JP3667495B2 - エアバッグ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の衝突時等に展開して乗員を保護するエアバッグ装置に係り、特に装置自体の組み付け作業を容易にしたエアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエアバッグ装置として、特開平5−58241号公報に記載のものが提供されている。
このものは、インフレータを固着するベースプレートと、エアバッグ袋体をベースプレートとで挟着するリテーナと、エアバッグ袋体を収納被覆するエアバッグカバーと、エアバッグカバーの側縁部をベースプレートとで挟持する押さえプレートとを備えており、押さえプレート、エアバッグカバー、及びベースプレートには夫々複数の取付孔を設けてあり、これらの取付孔にリベットを挿通して、エアバッグカバーをベースプレートに固着する構成のものである。
【0003】
そして、エアバッグ装置を組み付けるには、エアバッグ袋体の開口周縁部をリテーナとベースプレートとで挟持してリベット等で固着し、エアバッグ袋体を所定形状に折り畳んでエアバッグカバーで被覆し、ベースプレートと反対側のエアバッグカバー側縁部に押さえプレートをあてがい、押さえプレート、エアバッグカバー、及びベースプレートをリベットにより固着し、ベースプレートの背面側からガス噴出口をエアバッグ袋体内に臨出させた状態でインフレータをベースプレートに固定することにより行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術においては、各部品の締結作業が、エアバッグ袋体のベースプレートへの取付時、エアバッグカバーのベースプレートへの取付時、及びインフレータのベースプレートへの取付時と、夫々の取付段階で必要である。そのため、各部品の位置合わせなどの組作業と、リベット等による締結作業が交互に生じ、エアバッグ装置の組み付け作業が非常に煩雑で、効率の悪いものとなっている。また、エアバッグカバー取付部の補強のため、エアバッグカバー側縁部を押さえプレートであてがっているので、部品点数の増加につながり、組み付け作業を一層煩瑣なものとしている。
【0005】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、各部品の位置合わせなどの組作業工程と、各部品の締結作業工程とを分離することができて装置の組み付け作業が容易であり、また、押さえプレート等の補強部材を使用することなく充分な補強効果を発揮することができる、エアバッグ装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、開口周縁部に取付孔及びスリットを形成したエアバッグ袋体と、
エアバッグ袋体内に配置され、エアバッグ袋体のスリットに挿通する脚部と取付孔に挿通する締結手段とを設けたリテーナと、
リテーナの脚部に対応して本体に脚部を設けたエアバッグカバーと、
エアバッグ袋体の取付孔に対応する取付孔と、リテーナ脚部及びエアバッグカバー脚部を挿通するための挿通孔とを設けると共に、リテーナ脚部に対向する脚部を設けたベースプレートと、
エアバッグ袋体の取付孔に対応してフランジに取付孔を設けたインフレータとを有し、
エアバッグ袋体、インフレータ、及びベースプレートの各取付孔にリテーナの締結手段を挿通してこれらを締結して、エアバッグ袋体をリテーナとベースプレートとの間に挟着すると共に、
エアバッグカバーの脚部をベースプレートの脚部とリテーナの脚部との間で挟着するようにしたことを特徴とする。
【0007】
エアバッグ袋体には、インフレータのガス噴出口側を挿通するための開口を設けてあり、リテーナ本体には、インフレータのガス噴出口側を挿通するための透孔を形成してある。
リテーナ脚部は、エアバッグ袋体のスリットに挿通して、ベースプレートとでエアバッグ袋体を挟持する。
エアバッグカバー本体は、内部を空間に形成してあり、折り畳まれたエアバッグ袋体を収納被覆する。
ベースプレート本体の中央部には、インフレータのガス噴出口側を挿通するための透孔を形成してある。
【0008】
そして、エアバッグ袋体内にリテーナを配置し、リテーナに設けたボルト等の締結手段をエアバッグ袋体の取付孔より挿通すると共に、リテーナ脚部をエアバッグ袋体のスリットに挿通した後、エアバッグ袋体を所定形状に折り畳み、これらにエアバッグカバーを套嵌して、エアバッグカバー脚部をリテーナ脚部の外側に沿わせ、リテーナ脚部及びエアバッグカバー脚部をベースプレートの挿通孔に挿通すると共に、エアバッグ袋体の取付孔より臨出した締結手段をベースプレートの取付孔に挿通し、インフレータのガス噴出口側をベースプレートの透孔、エアバッグ袋体の開口、及びリテーナの透孔に挿通すると共に、ベースプレートの取付孔より臨出した締結手段をインフレータの取付孔に挿通することにより、本装置の組作業が終了する。
【0009】
また、インフレータの取付孔より臨出した締結手段を締結すると、ベースプレート本体にエアバッグ袋体、リテーナ本体、及びインフレータが固着され、ベースプレート脚部にエアバッグカバー脚部及びリテーナ脚部が固着される。
そして、例えば、ステアリングへ本発明のエアバッグ装置を取り付けるにあたっては、ベースプレートの締結孔、エアバッグカバーの締結孔、及びリテーナの締結孔を設け、これら締結孔にボルト等の締結手段を挿通して、ステアリングに固定することによって、各部材を相互に完全に締結することができる。
このように、本発明によれば、組作業と締結作業を分離することができ、装置の組み付け作業が容易となる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、ベースプレートに段付受け部を形成し、この段付受け部とリテーナとの間でインフレータを挟着するようにしたことを特徴とする。
この段付受け部は、インフレータの底部を載置して支持するためのものである。そして、インフレータは、そのフランジがリテーナ本体とベースプレート本体との間で挟持される。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に加えて、リテーナ脚部にエアバッグカバー側に切り起こした締結片を形成してあり、この締結片がエアバッグカバーの脚部及びベースプレートの脚部に形成された締結孔と係合するようにしたことを特徴とする。
この締結片は、リテーナの締結孔相当部位を切り起こすことにより設けてもよい。
そして、インフレータ作動時に、エアバッグカバーが上方に移動しても、締結片が、エアバッグカバーの締結孔の下側孔壁に押し上げられ、ベースプレートの締結孔の上側孔壁に当接するので、確実にエアバッグカバーの移動を阻止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1はエアバッグ袋体の背面図、図2はリテーナの斜視図、図3はエアバッグカバーの斜視図、図4はベースプレートの斜視図、図5は装置の組み付け作業を示す説明図、図6は装置の組み付け状態を示す断面図である。
【0013】
エアバッグ袋体10は、円形状を呈する2枚の基材の外縁部を縫合して形成してある。
一方の基材の中央部には、インフレータ50のガス噴出口側(フランジ52よりガス噴出口51を形成してある側)を挿通するための開口11を設けてある。この開口の周縁部12には、後述するリテーナ20の脚部22を挿通するため、4個のスリット13を設けてある。
また、エアバッグ袋体10の開口周縁部12には、開口11とスリット13との間に、4個の取付孔14を設けてある。
【0014】
リテーナ20は金属製であり、矩形状の本体21と、同一方向に折曲延成した4個の脚部22と、締結手段としての4本のボルト24とを有する。
リテーナ本体21の中央部には、インフレータ50のガス噴出口側を挿通するための透孔23を形成してある。この透孔23近傍のリテーナ本体21には、前記エアバッグ袋体10の取付孔14に対応して、4本のボルト24を設けてある。
【0015】
リテーナ20は、エアバッグ袋体10の開口11からエアバッグ袋体内に挿入され、リテーナ脚部22をエアバッグ袋体10のスリット13に、リテーナのボルト24を取付孔14に夫々挿通して、後述するベースプレート40とでエアバッグ袋体10を挟持する。
各リテーナ脚部22の先端部には、締結孔25を設けてある。
【0016】
エアバッグカバー30は、ゴム又は合成樹脂により作製してある。
エアバッグカバー30は、本体31と、前記リテーナ脚部22に対応して同一方向に折曲延成した4個の脚部32とを有する。
エアバッグカバー本体31は、内部を空間に形成してあり、折り畳まれたエアバッグ袋体10を収納被覆する。
各エアバッグカバー脚部32の先端部には、リテーナ脚部22に設けた締結孔25に対応して、締結孔33を設けてある。
【0017】
ベースプレート40は金属製であり、矩形状の本体41と、前記リテーナ脚部22に対向して同一方向に折曲延成した4個の脚部42とを有する。
ベースプレート本体41の中央部には、インフレータ50のガス噴出口側を挿通するための透孔43を形成してある。この透孔43近傍のベースプレート本体41には、前記エアバッグ袋体10の取付孔14及びリテーナ20のボルト24に対応して、4個の取付孔44を設けてある。
【0018】
ベースプレート本体41の両端部には、前記リテーナ脚部22及びエアバッグカバー脚部32を挿通するための挿通孔45を設けてある。
各ベースプレート脚部42の先端部には、リテーナ脚部22の締結孔25及びエアバッグカバー脚部32の締結孔33に対応して、締結孔46を設けてある。
【0019】
インフレータ50は、内部にガス発生剤を封入した薄い円筒容器状のもので、その側面部に複数個のガス噴出口51,51…を形成してある。また、インフレータ50の外周には、ガス噴出口51,51…の側方にフランジ52を設けてある。
フランジ52には、エアバッグ袋体10の取付孔14、リテーナ20のボルト24、及びベースプレート40の取付孔44に対応して、取付孔53を設けてある。
【0020】
本装置を組み付けるには、図5に示すように、エアバッグ袋体10内にリテーナ20を配置する。そして、リテーナ20のボルト24をエアバッグ袋体10の取付孔14より挿通すると共に、リテーナ脚部22をエアバッグ袋体10のスリット13に挿通して、エアバッグ袋体10をリテーナ20に取り付ける。
その後、エアバッグ袋体10を所定形状に折り畳む。
【0021】
これらエアバッグ袋体10及びリテーナ20にエアバッグカバー30を套嵌し、エアバッグカバー脚部32をリテーナ脚部22の外側に沿わせる。
次いで、リテーナ脚部22及びエアバッグカバー脚部32をベースプレート40の挿通孔45に挿通すると共に、エアバッグ袋体10の取付孔14より臨出したボルト24をベースプレート40の取付孔44に挿通する。
この状態において、エアバッグ袋体10はその開口周縁部12がリテーナ本体21とベースプレート本体41との間で挟持されると共に、エアバッグカバー30はその脚部32がリテーナ脚部22とベースプレート脚部42との間で挟持されることになる。
【0022】
次いで、インフレータ50のガス噴出口側をベースプレートの透孔43、エアバッグ袋体の開口11、及びリテーナの透孔23に挿通すると共に、ベースプレート40の取付孔44より臨出したボルト24をインフレータ50の取付孔53に挿通する。
かかる作業により、本装置の組作業が終了する。
【0023】
次に、締結作業に入る。
先ず、インフレータ50の取付孔53より臨出したボルト24を締結すると、ベースプレート本体41にエアバッグ袋体10、リテーナ本体21、及びインフレータ50が固着され、エアバッグ袋体10はリテーナ本体21とベースプレート本体41により挟着されることになる。
そして、インフレータ50のガス噴出口51,51…は、エアバッグ袋体10により囲繞されている。
【0024】
次いで、ベースプレート40の締結孔46、エアバッグカバーの締結孔33、及びリテーナの締結孔25にリベット等の締結手段61を挿通してこれらを締結すると、ベースプレート脚部42にエアバッグカバー脚部32及びリテーナ脚部22が固着され、エアバッグカバー脚部32がベースプレート脚部42とリテーナ脚部22により挟着されることになる。この締結手段61は、エアバッグ装置をステアリング等に固定する締結手段を使用することもできる。
このように、本発明によれば、組作業と締結作業を分離することができ、装置の組み付け作業が容易となる。
【0025】
図7及び図8には、本発明に係る他の実施の形態を示してある。
この実施の形態においては、上記第一の実施の形態において、ベースプレート40の形態だけを異ならしめてある。
即ち、この実施の形態においては、ベースプレート本体41の透孔43周縁部に、インフレータ50の底部を載置して支持するための下方に落ち込んだ段付受け部47を形成してある。
【0026】
この実施の形態により本装置を組み付けるには、図7に示すように、エアバッグ袋体10内にリテーナ20を配置する。そして、リテーナ20のボルト24をエアバッグ袋体10の取付孔14より挿通すると共に、リテーナ脚部22をエアバッグ袋体10のスリット13に挿通して、エアバッグ袋体10をリテーナ20に取り付ける。
その後、エアバッグ袋体10を所定形状に折り畳む。ここまでは、上記第一の実施の形態の場合と同様である。
【0027】
これらエアバッグ袋体10及びリテーナ20にエアバッグカバー30を套嵌し、エアバッグカバー脚部32をリテーナ脚部22の外側に沿わせる。
次いで、インフレータ50のガス噴出口側をエアバッグ袋体の開口11及びリテーナの透孔23に挿通すると共に、エアバッグ袋体10の取付孔14より臨出したボルト24をインフレータ50の取付孔53に挿通する。
【0028】
次いで、リテーナ脚部22及びエアバッグカバー脚部32をベースプレート40の挿通孔45に挿通すると共に、インフレータ50の取付孔53より臨出したボルト24をベースプレート40の取付孔44に挿通する。
この状態において、インフレータ50は、そのフランジ52がリテーナ本体21とベースプレート本体41との間で挟持されることになる。
かかる作業により、本装置の組作業が終了する。
【0029】
次に、締結作業に入る。
先ず、ベースプレート40の取付孔44より臨出したボルト24を締結すると、ベースプレート本体41にエアバッグ袋体10、リテーナ本体21、及びインフレータ50が固着されることになる。
次いで、ベースプレート40の締結孔46、エアバッグカバーの締結孔33、及びリテーナの締結孔25にリベット等の締結手段61を挿通してこれらを締結すると、ベースプレート脚部42にエアバッグカバー脚部32及びリテーナ脚部22が固着されることになる。
【0030】
このように、第二の実施形態によれば、組作業と締結作業を分離することができる上に、インフレータ50をリテーナ20とベースプレート40との間に配置するので、組作業後においてインフレータ50が不用意に脱落することがない。また、平滑なインフレータ50のフランジ52でエアバッグ袋体10の開口周縁部12を挟着するので、エアバッグ袋体10の気密性が高く、また、取付強度の高いものとすることができる。
【0031】
図9には、本発明に係る第三の実施の形態を示してある。
この実施の形態においては、リテーナ20に、締結孔25の代わりに締結片26を外方向に突設してある。
この締結片26は、前記第一及び第二の実施の形態におけるリテーナ20の締結孔相当部位を切り起こすことにより設けてもよい。
本実施の形態においては、締結片26が締結孔33,46内に位置するように、エアバッグカバー30の締結孔33及びベースプレート40の締結孔46を、四角形状の孔とするのが好ましい。
【0032】
この実施の形態により本装置を組み付けるには、組作業は前記第一又は第二の実施の形態と同様である。
また、締結作業に、ボルト24でベースプレート本体41にエアバッグ袋体10、リテーナ本体21、及びインフレータ50を固着することは、前記第一又は第二の実施の形態の場合と同様である。
【0033】
この実施の形態においては、エアバッグ袋体10及びリテーナ20にエアバッグカバー30を套嵌し、エアバッグカバー脚部32をリテーナ脚部22の外側に沿わせると、リテーナ20の締結片26はエアバッグカバー30の締結孔33側に位置している。
【0034】
このように、第三の実施形態によれば、組作業と締結作業を分離することができる上に、第一及び第二の実施形態における締結手段61が不要となる。
また、インフレータ50作動時に、エアバッグカバー30が上方に移動しても、図9の(b)に示すように、締結片26が、エアバッグカバー30の締結孔33の下側孔壁34に押し上げられ、ベースプレート40の締結孔46の上側孔壁49に当接するので、確実にエアバッグカバー30の移動を阻止することができる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1記載の発明は、各部品の組工程を全て終えた後、リベッティング等の締結作業を行えるので、作業の煩雑さがなくなり、組み付け作業効率が極めてすぐれたものになる。
また、エアバッグカバーの脚部はリテーナの脚部とベースプレートの脚部との間に挟持されてエアバッグカバーの脚部が補強されるので、十分な強度を確保することができ、押さえプレート等の別部品が不要となる。
更に、エアバッグ袋体の膨張時に、エアバッグカバーはバッグ展開方向に移動しようとするが、締結部でリテーナとベースプレートの両方で支持されるので、従来より締結部での強度アップを図ることができる。
【0036】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加えて、インフレータを予め組んだ状態で保持できるので、締結工程へそのままの状態で移動させることができ、取り扱い性にすぐれている。
また、平滑なインフレータのフランジとリテーナとでエアバッグ袋体を挟着するので、エアバッグ袋体の気密性が高く、また、取付強度の高いものとすることができる。
【0037】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に加えて、エアバッグカバーの移動をリテーナに設けた締結片とこれに対向するベースプレートの締結孔上側孔壁とで阻止できるので、リベット等が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアバッグ袋体の背面図である。
【図2】リテーナの斜視図である。
【図3】エアバッグカバーの斜視図である。
【図4】ベースプレートの斜視図である。
【図5】装置の組み付け作業を示す説明図である。
【図6】装置の組み付け状態を示す断面図である。
【図7】他の実施形態での装置の組み付け作業を示す説明図である。
【図8】他の実施形態での装置の組み付け状態を示す断面図である。
【図9】他の実施形態でのリテーナ、エアバッグカバー、及びベースプレートの組み付け作業を示す断面図であり、(a)は組み付け時の状態、(b)はインフレータ作動時の状態を示している。
【符号の説明】
10 エアバッグ袋体
12 開口周縁部
13 スリット
14,44,53 取付孔
20 リテーナ
21 リテーナ本体
22 リテーナ脚部
24 締結手段(ボルト)
25,33,46 締結孔
30 エアバッグカバー
31 エアバッグカバー本体
32 エアバッグカバー脚部
40 ベースプレート
41 ベースプレート本体
42 ベースプレート脚部
45 挿通孔
50 インフレータ
52 フランジ
61 締結手段

Claims (3)

  1. 開口周縁部に取付孔及びスリットを形成したエアバッグ袋体と、
    エアバッグ袋体内に配置され、エアバッグ袋体のスリットに挿通する脚部と取付孔に挿通する締結手段とを設けたリテーナと、
    リテーナの脚部に対応して本体に脚部を設けたエアバッグカバーと、
    エアバッグ袋体の取付孔に対応する取付孔と、リテーナ脚部及びエアバッグカバー脚部を挿通するための挿通孔とを設けると共に、リテーナ脚部に対向する脚部を設けたベースプレートと、
    エアバッグ袋体の取付孔に対応してフランジに取付孔を設けたインフレータとを有し、
    エアバッグ袋体、インフレータ、及びベースプレートの各取付孔にリテーナの締結手段を挿通してこれらを締結して、エアバッグ袋体をリテーナとベースプレートとの間に挟着すると共に、
    エアバッグカバーの脚部をベースプレートの脚部とリテーナの脚部との間で挟着するようにした
    ことを特徴とするエアバッグ装置。
  2. ベースプレートに段付受け部を形成し、この段付受け部とリテーナとの間でインフレータを挟着するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエアバッグ装置。
  3. リテーナ脚部にエアバッグカバー側に切り起こした締結片を形成してあり、この締結片がエアバッグカバーの脚部及びベースプレートの脚部に形成された締結孔と係合するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載のエアバッグ装置。
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