JPH05142299A - シフト制御回路 - Google Patents

シフト制御回路

Info

Publication number
JPH05142299A
JPH05142299A JP3332459A JP33245991A JPH05142299A JP H05142299 A JPH05142299 A JP H05142299A JP 3332459 A JP3332459 A JP 3332459A JP 33245991 A JP33245991 A JP 33245991A JP H05142299 A JPH05142299 A JP H05142299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
register
error
lsi
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3332459A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Kasugai
洋文 春日井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP3332459A priority Critical patent/JPH05142299A/ja
Publication of JPH05142299A publication Critical patent/JPH05142299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シフトパスの試験で異常が検出されたときに
故障箇所の特定を容易に行えるようにする。 【構成】 LSI1の選択回路16はエラーレジスタ1
3の出力信号の論理和をとる論理和回路15からの出力
信号とシフトアウト側レジスタ14の出力信号とのうち
一方を診断制御LSI4からのシフトモード信号402 に
応じて選択する。選択回路16はシフト動作時にシフト
アウト側レジスタ14の出力信号を選択し、LSI代表
エラー信号として診断制御LSI4に出力する。診断制
御LSI4のエラー代表レジスタ42は各LSI1〜3
からのLSI代表エラー信号を格納する。診断制御回路
41はシフト動作時にエラー代表レジスタ42の出力信
号を基に各LSI1〜3のシフトパスの故障の有無を判
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はシフト制御回路に関し、特に1本
のシフトパスで接続された各LSI(大規模集積回路)
のシフト制御を行うシフト制御回路に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種のシフト制御回路において
は、図4に示すように、診断制御LSI8を中心にして
LSI5〜7を直列に接続して1本のシフトパスを形成
している。
【0003】各LSI5〜7内のシフトパスに接続され
たレジスタが正常であるかどうかを試験するには、まず
診断制御LSI8からシフトパスに対して“0”のデー
タを出力し、LSI5〜7内のレジスタのビット数分の
クロックを供給するよう制御する。各LSI5〜7内の
レジスタがすべて正常であれば、LSI7のシフトパス
出力から“0”のデータが出力される。
【0004】次に、診断制御LSI8からシフトパスに
対して“1”のデータを出力し、LSI5〜7内のレジ
スタのビット数分のクロックを供給するよう制御する。
各LSI5〜7内のレジスタがすべて正常であれば、L
SI7のシフトパス出力から“1”のデータが出力され
る。
【0005】上述したように、“0”のデータおよび
“1”のデータのどちらをシフトパスに入力してもLS
I7から正しいデータが出力されれば、LSI5〜7を
接続してなるシフトパスは正常であると判断される。こ
れに対して、“0”のデータをシフトパスに入力したと
きにLSI7から“1”のデータが出力される“1”固
定、あるいは“1”のデータをシフトパスに入力したと
きにLSI7から“0”のデータが出力される“0”固
定のように入出力の関係が一致していない場合には、L
SI5〜7のうちいずれかのシフトパスが異常であると
判断される。
【0006】このような従来のシフト制御回路では、シ
フトパスの正常性を試験する際に診断制御LSI8がL
SI7のシフトパス出力だけを見て正常か異常かを判断
しているので、シフトパスの異常が検出されてもLSI
5〜7のうちどのLSIが異常なのかを判断することが
できず、故障LSIの特定に時間がかかるという問題が
ある。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、シフトパスの試験で異
常が検出されたときに故障箇所の特定を容易に行うこと
ができるシフト制御回路の提供を目的とする。
【0008】
【発明の構成】本発明によるシフト制御回路は、各々回
路内のハードウェアエラーを保持するエラーレジスタを
含む複数の集積回路内のレジスタを縦属接続して構成さ
れたシフトパスを制御するシフト制御回路であって、前
記エラーレジスタからのエラー信号と前記シフトパス内
の特定レジスタからの信号とのうち一方を外部信号に応
じて選択して診断回路に出力する選択手段を前記複数の
集積回路各々に設けたことを特徴とする。
【0009】本発明による他のシフト制御回路は、各々
回路内のハードウェアエラーを保持するエラーレジスタ
を含む複数の集積回路内のレジスタを縦属接続して構成
されたシフトパスを制御するシフト制御回路であって、
前段の回路からのシフトデータを保持するレジスタの出
力と後段の回路へのシフトデータを保持するレジスタの
出力との演算を行う演算手段と、前記エラーレジスタか
らのエラー信号と前記演算手段の演算結果とのうち一方
を外部信号に応じて選択して診断回路に出力する選択手
段とを前記複数の集積回路各々に設けたことを特徴とす
る。
【0010】本発明による別のシフト制御回路は、各々
回路内のハードウェアエラーを保持するエラーレジスタ
を含む複数の集積回路内のレジスタを縦属接続して構成
されたシフトパスを制御するシフト制御回路であって、
前段の回路からのシフトデータを保持するレジスタの出
力と後段の回路へのシフトデータを保持するレジスタの
出力とのうち一方を外部信号に応じて選択する第1の選
択手段と、前記エラーレジスタからのエラー信号と前記
第1の選択手段で選択された信号とのうち一方を外部信
号に応じて選択して診断回路に出力する第2の選択手段
とを前記複数の集積回路各々に設けたことを特徴とす
る。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例では診断
制御LSI4を中心にしてLSI1〜3を直列に接続し
て1本のシフトパスを形成している。
【0013】LSI1内にはシフトパスに接続されるシ
フトパスレジスタ11があり、このシフトパスレジスタ
11内にはシフトイン側レジスタ12と、回路内のハー
ドウェアエラー報告を保持するエラーレジスタ13と、
シフトアウト側レジスタ14とが含まれている。
【0014】また、LSI1内にはエラーレジスタ13
の複数ビットのエラーレジスタ出力信号131 の論理和を
とる論理和回路15と、シフトアウト側レジスタ14の
出力信号141 と論理和回路15のエラー信号151 とのう
ち一方を診断制御LSI4からのシフトモード信号402
に応じて選択し、LSI代表エラー信号102 として出力
する選択回路16とが設けられている。尚、図示してい
ないが、LSI2,3の構成もLSI1と同様の構成と
なっている。
【0015】診断制御LSI4内にはシフトモード信号
402 によって各LSI1〜3のシフト動作を制御する診
断制御回路41と、各LSI1〜3からのLSI代表エ
ラー信号102 ,202 ,302 を格納するエラー代表レジス
タ42とが設けられている。尚、診断制御回路41は各
LSI1〜3にシフト動作を行わせるとき、エラー代表
レジスタ42からの出力信号421 を基に各LSI1〜3
のシフトパスの故障の有無を判断する。
【0016】次に、図1を用いて本発明の一実施例の動
作について説明する。まず、通常動作時には診断制御L
SI4内の診断制御回路41から各LSI1〜3に出力
されるシフトモード信号402 が“0”なので、各LSI
1〜3内の選択回路16,26,36(選択回路26,
36は図示せず)で論理和回路15,25,35からの
エラー信号151 ,251 ,351 (論理和回路25,35お
よびエラー信号251 ,351 は図示せず)が選択されてL
SI代表エラー信号102 ,202 ,302 として出力され
る。よって、診断制御LSI4内のエラー代表レジスタ
42には各LSI1〜3内のハードウェアエラー報告が
格納されるので、診断制御回路41はエラー代表レジス
タ42からの出力信号421 を基に各LSI1〜3におけ
るハードウェアエラーの有無を判断する。
【0017】すなわち、各LSI1〜3内のエラーレジ
スタ13,23,33(エラーレジスタ23,33は図
示せず)は通常動作時に各LSI1〜3内で発生したハ
ードウェアエラーを格納する。よって、エラーレジスタ
13,23,33にハードウェアエラーの発生を示すフ
ラグが1ビットでも立っていると、エラーレジスタ1
3,23,33からの複数ビットのエラーレジスタ出力
信号131,231 ,331 (エラーレジスタ出力信号231 ,3
31 は図示せず)の論理和をとる論理和回路15,2
5,35はエラー信号151 ,251 ,351 に“1”を出力
する。
【0018】選択回路16,26,36はシフトモード
信号402 が“0”のときに論理和回路15,25,35
からのエラー信号151 ,251 ,351 を選択してLSI代
表エラー信号102 ,202,302 として出力する。したが
って、各LSI1〜3内でハードウェアエラーが発生し
たか否かを示すハードウェアエラー発生状況がエラー代
表レジスタ42に格納される。これによって、診断制御
回路41はエラー代表レジスタ42からの出力信号421
を基に各LSI1〜3におけるハードウェアエラーの発
生状況を判断する。
【0019】これに対して、シフトパスの正常性の試験
を行うときには診断制御LSI4内の診断制御回路41
から各LSI1〜3に出力されるシフトモード信号402
が“1”となり、診断制御回路41から各LSI1〜3
にシフトインデータ401 として“0”が出力される。同
時に、診断制御回路41はクロック制御信号403 によっ
てクロックを動作させる。
【0020】このクロックの動作によって、LSI1内
のシフトパスレジスタ11にはシフトイン側レジスタ1
2からデータ“0”が順次格納されていく。LSI1の
シフトパスレジスタ11内のすべてのレジスタに“0”
が格納されると、LSI1からLSI2へのシフトアウ
トデータ101 が“0”となり、LSI2内のシフトパス
レジスタ21(図示せず)にはデータ“0”が順次格納
されていく。
【0021】また、LSI2のシフトパスレジスタ21
内のすべてのレジスタに“0”が格納されると、LSI
2からLSI3へのシフトアウトデータ201が“0”と
なり、LSI3内のシフトパスレジスタ31(図示せ
ず)にはデータ“0”が順次格納されていく。
【0022】さらに、LSI3のシフトパスレジスタ3
1内のすべてのレジスタに“0”が格納されると、LS
I3から診断制御LSI4へのシフトアウトデータ301
が“0”となり、診断制御LSI4の診断制御回路41
にデータ“0”が入力される。診断制御回路41はデー
タ“0”が入力されると、“0”のデータに関してはL
SI1〜3のシフトパスが正常であると判断する。
【0023】この後に、診断制御回路41は各LSI1
〜3へのシフトインデータ401 として“1”を出力し、
上述の動作と同様にしてクロックを動作させる。このク
ロックの動作によって、各LSI1〜3のシフトパスレ
ジスタ11,21,31にはデータ“1”が順次格納さ
れていく。
【0024】LSI3のシフトパスレジスタ31内のす
べてのレジスタに“1”が格納されると、LSI3から
診断制御LSI4へのシフトアウトデータ301 が“1”
となり、診断制御LSI4の診断制御回路41にデータ
“1”が入力される。診断制御回路41はデータ“1”
が入力されると、“1”のデータに関してはLSI1〜
3のシフトパスが正常であると判断する。
【0025】上記の如く、“0”のデータおよび“1”
のデータともに正常であれば、各LSI1〜3のシフト
パスが正常であると判断する。すなわち、シフトモード
信号402 が“1”になると、各LSI1〜3内の選択回
路16,26,36が夫々LSI1〜3内のシフトアウ
ト側レジスタ14,24,34の出力信号141 ,241,3
41 (シフトアウト側レジスタ24,34および出力信
号241 ,341 は図示せず)を選択するので、シフトイン
データ401 が“0”であればエラー代表レジスタ42に
“000 ”が格納される。また、シフトインデータ401 が
“1”であればエラー代表レジスタ42に“111 ”が格
納される。
【0026】よって、診断制御回路41はシフトインデ
ータ401 に“0”を出力したときにエラー代表レジスタ
42の内容が“000 ”であれば、“0”のデータに関し
てLSI1〜3のシフトパスが正常であると判断する。
また、診断制御回路41はシフトインデータ401 に
“1”を出力したときにエラー代表レジスタ42の内容
が“111 ”であれば、“1”のデータに関してLSI1
〜3のシフトパスが正常であると判断する。
【0027】この場合、例えばLSI2に故障が発生し
てシフトアウトデータ201 が“0”固定になったとする
と、診断制御回路41がシフトインデータ401 に“1”
を出力したときに、LSI3から診断制御LSI4への
シフトアウトデータ301 が“0”となるので、診断制御
回路41はLSI1〜3のシフトパスが“1”のデータ
に関して異常であると判断する。
【0028】このとき、エラー代表レジスタ42には
“100 ”が格納されるので、診断制御回路41はエラー
代表レジスタ42からの出力信号421を解析し、LSI
2またはLSI1,2間のハードウェアの故障と判断
し、その旨を診断データ404 によって通知する。
【0029】図2は本発明の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明の他の実施例は各
LSI1〜3各々にシフトパスレジスタ11,21,3
1内のシフトイン側レジスタ12,22,32からの出
力信号121 ,221 ,321 とシフトアウト側レジスタ1
4,24,34からの出力信号141 ,241 ,341 との排
他的論理和をとる排他的論理和回路17,27,37を
設けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同様の構成
となっており、同一構成要素には同一符号を付してあ
る。
【0030】尚、図2においてはLSI1のみを図示
し、LSI2,3および診断制御LSI4は図示してい
ない。したがって、LSI2,3のシフトパスレジスタ
21,31と、シフトイン側レジスタ22,32と、出
力信号221 ,321 と、シフトアウト側レジスタ24,3
4と、出力信号241 ,341 と、排他的論理和回路27,
37とは夫々図示していない。
【0031】また、選択回路16,26,36において
は論理和回路15,25,35からのエラー信号151 ,
251 ,351 と、排他的論理和回路17,27,37から
の不一致信号171 ,271 ,371 (不一致信号271 ,371
は図示せず)とのうち一方をシフトモード信号402 に応
じて選択している。
【0032】この図2を用いて本発明の他の実施例の動
作について説明する。各LSI1〜3のシフトパスが正
常であれば、シフト動作実行時にシフトインデータ401
として“0”が出力されると、シフトイン側レジスタ1
2,22,32からの出力信号121 ,221 ,321 とシフ
トアウト側レジスタ14,24,34からの出力信号14
1 ,241 ,341 とがともに“0”となる。また、シフト
動作実行時にシフトインデータ401 として“1”が出力
されると、シフトイン側レジスタ12,22,32から
の出力信号121 ,221 ,321 とシフトアウト側レジスタ
14,24,34からの出力信号141 ,241 ,341 とが
ともに“1”となる。
【0033】したがって、排他的論理和回路17,2
7,37には“00”または“11”が入力されるの
で、排他的論理和演算の結果“0”が不一致信号171 ,
271 ,371 として出力される。
【0034】シフト動作実行時には選択回路16,2
6,36が排他的論理和回路17,27,37からの不
一致信号171 ,271 ,371 を選択するので、LSI代表
エラー信号102 ,202 ,302 として“0”がエラー代表
レジスタ42に出力される。よって、シフトインデータ
401 の“0”,“1”に関係なく、エラー代表レジスタ
42には“000 ”が格納される。
【0035】ここで、例えばLSI1のシフトパスが途
中で“1”固定となった場合、シフトインデータ401 が
“0”でシフト動作を行うと、シフトイン側レジスタ1
2からの出力信号121 が“0”となり、シフトアウト側
レジスタ14からの出力信号141 が“1”となる。
【0036】したがって、排他的論理和回路17に“0
1”が入力され、排他的論理和回路17から不一致信号
171 として“1”が出力される。シフト動作実行時には
選択回路16が排他的論理和回路17からの不一致信号
171を選択するので、LSI代表エラー信号102 として
“1”がエラー代表レジスタ42に出力される。
【0037】このとき、他のLSI2,3のシフトパス
に故障がなければ、夫々LSI代表エラー信号202 ,30
2 として“0”がエラー代表レジスタ42に出力され
る。よって、エラー代表レジスタ42には“100 ”が格
納されることになる。これによって、診断制御回路41
はLSI1のシフトパスが“1”のデータに関して異常
であると判断し、その旨を診断データ404 によって通知
する。
【0038】すなわち、LSI代表エラー信号102 ,20
2 ,302 はLSI1〜3内のシフトパスレジスタ11,
21,31のシフトイン側とシフトアウト側との間に矛
盾があると“1”となり、矛盾がなければ“0”とな
る。
【0039】図3は本発明の別の実施例の構成を示すブ
ロック図である。図において、本発明の別の実施例は各
LSI1〜3各々にシフトパスレジスタ11,21,3
1内のシフトイン側レジスタ12,22,32からの出
力信号121 ,221 ,321 とシフトアウト側レジスタ1
4,24,34からの出力信号141 ,241 ,341 とのう
ち一方を選択するビット選択回路18,28,38を設
けた以外は図1に示す本発明の一実施例と同様の構成と
なっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
【0040】尚、図3においてはLSI1のみを図示
し、LSI2,3および診断制御LSI4は図示してい
ない。したがって、LSI2,3のシフトパスレジスタ
21,31と、シフトイン側レジスタ22,32と、出
力信号221 ,321 と、シフトアウト側レジスタ24,3
4と、出力信号241 ,341 と、ビット選択回路28,3
8とは夫々図示していない。
【0041】また、選択回路16,26,36において
は論理和回路15,25,35からのエラー信号151 ,
251 ,351 と、ビット選択回路18,28,38からの
選択データ181 ,281 ,381 (選択データ281 ,381 は
図示せず)とのうち一方を診断制御LSI4からの選択
信号405 に応じて選択している。
【0042】この図3を用いて本発明の別の実施例の動
作について説明する。各LSI1〜3のシフトパスがシ
フトインデータ401 が“0”のときに異常を示すと、シ
フト動作後にシフトモード信号402 を“1”のままと
し、選択信号405 を“0”としてビット選択回路18,
28,38でシフトイン側レジスタ12,22,32か
らの出力信号121 ,221 ,321 を選択させる。よって、
選択回路16,26,36からLSI代表エラー信号10
2 ,202 ,302 として、シフトイン側レジスタ12,2
2,32からの出力信号121 ,221 ,321 がエラー代表
レジスタ42に出力される。
【0043】次に、選択信号405 を“1”としてビット
選択回路18,28,38でシフトアウト側レジスタ1
4,24,34からの出力信号141,241 ,341 を選択
させる。よって、選択回路16,26,36からLSI
代表エラー信号102 ,202 ,302 として、シフトアウト
側レジスタ14,24,34からの出力信号141 ,241
,341 がエラー代表レジスタ42に出力される。
【0044】診断制御回路41は選択信号405 が“0”
のときのエラー代表レジスタ42の内容と、選択信号40
5 が“1”のときのエラー代表レジスタ42の内容とを
調べる。診断制御回路41は選択信号405 が“0”のと
きにエラー代表レジスタ42の内容が“0”で、選択信
号405 が“1”のときにエラー代表レジスタ42の内容
が“1”であれば、LSI1〜3内で矛盾しているた
め、LSI1〜3の故障であると判断し、その旨を診断
データ404 によって通知する。
【0045】また、診断制御回路41は選択信号405 が
“0”のときにエラー代表レジスタ42の内容が“1”
で、選択信号405 が“1”のときにエラー代表レジスタ
42の内容が“1”であれば、LSI1〜3外の入力側
のインタフェース(図示せず)で故障していると判断
し、その旨を診断データ404 によって通知する。
【0046】各LSI1〜3のシフトパスがシフトイン
データ401 が“1”のときに異常を示す場合には、上述
の動作と同様にして、選択信号405を“0”,“1”に
順次変化させてエラー代表レジスタ42の内容を調べ、
LSI1〜3内で矛盾していればLSI1〜3の故障で
あると判断し、その旨を診断データ404 によって通知す
る。また、エラー代表レジスタ42の内容がともに
“0”であればLSI1〜3外の入力側のインタフェー
スで故障していると判断し、その旨を診断データ404 に
よって通知する。
【0047】このように、選択回路16でシフトパスレ
ジスタ11内のエラーレジスタ13からのエラーレジス
タ出力信号131 と、シフトパスレジスタ11内のシフト
アウト側レジスタ14からの出力信号141 とのうち一方
をシフトモード信号402 に応じて選択して診断制御LS
I4に出力することによって、LSI1〜3の入出力信
号を増加させることなく、故障箇所を1つのLSI1〜
3またはその入力側インタフェースの範囲内で指摘する
ことができるので、LSI1〜3のシフトパスの試験で
異常が検出されたときに故障箇所の特定を容易に行うこ
とができる。
【0048】また、排他的論理和回路17でシフトイン
側レジスタ12からの出力信号121とシフトアウト側レ
ジスタ14からの出力信号141 との排他的論理和をと
り、エラーレジスタ13からのエラーレジスタ出力信号
131 と排他的論理和回路17からの不一致信号171 との
うち一方をシフトモード信号402 に応じて選択回路16
で選択し、診断制御LSI4に出力することによって、
LSI1〜3の入出力信号を増加させることなく、故障
箇所を1つのLSI1〜3の内部もしくは複数のLSI
間インタフェースのどこかという範囲で指摘することが
できるので、LSI1〜3のシフトパスの試験で異常が
検出されたときに故障箇所の特定を容易に行うことがで
きる。
【0049】さらに、ビット選択回路18のシフトイン
側レジスタ12からの出力信号121とシフトアウト側レ
ジスタ14からの出力信号141 とのうち一方を診断制御
回路42からの選択信号405 に応じて選択し、エラーレ
ジスタ13からのエラーレジスタ出力信号131 とビット
選択回路18からの選択データ181 とのうち一方をシフ
トモード信号402 に応じて選択回路16で選択し、診断
制御LSI4に出力することによって、LSI1〜3の
入力信号を1本増加させるだけで、故障箇所を1つのL
SI1〜3の内部もしくは1つのLSIの入力側インタ
フェースの範囲で指摘することができるので、LSI1
〜3のシフトパスの試験で異常が検出されたときに故障
箇所の特定を容易に行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシフト制御
回路によれば、回路内のハードウェアエラーを保持する
エラーレジスタからのエラー信号とシフトパス内の特定
レジスタからの信号とのうち一方を外部信号に応じて選
択して診断回路に出力することによって、シフトパスの
試験で異常が検出されたときに故障箇所の特定を容易に
行うことができるという効果がある。
【0051】また、本発明の他のシフト制御回路によれ
ば、シフトイン側のレジスタの出力とシフトアウト側の
レジスタの出力との演算結果と回路内のハードウェアエ
ラーを保持するエラーレジスタからのエラー信号とのう
ち一方を外部信号に応じて選択して診断回路に出力する
ことによって、シフトパスの試験で異常が検出されたと
きに故障箇所の特定を容易に行うことができるという効
果がある。
【0052】さらに、本発明の別のシフト制御回路によ
れば、シフトイン側のレジスタの出力とシフトアウト側
のレジスタの出力とのうち一方を外部信号に応じて選択
し、この選択データと回路内のハードウェアエラーを保
持するエラーレジスタからのエラー信号とのうち一方を
外部信号に応じて選択して診断回路に出力することによ
って、シフトパスの試験で異常が検出されたときに故障
箇所の特定を容易に行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜3 LSI 4 診断制御LSI 11 シフトパスレジスタ 12 シフトイン側レジスタ 13 エラーレジスタ 14 シフトアウト側レジスタ 15 論理和回路 16 選択回路 17 排他的論理和回路 18 ビット選択回路 41 診断制御回路 42 エラー代表レジスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々回路内のハードウェアエラーを保持
    するエラーレジスタを含む複数の集積回路内のレジスタ
    を縦属接続して構成されたシフトパスを制御するシフト
    制御回路であって、前記エラーレジスタからのエラー信
    号と前記シフトパス内の特定レジスタからの信号とのう
    ち一方を外部信号に応じて選択して診断回路に出力する
    選択手段を前記複数の集積回路各々に設けたことを特徴
    とするシフト制御回路。
  2. 【請求項2】 各々回路内のハードウェアエラーを保持
    するエラーレジスタを含む複数の集積回路内のレジスタ
    を縦属接続して構成されたシフトパスを制御するシフト
    制御回路であって、前段の回路からのシフトデータを保
    持するレジスタの出力と後段の回路へのシフトデータを
    保持するレジスタの出力との演算を行う演算手段と、前
    記エラーレジスタからのエラー信号と前記演算手段の演
    算結果とのうち一方を外部信号に応じて選択して診断回
    路に出力する選択手段とを前記複数の集積回路各々に設
    けたことを特徴とするシフト制御回路。
  3. 【請求項3】 各々回路内のハードウェアエラーを保持
    するエラーレジスタを含む複数の集積回路内のレジスタ
    を縦属接続して構成されたシフトパスを制御するシフト
    制御回路であって、前段の回路からのシフトデータを保
    持するレジスタの出力と後段の回路へのシフトデータを
    保持するレジスタの出力とのうち一方を外部信号に応じ
    て選択する第1の選択手段と、前記エラーレジスタから
    のエラー信号と前記第1の選択手段で選択された信号と
    のうち一方を外部信号に応じて選択して診断回路に出力
    する第2の選択手段とを前記複数の集積回路各々に設け
    たことを特徴とするシフト制御回路。
JP3332459A 1991-11-21 1991-11-21 シフト制御回路 Pending JPH05142299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332459A JPH05142299A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 シフト制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3332459A JPH05142299A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 シフト制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05142299A true JPH05142299A (ja) 1993-06-08

Family

ID=18255217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3332459A Pending JPH05142299A (ja) 1991-11-21 1991-11-21 シフト制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05142299A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1073641A (ja) テスト回路
EP0198568A2 (en) Data capture logic system
EP0151694B1 (en) Logic circuit with built-in self-test function
JPH06201801A (ja) Bist回路に用いるための改良されたデータ分析器および分析方法
JPH05142299A (ja) シフト制御回路
JPH063413A (ja) 論理信号検査方法及び検査装置
US6421810B1 (en) Scalable parallel test bus and testing method
JP3003781B2 (ja) 検査容易化設計方法、バスエラー回避設計方法及び集積回路
JP2000357399A (ja) 半導体集積回路装置
JP3275952B2 (ja) ディジタル論理回路のテスト回路
JPH077345B2 (ja) 論理回路ブロックの自己診断回路
JPH07294604A (ja) Lsiテスト回路
JPH04263200A (ja) シフトパス方式
JPH08152459A (ja) 半導体装置及びその試験方法
JPH04259866A (ja) 診断装置
JPH04238544A (ja) シフトパス故障診断方式
JPH06139094A (ja) 情報処理装置
JP2002082146A (ja) スキャンテスト回路
JPS63280342A (ja) シフトパス故障診断装置
JPH04184178A (ja) 半導体積集回路
JPH06161813A (ja) 情報処理装置
JPS60239835A (ja) 論理回路の故障診断方式
JPH06175877A (ja) Fifoバッファ診断回路
JPS6160141A (ja) スキヤンインデ−タ異常検出方式
JPH0331233B2 (ja)