JPH0513418B2 - - Google Patents

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JPH0513418B2
JPH0513418B2 JP61104897A JP10489786A JPH0513418B2 JP H0513418 B2 JPH0513418 B2 JP H0513418B2 JP 61104897 A JP61104897 A JP 61104897A JP 10489786 A JP10489786 A JP 10489786A JP H0513418 B2 JPH0513418 B2 JP H0513418B2
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Mutsuo Takematsu
Kazuo Nakano
Noboru Nashiki
Hajime Morya
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主装置へ収容する外線に対し、フア
クシミリ装置等の自動応答機能付端末装置を接続
することのできるボタン電話装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
かゝるボタン電話装置においては、自動応答機
能を有するフアクシミリ装置(以下、FAX)等
を接続する場合、外線に対してFAX等を単に並
列接続する構成のものと、FAX等の接続された
外線を着信時にFAX等の専用回線とし、着信に
際してはボタン電話機による応答を禁止する構成
のものとがあり、後者については、本出願人の別
途出願による特願昭59−279152号により詳細が開
示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前者の構成においては、FAX等を自
動受信に設定しておいても、着信時にボタン電話
機が先に応答すればFAX等による自動受信が行
なわれなくなる問題を生じ、後者の構成による場
合には、ボタン電話機により着信に対する応答通
話が行なえず、収容する外線の回線数が少ないと
き、着信通話回線が不足状態になる問題を生じて
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手
段による構成するものとなつている。
すなわち、主装置に複数の外線を収容すると共
に、この外線からの着信を検出する着信検出手段
を備え、この着信検出手段の検出出力に基づき主
装置へ接続されたボタン電話機により外線着信表
示を行うボタン電話装置において、主装置に収容
した所定の外線にブランチ接続された自動応答機
能付端末装置用の接続端子と、この接続端子に通
ずるループ電流を監視し前記端末装置の着信に対
する応答を検出するループ監視手段と、着信検出
手段およびループ監視手段の各検出々力に基づき
接続端子へ接続された前記端末装置による一定時
間の不応答および一定回数の着信信号に対する不
応答のいずれかを判定する不応答判定手段と、こ
の不応答判定手段の判定出力に応じボタン電話機
において可聴音による外線着信表示を行う着信表
示制御手段とを主装置に設けたものである。
〔作用〕
したがつて、外線からの着信に際し、一定時間
または一定回数の着信々号に対する不応答状態が
端末装置において継続すれば、始めてボタン電話
機において可聴音による外線着信表示がなされる
ため、端末装置を接続せず、または、手動応答状
態に設定しておけば、ボタン電話機による着信応
答通話が自在となる。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本発明の詳細を
説明する。
第2図は、全構成を示すブロツク図であり、主
装置(以下、KSU)1には、電話局からの局線
または構内交換機からの電話回線等の外線21
2が収容されていると共に、収容位置に応じた
コネクタCN1〜CNn、および、各1対の通話線な
らびに信号線による線路31〜3nを介し、ボタン
電話機(以下、ST)41〜4nが接続されており、
外線21,22は、各々が外線インターフエイス
(以下、LIF)111,112を経て通話路スイツチ
(以下、TSW)12へ接続されている一方、
TSW12と各ST41〜4nからの線路31〜3n
は、電話機インターフエイス(以下、TIF)13
〜13nを介して接続され、TSW12中のアナ
ログスイツチまたはリレー接点等のクロスポイン
トにより交換接続が行なわれるものとなつてい
る。
なお、LIF111,112は、着信検出、外線に
対する直流ループ閉成、保留、および、パルス信
号または複合音声周波(以下、MF)信号による
ダイヤル発信等の機能を有し、TSW12は、外
線21,22とST41〜4nとの間、および、ST41
〜4n相互間の交換接続機能を有する一方、TIF
131〜13nは、ST41〜4nに対し、通話線を
介する通話用電源の供給、信号線を介するデータ
信号の送受信、および、制御用電源の供給等を行
なうものとなつている。
また、KSU1には、マイクロプロセツサ等の
プロセツサ(以下、CPU)14および、固定メ
モリ(以下、ROM)15ならびに可変メモリ
(以下、RAM)16による制御部が設けてあり、
ROM15中のプログラムをCPU14が実行し、
所定のデータをRAM16へアクセスしながら制
御を行なうものとなつており、LIF111,112
からの着信検出々力、TIF131〜13nを介する
ST41〜4nからの操作データに応じて制御上の
判断を行ない、LIF111,112、TSW12、
TIF131〜13nを制御すると共に、TIF131
〜13nを介する制御データの送信により、ST4
〜4nの制御を行なうものとなつている。
一方、リレー2WX、2W、FXの各接点2wx、
2w、fxを介し、外線21,22と並列に接続され
た接続端子t1,t2が設けてあり、これらの各端子
t1,t2に対してはフオトカブラ等を用いたループ
監視回路(以下、LPS)171,172が直列に挿
入されており、各端子t1,t2に通ずるループ電流
を監視し、接続端子t1へ接続される2線式の標準
電話機(以下、2WT)5、および、接続端子t2
へ接続される自動応答機能を有するFAX6の着
信に対する応答を検出し、この検出出力をCPU
14へ与えるものとなつている。
なお、接点2w、fxは秘話スイツチ用であり、
必要に応じてCPU14がリレー2W、FXを駆動
し、2WT5およびFAX6を外線21,22から切
離すものになつていると共に、ST4側の保留操
作および特定番号のダイヤル発信に応ずる2WT
5への外線通話転送に際し、外線22との通話で
あればCPU14がリレー2WXを駆動し、接点
2wxにより、2WT5を外線21から22へ切替え
るものとなつている。
以上に対し、ST41〜4nにおいては、通話回
路(以下、TKC)31が通話線32へ接続され
ていると共に、信号線33には、伝送回路(以
下、SRC)34を介し、CPU14およびROM1
5、RAM16と同様であるが、より小規模な制
御部(以下、CNT)35が接続されており、表
示回路(以下、DP)36中のデイジタル表示器
(以下、DGP)およびトーン発生器、増幅器を制
御し、SRC34を介する制御データに応じて
DGPによる表示および着信呼出音のスピーカに
よる放出等を行ない、かつ、同様に制御データに
したがい、キーボード(以下、KB)37中の各
表示灯に対する点灯、滅灯、点滅の制御を行なう
と共に、KB37中の各ボタンの操作およびフツ
クスイツチHSの操作に応じ、これらの状況を示
す操作データをSRC34を介して送信するもの
となつている。
なお、SRC34は、電源分離機能を有し、信
号線33を介してKSU1側から供給された電源
を抽出し、これを安定化のうえ、必要とする各部
へ局部電源Vとして供給している。
したがつて、いずれかのST4においてオフフ
ツクを行なうと、これの操作データがCPU14
により受信され、KB37中のボタン操作も同様
となり、外線ボタンまたは内線ボタンの操作およ
びダイヤルボタンの操作にしたがつてCPU14
がTSW12を制御し、交換接続を行なうと共に、
外線発信であれば、選択されたLIF11の制御に
よりダイヤル発信を行ない、内線発信であれば、
相手側のST4に対するDP36の制御により、内
線呼出音の放出を行なうものとなり、相手側の応
答によつて通話状態となる。
また、外線21,22からの着信は、LIF111
112により検出され、これに応じてCPU14が
各ST41〜4nのDP36を制御し、外線着信呼出
音を放出するため、いずれかのST4がオフフツ
クにより応答すれば、これにしたがつてCPU1
4がTSW12を制御し、通話路を完結する。
なお、これらの制御と同時にKB37中の表示
灯も制御され、各々対応するものが点灯するもの
となつている。
たゞし、FAX6が接続された場合は、後述の
とおり、外線22からの着信に際し、FAX6が一
定時間の不応答、および、一定回数の着信々号に
対する不応答状態のいずれかを継続したときにの
み、ST41〜4nにおいて外線着信音による着信
表示が行なわれる。
第2図は、LIF11の詳細を示すブロツク図で
あり、外線2に対し、直流ループ閉成用のリレー
接点l0,l1、および、ダイヤル信号送出切替用の
リレー接点dSを介し、トランジスタ等による高イ
ンピーダンスかつ所定の直流抵抗値を呈する終端
回路(以下、TEC)41が接続されていると共
に、これの両端には、直流阻止用のコンデンサ
C1を介し、線路変成器LTが接続されており、こ
れらを介して外線2とTSW12との間の音声信
号授受が行なわれる。
また、接点dSを介しては、パルス信号または
MF信号によるダイヤル信号の送出を行なうダイ
ヤル信号送出回路(以下、DSC)42が接続さ
れるものとなつており、接点l0,l1の外線2側に
は、抵抗器R1およびコンデンサC2を介し、着信
検出回路(以下、RDT)が橋絡接続され、これ
によつて、外線2かの着信々号を検出し、検出々
力をCPU14へ与えるものとなつている。
したがつて、着信に応ずるRDT43の検出々
力、または、ST4の外線捕捉操作に応じ、CPU
14がリレーLを駆動すると、接点l0,l1がオン
となり、接点dSを介してTEC41により直流ル
ープの閉成がなされたうえ、ST4からの発信時
には、CPU14がST4のダイヤル発信操作に応
じてリレーDSの駆動およびDSC42の制御を行
なうため、DSC42により直流ループの閉成が
継続されると共に、ダイヤル信号の送出が行なわ
れる。
第3図は、外線2からの着信時にCPU14が
行なう制御状況のフローチヤートであり、あらか
じめ、特定のST4、例えばST41のKB37によ
る登録操作により、当該外線2の接続端子tへ
FAX6が接続されていることの登録がなされ、
このデータがRAM16へ格納されるものとなつ
ており、このデータを参照して制御が行なわれ
る。
すなわち、RDT43の検出々力に応じ「着信
あり?」101がY(YES)となれば、RAM16中
のデータにより「FAX接続?」102を判断し、こ
れのYを前提としてCPU14中へ構成したタイ
マーまたはカウンタにより「一定時間経過or着
信々号一定回数?」103を判定のうえ、これがN
(NO)の間は、「外線表示灯点滅」111により、
各ST41〜4nの対応する外線表示灯を点滅させ、
いずれかのST4における当該外線に対する捕捉
操作による「ST外線捕捉操作?」112をチエツク
し、これがNであれば、LPS17の検出々力に基
づき「FAX自動応答?」121を判断し、これもN
のときは、RDT43の検出々力にしたがい「着
信継続?」122をチエツクした後、これのYに応
じてステツプ102以降を反復する。
また、ステツプ102がNのとき、ステツプ103が
Yとなれば、ステツプ111と同じく各ST41〜4n
の「外線表示灯点滅」131を行なうと共に、「外線
着信音送出」132を各ST41〜4nにおいて行な
い、可聴音による外線着信表示を行なつたうえ、
いずれかのST4がオフフツクにより応答し、
「STオフフツク?」133がYとなるのにしたがい、
当該ST4を着信外線2へ自動的に接続してから
「応答処理」141へ移行する。
なお、ステツプ133がYとならない間に、ステ
ツプ112または121がYとなつても、ステツプ141
へ移行し、ステツプ121のYに応じては、ステツ
プ141により各ST4の着信外線2に対する接続を
禁止するのに対し、ステツプ112,133のYによる
ときは、ステツプ141により当該ST4を着信外線
2へ接続する。
したがつて、FAX6を接続した場合は、着
信々号の到来が継続し、例えば12secの一定時間
または4回の一定回数まで着信々号が到来する間
にFAX6において応答がなされなければ、各ST
1〜4nのスピーカから外線着信音の放出が行な
われ、これに応ずるオフフツクにより着信外線の
自動捕捉がなされ、着信応答通話が自在となる。
これに対し、FAX6が自動受信状態であれば、
着信々号の到来が継続するのに応じ、一定時間中
または一定回数の着信々号到来中にFAX6が自
動応答を行なうため、各ST41〜4nの外線表示
灯が点滅するのみとなり、外線着信音の放出が行
なわれない。
なお、この間に、いずれかのST4において外
線ボタンを操作し、着信外線の捕捉操作を行なえ
ば、着信応答通話が自在となる。
したがつて、FAX6の自動受信設定処何によ
り、または、FAX6の接続有無に応じ、当該外
線を着信応答通話に使用することが自在となり、
少ない回線数の外線を有効に運用することができ
る。
たゞし、LPS17としては、リレー等を用いて
もよく、接続端子t1,t2の双方へFAX6を各個に
接続しても同様であり、FAX6の代りに自動応
答機能を有する他の端末装置を用いることもでき
る。
また、第3図においては、ステツプ102の判断
をST41からの登録操作によらず、スイツチ等に
よる設定、または、特定外線の固定的な設定に基
づくものとしてもよく、ステツプ111を話中表示
とし、あるいは、特殊表示とし、かつ、ステツプ
112を省略し、ST4による応答を禁止するものと
してもよい等、種々の変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれ
ば、FAX等との共用外線を着信応答通話にも使
用できるものとなり、外線の有効な運用が実現す
るため、特に収容外線の回数数が少ない各種のボ
タン電話装置において顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は全構成の
ブロツク図、第2図はLIFのブロツク図、第3図
は外線からの着信時における制御状況のフローチ
ヤートである。 1……KSU(主装置)、21,22……外線、41
〜4n……ST(ボタン電話機)、6……FAX(フア
クシミリ装置)、111,112……LIF(外線イン
ターフエイス)、14……CPU(プロセツサ)、1
1,172……LPS(ループ監視回路)、43……
RDT(着信検出回路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主装置に複数の外線を収容すると共に、該外
    線からの着信を検出する着信検出手段を備え、該
    着信検出手段の検出出力に基づき前記主装置へ接
    続されたボタン電話機により外線着信表示を行う
    ボタン電話装置において、前記主装置に収容した
    所定の外線にブランチ接続された自動応答機能付
    端末装置用の接続端子と、該接続端子に通ずるル
    ープ電流を監視し前記端末装置の着信に対する応
    答を検出するループ監視手段と、前記着信検出手
    段およびループ監視手段の各検出出力に基づき前
    記接続端子へ接続された前記端末装置による一定
    時間の不応答および一定回数の着信信号に対する
    不応答のいずれかを判定する不応答判定手段と、
    該不応答判定手段の判定出力に応じ前記ボタン電
    話機において不聴音による外線着信表示を行う着
    信表示制御手段とを前記主装置に設けたことを特
    徴とするボタン電話装置。
JP61104897A 1986-05-09 1986-05-09 ボタン電話装置 Granted JPS62262557A (ja)

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JPH08186658A (ja) * 1994-12-28 1996-07-16 Nec Corp 情報ターミナル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59181870A (ja) * 1983-03-31 1984-10-16 Ricoh Co Ltd 回線切替装置
JPS60120648A (ja) * 1983-12-02 1985-06-28 Nec Corp フアクシミリ自動応答方式

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