JPH02167729A - 案内溝付き情報記録用基板の製造方法 - Google Patents

案内溝付き情報記録用基板の製造方法

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JPH02167729A
JPH02167729A JP30301488A JP30301488A JPH02167729A JP H02167729 A JPH02167729 A JP H02167729A JP 30301488 A JP30301488 A JP 30301488A JP 30301488 A JP30301488 A JP 30301488A JP H02167729 A JPH02167729 A JP H02167729A
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JP
Japan
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stamper
substrate
curable resin
resin
guide groove
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Pending
Application number
JP30301488A
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English (en)
Inventor
Akinori Kurikawa
栗川 明典
Hisao Kawai
河合 久雄
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、案内溝付き情報記録用基板の製造方法に関す
る。
[従来の技術] 従来、この種の案内溝付き情報記録用基板は、例えば特
公昭5B−33244号公報に記載の如く、以下のよう
にして製造されていた。
すなわち、先ず案内溝に対応する凹凸を有するスタンパ
−上に高粘性の紫外線硬化型樹脂をデイスペンサーで滴
下する。このデイスペンサーによる樹脂の滴下は、例え
ばスタンパ−を回転させることにより、樹脂が円形のス
タンパ−の半径のほぼ中央部に同心円状に配置されるよ
うに行なわれる。
次に樹脂が滴下されたスタンパ−上に、例えばガラス製
の透明ディスク基板を載置しf、−後、油圧機器等によ
り押圧し、樹脂をスタンパ−と透明ディスク基板との間
に押し拡げ、スタンパ−の四部にも樹脂を充填させる。
次に透明ディスク基板の上がら紫外線を照射して紫外線
硬化型樹脂を硬化させることにより、案内溝を形成する
とともに、この案内溝を透明ディスク基板上に固着させ
た後、透明ディスク基板をスタンパ−から剥離して、目
的とする案内溝付き情報記録用基板を得る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前述の従来の情報記録用基板の製造方法
では、一般に100〜800センチボイズという高粘性
の紫外線硬化型樹脂(例えばジペンタエリスリトールペ
ンタアクリレート、ジペンタエリスリトールへキサアク
リレート等の多官能性アクリレート)を用いているため
、スタンパ−上に押し拡げられた樹脂内に気泡が混入し
てしまい、この気泡によって、スタンパ−の凹凸が転写
されることにより形成される案内溝の凸部にカケが生じ
たり、最悪の場合には凸部が形成されないという事態が
生じて、スタンパ−の凹凸に忠実に対応する案内溝を得
ることができない。そしてこのような案内溝に欠陥のあ
る情報記録用基板を用いて光磁気ディスクを作製すると
、光磁気ディスクの記録特性等の悪化という問題を生じ
る。
本発明はこのような問題点乃至欠点を除去するためにな
されたものであり、その目的は、硬化型樹脂中への気泡
の混入を防止することにより、スタンパ−の凹凸に忠実
に対応する案内溝を形成することが可能な案内溝付き情
報記録用基板の製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述の目的を達成させるためになされたもの
であり、本発明の案内溝付き情報記録用基板の製造方法
は、基板上及び/又は案内溝に対応する凹凸形状を有す
るスタンパ−の前記凹凸形状面上に低粘性の硬化型樹脂
をスピンコート法により塗布した後、前記基板と前記ス
タンパ−とを、これらの間に前記硬化型樹脂が配置され
るように積層し、次いで前記硬化型樹脂を硬化させた後
、前記スタンパ−の凹凸形状が転写された硬化済み樹脂
膜が固着された前記基板を前記スタンパ−から剥離する
ことを特徴とする。
なお、前記低粘性の硬化型樹脂には、硬化型樹脂そのも
のが低粘性のものと、硬化型樹脂そのものは高粘性であ
るが、硬化型樹脂を希釈することにより低粘性にしたも
のとを含む。
[作用] 本発明によれば、低粘性の硬化型樹脂を用いるため、塗
布法としてスピンコート法を採用することができるので
、基板とスタンパ−間に硬化型樹脂を、気泡を混入させ
ることなく、均一に塗布することができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
実施例■ ソーダライムガラスがらなり、外径130mm、中心部
孔径15mmのディスク基板1上に、定量供給ポンプ等
によって低粘性の紫外線硬化型樹脂2[環状デシル基を
有するアクリル酸エステル(日立化成■製、FA 51
3A )粘度54センチポイズ]をディスク基板lの中
心部の孔側にほぼ同心円状に滴下したく第1図(a)参
照〉。
次にN−TECH社製スピナーを用いてスピンコート法
(回転数2000rpm>により、滴下樹脂2をディス
ク基板lの全面に拡布して、ディスク基板1上に、気泡
の混入がなく、均一膜厚(膜厚は例えば5〜10μの範
囲である)の紫外線硬化型樹脂膜2aを形成した(第1
図(1))参照〉。
次にディスク基板lを紫外線硬化型樹脂膜2aが下側に
なるように裏返し、案内溝に対応する凹凸を有するニッ
ケル製スタンパ−3と密着させた後、ディスク基板lと
スタンパ−3の両側からそれぞれ0.5 hg/cxl
の圧力で加圧し、紫外線硬化型樹脂をスタンパ−3の凹
部にまで充填させた。なお、スタンパ−は第1図(C)
に示すように、凸部の長さ11が0.6〜0.8μm、
凹部の長さ12が0.8〜1.0 Atm、凹部の深さ
dが約750大のものを用いた。
次いで、ディスク基板1とスタンパ−3とが圧着された
状態で、ディスク基板1の上がら紫外線4(紫外線ラン
プ使用、出力300W>を30秒間照射して紫外線硬化
型樹脂膜2aを硬化させて案内溝5を形成した(第1図
(C)参照)。なお、この硬化により、紫外線硬化型樹
脂膜2aとディスク基板上とが固着された。
次にディスク基板1をスタンパ−3から剥離することに
より、目的とする案内溝5付きディスク基板■を得た(
第工図(d)参照〉。案内溝形成材料として、低粘性の
硬化型樹脂を用い、これをスピンコートすることにより
、気泡の混入を防止したために、得られた案内溝5付き
ディスク基板lは、スタンパ−の凹凸に忠実に対応する
凹凸が形戒されており、案内溝に欠陥は認められなかっ
た。従ってこのような案内溝付きディスク基板から得ら
れた光磁気ディスクは記録特性等が極めてすぐれたもの
であった。
なお、比較のため100〜800センチポイズの高粘性
の紫外線硬化型樹脂[例えば、エポキシアクリレート樹
脂(三菱レーヨン■製、MP121)粘度770センチ
ボイズ]を溶媒で希釈せずにそのままスピンコート法に
より塗布したが、流動性が非常に低いため、塗布ムラが
生じ、均一に塗布できず、さらにその後、押圧し、伸展
させようとしたが、均一に伸展させることができなかっ
た。
実施例2 実施例1で用いたと同一のディスク基板を用いディスク
基板上に、定量供給ポンプ等によって低粘性の紫外線硬
化型樹脂[イソプロピルアルコールで希釈したポリウレ
タンアクリレート樹脂(大日本インキ■製、STM−4
01)希釈後の粘度30〜・50センチボイズ]をディ
スク基板の中心部の孔側にほぼ同心円状に滴下した。
次に、実施例1と同様に、N−TECH社製スピナーを
用いてスピンコート法(回転数2000r p m )
により滴下樹脂をディスク基板全面に膜厚0.5〜1μ
で拡布し紫外線硬化型樹脂膜を形戒した。
以下、実施例上と同様に、ディスク基板の紫外線硬化型
樹脂塗布面とニッケル製スタンパ−の凹凸形状面とが向
かい合うようにディスク基板とスタンパ−とを積層した
後、実施例1と同様に紫外線照射により紫外線硬化型樹
脂膜を硬化させて案内溝を形成した後、積層されたディ
スク基板とスタンパ−とを剥離し、目的とする案内溝付
きディスク基板を得た。
得られた案内溝付きディスク基板は、実施例1と同様に
スタンパ−の凹凸に忠実に対応する凹凸が形成されてお
り、案内溝に欠陥は認められず、この案内溝付きディス
ク基板から得られた光磁気ディスクは記録特性等が極め
てすぐれたものであった。
なお、本実施例2において、紫外線硬化型樹脂をディス
ク基板全面に塗布した後、熱処理してもよい。
以上、実施例により本発明を説明してきたが、本発明は
以下の応用例や変形例を含むものである。
(1)実施例1及び2ではそれぞれ、粘度54センチボ
イズ及び粘度30〜50センチボイズの紫外線硬化型樹
脂を用いたが、100センチポイズ以下の樹脂であって
も、同様に目的を遠戚することができる。但し、例えば
粘度が20センチポイズ以下になると、気泡混入の問題
はもちろん回避できるが、樹脂を塗布した基板又はスタ
ンパ−を立てたり、塗布面を下に向けたりすると、樹脂
が流動して膜厚にムラが生じるため、必ず樹脂膜を上に
向けて配置する必要があり、これにより製造操作が種々
の制約を受けることになる。従ってこのような問題が起
らない粘度30〜100センチボイズの樹脂を用いるの
が特に好ましい。
(2)実施例1及び2ではそれぞれ、紫外線硬化型樹脂
として環状デシル基を有するアクリル酸エステル及びポ
リウレタンアクリレート樹脂をそれぞれ用いたが、その
他の紫外線硬化型樹脂を用いても良い。このような紫外
線硬化型樹脂の例としては、アルキルアクリレート(例
えばメチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブ
チルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルア
クリレートなど)、ポリエチレングリコールアクリレー
ト、エポキシアクリレート、ポリエステルアクリレート
、ウレタンアクリレート、トリメチロールプロパントリ
アクリレート、ペンタエリスリトールアクリレート、ア
ルコキシアルキルアクリレート(例えばメトキシエチル
アクリレートなど〉、フェノキシアルキルアクリレート
(例えばフェノキシエチルアクリレート)、フェニルア
クリレートなどのアクリレート系紫外線硬化型樹脂が挙
げられる。これらの紫外線硬化型樹脂は、1種のみを用
いても良いが、2種以上の混合物を用いても良い。
(3)実施例1及び2では紫外線硬化型樹脂を用いたが
、電子線硬化型や熱硬化型等の硬化型樹脂を用いること
もできる。
(4)実施例2では、紫外線硬化型樹脂の希釈溶媒とし
てイソプロピルアルコールを用いたが、樹脂の種類等に
より他の希釈溶媒を用いることもでき、その例として、
エチルセロソルブアセテート、メチルセロソルブアセテ
ート等のセロソルブ類、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、エチルアルコール等のアルコー
ル類及びこれらの混合物が挙げられる。
(5)実施例1及び2では樹脂をスピンコート法でディ
スク基板上に塗布したが、スタンパ−上に塗布しても良
い。また基板上およびスタンパ−上に塗布しても良い。
(6)実施例1及び2ではディスク基板としてソータラ
イムガラス製のものを用いたが、その他のガラス基板や
、エポキシ樹脂、ポリカーボネート等のプラスチック基
板を用いても良い。紫外線硬化型樹脂を用いる場合、基
板は、その上から紫外線を照射できるように、透明であ
る必要があるが、スタンパ−として透明なものを用いれ
ば、スタンパ−側から紫外線照射が可能であるので、非
透明のものでも良い。
(7)実施例で1及び2ではスタンパ−としてニッケル
製のものを用いたが、その他の材質のものであっても良
い。上述の如く、透明のスタンパ−を用いればスタンパ
−側から紫外線照射が可能である。
(8)実施例1及び2では基板とスタンパ−とを積層し
た後の加圧を基板とスタンパ−の両面から行なったが、
基板又はスタンパ−の一方を固定すれば、片面のみの加
圧でも良い。
[発明の効果コ 以上述べたように、本発明の方法によれば、情報記録用
基板の案内溝形成用樹脂として、低粘性の硬化型樹脂を
用い、これを基板上及び/又はスタンパ−上にスピンコ
ート法により塗布することにより、樹脂内への気泡の混
入が抑えられ、スタンパ−の凹凸に忠実に対応する案内
溝を有する情報記録用基板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す工程図である。 ■・・・ディスク基板、2・・・紫外線硬化型樹脂、2
a・・・紫外線硬化型樹脂膜、3・・・スタンパ−4・
・・紫外線、5・・・案内溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上及び/又は案内溝に対応する凹凸形状を有
    するスタンパーの前記凹凸形状面上に低粘性の硬化型樹
    脂をスピンコート法により塗布した後、前記基板と前記
    スタンパーとを、これらの間に前記硬化型樹脂が配置さ
    れるように積層し、次いで前記硬化型樹脂を硬化させた
    後、前記スタンパーの凹凸形状が転写された硬化済み樹
    脂膜が固着された前記基板を前記スタンパーから剥離す
    ることを特徴とする案内溝付き情報記録用基板の製造方
    法。
JP30301488A 1988-09-29 1988-11-30 案内溝付き情報記録用基板の製造方法 Pending JPH02167729A (ja)

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JP30301488A JPH02167729A (ja) 1988-09-29 1988-11-30 案内溝付き情報記録用基板の製造方法

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JP24552088 1988-09-29
JP63-245520 1988-09-29
JP30301488A JPH02167729A (ja) 1988-09-29 1988-11-30 案内溝付き情報記録用基板の製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129527A1 (ja) * 2005-05-31 2006-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 情報記録媒体の製造方法及び情報記録媒体
JP2007090236A (ja) * 2005-09-28 2007-04-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd ダイ、塗布装置、光ディスクの製造方法、及び光ディスク
JP2007313439A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Hitachi High-Technologies Corp 樹脂塗布装置及び樹脂塗布方法

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