JPH05136127A - 金属配線パターンの形成方法 - Google Patents

金属配線パターンの形成方法

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JPH05136127A
JPH05136127A JP30051991A JP30051991A JPH05136127A JP H05136127 A JPH05136127 A JP H05136127A JP 30051991 A JP30051991 A JP 30051991A JP 30051991 A JP30051991 A JP 30051991A JP H05136127 A JPH05136127 A JP H05136127A
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JP
Japan
Prior art keywords
mask
wiring
etching
film
metal film
Prior art date
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Pending
Application number
JP30051991A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Goto
隆 後藤
Yoshikazu Ihara
良和 井原
Yasunori Inoue
恭典 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の製造プロセスにおける多層配線
技術において、起伏を有する基板表面上で、配線用金属
膜の予定外の領域までエッチングされることなく、高解
像度の金属配線パターンを形成できる金属配線パターン
の形成方法を提供する。 【構成】 パターニングされる配線用金属膜15上に第2
マスク16及びフォトレジストからなる第1マスク17を順
次積層形成して、前記配線用金属膜15のエッチングを行
う半導体装置の製造プロセスにおける金属配線パターン
の形成方法であって、前記第2マスク16は、その前記配
線用金属膜15に対する選択比が、前記第1マスク17のフ
ォトレジストのそれより大きい材料から形成されること
を特徴とする金属配線パターンの形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造プロセ
スにおける金属配線の形成工程に関し、特に起伏に富ん
だ形状を有する場合の金属配線の形成方法の改善に向け
られる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造プロセスにおいて金属
配線パターンの形成工程は、半導体デバイスの微細化及
び複雑化に伴いその信頼性が要求されている。従来の金
属配線パターンは、配線用金属膜上にレジスト・マスク
を選択配置に形成する工程と、反応性イオン・エッチン
グ(RIE)等のドライ・エッチング装置により配線用
金属膜を所望の形状にエッチングする工程と、レジスト
・マスクを剥離する最終工程により形成される。
【0003】しかし、この従来技術では、半導体デバイ
スの高密度化及び微細化に伴い多用される多層配線形成
において、その上層部に必然的に生じる配線金属膜の凹
凸に対して、一様な膜厚のレジスト・マスクの形成が困
難となり、このため配線用金属膜のエッチングを均一に
行うことが困難となる。
【0004】図2は従来技術による多層配線形成の具体
例であり、下層配線等の形成により起伏を有する表面上
に上層配線を形成する場合の工程を示す。
【0005】図2(A)に示す如く、基板1表面上に
は、層間絶縁膜2及び下層配線3さらに層間絶縁膜4が
形成されており、上層配線を形成する面は、起伏を有す
る状態になっている。上層配線の形成は、この上に上層
配線用金属膜5及びレジスト・マスク6を順次積層形成
しエッチングにより行う。この場合、上層配線用金属膜
5は、下層面の起伏に影響され不均一な膜厚に積層され
る。即ち、図2(A)に示す如く、凸部肩付近の領域
(S領域)の基板に対し垂直方向の膜厚tSが平坦部
(P領域)の膜厚tPより厚くなる。この下層面の起伏
は、レジスト・マスク6の形成時にも同様に影響を及ぼ
し、レジスト・マスク6には、凹部の膜厚(t H)と凸
部の膜厚(tL)とで凹凸の段差分の膜厚差が生じる。
【0006】従って、S領域の厚い上層配線用金属膜5
を的確にエッチング除去するために、エッチング時間を
薄いP領域の膜厚に合わせた設定より長く設定するオー
バーエッチングを必要とする。
【0007】しかし、このような状態で、エッチング・
ガス7により上層配線用金属膜5のドライ・エッチング
を行うと、一般にレジスト・マスク6に覆われていない
領域のエッチングと共にレジスト・マスク6のエッチン
グも同時進行する(図2B〜D)。サブミクロン・レベ
ルの微細加工では、レジスト・マスク6の特に肩の部分
からエッチングが顕著に進行する。そのため、通常の2
00%以上のオーバーエッチングを行うと、上層配線用
金属膜5のエッチングが完了する前に、起伏面の凸部上
の薄いレジスト・マスク6の一部あるいは全部が、エッ
チング除去されしまう場合がある(図2C)。その結
果、レジスト・マスク6はレジスト・マスクとしての機
能を失い、所望の形状の金属配線5’を形成できない等
の支障を来す(図2D)。例えば、レジスト・マスクが
エッチング除去され、露出したエッチング予定外領域の
配線用金属膜までエッチングされると、金属配線の高抵
抗化あるいは断線等の障害を発生させる。
【0008】このようにレジスト・マスクがエッチング
により除去されてしまわないように、その膜厚を厚くす
る方法があるが、その場合、レジスト・マスクのパター
ニングの際、肉厚の部分では照射光が膜下までの到達が
困難となり、適切な焦点深度に合わせられないため、マ
スク形成が正確に行えない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
に鑑みて、特にこのような起伏を有する面に、配線用金
属膜の予定外の領域までエッチングされることなく、高
解像度の金属配線パターンを形成できる金属配線パター
ンの形成方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、パターニング
される配線用金属膜上に第2マスク及びフォトレジスト
からなる第1マスクを順次積層形成して、前記配線用金
属膜のエッチングを行う半導体装置の製造プロセスにお
ける金属配線パターンの形成方法であって、前記第2マ
スクは、その前記配線用金属膜に対する選択比が、前記
第1マスクのフォトレジストのそれより大きい材料から
形成されることを特徴とする。
【0011】
【作用】レジスト・マスクと配線用金属膜との間に第2
マスクを介層することで、レジスト・マスクのエッチン
グ耐性が向上する。これより、レジスト・マスクは、そ
の膜厚を大きくすることなく形成でき、その結果、高コ
ントラストの金属配線パターンをエッチング形成するこ
とができる。
【0012】
【実施例】図1に、本発明の一実施例を示す。この場
合、P型シリコン基板11上に厚さ300nmのシリコン
酸化膜12からなる層間絶縁膜を介して厚さ800nmの
アルミニウム合金からなる下層配線13がパターニング形
成されており、この起伏面上に上層金属配線を形成する
ものである。
【0013】第1の工程(図1A)では、下層配線13上
にシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜14、アルミニウム
合金膜からなる上層配線用金属膜15及びシリコン酸化膜
からなる第2マスク16をそれぞれ平坦部において600
nm、800nm及び50nmの膜厚になるように順次
積層形成し、さらに、この上にフォトレジストからなる
第1マスク17を所望の形状にパターニング形成する。こ
の時点においては、第2マスク16はパターニングされて
いない。また、この時、第1マスク17の膜厚はリソグラ
フィー工程の容易さを考慮して設定され、この場合、そ
の膜厚は起伏の凹部に形成される厚い領域で1.2μm
である。
【0014】本工程において、上層配線用金属膜15の成
膜は、アルミニウムAl−シリコンSi(1.0%)−銅Cu
(0.5%)をスパッタ法により積層形成する。このように形
成された上層配線用金属膜15では、下層部表面の起伏の
影響により、その膜厚は不均一であり、その表面には段
差600nmの凹凸が生じることになる。
【0015】第2の工程(図1B)では、三塩化ホウ
素、塩素、四フッ化炭素からなる混合エッチング・ガス
18(BCl3−Cl2−CF4)を用いた反応性イオン・
エッチング法により、第2マスク16のパターニングを行
う。
【0016】第3の工程(図1C)では、前工程に引き
続いて、同じエッチング・ガス18を用いた同じ反応性イ
オン・エッチング法により、上層配線用金属膜15のエッ
チングを第2マスク16のパターニングに連続して行う。
【0017】この時、上層配線用金属膜15のエッチング
を第2マスク16のエッチングに連続して行うため工程の
簡略化をはかることができる。
【0018】本実施例に用いたマスクの材料のエッチン
グ特性として、上層配線用金属膜15(Al-Si-Cu)
に対するエッチングの選択比を比較すると、第1マスク
17(フォトレジスト)が1.56、第2マスク16(シリ
コン酸化膜)が6.25である。従って、第2マスク16
は、第1マスク17の約4倍のエッチング時間のマージン
を得ることができることになる。
【0019】第2及び第3の工程の条件でエッチングを
行った場合、従来行われる200%のオーバーエッチン
グ、及びそれ以上の250%、300%のオーバーエッ
チングにおいても、工程終了後の第1マスク17の形状
に、エッチングによる相違が現れるものの、本工程での
エッチング処理は、第2マスク16が介在するため、得ら
れる上層金属配線15’に何ら影響を与えない。
【0020】また、第1マスク17のフォトレジストに対
して選択比の大きいシリコン酸化膜を第2マスク16に使
用することで、本工程におけるプロセス・マージンが広
がるとともに第1マスク17の薄膜化を計ることが可能に
なる。このことは金属配線パターン形成の微細化に貢献
する。
【0021】第4の最終工程(図1D)では、第1マス
ク17が剥離により除去され、金属配線15’が形成され
る。
【0022】尚、本実施例において、第2マスク16の材
料として使用したシリコン酸化物の他に、シリコン窒化
膜等、第1マスク17の材料より大きい選択比を有する材
料を用いてもよい。
【0023】また、従来技術のレジスト・マスク形成の
フォトリソグラフィー工程では、配線用金属膜で照射光
が反射して予定外のフォトレジストが削られてしまい、
所望の形状に形成することが困難になる場合があった
が、本発明の構造では、シリコン酸化膜等からなる第2
マスク16を介層させるため、その配線用金属膜での照射
光の反射による影響を防ぐことができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、多層配線等の下層配線
により起伏を有する面に、上層配線を形成する場合、配
線用金属膜の予定外の領域までエッチングすることな
く、信頼性の高い高解像度の金属配線パターンを形成す
ることができる。
【0025】さらに、本発明によれば、エッチング時間
のマージンを第2マスクの膜厚により制御することがで
きるため、エッチング対象である配線用金属膜の材料ま
たは形状に応じたレジスト膜厚の最適化が容易に行うこ
とができ、そのため、さらに微細な金属配線パターンの
形成が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の方法を示す工程別断面図であ
る。
【図2】従来の方法を示す工程別断面図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】図2(A)に示す如く、基板1表面上に
は、層間絶縁膜2及び下層配線3さらに層間絶縁膜4が
形成されており、上層配線を形成する面は、起伏を有す
る状態になっている。上層配線の形成は、この上に上層
配線用金属膜5及びレジスト・マスク6を順次積層形成
しエッチングにより行う。この場合、上層配線用金属膜
5は、下層面の起伏に影響され不均一な膜厚に積層され
る。即ち、図2(A)に示す如く、凸部肩付近の領域
(S領域)の基板に対し垂直方向の膜厚tSが平坦部
(P領域)の膜厚tPより厚くなる。この下層面の起伏
は、レジスト・マスク6の形成時にも影響を及ぼし、レ
ジスト・マスク6には、凹部の膜厚(tH)と凸部の膜
厚(tL)とで凹凸の段差分の膜厚差が生じる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【作用】レジスト・マスクと配線用金属膜との間に第2
マスクを介層することで、単層レジスト・マスクに比べ
エッチング耐性が向上する。これより、レジスト・マス
クは、その膜厚を大きくすることなく形成でき、その結
果、高コントラストの金属配線パターンをエッチング形
成することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パターニングされる配線用金属膜上に第2
    マスク及びフォトレジストからなる第1マスクを順次積
    層形成して、前記配線用金属膜のエッチングを行う半導
    体装置の製造プロセスにおける金属配線パターンの形成
    方法であって、前記第2マスクは、その前記配線用金属
    膜に対する選択比が、前記第1マスクのフォトレジスト
    のそれより大きい材料から形成されることを特徴とする
    金属配線パターンの形成方法。
JP30051991A 1991-11-15 1991-11-15 金属配線パターンの形成方法 Pending JPH05136127A (ja)

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JP30051991A JPH05136127A (ja) 1991-11-15 1991-11-15 金属配線パターンの形成方法

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Publications (1)

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JPH05136127A true JPH05136127A (ja) 1993-06-01

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ID=17885801

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JP (1) JPH05136127A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08186110A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nec Corp 半導体装置の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08186110A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nec Corp 半導体装置の製造方法

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