JPH05138184A - 処理水の分配計量装置 - Google Patents

処理水の分配計量装置

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JPH05138184A
JPH05138184A JP33117891A JP33117891A JPH05138184A JP H05138184 A JPH05138184 A JP H05138184A JP 33117891 A JP33117891 A JP 33117891A JP 33117891 A JP33117891 A JP 33117891A JP H05138184 A JPH05138184 A JP H05138184A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 屎尿排水と生活雑排水を合併処理する小型合
併処理浄化槽において、汲み上げられた処理水を適正に
配分して、その流出量を可変調節自在とする処理水の分
配計量装置に関する。 【構成】 計量箱の内部を流入室と分配室とその中間室
に区画形成し、その内、流入室と中間室とを潜流堰板で
間仕切り形成し、中間室と分配室とを溢流平堰板で間仕
切り形成し、分配室の適宜位置を平堰区分板で間仕切り
形成し、溢流平堰板の溢流幅の割合を、平堰区分板の差
し込み位置を代えることにより可変調節自在にしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、屎尿排水と生活
雑排水を合併処理する小型合併処理浄化槽において、汲
み上げられた処理水を適正に配分して、その流出量を可
変調節自在とする処理水の分配計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、先に、特願平2−1831
35号の明細書、図面において、『屎尿排水と生活雑排
水を合併処理するに有用な小型合併処理浄化槽における
排出流量の調整装置』を提案しているが、その第3図に
おいて、沈澱処理された処理水を汲み上げるエアリフト
ポンプ装置を、ポンプ槽に降設したリフト管と、当該リ
フト管に連結したエアリフト用給気管とで構成し、当該
エアリフトポンプ装置で汲み上げられた処理水を箱状の
分配計量装置へ汲み上げた上で、所定の処理工程へ分配
供給するようにしている(勿論、第4図に示すように、
エアリフトポンプ装置に代えて、モータポンプ装置によ
り汲み上げることもできる)。この計量装置の構造は、
計量箱の中央部に処理水の流入室を設け、その両側位置
に流出室を配設し、当該流出室と流入室を固定ゲートで
間仕切り形成し、当該固定ゲートに対して昇降ゲートを
昇降自在に支持し、その内、一方の流出室には、循環返
送管が連結され、計量装置に一旦汲み上げた処理水の一
部を、嫌気濾床接触曝気タイプの小型合併処理浄化槽に
おける最先の夾雑物除去槽へ返送し、それを合併排水と
混ぜ合わせて浄化処理に供することで循環させ、最終的
に、脱窒処理された処理水が得られるようにしている。
また、他方の流出室には、次の消毒槽への移流管が連結
され、計量装置に汲み上げた処理水の一部を移流させて
消毒処理に供するようにしている。また、中央部の流出
室には、計量装置に一旦汲み上げた処理水をポンプ槽へ
返送する返送管が連結され、そのポンプ能力によるが、
消毒槽への流出量と夾雑物除去槽への循環返送量を差し
引いた余剰分が、再びポンプ槽へ返送されるようにして
いる。そこで、計量装置に汲み上げられた処理水を3方
向へ分配流出させるには、固定ゲートに対して昇降ゲー
トを適宜高さに引き上げ、当該昇降ゲートの3角堰を越
流させることで、計量装置による流出量の分配調整機能
が発揮されるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の先行
技術に開示した分配計量装置によるときは、汲み上げら
れた処理水を3方向へ適正割合で配分するに、昇降ゲー
トを適宜上げ下げして、その3角堰からの溢流量を調節
する溢流構造の分配計量装置である為、その調節加減が
し難いものであった。特に、処理対象人員によって処理
容量が種々のタイプの小型合併処理浄化槽が製作される
のであるが、それに応じて次工程の消毒槽への移流量や
最先工程の夾雑物除去槽(又は嫌気濾床槽の最先部、或
は、嫌気濾床槽の第1室)への循環返送量を、適正な配
分割合に調節することが必要となるが、その為には、処
理容量が種々異なるタイプの小型合併処理浄化槽であっ
ても、計量装置からの流出量を手軽に、また、適正に可
変調節できる分配計量装置であることが望ましい。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、前
記の課題を解決するために、計量箱の内部を溢流平堰板
8で流入室X側と分配室Z側に間仕切り形成し、当該溢
流平堰板8の溢流幅の割合を、分配室Zを区画する平堰
区分板9a,9bの差し込み位置を代えることにより可
変調節自在に構成したことを要旨とする処理水の分配計
量装置を提供したのである。より具体的には、計量箱の
内部を流入室Xと分配室Zとその中間室Yに区画形成
し、その内、流入室Xと中間室Yとを潜流堰板7で間仕
切り形成し、中間室Yと分配室Zとを溢流平堰板8で間
仕切り形成し、分配室Zの適宜位置を平堰区分板9a,
9bで間仕切り形成するように構成してなる処理水の分
配計量装置を提供したのである。
【0005】
【作用】処理水を分配計量装置Kの溢流平堰板8を溢流
させて分配室Zへ流入させるに、溢流平堰板8の溢流幅
を、分配室Z側に差し込まれる平堰区分板9a,9bの
差し込み位置を代えることにより、個々の分割室Z1
3への流入割合を可変調節することで、個々の分割室
1〜Z3からの流出量が適正に調節される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る分配計量装置Kの実施例
と、それをエアリフトポンプ装置Pの上方部にセットし
た場合について説明する。 (分配計量装置について)図1〜図4において、Kは合
成樹脂製の計量装置であって、正・背面板部1,2と左
右の側面板部3,4と底板部5とから矩形箱状の有底構
造に一体形成され、その計量箱の内部を正面板部1側の
流入室Xと背面板部2側の分配室Zとその間の中間室Y
に区画して並設している。6は正面板部1の中央上方位
置に嵌着固定した流入配管用管継ぎ手であって、ポンプ
槽Fから汲み上げられる処理水を流入室Xへ供給する。
7は流入室Xと中間室Yを間仕切り形成する潜流堰板で
あって、その左右両端部を側面板部3,4の内壁上半部
に両端固定すると共に、その下部側を連通自在に開口形
成し、流入室Xに流入した処理水を潜流させて中間室Y
へ移流するようにしている。8は中間室Yと分配室Zを
間仕切り形成する上面が平坦な溢流堰板(以下、溢流平
堰板という)であって、その左右両端部を側面板部3,
4の下半部に両端固定し、その下端部を底板部5に固定
すると共にその上部側を解放している。8a,2a,5
aは分配室Zの内面に略等間隔に凹凸形成した係合溝で
あって、溢流平堰板8の背面部に係合溝8aを連設し、
背面板部2の内壁面の係合溝2aを連設し、此等の係合
溝8a,2aを前後対象的に凹凸形成すると共に、その
間の底板部5にも凹凸形成した係合溝5aを連設してい
る。9a,9bは溢流平堰板8を分配室Z側で区分する
平堰区分板であって、これを分配室Zに凹成した係合溝
8a,2a,5aの適宜位置に上方から差し込むこと
で、分配室Zの内部を左右幅方向に3室程度に間仕切り
形成している。即ち、左右に間隔を隔てて差し込まれる
2枚の平堰区分板9a,9bによって、分配室Zの内部
を、中央位置のセンタ分割室Z2と、左右両側位置のサ
イド分割室Z1,Z2に区画し、これにて溢流平堰板8を
溢流する処理水のサイド分割室Z1,Z3への流入量と、
センタ分割室Z2への流入量の配分割合が調節される結
果、サイド分割室Z1,Z3からの流出量と、センタ分割
室Z2からの流出量が適正に調節されることになる。1
0a〜10cは略同一径の流出配管用管継ぎ手であっ
て、サイド分割室Z1,Z3の側面板部3,4の下方部に
管継ぎ手10a,10cが嵌着固定され、また、センタ
分割室Z2の底板部5に管継ぎ手10bが嵌着固定され
ている。8bは溢流平堰板8の左右両端部に斜め上方へ
傾設した立ち上げ部であって、側面板部3,4の内側に
管継ぎ手10a,10cが僅かに突出している長さ分だ
け溢流幅を狭めた関係としているが、当該管継ぎ手10
a,10Cc側面板部3,4と面一又はその外側面側に
直接固定したような場合には、立ち上げ部8bは不要と
なる。
【0007】(エアリフトポンプ装置について)前記の
分配計量装置Kは、図5〜図10に示す嫌気濾床接触曝
気タイプの小型合併処理浄化槽S1,S2における槽上方
部の適所に配置され、沈澱槽Dで沈澱処理された処理水
が流入するポンプ槽Fと、次の消毒槽Eと、最先位置の
夾雑物除去槽A又は嫌気濾床槽Bの最先部或は嫌気濾床
槽の第1室B1に対して配管構成されるのであるが、そ
の内、本発明の分配計量装置Kが組み込まれるポンプ槽
Fと、そのエアリフトポンプ装置Pの構成を図4に基づ
いて説明する。11はポンプ槽Fの内部に降設した処理
水のリフト管であって、その基端部側を分配計量装置K
の流入配管用管継ぎ手6に連結し、その下端部をポンプ
槽Fの槽底部に開口形成している。12はポンプ槽Fの
内部に降設したエアリフト用給気管であって、その下端
部を、リフト管11の下端寄りの位置に嵌合した異径の
T型管継ぎ手11aに配管し、エアリフト作用によって
ポンプ槽Fの処理水を汲み上げるようにしている。13
は小型合併処理浄化槽S1,S2における消毒槽Eへの移
流管であって、その基端部を一方のサイド分割室Z3
管継ぎ手10cに連結している。14は汲み上げられた
処理水の循環返送管であって、その基端部を他方のサイ
ド分割室Z1における管継ぎ手10aに連結し、その先
端部を後記する応用例1の小型合併処理浄化槽S1にお
ける最先の夾雑物除去槽A、又は、嫌気濾床槽Bの最先
部、或は、応用例2の小型合併処理浄化槽S2における
嫌気濾床槽の第1室B1に臨ませている。15は分配計
量装置Kに一旦汲み上げられた処理水の返送管であっ
て、その基端部をセンタ分割室Z2の管継ぎ手10bに
連結し、他端部をポンプ槽Fの上方部に連結している。
16は沈澱槽Dの上層部の処理水中に横設した集水管で
あって、T型管継ぎ手16aによって連結した前後の集
水管16を連通自在に連結配管し、それを沈澱槽Dにお
けるローレベルの水位線Lより下側の処理水中に水没状
態で横設すると共に、当該集水管16の前後両端部を栓
継ぎ手16bで閉栓している。17は集水管16への通
水孔であって、集水管16の上下位置(左右両側位置と
下部位置でも可)に幅方向に間隔を隔てて穿設してい
る。18は集水管16の管継ぎ手16aの上部側に連結
したT型管継ぎ手であって、その側方への突出部を、沈
澱槽Dにおけるローレベルの水位線L上の位置で、ポン
プ槽F上方部の外側面に連結固定している。19は管継
ぎ手18の上部側に連結した点検筒であって、その上端
部に螺合したプラグ20を取り外すことにより、集水管
16からポンプ槽Fへの処理水の流入状況が観察できる
ようにしている。尚、11bはリフト管11の上端部に
継設したT型管継ぎ手であって、その上部側にプラグ2
0aを螺合し、リフト管11の内部を点検可能としてい
る。
【0008】(処理水の分配計量工程について)そこ
で、槽外のブロア(図示せず)からエアリフト用給気管
12への給気作用を受けると、ポンプ槽Fの処理水は、
リフト管11の下端開口部から引き込まれ、そのエアリ
フト作用によって管内を上昇して分配計量装置Kの流入
室Xへと汲み上げられる。流入室Xへ流入した処理水
は、潜流堰板7を潜流して中間室Yへ流入し、更には、
溢流平堰板8を溢流して分配室Zへと流入する。分配室
Z側には平堰区分板9a,9bが差し込まれ、サイド分
割室Z1,Z3とセンタ分割室Z2に間仕切られている
為、溢流平堰板8の有効溢流幅を均等に溢流して分割室
Z側に流入する処理水は、当該平堰区分板9a,9bの
差し込み位置により、個々の分割室Z1〜Z3への流入量
が配分調節される結果、個々の分割室Z1〜Z3から適正
な流出量が確保されることになる。具体的には、立ち上
げ部8bを除く溢流平堰板8の有効溢流幅が30cm
で、エアリフトポンプ装置Pの揚水能力が毎分30リッ
トルである場合、通常、溢流平堰板8を毎分30リット
ルの処理水が分配室Z側へ溢流して流入することになる
が、その際、平堰区分板9a,9bが差し込まれる係合
溝8a,2a,5aを、溢流平堰板8と背面板部2に沿
って1cmピッチで凹凸形成されていれば、その有効溢
流幅の1cmから毎分1リットルの処理水が分配室Z側
へ流入することになる。そこで、次の消毒槽Eへ毎分1
リットル、夾雑物除去槽Aへ毎分4リットルの流出量を
確保する為には、一方の平堰区分板9bの差し込み位置
を計量箱の側面板部4から1cm隔てた位置(実際は、
立ち上げ部8bの幅を加算する必要がある)に、また、
他方の平堰区分板9aの差し込み位置を、側面板部3か
ら4cm隔てた位置(同じく、立ち上げ部8bの幅を加
算する必要がある)にある係合溝8a,2a,5aに嵌
合支持することで、サイド分割室Z1,Z3への流入量が
適正に配分される。その結果、平堰区分板9a,9bの
間の溢流幅25cmからは、センタ分割室Z2へ毎分2
5リットルが溢流されることになる。尚、集水管16と
ポンプ槽Fとは沈澱槽Dのローレベルの水位線Lで連通
しており、当該ローレベルの水位線Lとハイレベルの水
位線Hとの間にある槽外の処理水は、当然ながらポンプ
槽F内の処理水が汲み上げられるに伴って集水管16の
通水孔17から管内へ流入した上で、分配計量装置Kへ
汲み上げられることで、小型合併処理浄化槽S1,S2
おける排出流量の調節が日を通じて効率良く行われる。
然も、ポンプ槽Fに流入した処理水を、エアリフトポン
プ装置Pでポンプアップする場合、リフト管11への給
気量が略一定であると、その揚水能力は、処理水の水位
の変動による影響を受け、水位が上昇すると揚水能力が
上昇し、また、水位が下がってくると揚水能力が落ちる
傾向となり、やがては、処理水を汲み上げない空運転の
状態でも対応できるため、非常に都合がよい。
【0009】
【応用例】次に、本発明の分配計量装置Kとそのエアリ
フトポンプ装置Pを、小型合併処理浄化槽S1,S2に組
み込んだ場合の応用例を図5〜図10に従って説明す
る。 (小型合併処理浄化槽の第1例について)先ず、図5〜
図7に示す嫌気濾床接触曝気タイプのカテゴリーに属す
る第1例の小型合併処理浄化槽S1の全体構造を説明す
る。この浄化槽S1の内部には、屎尿排水と生活雑排水
からなる合併排水が流入する一方の流入管21側から、
他方の処理水の放流管22にかけて、浄化処理の工程順
に応じて複数の処理槽A〜Fが区画形成された槽構造と
している。その内、Aは合併排水の流入管21側の最前
部に区画形成した夾雑物除去槽であって、屎尿排水や生
活雑排水の中に混入されて浄化処理できない夾雑物を沈
澱分離させることで除去する。Bは夾雑物除去槽Aに隣
接して区画形成された次の嫌気濾床槽であって、当該嫌
気濾床槽Bに設けた嫌気性微生物の濾床23(以下、嫌
気濾床という)に、嫌気性微生物を棲息させることで嫌
気処理に供される。Cは嫌気濾床槽Bに隣接して区画形
成された次の接触曝気槽であって、当該接触曝気槽Cに
設けた接触濾材の濾床24(以下、単に好気濾床とい
う)に、好気性微生物を棲息させることで好気処理に供
される。Dは接触曝気槽Cに隣接して区画形成された次
の沈澱槽であって、接触曝気槽Cで接触曝気処理されて
潜流した処理水を静置処理する。Eは沈澱槽Dの後部上
方位置に区画形成した消毒槽であって、通常、沈澱槽D
の処理水の上澄みを消毒処理して、放流管22から外部
排出されるようにしている。25は夾雑物除去槽Aの流
入管21側に区画形成した流入ガイドであって、当該流
入ガイド25と流入管21側との間には、流入水を夾雑
物除去槽Aの下方へ向かって案内する角筒状の降流通路
26を構成している。27は夾雑物除去槽Aと嫌気濾床
槽Bとを間仕切る前部側の隔壁(以下、前部隔壁ともい
う)であって、その上方部には、左右幅方向に間隔を隔
てて、夾雑物除去槽Aからの移流口28が開口形成さ
れ、当該移流口28を含む前部隔壁27の前側には、左
右幅方向に間隔を隔てて形成した移流ガイド29が設け
られ、当該移流ガイド29と前部隔壁27との間には、
清掃口を兼ねる角筒状移流通路30が構成される。従っ
て、夾雑物除去槽Aの槽底部に堆積した汚泥分を含む夾
雑物は、当該移流通路30を利用して、通常、1年当た
り1回程度の割合でバキュームカーで定期的に汲み出さ
れる。31は嫌気濾床槽Bと次の接触曝気槽Cを間仕切
る中間部の隔壁(以下、中間隔壁という)であって、そ
の上方部の中央位置には、前部隔壁27の場合と略同じ
高さ位置に嫌気濾床槽Bからの移流口32が開口形成さ
れ、当該移流口32を含む中間隔壁31の前側には移流
ガイド33が設けられ、当該移流ガイド33と中間隔壁
31との間には、清掃口を兼ねる角筒状移流通路34を
形成している。35は接触曝気槽Cの前部側の下端位置
に横設状態に配管した散気装置であって、接触曝気槽C
に槽内循環流を形成することで、好気濾床24に棲息す
る好気性微生物に対する酸素供給機能と槽内流の循環を
促進している。36は接触曝気槽Cの昇流通路であっ
て、散気装置35の直上部で、好気濾床24の前側と中
間隔壁31とを上下連通自在に開口形成され、当該昇流
通路36には、散気装置35への給気管37を配管構成
している。38は接触曝気槽Cと次の沈澱槽Dを間仕切
る後部側の隔壁(以下、後部隔壁という)であって、そ
の下端部には、接触曝気処理された処理水を次の沈澱槽
D側へ向かって移流させる潜流口39を開口形成してい
る。40は沈澱槽Dの処理水がオーバーフローする緊急
避難時を想定して機能させる邪魔板であって、消毒槽E
の前部側の上方部に、ハイレベルの水位線Hと直交状に
間仕切り形成され、沈澱槽Dの表層部に浮遊するスカム
が、邪魔板40の後部側の移流口41から流出しないよ
うにしている。従って、比較的短時間に流入する合併排
水とその処理水は、前記のオーバーフローを想定した沈
澱槽Dにおけるハイレベルの水位線Hの高さ範囲内であ
って、然も、最先の夾雑物除去槽Aから嫌気濾床槽B、
好気濾床槽C、沈澱槽Dにかけての上層部側に最大限貯
溜されるようにしている。42は消毒槽Eの前壁上端部
に設けた処理水の消毒用受け樋であって、当該受け樋4
2には消毒筒43が立ち上げられている。44は消毒槽
Eを間仕切る隔壁であって、その下端には消毒処理され
た排水が移流する潜流口45を開口形成している。46
は接触曝気槽Cの槽底部に横設状態で配管構成した逆洗
装置であって、散気装置35への給気を停止した後、当
該逆洗装置46への給気作用によって、接触濾材24の
内部を上昇させる上向き流を定期的に作用させることに
より、接触濾材24に付着している汚泥分を逆洗洗浄す
る。47は接触曝気槽Cの後部中央位置に立設支持した
剥離汚泥の引き抜き管であって、その下端部を潜流口3
9の前部側に開口形成し、引き抜き管47の下端部寄り
の位置に嵌合支持した異径の管継ぎ手47Aに、剥離汚
泥のエアリフト用給気管48を配管している。49は剥
離汚泥の移送管であって、その基端部を引き抜き管47
の上端部に連結し、その先端部を夾雑物除去槽Aに臨ま
せている。前記の小型合併処理浄化槽S1において、本
発明の分配計量装置Kが組み込まれるポンプ槽Fは、接
触曝気槽Cと沈澱槽Dとの後部隔壁38の境界部分の前
部側中央位置に立設固定している。尚、リフト管11の
エアリフト用給気管12は、槽外にセットした流量調整
用ブロア(図示せず)からの給気本管50と配管構成さ
れ、それ以外の散気用給気管37と、剥離汚泥の引き抜
き管47のエアリフト用給気管48と、逆洗装置46へ
の逆洗用給気管51は、同じく、槽外にセットした曝気
用ブロア(図示せず)からの給気本管52と分岐配管し
ている。
【0010】(浄化処理工程について)次に、前記の小
型合併処理浄化槽S1における浄化処理工程を説明する
に、先ず、当該浄化槽S1における水位線が、図5に示
すようにローレベルの水位線Lにあると仮定した場合、
即ち、比較的短時間に合併排水が多量に流入した場合で
なく、通常時の流入量程度の屎尿排水又は比較的少量の
生活雑排水が流入する場合について説明する。 (夾雑物除去工程)通常時の流入量程度の屎尿排水又は
比較的少量の生活雑排水が排水されると、先ず、流入管
21から夾雑物除去槽Aの流入ガイド25に案内されて
夾雑物除去槽A内へ流入し、生活雑排水に混入して処理
不能な夾雑物を沈澱させて比較的時間をかけて分離除去
が行われ、やがて移流通路30へ入り込む。 (嫌気処理工程)また、前記の屎尿排水や生活雑排水の
流入により、予め移流通路30に貯溜されていた処理水
は、前部隔壁27の移流口28を越流して次の嫌気濾床
槽Bへ送り出されて流入し、嫌気濾床23を沈降しなが
ら通過する過程で、嫌気性微生物による嫌気処理が行わ
れた上で、嫌気濾床槽Bの後部側の移流通路34へ入り
込む。 (好気処理工程)また、夾雑物が除去された排水が嫌気
濾床槽Bへ流入すると、予め移流通路34に貯溜されて
いた処理水は、中間隔壁31の移流口32を越流し、今
度は、好気性微生物による好気処理を行う接触曝気槽C
へ流入する。この接触曝気槽Cでは、散気装置35によ
る槽内循環流が形成されており、その好気濾床24を繰
り返し循環することで、好気性微生物による好気処理が
行われる。 (沈澱処理工程)やがて、好気処理の終わった処理水
は、後部隔壁38の下端部の潜流口39から沈澱槽Dへ
と徐々に流れ込んで、沈澱処理に供される。 (汲み上げ工程)沈澱槽Dに流入した処理水の内、ロー
レベルの水位線Lの上層部に滞留する上澄み液は、集水
管16の通水孔17からポンプ槽Fへと流入する。ポン
プ槽Fへ流入した処理水は、リフト管11の下端開口部
から流入し、エアリフト用給気管12からリフト管11
への給気作用によって発生する多量の気泡によって、当
該リフト管11内を上昇移動することで分配計量装置K
へ汲み上げられる。 (分流工程)分配計量装置Kへ汲み上げられた処理水
は、計量箱の溢流平堰板8の溢流幅を、分配室Zを間仕
切る平堰区分板9a,9bの差し込み位置によって配分
調節し、次の消毒槽Eへの移流量と、最先の夾雑物除去
槽Aへの循環返送量と、ポンプ槽Fへの返送量が適度に
流量調整されて分流される。具体的には、小型合併処理
浄化槽S1の大きさが、処理対象人員が5人槽で、エア
リフトポンプ装置Pの揚水能力が、毎分30リットル程
度の能力である場合に、消毒槽Eへは毎分1リットル程
度、夾雑物除去槽Aへの返送量は毎分4リットル程度、
その残り毎分25l程度が再びポンプ槽F内へ返送され
る。 (消毒工程)その内、分配計量装置Kの移流管13から
受け樋42へ流出した処理水は、消毒筒43で消毒処理
された上で、放流管22から槽外へ排出される。 (循環工程)また、分配計量装置Kへ汲み上げられた処
理水の一部を、最先の夾雑物除去槽Aへ返送した場合に
は、一旦処理された処理水が、嫌気性微生物による嫌気
処理の工程中に適度に混在して、再び嫌気処理に供され
た上で、好気処理に供されることで、最終的には、脱窒
処理された処理水が得られることになる。
【0011】(排出流量の調整工程)次に、前記の工程
順に浄化処理が行われる小型合併処理浄化槽S1におい
て、朝方の7時台における主に洗濯排水や台所排水等の
生活雑排水を含む合併排水と、夕方の6時台における風
呂排水や台所排水等の生活雑排水を含む合併排水が、日
平均流入汚水量の6倍程度のピーク割合で多量に流入す
るパターンが発生したとする。この場合、先ず、それを
消毒槽Eを除く複数の処理槽A〜Dのハイレベルの水位
線Hの範囲内に滞留させて浄化処理する一方、沈澱処理
されてローレベルの水位線Lの上層部に滞留する処理水
を、集水管16の通水孔17からポンプ槽Fへ流入さ
せ、当該流入水をエアリフトポンプ装置Pで日を通じて
コンスタントに汲み上げると共に、本発明の分配計量装
置Kにより分流させることで、日を通じてコンスタント
に槽外への排出に対処する。これにて比較的短時間に流
入する合併排水による影響を、複数の処理槽A〜Dのロ
ーレベルの水位線Lとハイレベルの水位線Hの範囲で受
け止め、ローレベルの水位線Lの上層部に滞留する沈澱
処理された処理水を、エアリフトポンプ装置Pで日を通
じて、或は、比較的長い時間をかけて比較的コンスタン
トに処理水が汲み上げられることで、可能な限り定量的
に次の消毒処理工程等への移流と槽外への放流が行われ
ることになる。その為、比較的短時間に多量に排出され
る合併排水に対して、従来装置のように滞留時間の長短
による処理斑を引き起こす虞れなく、放流排水に対する
処理性能をコンスタントに維持することができ、此種の
小型合併処理浄化槽S1のよる生活雑排水を含む合併排
水の浄化処理に画期的な諸効果を齎す。具体的には、5
人槽程度の小型合併処理浄化槽S1において、ハイレベ
ルの水位線Hとローレベルの水位線Lとの間に貯溜でき
る最大限の流入調整容量V=500リットル程度、その
流量調整高さ、即ち、ハイレベルの水位線Hとローレベ
ルの水位線Lとの高位差を20cm程度とし、その設定
放流量を毎分0.5〜1リットル程度の範囲内とすれ
ば、比較的短時間に多量に流入する合併排水に対する良
好な流量調整機能が発揮される。尚、前記の場合に循環
返送管14の先端部を夾雑物除去槽Aに臨設させたが、
嫌気濾床槽Bの最先部寄りの位置に臨設させることもで
きる。
【0012】(小型合併処理浄化槽の第2例について)
次に、図8〜図10に示す小型合併処理浄化槽S2の場
合には、第1例の小型合併処理浄化槽S1における夾雑
物除去槽Aに代えて、嫌気濾床槽Bを前後2室に分割
し、その前部側を嫌気濾床槽第1室B1、その後部側を
嫌気濾床槽第2室B2に間仕切り形成している。その他
の相違点としては、第1例の場合と異なり、剥離汚泥の
引き抜き管47を接触曝気槽Cの前部側に縦設してい
る。また、ポンプ槽Fと槽外の集水管16とを連通自在
に配管した上で、ポンプ槽F内での流入管53をローレ
ベルの水位線Lと同じ高さ位置まで立ち上げ配管してい
る。それ以外の構成は、第1例と略同様であるので、そ
の説明を省略する。
【0013】(その他)尚、沈澱分離接触曝気タイプの
小型合併処理浄化槽(図示せず)の場合には、前記の第
1例や第2例の小型合併処理浄化槽S1,S2とは異な
り、嫌気濾床槽B又は嫌気濾床槽の第1室B1と第2室
2がない代わりに、第1応用例における夾雑物除去槽
Aに相当する最前部に、即ち、屎尿排水と生活雑排水の
流入管21側に沈澱分離槽A1を区画形成し、次の中間
部を接触曝気槽Cに区画し、また、処理水の放流管22
側の後部側に沈澱槽Dに区画形成した上で、接触曝気槽
Cと沈澱槽Dの境界部分にポンプ槽Fを配設し、沈澱槽
Dの後部上方位置に消毒槽Eを区画形成してなる槽構
造、より具体的には、特願平2−183135号の明細
書とその添付図面の第6図に図示したように構成され
る。この場合は、浄化処理工程中に嫌気処理工程がな
く、脱窒処理を行わないタイプであることから、本発明
の分配計量装置Hにおける分配室Zを、1枚の平堰区分
板9で2室に間仕切り形成し、次の沈澱槽Eへの移流管
13が管継ぎ手10cに配管され、また、ポンプ槽Fへ
の返送管15が管継ぎ手10bに配管される反面、管継
ぎ手10aを栓継ぎ手(図示せず)で閉成するか、或
は、予め、管継ぎ手10aのない分配計量装置Kを使用
すること対処することになる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、前記のように、計量箱の内部
を溢流平堰板8で流入室X側と分配室Z側に間仕切り形
成し、当該溢流平堰板8の溢流幅の割合を、分配室Zを
区画する平堰区分板9a,9bの差し込み位置を代える
ことにより可変調節自在に構成したことを要旨とする処
理水の分配計量装置を提供し、より具体的には、計量箱
の内部を流入室Xと分配室Zとその中間室Yに区画形成
し、その内、流入室Xと中間室Yとを潜流堰板7で間仕
切り形成し、中間室Yと分配室Zとを溢流平堰板8で間
仕切り形成し、分配室Zの適宜位置を平堰区分板9a,
9bで間仕切り形成するように構成してなる処理水の分
配計量装置を提供したので、処理水を溢流平堰板8を溢
流させて分配室Zへ流入させるに、溢流平堰板8の溢流
幅を分配室Z側に差し込まれる平堰区分板9a,9bの
差し込み位置を代えることで、個々の分割室Z1〜Z3
の流入割合を適正に配分調節することで、個々の分割室
1〜Z3からの流出量を簡易迅速に可変調節することが
でき、これを、屎尿排水と生活雑排水を合併処理する小
型合併処理浄化槽に組み込めば、汲み上げられた処理水
に対する効果的な流量調整に対処することができる等の
画期的な諸効果を齎す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分配計量装置を、背面側から見た一部
切り欠き斜視図である。
【図2】分配計量装置の平面図である。
【図3】分配計量装置の縦断側面図である。
【図4】本発明の分配計量装置とエアリフトポンプ槽と
を組み合わせた状態を示す一部切り欠き斜視図である。
【図5】本発明の分配計量装置とそのエアリフトポンプ
槽を、嫌気濾床接触曝気タイプの小型合併処理浄化槽の
第1応用例に組み込んだ状態を示す縦断正面図である。
【図6】第1応用例の平面図である。
【図7】第1応用例の縦断側面図である。
【図8】嫌気濾床接触曝気タイプの小型合併処理浄化槽
の第2応用例に組み込んだ状態を示す縦断正面図であ
る。
【図9】第2応用例の平面図である。
【図10】第2応用例の縦断側面図である。
【符号の説明】
K 分配計量装置 X 流入室 Y 中間室 Z 分配室 Z1〜Z3 分割室 F ポンプ槽 P エアリフトポンプ装置 1,2 正・背面板部 3,4 側面板部 5 底板部 6 流入配管用管継ぎ手 7 潜流堰板 8 溢流平堰板 2a,5a,8a 係合溝 9a,9b 平堰区分板 10a〜10b 流出配管用管継ぎ手 11 リフト管 12 給気管 13 移流管 14 循環返送管 15 返送管 16 集水管 17 通水孔 18 管継ぎ手 19 点検筒 20,20a プラグ S1,S2 小型合併処理浄化槽 A 夾雑物除去槽 A1 沈澱分離槽 B 嫌気濾床槽 B1 嫌気濾床槽第1室 B2 嫌気濾床槽第2室 C 接触曝気槽 D 沈澱槽 E 消毒槽 F ポンプ槽 P エアリフトポンプ装置 H ハイレベルの水位線 L ローレベルの水位線 21 流入管 22 放流管 23 嫌気濾床 24 好気濾床 25 流入ガイド 26 降流通路 27 前部隔壁 28 移流口 29 移流ガイド 30 移流通路 31 中間隔壁 32 移流口 33 移流ガイド 34 移流通路 35 散気装置 36 昇流通路 37 散気用給気管 38 後部隔壁 39 潜流口 40 邪魔板 41 移流口 42 受け樋 43 消毒筒 44 消毒隔壁 45 潜流口 46 逆洗装置 47 引き抜き管 48,51 給気管 49 移送管 50,52 給気本管

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量箱の内部を溢流平堰板8で流入室X
    側と分配室Z側に間仕切り形成し、当該溢流平堰板8の
    溢流幅の割合を、分配室Zを区画する平堰区分板9a,
    9bの差し込み位置を代えることにより可変調節するよ
    うに構成してなる処理水の分配計量装置。
  2. 【請求項2】 計量箱の内部を流入室Xと分配室Zとそ
    の中間室Yに区画形成し、その内、流入室Xと中間室Y
    とを潜流堰板7で間仕切り形成し、中間室Yと分配室Z
    とを溢流平堰板8で間仕切り形成し、分配室Zの適宜位
    置を平堰区分板9a,9bで間仕切り形成するように構
    成したことを特徴とする処理水の分配計量装置。
  3. 【請求項3】 分配室Zの内部に係合溝8a,2a,5
    aを連設し、当該係合溝8a,2a,5aに平堰区分板
    9a,9bを差し込み、分配室Zを複数の分割室Z1
    3に間仕切り形成してなる請求項1又は請求項2に記
    載の処理水の分配計量装置。
  4. 【請求項4】 流入室Xにはポンプ槽Fの処理水を汲み
    上げるリフト管11を、分割室Z1〜Z3にはポンプ槽F
    への返送管15と、消毒槽Eへの移流管13と、夾雑物
    除去槽A又は嫌気濾床槽Bの最先部或は嫌気濾床槽の第
    1室B1への循環返送管14を配管してなる請求項1、
    請求項2又は請求項3に記載の処理水の分配計量装置。
  5. 【請求項5】 沈澱槽Dに集水管16を水没支持し、当
    該集水管16とポンプ槽Fとを連通自在に連結し、当該
    ポンプ槽Fに処理水のリフト管11とエアリフト用給気
    管12を配管し、その内、リフト管11の上部を計量箱
    の流入室Xに連結してなる請求項1,請求項2,請求項
    3又は請求項4に記載の処理水の分配計量装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001241096A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Hitachi Chem Co Ltd 汚水浄化槽
CN105585193A (zh) * 2015-12-30 2016-05-18 台州盛世环境工程有限公司 一种废水处理设备的进水机构

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