JP2625772B2 - 食器乾燥機 - Google Patents
食器乾燥機Info
- Publication number
- JP2625772B2 JP2625772B2 JP62272423A JP27242387A JP2625772B2 JP 2625772 B2 JP2625772 B2 JP 2625772B2 JP 62272423 A JP62272423 A JP 62272423A JP 27242387 A JP27242387 A JP 27242387A JP 2625772 B2 JP2625772 B2 JP 2625772B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying chamber
- outlet
- hot air
- shelf
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、洗浄した食器類を乾燥させる食器乾燥機に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 従来のこの種食器乾燥機は、第４図に示すようにワー
クトップ１の下部にファン２とヒータ３からなる温風装
置４を配設し、この温風装置４の吹出口５は、一面開放
の箱６と扉７からなる乾燥室８の天板９の中央部に設け
てあった。この乾燥室８内には、洗った食器を収納する
引出自在な上・下段棚10,11が乾燥室８の全面に広く設
けられ、底部には、上・下段棚10,11の食器からの水滴
を受けるための水受皿12が設けてある。また、排気口13
は乾燥室手前の上部に設けてなるものであった。
クトップ１の下部にファン２とヒータ３からなる温風装
置４を配設し、この温風装置４の吹出口５は、一面開放
の箱６と扉７からなる乾燥室８の天板９の中央部に設け
てあった。この乾燥室８内には、洗った食器を収納する
引出自在な上・下段棚10,11が乾燥室８の全面に広く設
けられ、底部には、上・下段棚10,11の食器からの水滴
を受けるための水受皿12が設けてある。また、排気口13
は乾燥室手前の上部に設けてなるものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、洗浄した食器類を、上段
棚10と下段棚11に入れ、乾燥する際に、温風は、吹出口
５が乾燥室８の天板９の中央部に設けてあり、また、上
段棚10が全面に広がってあることから、上段棚10にあた
り、温風が全体に行きわたりにくく乾燥効率が悪いとい
う問題があった。
棚10と下段棚11に入れ、乾燥する際に、温風は、吹出口
５が乾燥室８の天板９の中央部に設けてあり、また、上
段棚10が全面に広がってあることから、上段棚10にあた
り、温風が全体に行きわたりにくく乾燥効率が悪いとい
う問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、乾燥時
の温風が全体に行きわたるようにし、乾燥効率をよくし
ようとするものである。
の温風が全体に行きわたるようにし、乾燥効率をよくし
ようとするものである。
問題点を解決するための手段 前記問題を解決するため本発明の食器乾燥機は、棚を
少なくとも上下２段配置した乾燥室と、この乾燥室上部
に吐風装置を備え、この吐風装置の吹出口は前記乾燥室
の後壁近傍の天井壁に開口するとともに、排気口は前記
乾燥室の前方上部に設け、かつ前記棚のうち前記吹出口
近傍に配設した上段棚はその後端が前記吹出口の手前側
に位置させたものである。
少なくとも上下２段配置した乾燥室と、この乾燥室上部
に吐風装置を備え、この吐風装置の吹出口は前記乾燥室
の後壁近傍の天井壁に開口するとともに、排気口は前記
乾燥室の前方上部に設け、かつ前記棚のうち前記吹出口
近傍に配設した上段棚はその後端が前記吹出口の手前側
に位置させたものである。
作用 上記本発明の食器乾燥機は、吹出口からの温風が下段
棚へ直接吹出された後に、乾燥室手前側の上部に設けた
排気ダクトより排出され、温風の流れが自然に全体に行
きわたるようになる。この結果、洗浄した食器類を乾燥
する際、温風が乾燥室全体に行きわたる。
棚へ直接吹出された後に、乾燥室手前側の上部に設けた
排気ダクトより排出され、温風の流れが自然に全体に行
きわたるようになる。この結果、洗浄した食器類を乾燥
する際、温風が乾燥室全体に行きわたる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第１図〜第３図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
図において、14は、本体で、側板15、底板16、天板1
7、後壁18で、一面開放の箱を形成し、さらに仕切板19
により、上室20、乾燥室21に分割している。前記上室20
には、前面パネル22、温風ケース23等により形成される
温風装置24が取付けれ、乾燥室21には、前面に開閉自在
なる扉25が付けられ、内部には乾燥に供するための食器
類を収納する前後に引出自在な上段棚26と下段棚27が納
められている。そして乾燥室21の内底部には水受皿28を
設け、上下段棚26,27に収納した食器類の水滴を受ける
ようにしている。前記温風装置24は、温風ケース23内に
ヒータ30を納めたヒータケース31、これに、吐出部32が
嵌合して取付けられたファン33、これらと、電気的に接
続された制御板34が熱伝導熱を受けにくい乾燥室21とは
反対側に取付けられて構成され、ヒータ30の発熱とファ
ン33の起した風にって温風を発生するものである。さら
に、温風ケース23の後方には、吹出口35が、設けてあ
り、この吹出口35は、吐出された温風が、後壁18に沿う
よう後壁18近くに配設してある。また前記温風ケース22
の前方底面には給気口36が開口されている。前記パネル
22には、中央に操作部37が設けてあり、この左右端で温
風ケース29の幅寸法より外れた位置に、部分的に開口し
た通気窓38,39が設けられている。この一方の通気窓38
は、乾燥室21の手前側上部の排気ダクト40と接続されて
いる。
7、後壁18で、一面開放の箱を形成し、さらに仕切板19
により、上室20、乾燥室21に分割している。前記上室20
には、前面パネル22、温風ケース23等により形成される
温風装置24が取付けれ、乾燥室21には、前面に開閉自在
なる扉25が付けられ、内部には乾燥に供するための食器
類を収納する前後に引出自在な上段棚26と下段棚27が納
められている。そして乾燥室21の内底部には水受皿28を
設け、上下段棚26,27に収納した食器類の水滴を受ける
ようにしている。前記温風装置24は、温風ケース23内に
ヒータ30を納めたヒータケース31、これに、吐出部32が
嵌合して取付けられたファン33、これらと、電気的に接
続された制御板34が熱伝導熱を受けにくい乾燥室21とは
反対側に取付けられて構成され、ヒータ30の発熱とファ
ン33の起した風にって温風を発生するものである。さら
に、温風ケース23の後方には、吹出口35が、設けてあ
り、この吹出口35は、吐出された温風が、後壁18に沿う
よう後壁18近くに配設してある。また前記温風ケース22
の前方底面には給気口36が開口されている。前記パネル
22には、中央に操作部37が設けてあり、この左右端で温
風ケース29の幅寸法より外れた位置に、部分的に開口し
た通気窓38,39が設けられている。この一方の通気窓38
は、乾燥室21の手前側上部の排気ダクト40と接続されて
いる。
なお、乾燥室21の内部に設けた前後に引出自在な上段
棚26は、前記吹出口の手前側で止まるように、ストッパ
ー41が設けてある。
棚26は、前記吹出口の手前側で止まるように、ストッパ
ー41が設けてある。
上記構成において、扉25を開き、上・下段棚26,27を
引き出し、洗浄した食器類を入れ、上・下段棚26,27を
押し入れた後、扉25を閉じ、操作部37の操作によって、
ヒータ30、ファン33に通電すると、ヒータ30は、発熱
し、ファン33は回転し、風を発生させる。このときの風
の流れは、第１図，第２図，第３図に矢印で示すように
排気ダクト40の接続されていない通気窓39より吸込ま
れ、温風ケース29の手前下方より、給気口36を経て、温
風ケース内に入り、制御板34を冷却して、ファン33に吸
引され、吐出部32よりヒータケース31を通ってヒータ30
に供給され、このヒータ30の熱で、温風にし、吹出口35
より乾燥室21へ吐出される。吐出された温風は、吹出口
35と後壁18が近くにあることと、上段棚26が吹出口35よ
り手前に位置していることから、従来のように上段棚26
に妨げられることなく、また後壁18に温風が沿うこと
で、下段棚27に十分温風が行きわたる。下段棚27を通っ
た温風は上段棚26を通り、乾燥室21の手前上部に設けた
排気ダクト40を通って通気窓38から外へ排気される。こ
のように、吹出口35からの温風が後壁18に沿うことと、
上段棚26に妨げられないことから、下向きに十分流れた
後に、上方手前側に設けられた排気ダクト40へ向けて上
昇することで、温風が乾燥室21の全体へ行きわたり、乾
燥室21内が均一に温度上昇し、上・下段棚26,27に収納
した食器類の乾燥が、短時間で行なえ、効率よく乾燥す
ることができる。
引き出し、洗浄した食器類を入れ、上・下段棚26,27を
押し入れた後、扉25を閉じ、操作部37の操作によって、
ヒータ30、ファン33に通電すると、ヒータ30は、発熱
し、ファン33は回転し、風を発生させる。このときの風
の流れは、第１図，第２図，第３図に矢印で示すように
排気ダクト40の接続されていない通気窓39より吸込ま
れ、温風ケース29の手前下方より、給気口36を経て、温
風ケース内に入り、制御板34を冷却して、ファン33に吸
引され、吐出部32よりヒータケース31を通ってヒータ30
に供給され、このヒータ30の熱で、温風にし、吹出口35
より乾燥室21へ吐出される。吐出された温風は、吹出口
35と後壁18が近くにあることと、上段棚26が吹出口35よ
り手前に位置していることから、従来のように上段棚26
に妨げられることなく、また後壁18に温風が沿うこと
で、下段棚27に十分温風が行きわたる。下段棚27を通っ
た温風は上段棚26を通り、乾燥室21の手前上部に設けた
排気ダクト40を通って通気窓38から外へ排気される。こ
のように、吹出口35からの温風が後壁18に沿うことと、
上段棚26に妨げられないことから、下向きに十分流れた
後に、上方手前側に設けられた排気ダクト40へ向けて上
昇することで、温風が乾燥室21の全体へ行きわたり、乾
燥室21内が均一に温度上昇し、上・下段棚26,27に収納
した食器類の乾燥が、短時間で行なえ、効率よく乾燥す
ることができる。
発明の効果 以上実施例の説明より明らかなように、本発明によれ
ば、以下の効果を奏するものである。
ば、以下の効果を奏するものである。
吐風装置の吹出口を乾燥室後壁近くに、吐風が後壁に
沿うように設けるとともに、上段棚を吹出口の手前側に
配設していることから、吐出された吐風が下段棚まで十
分に行きわたり、また、排気口が乾燥室手前上部に設け
てあることで、乾燥室内の温度上昇が均一で、効率よく
短時間で、食器類の乾燥が行なえるものである。
沿うように設けるとともに、上段棚を吹出口の手前側に
配設していることから、吐出された吐風が下段棚まで十
分に行きわたり、また、排気口が乾燥室手前上部に設け
てあることで、乾燥室内の温度上昇が均一で、効率よく
短時間で、食器類の乾燥が行なえるものである。
第１図は本発明の一実施例を示す食器乾燥機の外観斜視
図、第２図は同第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は同第１
図のＤ−Ｃ−Ｂ−Ａ断面図、第４図は従来例を示す側面
断面図である。 21……乾燥室、24……温風装置、35……吹出口、18……
後壁、26……上段棚、40……排気ダクト。
図、第２図は同第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は同第１
図のＤ−Ｃ−Ｂ−Ａ断面図、第４図は従来例を示す側面
断面図である。 21……乾燥室、24……温風装置、35……吹出口、18……
後壁、26……上段棚、40……排気ダクト。
Claims (1)
- 【請求項１】棚を少なくとも上下２段配置した乾燥室
と、この乾燥室上部に吐風装置を備え、この吐風装置の
吹出口は前記乾燥室の後壁近傍の天井壁に開口するとと
もに、排気口は前記乾燥室の前方上部に設け、かつ前記
棚のうち前記吹出口近傍に配設した上段棚はその後端が
前記吹出口の手前側に位置させた食器乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62272423A JP2625772B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 食器乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62272423A JP2625772B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 食器乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01115335A JPH01115335A (ja) | 1989-05-08 |
| JP2625772B2 true JP2625772B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=17513702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62272423A Expired - Lifetime JP2625772B2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 | 食器乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2625772B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110393816A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-11-01 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种消毒柜 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835346B2 (ja) * | 1975-07-15 | 1983-08-02 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 密閉型小型電池 |
| JPS62122626A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-06-03 | 株式会社日立製作所 | 食器乾燥機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835346U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-08 | 東陶機器株式会社 | 乾燥庫 |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP62272423A patent/JP2625772B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5835346B2 (ja) * | 1975-07-15 | 1983-08-02 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 密閉型小型電池 |
| JPS62122626A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-06-03 | 株式会社日立製作所 | 食器乾燥機 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110393816A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-11-01 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种消毒柜 |
| CN110393816B (zh) * | 2019-05-22 | 2020-11-24 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种消毒柜 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01115335A (ja) | 1989-05-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN111271969B (zh) | 床用烘干机 | |
| US4684787A (en) | Article heating cabinet | |
| EP0505116A2 (en) | Hot air drier | |
| JP2625772B2 (ja) | 食器乾燥機 | |
| US2566033A (en) | Space heater | |
| US2449207A (en) | Sound deadener drawer | |
| US3073039A (en) | Drying cabinet | |
| JP2625770B2 (ja) | 食器乾燥機 | |
| JPH05157356A (ja) | 洗面化粧台 | |
| JPS624198Y2 (ja) | ||
| JPS5942636Y2 (ja) | 乾燥器 | |
| CN210096451U (zh) | 一种带有吹风功能的消毒柜 | |
| JP2966665B2 (ja) | 食器乾燥庫 | |
| JPS5827740Y2 (ja) | 食器乾燥器 | |
| JP2925959B2 (ja) | 温蔵庫 | |
| JPH0535730Y2 (ja) | ||
| JPS6211477Y2 (ja) | ||
| JP3502304B2 (ja) | 貯蔵庫 | |
| JPS5816719Y2 (ja) | タオル掛け | |
| JPH035458B2 (ja) | ||
| JPS6412118U (ja) | ||
| FR2304262A7 (fr) | Chauffage electrique a utilisations multiples | |
| JPS637022Y2 (ja) | ||
| JPS5818833Y2 (ja) | 厨房用キャビネット | |
| JP2966664B2 (ja) | 温風ユニット付き収納庫を備えた台所キャビネット |