JPH05132566A - ジオルガノポリシロキサンミクロエマルジヨンの製造方法 - Google Patents

ジオルガノポリシロキサンミクロエマルジヨンの製造方法

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JPH05132566A
JPH05132566A JP32534691A JP32534691A JPH05132566A JP H05132566 A JPH05132566 A JP H05132566A JP 32534691 A JP32534691 A JP 32534691A JP 32534691 A JP32534691 A JP 32534691A JP H05132566 A JPH05132566 A JP H05132566A
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diorganopolysiloxane
microemulsion
molecular weight
water
particle size
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Noriyuki Meguriya
典行 廻谷
Masanori Sudo
雅則 須藤
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は粒子径が小さく、安定性のすぐれ
ていることから、化粧品、医薬品、繊維処理剤などとし
て有用とされる、ジオルガノポリシロキサンミクロエマ
ルジョンの製造方法の提供を目的とするものである。 【構成】 本発明によるジオルガノポリシロキサンミ
クロエマルジョンの製造方法は、低分子量ジオルガノポ
リシロキサン、有機スルホン酸および/または有機硫
酸、アニオン性界面活性剤および水の混合物を30〜100
℃の温度で加熱撹拌したのち中和して、平均粒径が 0.1
μm 以下で数平均分子量が10,000以上であるジオルガノ
ポリシロキサンの液滴を有する透明な水中油型ミクロエ
マルジョンを得ることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジオルガノポリシロキサ
ンミクロエマルジョンの製造方法、特には粒子径が非常
に小さいことから高滲透性であり、安定性がすぐれてい
ることから、化粧品、医薬品、繊維処理剤として有用と
されるジオルガノポリシロキサンミクロエマルジョンの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高粘度のジオルガノポリシロキサンのエ
マルジョンの製造方法については乳化重合法が知られて
おり、これについてはジメチルポリシロキサンに界面活
性剤を添加し、これを水溶性重合触媒の存在下に重合さ
せる方法が公知とされている(米国特許第2,891,920 号
明細書参照)が、このエマルジョンは時間の経過ととも
に安定性がわるくなってミルク状になったり、外観が不
透明なものになるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】また、これについては
ポリジメチルシロキサン、水および特殊な乳化剤を混合
してミクロエマルジョンを作ることも知られている(米
国特許第3,975,294 号、第4,052,331 号明細書)が、こ
れにはオルガノポリシロキサンが最高で15重量%、必要
とされる界面活性剤がオルガノポリシロキサン 100重量
部当り約200 〜1,000 重量部とされるという不利があ
り、環状シロキサンと界面活性剤および水とからなる前
駆物質エマルジョンを乳化重合触媒含有水溶液中に徐々
に滴下するという方法(特開昭62-141,029号公報参照)
には滴下時間、温度の管理に細心の注意が必要とされる
ために工程管理が複雑になるという不利がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不利
を解決したジオルガノポリシロキサンミクロエマルジョ
ンの製造方法に関するものであり、これは低分子量ジオ
ルガノポリシロキサン、有機スルホン酸および/または
有機硫酸、アニオン性界面活性剤および水の混合物を、
30〜100 ℃の温度で加熱撹拌したのち中和して、平均粒
径が 0.1μm 以下で数平均分子量が10,000以上であるジ
オルガノポリシロキサンの液滴を有する透明な水中油型
ミクロエマルジョンを得ることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明者らは
平均粒径が 0.1μm 以下で透明なジオルガノポリシロキ
サンのミクロエマルジョンの製造方法を開発すべく種々
検討した結果、これについては適切な重合触媒、界面活
性剤の種類、量を選択すれば目的とするミクロエマルジ
ョンの得られることを見出し、この重合触媒としては有
機スルホン酸および/または有機硫酸を、またこの界面
活性剤としてはアニオン性の界面活性剤を使用し、この
反応を30〜100 ℃での加熱撹拌を行ない、中和すれば目
的とするジオルガノポリシロキサンのエマルジョンの得
られることを確認して本発明を完成させた。以下にこれ
をさらに詳述する。
【0006】
【作用】本発明はジオルガノポリシロキサンミクロエマ
ルジョンの製造方法に関するもので、これは低分子量ジ
オルガノポリシロキサン、有機スルホン酸および/また
は有機硫酸、アニオン性界面活性を30〜100 ℃で加熱撹
拌し、中和するというものであり、これによれば平均粒
径が 0.1μm 以下で数平均分子量が10,000以上である液
滴をもつ透明な水中油型ミクロエマルジョンが得られ
る。
【0007】本発明によるジオルガノポリシロキサンミ
クロエマルジョンの製造は、低分子ジオルガノポリシロ
キサンと、重合触媒としての有機スルホン酸および/ま
たは有機硫酸、アニオン性界面性活性剤および水の混合
物を加熱反応させるものである。
【0008】ここに使用される低分子量のジオルガノポ
リシロキサンの代表例は式
【化1】 で示され、n が3〜10である環状ジメチルポリシロキサ
ンとされるが、これは1種でも2種以上の組合せでもよ
く、これはまたこれに分子鎖両末端が水酸基で封鎖され
ている直鎖状のジメチルポリシロキサンを少量併用して
もよい。なお、この低分子量オルガノポリシロキサンに
ついては、これにジメチルジメトキシシラン、トリメチ
ルメトキシシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチ
ルクロロシランのような加水分解性基を有するシラン類
やヘキサメチルジシロキサンなどを添加してもよい。
【0009】また、本発明で使用される重合触媒は上記
した有機スルホン酸および/または有機硫酸とされる
が、この有機スルホン酸としてはアルキル基が炭素数6
〜18である直鎖状または分岐状の炭素連鎖をもつアルキ
ルベンゼンスルホン酸、アルキルナフタレンスルホン
酸、アルキルスルホン酸から選ばれるものが例示される
が、これは特にはドデシルベンゼンスルホン酸が好まし
いものとされ、この有機硫酸としてはラウリル硫酸など
が例示される。
【0010】なお、この重合触媒の配合量は低分子量ジ
オルガノポリシロキサン100 重量部に対して10重量部未
満では低分子シロキサンの重合は行なえてもミクロエマ
ルジョンを得ることができないし、100 重量部より多く
するとコスト高となるので、10〜100 重量部の範囲とす
ればよい。
【0011】つぎに、ここに使用されるアニオン性界面
活性剤としてはラウリル硫酸ナトリウムなどのアルキル
硫酸塩、ノニルフェニルスルホン酸ナトリウムなどのア
ルキルスルホン酸塩、アルキル基が炭素数6〜18の直鎖
状または分岐状の炭素連鎖であるポリオキシエチレン鎖
の重合度が1〜20であるポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカ
ルボン酸、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸
塩から選択されるものとされるが、これはとくには分岐
状アルキル基をもつポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル硫酸塩が好ましいものとされる。
【0012】なお、このアニオン性界面活性剤の配合量
は低分子量オルガノポリシロキサン100 重量部に対して
10部未満ではミクロエマルジョンが得られないし、100
重量部より多くしてもミクロエマルジョンを得ることは
できるけれどもこれは特性上、コスト面からは少ないほ
うが好ましいので、10〜 100重量部の範囲とすればよ
い。
【0013】本発明によるジオルガノポリシロキサンミ
クロエマルジョンの製法は上記したジオルガノポリシロ
キサン、重合触媒、アニオン性界面活性剤および水の所
定量の混合物を加熱撹拌し、中和することによって得る
ことができるが、この混合物におけるa)ジオルガノポリ
シロキサンとb)重合触媒とアニオン性界面活性剤との配
合比a)/b)が3以上であるとミクロエマルジョンを得る
ことが難しく、これは1未満であるとシロキサンの特徴
を出すことが難しくなるので、これは1〜3の範囲とす
ることがよい。
【0014】この混合物を作るときの各成分の配合順序
はどのようにしてもよいけれども、この加熱については
30℃未満では重合速度が極めて遅くなり、100 ℃より高
くすると水系のため加圧装置が必要となるので、これは
30〜100 ℃とするこが必要とされる。また、この加熱撹
拌による重合後、このものは中和することが必要とされ
るが、この中和はこれにNaOH、KOH などの金属水酸化
物、ピリジン、トリエチルアミン、トリエタノールアミ
ンなどのアミン化合物を添加して行えばよい。
【0015】前記した低分子量オルガノポリシロキサン
と重合触媒およびアニオン性界面活性剤とからなる混合
物は上記したように処理することによってジオルガノポ
リシロキサンのミクロエマルジョンとなり、このミクロ
エマルジョンは平均粒径が 0.1μm 以下で数平均分子量
が10,000以上である液滴を有する透明な水中油型のもの
となるが、このものはオルガノポリシロキサンの含量が
10〜約35重量%のものとなる。なお、このオルガノポリ
シロキサンの含量については10%以下に調整することも
可能であるが、これについては高含量のものが望まれる
ことから10%以上のものとすることがよいし、30%以上
になると粘度が急に上がり、35%以上では実用に適さな
くなるので10〜35%となるようにすればよい。
【0016】また、このようにして得られたジオルガノ
ポリシロキサンのミクロエマルジョンについては、その
透明性を向上させるために多価アルコール、例えばグリ
セリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトールなどを5〜30重量%加えてもよく、これ
らの添加は前記した混合物の重合前、重合中、重合後、
中和後のいずれでもよく、これによればより透明性の高
いミクロエマルジョンが得られる。
【0017】
【実施例】つぎに本発明の実施例、比較例をあげるが、
平均粒径、平均分子量は下記の方法による測定値を示し
たものである。 (平均粒径)Sabmicron Particle analyzer Coalter Mo
del N4(米国コールター社製)を用いて測定した。 (平均分子量)ミクロエマルジョンを破壊して相を分離
したのち、ゲル滲透クロマトグラフィー(GPC)を用
いて測定したが、最終ミクロエマルジョンにおけるオル
ガノポリシロキサンはすべて少なくとも10,000の数平均
分子量を有していた。
【0018】実施例1 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸(以下DBSAと略記する)30g 、ポ
リオキシエチレントリデシルエーテル硫酸ナトリウム塩
・Newcol 1305SN 〔日本乳化剤(株)製商品名〕30g お
よび水340gを混合したが、これはa)ジオルガノポリシロ
キサンとb)重合触媒+界面活性剤の配合比a)/b)が1.67
というものであった(以下a)/b)はこの意味である)。
ついでこれを80℃で5時間加熱撹拌したところ、透明な
エマルジョンが得られたので、これにトリエタノールア
ミン16.5g を加え、5分間撹拌して中和し、このものの
平均粒子径および分子量を測定したところ、このものは
平均粒子径が 0.073μm であり、2週間経た時点でも外
観、粒子径に殆ど変化はなく、このものの数平均分子量
は22,000であった。
【0019】実施例2 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)30g、Newcol 1305SN (前出)30g および水30g
を混合し、ホモミキサーでW/O型からO/W型に転相
させ、310gの水で希釈して粗エマルジョンとしたのち、
これを80℃で5時間加熱撹拌したところ、透明なエマル
ジョンが得られたので、これにトリエタノールアミン1
6.5g を加え5分間撹拌して中和し、得られたミクロエ
マルジョンについての平均粒子径、分子量を測定したと
ころ、粒子径は 0.081μmでジオルガノポリシロキサン
の平均分子量は20,000であった。
【0020】比較例1 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)60gおよび水340gを実施例2と同様の方法で乳
化重合し、トリエタノールアミンで中和したところ、均
一なエマルジョンが得られたが、このものの平均粒子径
は 0.120μm でこれは白濁したものであった。
【0021】比較例2 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)30g、ポリオキシエチレントリデシルエーテル
・Newcol 1310 〔日本乳化剤(株)製商品名〕30g およ
び水340gを混合し、これらを実施例2と同様の方法で重
合したところ、均一なエマルジョンが得られたが、この
ものは平均粒子径が 0.110μm の白濁したものであっ
た。
【0022】実施例3 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)30g、Newcol 1305SN (前出)30g および水340
gを混合し、( a)/b)=1.67 )、70℃で8時間加熱撹拌
したのち、トリエタノールアミン16.5g を加えて中和し
たところ、ミクロエマルジョンが得られたが、このもの
は平均粒子径は 0.085μm でオルガノポリシロキサンの
平均分子量が24,000である透明なものであった。また、
上記の混合物を60℃で24時間加熱撹拌し、トリエタノー
ルアミン16.5gで中和したものは、平均粒子径が 0.083
μm で平均分子量が20,000である透明なミクロエマルジ
ョンであった。
【0023】実施例4 オクタメチルシクロテトラシロキサン125g、DBSA
(前出)30g、Newcol 1305SN (前出)35g および水310
gを混合し、( a)/b)=1.92 )、80℃で5時間加熱撹拌
したのち、トリエタノールアミン16.5g で中和したとこ
ろ、ミクロエマルジョンが得られたが、このものは平均
粒子径が 0.050μm で平均分子量がである透明なエマル
ジョンであった。なお、このオクタメチルシクロテトラ
シロキサンを150g、DBSA(前出)35g 、Newcol 130
5SN を40g 、水275gとしたほかは上記と同様に処理した
ところ、得られたミクロエマルジョンは平均粒子径が
0.061μm で平均分子量が19,000である透明なミクロエ
マルジョンとなった。
【0024】実施例5 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)25g、Newcol 1305SN (前出)25g および水350
gを混合し、( a)/b)=2.0 ) 、これを80℃で5時間加
熱撹拌したのち、トリエタノールアミン13.7g で中和し
たところ、ミクロエマルジョンが得られ、このものは平
均粒子径が 0.098μm でジオルガノポリシロキサンの平
均分子量が19,000である透明なエマルジョンであった。
【0025】比較例5 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)15g、Newcol 1305SN (前出)15g および水370
gを混合し、80℃で5時間加熱撹拌したのち、トリエタ
ノールアミン8.2gで中和したが、この場合にはa)/b)が
3.3 であるために得られたエマルジョンにおける平均粒
子径が 0.150μm の白濁したものとなった。
【0026】実施例6 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)30g、Newcol 1305SN (前出)30g 、水340gを
混合し( a)/b)=1.67 )、80℃で5時間加熱撹拌したの
ち、トリエタノールアミン16.5g を加え5分間撹拌して
中和したところ、ミクロエマルジョンが得られ、このも
のは平均粒子径が 0.073μm でジオルガノポリシロキサ
ンの平均分子量は24,000である透明なエマルジョンであ
ったが、このものについてヘイズメーター(東洋精機社
製)で光透過率を測定したところ、53.8%であったの
で、上記における混合物における水340gをグリセリン75
g 、水265gとしたほかは上記と同じようにしてミクロエ
マルジョンを作ったところ、このものは平均粒子径が
0.065μm であり、光透過率は78.0%となった。
【0027】実施例7 オクタメチルシクロテトラシロキサン100g、DBSA
(前出)30g、Newcol 1305SN (前出)30g および水265
gを混合し( a)/b)=1.67 )、80℃で5時間加熱撹拌し
たのち、これにグリセリン75g を加え5分間撹拌して透
明性のよいミクロエマルジョンを作り、つづいてトリエ
タノールアミン16.5gを加えて中和したものについて粒
子径、分子量を測定したところ、このものは平均粒子径
が 0.058μm 、平均分子量が25,000で、この光透過率は
78.2%であった。
【0028】実施例7におけるグリセリンをポリエチレ
ングリコール75g としたほかは実施例7と同様に処理し
てミクロエマルジョンを作ったところ、粒子径が 0.070
μmで光透過率が69.1%のものが得られた。
【0029】
【発明の効果】本発明はジオルガノポリシロキサンミク
ロエマルジョンの製造方法に関するものであり、これは
前記したように低分子量ジオルガノポリシロキサン、有
機スルホン酸および/または有機硫酸、アニオン性界面
活性剤および水の混合物を30〜100 ℃の温度で加熱撹拌
したのち中和して、平均粒径が 0.1μm 以下で数平均分
子量が10,000以上であるジオルガノポリシロキサンの液
滴を有する透明な水中油型ミクロエマルジョンを得るこ
とを特徴とするものであるが、これによれば粒子径が非
常に小さいことから高滲透性であり、安定性がすぐれて
いることから、化粧品、医薬品、繊維処理剤として有用
とされる、ジオルガノポリシロキサンのミクロエマルジ
ョンを容易に、かつ確実に得ることができるという有利
性が与えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08G 77/06 NUB 8319−4J D06M 13/507 // C08L 83:04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低分子量ジオルガノポリシロキサン、有機
    スルホン酸および/または有機硫酸、アニオン性界面活
    性剤および水の混合物を30〜 100℃の温度で加熱撹拌し
    たのち中和して、平均粒径が 0.1μm 以下で数平均分子
    量が10,000以上であるジオルガノポリシロキサンの液滴
    を有する透明な水中油型ミクロエマルジョンを得ること
    を特徴とするジオルガノポリシロキサンミクロエマルジ
    ョンの製造方法。
  2. 【請求項2】工程中において多価アルコールが添加され
    る請求項1に記載したジオルガノポリシロキサンミクロ
    エマルジョンの製造方法。
  3. 【請求項3】a)低分子量ジオルガノポリシロキサンとb)
    有機スルホン酸および/または有機硫酸+アニオン性界
    面活性剤との配合比a)/b)が1〜3とされる請求項1ま
    たは2に記載したジオルガノポリシロキサンミクロエマ
    ルジョンの製造方法。
JP32534691A 1991-11-13 1991-11-13 ジオルガノポリシロキサンミクロエマルジヨンの製造方法 Pending JPH05132566A (ja)

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