JP2555454Y2 - ベニヤレース - Google Patents

ベニヤレース

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JP2555454Y2
JP2555454Y2 JP7778391U JP7778391U JP2555454Y2 JP 2555454 Y2 JP2555454 Y2 JP 2555454Y2 JP 7778391 U JP7778391 U JP 7778391U JP 7778391 U JP7778391 U JP 7778391U JP 2555454 Y2 JP2555454 Y2 JP 2555454Y2
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JP
Japan
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rotating roll
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rotating
roll
cutting
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賢蔵 渡辺
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Meinan Machinery Works Inc
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Meinan Machinery Works Inc
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  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はベニヤレースに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来のベニヤレースの特公昭56−167
29号のごときは、周囲に多数の突刺体を有した駆動部
材を軸方向に適当な間隔をおいて多数配置した形の回転
ロールを、切削用刃物の刃先線とほぼ平行で、しかも前
記突刺体が切削中における前記切削用刃物の刃先に近い
原木外周部を突刺可能な位置に備えると共に、前記回転
ロールの駆動機構を備え、更に前記回転ロールの駆動部
材間の複数の空間に、固定バー又はローラバー等のプレ
ッシャー部材を配置し、更に前記空間における前記プレ
ッシャー部材より回転ロールの回転方向下手に、前記駆
動部材が回転したとき突刺体の先端が描く円の内方の位
置から回転ロールの回転方向下手の外方へ伸びるはがし
面を有するはがし部材を配置している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】回転ロールを備えたベ
ニヤレースにおいて、回転ロールの損傷や回転ロールを
単板の品質に応ずる回転ロールに交換するため等により
回転ロールを入れ替える場合、レースより回転ロールを
取り外さねばならない。
【0004】その時、ほとんどの場合レースを長時間止
めるので、生産量が低下し、製品のコストアップとなっ
てしまうのである。
【0005】そこで本考案は、回転ロールを短時間で他
の回転ロールに入れ替えることができるベニヤレースを
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、ベニヤレース
において、円板状の駆動部材が軸方向に適当な間隔をお
いて多数配置された回転ロールの複数が、同一円周上に
位置する配置で一対の支持部材間に支持されていて、前
記支持部材は前記円周の中心で移動部材に回転自在に軸
支されていて、前記移動部材は原木外周より遠ざかる方
向に往復移動自在にかんな台に設けられていて、更にか
んな台には前記支持部材と係合する位置決め部材が設け
られていて、前記係合状態では、前記複数の回転ロール
の内の一本が切削用刃物の刃先線とほぼ平行で、且つ切
削中における前記切削用刃物の刃先に近い原木外周部に
接触又は突刺する位置にあり、他の回転ロールが前記原
木外周部に接触しない位置にあるベニヤレースにより、
課題を解決しようとするものである。
【0007】
【作用】回転ロールの損傷又は、合板の品質のため、回
転ロールの交換が必要となった場合、入れ替え機構を作
動させると、使用中の回転ロールは原木外周に接触しな
い位置へ、又必要な回転ロールは原木外周に接触又は突
刺する位置へと入れ替わる。
【0008】
【実施例】実施例を図1から図5により説明すると、回
転ロール15、25は円板状の駆動部材7、23が軸方
向に適当な間隔をおいて多数配置され、且つ平歯車9、
27の各々が前記回転ロール15、25の各々の軸に固
着され、更に軸の両端は支持部材の実施の1例であると
ころの摺動板11に設けたロール受け13、29で回転
自在に支持されている。
【0009】そして前記平歯車9は刃口台5に回転自在
に支持(図示せず)されている駆動平歯車73(図3)
と噛合することにより、刃口台5に取り付けられている
駆動モーター75から回転力が伝達される。
【0010】摺動板11には、刃口台5又はかんな台6
6に取り付けられた位置決め部材の実施の1例であると
ころの案内板61、63と係合すべく溝(図示せず)が
形成され、且つ回転ロール15及び回転ロール25に当
接している関連ロール19が固着されている関連軸21
の両端が、回転自在に支持されている。
【0011】更に摺動板11には、回転ロール15と回
転ロール25を入れ替えるために、摺動板11を回動さ
せる入れ替え軸33、及び摺動板11が定位置に制動す
べくストッパー17、37が固着されている。
【0012】入れ替え軸33の軸部は、移動部材の実施
の1例であるところの移動台47に固着されている軸受
39により回動自在に支持され、且つ軸端部には歯車3
6が固着されていて、歯車69より伝達ベルトを介して
回動力を得る。
【0013】歯車69は適宜の駆動源(モーター又はシ
リンダー等、図示せず)により回動力を得る。
【0014】移動台47にはシリンダー57のロッド5
5が固着され、シリンダー57の終端部は、刃口台5又
はかんな台66に固着(図示せず)されている基準レー
ル45に、継手59を介して固着されている。
【0015】更に移動台47には、移動台47が左右平
行に移動すべく、基準レール45のラック部と噛合する
ギア43が固着されている連動軸51が、連動軸受53
により回転自在に支持されている。
【0016】又、かんな台66には刃物65が取り付け
られていて、且つ原木1のほぼ中心方向へ前進後進でき
るための前進後進装置(図示せず)が設けられている。
【0017】又、刃口台5には、プレッシャー部材3及
び、はがし部材71が固着されている。
【0018】次に原木の切削を中止して、回転ロール1
5と回転ロール25とを入れ替えて、再び原木を切削す
るまでを、図1〜図5により説明する(実施例の装置
は、ほぼ左右対照なので、右側の部材と左側の部材とを
説明するときは、左右の・・・・と記す)。
【0019】往復動装置としての左右のシリンダー57
のロッド55が、図1で矢印Y方向に後退するように、
前記左右のシリンダー57に、圧縮空気又は圧縮油等
を、注入排出すると、移動台47が前記ロッド55に引
っ張られて矢印Y方向に移動する。
【0020】その時、移動台47に固着されている連動
軸受53が連動軸51を回転自在に支持していて、更に
前記連動軸51の左右に固着されているギア43が基準
レール45のラック部分と噛み合っているので、前記移
動台47は左右同時に同速度で前記左右のシリンダー5
7のストロークに相当する距離を移動する。
【0021】尚、移動が終了した位置では、図3に示す
ように左右の入れ替え軸33を支点として、左右の摺動
板11を介して回転ロール15、25を回転させても、
刃口台5及び案内板61、63等に、前記回転ロール1
5、25が当たらない位置である。
【0022】前記移動終了後、左右の入れ替え軸33に
回動力を、適宜の駆動源(モーター又はシリンダー等、
図示せず)より左右の歯車69から、回動力の伝達手段
としての無端帯の左右の伝達ベルト41を介して左右の
歯車36を矢印H方向に回動させることにより、左右の
入れ替え軸33を回動させる。
【0023】左右の入れ替え軸33は左右の摺動板11
に各々固着されているので、図4のように前記左右の入
れ替え軸33を支点として前記左右の摺動板11、左右
のストッパー17、左右ストッパー37、左右のロール
受13、左右のロール受29、回転ロール15、回転ロ
ール25、関連軸21、及び関連ロール19を矢印H方
向に回動させる。
【0024】そして、前記回動にともない、前記左右の
ストッパー37は前記軸受39の下部より離れ、続いて
前記左右のストッパー17が前記軸受39の上部に当た
って回動が止まる(図5)。
【0025】次に、往復動装置としての左右のシリンダ
ー57のロッド55が、矢印X方向に前進するように、
前記左右のシリンダー57に圧縮空気又は、圧縮油等を
注入、排出すると、前記移動台47が前記左右のロッド
55に押されて図5の矢印X方向に左右同時に同速度で
移動しながら、前記左右のシリンダー57のストローク
に相当する距離を移動し、平歯車27が駆動用モーター
75より駆動力が伝達される駆動平歯車73と噛み合っ
た状態で、移動を終了する。
【0026】その時、前記移動台47の矢印X方向への
移動にともない、左右の摺動板11の溝と左右の案内板
61及び63とが係合し、前記左右の摺動板11の左右
方向の位置出しも行われる。
【0027】そして、再び原木1と回転ロール25とが
接触又は突刺した状態で、駆動用モーター75の回転に
より回転ロール25を介して原木が回転させられ、単板
が切削されるのである。
【0028】又、関連ロール19が、回転ロール15と
回転ロール25との間に配置されていて、且つ前記回転
ロール15と前記回転ロール25とに当接しているの
で、原木から受ける力を前記回転ロール15と前記回転
ロール25とで受けることができる。
【0029】故に、回転ロールの軸を小さくすることが
でき、その結果回転ロールを小さく構成して、小さなス
ペースに配備することを可能にさせるのである。
【0030】又、回転ロールをレースより取り外して交
換するとき、円板状の駆動部材間の空間にプレッシャー
部材が配置されているので、前記プレッシャー部材に対
して前記円板状の駆動部材を正しい位置に配備すべく、
前記円板状の駆動部材の軸方向の寸法を測ったり、治具
に合わせたりせねばならない。
【0031】しかし、本実施例では、回転ロールが少な
くとも二本は設けられているので、交換する回転ロール
の円板状の駆動部材を他の回転ロールの円板状の駆動部
材の円周方向のラインと一致するように配備すれば、別
途の治具等を使わなくても、正しく配備することができ
る。
【0032】図6は他の実施例で、回転ロールが三本の
場合であり、ロッド55を矢印Y方向に後退させ、ブレ
ーキ付モーター等(図示せず)により、歯車69、伝達
ベルト41、歯車36を介して、入れ替え軸33を回転
させ、必要な回転ロールが、定位置にきたら前記ブレー
キ付モーター等を停止させ、前記ロッド55を矢印X方
向に前進させて、入れ替えが終了する。
【0033】尚、駆動部材の周囲に、多数の突刺体を有
するものも、円板状の駆動部材に含む。
【0034】又、回転ロールと円板状の駆動部材とが、
一体であっても、別々であってもよい。
【0035】更に、実施例に於て、原木に接触又は突刺
している回転ロールは、駆動用モーターで駆動されてい
るが、前記駆動用モーターで駆動されずに、原木の回転
に従って従動される場合も含む。
【0036】
【考案の効果】回転ロールを入れ替えるのに、長時間レ
ースを止める事なく、短時間で必要に応じる回転ロール
に入れ替えできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る外周駆動型ベニヤレースの部分側
面図である。
【図2】図1のA視図である。
【図3】実施例の部分説明図である。
【図4】実施例の部分説明図である。
【図5】実施例の部分説明図である。
【図6】実施例の部分説明図である。
【符号の説明】
1・・原木 3・・プレッシャー部材 5・・刃口台 7・・円板状の駆動部材 9・・平歯車 11・・摺動板 13・・ロール受 15・・回転ロール 17・・ストッパー 19・・関連ロール 21・・関連軸 23・・円板状の駆動部材 25・・回転ロール 27・・平歯車 29・・ロール受 33・・入れ替え軸 36・・歯車 37・・ストッパー 39・・軸受 41・・伝達ベルト 43・・ギア 45・・基準レール 47・・移動台 51・・連動軸 53・・連動軸受 55・・ロッド 57・・シリンダー 59・・継手 61・・案内板 63・・案内板 65・・切削用刃物 66・・かんな台 67・・単板 69・・歯車 71・・はがし部材 73・・駆動平歯車 75・・駆動用モーター

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベニヤレースにおいて、 円板状の駆動部材が軸方向に適当な間隔をおいて多数配
    置された回転ロールの複数が、同一円周上に位置する配
    置で一対の支持部材間に支持されていて、 前記支持部材は前記円周の中心で移動部材に回転自在に
    軸支されていて、 前記移動部材は原木外周より遠ざかる方向に往復移動自
    在にかんな台に設けられていて、 更にかんな台には前記支持部材と係合する位置決め部材
    が設けられていて、 前記係合状態では、前記複数の回転ロールの内の一本が
    切削用刃物の刃先線とほぼ平行で、且つ切削中における
    前記切削用刃物の刃先に近い原木外周部に接触又は突刺
    する位置にあり、他の回転ロールが前記原木外周部に接
    触しない位置にあることを特徴とするベニヤレース。
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