JPH043347A - 光情報記録媒体 - Google Patents

光情報記録媒体

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JPH043347A
JPH043347A JP2104509A JP10450990A JPH043347A JP H043347 A JPH043347 A JP H043347A JP 2104509 A JP2104509 A JP 2104509A JP 10450990 A JP10450990 A JP 10450990A JP H043347 A JPH043347 A JP H043347A
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JP
Japan
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adhesive
adhesive member
layer
substrates
recording medium
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JP2104509A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sakaeda
栄田 辰也
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光学的に情報の記録再生を行うための封止型の
ディスク状光情報記録媒体に関し、更に詳しくはこの記
録媒体の封止構造に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕光ディ
スク基板は、一方の表面に記録面及び記録膜(あるいは
反射膜)を形成し、該記録膜(反射膜)を対向させて全
面あるいは外周部及び内周部にスペーサを介在させて接
着剤にて貼り合わされている。しかしてこれまで光デイ
スク基板の貼り合わせに用いられる接着剤としては、例
えば溶剤型接着剤、光硬化型接着剤、熱硬化型接着剤、
2液性液着剤などが知られているが、いずれの接着剤も
下記の3つの問題点を残している。
■接着剤の未硬化及び溶剤等の原因により、記録膜(反
射膜)の反射率、S/N比が低下する。
■硬化までの時間が長く、生産性が悪い。
■熱により基板が変形したり、基板の複屈折が増加した
りする。
上記問題を解決すべく、SiO□単位とR,5iOo、
s単位とからなるコポリマー樹脂と、R25iO単位か
らなるジオルガノシロキサンとの混合あるいは縮合接着
層が提案されている(特開平1−217738号公報)
が、これを用いて作成された光ディスクにおいても、高
温高湿下(例えば60℃・90%RH,1000hr)
では剥離を生じ、あるいは剥離は生じないまでも2枚の
基板にずれを生じ偏心が著しく増加するため、情報が正
確に再生できなくなる。そして現在のところ、すべての
面での封止信頼性に優れた接着剤の開発はほとんどなさ
れていないのが実情である。
したがって1本発明は、 ■接着剤の未硬化及び溶剤等の原因による記録膜(反射
膜)の反射率、Sハ比の低下防止■生産性の向上 ■熱による基板の変形、基板の複屈折の増加防■接着層
の剥離防止 ■接着ずれによる偏心の増大、ダイナミックバランスの
低下防止 のなされた光情報記録媒体を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明によれば、各々中心孔
を有し、少なくとも一方の基板の片面には中心孔に隣接
する内周部及び外周端に隣接する外周部を除いて光学的
記録層又は反射層を設けた2枚のディスク基板を記録層
が内側になるように対向させ1両基板内面の内周部及び
外周部をスペーサを介し又は介さずに接着層によって接
合封止してなる光情報記録媒体において、該接着層が、
感圧接着部材からなる第1接着部材及び該第1接着部材
より大きい接着力を有する接着剤からなる第2接着部材
により構成されていることを特徴とする光情報記録媒体
が提供される。
以下本発明の構成を図面を参照しながら詳述する。
第1図は本発明の一構成例を示す断面図であり、ディス
ク基板1,1′の片面にそれぞれ記録層2,2′を設け
、記録層2.2′を内側に対向させ、第1接着部材3を
介して密着貼り合わせ構造とし、さらに外周端面を第2
接着部材4で補強した例である。第1接着部材3は、S
iO□単位とR35iO0,、単位(RはC数4以下の
アルキル基又はアルケニル基あるいはアリール基)とか
ら本質的になるコポリマー樹脂と、R25iO単位(R
はC数4以下のアルキル基又はアルケニル基あるいはア
リール基)とから本質的になるジオルガノポリシロキサ
ンとの混合物あるいは縮合物からなる表面が平滑なシリ
コーン製両面感圧性接着部材で構成されている。第2接
着部材4には光硬化型接着剤、熱硬化型接着剤、2液性
接着剤、ホットメルト接着剤、溶剤型接着剤等であって
、第1接着部材3に較べ接着力が強大なものを用いる。
第1図の構成例では1両基板1,1′間の接着層にシリ
コーン製両面感圧性接着部材からなる第1接着部材3を
用いるとともに、外周端面の接着層に該第1接着部材3
より接着力が強大なる接着剤からなる第2接着部材4を
用いたので、両者の相補的あるいは相乗的効果により、
剥離、接着すれかなくなり、また熱による基板の変形、
複屈折の増加の心配もなく、その上、接着剤の未硬化に
よる反射率、Sハ比の低下が防止されるようになるよう
になる。
第2図及び第3図は本発明の別の構成例を示す断面図で
あり、このような構成によっても上記と同様な効果を得
ることができる。第2図は基板1,1′の片面にそれぞ
れ記録層2,2′をそれぞれ設け、記録層2,2′を内
側に対向させ、内、外周スペーサ5゜6を介して接着層
により両基板を接合し、エアーサンドインチ構造とした
例である。この例では、内周及び外周の接着層は各々同
心円状に2分され、記録層2,2′に近い方には第1接
着部材3,3′が用いられ、記録層2,2′から遠い方
には第2接着部材4゜4′が用いられる。また、第3図
は第2図と同様のエアーサンドインチ構造において、外
周端面の接着層のみ第2接着部材4を用い、それ以外の
接着層には第1接着部材3を用いた例である。なお、こ
こに示した構成例は単なる例示であって、本発明はこれ
に限定されるものではなく、種々の変形、変更が可能で
ある。
また、前記コポリマー樹脂とオルガノポリシロキサンと
からなるシリコーン製両面感圧性接着部材は、その表面
に表面粗さが1μs以下の極めて平滑な低接着性の表面
を具備したフィルム又はシートを仮着しておき、加工の
前後に該フィルム又はシートを剥離するようにしてもよ
い。該フィルム又シートの基材としてはポリエステルフ
ィルム、ポリプロピレン等が用いられる。しかして、該
シリコーン製両面感圧性接着部材は、シリコーン製感圧
性接着剤単独で構成してもよいが、例えばポリエステル
フィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリイミドフィル
ム、ポリエーテルサルフオンフィルム、ポリエーテルケ
トンフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム等
の透明なプラスチックフィルムを該部材の芯材として用
いることもできる。
さらに、上記においてはディスク基板1.1’上に記録
層2,2′を直接設ける例を示したが、ディスク基板1
,1′と記録層2,2′の間に下引き層を設けてもよい
し、記録層2,2′の上に保護層1反射層等を設けても
よいし、記録層2,2′を反射膜で構成してもよい。
次に1本発明の光情報記録媒体を構成する材料および各
層の必要特性について具体的に説明する。
(1)基板 基板の必要特性としては使用レーザー光に対して透明で
あることが要求される。基板材料としては例えばポリエ
ステル、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリカーボネート
樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ
樹脂、ポリイミドなどのプラスチック、ガラスなどを用
いることができる。
なお、基板の表面にはアドレス信号などのプレフォーマ
ットや案内溝のプレグルーブが形成されていてもよい。
(2)記録層 記録層はレーザー光の照射により何らかの光学的変化を
生じさせその変化により情報を記録するもので、有機系
の材料としては、ポリメチン色素、ナフタロシアニン系
、フタロシアニン系、スクアリリウム系、クロコニウム
系、ピリリウム系、ナフトキノン系、アントラキノン系
、キサンチン系、トリフェニルメタン系等の染料、金属
錯体化合物等が挙げられ、上記の染料あるいは化合物は
単独で用いてもよいし、2種以上の組合せにしてもよい
。また無機系の材料としては、Te、Ge、Se、In
、Sb。
Sn、Zn、Au、Afl、Cu、Pt等の金属、半金
属を単独で用いてもよいし、2種以上組合せた合金ある
いは積層などでもよく、光学的変化の仕方は、相変化、
バブル、穴あきタイプのいずれであってもよい。
さらにFe丁bCoを主体とした光磁気記録層であって
もよいし、スピロピラン、フルキト系のフォトクロミッ
ク材料であってもよい。記録層の膜厚は100人〜10
月、好ましくは200人〜2霞である。膜形成方法とし
ては、蒸着、CVD、スパッタ法、溶剤塗工法(例えば
浸漬コーティング、スプレーコーティング、スピナーコ
ーティング、ブレードコーティング、ローラーコーティ
ング、カーテンコーティング等)等を用いることができ
る。
(3)下引き層 下引き層は(a)接着性の向上、(b)水又はガスなど
のバリヤー、(c)記録層の保存安定性の向上及び(d
)反射率の向上、(e)溶剤からの基板の保護、(f)
プレグルーブの形成などを目的として使用される。(a
)の目的に対しては高分子材料、例えば、アイオノマー
樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、天然樹脂、天然
高分子、シリコーン、液状ゴムなどの種々の高分子物質
及びシランカップリング剤などを用いることができ、(
b)及び(c)の目的に対しては上記高分子材料以外に
無機化合物、例えば、Sin□、MgF2.Sin、T
iO2,ZnO,TiN、SiNなど、金属または半金
属、例えば、 ln、Cu、S、Ni、Cr、Ge、S
e。
Au、Ag、Al1などを用いることができる。また、
(d)の目的に対しては金属、例えば、AQ、Ag等や
、金属光沢を有する有機薄膜、例えば、メチン系染料、
キサンチン系染料等を用いることができ、(e)及び(
f)の目的に対しては、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、
熱可塑性樹脂等を用いることができる。
(4)保護層 保護層は、(a)記録層をその傷、ホコリ、汚れ等から
保護する、(b)記録層の保存安定性の向上、(C)反
射率の向上等を目的として使用される。これらの目的に
対しては、前記下引き層に示した材料を用いることがで
きる。なお、保護層は単層であってもよいし、積層であ
ってもよい。
本発明において、前記下引き層及び該保護層には、記録
層の場合と同様に、安定剤、分散剤、難燃剤、滑剤、帯
電防止剤、界面活性剤、可塑剤等を含有させることがで
きる。
(5)反射層 反射層は、反射率が高く、腐食されにくいものが望まし
く、このような材料としてはAQ、 Auなどが挙げら
れる。膜厚は100人〜50声、好ましくは200人〜
20声であり、膜形成方法としては蒸着、スパッタ法等
を用いることができる。
(6)第1接着部材 本発明においては、第1接着部材としてコポリマー樹脂
と、ジオルガノポリシロキサンとの混合物あるいは縮合
物からなる表面が平滑なシリコーン性両面感圧性接着部
材が用いられる。該コポリマー樹脂は、SiO□単位と
、トリメチルシロキサン、トリエチルシロキサン、メチ
ルビニルプロピルシロキサン、ジビニルメチルシロキサ
ン、フエニルジメチルシロキサン、ジフェニルシロキサ
ンの如きR,5iOO,s単位との2成分で1モル比で
SiO□単位:R35100、s単位= 1:0.3−
1:1,2の割合で構成される。
R,Sun、 、 、単位で示されるトリオルガノシロ
キサン有機基は、メチル基、エチル基、プロピル基の如
きC数が4以下のアルキル基、アルケニル基、アリール
基などで構成される。ジオルガノポリシロキサンはジメ
チルシロキサン、ジエチルシロキサン、エチルメチルシ
ロキサン、プロピルメチルシロキサン、ビニルメチルシ
ロキサンなどのR25iO単位からなり、分子鎖末端が
水酸基で終るシロキサンで、本発明の目的の達成のため
には、25℃で1000ooc、s、以上、好ましくは
5ooooo〜3000000C,S、の粘度を有する
ことが望ましい。R,SiO単位で示されるシロキサン
の有機基はメチル基、エチル基、プロピル基の如きC数
が4以下のアルキル基、アルケニル基、アリール基など
で構成されるが、好ましくは有機基中に少なくとも5モ
ル%のアリール基(特にフェニル基)を含むものである
。しかして、シロキサンゴムの有機基中にメチル基とフ
ェニル基とを含み、かつ、メチル基とフェニル基の割合
が95〜75モル%=5〜25モル%、好ましくは90
〜80モル%=10〜20モル%の範囲のものが接着力
の大きなものといえる。かかるコポリマー樹脂とジオル
ガノポリシロキサンとは前者:後者=75〜15 : 
30〜85(重量比)、好ましくは60〜25 : 4
0〜75の範囲で用いられ、常法により有機過酸化物、
カルボン酸などの金属塩等を用いて混合または縮合され
、すぐれた感圧性接着剤とされる。該接着剤には、必要
に応じて充填剤、可塑剤、着色剤、その他の添加剤を適
度に配合してもよい。
このように構成された感圧性接着部材は、例えば前記平
滑な低接着性の表面を具備したフィルム又はシート状の
表面に10〜300−の厚みを有するようにラミネート
してロール状に巻回するかあるいは接着剤層面に同様の
フィルムまたはシート状物を被覆して平板状とされる。
接着剤層の眉間に前記芯材を介在させる場合の一方の接
着剤層の厚みは前記の約半分が目安とされる。
このようにロール状または平板状とされた感圧性接着テ
ープまたはシートからは例えばロール状の場合巻き戻し
て接着層のみをハーフカットして円形状の接着部材を等
間隔で形成して不要部分を除去するかあるいは同様にハ
ーフカットしてドーナツ状の大型接着リング(外周スペ
ーサ用)とドーナツ状の小径接着リング(円周スペーサ
用)とを同心円状で形成すると共に小径接着リングの内
径部分のフィルムまたはシート状物を同時に打ち抜くか
して表面が平滑な感圧性接着部材を得る。平板状の場合
も同様で、一方のフィルムまたはシート状物の剥離は加
工前であっても加工後であってもよい。
(7)第2接着部材 第2接着部材の構成材料は、高温高湿下において剥離、
ディスクのずれを生じない程度の接着力を有していれば
特別な制限はなく、光硬化型接着剤(エポキシ系、アク
リレート系等)、ホットメルト接着剤、熱硬化型接着剤
、溶剤型接着剤、2液性液着剤などを用いることができ
るが、生産性を考えると硬化時間の短い光硬化型接着剤
や速乾性のものが好ましく、その中でも紫外線硬化型接
着剤が特に好ましい。該接着部材として最も好ましい紫
外線硬化型接着剤の場合、材料に特に制限はないが、表
面硬化性を確保するためには、ウレタンアクリレート、
エポキシアクリレートを主成分とするもの、あるいは3
官能以上の多官能アクリレートを主成分とするものが望
ましい。
ウレタンアクリレートとしては、 エポキシアクリレートとしては、 多官能アクリレートとしては、 ペンタエリスリトールトリアクリレートトリメチロール
プロパントリアクリレートジペンタエリスリトールへキ
サアクリレートなどが挙げられるが、接着する基板によ
り接着力確保のために以下に示すようなモノマーを添加
することも効果的である。
第4図に、第2接着部材として紫外線(UV)硬化型接
着剤を用い第1図あるいは第3図に示すような光ディス
クを作製する場合の製造の工程例を示す。
図中、8はディスク、9は紫外線硬化型接着剤、10は
紫外線、 11は紫外線ランプである。図示の如く、器
に紫外線硬化型樹脂を溜めておき、ディスク8の外周端
面のみが該樹脂と接触するようにディスク8をセットし
、ディスク8を回転させながら、ディスク端面に付着し
た接着剤9を紫外線10で固めるというものである。
〔実施例〕
以下に実施例をあげて本発明をさらに説明するが1本発
明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1) 厚さ1 、2mm、直径130+amのポリメチルメタ
クリレート板上にアクリル系フォトポリマーにより深さ
900人、半値幅0.4声m、ピッチ1.6声のらせん
状の案内溝を設けた。次にディスク基板上に、下記式(
1)の化合物を1,2−ジクロロエタンに溶解した溶液
をスピナー塗布し、厚さ800人の記録層を形成した。
このような記録層付基板を2枚作製した。
一方、Sin□単位とR,5ino、 、単位を1:0
.5(モル比)の割合で構成したコポリマー樹脂50重
量部と、15モル%のフェニル基と85モル%のメチル
基とを含有するR25iO単位からなるジオルガノシロ
キサン50重量部とから作成した感圧性接着剤を用意し
、厚さ0 、5mmのポリカーボネートフィルムの両面
に該感圧性接着剤の層を30I1mの厚みとなるように
形成し、さらにその両面に離型処理を施して表面を平滑
な低接着性となしたポリエステルフィルムを貼り合わせ
、平板状の接着部材を得た。そしてこの接着部材を大径
及び小径のリング状に打ち抜き。
内周あるいは外周スペーサと接着層との積層体とした。
次に、上記一対のディスク状基板を記録層が内向きとな
るように対向させ、内周部及び外周部に該大径及び小径
のリング状積層体を介在させてエアーサンドインチ構造
となるように光ディスクを作製し、さらに該光ディスク
の外周端面を第4図に示す装置を用いて下記(n)の組
成の紫外線硬化型接着剤で補強して、本発明の光ディス
クとした。
溶解した溶液をスピナー塗布し、厚さ800人の記録層
を形成した以外は実施例1と同様にして光ディスクを作
製した。
(比較例1) 実施例2において外周端面を紫外線硬化型接着剤で補強
しなかったこと以外は同様にして光ディスクを作製した
(比較例2) 実施例1において上記式(If)の組成からなる接着剤
をシリコーン製感圧性接着剤の代わりに用いたこと以外
は同様にして光ディスクを作製した。
(実施例2) 深さ900人、半値幅0.4−、ピッチ1.6−のらせ
ん状の案内溝が設けられたポリカーボネート製ディスク
状基板を2枚射出成形により得た。次に、これらのディ
スク状基板上に、上記式(1)の化合物をメタノール/
イソプロピルアルコール/1,2−ジクロロエタン(=
8/1.5/l:重量組成)の混合溶媒に上記実施例及
び比較例で作製した光ディスクに波長790niの半導
体レーザー光を基板側から入射させ、記録周波数1 、
25MHz、線速2.1m/seeで情報を書き込み、
再生し、そのスペクトル解析(スキャニングバンド幅3
0K)12)を用い、Cハ比を測定した。さらにこれら
の光ディスクを60℃、90%RHの環境下に2000
時間保存し、その時のC/N比及び反射率の変化、ディ
スクのずれ、剥離状況を観察した。その結果を表−1に
示す。
表−1 本偏心増大によりトラックオフしてしまい測定不能〔発
明の効果〕 本発明によれば、接着層を特定のシリコーン製両面感圧
性の第1接着部材と該第1接着部材より接着力が強大な
る接着剤からなる第2接着部材とから構成したので、生
産性に優れ、ディスクの接着ずれ、剥離がなく、あらゆ
る面で封止信頼に優れた光情報記録媒体の提供が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一構成例の光ディスクの構造を示す断
面図、第2図及び第3図はそれぞれ本発明の別の構成例
の光ディスクの構造を示す断面図、第4図ディスク外周
端面を紫外線硬化型接着剤で補強するための装置を示す
図である。 1f1′・・・ディスク状基板 2.2′・・・ディスク状基板 3.3′・・・第1接着部材(感圧性接着部材)4.4
′・・・第2接着部材 5・・・内周スペーサ 6・・・外周スペーサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々中心孔を有し、少なくとも一方の基板の片面
    には中心孔に隣接する内周部及び外周端に隣接する外周
    部を除いて光学的記録層又は反射層を設けた2枚のディ
    スク基板を記録層が内側になるように対向させ、両基板
    内面の内周部及び外周部をスペーサを介し又は介さずに
    接着層によって接合封止してなる光情報記録媒体におい
    て、 該接着層が、感圧性接着部材からなる第1接着部材及び
    該第1接着部材より大きい接着力を有する接着剤からな
    る第2接着部材により構成されていることを特徴とする
    光情報記録媒体。
  2. (2)前記各基板の内周及び外周の接合部を各々同心円
    状に2分し、記録層又は反射層に近い方の各部分には第
    1接着部材が設けられ、記録層又は反射層から遠い方の
    各部分には第2接着部材が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の光情報記録媒体。
  3. (3)内周及び外周の接合部の少なくとも一方の端面の
    みに第2接着部材が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の光情報記録媒体。
JP2104509A 1990-04-19 1990-04-19 光情報記録媒体 Pending JPH043347A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6709856B2 (en) 2000-03-28 2004-03-23 Nec Corporation Liquid sample measuring device containing electrode sensor with enzyme layer

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US6709856B2 (en) 2000-03-28 2004-03-23 Nec Corporation Liquid sample measuring device containing electrode sensor with enzyme layer

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