JPH05131886A - エアバツグ装置のモジユールカバー取付構造 - Google Patents

エアバツグ装置のモジユールカバー取付構造

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JPH05131886A
JPH05131886A JP3294273A JP29427391A JPH05131886A JP H05131886 A JPH05131886 A JP H05131886A JP 3294273 A JP3294273 A JP 3294273A JP 29427391 A JP29427391 A JP 29427391A JP H05131886 A JPH05131886 A JP H05131886A
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JP
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module cover
retainer
piece
airbag
air bag
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Yoshikazu Nakayama
芳和 中山
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Takata Corp
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    • B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together

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  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モジュールカバーの位置決めを容易にし、エ
アバッグ装置の組み立て効率を高める。 【構成】 モジュールカバー１８の脚片部１８ａの先端
に係止部としてフック部３０が設けられている。このフ
ック部３０は、モジュールカバー１８の内側に向って突
出するものであり、リテーナ１０の起立片１６の先端面
に係止可能である。また、脚片部１８ａのうち起立部１
６と重なり合う面には凸部３１が設けられており、起立
部１６にはこの凸部３１が入り込む開口３２が設けられ
ている。 【効果】 組立工程においてモジュールカバーがリテー
ナに対し仮止めされた構造となるので、エアバッグ装置
の組み立てがきわめて容易に行なえるようになり、組立
作業効率が格段に向上する。また、モジュールカバーが
リテーナに対し係止されることにより、エアバッグ装置
が作動してモジュールカバーが開裂した際の該モジュー
ルカバーとリテーナとの結合強度も高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は車両の衝突時等に展開し
て乗員の保護を行なうエアバッグ装置に係り、特に組立
工程においてエアバッグを被うモジュールカバーの組み
付けが容易となるように改良されたモジュールカバーの
取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】エアバッグ装置にあっては、リテーナと
称される取付板に折畳み状態のエアバッグが取り付けら
れると共に、このエアバッグをモジュールカバーにて被
っている。該モジュールカバーは同様にリテーナに取り
付けられると共に、エアバッグ展開時に開裂を開始する
テアライン（脆弱線状部）が設けられている。
【０００３】さらに、このリテーナには直接に又は適宜
の取付部材を介してインフレータが取り付けられてお
り、車両衝突時等に該インフレータがガスを放出し、エ
アバッグを急速に展開させる。
【０００４】この種の従来のエアバッグ装置について第
７、８図を参照して説明する。
【０００５】第７図において、リテーナ１０はエアバッ
グ１２が取り付けられる平板部１４と、該平板部１４の
縁部から乗員と反対方向に起立する起立片１６よりなる
モジュールカバー取付部とを有している。エアバッグ１
２は折畳まれた状態にてモジュールカバー１８に被われ
ている。モジュールカバー１８の基端側の脚片部１８ａ
は前記起立片１６に対し重ね合わされ、その外側からプ
レート２１が重ね合わされている。これらプレート２
１、脚片部１８ａ及び起立片１６を貫通するリベット２
０により脚片部１８ａがリテーナ１０に対し固着されて
いる。
【０００６】２２はインフレータであり、前記平板部１
４に穿設された開口２４からエアバッグ１２内に上端側
が入り込むようにしてリテーナ１０に固着されている。
２６はリングと称されるエアバッグ取付部材であり、該
リング２６と平板部１４の開口２４の縁部との間でエア
バッグ１２の開口縁部を挟持し、これによってエアバッ
グ１２がリテーナ１０に固定されている。２８は前記モ
ジュールカバー１８に設けられたテアラインである。
【０００７】このように構成されたエアバッグ装置にお
いて、車両の衝突等に伴なってインフレータ２２が作動
されると、多量のガスが急速に該インフレータ２２から
噴出され、エアバッグ１２が展開を開始する。そして、
エアバッグ１２の展開に伴なって第８図に示す如くモジ
ュールカバー１８がテアライン２８に沿って開裂し、エ
アバッグ１２は車両室内に急速に展開し、乗員の保護を
行なう。
【０００８】従来のエアバッグ装置を製作する場合にあ
っては、リテーナ１０にエアバッグ１２を固着した後、
エアバッグ１２を小さく折り畳み、リテーナ１０の上に
折り畳まれたエアバッグ１２が載った状態とする。次
に、このエアバッグ１２を飲み込むようにエアバッグ１
２の上方からモジュールカバー１８を被せ、モジュール
カバー１８の脚片部１８ａがリテーナ１０の起立片１６
と重なるまでモジュールカバー１８を押し被せる。この
状態でプレート２１を当て、リベット２０打ちしてモジ
ュールカバー１８を固着する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、この組立
に際してはモジュールカバー１８をエアバッグ１２に被
せた後、リベット打ち工程に送り、エアバッグ１２を押
し縮めた状態で脚片部１８ａをリベット２０打ちするの
であるが、押し縮めたエアバッグ１２から反発力を受け
るため、モジュールカバー１８から手を離すとモジュー
ルカバー１８が浮き上る如くしてリテーナ１０から離反
してしまう。このため、モジュールカバーの被せ工程か
ら送られてきたものをリベット打ちするには、再度モジ
ュールカバー１８をリテーナ１０に押し被せる作業が必
要であり、作業効率が低いという問題があった。
【００１０】また、エアバッグの折り畳み工程からリベ
ット打ち工程へ送るときにモジュールカバーの外れがあ
ったり、全体として嵩ばったりするという問題もあっ
た。
【００１１】さらに、従来構造においては、プレート２
１の位置決めが行なわれないために、リベット２０打ち
の作業性が劣るという問題があった。
【００１２】
【課題を解決するための手段】請求項１のエアバッグ装
置のモジュールカバー取付構造は、エアバッグが取り付
けられる平板部及び該平板部から起立された起立片を備
えてなるリテーナに対しモジュールカバーを取り付けた
構造であって、該モジュールカバーは、該起立片に対し
重ね合わされた脚片部を有しており、該脚片部が該起立
片に対し固定取付されているエアバッグ装置のモジュー
ルカバー取付構造において、該脚片部のうち該起立片と
当接する面にモジュールカバー係止用の凸部を設けると
共に、該リテーナに該凸部が挿入される凹部又は開口を
設けたことを特徴とするものである。
【００１３】請求項２のエアバッグ装置のモジュールカ
バー取付構造は、エアバッグが取り付けられる平板部及
び該平板部から起立された起立片を備えてなるリテーナ
に対しモジュールカバーを取り付けた構造であって、該
モジュールカバーは、該起立片に対し重ね合わされた脚
片部を有しており、該脚片部にプレートが重ね合わさ
れ、該プレート、該脚片部及び該起立片を貫通する金具
により該脚片部が該起立片に固定取付されているエアバ
ッグ装置のモジュールカバー取付構造において、該プレ
ートと該脚片部との当接面のうち一方にプレート係止用
の凸部を設けると共に、他方に該凸部が挿入される凹部
又は開口を設けたことを特徴とするものである。
【００１４】請求項３のエアバッグ装置のモジュールカ
バー取付構造は、請求項１又は２のエアバッグ装置のモ
ジュールカバー取付構造において、前記脚片部の先端に
は、さらに、前記起立片の先端に係止されたフック部が
設けられていることを特徴とするものである。
【００１５】
【作用】請求項１のエアバッグ装置のモジュールカバー
取付構造にあっては、エアバッグを折り畳んだ後モジュ
ールカバーを被せると、該モジュールカバーの脚片部の
凸部がリテーナの起立片の凹部又は開口に係合するの
で、モジュールカバーから手を離しても、モジュールカ
バーがリテーナから外れない。
【００１６】請求項２のエアバッグ装置のモジュールカ
バー取付構造にあっては、脚片部又はプレートの凸部が
プレート又は脚片部の凹部又は開口に係合することによ
り、プレートの位置決めが行なわれる。
【００１７】請求項３のエアバッグ装置のモジュールカ
バー取付構造にあっては、脚片部の先端のフック部が起
立片の先端に係合するため、請求項１と同様に、モジュ
ールカバーとリテーナとの組み付け時におけるモジュー
ルカバーの外れが防止される。
【００１８】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。
【００１９】第１図は本発明の実施例に係るエアバッグ
装置の縦断面図、第２図はその組立工程の説明図であ
る。本実施例にあっては、モジュールカバー１８の脚片
部１８ａの先端に係止部としてフック部３０が設けられ
ている。このフック部３０は、モジュールカバー１８の
内側に向って突出するものであり、リテーナ１０の起立
片１６の先端面に係止可能である。また、脚片部１８ａ
のうち起立部１６と重なり合う面には凸部３１が設けら
れており、起立部１６にはこの凸部３１が入り込む開口
３２が設けられている。
【００２０】第２図に示す如く、モジュールカバー１８
をリテーナ１０に対し被せると、脚片部１８ａは第２図
（３）の如く外方に弾性的に反りながら起立片１６と摺
動し、第２図（４）及び第１図に示す如く遂には凸部３
１が開口３２に嵌合すると共に、フック部３０が起立片
１６の先端に係止した状態となる。
【００２１】このように凸部３１が開口３２と係合する
と共にフック部３０が起立片１６の先端に係止される
と、折り畳まれたエアバッグ１２がモジュールカバー１
８を押し上げようとしても、モジュールカバー１８はリ
テーナ１０から外れない。従って、エアバッグ１２の折
り畳み工程においてモジュールカバー１８を被せると、
リベット２０を打たない状態にあってもモジュールカバ
ー１８がリテーナ１０から外れない。
【００２２】この結果、このエアバッグ１２の折り畳み
工程からリベット打ち工程に送る間にモジュールカバー
１８が外れることは全くなく、しかもエアバッグ装置全
体としてコンパクトな荷姿にてリベット打ち工程に送ら
れるようになる。
【００２３】そして、リベット打ち工程においては、新
たにモジュールカバー１８を押し込んだりすることな
く、そのままリベット打ち装置にセットしてリベット２
０を打つことができるから、このリベット打ち作業効率
がきわめて高いものとなる。
【００２４】上記実施例では起立片１６に開口３２が設
けられているが、この代りに、第３図の如く凹部３３を
設けても良い。
【００２５】第４図は本発明の別の実施例を示す断面
図、第５図は同要部の分解斜視図である。本実施例で
は、脚片部１８ａのうちプレート２１と重なり合う面に
凸部３４が設けられ、プレート２１にはこの凸部３４が
入り込む開口３５が設けられている。
【００２６】かかる第４、５図の実施例では、凸部３４
と開口３５とを嵌合させることにより、プレート２１の
位置決めを行なうことができ、リベット２０打ちの作業
効率が高い。
【００２７】本実施例でも、脚片部１８ａにフック部３
０が設けられており、モジュールカバー１８がリテーナ
１０から外れることが防止される。
【００２８】第４、５図の実施例ではプレート２１に開
口３５を設けているが、その代りに、第６図の如く凹部
３６をプレート２１に設けても良い。また、第４、５図
の実施例と逆に、プレート２１に凸部を設け、凹部や開
口を脚片部１８ａに設けても良い。
【００２９】本発明では第１６図の如く、脚片部１８ａ
に凸部３１、３４の双方を設けても良い。
【００３０】上記実施例では凸部３１、３４が三角柱形
状となっているが、円柱形、直方体、立方体など各種形
状としうる。なお、第９〜１３図にその他の異形状の凸
部の一例を示す。
【００３１】第９図（１）〜（４）は先割れ型であって
かつ先端に側方張出部を有しており、開口に挿入された
ときにこの先端部が開口から突出し、側方張出部が開口
の縁部に掛止される凸部９１、９２を示している。な
お、凸部９１は先端からのスリットが凸部の基端まで達
しており、凸部９２は該スリットが凸部の途中にまで達
している。
【００３２】第１０図は先端が３つに割れた凸部１００
を示す先端側からみた正面図である。この場合も、スリ
ットは凸部１００の基端まで達していても良く、中途ま
で達していても良い。
【００３３】第１１図は砲弾状の凸部１１１、１１２を
示している。
【００３４】第１２図は、基端側が凹むことにより突出
方向の途中部に段部１２１Ａ、１２２Ａ、１２３Ａ、１
２４Ａ、１２５Ａ、１２６Ａが形成された凸部１２１、
１２２、１２３、１２４、１２５、１２６の斜視図であ
る。この段部１２１Ａ〜１２６Ａを開口の縁部に引掛け
ることにより、開口に挿入された凸部１２１〜１２６の
抜け出しが阻止される。
【００３５】なお、凸部としては、第１３図（１）、
（２）、（３）の如く爪状に切り起こした凸部１３１、
１３２、１３３であっても良く、第１４図の如く平行な
２条のスリットを入れ、両スリット間を波形に突き起し
た凸部１４０であっても良い。さらに、凸部としては、
第１５図の如く、絞り加工を施す如く裏から押圧して突
出させた形状の凸部１５０であっても良い。なお、第１
５図（２）は同（１）のII−II線断面図である。
【００３６】
【効果】以上の通り、本発明の請求項１、３のエアバッ
グ装置によると、その組立工程においてモジュールカバ
ーがリテーナに対し仮止めされた構造となるので、エア
バッグ装置の組み立てがきわめて容易に行なえるように
なり、組立作業効率が格段に向上する。また、モジュー
ルカバーがリテーナに対し係止されることにより、エア
バッグ装置が作動してモジュールカバーが開裂した際の
該モジュールカバーとリテーナとの結合強度も高められ
る。
【００３７】請求項２によると、モジュールカバー取付
用プレートをモジュールカバーに対し位置決めすること
ができ、エアーバッグ装置の組立作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１図は本発明の実施例を示す縦断面図であ
る。
【図２】第２図は第１図の装置の組立説明図である。
【図３】第３図は別の実施例を示す起立片の断面図であ
る。
【図４】第４図は異なる実施例を示す縦断面図である。
【図５】第５図は第４図の装置の分解斜視図である。
【図６】第６図はさらに異なる実施例のプレートの断面
図である。
【図７】第７図は従来例を説明する断面図である。
【図８】第８図は従来例のエアバッグ装置の作動時の断
面図である。
【図９】凸部９１、９２の斜視図である。
【図１０】凸部１００の正面図である。
【図１１】凸部１０１、１０２の斜視図である。
【図１２】凸部１２１〜１２６の斜視図である。
【図１３】凸部１３１、１３２、１３３を示す側面図で
ある。
【図１４】凸部１４０を示す斜視図である。
【図１５】凸部１５０の形状説明図であり、（１）図は
斜視図、（２）図は（１）図のII−II線に沿う断面図で
ある。
【図１６】別の実施例に係るエアバッグ装置を示す断面
図である。
【符号の説明】
１０ リテーナ １２ エアバッグ １４ 平板部 １６ 起立片 ２１ プレート ２２ インフレータ ３０ フック部 ３１ 凸部 ３２ 開口 ３３ 凹部 ３４ 凸部 ３５ 開口 ３６ 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エアバッグが取り付けられる平板部及び
    該平板部から起立された起立片を備えてなるリテーナに
    対しモジュールカバーを取り付けた構造であって、 該モジュールカバーは、該起立片に対し重ね合わされた
    脚片部を有しており、該脚片部が該起立片に対し固定取
    付されているエアバッグ装置のモジュールカバー取付構
    造において、 該脚片部のうち該起立片と当接する面にモジュールカバ
    ー係止用の凸部を設けると共に、 該リテーナに該凸部が挿入される凹部又は開口を設けた
    ことを特徴とするエアバッグ装置のモジュールカバー取
    付構造。
  2. 【請求項２】 エアバッグが取り付けられる平板部及び
    該平板部から起立された起立片を備えてなるリテーナに
    対しモジュールカバーを取り付けた構造であって、 該モジュールカバーは、該起立片に対し重ね合わされた
    脚片部を有しており、該脚片部にプレートが重ね合わさ
    れ、該プレート、該脚片部及び該起立片を貫通する金具
    により該脚片部が該起立片に固定取付されているエアバ
    ッグ装置のモジュールカバー取付構造において、 該プレートと該脚片部との当接面のうち一方にプレート
    係止用の凸部を設けると共に、他方に該凸部が挿入され
    る凹部又は開口を設けたことを特徴とするエアバッグ装
    置のモジュールカバー取付構造。
  3. 【請求項３】 請求項１又は２のエアバッグ装置のモジ
    ュールカバー取付構造において、前記脚片部の先端に
    は、さらに、前記起立片の先端に係止されたフック部が
    設けられていることを特徴とするエアバッグ装置のモジ
    ュールカバー取付構造。
JP3294273A 1991-04-22 1991-11-11 エアバツグ装置のモジユールカバー取付構造 Pending JPH05131886A (ja)

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CA (1) CA2080983A1 (ja)
DE (1) DE4237923C2 (ja)
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