JPH05138273A - 板材把持装置 - Google Patents

板材把持装置

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JPH05138273A
JPH05138273A JP30928691A JP30928691A JPH05138273A JP H05138273 A JPH05138273 A JP H05138273A JP 30928691 A JP30928691 A JP 30928691A JP 30928691 A JP30928691 A JP 30928691A JP H05138273 A JPH05138273 A JP H05138273A
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JP
Japan
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work
plate material
work holder
cross slide
metal plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP30928691A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Tamamura
仁 玉村
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レポジションパッドを用いることなくワーク
の持ち替えを可能にする。 【構成】 板材把持装置14は、板材加工機のワークテ
ーブル上の板材を把持するものであって、ワークホルダ
15aと、1対の第2ワークホルダ15b,15cと、
クロススライド19とを備えている。ワークホルダ15
aは板材を把持するためのものである。ワークホルダ1
5b,15cはワークホルダ15aに対して相対移動可
能であり、板材を把持するためのものである。クロスス
ライド19はワークホルダ15a,15b,15cをワ
ークテーブル上で移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板材把持装置、特に、
板材加工機のワークテーブル上の板材を把持する板材把
持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のワークホルダを備えた板材把持装
置は、例えばパンチプレス機,レーザ加工機,シャーリ
ング機等に用いられている。一般に、パンチプレス機
は、鋼板等への孔開け加工,成形加工を行うものであ
り、加工位置にパンチ及びダイを有している。
【0003】そして、ワークテーブル上には板材(以
下、ワークと記す)を把持するためのワークホルダが設
けられており、このワークホルダは装置本体の左右方向
(以下、X軸方向と記す)に移動可能となっている。ま
た、このワークホルダは、クロススライドを介して装置
本体の前後方向(以下、Y軸方向と記す)に移動するキ
ャリッジに装着されている。したがって前記ワークホル
ダに把持されたワークは、ワークテーブル上をX軸,Y
軸方向に移動可能となっており、パンチ及びダイが設け
られた加工位置にワークの所定位置が位置決めされ、孔
開け加工等が行われる。
【0004】ところで、X軸方向の寸法が長いワークの
場合は、ワークホルダのX軸方向の移動可能範囲内で加
工を行うことができないときがある。そこでこのような
ときは、加工位置の両側に設けられたレポジション装置
を用いてワークの持ち替えを行う。この場合は、レポジ
ション装置のエアシリンダを作動させ、レポジションパ
ッドによりワークを一旦保持する。次にワークホルダに
よるワークの把持を解除して、クロススライドを移動す
ることによりワークホルダをX軸方向に移動し、再びこ
の移動したワークホルダでワークを把持する。これによ
りX軸方向に長い長尺のワークに対しても、加工を行う
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】レポジション装置によ
りワークの持ち替えを行うと、エアシリンダのシリンダ
本体と、ピストン及びロッド等のがたつき等により、ク
ロススライドによるワークホルダの移動中にワークの位
置がずれるという問題がある。また、レポジション装置
を用いてワークの持ち替えを行う場合には、レポジショ
ンパッドがワークを保持する位置にレポジションパッド
の径より大きな孔が加工されていると、レポジションパ
ッドでワークを保持することができない。このため、レ
ポジションパッドで保持する位置に孔が開いているか否
かを判断する必要がある。
【0006】本発明の目的は、レポジションパッドを用
いることなくワークの持ち替えを可能にすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板材把持装
置は、板材加工機のワークテーブル上の板材を把持する
装置であり、第1ワークホルダと、1対の第2ワークホ
ルダと、移動手段とを備えている。第1ワークホルダは
板材を把持するためのものである。第2ワークホルダは
第1ワークホルダに対して相対移動可能であり、板材を
把持するためのものである。移動手段は第1及び第2ワ
ークホルダをワークテーブル上で移動させる。
【0008】
【作用】本発明に係る板材把持装置では、加工時には、
第1ワークホルダと1対の第2ワークホルダとで板材を
把持して移動させる。一方、板材持ち替え時には、例え
ば第2ワークホルダによる板材の把持を解除し、第1ワ
ークホルダだけで板材を把持する。そして、第2ワーク
ホルダの板材の把持位置の変更及び第1ワークホルダの
把持解除と移動を行う。これによりレポジションパッド
を用いることなく板材の持ち替えが可能になる。
【0009】
【実施例】ここでは、板材把持装置を採用したパンチプ
レス機を例にとって説明する。図1はパンチプレス機の
全体構成を示す斜視図、図2はパンチプレス機の平面
図、図3は板材把持装置の拡大平面図である。図1にお
いて、パンチプレス機1は主に下部フレーム2、上部フ
レーム3及びこれらを後方で支持するスロート部4とか
ら構成されている。下部フレーム2にはガイドレール5
及び6が配置され、このガイドレール5及び6に沿って
Y軸方向に移動可能なキャリッジ7及び左右の移動テー
ブル8,9が設けられている。また、左右の移動テーブ
ル8,9の間には固定テーブル10が設けられている。
【0010】上部フレーム3には、多数のパンチヘッド
が装着されたタレット12が回転自在に設けられてお
り、加工位置にセットされたパンチヘッドは、図示しな
いクランク機構等により昇降可能となっている。図2に
示すように、下部フレーム2の上面後方には左右の移動
テーブル8,9を移動するためのパルスエンコーダ付き
のサーボモータ20が固定されており、このサーボモー
タ20にはボールねじ21が連結されている。一方、移
動テーブル9にはボールねじ21と螺合する2つのナッ
ト部22,22が固定されている。
【0011】また、図3に示すようにキャリッジ7内に
は板材把持装置14が設けられている。板材保持装置1
4はキャリッジ7内を移動自在なクロススライド19
と、クロススライド19に設けられたワークホルダ15
a,15b,15cとから主に構成されている。キャリ
ッジ7内にはボールねじ16が配設されている。ボール
ねじ16の一端はパルスエンコーダ付のサーボモータ2
5に連結され、他端はサポータ17に回転自在に支持さ
れている。ボールねじ16上には、適長に離隔して配さ
れた2つのボールナット18,18が螺合している。こ
のボールナット18,18に、クロススライド19の背
面側が固定されている。
【0012】クロススライド19には、同様にボールね
じ41が配設されており、その一端はパルスエンコーダ
付のサーボモータ29に連結され、他端はサポータ42
に回転自在に支持されている。ボールねじ41上には、
2つのボールナット43b,43cが螺合している。こ
のボールナット43b,43cに、1対の移動可能なワ
ークホルダ15b,15cが固定されている。
【0013】また、クロススライド19の平面視左端部
側には、ワークホルダ15aが固定されている。各ワー
クホルダ15a,15b,15cは、それぞれ先端部が
開閉可能に構成されている。なお、クロススライド19
の後端部はキャリッジ7内に配置されており、図示しな
いガイド部材によりそのX軸方向の動きが案内されてお
り、ボールねじ16との連れ周りが規制されている。同
様にワークホルダ15b,15cについても図示しない
ガイド部材により案内されており、それによりボールね
じ41との連れ回りが規制されている。
【0014】図4は、パンチプレス機1の制御系の構成
を示すブロック図である。制御系を構成するマイクロプ
ロセッサ30は、バス50に接続されている。バス50
にはテープリーダ31、ディジタル入力部32、ディジ
タル出力部33、ROM34、RAM35、テーブル制
御部36及びパンチプレス駆動部40がそれぞれ接続さ
れている。ROM34は制御プログラム等を記憶するも
のであり、そこに記憶されている制御プログラムは、常
時マイクロプロセッサ30によってバス50を介して呼
び出され、マイクロプロセッサ30は、その命令を解読
して、外部からの命令を読み込んだり、制御信号を出し
たりする。
【0015】テープリーダ31は、加工プログラムを読
み込むためのものである。ディジタル入力部32は、セ
ンサ,スイッチ,キーボード等からの入力信号をディジ
タル化し入力するものである。ディジタル出力部33
は、マイクロプロセッサ30からバス50を介して出力
される各種制御信号を出力するためのものである。RA
M35は、テープリーダ31から読み込まれた加工プロ
グラムを格納するとともに、各種フラグ,レジスタ等を
格納する。
【0016】テーブル制御部36は、移動テーブル8,
9を移動するためのサーボモータ20と、クロススライ
ド23を移動するためのサーボモータ25と、ワークホ
ルダ15b,15cを移動するためのサーボモータ29
等を制御するためのものである。テーブル制御部36の
出力は、アンプ37,38,39にそれぞれ与えられ、
その出力によりサーボモータ20,25,29がそれぞ
れ制御される。またサーボモータ20,25,29の速
度及び位置は、そこに付属されるパルスエンコーダによ
り検出され、その検出結果がテーブル制御部36に与え
られ、サーボ制御が行われる。また、パンチプレス駆動
部40は、パンチプレス機1のタレット12の位置決め
制御及びパンチ加工動作の制御を行うものである。
【0017】次に、図5及び図6に示す制御フローチャ
ートにしたがってマイクロプロセッサ30の制御動作を
説明する。制御プログラムがスタートすると、図5のス
テップS1において、タレット12の初期位置への設
定、移動テーブル8,9及びクロススライド23の初期
位置への設定等の初期設定が行われる。次にステップS
2では、テープリーダ31を用いて加工プログラムを読
み込む。この加工プログラムは、RAM35に格納され
ている。ステップS3では作業の開始指令を待つ。オペ
レータにより作業開始指令が入力されると、制御プログ
ラムはステップS3からステップS4に移行する。ステ
ップS4では、ステップS2で記憶した加工プログラム
のうち最初の指令ステップを読み込む。そしてステップ
S5からステップS8において、読み込んだ指令ステッ
プがどのような指令を意味するものであるか否かを判断
する。
【0018】すなわち、ステップS5では、加工の開始
指令のステップであるか否かを判断する。ステップS6
ではレポジション指令のステップであるか否かを判断す
る。ステップS7では他の処理を指令するステップであ
るか否かを判断する。ステップS8では、そのステップ
が加工動作の終了を意味するステップであるか否かを判
断する。
【0019】なお、読み込まれた指令ステップが一連の
加工動作の終了を意味するステップでなければ、制御プ
ログラムはステップS7からステップS4に戻り、次の
指令ステップを読み込む。ステップS4で読み込まれた
指令ステップが加工開始を意味するステップである場合
には、制御プログラムはステップS5からステップS9
に移行する。ステップS9では、移動テーブル8,9及
びクロススライド23を各別に移動させ、ワーク11の
位置決めを行い、ワーク11に加工を施す加工処理を行
う。加工処理が終了すると制御プログラムステップS6
に進む。また、読み込んだ指令ステップがレポジション
指令を意味するステップである場合には、プログラムは
ステップS6からステップS10に移行する。このステ
ップS10では、レポジション指令に基づき図6に示す
ようなレポジション処理が行われる。レポジション処理
が終了するとステップS7に進む。
【0020】読み込んだ指令ステップがその他の処理を
意味する指令ステップである場合には、プログラムはス
テップS7からステップS11に移行する。このステッ
プS11では、指令ステップに基づいた処理が実行され
る。加工が進み、一連の加工動作の終了を意味する指令
ステップが読み込まれればステップS8での判断がYE
Sとなってプログラムは終了する。
【0021】図6はステップS10のレポジション処理
の内容を示すフローチャートである。ここでは最初に、
ステップS21でワークホルダ15b,15cの把持を
一旦解除する。続いてステップS22では、サーボモー
タ29の駆動により、ワークホルダ15b,15cをX
軸方向に移動させる。ステップS23では、移動完了後
にワークホルダ15b,15cにより再度ワーク11を
把持する。ステップS24では、ワークホルダ15aに
よるワーク11の把持を解除する。ステップS25では
サーボモータ25によりクロススライド19を左(右)
端から所定距離移動させるとともに、サーボモータ29
を駆動してクロススライド19の移動に対してワーク1
1を静止状態にする。ステップS26ではワークホルダ
15aによりワーク11を把持する。これによりレポジ
ション、つまりワーク11の持ち替えが終了する。この
ように短時間でワークの持ち替えが終了するとともに、
レポジション時にワーク11中の加工位置を判別する必
要がないので、さらに持ち替えが早く終了する。 〔他の実施例〕 (a) 前記実施例では、クロススライドを設け、第1
のワークホルダ15aをクロススライドに固定し、1対
の第2ワークホルダ15b,15cをクロススライド内
のねじ軸にて移動可能としたが、3本のねじ軸をキャリ
ッジ内に設け、クロススライドを設けずにそれらのねじ
軸に直接ワークホルダを取り付けるようにしても良い。
この場合、それぞれを個別に動作させることにより、レ
ポジション用のワークホルダと把持用のワークホルダと
を兼用可能となる。つまり、3つのワークホルダのうち
移動方向に応じて左端または右端のワークホルダをレポ
ジション用のワークホルダとし、他のワークホルダを板
材把持用のワークホルダにすることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明においては、第1ワークホルダ
と、1対の第2ワークホルダとを用い、レポジションの
際に、第1ワークホルダで板材を把持し、第2ワークホ
ルダの把持位置を変更できるので、レポジションパッド
を用いることなく板材の持ち替えが行える。
【0023】このため板材の位置ずれを防止でき、板材
における加工位置の判別等が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板材把持装置を採用したパンチプレス
機の全体構成を示す斜視図。
【図2】パンチプレス機の平面図。
【図3】板材把持装置の構成を示す平面図。
【図4】制御系の構成を示すブロック図。
【図5】パンチプレス機の制御動作を示すフローチャー
ト。
【図6】レポジション処理の処理内容を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
11 板材(ワーク) 14 板材把持装置 15a,15b,15c ワークホルダ 16,41 ボールねじ 18,43 ボールナット 17,42 サポータ 19 クロススライド 25,29 サーボモータ 30 マイクロプロセッサ 36 テーブル制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板材加工機のワークテーブル上の板材を把
    持する板材把持装置であって、板材を把持するための第
    1ワークホルダと、前記第1ワークホルダに対して相対
    移動可能であり板材を把持するための1対の第2ワーク
    ホルダと、前記第1及び第2ワークホルダを前記ワーク
    テーブル上で移動させる移動手段と、を備えた板材把持
    装置。
JP30928691A 1991-11-25 1991-11-25 板材把持装置 Pending JPH05138273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30928691A JPH05138273A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 板材把持装置

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JP30928691A JPH05138273A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 板材把持装置

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JPH05138273A true JPH05138273A (ja) 1993-06-01

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ID=17991168

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JP30928691A Pending JPH05138273A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 板材把持装置

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JP (1) JPH05138273A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0796679A1 (en) * 1996-03-20 1997-09-24 RAINER S.r.l. Sheet metal-working machine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0796679A1 (en) * 1996-03-20 1997-09-24 RAINER S.r.l. Sheet metal-working machine
US5857820A (en) * 1996-03-20 1999-01-12 Rainer S.R.L. Sheet metal-working machine

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