JPH0422962Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0422962Y2
JPH0422962Y2 JP40787U JP40787U JPH0422962Y2 JP H0422962 Y2 JPH0422962 Y2 JP H0422962Y2 JP 40787 U JP40787 U JP 40787U JP 40787 U JP40787 U JP 40787U JP H0422962 Y2 JPH0422962 Y2 JP H0422962Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knife
bed
link
sliding
rotatably supported
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP40787U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63108704U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP40787U priority Critical patent/JPH0422962Y2/ja
Publication of JPS63108704U publication Critical patent/JPS63108704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0422962Y2 publication Critical patent/JPH0422962Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は単板の製造の分野に属し、主として
固定樹幹等からの揺動刃による単板の切り出しに
おける切削機構として利用される。
(従来の技術) 在来のスライサーは木材か、ナイフか、どちら
か一方を作動して単板を切削するものから本願出
願人の特許発明であるスライサー(特許第885460
号)の如くナイフと木材を共に動かして複動式切
削により単板を切り出すものまであるが、後者の
スライサーは木材に対してナイフが所定の角度で
切削進入するので切れ味がよく、切断面に裏割れ
を生ずることがないなど品質のよい単板を生産し
て来たものであるが、動力系統が2系統であるこ
とからその単純化が要望されていたものである。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は上記に鑑み、一系統の動力源により
ナイフにナイフの前後進方向と該前後進方向に直
角な方向の複合的運動を与え、木材を固定した状
態で切れ味よく、一定品質の単板を生産できるス
ライサーの切削機構を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この考案は左右に所定の間隔で配設したベツト
の上面に所定の角度で傾斜したナイフフレームと
刃口フレームをその左右で一体とする摺動台を係
載し、左右の摺動台の前端にはそれぞれロツドの
一端を回動自在に係止し、該ロツドの他端をそれ
ぞれ回動盤に回動自在に軸支し、摺動台の前方に
おいてベツトの一方に回動自在に係止したリンク
の他端を他方側ベツト上の摺動台の前端に回動自
在に軸支し、前記回動盤を適宜な動力源に連結し
て成るものである。
(作用) 左右の回動盤によるロツドの運動がリンクの揺
動運動により規制され、該リンクの揺動角に見合
う分だけナイフの前後進方向と該前後進方向に直
角な方向への複合的な平行運動を摺動台に与え
る。すなわち、ナイフはリンクの円弧軌跡に案内
された平行運動をする。
(実施例) この考案を実施例により詳述すると、第1図に
示すようにナイフ1を一体にしたナイフフレーム
2と刃口フレーム3は所定の角度でその左右にお
いてそれぞれの摺動台4,5に一体にされ、左右
それぞれの摺動台4,5は左右に所定の間隔で配
設したベツト6,7の上面に摺動自在に係載され
る。そして、左右の摺動台4,5の前端にはそれ
ぞれロツド8,9の一端を回動自在に係止し、ロ
ツド8,9の他端をそれぞれ適宜に軸支された回
動盤である大ギヤー10,11に軸受け12を介
して回動自在に軸支し、大ギヤー10,11はそ
れぞれモータ13の動力により動力伝達系統14
を介して駆動される小ギヤー15,16によつて
回動され、右部摺動台5の前方において、右部ベ
ツト7の内側に回動自在に係止したリンク17の
他端を左部ベツト6上の左部摺動台4の前端に回
動自在に軸支している。したがつて、左右の大ギ
ヤー10,11が矢印方向に回転すると左右のロ
ツド8,9はそれぞれ左右の摺動台4,5を仮想
線で示す位置から前後進させようとするが、この
とき左部の摺動台4が右部のベツト7に回動自在
に軸支されたリンク17を軸支しているので、摺
動台4,5の運動が規制され、すなわち、リンク
17の円弧軌跡に案内されてリンク17の揺動角
に見合う分だけ左右方向に揺動することになり、
左右の摺動台4,5は前後進方向と左右方向(前
後進方向に直角な方向)の複合的な平行運動をす
ることになり、所定の角度でナイフフレーム2に
固定されたナイフ1は木材に対して一定の姿勢で
円弧軌跡で切削することになり、切れ味よく切断
面に裏割れを生ずることなく、不均質な硬軟のあ
る木材でも、逆か目のある木材でもよく切れ、厚
さも均等に切れる等一定品質の単板を切削するこ
とのできる切削機構を提供するものである。
(考案の効果) 以上のようにこの考案によれば、単一動力源に
より省エネルギー的に切削面のきれいな品質一定
の単板を提供できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るスライサーにおける切
削機構の要部平面図である。 図中、1はナイフ、2はナイフフレーム、3は
刃口フレーム、4,5は摺動台、6,7はベツ
ト、8,9はロツド、10,11は大ギヤー、1
2は軸受け、13はモータ、14は動力伝達系
統、15,16は小ギヤー、17はリンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に所定の間隔で配設したベツトの上面に所
    定の角度で傾斜したナイフフレームと刃口フレー
    ムをその左右で一体とする摺動台を係載し、左右
    の摺動台の前端にはそれぞれロツドの一端を回動
    自在に係止し、該ロツドの他端をそれぞれ回動盤
    に回動自在に軸支し、前記摺動台の前方において
    ベツトの一方に回動自在に係止したリンクの他端
    を他方側ベツト上の摺動台の前端に回動自在に軸
    支し、前記回動盤を適宜な動力源に連結して成
    り、ナイフに対して前記リンクの円弧軌跡に案内
    される平行運動を与えて木材より単板を切り出す
    ことを特徴としたスライサーにおける切削機構。
JP40787U 1987-01-05 1987-01-05 Expired JPH0422962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40787U JPH0422962Y2 (ja) 1987-01-05 1987-01-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40787U JPH0422962Y2 (ja) 1987-01-05 1987-01-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63108704U JPS63108704U (ja) 1988-07-13
JPH0422962Y2 true JPH0422962Y2 (ja) 1992-05-27

Family

ID=30777353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40787U Expired JPH0422962Y2 (ja) 1987-01-05 1987-01-05

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0422962Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63108704U (ja) 1988-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI396598B (zh) 具有樞接連桿組線性導引裝置的動力斜口鋸
JPH027766B2 (ja)
JPH0422962Y2 (ja)
US4064920A (en) Tenon cutting machine with cutting head
JPH0729836Y2 (ja) 油揚げ生地の自動裁断機
US4732184A (en) Lumber saw-sizing machine
CN106393307A (zh) 一种仿形铣设备
CN2392678Y (zh) 能实现相反姿态雕刻的立体雕刻机
CA1039627A (en) Tenon cutting machine with circular saws
JPS6349901U (ja)
US4446899A (en) Double-sided tenoner
CN206264083U (zh) 一种仿形铣设备
JPS5842401A (ja) 丸ノコ盤装置
EP0260199A1 (fr) Machine universelle pour le travail du bois ou d'un matériau analogue
US3556176A (en) Copying device
JP2867124B2 (ja) ふぐ皮のとげ取機
JPS61148140U (ja)
CN219726588U (zh) 一种细木工板多角度切边装置
SU1727996A1 (ru) Диск дл бесстружечного резани древесины
JPS63216695A (ja) スライサ−
JPH0219203Y2 (ja)
SU1657120A1 (ru) Устройство дл срезани деревьев напроход
JPH0132381Y2 (ja)
JPS63141701U (ja)
JPH0739603Y2 (ja) 単板スライサー