録
層付基板が互いの記録層同士が対向する状態で接着剤層
を介して貼り合わされてなる光記録ディスクにおいて、
上記接着剤層に反応開始剤が添加されているとともに該
接着剤層が前記反応開始剤による重合反応と紫外線照射
による光重合反応とにより硬化させられていることを特
徴とする光記録ディスク。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301775A JPH05144086A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 光記録デイスク |
US07/961,359 US5360652A (en) | 1991-11-18 | 1992-10-15 | Optical recording disc |
DE4235178A DE4235178C2 (de) | 1991-11-18 | 1992-10-19 | Platte zur optischen Aufzeichnung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3301775A JPH05144086A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 光記録デイスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05144086A true JPH05144086A (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=17901024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3301775A Pending JPH05144086A (ja) | 1991-11-18 | 1991-11-18 | 光記録デイスク |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5360652A (ja) |
JP (1) | JPH05144086A (ja) |
DE (1) | DE4235178C2 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5538774A (en) * | 1994-07-29 | 1996-07-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Internally damped rotatable storage article |
DE69520920T2 (de) * | 1994-10-03 | 2001-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Optisches Informationsmedium, sowie Einheit und Verfahren zu dessen Herstellung |
US5726969A (en) * | 1994-12-28 | 1998-03-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical recording medium having dual information surfaces |
USRE39412E1 (en) | 1995-02-15 | 2006-11-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical information medium, and method and apparatus for fabricating the same |
JP2661884B2 (ja) * | 1995-03-31 | 1997-10-08 | 東芝イーエムアイ株式会社 | 貼り合わせディスクの製造方法およびその装置 |
US6284185B1 (en) | 1995-04-28 | 2001-09-04 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Ultraviolet-curable adhesive composition for bonding opaque substrates |
TW330945B (en) * | 1995-04-28 | 1998-05-01 | Nippon Chemicals Pharmaceutical Co Ltd | Ultraviolet-curable adhesive composition |
DE69614325T2 (de) * | 1995-07-28 | 2001-12-06 | Toshiba Emi Kk | Struktur einer zusammengesetzten optischen Platte |
JPH0969238A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Pioneer Electron Corp | 光ディスク及びその製造方法 |
US5942302A (en) * | 1996-02-23 | 1999-08-24 | Imation Corp. | Polymer layer for optical media |
JPH09320116A (ja) * | 1996-05-31 | 1997-12-12 | Victor Co Of Japan Ltd | 光ディスク |
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