JPH05135843A - 端子付き絶縁コードの製造方法および端子付き絶縁コードならびに端子付き絶縁コードに用いる端子台 - Google Patents

端子付き絶縁コードの製造方法および端子付き絶縁コードならびに端子付き絶縁コードに用いる端子台

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JPH05135843A
JPH05135843A JP3321099A JP32109991A JPH05135843A JP H05135843 A JPH05135843 A JP H05135843A JP 3321099 A JP3321099 A JP 3321099A JP 32109991 A JP32109991 A JP 32109991A JP H05135843 A JPH05135843 A JP H05135843A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】絶縁コードの絶縁部材をストリップしてリード
線を露出させることも、該リード線の被覆を剥ぐ作業が
不要となると共に、リード線が端子台によって位置決め
されることで、絶縁コードの端部処理が機械化でき、ま
た印刷配線基板との接続も機械化できる端子台付き絶縁
コードの製造方法の提供である。 【構成】リード線束を絶縁部材で被覆している絶縁コー
ドの製造方法であって、端子台の打込みによって、絶縁
部材で被覆されているリード線が端子台の錐面にそって
ひろがり、このひろがった各リード線に端子が打込まれ
ることから、たとえば電子機器の印刷配線基板との接続
は該端子と基板とのハンダ付け処理によって完了できる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リード線束を絶縁部
材で被覆している絶縁コードであって、特に端子を一体
に有する絶縁コードの製造方法、および端子付き絶縁コ
ード、ならびに該端子付き絶縁コードに用いる端子台に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、センサ(近接センサ、光電セン
サ、圧力センサ)のように小型で、多機能電子回路を高
密度に実装し、かつ防塵、防滴、防水の各性能が求めら
れる電子機器においては、該機器が内蔵する電子回路を
他の機器と電気的に接続するときは、複数のリード線を
束ねた絶縁コードが用いられることになる。その場合、
図15に示すように絶縁コードAの端部においてコード
被覆aから各リード線B〜Bを露出させて各リード線B
〜Bの導体芯線C〜Cを機器側の印刷配線基板(PC
B)Dの電極E〜Eにハンダ付けすることが一般的にな
される。また、上記のリード線B〜Bを固定した状態
で、絶縁コードAに対して樹脂を射出成形して図16に
示すようなコードブッシュFを一体に設けることによ
り、リード線相互の位置関係を固定し、上記のハンダ付
きけ作業を機械化することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
の接続方法では、絶縁コードAのコード被覆aを所定寸
法ストリップしてリード線B〜Bを露出させた状態か
ら、これらのリード線B〜Bをハンダ付けするまでの間
に、リード線B〜Bを印刷回路基板側の電極E〜Eに合
わせて整線する作業の他、導体芯線Cを露出させると共
に、該導体芯線Cにねじり・よじりをかける作業を要す
ることになるが、これらの作業はリード線Bの可撓性の
ため、機械的処理が困難であった。
【0004】また、図16の方法においても、コードブ
ッシュFを成形すべく露出されたリード線B〜Bを金型
内に所定の位置関係を保ってセットすることは、上述の
可撓性のため機械化は難しく、手作業に委ねざるを得な
かった。したがって、図15および図16のいずれの方
法もコード接続を機械化する上で大きな課題があった。
【0005】さらに、図16のコードブッシュFを用い
る方法は、絶縁コードAの接続側の端部を樹脂でモール
ドすることになるので、絶縁コードAを防水構造にでき
る利点がある反面、成型条件として、金型が50℃〜1
00℃に加温されている状態で、100℃以上に加熱さ
れた樹脂を数100kg/cm2 の射出圧力で射出するの
で、金型の熱、樹脂の熱によりコード被覆aとリード線
B〜Bが共に軟化している状態で成形が施されることに
なって、射出樹脂がコード被覆aとリード線B〜Bの隙
間から流入し、図16のような不良箇所Xを発生させる
ことがある。これを避けるためには射出圧力条件(温
度、圧力、時間)を調整する必要があり、防水性能の低
下をきたす虞れがあった。
【0006】そこで本発明は、絶縁コード先端における
リード線の引出しと固定が機械的作業によって行なえ、
また防水型絶縁コードではリード線引出し部の防水が確
実に行なえる絶縁コードの製造方法の提供を目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明の請
求項1にかかる発明は、絶縁コードの端部を可動チャッ
クによって周囲から弾性的に把持する工程と、略錐形状
の端子台を、頂部を絶縁コードの中心に合わせて打込ん
で上記リード線を端子台の錐面にそって広げる工程と、
金属端子を各リード線を貫通して端子台に打込む工程と
を含む端子付き絶縁コードの製造方法を特徴とする。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、金属端子
の打込み後に、端子台と絶縁コードとを接合する工程を
有する端子付き絶縁コードの製造方法を特徴とする。
【0009】また、請求項3にかかる発明は、金属端子
の打込み工程において、外端部が曲がったL字状の金属
端子を用いる端子付き絶縁コードの製造方法を特徴とす
る。
【0010】さらに、請求項4にかかる発明は、コード
端部に打込まれて該端子台の錐面にそってリード線がひ
ろげられると共に、該リード線に接続された端子が端子
台から突出された端子付き絶縁コードを特徴とする。
【0011】また、請求項5にかかる発明は、略錐形状
を呈し、錐面に頂部から底部方向に至るリード線ガイド
溝を有すると共に、該リード線ガイド溝に交わる金属端
子の打込み用空間が形成された端子台を特徴とする。
【0012】また、請求項6にかかる発明は、略円錐形
状とされた端子台を特徴とする。
【0013】また、請求項7にかかる発明は、金属端子
の打込み用空間が錐円と底面とにわたる貫通孔とされた
端子台を特徴とする。
【0014】さらに、請求項8にかかる発明は、金属端
子の打込み用空間が錐面に開設された穴とされた端子台
を特徴とする。
【0015】
【作用】この発明によれば、端子台の打込みによって、
絶縁部材で被覆されているリード線が端子台の錐面にそ
ってひろがり、このひろがった各リード線に端子が打込
まれるから、たとえば電子機器の印刷配線基板との接続
は該端子と基板とのハンダ付け処理によって完了するこ
とになる。
【0016】
【発明の効果】したがって、絶縁コードの絶縁部材をス
トリップしてリード線を露出させることも、該リード線
の被覆を剥ぐ作業が不要となると共に、リード線が端子
台によって位置決めされるので、絶縁コードの端部処理
が機械化でき、また上記印刷配線基板との接続も機械化
できることになる。
【0017】さらに、絶縁コードの端部を防水構造とす
る場合も金型へのセット作業等が機械化できると共に、
リード線が絶縁コードの絶縁部材を剥ぐことなく拡げら
れているから、射出成形時、射出樹脂がリード線と絶縁
部材との隙間から絶縁コード内に侵入する不具合がなく
なる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。本発明方法においては、図1および図2に示す端子
台1と、図3および図4に示す第1金属端子2と、図5
に示す第2金属端子3と、図6および図7に示すチャッ
ク機構4とが用いられる。
【0019】すなわち、上述の端子台1はPBT等の合
成樹脂材料で成形された略円錐形状を呈し、該端子台1
の底面近傍の周部にフランジ1aが形成され、円錐面の
周りに、頂部5から上記フランジ1aにかけて4条のリ
ード線ガイド溝6〜6が放射状に凹入して形成されると
共に、頂部5が先鋭な形状とされている。また、端子台
1の円錐面と底面とにわたり貫通する端子打込み孔7〜
7が、それぞれのリード線ガイド溝6〜6にクロスして
設けられる。
【0020】前述の第1金属端子2は、上述の端子台1
における4本の端子打込み孔7〜7のうち、2本の打込
み孔に打込んで使用されるもので、狭い溝8を形成する
二股状先端部9を有し、かつ該先端部9の端面が鋭角に
切り落とされた鋭利部9aに形成されると共に、後端部
10が折曲され、これによって全体形状がL字形をなす
端子とされている。
【0021】また、前述の第2金属端子3は、上述の端
子台1における4本の端子打込み孔7〜7のうち、残る
2本の打込み孔に打込んで使用されるもので、狭い溝1
1を形成する二股状先端部12を有し、かつ該先端部1
2の端面が鋭角に切り落とされた鋭利部12aに形成さ
れると共に、後端部に凹部13が設けられている。
【0022】前述のチャック機構4は絶縁コードAをチ
ャックするもので、該絶縁コードAを挿通させるチャッ
ク台14が設けられ、このチャック台14の開口先端に
4つのチャック部材15〜15がヒンジ16によってそ
れぞれ回動可能に取付けられ、チャック台14から突出
させた絶縁コードAの先端をこれらチャック部材15〜
15によってチャックする構造とされている。そのため
チャック部材15〜15にはチャック方向に回動を付勢
するバネ部材17〜17が図示しない固定フレームとの
間に張着されると共に、該バネ部材17〜17に抗して
回動されたときに、図6の鎖線位置に示すようにチャッ
ク部材15〜15がチャック台14の先端14aに接当
し、絶縁コードAのチャック力を解放するようになされ
ている。
【0023】そのためチャック部材15〜15にはヒン
ジ16を中心とする円弧状の長孔18が形成され、固定
部材19に支持させた軸20を該長孔18に通すことに
よって、チャック部材15〜15の回動をガイドするよ
うにしている。
【0024】なお、この実施例では絶縁コードAに4本
のリード線B〜Bを束ねたものを用いているので、端子
台1におけるリード線ガイド溝6も4条とされ、チャッ
ク部材15も4本とされているが、これは上記リード線
Bの数によって増減する。
【0025】次にリード線接続方法を説明すると、図8
のようにチャック機構4と端子台1とを同軸上で対向さ
せて、端子台1の端子打込み孔7〜7とリード線B〜B
とを位置合わせする。
【0026】その場合、図示しない色識別センサでチャ
ックされているリード線の色を読取り、所定の端子打込
み孔7に対して所定のリード線Bを位置合わせすべく、
チャック機構4の全体を回転させる。
【0027】次にチャック機構4にチャックされている
絶縁コードの端部に端子台1を打込み、該端子台4の先
鋭な頂部5を中心にして4本のリード線B〜Bを外方へ
押し拡げると共に、これらのリード線B〜Bをリード線
ガイド溝6〜6内に案内する。その際、絶縁コードAの
コード被覆aならびに各リード線Bが抵抗少なく端子台
1の形状にそって変形するように、各チャック部材15
にヒータ21(図6参照)を設け、予め、コード被覆a
ならびに各リード線Bを加熱して軟化させておいてもよ
い。また、各チャック部材15は端子台1の打込みによ
ってバネ部材17に抗して回動する。
【0028】次に、端子台1の端子打込み孔7〜7に金
属端子2,3を一対ずつ打込む。その場合、第1の端子
2,2を上下の端子打込み孔7,7に打込み第2の端子
3,3を左右の端子打込み7,7に打込む。
【0029】この打込みで各端子2,3は鋭利部9a,
12aによって各リード線Bの被覆を刺し貫くように打
込まれることになって、各端子2,3では溝8,11に
各リード線Bの導体芯線Cが挟み込まれ、端子2,3と
リード線Bとの電気的結合と機械的結合とが同時に得ら
れる(図9参照)。一方、端子台1の外部では、図10
に示すように上下に配置された第1の端子2,2の後端
部10,10の間と、左右に配置された第2の端子3,
3の凹部13,13を利用して印刷回路基板Dを位置決
めして嵌合できる構造となっている。したがって、この
嵌合状態で端子2,3と印刷回路基板Dとをハンダ付け
22すれば、該基板Dと絶縁コードAとの電気的接続が
完了する(図11参照)。
【0030】さらに、上記の接続構造部分を防水構造と
するため一体封止成形を行なう。
【0031】すなわち、図12に示すように、たとえば
ABSのような耐熱樹脂で構成されたハウジング23
に、図11の接続状態の印刷配線基板Dと端子台1なら
びに絶縁コード端部とを挿入し、該端子台1のフランジ
1aによって位置決めする。そして、この状態で成形金
型内にセットし、射出成形によってカバー部24を成形
する。
【0032】この成型使用する射出樹脂はコード被覆a
と、端子台1のフランジ部1aと、ハウジング23とに
接合しやすい材料が用いられており、たとえばPBT系
のポリマアロイなどのように加熱溶融時にTHF(テト
ラ・ヒドラ・フラン)のガスを発生するものであれば、
該ガスが接着機能を有しているため、射出成形時、金型
内においてはガスがハウジング23、フランジ4、コー
ド被覆aの表面を犯して、その後に流れてくる溶融樹脂
と接合するから接着力が増大する。
【0033】しかし、上記のTHFガスに反応しない材
料がハウジング23等に使用されたとき、アクロナール
(商品名)のような接合促進剤を活用し、これをハウジ
ング23等の各部に塗布してから成型すればよい。そし
て、THFガス、アクロナールのような活用によって防
水性能のみならず耐油性能が向上する。
【0034】ここで、上述の射出成形では、溶融樹脂の
射出圧力がリード線接続部に作用することはない。ま
た、端子台1部分においては、その頂部5と端子台円錐
面とリード線ガイド溝6とが絶縁コードAの中心および
リード線表面に接して隙間を極力少なくしているので、
樹脂の射出圧力が高くても、上記隙間からの樹脂侵入に
よる図16の不良箇所Xの発生が避けられる。
【0035】以上は1枚の印刷配線基板Dに絶縁コード
Aを接続する場合を例に取って述べたが、複数枚の印刷
配線基板を井桁状に組合せて絶縁コードと接続する場合
にも適用できる。
【0036】すなわち、図13に示すように端子打込み
穴7A,7Aを端子台1Aの円錐面において各リード線
ガイド溝6,6にクロスして斜めに開設する。そして、
絶縁ケーブルAに端子台1Aを打込んだ状態から、端子
打込み穴7A,7Aに金属端子2Aを打込み、各リード
線B,Bの導体芯線C,Cに端子2A,2Aを接続す
る。
【0037】また、端子2Aの外端部に折曲部25を形
成し、図13および図14のように印刷配線基板D〜D
の端部をこれに嵌合させることにより、複数の印刷配線
基板D〜Dの間に端子台1Aを位置させて位置決めした
状態で、各端子2A,2Aを基板D〜Dにハンダ付け2
6する。なお、この場合の端子台1Aには、図1の端子
台1のフランジ1aに代えて板体部1bを底面側に連続
して構成し、この板体部1bで各基板D〜Dを位置決め
する。
【0038】以上のように、チャック機構4によってチ
ャックされている絶縁コードAに端子台1,1Aを打込
み、リード線B〜Bを所定の間隔で拡げて端子台1,1
Aの各リード線ガイド溝6〜6に位置決めするので、該
端子台1,1Aにより機械的に位置決めができる。した
がって端子台1,1Aの端子打込み孔7,7Aに端子
2,2A,3を打込めば該端子2,2A,3とリード線
Bとの接続も自動的に行なえ、後は該端子2,2A,3
と印刷配線基板Dとをハンダ付けすればよいことになっ
て、該基板Dと絶縁コードAとの接続作業が機械化で
き、品質が一定し、安定した電子機器製品が得られるこ
とになる。
【0039】また、従来はリード線Bの被覆をストリッ
プして導体芯線Cを露出させ、これによじりをかけて印
刷配線基板にハンダ付けしており、ストリップ量および
よじり方のバラツキでハンダ付け品質に問題を生じるこ
とになっていたが、リード線Bをストリップしない本発
明はこの点を解消できる。
【0040】また、絶縁コード接続部を図13の防水構
造とする場合、図11のように端子台1と絶縁コードA
と端子2,3および印刷配線基板Dとが精密に組合わさ
れているので、金型内への挿入はロボット等の機械でも
ってセット・リセットが行なえ、この点においても機械
化が可能となる。
【0041】この発明の構成と上述の実施例との対応に
おいて、この発明の絶縁部材は、実施例のコード被覆a
に対応し、以下同様に、可動チャックは、チャック部材
15に対応し、金属端子の打込み用空間は、端子打込み
孔7または端子打ち込み孔7Aに対応するも、この発明
は上述の実施例の構成のみに限定されるものではなく、
絶縁コードは印刷配線基板の他に、コード付きコネクタ
に接続することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の絶縁ケーブルの端部処理方法に使用
する端子台の正面図。
【図2】上記端子台の断面図。
【図3】この発明の絶縁コードの端部処理方法に用いる
第1の金属端子の斜視図。
【図4】上記第1の金属端子の断面図。
【図5】この発明の絶縁コードの端部処理方法に用いる
第2の金属端子の斜視図。
【図6】この発明の絶縁コードの端部処理方法に用いる
チャック機構の断面図。
【図7】図6におけるP−P線矢視拡大図。
【図8】この発明の絶縁コードの端部処理方法の説明
図。
【図9】この発明の端部処理方法において得られる絶縁
コードの端部断面図。
【図10】図9における斜視図。
【図11】図9の絶縁コードに印刷配線基板を接続した
断面図。
【図12】図9の絶縁コードの端部を防水処理した断面
図。
【図13】この発明の絶縁コードの端部処理方法の変形
例を示す断面図。
【図14】上記変形例における絶縁コードの斜視図。
【図15】従来の絶縁コードの端部処理方法を説明する
斜視図。
【図16】従来の他の絶縁コードの端部処理方法を説明
する斜視図。
【符号の説明】
1,1A…端子台 2,2A,3…金属端子 6…リード線ガイド溝 7…端子打込み孔 7A…端子打込み孔 15…チャック部材 A…絶縁ケーブル B…リード線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード線束を絶縁部材で被覆している絶縁
    コードの製造方法であって、上記絶縁コードの端部を可
    動チャックによって周囲から弾性的に把持する工程と、
    略錐形状の端子台を、頂部を絶縁コードの中心に合わせ
    て打込んで上記リード線を端子台の錐面にそって外方へ
    広げる工程と、金属端子を各リード線を貫通して端子台
    に打込む工程とを含む端子付き絶縁コードの製造方法。
  2. 【請求項2】前記金属端子の打込み後に、端子台と絶縁
    コードとを接合する工程を有する請求項1に記載の端子
    付き絶縁コードの製造方法。
  3. 【請求項3】前記金属端子の打込み工程において、外端
    部が曲がったL字状の金属端子を用いる請求項1または
    2に記載の端子付き絶縁コードの製造方法。
  4. 【請求項4】リード線束を絶縁部材で被覆している絶縁
    コードであって、コード端部に略円錐の端子台が打込ま
    れて該端子台の錐面にそってリード線が広げられると共
    に、該リード線に接続された端子が端子台から突出され
    た端子付き絶縁コード。
  5. 【請求項5】略錐形状を呈し、錐面に頂部から底部方向
    に至るリード線ガイド溝を有すると共に、該リード線ガ
    イド溝に交わる金属端子の打込み用空間が形成された端
    子台。
  6. 【請求項6】前記端子台が略円錐形状とされた請求項5
    に記載の端子台。
  7. 【請求項7】前記金属端子の打込み用空間が錐面と底面
    とにわたる貫通孔とされた請求項5または6に記載の端
    子台。
  8. 【請求項8】前記金属端子の打込み用空間が錐面に開設
    された孔とされた請求項5または6に記載の端子台。
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