JPH0513117A - 超電導線の接続方法 - Google Patents
超電導線の接続方法Info
- Publication number
- JPH0513117A JPH0513117A JP16583691A JP16583691A JPH0513117A JP H0513117 A JPH0513117 A JP H0513117A JP 16583691 A JP16583691 A JP 16583691A JP 16583691 A JP16583691 A JP 16583691A JP H0513117 A JPH0513117 A JP H0513117A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superconducting
- filaments
- superconductive
- wires
- pressing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、接続時の押圧の際に超電導フィ
ラメントの断線を防止し、押圧の圧力設定が容易とな
り、歩留まりを向上できる超電導線の接続方法を得るこ
とを目的とする。 【構成】 超電導線１ａ、１ｂのそれぞれの端部の安定
化基材３を除去し、超電導フィラメント２ａ、２ｂを露
出する。ついで、超電導フィラメント２ａ、２ｂの捩れ
を戻し、平坦に押圧成形する。さらに、平坦に押圧成形
した超電導フィラメント２ａ、２ｂを重ね合わせて押圧
して、超電導フィラメント２ａ、２ｂ同士を一体化す
る。
ラメントの断線を防止し、押圧の圧力設定が容易とな
り、歩留まりを向上できる超電導線の接続方法を得るこ
とを目的とする。 【構成】 超電導線１ａ、１ｂのそれぞれの端部の安定
化基材３を除去し、超電導フィラメント２ａ、２ｂを露
出する。ついで、超電導フィラメント２ａ、２ｂの捩れ
を戻し、平坦に押圧成形する。さらに、平坦に押圧成形
した超電導フィラメント２ａ、２ｂを重ね合わせて押圧
して、超電導フィラメント２ａ、２ｂ同士を一体化す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気共鳴イメ
ージングや磁気浮上列車に用いられる超電導磁石におけ
る超電導線の接続方法に関するものである。
ージングや磁気浮上列車に用いられる超電導磁石におけ
る超電導線の接続方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図２は例えば特公平１ー３６６７４号公
報に記載された従来の接続部を有する超電導線を示す側
面図である。図において、１ａ、１ｂはそれぞれ超電導
線であり、この超電導線１ａ、１ｂはそれぞれ複数の超
電導フィラメント２ａ、２ｂが銅もしくはアルミニウム
のような安定化基材３で埋設されて構成されている。４
は超電導線１ａ、１ｂ同士の接続に用いられる合金系超
電導体からなる超電導チューブである。
報に記載された従来の接続部を有する超電導線を示す側
面図である。図において、１ａ、１ｂはそれぞれ超電導
線であり、この超電導線１ａ、１ｂはそれぞれ複数の超
電導フィラメント２ａ、２ｂが銅もしくはアルミニウム
のような安定化基材３で埋設されて構成されている。４
は超電導線１ａ、１ｂ同士の接続に用いられる合金系超
電導体からなる超電導チューブである。
【０００３】つぎに、上記従来の超電導線の接続方法に
ついて説明する。まず、超電導線１ａ、１ｂのそれぞれ
の端部の安定化基材３を除去し、超電導フィラメント２
ａ、２ｂを露出する。ついで、露出した超電導フィラメ
ント２ａ、２ｂ同士を互いに束ね、この束ねた部分に超
電導チューブ４を被着する。そこで、超電導チューブ４
を押圧することにより、超電導フィラメント２ａ、２ｂ
を圧接し、超電導線１ａ、１ｂ同士を接続している。
ついて説明する。まず、超電導線１ａ、１ｂのそれぞれ
の端部の安定化基材３を除去し、超電導フィラメント２
ａ、２ｂを露出する。ついで、露出した超電導フィラメ
ント２ａ、２ｂ同士を互いに束ね、この束ねた部分に超
電導チューブ４を被着する。そこで、超電導チューブ４
を押圧することにより、超電導フィラメント２ａ、２ｂ
を圧接し、超電導線１ａ、１ｂ同士を接続している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の超電導線の接続
方法は以上のように、露出した超電導フィラメント２
ａ、２ｂを束ねて超電導チューブ４に挿入し、押圧して
いるので、押圧の際に超電導フィラメント２ａ、２ｂの
クロスしている部分でのせん断力が大きくなり、超電導
フィラメント２ａ、２ｂが断線するという課題があっ
た。また、超電導チューブ４が被着しているので、超電
導フィラメント２ａ、２ｂに加わる圧力が複雑になり均
一に加わらず、超電導フィラメント２ａ、２ｂが一部で
は断線し、一部では密着していない状態となり、超電導
線の接続部での超電導特性にバラツキが発生し、歩留ま
りが低下するという課題もあった。
方法は以上のように、露出した超電導フィラメント２
ａ、２ｂを束ねて超電導チューブ４に挿入し、押圧して
いるので、押圧の際に超電導フィラメント２ａ、２ｂの
クロスしている部分でのせん断力が大きくなり、超電導
フィラメント２ａ、２ｂが断線するという課題があっ
た。また、超電導チューブ４が被着しているので、超電
導フィラメント２ａ、２ｂに加わる圧力が複雑になり均
一に加わらず、超電導フィラメント２ａ、２ｂが一部で
は断線し、一部では密着していない状態となり、超電導
線の接続部での超電導特性にバラツキが発生し、歩留ま
りが低下するという課題もあった。
【０００５】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、押圧時の圧力設定が容易で、接
続部での超電導フィラメントの断線を防止し、歩留まり
を向上できる超電導線の接続方法を得ることを目的とす
る。
ためになされたもので、押圧時の圧力設定が容易で、接
続部での超電導フィラメントの断線を防止し、歩留まり
を向上できる超電導線の接続方法を得ることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る超電導線
の接続方法は、接続する複数の超電導線のそれぞれの端
部で安定化基材を除去して超電導フィラメントを露出さ
せ、各超電導線の露出した超電導フィラメントの捩れを
戻し平坦に押圧成形した後、各超電導線の平坦に押圧成
形された超電導フィラメント同士を重ね合わせて押圧し
て一体化するものである。
の接続方法は、接続する複数の超電導線のそれぞれの端
部で安定化基材を除去して超電導フィラメントを露出さ
せ、各超電導線の露出した超電導フィラメントの捩れを
戻し平坦に押圧成形した後、各超電導線の平坦に押圧成
形された超電導フィラメント同士を重ね合わせて押圧し
て一体化するものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、あらかじめ接続する各超
電導線の超電導フィラメントの捩れを戻し平坦に押圧成
形しているので、クロスする超電導フィラメントがな
く、接続時の押圧が均一に加わり、超電導フィラメント
の断線を防止し、超電導線の接続部における超電導特性
のバラツキを抑える。
電導線の超電導フィラメントの捩れを戻し平坦に押圧成
形しているので、クロスする超電導フィラメントがな
く、接続時の押圧が均一に加わり、超電導フィラメント
の断線を防止し、超電導線の接続部における超電導特性
のバラツキを抑える。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図１はこの発明の一実施例を示す超電導線の接続方
法の斜視図であり、図において図２に示した従来の接続
部を有する超電導線と同一または相当部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
る。図１はこの発明の一実施例を示す超電導線の接続方
法の斜視図であり、図において図２に示した従来の接続
部を有する超電導線と同一または相当部分には同一符号
を付し、その説明を省略する。
【０００９】つぎに、上記超電導線の接続方法について
説明する。まず、超電導線１ａ、１ｂのそれぞれの端部
の安定化基材を除去して超電導フィラメント２ａ、２ｂ
を露出させる。ついで、超電導線１ａ、１ｂのそれぞれ
の露出した超電導フィラメント２ａ、２ｂの捩れを戻
し、平坦に押圧成形する。そこで、平坦に押圧成形され
た超電導フィラメント２ａ、２ｂ同士を重ね合わせ、押
圧して超電導フィラメント２ａ、２ｂを一体化する。さ
らに、一体化された超電導フィラメント２ａ、２ｂに銅
メッキを施す、あるいははんだを含浸して、安定化およ
び固定を行い、超電導線１ａ、１ｂを接続している。
説明する。まず、超電導線１ａ、１ｂのそれぞれの端部
の安定化基材を除去して超電導フィラメント２ａ、２ｂ
を露出させる。ついで、超電導線１ａ、１ｂのそれぞれ
の露出した超電導フィラメント２ａ、２ｂの捩れを戻
し、平坦に押圧成形する。そこで、平坦に押圧成形され
た超電導フィラメント２ａ、２ｂ同士を重ね合わせ、押
圧して超電導フィラメント２ａ、２ｂを一体化する。さ
らに、一体化された超電導フィラメント２ａ、２ｂに銅
メッキを施す、あるいははんだを含浸して、安定化およ
び固定を行い、超電導線１ａ、１ｂを接続している。
【００１０】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、あらか
じめ接続する各超電導線の超電導フィラメントの捩れを
戻して平坦に押圧成形しているので、接続の際の押圧時
に、超電導フィラメントの断線を防止でき、押圧の圧力
設定が容易にでき、歩留まりを向上できる超電導線の接
続方法が得られる効果がある。
じめ接続する各超電導線の超電導フィラメントの捩れを
戻して平坦に押圧成形しているので、接続の際の押圧時
に、超電導フィラメントの断線を防止でき、押圧の圧力
設定が容易にでき、歩留まりを向上できる超電導線の接
続方法が得られる効果がある。
【図１】この発明の一実施例を示す超電導線の接続方法
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】従来の接続部を有する超電導線の一例を示す側
面図である。
面図である。
１ａ、１ｂ 超電導線 ２ａ、２ｂ 超電導フィラメント ３ 安定化基材
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 安定化基材中に複数の超電導フィラメン
トを埋設した複数の超電導線のそれぞれの端部の前記安
定化基材を除去して前記超電導フィラメントを露出さ
せ、露出した前記超電導フィラメントの捩れを戻し平坦
に押圧成形した後、各前記超電導線の平坦に押圧成形さ
れた前記超電導フィラメント同士を重ね合わせて押圧し
て一体化することを特徴とする超電導線の接続方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16583691A JPH0513117A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 超電導線の接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16583691A JPH0513117A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 超電導線の接続方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513117A true JPH0513117A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=15819926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16583691A Pending JPH0513117A (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 超電導線の接続方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513117A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8513527B2 (en) | 2009-07-29 | 2013-08-20 | Hitachi, Ltd. | Superconducting circuit, production method of superconducting joints, superconducting magnet, and production method of superconducting magnet |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP16583691A patent/JPH0513117A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8513527B2 (en) | 2009-07-29 | 2013-08-20 | Hitachi, Ltd. | Superconducting circuit, production method of superconducting joints, superconducting magnet, and production method of superconducting magnet |
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