JPH05128137A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH05128137A
JPH05128137A JP28659291A JP28659291A JPH05128137A JP H05128137 A JPH05128137 A JP H05128137A JP 28659291 A JP28659291 A JP 28659291A JP 28659291 A JP28659291 A JP 28659291A JP H05128137 A JPH05128137 A JP H05128137A
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JP
Japan
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JP28659291A
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English (en)
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Kunihiko Nishibe
邦彦 西部
Junichi Oizumi
純一 大泉
Hiroyoshi Katayama
浩良 片山
Yasuyoshi Hamada
康義 浜田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タッチパネル式の入力で起こり易かった別の
文字をタッチしてしまう誤操作や、視差の影響による誤
操作を防止し、操作感覚が得られる操作用キーを備えた
信頼性の高い操作手段を有する自動取引装置の提供。 【構成】 操作手段3は、所定の取引項目を操作により
入力させる複数の操作用キー11が配設され、それぞれ
の操作用キー11は、操作により少なくとも一つの操作
用キー11で少なくとも一つの取引項目又は操作用ガイ
ダンスを可変表示する表示素子3aを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATMなどの現金自動
取引装置や、銀行などの窓口装置などの自動機に係り、
特に表示や入力操作を容易にするのに好適な自動取引装
置及び現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のATMなどの自動取引装置におい
ては、単にON/OFFだけで入力する機能を持つ押し
ボタン式の操作手段を備えていた。最近では自動振込な
どの多機能化の要求に答えるべくタッチパネル式の操作
手段が主流となっている。これは、例えば自動振込み時
においては受取人の銀行名、支店名、口座番号、振込み
金額など多くの取引項目が必要になるため、タッチパネ
ル式にすることにより押しボタンの数を増やすことなく
多くの取引項目の表示及び所定の取引項目の入力を可能
にしたものである。
【0003】しかしながら、この操作手段による自動振
込み時は受取人の銀行名、支店名などを選択入力するの
に、五十音のかなキーから所定のキーを探して入力する
必要があり、タッチパネル上に多くの情報を表示、入力
する必要性から表示文字が小さくなり、誤操作する可能
性が非常に多かった。また、利用客による身長差やタッ
チパネルの操作角度の違いから来る視差の影響により、
誤操作する可能性が非常に多かった。
【0004】この問題を解決する手段として例えば特開
平3−154191号公報に記載されているように、音
声により入力された音声情報により誤操作を防止するも
のがある。しかしながら、音声入力では音声認識機構の
信頼性が必ずしも高くないため、また、周囲の騒音の影
響を受けて音声認識できなかったり、誤動作があった
り、入力操作に時間がかかるなどの欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動取引装置に
あっては、タッチパネル式の入力操作で起こり易かった
別の文字をタッチしてしまう誤操作や、視差の影響によ
る誤操作が起きやすい問題点があった。
【0006】本発明の目的は、タッチパネル式の入力操
作では、キー操作しても得られなかったスイッチの押下
感覚が得られる信頼性の高い操作手段を有する自動取引
装置及び現金自動取引装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る自動取引装置は、取引媒体を処理する
取引媒体取扱手段と、複数の取引項目を表示し所定の取
引項目を選択して入力させる操作手段とを備えた自動取
引装置において、操作手段は、所定の取引項目を操作す
ることにより入力させる複数の操作用キーが配設され、
それぞれの操作用キーは、操作により少なくとも一つの
操作用キーで少なくとも一つの操作用ガイダンス及び取
引項目を可変表示する表示素子を具備している構成とす
る。
【0008】そして複数の操作用キーは、互いに隣合う
それぞれの操作用キーの境目に凹部または凸部の少なく
ともいずれか一方を備えて配設されている構成とする。
【0009】また複数の操作用キーは、操作された操作
用キーが隣合う操作用キーとの間の境目に段差を生じさ
せる構成でもよい。
【0010】さらに複数の操作用キーは、組み合わせた
特定の複数の操作用キーにより、一つの操作用ガイダン
ス及び取引項目を表示させる構成でもよい。
【0011】そして複数の操作用キーは、組み合わせた
特定の複数の操作用キーにより表示された操作用ガイダ
ンスに基づき取引項目を入力させる際、それぞれの操作
用キーのうちいずれか一つを操作して取引項目を入力可
能とする構成でもよい。
【0012】またそれぞれの操作用ガイダンス及び取引
項目は、少なくとも一部の領域が点滅して可変表示され
ている構成でもよい。
【0013】さらにそれぞれの操作用ガイダンス及び取
引項目は、少なくとも一部の領域が他と異なる配色によ
り可変表示されている構成でもよい。
【0014】そして現金自動取引装置においては、請求
項1〜請求項7のいずれか1項記載の自動取引装置を用
いた現金自動取引装置において、現金を処理する紙幣取
扱手段と、通帳を処理する通帳取扱手段とを具備した構
成とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、利用客は境目に凹部又は凸部
を有する操作用キー、または、境目に凹部または凸部が
なく、操作を行うと段差が生じる操作用キーにより入力
するのでキー操作時の操作感が指で直接感じられるた
め、操作間違いや視差の影響による誤操作を生じにく
い。また、操作用キー自身に操作用ガイダンス及び取引
項目を可変表示するので自動振込み時の受取人の銀行
名、支店名、口座番号、振込み金額など多くの入力項目
が可変表示可能となる。また、特定の複数の操作用キー
を組合せた操作用キー群により一つの操作ガイダンス及
び取引項目を表示し、どの操作用キーを操作しても取引
項目の入力を可能とし、不慣れな操作者でも操作性が容
易となる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例として自動取引装置の一例
である現金自動取引装置を図1を参照しながら説明す
る。図1に示すように、現金自動取引装置1は、紙幣な
どの現金を処理する現金取扱機構(現金取扱手段)2
と、利用客が現金自動取引装置に取引に必要な情報を入
力したり、現金自動取引装置から利用客に操作案内を表
示する操作部(操作手段)3と、利用客の取引媒体であ
るカード情報の読み取りや書き込み、及び取引明細票の
発行処理などを行うカード伝票取扱部4と、通帳記帳な
どの処理を行う通帳取扱部(通帳取扱手段)5と、取引
の内容を利用客に案内する案内表示部6とよりなる。
【0017】図2は現金自動取引装置1の制御を行うた
めのシステム構成図であり、以下同一機能を示すものに
は図1と同一番号を付ける。預金や支払いを行う現金取
扱い部2を制御する現金取扱い制御部201と、装置か
ら利用客へ情報を表示したり利用客が装置に情報を入力
するための操作部3を制御する操作制御部301と、利
用客の取引媒体であるカードの情報を読み出したり、装
置からの情報をカードに書き込んだり、あるいは取引情
報を記録した明細票を発行したりするカード伝票取扱い
部4を制御するカード伝票取扱い制御部401と、通帳
に記帳などの処理をする通帳取扱い部5を制御する通帳
取扱い制御部501と、自動機が処理できる取引項目な
どを表示するための案内表示部6を制御する案内表示制
御部601と、各制御部に対して全体的な制御を行う主
制御部7とより構成されている。主制御部7は、通信回
線8により中央処理装置9及び利用客データや、金融機
関名などを格納しているデータ記憶装置10に接続され
ている。
【0018】次に図3は操作部3の拡大図であり、複数
の操作用キーはそれぞれ操作用キー付表示素子(表示素
子)3aを備えている。この操作用キー付表示素子3a
はその表面に例えば液晶などの周知技術で文字や図形を
表示可能とすると同時に、それ自身が操作用キーとなっ
ている。一つの操作用キー付表示素子3aと、隣合う操
作用キー付表示素子3aとの境目は手でさわって境目で
あることがわかるように、小さな隙間3bを設けてい
る。操作用キー付表示素子3aの実施例を図4に示す。
操作用キー素子(操作用キー)11はその上面に操作用
キー付表示素子3aを持っており、かつ例えば押すと下
に移動可能のように形成されている。スイッチ部12は
操作用キー素子11を保持すると同時に、操作用キー付
表示素子3aが押されたことを感知する図示しない押し
圧センサ及び操作用キー付表示素子3aへの文字などの
必要な情報の図示しない伝達手段などより形成されてい
る。図4はこの操作用キー素子11及びスイッチ部12
の素子をそれぞれ8組並べた実施例を示しており、それ
ぞれの操作用キー付表示素子3a同志の境目は手でさわ
って境目であることがわかるように、小さな隙間3bを
設けている。なお、図3は操作用キー素子11及びスイ
ッチ部12の素子をそれぞれ縦横8列ずつの64組を並
べたものである。
【0019】次に図5のフローチャートにより利用客が
現金自動取引装置1を利用する場合の動作を説明する。
利用客は図6に示した初期画面に基づき取引選択を行
い、取引を開始する。図6は操作部3の初期画面状態を
示しており、複数の操作用キー付表示素子3aのそれぞ
れの素子に必要な文字(操作用ガイダンス)を表示する
ことにより、[いらっしゃいませ]、[ご利用のお取引
を押してお選び下さい]などと示している。利用客は記
号●の表示されている操作用キー40〜46を押すこと
によりその表示(取引項目)に対応した取引が可能とな
る。この実施例では操作用キーの内容には[お引き出
し]40、[お預け入れ]41、[残高照会]42、
[通帳記入]43、[お振込み]44、[お振り替え]
45、[キャッシング]46があるが、必要に応じてそ
の他の取引も可能である。
【0020】また、本図の操作キーの内、ハッチングで
示した40〜46の操作用キーを、例えばカラーの発光
素子によるバックライトと文字表示を併用して、他の操
作用キーとは色分けするか、点滅させるかすればさらに
判り易くなり利用客による操作時間の短縮が可能とな
る。ここで、色分け部分又は点滅部分は記号●の部分の
みとしても良いし、文字部分のみなどとしても良い。
【0021】例えば利用客により、[お引き出し]40
の操作用キーが押された場合、図5に示すように、取引
画面はステップ20に進み、表示部3は図7に示したよ
うに取引媒体である通帳またはカードの入力指示画面と
なる。この画面は必要に応じて通帳またはカードの入力
を指示するものであり、複数の操作用キー付表示素子3
aの組合せによりこのような画面は構成可能である。な
お、操作をさらに判り易くするためにハッチングで示し
た[通帳]、[カード]の文字部分を色分け又は点滅し
ても良い。ここで47は[取消]キーであり、操作間違
いなどの時に使用される。
【0022】取引に必要な取引媒体が入力されると図5
のステップ21に進み、表示部3は図8に示す暗証番号
画面となる。暗証番号は[0]から[9]までのテンキ
ー48の操作により入力が可能であり、暗証番号を入力
するごとに暗証番号の表示部48a〜48dに[*]な
どの文字を表示することにより入力時の桁の間違いを防
止できる。なお、操作部分をさらに判り易くするためハ
ッチングで示したテンキー48の文字部分又は全体を色
分け又は点滅しても良い。49は[前頁]キーであり、
操作を間違えて前頁の画面に戻りたい場合に利用され
る。暗証番号が正しければ、以下支払い金額を入力して
支払い動作が行われるが、その詳細動作の説明は省略す
る。
【0023】図6で[お振込み]キーが押された場合、
図5のフローチャートに示すステップ30に進み、取引
媒体入力などに続いてステップ31の振込み選択に進
む。この時の表示部を図9により説明する。図9に示す
ように、振込み先をあらかじめ登録してある場合は、振
込み番号で振込み先を指定できるため[振込み番号]5
0を押すと良い。振込み先が当銀行の場合は、銀行指定
を行う必要がないので、[当行支店]51を押すと良
い。振込み先を銀行名、支店名で個別に指定する場合
は、[個別指定]52を押すと良く、この場合は図5に
示すステップ32に進む。この場合表示部3は図10に
示したように金融機関名選択画面に切り替わる。利用客
は複数の金融機関名53のキー操作で指定可能である
が、もしこの頁に振込み先がない場合は[続き]キー5
4を押すと画面が次頁に切り替わる。例えば[AA銀
行]を押した場合、図5に示すステップ33に進み、画
面は図11に示す支店名選択画面に切り替わる。
【0024】この図11の実施例では支店名を先頭の頭
文字で選択する場合の表示部3を示しており、ひらがな
の[あ]〜[の]キー55により選択できる。この中に
該当する支店名が無い場合は[次頁]キー56により、
次画面の図12に示す[は]〜[を]キー57、また
は、さらに次画の面図13に示す[が]〜[ぽ]キー5
8により選択し、指定することができる。図11におい
て、例えば[あ]キーを押した場合、表示部3は図14
で示すように支店名の内で[あ]から始まる支店名が5
9のように示される。
【0025】なお、図示しないが[支店番号がわかって
いるかどうか?]の質問に合わせて[わかっている]と
指示した場合には、図15に示した表示部3に基づき支
店番号をテンキー48で入力指示することも可能であ
る。この時は支店番号を入力すると表示キー60に入力
した支店番号が表示され、最後に[確認]キー61を押
すと必要な支店名の入力が完了する。なお、[確認]キ
ー61の代りに操作用キー61aを操作しても[確認]
キー61と同一の操作機能を有するようにすることによ
り、利用客による操作時間の短縮に効果がある。
【0026】また、図示しないが支店の数が少ない金融
機関の場合には、最初から図14のように支店名を表示
しておき、その中から選ぶようにしても良い。
【0027】利用客は以上の方法で振込み先の支店名を
検索し指示すると、図5に示すステップ34に進む。こ
の時、表示部3は図16に示したように、口座番号入力
画面に切り替わり、テンキー48により振込み先の口座
番号を入力できる。入力した口座番号は表示キー62に
表示され、[確認]キー61が押されると、振込み先の
口座番号の入力が完了し、図5に示すステップ35に進
み、表示部3は図17すなわち振込み金額入力画面に切
り替わる。振込み金額は[万]キー63、[千]キー6
4、[円]キー65と、テンキー48とにより入力さ
れ、入力結果は表示キー66に表示される。なお、
[円]キー65の代りに操作用キー65aを操作しても
[円]キー65と同一の操作機能を有するようにするこ
とにより、利用客による操作時間の短縮に効果がある。
【0028】以上のような方法で振込み動作を行うこと
が可能であるが、以後の動作の詳細は省略する。以上の
動作において、例えば図16に示す口座番号入力画面に
おいて、それまでに入力した振込み先の金融機関名、支
店名などを同時に表示しておくなど表示部3の表示方法
は以上の説明に限られるものではなく、自由に替えるこ
とが可能である。また、操作用キー付表示素子3aの数
は縦横それぞれ8列より多くすることによりそれだけ多
くの情報を表示可能である。また、一つの操作用キー付
表示素子3aにおいて、以上の実施例では横4文字、縦
2文字の表示による組合せ例を示したが、これに限られ
るものではなく、また、操作用キー付表示素子3aのド
ット数を増加することによりさらに鮮明な図形を含む文
字の表示が可能となる。
【0029】また、前述のように各操作用キー付表示素
子3aの内、必要なキーにカラーの発光素子などのバッ
クライトを併用することにより次に操作すべきキーが明
確となり、利用客による操作の速度を上げるには効果的
である。さらに表示文字やバックライトを点滅すればも
っと効果的である。これらは、上記実施例の中でハッチ
ングを示した部分に限られることはなく、必要に応じて
自由に周知技術により可変表示可能である。
【0030】図18は初期画面の他の実施例を示すもの
であり、例えば[お引き出し]キー67として4つの操
作用キー付表示素子67a、67b、67c、67dを
用いており、67a、67b、67c、67dの内のど
のキーを押しても、又は複数のキーを押しても引き出し
取引を指定できるようにしたものである。本実施例では
4つの操作用キー付表示素子群で一つの情報を入力可能
としたが、2つの操作用キー付表示素子群で一つの情報
を入力可能などとしても良い。このように使用していな
い操作用キー付表示素子をできるだけ多く使用するよう
にすることにより、表示文字などが大きくなり、不慣れ
な利用客、視力の弱い利用客などに対しても操作性が向
上する。
【0031】なお、操作ガイダンスに基づき利用客によ
り操作が行われた場合、それが正しいキーであり、正し
い操作であった場合は図示しない周知の手段で[ピー]
などの操作音を発することにより操作をスムーズに行わ
せる効果がある。また、操作に無関係なキー操作を行っ
た場合や、例えば図17に示す金額入力操作時に[3千
5万円]などと間違った操作をした場合に関しては、上
記操作音を発しないようにするか、図示しないが、[も
う一度やり直して下さい]などとエラー表示するか、操
作に無関係なキーのみを押しても動かないようにロック
しておくかなどの手段を講じれば実用上問題はない。
【0032】図19、図20は操作部の表示素子の他の
実施例を示す構造図である。図19は複数の操作用キー
付表示素子3a同志の境目を隙間でなく、凹部3cで形
成したものであり、図20は凸形部材3dで形成したも
のである。このように、複数の操作用キー付表示素子3
a同志の境目を凹部又は凸部を有するように形成するこ
とにより、操作すべきキーが明確となり、誤操作の防
止、操作時間の短縮化を図ることができる。
【0033】また、各操作用キー付表示素子3a間の隙
間はできるだけ少なくすることにより、表示された文字
や図形はより鮮明なものとなる。図21は操作部の表示
素子の他の実施例を示す構造図であり、各操作用キー付
表示素子3a間の境目の隙間又は凹凸部をなくしてい
る。この場合、取引操作に必要な操作用キー素子11a
を操作すると、操作しなかった隣の操作用キー素子との
間に段差3eを設けているため、誤操作の防止、操作時
間の短縮化を図ることができる。
【0034】図22は操作部の表示素子の他の実施例を
示す部分断面図であり、各操作用キー付表示素子3aの
他の実施例を示している。操作用キー付表示素子3aは
操作用キー素子3gと、ハウジング3fとにより構成さ
れている。ハウジング3fを設けることにより、操作用
キー付表示素子3aの強度が増す効果があり、必要に応
じて操作する必要のない隣のキー素子との間の境目に隙
間3hを設けても良い。この場合、操作用キー素子3g
を操作することにより、ハウジング3fとの間に段差3
eを設けているため、誤操作の防止、操作時間の短縮化
を図ることができる。
【0035】また以上の実施例において、操作用キー素
子3gを操作した時、操作用キー素子3gが上方に飛び
出す構造とし、操作しなかった隣の操作用キー素子との
間に段差を設ける構造としてもよい。
【0036】以上述べたように、自動取引装置はATM
などの現金自動取引装置だけではなく、銀行などの窓口
係員が使用する窓口装置などの自動機にも適用できるの
は言うまでもない。
【0037】本発明によれば、利用客は文字で表示さ
れ、かつ境目に凹部又は凸部を有する操作用キーなどの
操作により入力操作を行うため、操作感があり、操作間
違いや視差の影響による誤操作は生じにくい。また、操
作用キー自身に操作用ガイダンスを可変表示するので自
動振込み時の多くの取引項目が可変表示可能となる。さ
らに、表示文字を点滅することにより、次に操作すべき
内容が一目瞭然にわかり操作速度の向上を図ることがで
きる。また、複数の操作用キーを組み合わせた操作用キ
ー群により、一つの操作用ガイダンスを表示し、どの操
作用キーでも同一の操作機能を有するようにすることに
より、操作用キーが大きくなったのと同様の効果があ
り、不慣れな操作者に対しての操作性が向上する。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、操作用キーに操作用ガ
イダンス及び取引項目が表示され、かつ操作用キーを操
作して所定の取引項目を入力するため、誤操作が生じに
くくなるとともに、操作速度が向上する操作手段を備え
た自動取引装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動取引装置の一例と
する現金自動取引装置の斜視図である。
【図2】図1に示す現金自動取引装置のシステム構成図
である。
【図3】図1に示す操作部の拡大図である。
【図4】図3に示す操作部の表示素子の斜視図である。
【図5】現金自動取引装置の操作のフローチャートであ
る。
【図6】初期画面を示す図である。
【図7】通帳又はカード入力指示画面を示す図である。
【図8】暗証番号を入力する画面を示す図である。
【図9】振込み選択画面を示す図である。
【図10】金融機関名選択画面を示す図である。
【図11】支店名を選択する画面を示す図である。
【図12】支店名を選択する画面を示す図である。
【図13】支店名を選択する画面を示す図である。
【図14】支店名を選択する画面を示す図である。
【図15】支店番号入力画面を示す図である。
【図16】口座番号入力画面を示す図である。
【図17】振込み金額入力画面を示す図である。
【図18】初期画面の他の実施例を示す図である。
【図19】操作部の表示素子の他の実施例を示す構成図
である。
【図20】操作部の表示素子の他の実施例を示す構成図
である。
【図21】操作部の表示素子の他の実施例を示す構成図
である。
【図22】操作部の表示素子の他の実施例を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1 現金自動取引装置(自動取引装置) 2 現金取扱機構(現金取扱手段) 3 操作部(手段) 3a 操作用キー付表示素子(表示素子) 3b 小さな隙間 3e 段差 4 カード伝票取扱部 5 通帳取扱部 6 案内表示部 7 主制御部 8 通信回線 9 中央処理装置 10 データ記憶装置 11 操作用キー素子(操作用キー) 12 スイッチ部 48 テンキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 康義 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引媒体を処理する取引媒体取扱手段
    と、複数の取引項目を表示し所定の取引項目を選択して
    入力させる操作手段とを備えた自動取引装置において、
    前記操作手段は、前記所定の取引項目を操作により入力
    させる複数の操作用キーが配設され、それぞれの操作用
    キーは、前記操作により少なくとも一つの操作用キーで
    少なくとも一つの操作用ガイダンス及び取引項目を可変
    表示する表示素子を具備していることを特徴とする自動
    取引装置。
  2. 【請求項2】 複数の操作用キーは、互いに隣合うそれ
    ぞれの操作用キーの境目に凹部または凸部の少なくとも
    いずれか一方を備えて配設されていることを特徴とする
    請求項1記載の自動取引装置。
  3. 【請求項3】 複数の操作用キーは、操作された操作用
    キーが隣合う操作用キーとの間の境目に段差を生じさせ
    ることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】 複数の操作用キーは、組み合わせた特定
    の複数の操作用キーにより、一つの操作用ガイダンス及
    び取引項目を表示させることを特徴とする請求項1記載
    の自動取引装置。
  5. 【請求項5】 複数の操作用キーは、組み合わせた特定
    の複数の操作用キーにより表示された操作用ガイダンス
    に基づき取引項目を入力させる際、それぞれの操作用キ
    ーのうちいずれか一つを操作して前記取引項目を入力可
    能とすることを特徴とする請求項1又は4記載の自動取
    引装置。
  6. 【請求項6】 それぞれの操作用ガイダンス及び取引項
    目は、少なくとも一部の領域が点滅して可変表示されて
    いることを特徴とする請求項1記載の自動取引装置。
  7. 【請求項7】 それぞれの操作用ガイダンス及び取引項
    目は、少なくとも一部の領域が他と異なる配色により可
    変表示されていることを特徴とする請求項1記載の自動
    取引装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7のいずれか1項記載
    の自動取引装置を用いた現金自動取引装置において、現
    金を処理する現金取扱手段と、通帳を処理する通帳取扱
    手段とを具備したことを特徴とする現金自動取引装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260044A (ja) * 2000-12-27 2002-09-13 Victor Co Of Japan Ltd 電子投票装置、電子投票装置台

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002260044A (ja) * 2000-12-27 2002-09-13 Victor Co Of Japan Ltd 電子投票装置、電子投票装置台

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