JPH05130950A - 熱風ドライヤ− - Google Patents

熱風ドライヤ−

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JPH05130950A
JPH05130950A JP4093591A JP9359192A JPH05130950A JP H05130950 A JPH05130950 A JP H05130950A JP 4093591 A JP4093591 A JP 4093591A JP 9359192 A JP9359192 A JP 9359192A JP H05130950 A JPH05130950 A JP H05130950A
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JP
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air
passage
heat exchanger
closed space
air flow
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JP4093591A
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John Francis Urch
フランシス ウルチ ジヨン
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K10/00Body-drying implements; Toilet paper; Holders therefor
    • A47K10/48Drying by means of hot air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F26DRYING
    • F26BDRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
    • F26B3/00Drying solid materials or objects by processes involving the application of heat

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 熱い湿った空気を周囲の部屋に放出すること
なしに、経済的に作動するドライヤーを提供する。 【構成】 熱風ドライヤーは、第二の流路30から第一
の流路45へ熱を伝達するための熱交換器25を持って
いる。第一の流路は、ブロワー装置14と電気ヒータ2
2とを持ち、外部からの空気をあらかじめ熱し、加熱さ
れた空気を放出する。湿度の高い空気は、乾燥空間から
引き出され、第二の流路に導かれる。温度又は湿度の検
知器70によってコントロールされるモータ40が、熱
交換器25をとおる対応する入り口で、一対のファン羽
根車41,42を駆動する。スタート・アップの段階で
は、モータ40は駆動されず、バイパス回路を通して、
ブロワー装置14が、閉じられた空間で空気を循環さ
せ、その結果、空気の温度が急速に上昇して、最適の乾
燥条件が得られる。その後で、モータ40が駆動され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱い空気を送るドライ
ヤーに関するもので、更に特定すれば、例えば身体の乾
燥あるいは衣服の乾燥のために使用される熱い、不飽和
空気の流れを作る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】身体の乾燥、あるいは衣服の乾燥のため
に使用される熱い空気を送るドライヤーは、英国特許出
願2,222,944号、2,020,970号、2,
243,546号、2,140,295号、2,14
6,522号、アメリカ合衆国特許第3,418,45
2号、2,977,455号、3,621,199号、
4,685,222号、3,878,621号、4,7
56,094号、3,449,838号、3,128,
161号、特許協力条約国際特許出願番号WO 80/
01872号、WO/91/07900号、WO 91
/05503号、および最後にオーストラリア公開特許
出願AU−A−11175/88号に記述され、図解さ
れている。
【0003】上記の全てのドライヤーは、空気の流れを
作るためにブローワを使用し、空気が使用個所に送られ
る前に通過する電気加熱部品を使用している。使用個所
は、身体のドライヤーの場合には、シャワー脱衣室であ
り、衣服乾燥器の場合には、衣類を垂れ下げる衣服掛け
である。
【0004】湿った対象物を乾燥させるためには、乾燥
して取り去る水分を、まず、その蒸発温度まで加温しな
ければならず、次に、水を水蒸気に変換するための蒸発
潜熱を与えなければならない。これは、膨張を伴うもの
で、少量の水が大量の水蒸気を発生させる結果となる。
部屋の中などの換気の悪い場所で乾燥が行なわれると、
水蒸気が室温と湿度を上げ、しばしば、不快なレベルに
まで達する。また、部屋の冷たい表面で起こる水蒸気の
凝結が、湿気を呼び腐敗作用を促進し、さらに、窓や鏡
のガラス表面に染みをつくる。熱い空気を送るドライヤ
ーを動作させるためには比較的大量のエネルギーが必要
であるために、また上に述べた付随する不便さのため
に、電気式ドライヤーは、家庭内の、ヘヤー・ドライヤ
ーなどの小さなポータブルな製品にだけ使用される傾向
にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、改良
された、熱い空気を送る乾燥装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、閉じら
れた空間に熱い乾燥空気の流れを送る装置は、装置の外
部から閉じられた空間に空気を導く第一の通路を作る第
一の手段と、閉じられた空間から装置の空気出口へ空気
を導く第二の通路を作る第二の手段と、第一の空気の通
路にある電気ヒータと、閉じられた空間への、あるいは
閉じられた空間からの空気の流れをつくるために、少な
くとも前記通路の一つを通って空気を送る手段とから構
成され;この装置では、お互いに良好な熱交換関係を持
つ二つの分離された空気流路のある熱交換器があり、第
一の流路は第一の空気通路に連結され、第二の流路は第
二の空気通路に連結されて、閉じられた空間から流れ出
す空気から熱を奪い、奪った熱を利用して、第一の通路
を通って閉じられた空間に流れ込む空気を前もって加熱
する。閉じられた空間とは、大きな袋であっても良い
し、あるいは同じ容積の小さなシャワー小部屋であって
もよい。閉じられた空間の寸法は、最適な乾燥性能を達
成するためには、装置の乾燥能力とマッチしている必要
がある。
【0007】本発明は、新鮮な空気が、加熱部品を通過
する前に、第一の空気通路に導かれて、あらかじめ加熱
出来るようになっている。このようにして、乾燥させる
ために、加熱に費やされるエネルギーが減らせるように
なっている。その結果、ヒータのサイズが小さくなり、
乾燥を実行するための運転費もまた減少する、あるいは
逆に言えば、衣類のある一定量を乾燥させる率が、同じ
運転費で増すことになる。
【0008】
【作用】熱交換器は、効率が80%−90%で動作す
る、逆流タイプのものであるのが望ましい。このタイプ
の熱交換器で、特に本発明に使用されるのに適したもの
の構造は、本出願人によるアメリカ合衆国特許第5,0
78,208号に記述されており、以後は参考として挿
入している。
【0009】ブローワ装置と電気ヒータが、第一の通路
の下流にある第一の空気流路に組み込まれ、第二の空気
流路には、排気ファンが組み込まれるのが適切である。
排気ファンは、第二の通路の上流に位置するのが望まし
い。排気ファンは、モータで駆動するのが望ましく、こ
のモータは、熱交換器の第一の通路の上流に位置する第
二のファンをもまた駆動する。このモータは、第二の空
気通路に入る空気の温度あるいは湿度のどちらかを、あ
らかじめセットした値となるように、スイッチによって
コントロールされる。
【0010】ファンのモータは、乾燥過程の最初の段階
の間は、動作させない。そのかわり、閉じられた空間に
ある空気は、加熱ヒータを通して循環され、したがっ
て、その温度は、最適の乾燥が行なわれる温度にまで急
速に上昇する。その後、モータのスイッチが入り、この
乾燥温度で、閉じられた空間から湿った空気を取り除
き、同時に、加熱部品とブローワを通って熱交換器の第
一の通路から得られる新鮮な空気に置換する。
【0011】この装置には、衣類を乾燥するために使用
され、閉じられた空間内で組立てられるラックあるいは
一対の平行に張られたコードから構成される乾燥装置が
含まれる。閉じられた空間に放出される熱風は、衣類の
間を上方に通過して行き、衣類から水蒸気を吸収するよ
うに配置されている。袋あるいは閉じられた空間を出て
行く湿度の高い空気の持つ熱の大部分は、熱交換器によ
って、引き続いて回収される。
【0012】次に、本発明の実施例を、添付された図面
と共に示す。
【0013】
【実施例】図1は、ケース2を持つキャビネット1を示
す。ケースの両側には二つのアーム3があり、アームは
その上端4で回転出来るように取り付けられている。ア
ーム3の下端には、ボックス構造5があり、これが図2
に示される前方の位置に向けて振り出され、そこで手動
ではずすことの出来るラッチ10が止められている。
ボックス構造5は、アーム3の中間部分の間で連結され
た、上部固定プレート6と垂直プレート7とから構成さ
れ、その下端9で回転出来るようになった第二のプレー
ト8を持っている。プレート8は図1に示される収納位
置があり、そこで、プレート8はプレート6に対して間
隔をあけて平行に伸び出し、図2に示される動作位置で
は、プレート8は、プレート7とケース2の前面との空
間を占めることになる。
【0014】プレート8の下側には、セットとなった乾
燥用コード11があり、プレート8が図2の動作位置に
ある時には、プレート8およびプレート6の下で水平方
向に伸び、その両端がプレート6の前面端とプレート8
の後方端に固定される。プレート8が図1の収納位置に
ある時には、コードは、プレート6,7および8の間の
空間に出来る、ボックス構造5の内部空洞に収納され
る。
【0015】バッグ12もまた通常はボックス構造5に
収納されており、軽量の薄いプラスチック材料で製作さ
れ、バッグの口はVELCROストップ(VELCRO
は登録商標)などの取りはずしの容易な連続接続の方法
で、図2に示されるように、アーム8の外側、ボックス
構造5の前面およびキャビネット2の背後に、取り付け
られるようになっている。バッグ12は、高さが約1.
8mで、乾燥のためにコード11から垂れ下がる衣類を
完全に包むのに十分な高さである。バッグ12は、その
下端に出口バルブ13を持ち、衣類から滴り落ちる水
を、乾燥器の下の床を濡らさないようにするために、集
めるようにしている。
【0016】ケースの下の前面には、熱風出口グリル1
4があり、それは垂直方向のアークに沿って手で移動可
能で、したがって、水平方向及び垂直方向の望みの角度
に熱風を送くることが出来る。グリル15の位置決め
は、グリルに沿ったキャビネットの前面から突き出し
た、15で示される、ぎざぎざのついた輪の部分を廻す
ことにより実行される。
【0017】ケース2には、ピボット4の水平位置に空
気導入グリル16があり、グリル16に沿って位置する
ぎざぎざのついたノブ17によって、開いたり閉じたり
することが出来る。第二の空気取り入れ口28が、ケー
ス2の上部についており、二つの取り入れ口が選択的に
開閉出来て、グリル16を閉じると、取り入れ口28が
自動的に開き、グリル16を開くと、取り入れ口28が
自動的に閉じる。空気取り入れ口28は、もしこのキャ
ビネットがシャワー脱衣室に置かれている場合には、空
気取り入れダクトに接続され、空気がグリル16を通し
てキャビネットに吸入されるのではなく、乾燥を実行す
るために、外部環境の空気が取り込まれる。水分を含む
空気の取り出し口29もまた、ケース1の上部に取り付
けられ、乾燥のために使用された空気を排気する。
【0018】ケース2には、ピボット4の水平位置の下
に、第二の空気取り入れ口グリル19があり、それは、
グリル16に対して平行に伸び、バッグ12で囲まれた
限られた空間の上部に位置して、バッグから熱い湿った
空気を吸い込む。
【0019】図3、4及び5は、ケースの内部を図示す
る。
【0020】熱風が、接線方向に流れを作るファン21
から空気を受ける集風器20から、グリル14に送られ
る。ファン21は、それぞれが0.9キロワットの容量
を持つ二つの独立に作動される加熱部品から構成される
電気ヒータ22を通して、空気を引き込む。この空気
は、熱交換器25の出口マニフォールド24から来ても
良いし、あるいは、集風器20にある穴26を通って、
その外側に取り入れ口グリル19があるプレナム部屋2
7から来ても良い。熱交換器25の空気通路30の入り
口は、マニフォールド48を通じて、プレナム部屋27
に開いている。空気通路30の出口端は31で、ケース
2の上端部に作られた部屋60の、パーティション61
で二つの小部屋32と33に仕切られた内の、小部屋3
2の方に開いている。空気出口29が、排気のために、
小部屋32からつながっている。
【0021】図3に示されるように、モータ40は、二
つのファンあるいは羽根車41と42を駆動する。羽根
車41は、空気取り入れマニフォールド48に配置さ
れ、空気を、プレナム部屋27から、熱交換器25の空
気通路に取り込む。第二の羽根車42は、格子16のつ
いた空間50に配置され、格子16の開口部あるいは空
気取り入れ口28のどちらかに選択的に連結され、その
選択は、スイッチ17の操作により行なわれる(図1参
照)。
【0022】羽根車42は、空気を空間50から熱交換
器25の第二の通路に引き込むように動作する。熱交換
器は、逆流タイプである。それは平行なポケットの積み
重ねで構成され、それぞれがほとんど同一の平行な空気
の流れ路をもつプラテン板である。隣のポケットの空気
の流れは、ほとんど全くの逆方向の流れである。空気の
流れ路への入り口と出口は、熱交換器のスタックの二つ
のコーナー領域の隣接する側面に配置されている。テス
トの結果、そのような熱交換器の構造は、製造するのが
簡単でコストも低く、80%あるいはそれ以上の熱効率
を与えることが分かっている。
【0023】部屋60の第二の小部屋34は、スイッチ
17によって閉じることの出来る開口部によって、空間
50に連結されており、羽根車42は、入り口28ある
いはグリル16のどちらかから、空気を引き込む。小部
屋34はまた、ケース2の片側と熱交換器25との間に
あるチャネル63を通じて、もう一つの小部屋65とつ
ながり、そこには放射状のファン21を駆動するモータ
66が取り付けられている。このチャネル63は、モー
タ66に冷却空気を送る路である。
【0024】温度あるいは湿度検知器70が、プレナム
部屋27に取り付けられている。これがモータ40の動
作をコントロールし、もし、プレナム部屋27に入る空
気の温度があらかじめセットした値よりも高い場合に
は、そのスイッチをオンする。キャビネットがドライヤ
ーとして作動している時には、この温度は、丁度良い値
として摂氏約50°である。検知器が湿度に感じるもの
ならば、湿度が約85%に上がった時に、モータ40の
スイッチをオンする。更にもう一つの温度検知器71
が、集風器20の空気入り口側に隣接して取り付けら
れ、もし空気温度が、調節出来る値であるがあらかじめ
決められた値を越えた時に、ヒータ22のスイッチをオ
フする。
【0025】
【望ましい実施例の動作】図1に示される配置のキャビ
ネットは、スペースヒータ(室内の何処にでも置けるヒ
ータ)として使用することも出来る。モータ66とヒー
タ22は作動されるが、モータ40は作動されない。フ
ァン21が、プレナム部屋27と開口部26を通してグ
リル19から空気を吸い込み、加熱した空気をグリル1
4を通して必要な方向に送り出す。部屋の温度は、検知
器71により、ある選択された値に保たれる。
【0026】もしキャビネットが、衣類を乾燥するため
に使用される場合には、アーム3は、図1に示される位
置から、図2に示される位置に持ち上げられる。プレー
ト8は蝶番9で回転し、アーム3とケース2の間の空間
は、プレート6,7および8によって取り囲まれ、バッ
グ12の実効的な天井を形成する。プレート8が移動す
ることにより、自動的に、乾燥する衣類を釣り下げる支
持コード11の格子が露出してくる。次に、バッグ12
が図2に示される位置にきて、衣類を完全に取り囲み、
その結果、バッグ12の中からは、キャビネット11を
通じて以外に、空気が外に逃げ出すことは殆どない。
【0027】衣類の乾燥は、次の二つの段階をへて実行
される。第一の段階では、モータ66と加熱部品22が
作動される。衣類は、普通、冷たく、濡れているので、
バッグ12から最初に引き込まれる空気の温度と湿度が
低く、モータ40は作動されない。次に、空気は、グリ
ル19を通してバッグ12から引き出され、開口部26
を通して、集風器20の上端部に流れる。この空気は、
バッグとヒータを通して繰り返し再循環され、その温度
と湿度は検知器70により検知される点まで急速に上昇
する。再循環される空気は加熱過程で膨張するが、熱交
換器25を通る流路は開いたままであるので、非常に少
量しか外部の部屋に逃げ出さない。
【0028】検知器70があらかじめ設定された空気の
温度あるいは湿度に反応した時には、それは、モータ4
0を作動する。羽根車41と42は、熱交換器25の第
一の通路及び第二の通路30と45を通じて、空気を循
環させる。二つの羽根車は同等で、同じ速度で駆動され
るので、それらは、それぞれの通路に同じ空気の流れを
作る。図3から明らかなように、通路45は、空気を、
グリル16あるいは取り入れ口28のどちらかから、ヒ
ータ22およびファン21へ送る。同時に、通路30
は、プレナム室27へ引き込まれた熱い飽和空気を出口
29に送る。二つの通路は、逆方向に空気が流れ、良い
熱交換関係にあるので、入ってくる空気は、出て行く空
気から取り出された熱によってあらかじめ熱せられ、し
たがって、加熱部品22は、ただ、熱交換器25の熱的
な損失分だけを提供すれば良い。乾燥温度を維持するの
に必要なエネルギーは、このように、熱交換器がない場
合に比べると、非常に少ないものとなる。
【0029】最適な乾燥のためには、グリル14は、図
2に示される位置に回転しておかねばならず、そうする
と、それは空気をバッグ12の下方部分に送ることにな
る。これは、バッグの形状を保つのを補助するのみなら
ず、熱い、比較的乾燥した空気が、コード・ラックに釣
り下げられた衣類の間を上方に流れるのを保証する。こ
れらの衣類は、コード11に平行な垂直な列に並んでい
るので、熱風は、キャビネットのグリル19に入る前
に、衣類の両側を均等に流れて行く。このようにして、
急速で効率的な乾燥が行なわれる。
【0030】衣類がドライヤーに置かれたときに非常に
濡れている場合には、必然的に水がバッグ12に滴り落
ちる。この滴り落ちた水分の幾分かは、ドライヤーの作
動中に蒸発する。残りの部分は、バルブ13を開くこと
により取り除くことが出来る。 乾燥が終わった時に
は、バッグは、その口をはずすことにより開かれ、衣類
がラックから取りはずされる。プレート8が緩められ、
蝶番の周りに回転されて、コード11が再びボックス構
造の中にしまわれる。次に、アーム3を持ち上げていた
キャッチ10が緩められ、アーム3は、図1に示される
位置に振り下ろされる。
【0031】ここに記述されたキャビネットは、スペー
ス・ヒータとしても使用可能であり、あるいは、シャワ
ー脱衣室で身体を乾燥するためのスペース・ヒータとし
ても使用出来ることに留意されたい。もしキャビネット
が衣類の乾燥に使用される場合には、その乾燥は、熱い
水分を含んだ空気を周りの部屋にたくさん送り出すこと
なしに実行することが出来る。このように、現在市販の
衣類乾燥キャビネットの問題のある性質の多くを避ける
ことが出来る。もし、このキャビネットが、ドアのある
シャワー脱衣室に設置される場合には、バッグ12の使
用は、乾燥効率が限られた空間の容積によるので、望ま
しいことである。限られた空間が装置の特徴にマッチし
た場合に、最適の、したがって高速の乾燥条件が実現さ
れる。非常にしばしば、シャワー脱衣室は、バッグに比
べるとはるかに大きな容積を持っており、そのような条
件では、衣類の乾燥は、バッグ12が使用されないと、
必然的に遅く進むこととなる。
【0032】グリル16の代わりに、取り入れ口28を
使用すると、キャビネットが設置されたシャワー脱衣室
からの部分飽和した空気を新しい空気供給口に送る代わ
りに、外部から供給される外の空気が送られ、熱交換器
であらかじめ加熱されることとなる。
【0033】上述された形で製作されたドライヤーの一
例として、次の詳細を持つものがある。
【0034】キャビネットの寸法は、高さが500mm
で、厚味が150mmで、幅が600mmである。図2に示
されるように、アームが水平方向に伸ばされた時のキャ
ビネットの厚味は、700mmである。
【0035】モータ40の容量は80ワットで、モータ
66の容量は80ワットである。ファンはTORINの
接線方向のファンで、毎秒100リットルの空気を送る
能力がある。羽根車41と42は、それぞれ、毎秒50
リットルの空気を送る。加熱部品22は、二つの独立に
作動出来る0.9ワットの加熱能力を持っている。乾燥
の最初の段階では、両方の部品が作動される。モータ4
0が駆動されると、乾燥の第二段階がスタートし、温度
を高く保ち、空気がバッグ12を出る時には飽和状態と
なっている。衣類がほとんど乾燥していることを意味す
る。湿度があらかじめ決められた値よりも下になった時
に、加熱部品は、1.8キロワットから0.9キロワッ
トに減らされる。これは、乾燥効率を高く保ちながら、
エネルギーを節約することになる。
【0036】区画65は、集風器21の内部から密閉さ
れるようにシールされており、したがって、モータ66
は、集風器20を通って流れる空気の温度によって影響
を受けない。
【図面の簡単な説明】
【図1】乾燥ラック装置が、その収納位置にあることを
図示する、壁掛け型乾燥キャビネットのケースの透視図
である。
【図2】図1のキャビネットの乾燥ラック装置が、引き
起こされた水平位置にあり、非透過性のフレキシブルな
バッグが、衣類の乾燥が行なわれる限られた空間を形成
する様子を示す図である。
【図3】キャビネットの前面図で、内部の詳細とキャビ
ネットを通る空気の流路を示すために、そのケースの前
面が取り払われた図である。
【図4】図3の線で切断され、矢印IV−IVの方向に見
た、図3のケースの断面図である。
【図5】図3の線で切断され、矢印V−Vにより示され
る方向に見た、ラック装置が省略されている、図3の折
れ曲がった断面図である。
【符号の説明】 1 キャビネット 2 ケース 3 アーム 4 上端部 5 ボックス構造 6 上部固定プレート 7 垂直プレート 8 第二のプレート 9 下端部 10 ラッチ 11 乾燥コード 12 バッグ 13 出口バルブ 14 出口グリル 15 グリル 16 グリル 17 ぎざぎざつきノブ 18 グリル 19 入り口グリル 20 集風器 21 ファン 22 ヒータ 24 マニフォールド 25 熱交換器 26 穴 27 プレナム部屋 28 入り口 29 出口 30 空気通路 31 出口端 32 一区画 33 区画 40 モータ 41 羽根車 42 羽根車 48 マニフォールド 50 空間 60 部屋 63 チャネル 65 部屋 66 モータ 70 温度または湿度検知器 71 温度検知器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉じられた空間(12)に、熱い乾燥し
    た空気の流れを送り込む装置であって、装置の外部(2
    8または16)から閉じられた空間(12)につながる
    第一の空気流路(45)を規定する第一の手段と、閉じ
    られた空間(12)から空気出口(29)に至る第二の
    空気流路(30)を規定する第二の手段と、第一の空気
    流路(45)に設置される電気ヒータ(22)と、閉じ
    られた空間(12)への、あるいは閉じられた空間(1
    2)からの空気の循環を行なうために、前記空気流路
    (45)の少なくとも一つを通して空気を送り流す手段
    (21)とから構成された、上記の装置において;熱交
    換器(25)には、二つの分離された空気通路が良好な
    熱交換関係で配置され、第一の通路は第一の空気流路
    (45)の中にあり、第二の通路は第二の空気流路(3
    0)の中にあって、閉じられた空間(12)から(19
    で)出ていく空気から熱を奪い、この奪った熱を、第一
    の空気流路(45)を流れる空気をあらかじめ加温する
    ために使用するようにしたことを特徴とする、熱い乾燥
    空気の流れを作る装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器は、その中の二つの空気の通路
    に対応して、二つのファン用羽根車(41,42)を持
    ち、これらの羽根車は、同じ空気出口を持ち、閉じられ
    た空間から(19で)出て行く空気の温度あるいは湿度
    に反応する検知器(70)の出力に対応して、(モータ
    40によって)一緒に駆動されることを特徴とする、請
    求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 熱交換器(25)の二つの通路は、基本
    的にはお互いに逆方向に流れるように配置され、ファン
    羽根車(41,42)は、検知器(70)に反応して共
    通のモータ(40)によって駆動され、ファン羽根車
    は、熱交換器(25)を通るそれぞれの流れ通路の入り
    口側に配置されていることを特徴とする、請求項2記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 制限された空気の流れ回路(26)は、
    第二の空気流路(30)の入り口側(19)と、ヒータ
    (22)の上流の第一の空気流路(45)の位置との間
    にあり、急速な加熱が必要な時には、スタート・アップ
    の段階では、制限された空気の流れ回路(26)は、熱
    交換器(25)をバイパスし、閉じられた空間(12)
    を既に通過してきた空気を、ヒータ(22)を通して再
    循環させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】 ラック装置(3,6,7,8および1
    1)が、装置のケース(2)に装着され、収納された位
    置(図1)と伸び出した位置(図2)の間を動くことが
    出来、伸び出した位置では、これが閉じられた空間(1
    2)の天井を形成し、天井に装置(11)が水平方向に
    配置されて、衣類がバッグ(12)の内側で釣り下げら
    れ、バッグは、ケース(2)に着脱可能な形で取り付け
    られた上方に開いた口と、ラック装置(部品3,6)を
    持ち、二つの空気流れ路(34,45)が、それぞれ、
    バッグ(12)への流れおよびバッグからの流れに通じ
    ていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 ブローワ装置(21)が、接線方向のフ
    ァンであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
    1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】 第一の空気流路(45)を、外部の空気
    源(28を通して)から、あるいは、第一の空気流路
    (45)が使用空間に熱い空気を放出するグリル(1
    4)の位置の上にある第一のグリル(16)から、新鮮
    な空気を受け入れるように連結するためのスイッチ装置
    (17)が設けられ、また、第二のグリル(14)を異
    なる使用位置に傾ける装置(15)が設けられているこ
    とを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 手段(15)は、空気を、垂直方向と水
    平方向の間のどんな方向にも送り出せるようにするため
    に、第二のグリル(14)を回転させるように動作可能
    であることを特徴とする、請求項7記載の装置。
  9. 【請求項9】 該装置が壁に装着可能なキャビネット
    (2)内に設けられており、該キャビネット(2)は、
    キャビネットの上端(4で)で、該キャビネットのそれ
    ぞれの側部まで回転出来るようになった垂直の側部アー
    ム(3)を有し、該アーム(3)にキャビネット(2)
    の下側でボックス構造(5)がつながれ、このアームは
    共通のピボット軸の周りに、垂直位置(図1)から水平
    位置(図2)まで動かすことが出来、水平位置でボック
    ス構造(5)を開いて、その中にある乾燥する衣類を釣
    るすコード(11)を伸ばすことが出来、また、閉じら
    れた空間(12)に閉じた天井を提供出来ることを特徴
    とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の装置。
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