JPH05139929A - 油中水型メークアツプ化粧料 - Google Patents

油中水型メークアツプ化粧料

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JPH05139929A
JPH05139929A JP30630591A JP30630591A JPH05139929A JP H05139929 A JPH05139929 A JP H05139929A JP 30630591 A JP30630591 A JP 30630591A JP 30630591 A JP30630591 A JP 30630591A JP H05139929 A JPH05139929 A JP H05139929A
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silicone
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の成分(a)〜(e) (a)半固体油及び/又は液体油 (b)固体油及び/又は油ゲル化剤 (c)ペースト状シリコーン組成物 (d)水 (e)化粧用粉体 を含有することを特徴とする油中水型メークアップ化粧
料。 【効果】 本発明の油中水型メークアップ化粧料は多量
の水を安定に保持することができ、油性化粧料の欠点で
あったべたつき、油っぽさ、延びの重さなどが改善され
た、従来にない使用感と化粧効果を有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、経時安定性に優れ、従
来にない使用感を有すると共に、化粧効果の高い新規な
油中水型メークアップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】油性メークアップ化粧料は皮膚に対する
付着力、被覆力、化粧膜の耐水性などの点で優れた特性
を有するが、その反面、べたつき、油っぽさ、化粧膜の
ひかり、延びの重さなどの欠点も有している。このよう
な欠点を克服するために、油感の少ない化粧料成分を配
合したり、W/O型乳化タイプにする方法がとられてい
るが、これらによっても満足な使用感は得られないと共
に、経時安定性に問題があった。
【0003】本出願人は、油性基剤中に、部分架橋型オ
ルガノポリシロキサン重合物と低粘度シリコーン油から
なるシリコーンゲル組成物、グリセリンを含むアルカリ
増粘型アクリル系水溶性高分子ゲル水溶液及び化粧用粉
体を分散せしめることにより、水を安定に配合でき、使
用感の優れた油性メークアップ化粧料を得ることに成功
し、先に特許出願した(特開平1−250306号)。
【0004】しかしながら、部分架橋型オルガノポリシ
ロキサン重合物を使用する上記方法では、安定に配合で
きる水分量には限界があり、使用感を向上させるために
水分量を増すと、安定性を維持するのが困難であるとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、べ
たつきや油っぽさがなく、さっぱりした使用感を有し、
多量の水分を安定に配合することのできる油中水型メー
クアップ化粧料を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者は鋭意研究を行った結果、後記の新規なシリコー
ン重合体の構造中に低粘度シリコーン油及び水を内包せ
しめたペースト状シリコーン組成物を油性基剤中に分散
させると共に、油性基剤中に固体油及び/又は油ゲル化
剤を配合すれば、上記目的にあった油中水型メークアッ
プ化粧料が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、次の成分(a)〜
(e) (a)半固体油及び/又は液体油 (b)固体油及び/又は油ゲル化剤 (c)ペースト状シリコーン組成物 (d)水 (e)化粧用粉体 を含有することを特徴とする油中水型メークアップ化粧
料を提供するものである。
【0008】本発明において(a)成分として使用され
る半固体油及び液体油としては、通常化粧品に使用され
るものであれば特に制限されず、鉱物油、植物油、動物
油、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高級アルコール
等が使用できる。具体的には、例えば流動パラフィン、
スクワラン、ヒマシ油、ミリスチン酸イソプロピル、パ
ルミチン酸イソプロピル、ラノリン、ワセリン、オリー
ブ油、ホホバ油、マカデミアンナッツ油、ミンク油、タ
ートル油、アーモンド油、サフラワー油、アボガド油、
ミリスチン酸オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸
セチル、2−エチルヘキサン酸トリグリセライドなどの
グリセリン脂肪酸エステル、ジグリセリルイソステアレ
ートなどのジグリセリン脂肪酸エステル、ジカプリン酸
プロピレングリコールなどのプロピレングリコール脂肪
酸エステル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、オ
レイン酸、オレイルアルコールなどが挙げられる。
【0009】(b)成分の固体油としては、通常化粧品
用として許容される融点40℃以上の固体油であれば特
に制限されず、炭化水素、ロウ、硬化油、高級脂肪酸、
高級アルコール等が使用できる。具体的には、例えば固
形パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロク
リスタリンワックス、カルナウバワックス、キャンデリ
ラワックス、ミツロウ、モクロウ、ゲイロウ、ポリエチ
レンワックス、硬化ヒマシ油、ロジン酸ペンタエリトリ
ットエステル、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン
酸、ベヘニン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコ
ール、ラウリルアルコールなどが挙げられる。
【0010】油ゲル化剤としては、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸マグネシウムなどの金属石鹸、シ
ョ糖パルミチン酸エステル、でんぷんパルミチン酸エス
テル、バクモンドウステアリン酸エステルなどの多糖脂
肪酸エステル、ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩
変性モンモリロナイト、ジヘキサデシルジメチルアンモ
ニウム塩変性モンモリロナイトなどの有機変性粘土鉱物
などが挙げられる。
【0011】(b)成分の固体油、油ゲル化剤は各々単
独、もしくは組合せて、(a)成分と混合して油分とす
る。(b)成分の油分中での配合量は5〜50重量%
(以下、単に%で示す)が好ましい。また、(a)成分
と(b)成分の合計からなる油分は、化粧料全組成の5
〜40%、特に15〜30%が好ましい。油分が5%未
満では油性メークアップとはいえず、また40%を超え
ると油っぽさがでて使用感が悪くなる。
【0012】本発明において、(c)成分のペースト状
シリコーン組成物は新規なものであり、一般式(1) R1 aR2 bHcSiO(4-a-b-c)/2 (1) {ここにR1 は同種又は異種の炭素数1〜18の非置換
又は置換のアルキル基、アリール基、アラルキル基又は
ハロゲン化炭化水素基、R2は一般式CnH2nO(C 2H4O)d(C3
H6O)eR3 [ここにR3 は水素原子又は炭素数1〜10の
飽和脂肪族炭化水素基もしくは-(CO)-R5(R5 は炭素数
1〜5の飽和脂肪族炭化水素基)で示される基、dは2
〜200の整数、eは0〜200の整数、d+eは3〜
200の整数、nは2〜6]で示されるポリオキシアル
キレン基、aは1.0≦a≦2.5、bは0.001≦
b≦1.0、cは0.001≦c≦1.0}で示される
オルガノハイドロジェンポリシロキサン、及び/又は一
般式(2) R1 fHgSiO(4-f-g)/2 (2) (ここにR1 は上記と同じ、fは1.0≦f≦3.0、
gは0.001≦g≦1.5)で示されるオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンと、一般式(A) CmH2m-1O(C2H4O)h(C3H6O)iCmH2m-1 (A) (ここにhは2〜200の整数、iは0〜200の整
数、h+iは3〜200の整数、mは2〜6)で示され
るポリオキシアルキレン及び/又は一般式(B) R1 jR4 kSiO(4-j-k)/2 (B) (ここにR1 は前記に同じ、R4 は末端に脂肪族不飽和
基を有する炭素数2〜10の1価炭化水素基、jは1.
0≦j≦3.0、kは0.001≦k≦1.5)で示さ
れるオルガノポリシロキサンとの組合せにおいて、前記
一般式(1)及び/又は一般式(A)で示される成分を
必須成分とする合計量100重量部の組成物を、25℃
における粘度が100cS以下である低粘度のシリコーン
油及び/又は多価アルコール3〜200重量部の存在又
は不存在下に付加重合させて得られるシリコーン重合体
100重量部と低粘度シリコーン油5〜1,000重量
部とを剪断力下で混練して得られるものを指称するもの
である。
【0013】本発明のペースト状シリコーン組成物を構
成するシリコーン重合体はオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンと脂肪族不飽和基含有化合物とを25℃にお
ける粘度が100cS以下であるシリコーン油及び/又は
多価アルコールの存在又は不存在下で付加重合させたも
のであるが、オルガノハイドロジェンポリシロキサン又
は脂肪族不飽和基を含有する化合物のいずれかがポリオ
キシアルキレン基を含有することが必須要件とされるも
のである。
【0014】従って、オルガノハイドロジェンポリシロ
キサンと脂肪族不飽和基含有化合物との組合せについて
は、まずポリオキシアルキレン基を含有する一般式
(1) R1 aR2 bHcSiO(4-a-b-c)/2 (1) で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサンで、
1 がメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基など
のアルキル基、フェニル基、トリル基などのアリール
基、ベンジル基、フェネチル基などのアラルキル基、又
はこれらの基の炭素原子に結合している水素原子の一部
又は全部をハロゲン原子で置換したクロロメチル基、ト
リフルオロプロピル基などから選択される、同一又は異
種の炭素数1〜18の非置換又は置換のアルキル基、ア
リール基、アラルキル基又はハロゲン化炭化水素基、R
2 が一般式(3) CnH2nO(C2H4O)d(C3H6O)e-R3 (3) で示され、R3 が水素原子又はメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチ
ル基、オクチル基などの炭素数1〜10の飽和脂肪族炭
化水素基、もしくは式 -(CO)-R5 で示され、R5 が炭素
数1〜5の飽和脂肪族炭化水素基であり、dが2〜20
0の整数、eが0〜200の整数、d+eは3〜200
の整数、nが2〜6であるポリオキシアルキレン基であ
るものとされる。
【0015】なお、このa、b、c値のaについて1.
0未満では得られた重合体がシリコーン油に対して十分
に膨潤せず、2.5より大きいと得られる重合体をシリ
コーン油と剪断力下で混練処理して得られるペースト状
組成物に水分を十分に分散させることができないので
1.0≦a≦2.5、好ましくは1.0〜2.0とする
ことが必要であり、bについては0.001未満では得
られる重合体をシリコーン油と剪断力下で混練処理して
得たペースト状組成物が水に十分に分散せず、1.0よ
り大きいと得られる重合体のシリコーン油への膨潤性が
十分でなくなるので0.001≦b≦1.0、好ましく
は0.005〜1.0とされるし、cについては0.0
01未満では付加重合により得られる重合体に3次元構
造体の形成が困難となり、シリコーン油の増粘性に乏し
いものとなり、1.0より大きいと付加重合により形成
される3次元構造体の架橋密度が高くなりすぎ、シリコ
ーン油を安定に保持することができないので、0.00
1≦c≦1.0、好ましくは0.005〜1.0とされ
るものである。
【0016】しかして、このオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンと組合わされるものは一般式(B) R1 jR4 kSiO(4-j-k)/2 (B) で示され、R1 は前記と同じ、R4 は末端にビニル基、
アリル基などのような脂肪族不飽和基を有する炭素数が
2〜10の1価炭化水素基、jは1.0未満では付加重
合により形成される3次元構造体の架橋密度が高くなり
すぎてシリコーン油を安定に保持する重合体が得られ
ず、3.0より大きいと付加重合により得られる重合体
中における3次元構造体の形成が不十分となり、シリコ
ーン油の増粘性の乏しいものとなるので、1.0≦d≦
3.0、好ましくは1.0〜2.5とされ、kについて
は0.001未満であると目的とする重合体中における
3次元構造体の形成が困難となってシリコーン油の増粘
性の乏しいものとなり、1.5より大きいと付加重合に
より形成される3次元構造体の架橋密度が高くなりすぎ
て、シリコーン油を安定に保持することができる重合体
を得ることができなくなるので0.001≦k≦1.
5、好ましくは0.005〜1.0とされる脂肪族不飽
和基を含有するオルガノポリシロキサンとされるが、こ
の一般式(1)で示されるオルガノハイドロジェンポリ
シロキサンと一般式(B)で示されるオルガノポリシロ
キサンとの混合物は以下混合物−Iと略記される。
【0017】また、このオルガノポリシロキサンと脂肪
族不飽和基含有化合物との組合せについては、一般式
(2) R1 fHgSiO(4-f-g)/2 (2) で示され、R1 が前記と同じで、fは1.0未満では得
られた重合体がシリコーン油への膨潤性が十分に得られ
ず、3.0より大きいと付加重合により得られる重合体
中に3次元構造を形成することが困難となり、シリコー
ン油の増粘性が乏しいものとなるので1.0≦f≦3.
0、好ましくは1.0〜2.5とされ、gは0.001
未満であると付加重合により得られる重合体中に3次元
構造を形成することが困難となり、シリコーン油の増粘
性が乏しいものとなり、1.5より大きいと付加重合に
より形成される3次元構造の架橋密度が高くなりすぎて
得られる重合体がシリコーン油を安定に保持しなくなる
ので0.001≦g≦1.5、好ましくは0.005〜
1.0であるオルガノハイドロジェンポリシロキサンと
一般式(A) CmH2m-1(C2H4O)h(C3H6O)iCmH2m-1 (A) で示され、hは2〜200、好ましくは5〜100、i
は0〜200、好ましくは0〜100であり、得られる
重合体に水を十分に分散させるためにはh/i≧1であ
ることが望ましく、mは2〜6、好ましくは3〜6であ
るポリオキシアルキレンとの混合物(以下混合物−IIと
略記する)が例示される。
【0018】本発明において、混合物−I又は−IIを付
加重合する際に使用される25℃における粘度が100
cS以下である低粘度シリコーン油としては直鎖状又は分
枝状メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン、エチルポリシロキサン、エチルメチルポリシロキ
サン、エチルフェニルポリシロキサン、オクタメチルシ
クロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキ
サンなどのような環状ジメチルポリシロキサンなどが挙
げられるが、これらは25℃における粘度が100cS以
下のものであればその粘度は特に限定されず、これは好
ましくは粘度が50cS以下のものとすることがよいが、
これらは単独で用いても2種以上の混合物であってもよ
い。
【0019】また、多価アルコールとしてはエチレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグ
リセリンなどが例示されるが、これらは単独で使用して
も2種以上を併用してもよい。
【0020】低粘度シリコーン油及び/又は多価アルコ
ールの量は上記した混合物−I又は−IIの100重量部
に対して3〜200重量部が好ましい。低粘度シリコー
ン油及び/又は多価アルコールの存在下付加重合を行う
と、これらを含有した重合体が得られ、これらの不存在
下付加重合して得られるものに比較し、シリコーン油に
対し高い膨潤性を示し、優れた増粘性を示すようにな
る。
【0021】なお、この混合物−I又は−IIの付加重合
は、例えば塩化白金酸、アルコール変性塩化白金酸又は
塩化白金酸−ビニルシロキサン錯体などのような公知の
白金化合物触媒又はロジウム化合物触媒の存在下に、室
温又は50〜150℃の加温下に反応させて行えばよ
い。この場合には必要に応じ有機溶剤を使用してもよ
く、これにはメタノール、エタノール、2−プロパノー
ル、ブタノールなどの脂肪族アルコール、ベンゼン、ト
ルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、n−ペンタ
ン、n−ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族又は脂
環式炭化水素、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化
炭素、トリクロロエタン、トリクロロエチレン、フッ化
塩化炭化水素などのハロゲン化炭化水素が例示される。
【0022】このようにして得られたシリコーン重合体
100重量部に低粘度シリコーン油5〜1,000重量
部、好ましくは20〜500重量部を分散混合したの
ち、剪断力下で混練処理するとペースト状の均一なシリ
コーン組成物が得られる。このシリコーン油は直鎖状、
分岐状のいずれであってもよく、これにはメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エチルポリ
シロキサン、エチルメチルポリシロキサン、エチルフェ
ニルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサンのような環状
のジメチルポリシロキサンなどが例示され、これらは単
独でも2種以上の混合物であってもよい。
【0023】ペースト状シリコーン組成物の配合量は、
化粧料全組成の5〜60%、特に15〜40%が好まし
い。これが5%未満では低粘度シリコーン油や水を多量
に安定に配合することができず、また60%を超えると
使用感が悪くなる。
【0024】(d)成分の水の配合量は化粧料全組成の
5〜80%、特に10〜60%が好ましい。水が5%未
満であると水による使用感が得られず、また80%を超
えると経時安定性が悪くなる。
【0025】(e)成分の化粧用粉体としては、特に限
定されないが体質顔料、無機白色顔料、無機有色顔料、
有機顔料、有機粉末、パール剤等が使用可能であり、具
体的には、タルク、カオリン、マイカ、炭酸マグネシウ
ム、炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アル
ミニウムマグネシウム、シリカ、酸化チタン、酸化亜
鉛、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、ター
ル色素、ナイロン粉末、ポリエチレン粉末、メチルメタ
アクリレート粉末、スチレンパウダー、ポリテトラフル
オロエチレンパウダー、シルクパウダー、結晶セルロー
ス、デンプン、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、オキシ
塩化ビスマス等が挙げられる。
【0026】これらの化粧用粉体の配合量は、化粧料全
組成の1〜40%、特に5〜25%が好ましく、1%未
満では化粧効果が得られず、また40%を超えると粉体
の特性が出すぎて好ましくない。
【0027】本発明のメークアップ化粧料には、上記必
須成分のほかに、その効果を妨げない範囲で、通常用い
られている水性成分や油性成分、例えば香料、保香剤、
防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、界面活性剤、美容
成分、保湿剤などを配合することができる。
【0028】本発明のメークアップ化粧料の製造法は特
に限定されないが、(a)及び(b)成分の油性基剤中
に、(c)及び(d)成分が均一に分散した状態になる
ように、各成分を混合する。
【0029】本発明のメークアップ化粧料としては、フ
ァンデーション、ホホ紅、アイシャドウ、白粉、口紅等
が挙げられ、その形態としては、クリーム状、固形状、
スティック状の種々のものとすることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の油中水型メークアップ化粧料は
多量の水を安定に保持することができ、油性化粧料の欠
点であったべたつき、油っぽさ、延びの重さなどが改善
された、従来にない使用感と化粧効果を有するものであ
る。
【0031】
【実施例】次にペースト状シリコーン組成物を製造する
参考例と本発明の実施例を挙げて説明する。
【0032】参考例1 (1)反応器中に平均組成式(4)
【0033】
【化1】
【0034】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン68g、エタノール100g、平均組成式が C
H2=CHCH2O(C2H4O)10CH3 で示されるポリオキシアルキレ
ン32g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.
3gを仕込み、内温を70〜80℃に維持して2時間攪
拌したのち、減圧下で溶媒を除去したところ、平均組成
式(5)
【0035】
【化2】
【0036】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサンが得られた。 (2)反応器中に、前記(1)で得たオルガノハイドロ
ジェンポリシロキサン100g、エタノール100g及
び平均組成式(6)
【0037】
【化3】
【0038】で示されるジメチルビニルシリル末端封鎖
ジメチルポリシロキサン28.9g及び塩化白金酸3重
量%のエタノール溶液0.3gを仕込み、内温を70〜
80℃に維持して2時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除
去し、弾力性のある重合体を得た。
【0039】この重合体20重量部と、ジメチルポリシ
ロキサン(粘度6cS)80重量部とを分散混合した後、
三本ロールミルにより剪断力下で十分混練してシリコー
ン組成物を作製した。この組成物は、滑らかな感触を有
し、粘度が32,000cPの均一なペースト状組成物で
あった。
【0040】参考例2 反応器中に、平均組成式(7)
【0041】
【化4】
【0042】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール62g、平均組成式が式
CH2=CHCH2O-(C2H4O)10-CH2CH=CH2 (8)で示されるポ
リオキシアルキレン23.6g及び塩化白金酸3重量%
のエタノール溶液0.3gを仕込み、内温を70〜80
℃に維持して2時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去
し、粒状の重合体を得た。
【0043】得られた重合体33重量部と、ジメチルポ
リシロキサン(粘度6cS)67重量部とを分散混合した
後、三本ロールミルにより剪断力下で十分混練し、膨潤
させてシリコーン組成物を作製した。この組成物は、滑
らかな感触を有し、粘度が24,800cPの均一なペー
スト状組成物であった。
【0044】参考例3 反応器中に、参考例1の(1)で得た平均組成式(4)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン10
0g、エタノール75g、参考例2で使用した平均組成
式(8)で示されるポリオキシアルキレン49.4g及
び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを仕込
み、内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌した後、
減圧下で溶媒を除去し、粒状の重合体を得た。
【0045】この重合体33重量部と、ジメチルポリシ
ロキサン(粘度6cS)67重量部とを分散混合した後、
三本ロールミルにより剪断力下で十分に混練し、膨潤さ
せてシリコーン組成物を作製した。この組成物は滑らか
な感触を有し、粘度が10,600cPの均一なペースト
状であった。
【0046】参考例4 反応器中に、平均組成式(9)
【0047】
【化5】
【0048】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール57g、参考例2で使用
した平均組成式(8)で示されるポリオキシアルキレン
13.5g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液
0.3gを仕込み、内温を70〜80℃に維持して2時
間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去し、粒状の重合体を
得た。
【0049】この重合体20重量部とジメチルポリシロ
キサン(粘度6cS)80重量部とを分散混合した後、三
本ロールミルにより剪断力下で十分混練し、膨潤させて
シリコーン組成物を作製した。この組成物は、滑らかな
感触を有し、粘度が22,800cPの均一なペースト状
であった。
【0050】参考例5 反応器中に、参考例2で使用した平均組成式(7)のオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサン100g、エタノ
ール103g、参考例2で使用した平均組成式(8)で
示されるポリオキシアルキレン23.6g、25℃にお
ける粘度が6cSであるジメチルポリシロキサン82.4
g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを
仕込み、内温を70〜80℃に維持して2時間攪拌した
後、減圧下で溶媒を除去したところ、シリコーン重合体
が得られた。
【0051】ついで、このシリコーン重合体100重量
部に25℃における粘度が6cSであるジメチルポリシロ
キサン100重量部を分散混合した後、三本ロールミル
により剪断力下で十分混練し、膨潤させてシリコーン組
成物を作製した。このものは滑らかな感触を有し、粘度
が82,800cPである均一なペースト状組成物であっ
た。
【0052】参考例6 反応器中に、参考例4で使用した平均組成式(9)で示
されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン100
g、エタノール95g、参考例2で使用した平均組成式
(8)のポリオキシアルキレン13.5g、25℃にお
ける粘度が5cSであるジメチルポリシロキサン75.7
g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを
仕込み、参考例5と同様に処理して重合体を作った。
【0053】つぎにこの重合体100重量部とオクタメ
チルシクロテトラシロキサン200重量部とを分散混合
した後、三本ロールミルにより剪断力下に十分混練して
膨潤されたシリコーン組成物を作製した。このものは滑
らかな感触を有する粘度が44,000cPの均一なペー
スト状組成物であった。
【0054】参考例7 反応器中に、平均組成式(10)
【0055】
【化6】
【0056】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール74g、平均組成式が式
CH2=CHCH2O(C2H4O)30CH2CH=CH2 (11)で示されるポ
リオキシアルキレン18.5g、25℃における粘度が
6cSであるジメチルポリシロキサン29.6g及び塩化
白金酸3重量%のエタノール溶液0.3gを仕込み、参
考例5と同様に処理して重合体を作った。
【0057】ついで、この重合体100重量部とフェニ
ルトリス(トリメチルシロキシ)シラン200重量部と
を分散混合した後、三本ロールミルにより剪断力下に十
分混練して膨潤させたシリコーン組成物を作製した。こ
のものは滑らかな感触を有する粘度が25,500cPの
均一なペースト状組成物であった。
【0058】参考例8 反応器中に、参考例1の(1)で得た平均組成式(5)
で示されるオルガノハイドロジェンポリシロキサン10
0g、エタノール72g、平均組成式(12)
【0059】
【化7】
【0060】で示されるジメチルビニルシリル基で末端
が封鎖されたジメチルポリシロキサン28.9g、25
℃における粘度が30cSであるジメチルポリシロキサン
14.3g及び塩化白金酸3重量%のエタノール溶液
0.3gを仕込み、参考例5と同様に処理して重合体を
作った。
【0061】ついでこの重合体22.2重量部と25℃
における粘度が6cSであるジメチルポリシロキサン7
7.8重量部とを分散混合した後、三本ロールミルによ
り剪断力下に十分混練してシリコーン組成物を作った。
このものは滑らかな感触を有する粘度が48,000cP
の均一なペースト状組成物であった。
【0062】参考例9 反応器中に、参考例2で使用した平均組成式(7)のオ
ルガノハイドロジェンポリシロキサン100g、エタノ
ール103g、参考例2で使用した平均組成式(8)の
ポリオキシアルキレン23.6g、1,3−ブチレング
リコール82.4g及び塩化白金酸3重量%のエタノー
ル溶液0.3gを仕込み、内温を70〜80℃に維持し
て2時間攪拌した後、減圧下で溶媒を除去したところ、
シリコーン重合体が得られた。
【0063】ついで、このシリコーン重合体100重量
部に25℃における粘度が50cSであるジメチルポリシ
ロキサン100重量部を分散混合した後、三本ロールミ
ルにより剪断力下で十分混練し、膨潤させてシリコーン
組成物を作製した。このものは滑らかな感触を有し、粘
度が65,000cPである均一なペースト状組成物であ
った。
【0064】参考例10 反応器中に、平均組成式(13)
【0065】
【化8】
【0066】で示されるオルガノハイドロジェンポリシ
ロキサン100g、エタノール160g、平均組成式が
CH2=CHCH2O(C2H4O)30-(C3H6O)10-CH2CH=CH2 (14)
で示されるポリオキシアルキレン34.7g、エチレン
グリコール20g、25℃における粘度が10cSである
ジメチルポリシロキサン13.7gと塩化白金酸3重量
%のエタノール溶液0.3gを仕込み、参考例5と同様
に処理して重合体を作った。
【0067】次にこの重合体100重量部とデカメチル
シクロペンタシロキサン300重量部とを分散混合した
後、三本ロールミルにより剪断力下に十分混練して膨潤
させてシリコーン組成物を作製した。このものは滑らか
な感触を有する粘度が52,000cPの均一なペースト
状組成物であった。
【0068】実施例1 固形状ファンデーション: (処方) (重量%) (1) バクモンドウステアリン酸エステル 7 (2) トリオクタン酸グリセリル 13 (3) ペースト状シリコーン組成物 (参考例4で得られたもの) 15 (4) ジメチルポリシロキサン(粘度6cS) 5 (5) カルボキシビニルポリマー 0.4 (6) 水酸化ナトリウム 0.08 (7) 精製水 39.52 (8) 1,3−ブチレングリコール 4 (9) 酸化チタン 10 (10)無機顔料 2.5 (11)マイカ 3 (12)レシチン 0.3 (13)香料 0.1 (14)防腐剤 0.1 (製法) A.成分(1)と(2)を混合し、加熱溶解する。 B.成分(5)〜(8)及び(14)を混合し、溶解す
る。 C.成分(9)〜(13)を均一混合後、粉砕する。 D.成分(3)〜(4)を混合した後、Bを加えて乳化
し、更にA、Cを加えて均一に混和し、加熱溶解後、容
器に流し込み成型し固形状ファンデーションを得た。
【0069】実施例2 クリーム状ファンデーション:表1に示す組成のクリー
ム状ファンデーションを下記の製法により調製し、その
安定性及び使用感を評価した。結果を表1に示す。 (製法) A.成分(1)〜(3)を混合し、加熱溶解する。 B.成分(7)〜(10)及び(16)を混合、溶解す
る。 C.成分(11)〜(15)を均一混合後、粉砕する。 D.成分(4)〜(6)を混合した後、Bを加えて乳化
する。 E.AにC及びDを加えて均一にし、クリーム状ファン
デーションを得た。
【0070】
【表1】
【0071】*1 シリコーンゲル組成物の合成 内容積約5lのプラネタリーミキサーに、トリメチルシ
リル末端封鎖ジメチルメチルハイドロジェンポリシロキ
サン(平均分子量2340,Si−H 4.5モル%)
1790g、及びジメチルビニルシリル末端封鎖ジメチ
ルポリシロキサン(平均分子量930,ビニル基7.7
モル%)710gを投入し、攪拌混合した。同混合溶液
に、塩化白金酸の2%イソプロパノール溶液の0.5g
添加を行い、70〜80℃に昇温し、2時間攪拌を続け
た。その後、系内を5〜10mmHgに減圧し、ストリッピ
ングを30分間続行することにより、無色の柔軟性を有
する固形状の部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物
を得た。ついで、このオルガノポリシロキサン重合物1
00重量部に25℃における粘度が6cSであるジメチル
ポリシロキサン100重量部を分散混合後、充分混練
し、膨潤させてシリコーンゲル組成物を調製した。 *2 安定性 ○:状態変化なく良好 △:わずかに分離 ×:明らかに分離 *3 使用感 ○:清涼感がある △:清涼感はないがさっぱりしている ×:さっぱり感がなく油っぽい
【0072】表1の結果より明らかな如く、実施例2の
クリーム状ファンデーションは多量の水を含有するにも
かかわらず非常に安定で、みずみずしく清涼感を有する
従来にない使用感を有するものであった。これに対し
て、油ゲル化剤を配合しない比較例1のものは、安定性
に劣り、また本発明のシリコーン重合物のかわりに部分
架橋型オルガノポリシロキサン重合物を用いた場合、水
分量が少ない場合(比較例3)は安定性も良好であり、
使用感もべたつきや油っぽさがあまりなく、比較的さっ
ぱりとはしているが本発明のようなみずみずしい清涼感
といったものは感じられず、水分量を増すと(比較例
2)安定性が悪くなり、使用に耐えないものとなった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)〜(e) (a)半固体油及び/又は液体油 (b)固体油及び/又は油ゲル化剤 (c)ペースト状シリコーン組成物 (d)水 (e)化粧用粉体 を含有することを特徴とする油中水型メークアップ化粧
    料。
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