JPH0513840B2 - - Google Patents

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JPH0513840B2
JPH0513840B2 JP24306088A JP24306088A JPH0513840B2 JP H0513840 B2 JPH0513840 B2 JP H0513840B2 JP 24306088 A JP24306088 A JP 24306088A JP 24306088 A JP24306088 A JP 24306088A JP H0513840 B2 JPH0513840 B2 JP H0513840B2
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sheet
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Yukari Yamamoto
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、布製品や紙製品さらには皮革製品等
としての被転写体の表面に、メタリツク調の模様
部を有する意匠効果に優れた模様(文字、図柄等
からなる模様)を簡単にしかも安価にプリント可
能とする、転写シートセツト及びそれを用いる転
写方法並びに転写物に関するものである。
(従来技術及び発明が解決しようとする課題) 例えば被服を例にとつた場合、近年におけるフ
アツシヨンの個性化傾向の高まりにより、量産品
としての既製デザインの被服に飽き足らず、個性
的なフアツシヨンを楽しみたいという欲求が強ま
つている。
しかしながら従来においては、独自の模様(図
柄等)を創作できたとしても、それをシヤツ等の
被服に現わさんとするには特殊なプリント技法に
よらなければならず、一般人がそれを行うことに
は非常な困難が伴つた。
本発明は、このようなフアツシヨンの個性化傾
向に応えるため、布製品や皮革製品等としての被
転写体の表面側に、一般人であつても、装飾効果
に優れる独自の模様を非常に簡単にしかも安価に
プリント可能とする、転写シートセツト及びそれ
を用いる転写方法並びに転写物の提供を目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本発明は以下のよう
な手段を採用する。即ち、 本発明に係る転写シートセツトの一は、前処理
シート基材3の表面に、該表面と分離しない前処
理離型剤層5を設け、該前処理離型剤層5の表面
には、アルミニウムの蒸着層又はアルミニウムの
転写層として形成されたアルミニウム被覆層9を
設けてなる前処理用転写シート1と;後処理シー
ト基材10の表面に、該表面と分離しない後処理
離型剤層11を設け、かつその表面にホツトメル
ト接着剤層12を設けてなる後処理用転写シート
2とからなり;前処理離型剤層5に対してのアル
ミニウム被覆層9の剥離強さを、後処理離型剤層
11に対してのホツトメルト接着剤層12の剥離
強さよりも大きく設定するとともに;前処理離型
剤層5に対してのアルミニウム被覆層9の剥離強
さを、コピー紙にコピーして得たコピー物におけ
る、トナー(着色熱可塑性樹脂粉末)の樹脂が接
着性を呈する加熱状態とされたときの、コピー紙
と一体化しているトナーに対してのアルミニウム
被覆層9の接着強さよりも小となるように設定し
たことを特徴とするものである。
本発明に係る転写シートセツトの他は、前処理
シート基材3の表面に、該表面と分離しない前処
理離型剤層5を設け、該前処理離型剤層5の表面
に着色剤層7を設け、さらに着色剤層7の表面に
は、アルミニウムの蒸着層又はアルミニウムの転
写層として形成されたアルミニウム被覆層9を着
色剤層7と分離不能に設けてなる前処理用転写シ
ート1と;後処理シート基材10の表面に、該表
面と分離しない後処理離型剤層11を設け、かつ
その表面にホツトメルト接着剤層12を設けてな
る後処理用転写シート2とからなり;前処理離型
剤層5に対しての着色剤層7の剥離強さを、後処
理離型剤層11に対してのホツトメルト接着剤層
12の剥離強さよりも大きく設定するとともに;
前処理離型剤層5に対しての着色剤層7の剥離強
さを、コピー紙にコピーして得たコピー物におけ
る、トナー(着色熱可塑性樹脂粉末)の樹脂が接
着性を呈する加熱状態とされたときの、コピー紙
と一体化しているトナーに対してのアルミニウム
被覆層9の接着強さよりも小となるように設定し
たことを特徴とするものである。
以上の転写シートセツトにおいて、前処理用転
写シート1におけるシート基材3としてはポリエ
ステル系フイルム材を好適に用いうる。
又本発明に係る転写シートセツトの他は、ポリ
エステル系フイルム材を用いてなる前処理シート
基材3の表面に、該表面と分離しない前処理離型
剤層5を設け、該前処理離型剤層5の表面に透明
な合成樹脂光沢剤層6を設け、該光沢剤層6の表
面に着色剤層7を光沢剤層6と分離不能に設け、
さらに着色剤層7の表面には、アルミニウムの蒸
着層又はアルミニウムの転写層として形成された
アルミニウム被覆層9を着色剤層7と分離不能に
設けてなる前処理用転写シート1と;後処理シー
ト基材10の表面に、該表面と分離しない後処理
離型剤層11を設け、かつその表面にホツトメル
ト接着剤層12を設けてなる後処理用転写シート
2とからなり;前処理離型剤層5に対しての光沢
剤層6の剥離強さを、後処理離型剤層11に対し
てのホツトメルト接着剤層12の剥離強さよりも
大きく設定するとともに;前処理離型剤層5に対
しての光沢剤層6の剥離強さを、コピー紙にコピ
ーして得たコピー物における、トナー(着色熱可
塑性樹脂粉末)の樹脂が接着性を呈する加熱状態
とされたときの、コピー紙と一体化しているトナ
ーに対してのアルミニウム被覆層9の接着強さよ
りも小となるように設定したことを特徴とするも
のである。
後処理用転写シート2におけるホツトメルト接
着剤層12の表面側に、白色系の隠蔽剤層30が
設けられるばあいがある。
本発明に係る転写方法は、上記前処理用転写シ
ート1を、そのアルミニウム被覆層9がコピー物
13のコピー面16と当接するごとくコピー物1
3に重ね合わせ、加熱状態でのプレス加工を両者
に施した後、前処理用転写シート1を引き剥が
し、トナーの付着によるコピー部14における前
処理離型剤層5の表面側層の全体がシート基材3
から剥離されてなる第1の模様シート18を形成
した後;該第1の模様シート18の模様層17が
後処理用転写シート2の表面側に形成された模様
層20と当接するごとく第1の模様シート18を
後処理用転写シート2に重ね合わせ、加熱状態で
のプレス加工を両者に施した後、後処理用転写シ
ート2におけるシート基材10を引き剥がすこと
によつて複合模様層21を有する第2の模様シー
ト22を形成し;然る後該第2の模様シート22
の複合模様層21を被転写体の表面側の適部位に
当てがい、加熱状態でのプレス加工を両者に施し
た後シート基材3を引き剥がして、被転写体23
の表面に複合転写模様25をプリント仕上げする
ことを特徴とするものである。
又本発明に係る転写物は、上記転写方法によつ
て形成された複合転写模様部26の表面全体に透
明な合成樹脂製のシート27を熱融着してなるも
のである。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本発明に係る転写シートセツトは、第1図に示
す前処理用転写シート1と第2図に示す後処理用
転写シート2とから構成されている。なお図面に
おいては、説明の便宜上、各層を拡大して示すと
ともに各層を等肉厚のものとして表わしている。
前処理用転写シート1は、本実施例において
は、ポリエステル系フイルム材からなるシート基
材3の表面に、該表面と分離しないワツクス系の
前処理離型剤層5を設け、その表面には透明な合
成樹脂光沢剤層6を設け、又その表面には例えば
黄色系の着色剤層7を光沢剤層6と分離不能に設
け、さらにその表面にはアルミニウムの蒸着層あ
るいはアルミニウムの転写層として形成されたア
ルミニウム被覆層9を着色剤層7と分離不能に設
けてなるものであり、該前処理用転写シート1を
そのシート基材3の裏面側Fから見たばあい、本
実施例においては全体が金色を呈する。
後処理用転写シート2は、本実施例において
は、従来におけるコピー紙と同様にしてコピー機
にかけうるよう構成されており、例えば紙として
のシート基材10の表面に、該表面と分離しない
シリコン系の後処理離型剤層を設けるとともに、
その表面には該後処理離型剤と馴染むホツトメル
ト接着剤層12を設けてなる。
本実施例においては前記のように、前処理離型
剤層5をワツクス系のものとし、後処理離型剤層
11をシリコン系のものとしているため、前処理
離型剤層5に対しての光沢剤層6の剥離強さは、
後処理離型剤層11に対してのホツトメルト接着
剤層12の剥離強さよりも大きい。又前処理離型
剤層5に対しての光沢剤層6の剥離強さは、コピ
ー紙にコピーして得たコピー物における、トナー
(着色熱可塑性樹脂粉末)の樹脂が接着性を呈す
る加熱状態とされたときの、コピー紙と一体化し
ているトナーに対してのアルミニウム被覆層9の
接着強さよりも小さい。なお後処理用転写シート
2におけるホツトメルト接着剤と離型剤との馴染
みを向上させるため、離型剤層11の表面側にエ
ンボス加工を施す等して、接着剤の食い込み部を
離型剤層11に形成するのがよい。
以上のような構成を有する転写シートセツトを
用いて被転写体の表面側に転写模様を形成する要
領を第3〜9図により説明する。
まず、手書き原稿あるいは既存の印刷物を原稿
としてこれを普通コピー紙にコピーする。第3図
において示す符号8はコピー紙、符号13はコピ
ー物、符号14はトナーの付着によるコピー部を
示す。
然る後、前処理用転写シート1を、そのアルミ
ニウム被覆層9がコピー物13のコピー面16と
当接するごとく重ね合わせ(第4図参照)、加熱
状態(120℃〜190℃程度)でのプレス加工を両者
に施こした後、前処理用転写シート1を引き剥が
す。これによつて、前記のごとく、前処理離型剤
層5に対しての光沢剤層6の剥離強さが、トナー
の樹脂が接着性を呈する加熱状態とされたとき
の、コピー紙と一体化しているトナーに対しての
アルミニウム被覆層9の接着強さよりも小となる
ように設定されているため、前記引き剥がしの際
に、トナーの付着によるコピー部14と対応する
部分における離型剤層5の表面側層の全体、即ち
光沢剤層6a、着色剤層7a、アルミニウム被覆
層9aの全体、がシート基材3から剥離し、第5
図に示すごとき、模様層17を有する第1の模様
シート18が形成されることとなる。その後、該
第1の模様シート18の模様部表面19が、表面
側に例えばカラーコピーの手段によつて模様層2
0が形成されてなる後処理用転写シート2におけ
る該模様層20と当接するごとく第1の模様シー
ト18を後処理用転写シート2に重ね合わせ(第
6図参照)、加熱状態でのプレス加工を両者に施
した後、後処理用転写シート2におけるシート基
材10を引き剥がすことによつて、第7図に示す
ごとき複合模様層21を有する第2の模様シート
22を形成する。なお、前処理離型剤層5に対し
ての光沢剤層6の剥離強さが、後処理離型剤層1
1に対してのホツトメルト接着剤層12の剥離強
さよりも大きく形成されているため、シート基材
10が自ずから引き剥がされることとなる。然る
後、第8図に示すごとく、該第2の模様シート2
2の複合模様層21を被転写体23の表面の適部
位に当てがい、該第2の模様シート22の裏面部
を、アイロン等を用いて、前記ホツトメルト接着
剤12の融点以上の温度(例えば120℃〜170℃程
度の温度)で加熱しつつプレスした後、シート基
材3を引き剥がすと、被転写体23の表面には、
前記コピーによつて形成された模様層20上に第
1の模様シート18における例えば金色を呈する
模様層17が固定された複合転写模様25がプリ
ント仕上げされることとなる。
このようにして形成された複合転写模様部26
の表面には、第10図に示すごとく、透明な合成
樹脂製のシート27が熱融着されることもある。
なお前処理用転写シート1は、シート基材3の
表面側に設けられた前処理剥離剤層5の表面側
に、アルミニウムの蒸着層あるいはアルミニウム
の転写層として形成されたアルミニウム被覆層9
を直接設けることによつて形成されることもあ
る。このばあいには、該前処理用転写シート1を
そのシート基材3の裏面側から見たばあい、全体
が銀色を呈する。
第11図はアルミニウム被覆層9の表面側に透
明な合成樹脂保護層29を設けてなる前処理用転
写シート1を例示するものである。又第12図
は、ホツトメルト接着剤層12の表面側に白色系
の隠蔽剤層30を設けなる後処理用転写シート2
を例示するものであり、第13図に示すごとく、
被転写体23の表面に形成された白色系の下地3
1上に複合転写模様25が載つた状態となる。
(発明の効果) 本発明は、従来見過ごされていたコピー用トナ
ーの接着性に着目し、その接着性を前記構成を有
する前処理用転写シートとの組合わせで有効に生
かしてメタリツク調の模様部を有する第1の模様
シートを形成するものとなし、該模様部を、後処
理用転写シートの表面側に形成された模様部と組
合わせることによつて、両模様部の複合による模
様を被転写体に形成する構成を採用している。こ
のため、布製品や紙製品、皮革製品さらにはガラ
ス製品、陶磁器等としての被転写体の表面側に、
金色あるいは銀色等としてのメタリツク調の模様
によつて一部分が印象的に装飾された複合転写模
様をプリントすることができる。しかも一般人で
あつても簡単にかつ安価にプリント仕上げするこ
とができ、個性的なフアツシヨンを楽しむことが
できる。
前処理用転写シートにおけるシート基材として
ポリエステル系フイルム材を用いるときには、該
フイルム材が加熱によつて柔軟となる性質を利用
することにより、第2の模様シートの表面側に形
成された複合模様を、被転写体の湾曲面部に対し
ても、該湾曲面部が極端に湾曲するものでない限
り忠実に転写することが可能である。又このよう
にポリエステル系フイルム材をシート基材とする
ばあいにおいて、前処理用転写シートにおける離
型剤層と着色剤層との間に透明な合成樹脂光沢剤
層を設けておくことにより、該光沢剤層は、転写
された模様の表面側を覆つた状態となる。その結
果、転写された模様は、その表面光沢によつてメ
タリツク調の模様が一層映えたものとしてプリン
ト仕上げされたものとなる。
又被転写体にプリントされた複合転写模様の表
面全体に透明な合成樹脂製のシートを熱融着する
ばあいには、該シートによつて複合転写模様部を
効果的に保護することができる。
又後処理用転写シートにおけるホツトメルト接
着剤層の表面側に白色系の隠蔽剤層を設けるばあ
いには、被転写体の表面部に形成された白色系下
地の上に複合転写模様が載つた状態で該複合転写
模様は接着固定されることとなる。従つて、被転
写体の表面部が濃色地のものであつたとしても、
複合転写模様は鮮明に被転写体の表面部にプリン
トされることとなつて好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は前処理用転写シートを示す拡大断面
図、第2図は後処理用転写シートを示す拡大断面
図、第3〜9図は本発明に係る転写方法を説明す
る断面図、第10図は複合転写模様部の表面全体
に透明な合成樹脂製のシートを熱融着した状態を
示す断面図、第11図は前処理用転写シートの他
の例を示す断面図、第12図は後処理用転写シー
トの他の例を示す断面図、第13図は濃色地の被
転写体上に複合転写模様をプリントした状態を示
す断面図である。 1……前処理用転写シート、2……後処理用転
写シート、3……シート基材、5……前処理離型
剤層、6……光沢剤層、7……着色剤層、9……
アルミニウム被覆層、10……シート基材、11
……後処理離型剤層、12……ホツトメルト接着
剤層、13……コピー物、14……コピー部、1
6……コピー面、18……第1の模様シート、1
7……模様層、20……模様層、21……複合模
様層、22……第2の模様シート、26……複合
転写模様部、27……シート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 前処理シート基材3の表面に、該表面と分離
    しない前処理離型剤層5を設け、該前処理離型剤
    層5の表面には、アルミニウムの蒸着層又はアル
    ミニウムの転写層として形成されたアルミニウム
    被覆層9を設けてなる前処理用転写シート1と; 後処理シート基材10の表面に、該表面と分離
    しない後処理離型剤層11を設け、かつその表面
    にホツトメルト接着剤層12を設けてなる後処理
    用転写シート2とからなり; 前処理離型剤層5に対してのアルミニウム被覆
    層9の剥離強さを、後処理離型剤層11に対して
    のホツトメルト接着剤層12の剥離強さよりも大
    きく設定するとともに; 前処理離型剤層5に対してのアルミニウム被覆
    層9の剥離強さを、コピー紙にコピーして得たコ
    ピー物における、トナー(着色熱可塑性樹脂粉
    末)の樹脂が接着性を呈する加熱状態とされたと
    きの、コピー紙と一体化しているトナーに対して
    のアルミニウム被覆層9の接着強さよりも小とな
    るように設定したことを特徴とする転写シートセ
    ツト。 2 前処理シート基材3の表面に、該表面と分離
    しない前処理離型剤層5を設け、該前処理離型剤
    層5の表面に着色剤層7を設け、さらに着色剤層
    7の表面には、アルミニウムの蒸着層又はアルミ
    ニウムの転写層として形成されたアルミニウム被
    覆層9を着色剤層7と分離不能に設けてなる前処
    理用転写シート1と; 後処理シート基材10の表面に、該表面と分離
    しない後処理離型剤層11を設け、かつその表面
    にホツトメルト接着剤層12を設けてなる後処理
    用転写シート2とからなり; 前処理離型剤層5に対しての着色剤層7の剥離
    強さを、後処理離型剤層11に対してのホツトメ
    ルト接着剤層12の剥離強さよりも大きく設定す
    るとともに; 前処理離型剤層5に対しての着色剤層7の剥離
    強さを、コピー紙にコピーして得たコピー物にお
    ける、トナー(着色熱可塑性樹脂粉末)の樹脂が
    接着性を呈する加熱状態とされたときの、コピー
    紙と一体化しているトナーに対してのアルミニウ
    ム被覆層9の接着強さよりも小となるように設定
    したことを特徴とする転写シートセツト。 3 前処理用転写シート1におけるシート基材3
    としてポリエステル系フイルム材を用いてなる請
    求項1又は2記載の転写シートセツト。 4 ポリエステル系フイルム材を用いてなる前処
    理シート基材3の表面に、該表面と分離しない前
    処理離型剤層5を設け、該前処理離型剤層5の表
    面に透明な合成樹脂光沢剤層6を設け、該光沢剤
    層6の表面に着色剤層7を光沢剤層6と分離不能
    に設け、さらに着色剤層7の表面には、アルミニ
    ウムの蒸着層又はアルミニウムの転写層として形
    成されたアルミニウム被覆層9を着色剤層7と分
    離不能に設けてなる前処理用転写シート1と; 後処理シート基材10の表面に、該表面と分離
    しない後処理離型剤層11を設け、かつその表面
    にホツトメルト接着剤層12を設けてなる後処理
    用転写シート2とからなり; 前処理離型剤層5に対しての光沢剤層6の剥離
    強さを、後処理離型剤層11に対してのホツトメ
    ルト接着剤層12の剥離強さよりも大きく設定す
    るとともに; 前処理離型剤層5に対しての光沢剤層6の剥離
    強さを、コピー紙にコピーして得たコピー物にお
    ける、トナー(着色熱可塑性樹脂粉末)の樹脂が
    接着性を呈する加熱状態とされたときの、コピー
    紙と一体化しているトナーに対してのアルミニウ
    ム被覆層9の接着強さよりも小となるように設定
    したことを特徴とする転写シートセツト。 5 後処理用転写シート1におけるホツトメルト
    接着剤層12の表面側に白色系の隠蔽剤層30を
    設けてなる請求項1,2,3又は4記載の転写シ
    ートセツト。 6 請求項1,2,3,4又は5記載に係る前処
    理用転写シート1を、そのアルミニウム被覆層9
    がコピー物13のコピー面16と当接するごとく
    該コピー物13に重ね合わせ、加熱状態でのプレ
    ス加工を両者に施した後、前処理用転写シート1
    を引き剥がし、トナーの付着によるコピー部14
    と対応する部分における前処理離型剤層5の表面
    側層の全体がシート基材3から剥離されてなる第
    1の模様シート18を形成した後;該第1の模様
    シート18の模様層17が後処理用転写シート2
    の表面側に形成された模様層20と当接するごと
    く第1の模様シート18を後処理用転写シート2
    に重ね合わせ、加熱状態でのプレス加工を両者に
    施した後、後処理用転写シート2におけるシート
    基材10を引き剥がすことによつて複合模様層2
    1を有する第2の模様シート22を形成し;然る
    後該第2の模様シート22の複合模様層21を被
    転写体の表面の適部位に当てがい、加熱状態での
    プレス加工を両者に施した後シート基材3を引き
    剥がして、被転写体23の表面に複合転写模様2
    5をプリント仕上げすることを特徴とする転写方
    法。 7 請求項6に係る転写方法によつて形成された
    複合転写模様部26の表面全体に透明な合成樹脂
    製のシート27を熱融着してなる転写物。
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