JPH0624608A - 巻取紙輪転機の給紙装置 - Google Patents

巻取紙輪転機の給紙装置

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JPH0624608A
JPH0624608A JP4206126A JP20612692A JPH0624608A JP H0624608 A JPH0624608 A JP H0624608A JP 4206126 A JP4206126 A JP 4206126A JP 20612692 A JP20612692 A JP 20612692A JP H0624608 A JPH0624608 A JP H0624608A
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arms
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shaft
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 左右のアーム3、3の同時移動調整を可能と
し、更に手動操作への切換容易とアームの遊動根絶を図
る。 【構成】 主軸1に対する一対のアーム3の取付が、長
いキー2の介在と、そのキー上のラック2aと各アーム
上の各ピニオンとの係合により独自に移動可能な給紙装
置において、各アーム3ごとに各ピニオンの駆動部7〜
13を設ける一方、各アームごとに設けたセンサー14
と、装架される各巻取紙の幅の変化と装架位置の変化の
双方に対応する主軸1上の位置に設けた被検出部と、各
アームの移動との関係から得られる検出信号と、所望の
セット信号との一致により発せられる指令信号でアーム
3の移動を停止させる位置検出手段を設け、更に、その
指令信号で作動し各アームの停止位置を解除可能に固定
する固定手段4〜6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、巻取紙を輪転機の印
刷部に供給する装置に関し、詳細には、幅の異なる各種
の巻取紙を装架可能にした給紙装置に関し、更に詳細に
は、主軸に沿った巻取紙支持アームの移動の自動化と、
それに対応する巻取紙助走駆動(プリドライブ)機構の
移動の自動化を可能にした給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、新聞印刷用輪転機で
は、幅の異なる巻取紙を装架し得る給紙装置が常用され
ている。紙幅の異なる巻取紙は、図7で示すように、新
聞4頁分の幅を有する全幅(W幅)の巻取紙Pa、新聞
3頁分の幅を有する3/4幅の巻取紙Pb、新聞2頁分
の幅を有する1/2幅の巻取紙Pc等があり、それらを
新聞印刷の頁建に合わせて適宜使い分け得るように、機
械の中心Lに対して巻取紙の装架位置を変更することが
可能であり、その構成は、一般的には、左右の両フレー
ムに支持された主軸に沿ってラックを設ける一方、一対
のアームにそれぞれそのラックと係合するピニオンを設
けたものからなり、手作業によって各ピニオンを回転操
作して、主軸におけるアームの位置を変更していた。
【0003】他方において、従来の新聞印刷用輪転機で
は、複数の巻取紙を順次貼り継ぎ連結して印刷し得る自
動紙継装置が常用され、その装置は、新旧巻取紙の紙継
時に、貼り継がれる巻取紙をあらかじめ助走回転(プリ
ドライブ)させて、その周速を現在印刷中の巻取紙の走
行速度に合わせるために、加速駆動させるものである。
【0004】従って、助走駆動(プリドライブ)される
巻取紙の外周面には、紙継用の糊付位置と、駆動用ベル
トが接触可能な非糊付位置とが設けられており、一対の
巻取紙支持アームの主軸に沿った移動と関連して、巻取
紙駆動用ベルトの接触位置の変更を要する場合には、そ
のベルトの接触位置の変更が、紙継用の糊付位置に合わ
ず、非糊付位置と整合するように、あらかじめ所定の位
置的調整を考慮して、ベルトが移動されるようになって
いる。
【0005】前述した一対の巻取紙支持アームの移動手
段や巻取紙の駆動手段は、従来、一般的には、作業員の
手作業によってそれらの移動が行われ、位置決めされ、
固定されていた。
【0006】これに対して、実開昭61−18849号
公報は、巻取紙支持アームの移動自動化の技術を開示す
る。すなわち、同公報は、左右のフレームに支持された
主軸上に対設された一対の巻取紙支持アームにおいて、
それらのアームと同数のねじ棒を前記主軸に沿って設
け、それらのねじ棒を前記各アームに内設したハーフナ
ットとそれぞれ螺合させ、それらのねじ棒を単一の回転
駆動手段によって交互に駆動し、更に、所定の位置にセ
ンサーを設けて、前記アームと共に移動する被検出体を
前記センサーで検出して駆動停止信号を出力して、所定
の位置で前記アームを停止させ、ねじのセルフロックの
作用によって前記アームを固定する装置を開示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、巻取
紙支持アームと巻取紙駆動機構の移動手段は、一般的に
は、従来、いずれも、手作業で行う構成であるので、省
力化、省人化の妨げになっており、その機敏な処理は迅
速な報道を生命とする新聞印刷業界の最重要課題であ
る。
【0008】実開昭61−18849号公報に示される
巻取紙支持アームの移動手段は、従来の手動移動型構成
を大幅に改変して、主軸に沿って2本のねじ棒を併設
し、それらのねじ棒を経由して一方のフレームサイドに
設けた単一の駆動手段により交互に移動調整する方式で
あるため、比較的繁雑かつ大がかりな構成にも拘らず、
左右のアームの同時調整が不可能であって、手数と時間
がかかるものであり、また、動力伝達部の万一の故障に
備えて手動操作に切換可能な構成的配慮にかけ、更に、
固定手段としてねじのセルフロック性を利用するもの
の、印刷稼働による振動に起因してねじ棒が任意回動す
るおそれがあり、稼働中における定位置保持の信頼性と
確実性に欠ける憾があった。
【0009】この発明の目的は、巻取紙支持アームと巻
取紙駆動機構の移動手段の自動化に当って、従来型手動
操作の構成を最大に温存して、比較的僅かな部材の付加
によって自動化を達成し得る経済性と簡素性を備えると
共に、左右のアームの同時移動調整を可能ならしめる迅
速性と高性能性を備え、更に、万一の故障に備えて手動
操作への変換が容易であり、かつ、稼働時におけるアー
ムの遊動を根絶した高信頼性をも備えた省力化、省人化
に寄与する給紙装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来周知の
次の技術、すなわち、左右のフレームに支持された主軸
に対して一対の巻取紙支持アームが、長いキーの介在に
より、かつ、前記主軸に沿って設けられたラックと前記
各アームのボス部にそれぞれ備えた各ピニオンとの係合
により、前記主軸に沿ってそれぞれ独自に移動可能に取
り付けられた巻取紙輪転機の給紙装置を基礎としたもの
である。
【0011】この発明は、前記の従来技術を基礎とし、
更に、それに、前記各ピニオンにそれぞれ個別的に回転
を与えるために前記一対のアームのボス部またはその近
辺にそれぞれ駆動部を配設した各アームの移動手段を設
ける一方、前記各アームに設けたセンサーと、装架され
る巻取紙の幅の変化と装架位置の変化の双方に対応する
前記主軸上の位置に設けた被検出部と、前記各アームの
移動との関係から得られる検出信号と、所望のセット信
号との一致により発せられる指示信号で前記アームの移
動をそれぞれ停止させる各アームの移動停止位置検出手
段を設け、更に前記指令信号の入力によって作動し前記
各アームを主軸上の停止位置にそれぞれ解除可能に固定
する各アームの固定手段を設けたものである。
【0012】なお、前記ピニオンを支持する軸の端部に
は、手動操作用角軸部が付設される。
【0013】更に、前記各アームの移動手段において、
前記ピニオンとそれを支持する軸との間にトルクリミッ
ターを介設し、前記固定手段によるアームの固定によっ
て前記トルクリミッターが機能し、動力の伝達が絶たれ
る。
【0014】前記主軸上に設けた被検出部は、新聞輪転
機の場合に、前記一対のアームのうち、一側のアーム用
として3箇所、他側のアーム用として3箇所設けられ
る。
【0015】更にこの発明は、左右のフレームに支持さ
れ、かつ、前記主軸と平行に設けたガイドバーと、その
ガイドバーに軸方向変位可能に支持された機枠と、その
機枠に対して巻取紙の周面に接離可能に取り付けられた
エンドレスベルトと、そのエンドレスベルトを駆動する
駆動部とを備えた巻取紙駆動手段、及び、前記ガイドバ
ーに沿って前記機枠を変位させる駆動部を有する機枠移
動手段、及び、装架される巻取紙の幅の変化と装架位置
の変化の双方に対応可能な複数の選定位置に配設された
複数のセンサーと、前記機枠に設けた被検出部と、前記
機枠の移動との関係から得られる検出信号と、所望のセ
ット信号の一致によって発せられる指令信号で前記機枠
の移動を停止させる機枠移動停止位置検出手段、及び、
前記指令信号の入力によって作動し前記機枠を前記ガイ
ドバーに解除可能に固定する機枠固定手段とを設ける。
【0016】前記機枠移動手段は、前記ガイドバーに刻
まれたラックと、前記機枠に設けられかつ前記ラックと
係合するピニオンと、そのピニオンの軸に回転を与える
駆動部とから成る。
【0017】前記ピニオンを支持する軸の端部には、手
動操作用角軸部が付設される。
【0018】前記機枠の移動手段において、前記ピニオ
ンとそれを支持する軸との間にトルクリミッターを介設
し、前記機枠固定手段による機枠の固定によって前記ト
ルクリミッターが機能し、動力の伝達が絶たれる。
【0019】
【作用】まず、アーム移動の指令信号によって、主軸上
における一対のアームの固定がそれぞれ解除される一
方、各アームを移動させる駆動部が起動してアームの移
動が開始される。
【0020】次に、その移動に伴なって、被検出部とセ
ンサとの関係から検出信号が発せられるので、その検出
信号と所望のセット信号とを対比して一致したときに指
令信号が出力され、その指令信号がアームの固定手段に
入力してアームが主軸上に固定され、その固定により、
トルクリミッターに過大なトルクが負荷されるので、動
力の伝達が絶たれ、しばらくして前記駆動部の駆動も停
止する。
【0021】更に、前記アーム移動の指令信号に関連し
て出力される別の指令信号によって、ガイドバーに対す
る機枠の固定が解除される一方、機枠を移動させる駆動
部が起動して機枠の移動が開始される。
【0022】その移動に伴なって、センサーと被検出部
との関係から検出信号が発せられるのでその検出信号と
所望のセット信号とを対比して一致したときに指令信号
が出力され、その指令信号によって機枠がガイドバー上
に固定され、その固定により、トルクリミッターに過大
なトルクが負荷されるので、動力の伝達が絶たれ、しば
らくして前記駆動部の駆動も停止する。
【0023】
【実施例】まず、図1乃至図4で示すように、主軸1
は、図示しない左右のフレームに支持され、その主軸1
の上側周面に沿って少くとも全幅の巻取紙Pa(図7参
照)の幅よりも長いキー溝が設けられ、そのキー溝にキ
ー2が嵌合し、そのキー2に対して、左右一対のアーム
3、3のボス部の内径面にそれぞれ刻まれた各キー溝が
嵌合する。従って、一対のアーム3、3は、主軸1に対
して、軸方向変位可能かつ円周方向回転不能に支持され
る。
【0024】他方において、一対のアーム3、3には、
そのボス部の外周面からそれぞれ120°の半径方向に
3叉状に3本のアーム部が突出し、それらのアーム部の
各自由端部にそれぞれセンターカラー3aが取り付けら
れ、巻取紙Pは、左右一対のアームの対向センターカラ
ー3a、3a間に挟持された状態で装架される。
【0025】ところで、一対のアーム間に装架される巻
取紙Pの種類は、例えば、新聞印刷の場合、図7で示す
ように、3種類の異なる幅、すなわち、幅が最も長い全
幅の巻取紙Pa、次に長い3/4幅の巻取紙Pb、そし
て、最も短い1/2幅の巻取紙Pcが存在する。
【0026】一対のアームが巻取紙を装架する位置の変
化は、巻取紙Pの幅の変化と装架位置の変化の双方に対
応するものであることを要し、図7はそれらの関係を図
式的に対比して示す。
【0027】図7において、まず、全幅の巻取紙Pa
は、主軸1上の最外端位置1A、1Aでアーム3、3に
装架され、装架位置は1態様のみである。次に、3/4
幅の巻取紙Pbは、一対のアーム3、3のうち、いずれ
か一方のアームが主軸1上の一方の最外端位置1Aで、
他方のアームが主軸1上の他方の最外端位置1Aから1
/4幅内側の中間位置1Bで装架され、装架位置は2態
様である。更に、1/2幅の巻取紙Pcは、一対のアー
ム3、3のうち、いずれか一方のアームが主軸1上の最
外端位置1Aで、他方のアームが機械中心Lの位置で装
架される一方、双方のアーム3、3がいずれも前記中間
位置1B、1Bで装架され、装架位置は3態様である。
【0028】前記巻取紙支持位置の態様を左右のアーム
を基準にして整理すれば、まず、左側のアーム3の巻取
紙支持位置は、主軸1の左側の最外端位置1A、それか
ら1/4内側の中間位置1B及び機械中心位置Lの3箇
所であり、右側のアーム3の巻取紙支持位置は、主軸1
の右側の最外端位置1A、それから1/4内側の中間位
置1B及び機械中心位置Lの3箇所であり、左右合わせ
ると6箇所である。
【0029】さて、上述した巻取紙給紙装置において、
本発明による巻取紙支持アーム移動の自動化は、主軸に
おけるアームの固定手段Aと、アームの移動手段Bと移
動停止位置検出手段Cとから成り、それらの構成と作用
を以下に順次述べる。
【0030】まず、一対のアーム3、3を主軸1上で固
定する手段Aと、その固定を解除する手段について述べ
れば、次の通りである。図2及び図3で示すように、主
軸1の下側周面に沿った所定の6箇所に6つの鍵穴4、
4a、4b、4c、4d及び4eが刻設されており、そ
れらの各位置は、前記各巻取紙の両端面を一対のアーム
3、3で支持する位置に対応して定められ、前記6つの
鍵穴のうち、左側の3つ4、4a、及び4bは左側のア
ーム3の固定に使用され、右側の3つ4c,4d及び4
eは右側のアーム3の固定に使用される。
【0031】他方において、各アーム3、3のボス部の
下側周面から内方に向けてそれぞれガイド孔が刻設さ
れ、それらのガイド孔にそれぞれ鍵ピン5、5が挿入さ
れ、更に、それらの鍵ピンを外方から操作する流体圧シ
リンダー6、6が前記各アーム3、3のボス部にそれぞ
れ配設され、該各シリンダーのロッドの先端部が前記鍵
ピンにそれぞれ連結する。
【0032】従って、各アーム3、3の停止位置におい
て、流体圧シリンダー6、6をそのロッドが伸張する方
向に作動させれば、鍵ピン5、5が鍵穴に嵌入して、各
アーム3、3は主軸1にそれぞれ固定され、その逆に、
流体圧シリンダー6、6をそのロッドが短縮する方向に
作動させれば、鍵穴から鍵ピンが抜去され、主軸1に対
する各アーム3、3の固定がそれぞれ解除される。
【0033】次に、一対のアームの移動手段Bは、図
1、図2及び図3で示すように、アーム移動用のラック
2aが前記長いキー2の上面に沿って刻設され、他方に
おいて、各アーム3、3のボス部の上部には、通孔が前
記主軸1と交叉する方向にそれぞれ刻設され、その通孔
内の略中央部にそれぞれピニオン8を設けて、そのピニ
オン8と前記ラック2aとが互いに係合する。そして、
前記ピニオン8の軸7は、前記通孔の両端部に設けた軸
受で回転自由に支承され、かつ、その軸7の一端は軸受
を貫いて外部に達し、その外部の軸にトルクリミッター
9を介して従動べベルギヤ10を設け、更にその軸の外
端部に手動操作ハンドル接続用の角軸部11を設ける。
前記従動ベベルギヤ10はそれと係合する駆動ベベルギ
ヤ12と係合し、その駆動ベベルギヤの軸はモーター1
3の出力軸に連結される。前記モーター13は、前記ア
ーム3、3の上向きアーム部の側面にそれぞれ固定され
ている。
【0034】従って、モーター13からの回転出力が駆
動ベベルギヤ12を経由して従動ベベルギヤ10に伝達
され、更に、トルクリミッター9を介して、軸7に伝達
され、その軸7と一体のピニオン8に回転を与えるの
で、その結果、ピニオン8はラック2aに沿って回転変
位し、前記ピニオン8と一体のアーム3が主軸1に沿っ
て移動する。
【0035】更に、アームの移動停止位置検出手段Cに
ついて以下に述べる。図1、図2及び図4(とりわけ図
4)で示す実施例において、検出センサーとして、一対
のリミットスイッチ14、14が、各アーム3、3のボ
ス部外側面における前記キー溝を挟んだその前後位置に
それぞれ対設され、該一対のリミットスイッチの接触子
は、その自由端部が前記キー2の前面と後面にそれぞれ
弾接させられている。従って、前記キーの前面及び後面
は被検出部に相当し、各アーム3、3の移動に伴なって
前記一対のリミットスイッチ14、14の各自由端部を
案内する前面カム2b及び後面カム2cとして作用し、
前記接触子の自由端部が、それらのカム面の所定の位置
に設けた被検出部、例えば、凹み2dまたは、当該カム
面の端部2eに達したとき、当該リミットスイッチ14
から検出信号が発せられる。そして、前記カム面におけ
る凹み2d及び端部2eの位置は、前記各巻取紙の両端
面を一対のアーム3、3で支持する位置に対応し、か
つ、前記固定用鍵穴4、4a、4b、4c、4d及び4
eの刻設位置に対応して配設される。図4で示すよう
に、左側アーム3の停止位置は主軸1における左端1
A、中間1B及び中央Lの3箇所であり、右側アーム3
の停止位置は主軸1における右端1A、中間1B及び中
央Lの3箇所であり、それらに対応する検出信号は、例
えば、表1で示す組合せにより発せられる。
【表1】
【0036】表1で示すように、一対のリミットスイッ
チ14、14の双方がOFFの組合せの場合には、それ
が左側アームのときには、左端位置1Aであり、それが
右側アームのときには右端位置1Aである。前面のリミ
ットスイッチがON、後面のリミットスイッチがOFF
の組合せの場合には、それが左側アームのときには中間
位置1Bであり、それが右側アームのときには中央位置
Lである。また、前面のリミットスイッチがOFF、後
面のリミットスイッチがONの組合せの場合には、それ
が左側アームのときには中央位置Lであり、それが右側
アームのときには中間位置1Bである。
【0037】一対のアーム3、3を主軸1に沿って各別
に自動変位操作する手順を述べれば、次の通りである。
まず、図4及び表1で示すあらゆる種類の巻取紙Pの支
持位置を、各アームごとに設けた一対のリミットスイッ
チ14、14及び14、14のONとOFFの組合せ態
様で、図示しない操作盤に予めプリセットしておく。
【0038】次に、今回装架される巻取紙Pの紙幅に対
応する支持位置を前記プリセットの中から選んでセット
する。その後、前記操作盤から一対のアーム3、3の移
動の指令信号を出力させると、その信号が、まず、各ア
ーム固定用の流体圧シリンダー6を作動し、アーム3、
3の主軸1上の固定が解除される一方、前記信号がモー
ター13を駆動させるので、モーター13の回転が駆動
ベベルギヤ12、従動ベベルギヤ10、トルクリミッタ
ー9を経由して軸11からピニオン8に伝わり、そのピ
ニオンと係合するラック2aに沿ってアーム3が移動を
開始する。
【0039】アーム3の移動に伴なって、それと一体の
一対のリミットスイッチ14、14も、主軸1上のラッ
ク2aの前面及び後面に備えた各カム2b、2cに沿っ
て移動し、当該一対のリミットスイッチが、前記操作盤
にセットされたアーム3の移動位置に対応する凹み2d
または端部2eに達すると検出信号が発せられる。
【0040】その検出信号が前記セット信号と一致する
ときに指令信号が出力され、その指令信号が流体圧シリ
ンダー6のロッドを伸張方向に作動させるので、そのロ
ッドの先端部に設けられた鍵ピン5の先行端面が主軸1
の周面に当接し、摺動しながら鍵穴4の位置に達し、鍵
穴4内へ挿入され、その結果、その鍵ピン5を有するア
ーム3が、鍵穴4を有する主軸1上の定位置に固定さ
れ、アーム3の移動が停止する。主軸1に対するアーム
3の固定は、アーム3に設けられたピニオン8が主軸1
と一体のラック2aに沿って回転変位することを妨げる
ので、トルクリミッター9に設定値以上の過大なトルク
が負荷され、その結果、ピニオン8の軸7に対して従動
ベベルギヤ10からの回転力が滑って伝わらなくなる。
【0041】空転を続けるモーター13は、図示しない
タイマーから発せられる所定時間計時終了の信号によっ
て停止する。
【0042】次に、本発明による巻取紙駆動機構Dの移
動の自動化は、移動手段Fと、移動停止位置検出手段E
と、固定手段Gとから成り、それらの構成、作用につい
て以下に述べる。
【0043】まず、巻取紙駆動機構Dについて述べれ
ば、図1、図2、図5及び図6で示すように、前記左右
一対のアーム3、3のボス部から上方へ向けて突出する
アーム部の各自由端間に装架された巻取紙Pの上方の位
置の前後に、一対のガイドバー16、17が、主軸1と
平行に、図示しない左右のフレームにそれぞれ支持され
て配設され、そして、それら一対のガイドバーに巻取紙
駆動機構Dの機枠15の前後両端部がそれぞれ摺動自在
に支持される。更に、機枠15内における後方のガイド
バー17に近い位置には、そのガイドバー17と平行に
支軸18が回転自在に支承され、その支軸18の中央部
から2本のアーム19、19が回転自在に支持されて前
方に向けて突出し、その2本のアームの自由端部間及び
前記支軸の中央部にそれぞれプーリー20、21を配設
し、それらのプーリー間にエンドレスベルト22が張設
される一方、前記アーム19からアーム23が突出し、
そのクランクアームの自由端部に、流体圧シリンダー2
4のロッド先端部が連接し、前記流体圧シリンダー24
の基端部は前記機枠15の内面に支承される。他方にお
いて、前記支軸18の一端が前記機枠15の外部に突出
して、その外端部にスプロケットホイール25が固定さ
れ、前記機枠15の前端面に設けた駆動源例えばモータ
ー26の出力軸にスプロケットホイール27を設け、そ
れら一対のスプロケットホイールにエンドレスチェーン
28を架設する。
【0044】従って、前記流体圧シリンダー24を作動
して、そのロッドを短縮させると、その変位が、アーム
23を経由して前記2本のアーム19、19に伝えら
れ、それらが支軸18を支点として、図5で示す2点鎖
線の位置まで角変位し、エンドレスベルト22の下面が
巻取紙Pの周面に接する。この状態下でモーター26を
駆動させると、この回転力がスプロケットホイール2
7、エンドレスチェーン28、スプロケットホイール2
5を経由して、支軸18に伝えられ、その結果、支軸1
8と一体のプーリー21が従動回転し、それに伴なっ
て、エンドレスベルト22もまた従動回転するから、そ
れに接する巻取紙Pが従動回転させられる。
【0045】前記流体圧シリンダー24を作動して、こ
のロッドを伸張させると、その変位がアーム23を経由
して前記2本のアーム19、19に伝えられ、それらが
支軸18を支点として、図5で示す実線位置まで角変位
し、エンドレスベルト22の下面が巻取紙Pの周面から
離れるので、モーター26の駆動力が巻取紙Pの周面に
伝達されない。
【0046】ところで、図7で示すように、一対のアー
ム3、3間に装架される巻取紙が3種類の異なった幅を
有しているために、巻取紙駆動機構Dの作動位置もその
紙幅の変化に対応して移動させることを要し、その移動
位置は、図7の上部に記載するように、機械中心の位置
Lと、その位置から左右に1/2幅変位した左右の各中
間位置1B、1Bの合計3箇所であれば、完全な構成で
あるが、略式として、前記3箇所の各中間位置1C、1
Cの2箇所であっても、前記巻取紙の幅の変化に対応す
ることが可能である。図示の実施例は上記2箇所を採用
する。
【0047】巻取紙駆動機構Dの移動手段Fについて、
次に述べる。まず、ガイドバー16の前面に沿ってラッ
ク33を設け、そのラック33にピニオン34が係合
し、そのピニオンの軸35の両端が前記機枠15に回転
自在に支持され、更に、その軸35の中間部にトルクリ
ミッター36を設け、そのトルクリミッター36を介し
て、前記軸35に中継ギヤ37を設け、その中継ギヤ3
7と係合する駆動ギヤ38をモーター39の出力軸に設
ける。他方において、前記軸35の下端を機枠の外方へ
突出させ、その突出端に図示しない手動用ハンドルで操
作可能な角軸部40を形成する。
【0048】モーター39からの回転出力が駆動ギヤ3
8を経由して中継ギヤ37に伝達され、更に、トルクリ
ミッター36を介して軸35に伝えられ、その軸と一体
のピニオン34に回転を与えるので、その結果、ピニオ
ン34はラック33に沿って回転変位し、前記ピニオン
の軸35と一体の機枠15がガイドバー16に沿って移
動する。
【0049】装架される巻取紙の幅の変化に対応した巻
取紙駆動機構Dの移動停止位置検出手段Eの構成と作用
は次の通りである。図2で示すように、後方のガイドバ
ー17に沿ってその後方に、図示しない左右のフレーム
にその両端が固定された支持板29を設置し、その支持
板29の所定の2箇所にそれぞれリミットスイッチ3
0、30を配設する一方、機枠15の後面にカム31を
突設する。従って、機枠15の移動に伴なってそのカム
31が前記リミットスイッチのいずれか1つの接触子に
当り、それに変位を与えると、当該リミットスイッチ3
0がONとなって、検出信号を出力し、その検出信号
が、後述する固定手段Gの流体圧シリンダー41を作動
させる。
【0050】巻取紙駆動機構Dの固定手段Gの構成と作
用は次の通りである。図6で示すように、機枠15の前
面に、ラック33に達する孔を設け、その孔の外端部に
流体圧シリンダー41を固定し、そのロッドの先端に前
記ラック33と係合可能な歯形を備えたブロック42を
設ける。従って、前記検出信号が流体圧シリンダー41
を作動させ、前記ブロックが突出すると、歯形が前記ラ
ック33と係合するので、その結果、機枠15の移動が
抑止され、固定される。
【0051】巻取紙駆動機構Dがガイドバー16に沿っ
て自動変位する操作手順を述べれば次の通りである。ま
ず、アーム3の移動の指令信号に関連して出力される指
令信号が流体圧シリンダー41を作動し、図6で示すよ
うに、歯形を有するブロック42がラック33から離れ
て、固定が解除される一方、前記指令信号がモーター3
9に入力して、それを起動させるので、モーター39の
回転がピニオン34に伝わり、機枠15は、ピニオン3
4と係合するラック33に沿って移動を開始する。
【0052】機枠15の移動に伴なって、それと一体の
カム31も移動して、やがて、そのカムがリミットスイ
ッチ30の接触子に触れ、かくして、リミットスイッチ
30から検出信号が発せられる。
【0053】その検出信号と、所望のセット信号との一
致によって発せられる指令信号が流体圧シリンダー41
を作動し、歯形を有するブロック42をラック33の歯
に押し付けるので、機枠15はその位置で固定される。
ガイドバー16に対する機枠15の固定は、機枠15に
設けられたピニオン34がガイドバー16と一体のラッ
ク33に沿って回転変位することを妨げるので、トルク
リミッター36に設定値以上の過大なトルクが負荷さ
れ、その結果、ピニオン34の軸35に対して従動ギヤ
37からの回転力が滑って伝わらなくなる。
【0054】空転するモーター39は、図示しないタイ
マーから発せられる所定時間計時終了の信号によって停
止する。
【0055】なお、前記した最も好ましい実施例では、
動力伝達系にいずれもすべり継ぎ手の一種であるトルク
リミッター9または36を介設し、主軸1またはガイド
バー16への固定手段との連動により、定位置への停止
と動力伝達の中断とを簡素かつ円滑に可能ならしめた
が、次善の実施例として、前記トルクリミッターに代え
て、多少の付帯設備の増加を要するものの、他のすべり
継ぎ手またはクラッチ機構を介設し、前記実施例と同様
の作用効果を期待することも可能である。
【0056】この発明の技術的範囲は、ここに記載され
た実施例によって限定されるものでなく、特許請求の範
囲の記載に基づくあらゆる改変に及ぶ。
【0057】
【発明の効果】この発明は、従来型手動操作の構成であ
る主軸上のラックと各アーム上のピニオンとの係合関係
を活用し、各アームごとに駆動部を配設する一方、前記
主軸上の位置に検出手段を列設して、各アームの移動停
止を実現させたので、比較的僅かな部材の付加によって
簡素かつ経済的に自動化を達成し得たばかりでなく、左
右のアームの同時移動調整も可能ならしめる迅速性を備
え、さらに、前記自動機構が万一故障した場合における
手動操作変換を容易に行うことができ、かつ、稼働時に
おけるアームの遊動を根絶する固定手段をも確保した高
信頼性のある省力化、省人化に寄与する自動給紙装置を
提供することができた。
【0058】更に、この発明は、前記新形式のアーム移
動手段と関連させて巻取紙駆動機構の移動の自動化をも
簡素低廉な構成で実現することができ、また、前記自動
機構が万一故障した場合における手動操作変換をも容易
に行なえるように配慮した構成としたので、迅速を生命
とする新聞印刷業界の実用機として極めて価値を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した一実施例の概略を示す斜
視図、
【図2】図1の主軸に沿った拡大縦断正面図、
【図3】図2の3−3線に沿った拡大縦断左側面図、
【図4】図2の4−4線に沿った拡大横断平面図、
【図5】図2の5−5線に沿った縦断右側面図、
【図6】図5の一部切欠き平面図、
【図7】装架される巻取紙の幅の変化と装架位置の変化
(図の中央部)の双方に対応する主軸上の位置(図の下
部)、及び、更にそれらの位置に対応可能な巻取紙駆動
手段の位置(図の上部)の相互関係を対比して示す説明
図、
【符号の説明】
P 巻取紙 Pa 全幅の巻取紙 Pb 3/4幅の巻取紙 Pc 1/2幅の巻取紙 1 主軸 1A、1A 主軸における巻取紙支持の最外端位置、す
なわち、左端位置及び右端位置 1B、1B 最外端位置から1/4幅内側の中間位置 L 中心位置 1C、1C 中心位置Lと中間位置1B、1Bとの中間
位置 2 キー 2a キーの上面に設けたラック 2b 前面カム 2c 後面カム 2d カムの凹み 2e カムの端面 3、3 左右一対の巻取紙支持アーム 3a、3a センターカラー A 主軸1におけるアーム3、3の固定手段 4、4a、4b、4c、4d及び4e 鍵穴 5、5 鍵ピン 6、6 流体圧シリンダー B 主軸1におけるアーム3、3の移動手段 7 軸 8 ピニオン 9 トルクリミッター 10 従動ベベルギヤ 11 手動操作用角軸部 12 駆動ベベルギヤ 13 モーター C 主軸1におけるアーム3、3の移動停止位置検出手
段 14、14 一対のリミットスイッチ 2b 前面カム 2c 後面カム 2d カムの凹み 2e カムの後端 D 巻取紙駆動機構 15 機枠 16、17 ガイドバー 18 支軸 19、19 2本のアーム 20、21 一対のプーリー 22 エンドレスベルト 23 アーム 24 流体圧シリンダー 25 スプロケットホイール 26 モーター 27 スプロケットホイール 28 エンドレスチェーン E 巻取紙駆動機構Dの移動停止位置検出手段 29 支持板 30、30 一対のリミットスイッチ 31 カム F 巻取紙駆動機構Dの移動手段(図5) 33 ラック 34 ピニオン 35 軸 36 トルクリミッター 37 中継ギヤ 38 駆動ギヤ 39 モーター 40 角軸部 G 巻取紙駆動機構Dの固定手段(図6) 41 流体圧シリンダー 42 歯形を有するブロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右のフレームに支持された主軸に対し
    て一対の巻取紙支持アームが、長いキーの介在により、
    かつ、前記主軸に沿って設けられたラックと前記各アー
    ムのボス部にそれぞれ備えた各ピニオンとの係合によ
    り、前記主軸に沿ってそれぞれ独自に移動可能に取り付
    けられた巻取紙輪転機の給紙装置において、 前記各ピニオンにそれぞれ個別的に回転を与えるために
    前記一対のアームのボス部またはその近辺にそれぞれ駆
    動部を配設した前記各アームの移動手段と、 前記各アームにそれぞれ設けたセンサーと、装架される
    巻取紙の幅の変化と装架位置の変化の双方に対応する前
    記主軸上の位置に設けた被検出部と、前記各アームの移
    動との関係から得られる検出信号と、所望のセット信号
    との一致により発せられる指令信号で前記アームの移動
    をそれぞれ停止させる前記各アームの移動停止位置検出
    手段と、 前記指令信号の入力によって作動し前記各アームを主軸
    上の停止位置にそれぞれ解除可能に固定する前記各アー
    ムの固定手段と、 を有する巻取紙輪転機の給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記ピニオンを支持する軸の端部に手動
    操作用角軸部を付設した請求項1に記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記各アームの移動手段において、前記
    ピニオンとそれを支持する軸との間にトルクリミッター
    を介設し、前記固定手段によるアームの固定に伴なって
    動力の伝達が絶たれることを特徴とする請求項1に記載
    の給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記トルクリミッターに代えてクラッチ
    機構を設けることを特徴とする請求項3に記載の給紙装
    置。
  5. 【請求項5】 前記主軸上に設けた被検出部が、新聞輪
    転機の場合に、前記一対のアームのうち、左側のアーム
    用として3箇所、右側のアーム用として3箇所設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  6. 【請求項6】 左右のフレームに支持され、かつ、前記
    主軸と平行に設けたガイドバーと、そのガイドバーに軸
    方向変位可能に支持された機枠と、その機枠に対して巻
    取紙の周面に接離可能に取り付けられたエンドレスベル
    トと、そのエンドレスベルトを駆動する駆動部とを備え
    た巻取紙駆動手段と、 前記ガイドバーに沿って前記機枠を変位させる駆動部を
    有する機枠移動手段と、 装架される巻取紙の幅の変化と装架位置の変化の双方に
    対応可能な複数の選定位置に配設された複数のセンサー
    と、前記機枠に設けた被検出部と、前記機枠の移動との
    関係から得られる検出信号と、所望のセット信号との一
    致によって発せられる指令信号で前記機枠の移動を停止
    させる機枠移動停止位置検出手段と、 前記指令信号の入力によって作動し前記機枠を前記ガイ
    ドバーに解除可能に固定する機枠固定手段と、 を設けた請求項1に記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記機枠移動手段が、 前記ガイドバーに設けられたラックと、前記機枠に設け
    られかつ前記ラックと係合するピニオンと、そのピニオ
    ンの軸に回転を与える駆動部とからなる請求項6に記載
    の給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記ピニオンを支持する軸の端部に手動
    操作用角軸部を付設した請求項7に記載の給紙装置。
  9. 【請求項9】 前記機枠移動手段において、前記ピニオ
    ンとそれを支持する軸との間にトルクリミッターを介設
    し、前記固定手段による機枠の固定に伴なって動力の伝
    達が絶たれることを特徴とする請求項7に記載の給紙装
    置。
  10. 【請求項10】 前記トルクリミッターに代えてクラッ
    チ機構を設けることを特徴とする請求項9に記載の給紙
    装置。
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