JPH05138591A - 切断装置及び切断方法 - Google Patents

切断装置及び切断方法

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JPH05138591A
JPH05138591A JP21339791A JP21339791A JPH05138591A JP H05138591 A JPH05138591 A JP H05138591A JP 21339791 A JP21339791 A JP 21339791A JP 21339791 A JP21339791 A JP 21339791A JP H05138591 A JPH05138591 A JP H05138591A
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JP
Japan
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rotary blade
cut
cutting
rotary
rotating
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JP21339791A
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English (en)
Inventor
Yukio Ishida
石田幸男
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、第1の回転刃と第2の回転刃の回転
方向を異ならせることによって、回転刃が被切断物にか
かる力を打ち消すようにした切断装置及び切断方法を提
供することを目的としている。 【構成】切断装置1は、被切断物2を載置する台3と、
被切断物2を切断する第1の回転刃41と、この第1の回
転刃41に対向するように設けられ被切断物2を切断する
第2の回転刃42と、第1の回転刃41を回転させる第1の
回転手段10と、第2の回転刃42を回転させると共に第1
の回転刃41の回転方向とは逆方向に回転させる第2の回
転手段11とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切断装置及び切断方法
に係り、特に、切断する際、被切断物の押えの改善を図
った切断装置及び切断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被切断物(例えば、魚)を切断す
る場合、同方向に回転する複数の回転刃を並設して、該
回転刃を被切断物に当接して被切断物を切断していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の切断装置におい
ては、回転刃の回転が同方向なため、該回転刃が被切断
物に当接した際、摩擦が大きくなる。
【0004】そのため、切断装置の自動化に当たって
は、被切断物を強く押えねばならないと共に魚の切り身
のように斜めに切断する場合、その押えが難しいという
問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を除去するために、
第1の回転刃と第2の回転刃の回転方向を異ならせるこ
とによって、回転刃が被切断物にかかる力を打ち消すよ
うに作用させた切断装置及び切断方法を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の切断装置は、被切断物を載置する台と、前
記被切断物を切断する第1の回転刃と、この第1の回転
刃に対向するように設けられ前記被切断物を切断する第
2の回転刃と、前記第1の回転刃を回転させる第1の回
転手段と、前記第2の回転刃を回転させると共に前記第
1の回転刃の回転方向とは逆方向に回転させる第2の回
転手段とを備えたものである。
【0007】又、本発明の切断装置は、被切断物を載置
する台と、前記被切断物を切断する第1の回転刃と該第
1の回転刃に対向するように設けられ前記第1の回転刃
の回転方向とは逆方向に回転して前記被切断物を切断す
る第2の回転刃とからなる第1の回転刃群とを有し、こ
の第1の回転刃群を複数備えたものである。
【0008】又、本発明の切断方法は、被切断物を切断
する第1の回転刃と該第1の回転刃に対向するように設
けられ前記第1の回転刃の回転方向とは逆方向に回転し
て前記被切断物を切断する第2の回転刃とからなる第1
の回転刃群を複数設け、この第1の回転刃群を前記被切
断物に当接して前記被切断物を切断するものである。
又、本発明の切断方法は、台に載置された被切断物を切
断する第1の回転刃と該第1の回転刃に対向するように
設けられ前記第1の回転刃の回転方向とは逆方向に回転
して前記被切断物を切断する第2の回転刃とからなる第
1の回転刃群を複数設け、前記第1の回転刃及び前記第
2の回転刃は、前記台に対して斜めに傾斜し且つ前記第
1の回転刃群を前記被切断物に当接して前記被切断物を
斜めに切断するものである。
【0009】
【作用】本発明の切断装置及び切断方法においては、第
1の回転刃と第2の回転刃の回転方向が異なるため、第
1の回転刃が被切断物に及ぼす力と第2の回転刃が被切
断物に及ぼす力とが打ち消し合うように作用するもので
ある。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1乃至図4において、1は、切断装置で、切断装
置1は、概略的に、被切断物2(例えば、)を載置する
台3と、被切断物2を切断する回転刃群4とからなる。
【0011】台3には、回転刃群4の回転刃が当接する
と、台3に傷が付くので、回転刃が当接しないように、
凹凸の溝31が設けられている。
【0012】また、台3には、被切断物2を固定するた
めに、真空ポンプPで吸着するための孔32が複数設けら
れている。
【0013】従って、真空ポンプPによって減圧された
空気により被切断物2は、台3上に吸着されることとな
る。
【0014】台3の上には、回転刃群4を支持した回転
刃支持板5がスライドするベ−ス6が設けられている。
【0015】回転刃支持板5の下方には、ロ−ラ7と、
ベ−ス6に設けたガイド8に係合する溝部9が設けられ
ている。
【0016】回転刃群4(第1の回転刃群4)は、被切
断物2を切断する第1の回転刃41と、この第1の回転刃
41に対向するように設けられ被切断物2を切断する第2
の回転刃42とからなる。
【0017】第1の回転刃41は、第1の回転手段(例え
ば、モ−タ10)により回転し、第2の回転刃42は、第2
の回転手段(例えば、モ−タ11)により回転すると共に
第1の回転刃41の回転方向とは逆方向に回転させるもの
である。
【0018】従って、図1及び図2記載の切断装置1に
あっては、被切断物2を切断する第1の回転刃41と該第
1の回転刃41に対向するように設けられ、第1の回転刃
41の回転方向とは逆方向に回転して被切断物2を切断す
る第2の回転刃42とからなる第1の回転刃群4を設け、
この第1の回転刃群4の回転刃支持板5がベ−ス6上を
スライドして、第1の回転刃41及び第2の回転刃42が被
切断物2に当接して、被切断物2を切断するもので、台
3が切断幅Tに応じて適宜移動(図1で言えば、台3が
右から左の方向)して被切断物2の切断を終了するもの
である。
【0019】なお、前述の実施例では、回転刃群4(第
1の回転刃群4)は、単数であつたが、回転刃群4を複
数設け、切断する際の台3の移動を減らして、切断スピ
−ドを上げることができ、より好ましくは、被切断物2
の長さに応じて、回転刃群4を複数設け、一度に被切断
物2を切断するようにしても良い。
【0020】即ち、図3及び図4に示すように、被切断
物2を切断する第1の回転刃41と、この第1の回転刃41
に対向するように設けられ被切断物2を切断する第2の
回転刃42とからなる第1の回転刃群4と、被切断物2を
切断する第1の回転刃41’と、この第1の回転刃41’に
対向するように設けられ被切断物2を切断する第2の回
転刃42’とからなる第1の回転刃群4’と、被切断物2
を切断する第1の回転刃41’’と、この第1の回転刃4
1’’に対向するように設けられ被切断物2を切断する
第2の回転刃42’’とからなる第1の回転刃群4’’と
回転刃群を3個設けている(図3及び図4参照)。
【0021】第1の回転刃41(第1の回転刃41’、第1
の回転刃41’’)は、第1の回転手段、例えば、モ−タ
10(モ−タ10’、モ−タ10’’)により回転し、第2の
回転刃42(第2の回転刃42’、第2の回転刃42’’)
は、第2の回転手段、例えば、モ−タ11(モ−タ11’、
モ−タ11’’)により回転すると共に第1の回転刃41
(第1の回転刃41’、第1の回転刃41’’)の回転方向
とは逆方向に回転させるものである。
【0022】なお、モ−タ10、10'、10''、11、11'、11''と
6個用いたが、図示しない傘歯車等を使って1個のモ−
タで第1の回転刃41、41'、41'' を、又、別のモ−タで第
2の回転刃42、42'、42'' を動作させても良い。
【0023】43、43'、43''は、台3に設けられた開口部
である。
【0024】従って、図3及び図4記載の切断装置1に
あっては、台3に載置された被切断物2を切断する第1
の回転刃41と該第1の回転刃41に対向するように設けら
れ第1の回転刃41の回転方向とは逆方向に回転して被切
断物2を切断する第2の回転刃42とからなる第1の回転
刃群4を複数設け、第1の回転刃41、41'、41'' 及び第2
の回転刃42、42'、42'' は、台3に対して斜めに傾斜し且
つこの第1の回転刃群4の回転刃支持板5がベ−ス6上
をスライドして、第1の回転刃41、41'、41'' 及び第2の
回転刃42、42'、42'' が被切断物2に当接して、被切断物
2を切断するものである。
【0025】なお、図3及び図4記載の回転刃の傾斜
は、同一となっているが、一度に被切断物2を切断する
場合(被切断物2が魚の場合)、回転刃の傾斜角θは、
魚の尾っぽ部付近に従って小さくなるようにして切り身
が均一になるように切断することもできる。
【0026】なお、本実施例においては、被切断物とし
魚を示して説明したが、本発明にあってはこれに限ら
ず、食品等でも良いことはもちろんのことである。
【0027】
【発明の効果】本発明の切断装置は、被切断物を載置す
る台と、前記被切断物を切断する第1の回転刃と、この
第1の回転刃に対向するように設けられ前記被切断物を
切断する第2の回転刃と、前記第1の回転刃を回転させ
る第1の回転手段と、前記第2の回転刃を回転させると
共に前記第1の回転刃の回転方向とは逆方向に回転させ
る第2の回転手段とを備えたから、第1の回転刃が被切
断物に及ぼす力と第2の回転刃が被切断物に及ぼす力と
が打ち消し合うように作用し、被切断物を押える力が少
なくて済むという効果を奏する。
【0028】又、本発明の切断装置は、被切断物を載置
する台と、前記被切断物を切断する第1の回転刃と該第
1の回転刃に対向するように設けられ前記第1の回転刃
の回転方向とは逆方向に回転して前記被切断物を切断す
る第2の回転刃とからなる第1の回転刃群とを有し、こ
の第1の回転刃群を複数備えたから、第1の回転刃が被
切断物に及ぼす力と第2の回転刃が被切断物に及ぼす力
とが打ち消し合うように作用し、被切断物を押える力が
少なくて済むという効果を奏する。
【0029】又、本発明の切断方法は、被切断物を切断
する第1の回転刃と該第1の回転刃に対向するように設
けられ前記第1の回転刃の回転方向とは逆方向に回転し
て前記被切断物を切断する第2の回転刃とからなる第1
の回転刃群を複数設け、この第1の回転刃群を前記被切
断物に当接して前記被切断物を切断するものであるか
ら、第1の回転刃が被切断物に及ぼす力と第2の回転刃
が被切断物に及ぼす力とが打ち消し合うように作用し、
被切断物を押える力が少なくて済むという効果を奏す
る。
【0030】又、本発明の切断方法は、台に載置された
被切断物を切断する第1の回転刃と該第1の回転刃に対
向するように設けられ前記第1の回転刃の回転方向とは
逆方向に回転して前記被切断物を切断する第2の回転刃
とからなる第1の回転刃群を複数設け、前記第1の回転
刃及び前記第2の回転刃は、前記台に対して斜めに傾斜
し且つ前記第1の回転刃群を前記被切断物に当接して前
記被切断物を斜めに切断するものであるから、第1の回
転刃が被切断物に及ぼす力と第2の回転刃が被切断物に
及ぼす力とが打ち消し合うように作用し、被切断物を押
える力が少なくて済むという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切断装置を概略的に示す側面図であ
る。
【図2】第1の回転刃及び第2の回転刃と台の溝部との
位置関係を概略的に示す図1の部分拡大断面図である。
【図3】本発明の切断装置を概略的に示す平面図であ
る。
【図4】図3の概略的側面図である。
【符号の説明】
1 切断装置 3 台 4 第1の回転刃群 41 第1の回転刃 42 第2の回転刃 10 第1の回転手段 11 第2の回転手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切断物を載置する台と、前記被切断物を
    切断する第1の回転刃と、この第1の回転刃に対向する
    ように設けられ前記被切断物を切断する第2の回転刃
    と、前記第1の回転刃を回転させる第1の回転手段と、
    前記第2の回転刃を回転させると共に前記第1の回転刃
    の回転方向とは逆方向に回転させる第2の回転手段とを
    備えたことを特徴とする切断装置。
  2. 【請求項2】被切断物を載置する台と、前記被切断物を
    切断する第1の回転刃と該第1の回転刃に対向するよう
    に設けられ前記第1の回転刃の回転方向とは逆方向に回
    転して前記被切断物を切断する第2の回転刃とからなる
    第1の回転刃群とを有し、この第1の回転刃群を複数備
    えたことを特徴とする切断装置。
  3. 【請求項3】被切断物を切断する第1の回転刃と該第1
    の回転刃に対向するように設けられ前記第1の回転刃の
    回転方向とは逆方向に回転して前記被切断物を切断する
    第2の回転刃とからなる第1の回転刃群を複数設け、こ
    の第1の回転刃群を前記被切断物に当接して前記被切断
    物を切断することを特徴とする切断方法。
  4. 【請求項4】台に載置された被切断物を切断する第1の
    回転刃と該第1の回転刃に対向するように設けられ前記
    第1の回転刃の回転方向とは逆方向に回転して前記被切
    断物を切断する第2の回転刃とからなる第1の回転刃群
    を複数設け、前記第1の回転刃及び前記第2の回転刃
    は、前記台に対して斜めに傾斜し且つ前記第1の回転刃
    群を前記被切断物に当接して前記被切断物を斜めに切断
    するとことを特徴とする切断方法。
JP21339791A 1991-08-26 1991-08-26 切断装置及び切断方法 Pending JPH05138591A (ja)

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JP21339791A JPH05138591A (ja) 1991-08-26 1991-08-26 切断装置及び切断方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57154381A (en) * 1981-03-19 1982-09-24 Nippon Kokan Kk <Nkk> Production for pillar with enclosed section having stiffness enhancing material

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57154381A (en) * 1981-03-19 1982-09-24 Nippon Kokan Kk <Nkk> Production for pillar with enclosed section having stiffness enhancing material

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