JP2757384B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP2757384B2
JP2757384B2 JP63212948A JP21294888A JP2757384B2 JP 2757384 B2 JP2757384 B2 JP 2757384B2 JP 63212948 A JP63212948 A JP 63212948A JP 21294888 A JP21294888 A JP 21294888A JP 2757384 B2 JP2757384 B2 JP 2757384B2
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telephone
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line
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義春 鈴木
美行 薦田
欣也 岩本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は一般に電話機を使用することができる電話装
置に関するものである。
[従来の技術] 従来、交換機能を持った電話装置には内線電話機とし
てその電話装置の主装置に応じて設計された専用電話機
が使用されている。
しかし、かかる従来例ではデザイン、機能等をユーザ
が自由に選択できないという不満があったため、一般市
販の電話機を自由にユーザの好みに応じて接続できる電
話装置も提供されている。
この電話装置は電話機としての基本機能を持つ一般市
販の電話機でも接続できるようにするため、電話局に接
続されている外線からの呼び出しも、内線同士の通話の
為の呼び出しも、或はドアホン子器からの呼び出しも総
て電話機のベルのみで報知する必要があった。
そこで電話装置ではこれら呼び出しを区別するために
ベルの鳴動周期、時間などを変えていたが、実際にベル
の鳴動音を聞いてみると区別が難しいという問題があっ
た。
そのためこのような問題点を考慮した第4図に示すよ
うな電話装置が提供されている。
この電話装置は主装置1と、電話コンセント2とを内
線3及び信号線4からなる内部線を介して接続を接続
し、外線5からの呼び出し時には電話コンセント2のモ
ジュラジャック6を通じて内線3に接続されている一般
市販の電話機7のベルを鳴動させ、外線5からの呼び出
し以外の呼び出し時には主装置1から呼び出し音信号を
信号線4を通じて電話コンセント2に送出して電話コン
セント2に設けてあるスピーカ8で報知するようにして
おり、内線呼び出し時には例えばブザー音を、ドアホン
子器9からの呼び出し時には例えばチャイム音を発鳴さ
せることにより夫々の呼び出しを区別できるようにし、
識別性を高めていた。
この第4図図示の従来例の動作を更に詳しく説明する
と、次のようになる。
例えばドアホン子器9からの呼び出しがあると、ドア
ホンインターフェース10を介してCPUからなる演算制御
回路11に呼び出し信号が入る。この呼び出し信号が入る
と演算制御回路11は呼出音送出回路12及び信号線4を介
して電話コンセント2のスピーカ8にチャイム音に対応
した呼び出し音信号を送出し、スピーカ8からチャイム
音を発鳴させる。
また外線5からの呼び出しがあった場合には通話制御
回路13を通じて外線5を内線3に接続し、各電話コンセ
ント2に接続されている電話機7のベルを鳴動させるの
である。
更に電話コンセント2を通じて内線5に接続されてい
る電話機7同士の通話のための内線呼び出しがあった場
合には演算制御回路11はこれを検出して呼出音送出回路
12を制御し、ブザー音の呼び出し音信号を呼出音送出回
路12から呼び出しを受けた内線5に対応する信号線4を
介して電話コンセント2に送出し、当該電話コンセント
2のスピーカ8よりブザー音を発鳴させる。
このようにして呼び出し元に応じた呼び出し音の報知
により識別ができることなっている。
尚第5図は電話コンセント2の内線回路を示してお
り、信号線4には音量調整用可変抵抗器VRを通じてスピ
ーカ8を接続してある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら第4図従来例には次のような問題点があ
った。つまり内線3からの呼び出し、或は外線5の転送
時には電話コンセント2のスピーカ8によるブザー音の
発鳴だけで、電話機7のベルの鳴動がないため、ファク
シミリなど外線5からの着信信号が一定時間継続すると
自動応答する端末機を起動させることができなかった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは呼び出しの種類に応じた呼び出し音を
電話コンセントのスピーカから発鳴させることができ、
しかもファクシミリなどが外線着信信号に自動応答する
端末機を接続している場合には当該端末機を外線転送や
内線呼び出し時に起動させることができ電話装置を提供
するにある。
[課題を解決する手段] 本発明は外線からの着信があると内線に接続してある
電話機と外線との通話路を、内線に接続して電話機から
内線呼び出しがあると内線電話機同士の通話路の夫々形
成し、内線呼び出し時等の呼び出し音信号を信号線を介
して送出する主装置と、主装置からの内線に対して電話
機等の端末機を接続する接続手段と、主装置からの信号
線に接続され呼び出しの種別に応じた音色の呼び出し音
信号を報知するスピーカとから少なくとも構成される電
話コンセントとからなり、外線からの呼び出し時以外の
呼び出し時には主装置から上記呼び出し音信号を信号線
を介して電話コンセントに送出して上記スピーカより報
知させる電話装置において、ファクシミリ等外線着信信
号に自動応答する端末機を上記接続手段により接続した
電話コンセントに対応する内線番号を特定し、この特定
の内線番号に対する内線呼び出しがあると、外線着信信
号に類似する交流信号を主装置から上記特定の内線番号
に対応する内線に重畳送出するものである。
[作用] 而して外線からの呼び出し時以外の呼び出し時には主
装置から呼び出し音信号を信号線を介して電話コンセン
トに送出して上記スピーカより報知させる。またフォク
シミリ等外線着信信号に自動応答する端末機を接続した
電話コンセントに対応して設定した内線番号の内線呼び
出しを行った場合には外線着信信号により類似する交流
信号を上記特定の内線番号に対応する内線に主装置から
重畳送出し、当該内線番号に対応した電話コンセントに
接続してある自動応答型の端末機を起動させるのであ
る。
[実施例] 以下本発明を実施例により説明する。
第1図は本発明の実施例の主装置1の回路構成を示
し、第2図は実施例を使用したシステム全体の構成を示
しており、本実施例ではファクシミリ7a等外線着信信号
に自動応答する端末機を接続するための特定の電話コン
セント2aを設け、この電話コンセント2aに接続する内線
3aを演算制御回路11にて制御されるリレーRyの切り換え
接点r1にて外線着信信号に対応する16Hzの交流信号を発
生させる着信回路14と、通話制御回路13とに切り換え接
続するようになっている。
第3図は着信回路14の具体回路を示しており、発振器
14aからの16Hzの信号をトランジスタQ1で電圧増幅して2
10Vの信号を得、更にトランジスタQ2,Q3からなるエミッ
タフォロワー回路で電流増幅を行い、この210V(P-P)
方形波(AC75Vに相当する)の交流信号をリレーRyの切
り換え接点r1を通じて内線3aの2線T1,T2に重畳送出す
るようになっている。
而して今、外線5からファクシミリ7aに対応する着信
信号が受信されたとすると、まず通話制御回路13により
各内線3が外線5に接続され、呼び出し信号により各電
話コンセント2に接続されている電話機7のベルが鳴動
する。この鳴動でいずれかの電話機7のハンドセットを
取り上げられると、回線閉結が行われる。ここでハンド
セットを取り上げた人間がハンドセットから聞こえて来
る信号によりファクシミリの信号であると判定すると、
ファクシミリ7aを接続してある電話コンセント2aの特定
の内線3aに電話を転送することになる。
つまりハンドセットを取り上げた電話機7から内線3a
に対応する内線番号を発呼して内線呼び出しを行うので
ある。演算制御回路11は通信制御回路13を通じて特定の
内線番号のダイヤル信号が受信されると、呼出音送出回
路12を通じて通常の内線呼び出し時と同様にブザー音に
対応する呼び出し音信号を特定の内線3aに対応する信号
線4aを通じて電話コンセント2aへ送出し、電話コンセン
ト2aに設けてあるスピーカ8よりブザー音を発鳴させ、
同時にリレーRyをトランジスタQ0を介して駆動してその
切り換え接点r1をb接点からa接点に反転させ、切り換
え接点r1を通じて内線3aに発信回路14を接続し、210V
(P-P)の方形波からなる16Hzの交流信号を内線3aに重畳
させる。
従って内線3aに電話コンセント2aを通じて接続してあ
るファクシミリ7aは外線着信信号に相当する16Hzを受信
して一定時間後に自動応答することになる。
その後ハンドセットを取り上げた電話機7においてハ
ンドセットを元に戻すと、このオンフックを通話制御回
路13を通じて検出した演算制御回路11ではリレーRyを元
の状態に復帰させてその切り換え接点r1をb接点側に戻
し、内線3aを通話制御回路13を通じて外線5を接続さ
れ、ファクシミリ7aにおいて外線5からのファクシミリ
の送信信号を受信することなる。
[発明の効果] 本発明は、外線からの呼び出し時以外の呼び出し時に
は主装置から呼び出し音信号を信号線を介して電話コン
セントに送出して上記スピーカより報知させるので、呼
び出し音の識別性を高める機能を従来と同様に持つこと
ができ、しかもファクシミリ等外線着信信号に自動応答
する端末機を接続した電話コンセントに対応して設定し
た内線番号を特定し、この特定の内線番号に対する内線
呼び出しがあると、外線着信信号に類似する交流信号を
上記特定の内線番号に対応する内線に主装置から重畳送
出するので、特定の内線番号を呼び出すと、当該内線番
号に対応した電話コンセントに接続してある自動応答型
の端末機を起動させることができ、従ってファクシミリ
等の自動応答型の端末機を接続することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の主装置の回路構成図、第2
図は同上を使用したシステムの全体構成図、第3図は同
上の使用の発信回路、第4図は従来例の主装置の回路構
成図、第5図は同上に使用する電話コンセントの回路構
成図である。 1は主装置、2,2aは電話コンセント、3,3aは内線、4,4a
は信号線、5は外線、6はモジュラージャック、7は電
話機、7aはファクシミリ、8はスピーカ、11は演算制御
回路、12は呼出音送出回路、13は通話制御回路、14は発
信回路、Ryはリレー、r1は切り換え接点である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 欣也 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−244154(JP,A) 特開 昭60−149254(JP,A) 特開 昭60−196057(JP,A) 実開 昭62−53851(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線からの着信があると内線に接続してあ
    る電話機と外線との通話路を、内線に接続した電話機か
    ら内線呼び出しがあると内線電話機同士の通話路を夫々
    形成し、内線呼び出し等の呼び出し音信号を信号線を介
    して送出する主装置と、主装置からの内線に対して電話
    機等の端末機を接続する接続手段と、主装置からの信号
    線に接続され呼び出しの種別に応じた音色の呼び出し音
    信号を報知するスピーカとから少なくとも構成される電
    話コンセントとからなり、外線からの呼び出し時以外の
    呼び出し時には主装置から上記呼び出し音信号を信号線
    を介して電話コンセントに送出して上記スピーカより報
    知させる電話装置において、ファクシミリ等外線着信信
    号に自動応答する端末機を上記接続手段により接続した
    電話コンセントに対応する内線番号を特定し、この特定
    の内線番号に対する内線呼び出しがあると、外線着信信
    号に類似する交流信号を主装置から上記特定の内線番号
    に対応する内線に重畳送出することを特徴とする電話装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149254A (ja) * 1984-01-13 1985-08-06 Matsushita Electric Works Ltd 情報伝送システム
JPS60196057A (ja) * 1984-03-19 1985-10-04 Fujitsu Daiichi Tsushin Softwear Kk 着信端末ト−ン指定制御方式
JPS61244154A (ja) * 1985-04-23 1986-10-30 Nec Corp 端末識別番号付与方式

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