JPH05130175A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH05130175A
JPH05130175A JP3290116A JP29011691A JPH05130175A JP H05130175 A JPH05130175 A JP H05130175A JP 3290116 A JP3290116 A JP 3290116A JP 29011691 A JP29011691 A JP 29011691A JP H05130175 A JPH05130175 A JP H05130175A
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康博 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセス制御システムの立ち上げ段階におい
て、制御装置の確認をする場合、サイクリックデータ伝
送で送信されてくるプロセスデータの一部を別のステー
ションからの模擬データとする。 【構成】 伝送路1を介して接続される複数のステーシ
ョン9のそれぞれにおいて送信データを展開されるサイ
クリック送信メモリ6aと受信データを展開されるサイ
クリック受信メモリ6bを設け、シミュレートされるス
テーション9からシミュレートするステーション9にサ
イクリックデータを送信し、シミュレートする側のステ
ーションでシミュレートされる側のステーションと同じ
送信エリアを設定すると共にサイクリック送信メモリ6
aとサイクリック受信メモリ6bのデータの排他的論理
和を論理手段14で得てこれを送信データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ伝送装置に係
り、特にサイクリックメモリを用いた分散制御システム
においてサイクリックデータを変化させて各ステーショ
ンに接続される外部制御装置のプロセスデータのシミュ
レーションを行なうに好適なデータ伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のデータ伝送装置のブロック
図であり、特に、文献「テレコミュニケーション(Te
lecommnunications)」(第21巻第
5号:1987年5月発行)に掲載されている「新ファ
イバ伝送データインタフェースの標準(The Eme
rging FDDI Standard)」に記載の
プロトコルを実現するための制御用データウェイのステ
ーションの構成例を示すものである。図において、1は
ステーション9が接続される回線、8はステーション9
に接続される外部制御装置、2はステーション9を回線
1に接続するための回線接続部、3は回線接続部2とデ
ータのやり取りを行なうためのメディアアクセス部、4
はメディアアクセス部3とデータの送受を行なうべく送
信バッファメモリ4aと受信バッファメモリ4bを有す
るバッファメモリ、5はメモリデータをダイレクト転送
制御するためのDMA転送制御部、6はメディアアクセ
ス部3および外部制御装置8に接続されるサイクリック
メモリ、7はメディアアクセス部3および外部制御装置
8に接続されるイベント伝送制御部である。
【0003】図6は図5のステーション9を用いて構成
した制御データウェイの全体概要図である。図におい
て、15は図5の回線1をループ状に形成して構成され
るループ伝送路、9a、9b、9cはループ伝送路15
に接続される複数のステーション、8a、8b、8cは
それぞれのステーション9a、9b、9cに接続される
外部制御装置であり、それぞれのステーション9a、9
b、9cにはメディアアクセス部3、サイクリックメモ
リ6、イベント伝送制御部7が設けられる。
【0004】図7は伝送されるデータのフレーム構成の
説明図であり、図7(a)はトークンフレーム10の構
成図、同図(b)はデータフレーム11の構成を示すも
のである。図からも明らかなように、トークンフレーム
10は開始デリミタ10−SD、フレーム制御10−F
C、終了デリミタ10−EDで構成され、データフレー
ム11は開始デリミタ11−SD、フレーム制御11−
FC、宛先アドレス11−DA、送信元アドレス11−
SA、情報エリア11−INFO、フレームチェックシ
ーケンス11−FCS、終了デリミタ11−ED、フレ
ームステータス11−FSである。さらに、サイクリッ
クデータを送信するデータフレームの場合、情報エリア
11−INFOはさらに送信制御情報12とサイクリッ
クデータ13に分割され、送信制御情報12はアドレス
オフセット情報12−OFFSETと送信データ量12
−LENGTHから構成されることになる。
【0005】図8はサイクリックメモリ6のデータと送
受信フレームの関係を示す説明図であり、データフレー
ム11に含まれるサイクリックデータ13のサイクリッ
クメモリ6内でのオフセットOFFSETと長さLEN
GTHの関係を示すものである。
【0006】以上のような構成において、次にその動作
を説明する。
【0007】送信制御情報12に接続されたステーショ
ン9a、9b、9cのいずれかが図7(a)に示すよう
な構成のトークンフレーム10を獲得すると、当該ステ
ーション9a、9b、9cは図7(b)に示された構成
のデータフレーム11を送信する権利を獲得する。
【0008】このデータフレーム11には自局ステーシ
ョン9a、9b、9cが送信するように設定されたサイ
クリックメモリ6のエリアのデータを載せて送信する。
つまり、送信制御情報12のアドレスオフセット情報1
2−OFFSETに送信するサイクリックデータブロッ
クのサイクリックメモリ6の先頭からのオフセットアド
レスを、送信データ量12−LENGTHには送信する
サイクリックデータブロックのワード数をそれぞれ載せ
て、サイクリックデータ13には送信エリアに従ったサ
イクリックメモリ6上の実際のデータを載せて送信す
る。
【0009】さらに、このデータフレーム11の宛先ア
ドレス11−DAは、図8の説明図に示すように、全て
のステーション9a、9b、9cが受信できるようにブ
ロードキャストアドレスとして送信する。
【0010】また、送信元アドレス11−SAとしては
送信ステーション9a、9b、9cの個別アドレスが設
定される。
【0011】このデータフレーム11を受信したステー
ション9a、9b、9cでは受信したサイクリックデー
タ13を、図8の説明図に示すように、受信した送信制
御情報12のアドレスオフセット情報12−OFFSE
Tで示されたオフセットアドレス分だけサイクリックメ
モリ6の先頭から隔たったアドレス位置から送信データ
量12−LENGTHに示されたデータ長分だけ展開す
る。
【0012】トークンフレーム10はループ伝送路15
上の接続順序に従って全ステーション9a、9b、9c
にパスされるため、トークンフレーム10獲得時に自己
のサイクリックデータフレームを送信することにより全
てのステーション9a、9b、9cが持つサイクリック
メモリ6の内容はある遅延時間をもって同一に保たれ
る。
【0013】従って、外部制御装置8はサイクリックメ
モリ6内の自己の接続ステーション9a、9b、9cの
送信エリアにデータを書き込むとある時間の遅延を経て
ループ伝送路15上に接続された全ステーション9a、
9b、9cのサイクリックメモリ6の同一エリアに書き
込み内容が反映される。これを外部制御装置8が読むこ
とによって外部制御装置8a、8b、8c間のサイクリ
ックメモリ6を介したデータ伝送が行なわれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ伝送装置
は以上のように構成されるので、外部制御装置8a、8
b、8cでサイクリックメモリ6のデータを共有するこ
とが可能であるが、外部制御装置8a、8b、8cをス
テーション9a、9b、9cを介してループ伝送路15
に接続したプロセス制御システムの立ち上げ段階におい
て、外部制御装置8a、8b、8cの制御動作を確認す
る場合、サイクリックデータ伝送で送信されてくるプロ
セスデータの一部を実機から入力せず、別のステーショ
ン9a、9b、9cから模擬データとして送信するよう
な状況下で、ステーション9a、9b、9cうちの2つ
が同一送信エリアを設定すると、このデータの受信ステ
ーション9a、9b、9cではお互いがお互いのサイク
リックメモリ6のデータを交互に上書きし、別のステー
ション9a、9b、9cで模擬データを送信することが
できないという問題がある。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、プロセス制御システムの立ち上
げ段階において、制御装置の制御動作の確認を行なう場
合に、パケット交換方式を使用したサイクリックデータ
伝送で送信されてくるプロセスデータの一部を実機から
入力せずに別のステーションから模擬データを送信でき
るようにしたデータ伝送装置を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、伝送路を介して接続される複数のステ
ーションのそれぞれに接続される外部制御手段と、前記
各ステーションにおいて送信データを展開されるサイク
リック送信メモリ手段と、前記各ステーションにおいて
受信データを展開されるサイクリック受信メモリ手段
と、対応する前記外部制御手段をシミュレートされるス
テーションからシミュレートする側のステーションにの
みサイクリックデータを送信する手段と、シミュレート
する側のステーションにおいてシミュレートされる側の
ステーションと同じ送信エリアを設定する手段と、シミ
ュレートする側のステーションにおいてサイクリック送
信メモリとサイクリック受信メモリのデータの排他的論
理和を送信データとする論理手段と、を備えるデータ伝
送装置を提供するものである。
【0017】上記目的を達成するために、この発明は更
に、伝送路を介して接続される複数のステーションのそ
れぞれに接続される外部制御手段と、前記各ステーショ
ンにおいて送信データを展開されるサイクリック送信メ
モリ手段と、前記各ステーションにおいて受信データを
展開されるサイクリック受信メモリ手段と、対応する前
記外部制御手段をシミュレートされるステーションから
シミュレートする側のステーションにのみサイクリック
データを送信する手段と、シミュレートする側のステー
ションにおいてシミュレートされる側のステーションと
同じ送信エリアを設定する手段と、シミュレートする側
のステーションにおいてサイクリック送信メモリとサイ
クリック受信メモリのデータの排他的論理和を送信デー
タとする論理手段と、シミュレートする側のステーショ
ンからそのアドレス情報を載せたデータフレームをシミ
ュレートされる側のステーションに送信する手段と、前
記データフレームを受信することにより自局ステーショ
ンをシミュレートされるステーションに遷移させる手段
と、を備えるデータ伝送装置を提供するものである。
【0018】
【作用】上記手段において、この発明のデータ伝送装置
は、伝送路を介して接続される複数のステーションのう
ちで、シミュレータ側のステーションではサイクリック
送信メモリ手段とサイクリック受信メモリ手段のデータ
を論理手段により排他的論理和を1単位ずつとって送信
データとして送信し、シミュレータする側のステーショ
ンの送信データをシミュレートされるステーションの送
信データで破壊することなく、シミュレータする側のス
テーションでのサイクリックデータの加工を行なうこと
を可能としている。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の実施例
を説明する。
【0020】実施例1.図1はこの発明の一実施例に係
るデータ伝送装置のブロック図である。図において、6
aはサイクリックメモリ6を構成するサイクリック送信
メモリ、6bはサイクリックメモリ6を構成するサイク
リック受信メモリ、14はサイクリック送信メモリ6a
とサイクリック受信メモリ6bのデータの排他的論理和
をとる排他的論理和回路である。
【0021】図2はサイクリックメモリ6におけるサイ
クリック送信メモリ6aのデータおよびサイクリック受
信メモリ6bのデータと送受信フレームの関係を示す説
明図であり、送信データフレーム11Txに含まれるサ
イクリック送信データ13Txのサイクリック送信メモ
リ6a内でのオフセットOFFSET1と長さLENG
TH1の関係ならびに受信データフレーム11Rxに含
まれるサイクリック受信データ13Rxのサイクリック
受信メモリ6b内でのオフセットOFFSET2と長さ
LENGTH2の関係を示すものである。
【0022】なお、以上のような構成において、フレー
ム構成は図7に示すのと同様の構成を有する。
【0023】図4は図1のステーションを用いて構成し
た制御データウェイの全体概略図である。図において示
すように、ループ伝送路15には複数のステーション9
a、9b、9cが接続され、各ステーション9a、9
b、9cには図1に示すようにそれぞれメディアアクセ
ス部3、サイクリック送信メモリ6aとサイクリック受
信メモリ6bからなるサイクリックメモリ6、イベント
伝送制御部7が設けられており外部制御装置8a、8
b、8cが接続される。
【0024】さて、ここでステーション9aをシミュレ
ータステーション、ステーション9bをシミュレートさ
れるステーション、ステーション9cを通常モードのス
テーションとして、以下にその動作を説明する。
【0025】ループ伝送路15に接続されたステーショ
ン9a、9b、9cが図7(a)に示すようなトークン
フレーム10を獲得すると、ステーション9a、9b、
9cは図7(b)に示されるような構成のデータフレー
ム11を送信する権利を獲得する。
【0026】このデータフレーム11の内容は送信する
ステーションのモードによって異なる。
【0027】通常モードのステーション9cの場合、こ
の送信データフレーム11Txは自局ステーション9c
が送信するように設定されたサイクリック送信メモリ6
aのエリアのデータを載せて送信する。つまり、送信制
御情報12のアドレスオフセット情報12−OFFSE
Tに送信するサイクリックデータブロックのサイクリッ
クメモリ6先頭からのオフセットアドレスOFFSET
1を、送信データ量12−LENGTHには送信するサ
イクリックデータブロックのワード数LENGTH1を
載せ、サイクリック送信データ13Txには送信エリア
に従ったサイクリックメモリ上の実際のデータを載せて
送信する。
【0028】この送信データフレーム11Txの宛先ア
ドレス11−DAは全てのステーション9a、9cが受
信できるようにブロードキャストアドレスとして送信す
る。また、送信元アドレス11−SAは送信ステーショ
ン9cの個別アドレスが設定される。
【0029】このデータフレーム11を受信データフレ
ーム11Rxとして受信したステーションでは受信した
送信制御情報12のアドレスオフセット情報12−OF
FSETで示されたオフセットアドレスOFFSET2
分だけサイクリック受信メモリ6bの先頭から隔たった
アドレスから送信データ量12−LENGTHに示され
たデータ長さLENGTH2だけ受信したサイクリック
受信データ13Rxを展開する。
【0030】トークンフレーム10はループ伝送路15
上の接続順序に従って全ステーション9a、9b、9c
にパスされるため、トークン獲得時に自己のサイクリッ
クデータフレームを送信することにより、全てのステー
ション9a、9b、9cが持つサイクリックメモリ6
(サイクリック送信メモリ6a、サイクリック受信メモ
リ6b)の内容はある遅延時間をもって同一に保たれ
る。
【0031】一方、シミュレートされるステーション9
bの場合、通常モードのステーション9cとは宛先アド
レス11−DAがブロードキャストアドレスではなくシ
ミュレータステーション9aの個別アドレスである点だ
けが異なる。つまり、シミュレートされるステーション
9bのサイクリック送信データ13Txはシミュレータ
ステーション9aのサイクリック受信メモリ6bにしか
受信されない。
【0032】シミュレータモードのステーション9aの
場合、自局ステーション9aが送信するように設定され
たサイクリック送信メモリ6aのエリアはシミュレート
されるステーション9bの送信エリアと同じに設定され
る。
【0033】この送信データフレーム11Txには自局
ステーション9aが送信するように設定されたサイクリ
ック送信メモリ6aのエリアと先頭からの同一オフセッ
トを持つサイクリック受信メモリ6bのエリアのデータ
を1Wずつ排他的論理和回路14において排他的論理和
をとったデータをサイクリックデータとして載せる。つ
まり、送信制御情報12のアドレスオフセット情報12
−OFFSETに送信するサイクリックデータブロック
のサイクリックメモリ6先頭からのオフセットアドレス
OFFSETを送信データ量12−LENGTHには送
信するサイクリックデータブロックのワード数LENG
THを載せ、サイクリック送信データ13Txには送信
エリアに従ったサイクリックメモリ上の実際のデータを
載せて送信する。
【0034】この送信データフレーム11Txの宛先ア
ドレス11−DAは全てのステーション9b、9cが受
信できるようにブロードキャストアドレスとして送信す
る。なお、ステーション9a、9b、9cのモードに関
係なく、送信元アドレス11−SAは送信ステーション
9a、9b、9cの個別アドレスが設定され、データフ
レームを受信したステーション9a、9b、9cでは受
信した送信制御情報12のアドレスオフセット情報12
−OFFSETで示されたオフセットアドレス分、サイ
クリック受信メモリ6bの先頭から隔たったアドレスか
ら送信データ量12−LENGTHに示されたデータ長
だけ受信したサイクリック受信データ13Rxを展開す
る。
【0035】シミュレートされるステーション9bの送
信サイクリックデータがシミュレータステーション9a
によって書き換えられ、通常モードのステーション9c
で受信される様子を図4に示す。
【0036】シミュレートされるステーション9bはシ
ミュレータステーション9aにのみ自己のサイクリック
送信データ13Txを送信する。このデータはシミュレ
ータステーション9aのサイクリック受信メモリ6bに
反映される。シミュレータステーション9aはシミュレ
ートされるステーション9bと同じ送信エリアが設定さ
れているので、自己が送信しようとするサイクリック送
信データ13Txが、これと同一のオフセットアドレス
を持つサイクリック受信メモリ6bにはシミュレートさ
れるステーション9bの送信データがサイクリック受信
データ13Rxとして反映される。そこで、シミュレー
タステーション9aはサイクリック送信メモリ6aのあ
るビットに“0”を書くとサイクリック受信メモリ6b
の内容がそのまま送信データとなり、“1”を書くとサ
イクリック受信メモリ6bの内容を反転したデータが送
信データとなる。この送信データは通常モードのステー
ション9cでサイクリック受信メモリ6bに展開され、
シミュレートされるステーション9bの送信データをシ
ミュレータステーション9aが加工したデータが通常モ
ードのステーション9cで受信されることになる。この
様子は図3の説明図に示す通りであり、サイクリック送
信メモリ6aのサイクリック送信データ13Txを構成
するデータT1〜Tnはサイクリック受信メモリ6bの
サイクリック受信データ13Rxを構成するデータR1
〜Rnはそれぞれ対応するデータ毎に排他的論理和回路
14で排他的論理和をとられ送信データフレーム11T
xのサイクリックデータ13を構成することになる。
【0037】実施例2.なお、上記実施例ではシミュレ
ートされるステーション9cが既設定のように扱ってき
たが、シミュレータステーション9aからシミュレーシ
ョン対象ステーションに自己の個別アドレス情報を載せ
たシミュレーション通知のデータフレームを送信し、こ
のフレームを受信したステーションはシミュレートされ
るモードに遷移し、データフレーム11の宛先アドレス
11−DAを受信した個別アドレス情報とすることによ
り、1ステーションからシミュレーション対象ステーシ
ョンを自由に設定することができる。
【0038】実施例3.また、上記各実施例ではシミュ
レートされるステーション1台に対してシミュレータス
テーション1台の場合の構成を例示したが、シミュレー
タステーションは複数台のステーションの送信エリアの
設定を受けることによって、複数台のステーションのシ
ミュレーションが可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように、この発明のデータ伝
送装置は、シミュレートされるステーションで同期デー
タフレームの宛先アドレスを変更し、シミュレータステ
ーションではシミュレートする送信エリアを設定するよ
うに構成されるので、シミュレートされるステーション
と実機のインターフェースを変更する必要がなく、変更
負荷を軽減して簡単に実機の一部のデータのシミュレー
ションを実施できると共に1ステーションからシミュレ
ーション対象ステーションを自由に設定できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るデータ伝送装置のブ
ロック図である。
【図2】図1の構成におけるサイクリックメモリのデー
タと送受信フレームの関係を示す説明図である。
【図3】シミュレータステーションのサイクリックメモ
リデータと送信データフレームの関係を示す説明図であ
る。
【図4】図1のステーションを用いて構成した制御デー
タウェイの全体概略図である。
【図5】従来のデータ伝送装置のブロック図である。
【図6】図5のステーションを用いて構成した制御デー
タウェイの全体概略図である。
【図7】伝送されるデータのフレーム構成の説明図であ
る。
【図8】サイクリックメモリデータと送受信データフレ
ームの関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 回線 2 回線接続部 3 メディアアクセス部 4 バッファメモリ 5 DMA転送制御部 6 サイクリックメモリ 6a サイクリック送信メモリ 6b サイクリック受信メモリ 7 イベント伝送制御部 8 外部制御装置 8a 外部制御装置 8b 外部制御装置 8c 外部制御装置 9 ステーション 9a ステーション 9b ステーション 9c ステーション 10 トークンフレーム 11 データフレーム 12 送信制御情報 13 サイクリックデータ 14 排他的論理和回路 15 ループ伝送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路を介して接続される複数のステーシ
    ョンのそれぞれに接続される外部制御手段と、 前記各ステーションにおいて送信データを展開されるサ
    イクリック送信メモリ手段と、 前記各ステーションにおいて受信データを展開されるサ
    イクリック受信メモリ手段と、 対応する前記外部制御手段をシミュレートされるステー
    ションからシミュレートする側のステーションにのみサ
    イクリックデータを送信する手段と、 シミュレートする側のステーションにおいてシミュレー
    トされる側のステーションと同じ送信エリアを設定する
    手段と、 シミュレートする側のステーションにおいてサイクリッ
    ク送信メモリとサイクリック受信メモリのデータの排他
    的論理和を送信データとする論理手段と、 を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】伝送路を介して接続される複数のステーシ
    ョンのそれぞれに接続される外部制御手段と、 前記各ステーションにおいて送信データを展開されるサ
    イクリック送信メモリ手段と、 前記各ステーションにおいて受信データを展開されるサ
    イクリック受信メモリ手段と、 対応する前記外部制御手段をシミュレートされるステー
    ションからシミュレートする側のステーションにのみサ
    イクリックデータを送信する手段と、 シミュレートする側のステーションにおいてシミュレー
    トされる側のステーションと同じ送信エリアを設定する
    手段と、 シミュレートする側のステーションにおいてサイクリッ
    ク送信メモリとサイクリック受信メモリのデータの排他
    的論理和を送信データとする論理手段と、 シミュレートする側のステーションからそのアドレス情
    報を載せたデータフレームをシミュレートされる側のス
    テーションに送信する手段と、 前記データフレームを受信することにより自局ステーシ
    ョンをシミュレートされるステーションに遷移させる手
    段と、 を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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