JPH04104408A - 超電導導体 - Google Patents
超電導導体Info
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- JPH04104408A JPH04104408A JP2218226A JP21822690A JPH04104408A JP H04104408 A JPH04104408 A JP H04104408A JP 2218226 A JP2218226 A JP 2218226A JP 21822690 A JP21822690 A JP 21822690A JP H04104408 A JPH04104408 A JP H04104408A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は電気導体として用いられる撚線構造の超電導導
体の改良に関する。
体の改良に関する。
(従来の技術)
超電導線は変動磁界を受けるといわゆる交流損失のため
発熱する。交流損失には大きく分類すると、第一に超電
導フィラメントに発生するヒステリシス損失、第二に安
定化材中に発生する渦電流損失、第三に超電導線と安定
化材を介して生ずる結合損失がある。このうち第一のヒ
ステリシス損失は超電導フィラメン1〜の線径を細くす
ることによって減少できる。第二の渦電流損失と第三の
結合損失の量を比1絞すると、一般に結合損失の方が大
きい。結合損失P(W)は超電導線のライス1〜ピンチ
を]丁〕とすると、 P (VJ)ex−1丁ン の関係かある。従って、ライス[−ピンチを小さくする
ように導体を構成するのか望ましい。一方、ツイストピ
ッチは線の製作上から限界があり、線径をDとすると、
l0XD〜20×Dが限度となる。
発熱する。交流損失には大きく分類すると、第一に超電
導フィラメントに発生するヒステリシス損失、第二に安
定化材中に発生する渦電流損失、第三に超電導線と安定
化材を介して生ずる結合損失がある。このうち第一のヒ
ステリシス損失は超電導フィラメン1〜の線径を細くす
ることによって減少できる。第二の渦電流損失と第三の
結合損失の量を比1絞すると、一般に結合損失の方が大
きい。結合損失P(W)は超電導線のライス1〜ピンチ
を]丁〕とすると、 P (VJ)ex−1丁ン の関係かある。従って、ライス[−ピンチを小さくする
ように導体を構成するのか望ましい。一方、ツイストピ
ッチは線の製作上から限界があり、線径をDとすると、
l0XD〜20×Dが限度となる。
従って、大電流容量の導体では線径の細い線を多く用い
て撚線構造にする。第3図および第4図は、従来用いら
れている撚線構造の超電導導体の断面図および斜視図の
代表例を示すものである。図に示す中心のコア1は、ス
テンレス等の補強月または超電導線で形成され、この中
心のコア1の外周面に、超電導素線2が撚って巻回され
ている。これらのコア1−や超電導素線2の外周面には
、1前述の結合損失を低減するために絶縁被覆3が施さ
れている。このような構成のものは電流容量が比較的小
さい場合や結合損失が比較的小さい場合に有効であるが
、電流容量がさらに増大する場合や結合損失をさらに低
減する場合には、第3図および第4図に示した撚線構造
導体を複数本集合してさらに撚った撚々線構成にする。
て撚線構造にする。第3図および第4図は、従来用いら
れている撚線構造の超電導導体の断面図および斜視図の
代表例を示すものである。図に示す中心のコア1は、ス
テンレス等の補強月または超電導線で形成され、この中
心のコア1の外周面に、超電導素線2が撚って巻回され
ている。これらのコア1−や超電導素線2の外周面には
、1前述の結合損失を低減するために絶縁被覆3が施さ
れている。このような構成のものは電流容量が比較的小
さい場合や結合損失が比較的小さい場合に有効であるが
、電流容量がさらに増大する場合や結合損失をさらに低
減する場合には、第3図および第4図に示した撚線構造
導体を複数本集合してさらに撚った撚々線構成にする。
(発明か解決しようとする課題)
このような構成の超電導導体でコイルを製作する際には
、超電導導体と電流リード、あるいは超電導導体同士の
接続部が必す生ずる。そして、このような超電導導体の
接続方法としては半田付けが一般的である。この半田付
けによる接続のためには、コアや超電導素線に施されて
いる絶縁被覆を除去することが必要であり、通常、液体
の絶縁被覆除去剤により絶縁被覆を溶解・除去する。
、超電導導体と電流リード、あるいは超電導導体同士の
接続部が必す生ずる。そして、このような超電導導体の
接続方法としては半田付けが一般的である。この半田付
けによる接続のためには、コアや超電導素線に施されて
いる絶縁被覆を除去することが必要であり、通常、液体
の絶縁被覆除去剤により絶縁被覆を溶解・除去する。
しかし、撚線のまま絶縁被覆除去液に浸漬しても、周囲
を囲まれたコアの絶縁被覆を除去することは難しく、絶
縁被覆の一部が除去されず残ってしまうため、撚線を解
して絶縁被覆除去液に浸漬する必要があった。ところが
、撚々線のものや平角形状に成形された導体は、いった
ん撚線を解すと再び撚り戻すことが難しく、絶縁被覆を
除去し半田あげを施した超電導導体の端部の形状が大き
くなってしまう。このため、超電導導体の接続部の体積
は大きくなり、接続スペースの小さな超電導コイルを製
作することが困難となっている。また、撚線を解したり
、撚り戻したりすることは、作業性を低下させるだけで
なく、超電導導体内のフィシメン1〜切れ等、超電導導
体にダメージを与えることにもなりかねない。
を囲まれたコアの絶縁被覆を除去することは難しく、絶
縁被覆の一部が除去されず残ってしまうため、撚線を解
して絶縁被覆除去液に浸漬する必要があった。ところが
、撚々線のものや平角形状に成形された導体は、いった
ん撚線を解すと再び撚り戻すことが難しく、絶縁被覆を
除去し半田あげを施した超電導導体の端部の形状が大き
くなってしまう。このため、超電導導体の接続部の体積
は大きくなり、接続スペースの小さな超電導コイルを製
作することが困難となっている。また、撚線を解したり
、撚り戻したりすることは、作業性を低下させるだけで
なく、超電導導体内のフィシメン1〜切れ等、超電導導
体にダメージを与えることにもなりかねない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであ
り、絶縁被覆を除去し易く、接続作業がし易く超電導導
体にダメージを与えず、接続スペースの小さな超電導コ
イルを製作することが可能な超電導導体を提供すること
を目的とする。
り、絶縁被覆を除去し易く、接続作業がし易く超電導導
体にダメージを与えず、接続スペースの小さな超電導コ
イルを製作することが可能な超電導導体を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明においては、外周面に絶
縁被覆を有しない中心コアの周りに絶縁被覆を有する超
電導素線を巻回して撚線構造の超電導導体を形成する。
縁被覆を有しない中心コアの周りに絶縁被覆を有する超
電導素線を巻回して撚線構造の超電導導体を形成する。
また、」1記中心コアとして外周面に凹凸を有するもの
を用いても良い。
を用いても良い。
(作用)
上記のような手段を講することにより、超電導導体の絶
縁被覆を容易に除去でき、接続作業がし易く超電導導体
にダメージを怪えず、接続スペスの小さな超電導コイル
を製作することができる。
縁被覆を容易に除去でき、接続作業がし易く超電導導体
にダメージを怪えず、接続スペスの小さな超電導コイル
を製作することができる。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1図
は、本発明による超電導導体の断面を示す図である。図
に示す中心のコア1は、ステンレス等の補強材または超
電導線で形成され、この中心のコア1の周りには超電導
素線2が撚って巻回されている。そして、コア1の外周
面には絶縁被覆を有せず、超電導素線2の外周面にのみ
結合損失を低減するための絶縁被覆3が施されている。
は、本発明による超電導導体の断面を示す図である。図
に示す中心のコア1は、ステンレス等の補強材または超
電導線で形成され、この中心のコア1の周りには超電導
素線2が撚って巻回されている。そして、コア1の外周
面には絶縁被覆を有せず、超電導素線2の外周面にのみ
結合損失を低減するための絶縁被覆3が施されている。
このような構成による超電導導体を半田付けにより接続
するためには、超電導素線2に施されている絶縁被覆の
みを除去すればよく、コア1の絶縁被覆の除去は必要な
い。従って、液体の絶縁被覆除去剤により絶縁被覆を溶
解・除去する際に、周囲を囲まれたコアの絶縁被覆を除
去する必要がないため、撚線のまま絶縁被覆除去液に浸
漬して絶縁被覆を除去する方法が可能となる。また、撚
線を解して絶縁被覆除去液に浸漬する必要が無くなるた
め、撚々線のものや平角形状に成形された導体の様に、
いったん撚線を解すと再び撚り戻すことが難しい超電導
導体の絶縁被覆除去の際に有利となる。さらに、半田あ
げを施した超電導導体の端部の形状が殆んど変化しない
ため、超電導導体の接続部の体積は大きくならず、接続
スペースの小さな超電導コイルを製作することが可能と
なる。
するためには、超電導素線2に施されている絶縁被覆の
みを除去すればよく、コア1の絶縁被覆の除去は必要な
い。従って、液体の絶縁被覆除去剤により絶縁被覆を溶
解・除去する際に、周囲を囲まれたコアの絶縁被覆を除
去する必要がないため、撚線のまま絶縁被覆除去液に浸
漬して絶縁被覆を除去する方法が可能となる。また、撚
線を解して絶縁被覆除去液に浸漬する必要が無くなるた
め、撚々線のものや平角形状に成形された導体の様に、
いったん撚線を解すと再び撚り戻すことが難しい超電導
導体の絶縁被覆除去の際に有利となる。さらに、半田あ
げを施した超電導導体の端部の形状が殆んど変化しない
ため、超電導導体の接続部の体積は大きくならず、接続
スペースの小さな超電導コイルを製作することが可能と
なる。
また、撚線を解したり、撚り戻したりすることが不要と
なるため、作業性が向上し、超電導導体内のフィシメン
1−切れ等、超電導導体にダメージを与えることが少な
く超電導導体としての信頼性が向上する。
なるため、作業性が向上し、超電導導体内のフィシメン
1−切れ等、超電導導体にダメージを与えることが少な
く超電導導体としての信頼性が向上する。
さらに、コアの絶縁被覆が無いことによる副次的な効果
として、コアが超電導素線により構成された場合の安定
性の向−にが挙げられる。これは、超電導素線であるコ
アが直接液体ヘリウム等の冷媒と接触することによる冷
却性の向上、無くした絶縁被覆の体積分の安定化銅の増
加、または導体内に保留できる液体ヘリウム量の増加に
よるものである。
として、コアが超電導素線により構成された場合の安定
性の向−にが挙げられる。これは、超電導素線であるコ
アが直接液体ヘリウム等の冷媒と接触することによる冷
却性の向上、無くした絶縁被覆の体積分の安定化銅の増
加、または導体内に保留できる液体ヘリウム量の増加に
よるものである。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第2図は、本発明の他の実施例による超電導導体の断面
を示す図である。図に示す中心のコア1は、ステンレス
等の補強材または超電導線で形成され、この中心のコア
1の外周面には数本の溝が設けられており、さらに超電
導素線2が撚って巻回されている。そして、前述の実施
例と同様にコア1の外周面には絶縁被覆を有せず、超電
導素線2の外周面にのみ結合損失を低減するための絶縁
被覆3が施されている。このような構成による超電導導
体を半田付けにより接続する際には、前述の実施例で述
へた効果に加えて、半田が溝に入り込むことにより、よ
り強固に接続することが可能となる。
を示す図である。図に示す中心のコア1は、ステンレス
等の補強材または超電導線で形成され、この中心のコア
1の外周面には数本の溝が設けられており、さらに超電
導素線2が撚って巻回されている。そして、前述の実施
例と同様にコア1の外周面には絶縁被覆を有せず、超電
導素線2の外周面にのみ結合損失を低減するための絶縁
被覆3が施されている。このような構成による超電導導
体を半田付けにより接続する際には、前述の実施例で述
へた効果に加えて、半田が溝に入り込むことにより、よ
り強固に接続することが可能となる。
従って、大きな電磁力を受けるコイルや超電導発電機の
界磁コイルの様な遠心力場で使用されるコイル等の使用
する際に有利となる。
界磁コイルの様な遠心力場で使用されるコイル等の使用
する際に有利となる。
尚、本発明は以上の実施例に限定されるものではなく、
例えは溝を他の凹凸形状に置き換える等、その要旨を変
更しない範囲で種々変形して実施できることは勿論であ
る。
例えは溝を他の凹凸形状に置き換える等、その要旨を変
更しない範囲で種々変形して実施できることは勿論であ
る。
以上説明した様に本発明によれは、中心コアの外周面に
撚線構造の超電導素線を巻回する超電導導体において、
中心コアがその外周面に絶縁被覆を有しない構成にした
ので、超電導導体の絶縁被覆を容易に除去でき、接続作
業がし易く超電導導体にダメージを与えず、接続スペー
スの小さな超電導コイルを製作することができるととも
に、撚線を解したり、撚り戻したりすることが不要であ
るため作業性向−1−に加え、超電導導体内のフィラメ
ント切れ等も防」1−できるため信頼性の高い超電導導
体を提供できる。
撚線構造の超電導素線を巻回する超電導導体において、
中心コアがその外周面に絶縁被覆を有しない構成にした
ので、超電導導体の絶縁被覆を容易に除去でき、接続作
業がし易く超電導導体にダメージを与えず、接続スペー
スの小さな超電導コイルを製作することができるととも
に、撚線を解したり、撚り戻したりすることが不要であ
るため作業性向−1−に加え、超電導導体内のフィラメ
ント切れ等も防」1−できるため信頼性の高い超電導導
体を提供できる。
第1図および第2図は本発明による超電導導体の断面図
、第3図および第4図はそれぞれ従来用いられている撚
線構造の超電導導体の断面図および斜視図である。 ] コア 2−超電導素線 3 絶縁被覆 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 縫 0つ 口
、第3図および第4図はそれぞれ従来用いられている撚
線構造の超電導導体の断面図および斜視図である。 ] コア 2−超電導素線 3 絶縁被覆 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 縫 0つ 口
Claims (2)
- (1)外周面に絶縁被覆を有しない中心コアの周りに絶
縁被覆を有する超電導素線を巻回し撚線構造を形成して
成る超電導導体。 - (2)中心コアは外周面に凹凸を有することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の超電導導体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2218226A JPH04104408A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 超電導導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2218226A JPH04104408A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 超電導導体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104408A true JPH04104408A (ja) | 1992-04-06 |
Family
ID=16716588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2218226A Pending JPH04104408A (ja) | 1990-08-21 | 1990-08-21 | 超電導導体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104408A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5387890A (en) * | 1992-11-05 | 1995-02-07 | Gec Alsthom T & D Sa | Superconductive coil assembly particularly for a current limiter, and a current limiter including such a coil assembly |
US20210272731A1 (en) * | 2018-07-19 | 2021-09-02 | Nv Bekaert Sa | Superconductor with twisted structure |
-
1990
- 1990-08-21 JP JP2218226A patent/JPH04104408A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5387890A (en) * | 1992-11-05 | 1995-02-07 | Gec Alsthom T & D Sa | Superconductive coil assembly particularly for a current limiter, and a current limiter including such a coil assembly |
US20210272731A1 (en) * | 2018-07-19 | 2021-09-02 | Nv Bekaert Sa | Superconductor with twisted structure |
US11881352B2 (en) * | 2018-07-19 | 2024-01-23 | Nv Bekaert Sa | Superconductor with twisted structure |
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