JPH05129471A - 電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法 - Google Patents
電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法Info
- Publication number
- JPH05129471A JPH05129471A JP3291644A JP29164491A JPH05129471A JP H05129471 A JPH05129471 A JP H05129471A JP 3291644 A JP3291644 A JP 3291644A JP 29164491 A JP29164491 A JP 29164491A JP H05129471 A JPH05129471 A JP H05129471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dam frame
- electronic component
- component mounting
- dam
- jig plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
搭載用基板とダム枠との間からはみ出た接着剤が上治具
板に付着せず、しかも、ダム枠及び電子部品搭載用基板
を損傷させることのない電子部品搭載用基板へのダム枠
の接着方法を提供すること。 【構成】上治具板6としてダム枠挿入孔5の各隅角近辺
にダム枠4の位置決めを行う係止部9を設け、ダム枠挿
入孔5の周囲の銅箔7をエッチングによって除去した上
治具板6を使用してダム枠4を電子部品搭載用基板3に
接着する。
Description
のダム枠の接着方法にに関するものである。
実装する場合、基板上面の所定位置にダム枠を接着し、
そのダム枠内に電子部品を実装した後、電子部品を封止
樹脂によって封止する場合がある。
に示すように、四隅に位置決めピン2が立設された下治
具板1上に電子部品搭載用基板3を、そのピン孔(図示
せず)が位置決めピン2に挿通された状態で載置する。
そして、その基板3上面に前記ダム枠4の外形と略同形
のダム枠挿入孔5を複数形成した上治具板6を、そのピ
ン孔が前記位置決めピン2に挿通された状態で載置す
る。
塗布したダム枠4を前記上治具板6の各ダム枠挿入孔5
から挿入し、前記基板3上へ載置する。このとき、ダム
枠4はダム挿入孔の上部より約0.1〜0.2mm突出
する。そして、この状態で加熱プレスによってダム枠4
が上治具板6とともに基板3側へ押圧されて、電子部品
搭載用基板3へのダム枠4の接着が行われる。
具板6の汚れが基板3に転写するのを防止するためにそ
の下面(電子部品搭載用基板3との当接面)に銅箔7が
接着されている。
子部品搭載用基板3へのダム枠4の接着方法では次のよ
うな問題が生じていた。
のため、上治具板6のダム枠挿入孔5が変形し、その変
形にともなってダム枠4も変形した状態で基板3に接着
される(図6参照)。なお、変形時にはダム枠挿入孔5
とダム枠4とが接触した状態となるが、図面上ではダム
枠4とダム枠挿入孔5とを区別するために、それらを離
間させた状態で描いている。
との間からはみ出した接着剤が、前記上治具板6に付着
する。そして、この接着剤を付着した上治具板6を使用
し続けることにより上治具板6に付着した接着剤が製品
に付着して、不具合の原因となる。
形成されるとともに、ルータ加工によってダム枠挿入孔
を形成するため、前記上治具板6下面に接着された銅箔
7にバリが発生する。その結果、そのバリによってダム
枠4及び電子部品搭載用基板3が損傷することがあっ
た。
れたものであって、その目的はダム枠を変形させること
なく、また、電子部品搭載用基板とダム枠との間からは
み出た接着剤が上治具板に付着せず、しかも、ダム枠及
び電子部品搭載用基板を損傷させることのない電子部品
搭載用基板へのダム枠の接着方法を提供することにあ
る。
に本発明では、基台となる下治具板と、ルータ加工によ
って四角形状のダム枠挿入孔が形成された銅張積層板製
の上治具板とによって電子部品搭載用基板を挟持した
後、接着剤を塗布したダム枠を前記ダム枠挿入孔に挿入
して前記電子部品搭載用基板上面に載置し、加熱プレス
により前記電子部品搭載用基板にダム枠を接着する電子
部品搭載用基板へのダム枠の接着方法において、前記上
治具板としてダム枠挿入孔の各隅角近辺に前記ダム枠の
位置決めを行う係止部を設け、前記ダム枠挿入孔の周囲
の銅箔をエッチングによって除去した上治具板を使用し
てダム枠を電子部品搭載用基板に接着するようにした。
積層した上治具板とで挟持する。次に、接着剤が塗布さ
れたダム枠を上治具板に形成されたダム枠挿入孔に挿入
する。ダム枠はダム枠挿入孔の係止部によって位置決め
される。そして、加熱プレスによりダム枠を電子部品搭
載用基板上に接着する際、前記ダム枠挿入孔が変形さ
れ、係止部がダム枠を押圧することによりダム枠が変形
される。しかし、前記係止部に隣接して凹部が形成され
ているため、係止部のダム枠側への変形が小さくなり、
ダム枠の変形も小さくなる。
チングにより除去されるため、バリが存在することがな
い。従って、前記電子部品搭載用基板及びダム枠が銅箔
のバリによってによって損傷されることはない。
分の隙間が存在するため、ダム枠と電子部品搭載用基板
との間からはみ出た接着剤が、上治具板下面に付着し難
くなり、電子部品搭載用基板が接着剤で汚されることは
ない。
び図2に基づいて説明する。なお、前記従来技術で説明
した部分と同様な部分は、同一符号を付して詳しい説明
を省略する。
ついて説明する。上治具板6は銅張積層板から形成され
る。そして、所定の外形に板取りした銅箔積層板にルー
タ加工によって従来同様に略正方形状でダム枠挿入孔5
を形成する。さらに、加熱プレスする際にダム枠挿入孔
5の四隅角及び中央部がダム枠4の外周隅角及び中央部
がに当接しないように、ダム枠挿入孔5の各隅角及び各
辺中央部に凹部8a,8bを形成する。即ち、ダム枠挿
入孔5に挿入されたダム枠4は各凹部8a,8b間に存
在する係止部9(本実施例では8か所)のみによって位
置決めされるようになっている。なお、この係止部9の
寸法Aはそれぞれ約2mm、また、隅角から係止部9ま
での寸法Bはそれぞれ約1〜2mmとなるように形成さ
れている。
く部分をマスクした後、マスクされていない部分の銅箔
7のエッチングを行う。これにより、上治具板6にはダ
ム枠挿入孔5の周辺に銅箔7の厚さ分の深さの凹部10
が形成されるとともに、ルータ加工でダム枠挿入孔5を
形成した際に発生した銅箔7のバリが食刻される。な
お、ルータ加工前にエッチングを行ってもよい。
を使用して電子部品搭載用基板3へダム枠4を接着する
際の方法について説明する。まず、従来同様に下治具板
1と上治具板6とで電子部品搭載用基板3を挟持する。
このとき、上治具板6に形成されたダム枠挿入孔5の周
囲には従来の上治具板6と異なり、銅箔7にはバリが存
在しないため、電子部品搭載用基板3の損傷が確実に防
止される。次に、接着剤を塗布したダム枠4をダム枠挿
入孔5に挿入して、その上面が上治具板6の上面から
0.1〜0.2mm突出した状態で電子部品搭載用基板
3上面に載置する。ダム枠4はダム枠挿入孔5の各辺の
係止部9で規制される。
枠4が上治具板6とともに基板3側へ押圧される。この
とき、ダム枠挿入孔5は押圧力及び熱膨張によって変形
し、ダム枠挿入孔5に挿入されたダム枠4もそれにとも
なって変形される。しかし、前記ダム枠挿入孔5の各隅
角及び各辺中央部に凹部8a,8bが形成されているた
め、ダム枠挿入孔5の変形はある程度その各隅角及び各
辺の中央部に吸収される。従って、ダム枠4側へ向かう
ダム枠挿入孔5の変形が少なくなり、ダム枠4の変形量
も少なくなる。
プレスされた際、その押圧力によってダム枠4に塗布さ
れた接着剤の一部11が基板3とダム枠4との間からは
み出す。しかし、上治具板6とダム枠4との接触点が減
少するとともに、上治具板6にはダム枠挿入孔5の周囲
に銅箔7を除いて形成した凹部10が存在するため、接
着剤が上治具板6に付着し難くなる。
治具板6を使用し続けることがなくなり、上治具板6に
付着した接着剤が製品に付着して不具合の原因となるこ
とがなくなる。
のではなく、図3に示すように、ダム枠挿入孔5の各隅
角には凹部8aを形成せずに、各辺中央部のみに凹部8
bを形成して係止部9を形成してもよい。この場合も各
係止部9の寸法Aを上記実施例同様に約2mmとした
り、凹部8bの数を増やして形成してもよい。
ダム枠を変形させずに、電子部品搭載用基板に接着する
こができるとともに、電子部品搭載用基板とダム枠との
間からはみ出た接着剤が上治具板に付着することなく、
上治具板を介して接着剤が電子部品搭載用基板に付着し
て不具合の原因となることを回避でき、さらには、上治
具板にバリが存在せずダム枠及び電子部品搭載用基板を
損傷させることがないという優れた効果を奏する。
れたダム挿入孔へ、ダムを挿入した状態を示す一部破断
部分拡大平面図である。
す一部破断部分拡大平面図である。
た上治具板とで挟持した状態を示す斜視図である。
へ、ダムを挿入した状態を示す一部破断部分拡大平面図
である。
挿入孔が変形した状態を示す一部破断部分拡大平面図で
ある。
5…ダム枠挿入孔、6…上治具板、7…銅箔、8a,8
b…凹部、9…係止部、10…凹部、11…接着剤の一
部
Claims (1)
- 【請求項1】 基台となる下治具板(1)と、ルータ加
工によって四角形状のダム枠挿入孔(5)が形成された
銅張積層板製の上治具板(6)とによって電子部品搭載
用基板(3)を挟持した後、接着剤を塗布したダム枠
(4)を前記ダム枠挿入孔(5)に挿入して前記電子部
品搭載用基板(3)上面に載置し、加熱プレスにより前
記電子部品搭載用基板(3)にダム枠(4)を接着する
電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法において、 前記上治具板(6)としてダム枠挿入孔(5)の各隅角
近辺に前記ダム枠(4)の位置決めを行う係止部(9)
を設け、前記ダム枠挿入孔(5)の周囲の銅箔(7)を
エッチングによって除去した上治具板(6)を使用して
ダム枠(4)を電子部品搭載用基板(3)に接着するこ
とを特徴とする電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291644A JP3014834B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法、ダム枠接着用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3291644A JP3014834B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法、ダム枠接着用装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05129471A true JPH05129471A (ja) | 1993-05-25 |
JP3014834B2 JP3014834B2 (ja) | 2000-02-28 |
Family
ID=17771619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3291644A Expired - Lifetime JP3014834B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法、ダム枠接着用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014834B2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP3291644A patent/JP3014834B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3014834B2 (ja) | 2000-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1154668A (ja) | ボールグリッドアレイ半導体パッケージの製造方法 | |
JP3744927B2 (ja) | カプセル化電子部品、特に集積回路の製造方法 | |
JPH02301155A (ja) | Icモジュールの固定方法 | |
JPH05129471A (ja) | 電子部品搭載用基板へのダム枠の接着方法 | |
JP2001257437A (ja) | 電子回路基板及びその製造方法 | |
JP2961094B2 (ja) | 集積回路チップを搭載した半導体基板を覆う放熱用成形板 | |
JPH07335815A (ja) | リードフレーム及びこれを用いた半導体装置 | |
JP3387016B2 (ja) | 配線基板の製造方法、接着シート片付補強板及びその製造方法 | |
JP4332994B2 (ja) | 実装用電子部品及びその製造方法 | |
JPH06236948A (ja) | 電子部品搭載用基板及びその製造方法 | |
JPH0434993A (ja) | 可撓部を有する多層プリント配線板の製造方法 | |
JP2007044893A (ja) | Icカードの製造方法と仮接着用治具 | |
JPS6154695A (ja) | 多層印刷配線板の製造方法 | |
JP3826831B2 (ja) | 半導体装置の組立方法 | |
JPH0629351A (ja) | Tabテープの製造方法 | |
JPS6110981Y2 (ja) | ||
US20080187745A1 (en) | Component and method for manufacturing printed circuit boards | |
JPH06120410A (ja) | 電子部品搭載用基板を製造するための離型フィルム | |
JPH01268189A (ja) | 放熱フィン付金属ベースプリント配線板の製造方法 | |
JPH04119643A (ja) | テープキャリアパッケージの位置決め穴の形成方法 | |
JPH05145216A (ja) | ヒートシンク付きプリント配線板の製造方法 | |
JP2002134641A (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法ならびに半導体装置の実装方法 | |
JPS5831429Y2 (ja) | 時計用基板 | |
JPH04305962A (ja) | 電子部品搭載用基板及びその製造方法 | |
JP2583964B2 (ja) | 補強板付フレキシブルプリント配線板およびその製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |