JP2000294053A - 安定化複合超電導線材およびその製造方法 - Google Patents
安定化複合超電導線材およびその製造方法Info
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Abstract
とによって、工程数の増加や材料コストの低減を図ると
共に、超電導線とマトリックスとの密着性を強固にする
ことによって、電気的・熱伝導的密着性を達成し、しか
もNb3Sn超電導線や酸化物超電導線を素材に用いて
もW&R法によってマグネットを構成することのできる
安定化複合超電導線材、およびこの様な安定化複合超電
導線材を製造する為の有用な方法を提供する。 【解決手段】 超電導線が、安定化の為の線状マトリッ
クス中に、接合用半田を介することなく埋め込まれたも
のである。
Description
(MRI)装置等に用いられる超電導マグネットの素材
として有用な超電導線材、およびその様な超電導線材を
製造する為の有用な方法に関するものである。
す。図示する様に、超電導導体5は安定化のために銅の
ような安定化材6(これを第1の安定化材と呼ぶ)と複
合化され、超電導線1が構成される。
線はNbTi超電導線であるが、こきで超電導導体とし
て用いられるNbTiは合金であり、銅との複合化が容
易であること、複合ビレットを通常の伸線加工によって
線材化できること、および比較的安価で取り扱いも容易
であること、等からMRI装置をはじめとして様々な超
電導応用機器に広く用いられている。
10テスラを超える高磁界では電流容量が落ちるため
に、NMRマグネットや物性用マグネット等の高磁界が
必要な分野では、Nb3Sn超電導線がNbTiと併用
されている。また、Nb3Snは金属間化合物という非
常に脆い材料であり、伸線加工が難しい上にマグネット
に巻き上げる曲げ加工でもその特性が著しく低下するこ
とがある。
は、NbとCuSn(ブロンズ)で構成された複合材料
を伸線加工し、絶縁皮膜した後にコイル形状に巻いてか
ら、700℃近傍で50〜100時間程度の高温長時間
の拡散処理を行ない、Nbの廻りにNb3Snを生成さ
せてNb3Snの超電導特性を発現させる様にした、い
わゆるワインド・アンド・リアクト法(W&R法)が採
用されるのが一般的である。
20テスラ以上の高度磁界においては電流容量が低下す
るので、20テスラの高磁界の実現を目指して臨界磁界
の高い酸化物超電導線が世界中で開発が進められてい
る。そして、この酸化物超電導線用の代表的品種として
は、Bi系酸化物(BiSrCaCu)が挙げられる。
しかしながら、このBi系酸化物にあってもやはり脆い
材料であることから、原料は焼成後粉末にし、安定化材
(前記第1の安定化材)としての銀と複合化されて線材
に加工した後、前記Nb3Snと同様にW&R法によっ
てマグネットとして構成される。
の超電導線は、いずれの場合も超電導線としての安定化
を図るために、安定化材中に埋め込まれて複合化線材と
して形成されるのが一般的である(本発明では、これを
「安定化複合超電導線材」と呼ぶ)。そして、この安定
化材としては、合金系および金属間化合物系等のいわゆ
る金属系超電導線の場合には、銅やAlが用いられてお
り、また酸化物超電導導体の場合には、銀や銀合金が用
いられている。
比と呼んでいるが、超電導マグネットが大型になればな
るほど安定化要請が強くなると共に、強度が高いことが
要請させる為に、安定化材割合は飛躍的に増大し、銅比
が10以上になることが多くなる。
導線材としては、図4に示す断面構造を持つものが用い
られることが多い。即ち、超電導線1を接合用半田7を
用いて前記第1の安定化材6とは別の安定化材2(これ
を第2の安定化材と呼ぶ)中に包合したものである。こ
うした技術としては、例えば特開平5−290646号
や同10−116523号等の技術が知られている。こ
れらの技術では、安定化マトリックスの一部に溝を形成
しておき、この溝内に超電導線材を挿入して接合用半田
によって固定した後、溝の開口部を蓋体によって覆うこ
とによって、前記超電導線材を安定化材マトリックス中
に埋設するものである。
は、超電導線と安定化銅の両者の電気的・熱伝導的密着
性を確保すると同時に、伸びの小さな超電導線に過剰な
伸線加工を施さなくても組み立てることができるという
特徴を有している。換言すれば、超電導線と安定化銅を
同時加工すると、伸びの小さい超電導線が断線してしま
うので、接合用半田を用いて組み立て、埋め込まれる超
電導線が断線に至る歪を受けなくすることによって、埋
め込み型超電導線材の製造を可能にしているのである。
な技術では、半田付け工程が必要となって、製造の為の
工程数が増加するばかりでなく、高価な半田を使用する
ことから材料コストが高くなり、また半田の濡れ性が悪
い場合には、電気的・熱伝導的密着性の悪化からくる超
電導マグネットの特性劣化を生じ、更に半田の接合強度
が不十分な場合には、超電導線がマトリックスからはみ
出す等、様々な技術的課題があった。
超電導線に限定されており、Nb3Sn線や酸化物超電
導線に用いることはできなかった。即ち、この化合物系
や酸化物系の超電導線を、接合用半田を用いた埋め込み
型超電導線材に適用すると、半田が線材の一部を構成し
ており、その融点は上記の拡散反応熱処理温度よりも低
いので、熱処理時に半田が溶融するという事態が生じる
ことになり、上記W&R法によるマグネットの作製は不
可能であった。こうしたことから、半田付き埋め込み型
超電導線材を、Nb3Sn線や酸化物超電導線を素材と
して構成しようとしても、マグネットに巻いて熱処理す
ることができず、実用化されることはなかったのであ
る。
であって、その目的は、基本的に接合用半田を使用しな
い様にすることによって、工程数の増加や材料コストの
低減を図ると共に、超電導線と線状マトリックスとの密
着性を強固にすることによって、電気的・熱伝導的密着
性を達成し、しかもNb3Sn超電導線や酸化物超電導
線を素材に用いてもW&R法によってマグネットを構成
することのできる安定化複合超電導線材、およびこの様
な安定化複合超電導線材を製造する為の有用な方法を提
供することにある。
発明の安定化複合超電導線材とは、超電導線が、安定化
の為の線状マトリックス中に、接合用半田を介すること
なく埋め込まれたものである点に要旨を有するものであ
る。また、本発明の安定化複合超電導線材の具体的な構
成としては、断面が矩形状若しくは円形状であるものが
挙げられる。尚、この発明における線状マトリックス
は、前記の第2の安定化材に相当するものである。
導導体を製造するに当たっては、前記線状マトリックス
に予め伸線加工を施すと共に溝を形成しておき、この溝
に接合用半田を介することなく前記超電導線を挿入し、
前記溝の側壁を超電導線に圧接する様に締め付けると共
に、前記溝側壁の上端部によって前記超電導線の上部を
覆い被せる様にかしめる様にすれば良い。
記の様な不都合を考慮し、これまでにも超電導線を半田
なしで固定することについても検討されてきた。こうし
た技術は、マトリックスに予め溝を形成しておき(以
下、これを「門型導体」と呼ぶことがある)、この溝に
超電導線を挿入した後、前記門型導体をかしめつつ伸線
して安定化複合超電導線材中に固定するものである。し
かしながら、こうした方法では、超電導線が断線してし
まい、半田なし埋め込み型安定化複合超電導線材の製造
は困難と考えられていた。
考えることができる。上記の方法では、門形導体の溝に
超電導線を挿入した後に、かしめつつ伸線することを前
提とするものであり、こうした伸線工程の際に門型導体
を大きく変形させる為に過度の減面が生じ、殆ど塑性変
形できない超電導線との間に、伸びに大きな差が生じる
ことになる。複合材の伸線加工においては、構成材の変
形伸びは一定でなければならないが、門型導体と超電導
線の間の伸びに大きな差が生じる結果、元々伸び特性の
良くない超電導線が断線することになるのである。
都合を考慮し、基本的に接合用半田を使用しないで、良
好な特性を発揮することのできる安定化複合超電導線材
を開発すべく、様々な角度から検討した。その結果、上
記構成を採用すれば、上記目的が見事に達成されること
を見出し、本発明を完成した。
予め伸線加工を施すと共に溝を形成しておくことによっ
て、溝に超電導線を挿入した後における断面積の減少
(これを「有効変形」と呼ぶ)の量をできるだけ少なく
して、超電導線の変形を極力少なくしたものである。即
ち、上記の様な従来方法では門型導体に超電導線を挿入
した後に伸線加工を行なうものであったので、上記の様
な有効変形が生じ、これが断線の原因になっていたので
あるが、本発明では前記線状マトリックスに予め伸線加
工を施した後に溝に超電導導体を挿入する構成を採用し
たので上記有効変形が生じずに、断面積は一定で断面形
状だけが変わることになる(これを「無効変形」と呼
ぶ)。
って、断線等の不都合を発生させることなく、且つ接合
用半田を用いなくても、超電導線と線状溝付き異型マト
リックスとの密着性を強固にすることができて、電気的
・熱伝導的密着性を達成し、しかもNb3Sn線や酸化
物超電導線を素材に用いてもW&R法によってマグネッ
トを構成することのできる安定化複合超電導線材が実現
できたのである。また、NbTi超電導線に比べて、加
工性が良好でないNb3Sn超電導線や酸化物超電導線
の単重は、より加工上の制限を受けるので、大単重化は
NbTi超電導線以上に困難とされていたのであるが、
本発明によると、こうした技術的課題も解決することが
できるのである。
g級単重の線材を得ることは困難とされていたのである
が、本発明によれば500kg級の安定化材を一体化さ
せることにより500kg級単重のNb3Sn線や酸化
物超電導線の製造が容易に達成されることになる。
づいて説明する。図1は、本発明の安定化複合超電導線
材を製造する為の手順の一例を示す説明図であり、図中
1は、超電導線、2は安定化材(第2の安定化材)とし
ての線状マトリックスを、夫々示す。尚、図1では説明
の便宜上、超電導線の詳細な構成については図示してい
ないが、この超電導線1は金属系超電導線の場合は、前
記図3、4に示した様に多数の超電導フィラメント(即
ち、前記第1の安定化材6を多数含む)からなる複合化
多芯線である。また、超電導線を構成する素材として
は、上記多数の合金系超電導フィラメント以外にも、強
度用線材や素線間絶縁材を含み得るものであり、これら
も超電導線と一緒に抱合しても良い。
である超電導線1と線状マトリックス2を密着結合させ
るという観点から、前記線状マトリックス2は、超電導
線1を抱合した後の最終形状に近い断面形状に形成され
ている。即ち、図1に示した段階では、線状マトリック
ス2は、伸線加工が完了した状態であり、その後の加工
において断面積は殆ど変化しない(無効変形のみ)様に
されている。例えば、このときの線状マトリックス2の
断面積は、最終形状の100〜105%程度である。
一方向に開口して形成されており、この溝3の開口部は
線状超電導導体1が挿入できる程度に開いた形状にされ
る。尚、図1に示した線状マトリックス2では、断面外
形が大略矩形状に形成されると共に、前記溝3に超電導
線を挿入し易い様に溝2の開口部とは反対の方向に凹状
に反った形状とされ[図1(a)]、その後の工程によ
って所定の超電導線材の断面形状に整形される。
溝3内に、接合用半田を用いることなく超電導線1を挿
入してから[図1(b)]、前記溝3の両側壁を圧接す
る様に締め付けると共に、溝3の上端部によって超電導
線1の上部を覆い被せる様にかしめることによって、線
状マトリックス2中に超電導線1を埋設した安定化複合
超電導線材4[図1(c)]を得ることができる。
(c)に示す様に、その断面外形が所定の形状(この図
では矩形状)に成形されると共に、超電導線1と線状マ
トリックス2との密着性が十分なものとなって、超電導
線1が線状マトリックス2中に強固に抱合したものとな
る。尚、図1に示した断面構成では、超電導線1が線状
マトリックス2に対して偏芯した状態で埋め込まれてい
るが、本発明の構成はこうした偏芯状態に限定されるも
のではなく、線状マトリックス2の加工ができる範囲内
で、超電導線1が線状マトリックス2の中心部分に存在
する様に構成しても良い。
剰な伸びがかかると断線するが、本発明方法によれば、
線状マトリックス2に予め伸線加工を施しており、複合
化後には伸線加工を施さないものであるので、超電導線
1に負荷される伸びは密着抱合時における5%以下だけ
となり、上記の様な断線が生じることもない。
電導線1と線状マトリクス2の間に接合用半田を使用し
ないものである。しかしながら、上記の様な工程によっ
て安定化複合超電導線材4を形成することによって、超
電導線1と線状マトリックス2との密着性が強固に達成
され、これによって電気的・熱伝導的密着性が確保でき
ると共に、接合用半田を用いずに超電導線1を線状マト
リックス2中に強固に抱合されることによって、超電導
線のマトリックス内からのはみ出し等の技術的課題も解
決される。また、本発明によれば、半田付け加工が不要
となって工程数の低減が図れると共に、高価な半田を用
いる必要もないので、コストを大幅に低減することがで
きる。
がホルマール被覆などのワニス系樹脂で絶縁被覆されて
いるのが一般的であるが、本発明では、こうしたワニス
系樹脂を使用してその表面に絶縁処理すると、溝を接合
した部分から発泡する場合がある。こうしたことから、
本発明の線状超電導導体1の表面に絶縁処理を施す場合
には、紙テープによるテープ巻きや樹脂系ファイバーに
よる編組等によって絶縁層を形成することが推奨され
る。
1としては、特に限定されるものではなく、前述したN
b−Ti、Nb3Sn、Nb3Al等の金属系超電導線の
他、前述した各種の酸化物超電導線のいずれも採用でき
る。また、前記図1では、超電導線1の断面形状が丸型
のものを示したけれども、この形状についても丸型に限
らず、例えば後記実施例3に示す様な平角型のものであ
っても良い。更に、前記線状マトリックス2(安定化
材)を構成する素材としては、埋設する超電導線1の種
類に応じて適宜選べば良い。例えば、超電導線としてN
bTi超電導線を用いる場合には、この超電導線が比較
的加工性が良くまた熱処理も低温で済むことから、銅
(無酸素銅等)やアルミニウムまたはこれらの合金(銅
合金やAl合金)を使用すれば良い。また、Nb3Sn
超電導線を用いる場合には、熱処理温度が高いことから
(前記W&R法)、融点の高い銅を使用するのが良い。
更に、酸化物超電導線を用いる場合には、融点や酸素透
過性等の点で銀または銀合金が採用される。
超電導線材が製造されるのであるが、こうした超電導線
材は、前記超電導線が前記マトリックスに予め形成され
た溝に挿入され、前記溝の側壁上端部によって実質的に
覆われており、接合用半田を用いないという特徴を有す
る。
するための他の手順例を示す説明図であり、この図の基
本的な構成は前記図1と類似し、対応する部分には同一
の参照符号を付すことによって重複説明を回避する。そ
して、図2に示した構成では、線状マトリックス2の断
面外形において、最終的な断面形状が大略円形状となる
様な超電導線材を製造する為に構成された以外は前記図
1に示したものと同様である。
状に巻回されることによって超電導マグネットの素材と
されるものである。また、図1、2に示した工程の後
は、基本的に伸線加工は不要であるが、スキンパス程度
の線引き加工は可能である。
明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に徴
して設計変更することはいずれも本発明の技術的範囲に
含まれるものである。
メントを埋設し、直径が0.7mmで銅比が0.2とな
る丸型複合多芯線を通常の方法で作製した。この複合多
芯線5kmを用い、前記図1に示した方法に従って、異
形銅マトリックス中に抱合し、断面形状が1.9×3.
5mmの矩形状で銅比が10.5の安定化複合超電導線
材を作製した。そして、この超電導線材の表面に、絶縁
テープ紙によるテープ巻きによって絶縁層を形成した。
トを埋設し、直径が1.0mmで銅比が0.2となる丸
型複合多芯線を通常の方法で作製した。この複合多芯線
5kmを用い、前記図1に示した方法に従って、異形銅
マトリックス中に抱合し、断面形状が2.0×4.0m
mの矩形状で銅比が20.0の安定化複合超電導線材を
作製した。そして、この超電導線材の表面に、ガラス編
組によって絶縁層を形成した。
本的に接合用半田を使用しない様にすることによって、
工程数の増加や材料コストの低減を図ると共に、超電導
線とマトリックスとの密着性を強固にすることによっ
て、電気的・熱伝導的密着性を達成し、しかもNb3S
n超電導線や酸化物超電導線を素材に用いてもW&R法
によってマグネットを構成することのできる安定化複合
超電導線材が製造できた。
手順の一例を示す説明図である。
他の手順例を示す説明図である。
る。
する為の図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 超電導線が、安定化の為の線状マトリッ
クス中に、接合用半田を介することなく埋め込まれたも
のであることを特徴とする安定化複合超電導線材。 - 【請求項2】 断面が矩形状若しくは円形状である請求
項1に記載の安定化複合超電導線材。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の安定化複合超
電導線材を製造するに当たり、前記線状マトリックスに
予め伸線加工を施すと共に溝を形成しておき、この溝に
接合用半田を介することなく前記超電導線を挿入し、前
記溝の側壁を超電導線に圧接する様に締め付けると共
に、前記溝側壁の上端部によって前記超電導導体の上部
を覆い被せる様にかしめることを特徴とする安定化複合
超電導線材の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP10451899A JP4213290B2 (ja) | 1999-04-12 | 1999-04-12 | 安定化複合超電導線材の製造方法 |
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