JPH05127375A - 放射線感応組成物およびそれを用いるパターン形成方 法 - Google Patents

放射線感応組成物およびそれを用いるパターン形成方 法

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JPH05127375A
JPH05127375A JP3288959A JP28895991A JPH05127375A JP H05127375 A JPH05127375 A JP H05127375A JP 3288959 A JP3288959 A JP 3288959A JP 28895991 A JP28895991 A JP 28895991A JP H05127375 A JPH05127375 A JP H05127375A
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alkyl group
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hydrogen atom
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睦雄 片岡
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 樹脂成分として低分子量成分を除いたノボラ
ックと多価フェノール化合物を含み、感光剤として多価
フェノール化合物の1,2−ナフトキノンジアジド−4
−スルホン酸による低エステル化物を含むレジストを2
−ジエチルアミノエタノールを含む現像液で現像する。 【効果】 高解像度、高感度でドライエッチング耐性に
優れたポジ型感放射線レジストであり、特にポジ型電子
線レジストとして有効である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポジ型放射線感応組成
物に関するものである。さらに詳しくは紫外線、遠紫外
線、X線、電子線および粒子線などの放射線に感応し、
特に電子線を用いるパターン形成に好適に使用されるポ
ジ型電子線レジスト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポジ型電子線レジストとしては、
“EBR−9”(ポリ 2,2,2−トリフルオロエチ
ル α−クロロアクリラート)およびPBS(ポリ 1
−ブテンスルホン)等が知られている。
【0003】また、ポジ型のフォトレジストを電子線露
光に用いる方法も知られている。
【0004】前者は一般に感度は高いもののドライエッ
チング耐性に劣り、後者はドライエッチング耐性はよい
ものの感度が低いという欠点を有しており、いまだすべ
ての性能を満足する製品は得られていないのが現状であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、かかる
従来技術の諸欠点に鑑み、その改善対策について鋭意検
討した結果、本発明の完成に至ったものである。
【0006】すなわち、本発明の目的は、解像度、感
度、ドライエッチング耐性に優れかつ水溶液系現像液で
現像できる、高密度集積回路用レジストとして好適なポ
ジ型電子線レジスト組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
樹脂成分として、m−クレゾールとp−クレゾールのモ
ル比10/90〜50/50の混合物を原料としダイマ
の含有量が10重量%以下のノボラックを含み、添加剤
としてベンゼン環2〜6個、フェノール性水酸基2〜1
2個を含むポリフェノール化合物を含み、感光剤として
ベンゼン環2〜4個、フェノール性水酸基3〜6個を含
むポリフェノール化合物のフェノール性水酸基が平均し
て20〜60%、1,2−ナフトキノンジアジド−4−
スルホン酸によりエステル化された化合物を含むことを
特徴とするポジ型放射線感応組成物により達成される。
【0008】本発明において使用されるノボラックはm
−クレゾールとp−クレゾールの混合物を原料として製
造される。m−クレゾールとp−クレゾールの原料仕込
み時におけるモル比は10/90〜50/50であり、
さらに好ましくは20/80〜40/60である。
【0009】本発明のポジ型フォトレジスト組成物にお
けるノボラックにおいては、低分子量成分としてノボラ
ック中に存在するダイマの量を10重量%以下とするこ
とが重要である。さらには7%以下とすることが好まし
い。
【0010】このようなノボラックはm−クレゾールと
p−クレゾールを酸触媒の存在下アルデヒド類と反応さ
せることによって得られる。酸触媒としては、塩酸、リ
ン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸等の無機酸、シュウ酸、ギ
酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、p-トルエンスルホン酸な
どの有機酸が使用される。
【0011】アルデヒド類としては例えば、ホルマリ
ン、パラホルムアルデヒド、トリオキサン、アセトアル
デヒド、プロピオンアルデヒド、ベンズアルデヒド、フ
ェニルアセトアルデヒド、α−フェニルプロピオンアル
デヒド、β−フェニルプロピオンアルデヒド、o−ヒド
ロキシベンズアルデヒド、m−ヒドロキシベンズアルデ
ヒド、p−ヒドロキシベンズアルデヒド、o−クロロベ
ンズアルデヒド、m−クロロベンズアルデヒド、p−ク
ロロベンズアルデヒド、o−ニトロベンズアルデヒド、
m−ニトロベンズアルデヒド、p−ニトロベンズアルデ
ヒド、o−メチルベンズアルデヒド、m−メチルベンズ
アルデヒド、p−メチルベンズアルデヒド、p−エチル
ベンズアルデヒド、p−ブチルベンズアルデヒド等が挙
げられるが、これらのうち、ホルマリン、パラホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒドおよびベンズアルデヒド等
が特に好ましい。これらのアルデヒド類は単独、または
2種以上混合して使用される。
【0012】ノボラックの製造は無溶媒でも行なわれる
が、反応速度を上げるために有機溶媒下で行なうことも
できる。この際使用される有機溶媒としては、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコ
ール類、エチルセロソルブ、メチルセロソルブ、ブチル
セロソルブ等のセロソルブ類、メチルセロソルブアセタ
ート、エチルセロソルブアセタート、ブチルセロソルブ
アセタート等のセロソルブエステル類、N−メチルピロ
リドン、ジメチルスルホキシド等の非プロトン性極性溶
媒、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエステ
ル類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類
が好ましい。
【0013】このようにして得られたノボラックはモノ
マ、ダイマを含むため、これらの低分子量成分を除くた
め以下の処理の少なくともを1つを行なうことが好まし
い。 (1)貧溶媒を用いノボラック粉末を抽出する方法。
【0014】ノボラックを細かく粉砕し、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン
等の溶媒中で撹拌し、低分子量部分を抽出する。
【0015】(2)ノボラックを良溶媒に溶解し、貧溶
媒中に注いで再沈澱する方法。
【0016】ノボラックをメタノール、エタノール、ア
セトン、メチルエチルケトン等に溶解し、水または上記
有機溶媒を含む水中に注ぎ、析出するポリマを濾取、乾
燥する。
【0017】(3)ノボラックを良溶媒に溶解し、貧溶
媒を加えて分別する方法。
【0018】ノボラックをメタノール、エタノール、ア
セトン、メチルエチルケトン等に溶解し、撹拌下に水、
石油ベンジン、石油エーテル、リグロイン、n−ヘキサ
ン等の貧溶媒を加え、高分子量部分を析出させる。上澄
液を除いた後ポリマを取り出して乾燥する。
【0019】以上の溶媒を用いて低分子量成分を除く方
法以外に、高真空で薄膜蒸留する方法を採用することも
できる。
【0020】ダイマの含有量を10重量%以下となすた
めには、ノボラックの低分子量成分として全体の50〜
2%、好ましくは30〜5%を除くのがよい。これによ
りモノマの含有量も2重量%以下となす事ができる。
【0021】本発明で使用されるノボラックはダイマの
含有量が10重量%以下であるとともに、その分子量分
散が3〜8の範囲であり、かつその数平均分子量が50
0〜4000の範囲にあることが好ましく、これにより
現像時のスカムの発生を確実に防止できるとともに、解
像度が高く、しかも耐熱性の優れたものとなすことがで
きる。
【0022】ここで分子量分布とは、Mw(重量平均分
子量)/Mn(数平均分子量)で表わされるものであ
る。
【0023】より好ましくは分子量分布が3.5〜6、
数平均分子量が1000〜2000のノボラックを使用
するのが良い。
【0024】本発明の組成物には第2に添加剤としてベ
ンゼン環2〜6個、フェノール性水酸基2〜12個を含
むポリフェノール化合物が含まれる。ポリフェノール化
合物は下記一般式(I)〜(XI)で表わされるものが
好ましく用いられる。
【0025】
【化14】
【0026】(ただし、i、jは1または2、m、nは
1〜4の整数、Rは低級アルキル、ハロゲンまたは低級
アルコキシを示す。ただしi+m<5、j+n<5であ
る。)Rとしては、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、塩素、メトキシ、エトキシ、プロポキシおよび
イソプロポキシ等が好ましいが、ニトロ、シアノ、メト
キシカルボニル、エトキシカルボニル、アセチル、フェ
ニル、ベンジルおよびベンゾイル等であっても差し支え
ない。
【0027】特に好ましい化合物Iとしては例えば下記
一般式(I′)で表わされる構造を有するものが挙げら
れる。
【0028】
【化15】
【0029】ここで、Arは次のいずれかである。
【0030】
【化16】
【0031】
【化17】
【0032】
【化18】
【0033】
【化19】
【0034】
【化20】
【0035】
【化21】
【0036】
【化22】
【0037】
【化23】
【0038】
【化24】
【0039】
【化25】
【0040】
【化26】
【0041】
【化27】
【0042】
【化28】
【0043】
【化29】
【0044】
【化30】
【0045】
【化31】
【0046】
【化32】
【0047】
【化33】
【0048】
【化34】
【0049】また、上記一般式(I′)および上記各構
造式中のRはそれぞれ−CH3 、−C2 HR5 、Cl、
−OCH3および−OCR2 5 のいずれかである。
【0050】一般式(I)で示される化合物は、公知の
方法、例えば2,6−ビスヒドロキシメチル−p−クレ
ゾールとフェノール化合物の縮合により容易に合成する
ことができる。具体的な合成方法は、例えば、ジャーナ
ル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサエティ76巻、
1190頁(1954年)に記載されている。
【0051】次に一般式(I)で示される化合物の具体
例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されない。
【0052】
【化35】
【0053】
【化36】
【0054】
【化37】
【0055】
【化38】
【0056】
【化39】
【0057】
【化40】
【0058】(式中、R1 は炭化水素より誘導される二
価基を表わし、nは0または1を表わす。R2 、R3
水素原子、アルキル基、アリール基またはアラルキル基
を表わす。R2 とR3 は結合して環を形成してもよい。
4 、R5、R6 、R7 、R8 、R9 、R10およびR11
は水素原子、ハロゲン原子、水酸基またはアルキル基を
表わす。)式中のR1 が炭化水素より誘導される二価基
であるとき、R1 の炭素数は1〜20であることが好ま
しい。R1 の具体例としては、メチレン基、エチレン
基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチ
レン基、フェニレン基、ナフチレン基、キシリレン基な
どが挙げられる。R2 、R3 がアルキル基であるとき、
炭素数1〜5のアルキル基であることが好ましく、
2 、R3 がアリール基であるとき、炭素数6〜16の
アリール基であることが好ましく、R2 、R3 がアラル
キル基であるとき、炭素数7〜17のアラルキル基であ
ることが好ましい。R2 、R3 がアルキル基であるとき
の具体例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec−ブ
チル基、tert−ブチル基、ペンチル基などが挙げら
れ、R2 、R3 がアラルキル基であるときの具体例とし
ては、ベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基な
どが挙げられ、R2 、R3 がアリール基であるときの具
体例としては、フェニル基、トリル基、ナフチル基など
が挙げられる。R2 とR3 が結合して環を形成する場合
は、R2 とR3 の炭素数の合計は2〜20であることが
好ましい。R2 とR3 が結合した場合の具体例として
は、R2 とR3 がエチレン基、トリメチレン基、テトラ
メチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、キ
シリレン基などが挙げられる。R4 、R5 、R6
7 、R8 、R9 、R10、R11がアルキル基であると
き、炭素数1〜5のアルキル基であることが好ましい。
4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10、R11がア
ルキル基であるときの具体例としては、メチル基、エチ
ル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブ
チル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、ペン
チル基などが挙げられる。
【0059】一般式(II)で示される化合物は、公知
の方法、例えばジカルボニル化合物とフェノール誘導体
の縮合により容易に合成することができる。具体的な合
成方法は、米国特許4,247,484号明細書、特開
昭57−65716号公報、特開昭63−223020
号公報などの文献に記載されている。
【0060】次に、一般式(II)で示される化合物の
具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されな
い。
【0061】
【化41】
【0062】
【化42】
【0063】
【化43】
【0064】
【化44】
【0065】
【化45】
【0066】
【化46】
【0067】
【化47】
【0068】
【化48】
【0069】
【化49】
【0070】
【化50】
【0071】
【化51】
【0072】
【化52】
【0073】
【化53】
【0074】
【化54】
【0075】
【化55】
【0076】
【化56】
【0077】
【化57】
【0078】
【化58】
【0079】
【化59】
【0080】
【化60】
【0081】
【化61】
【0082】
【化62】
【0083】
【化63】
【0084】
【化64】
【0085】
【化65】
【0086】
【化66】
【0087】
【化67】
【0088】
【化68】
【0089】
【化69】
【0090】
【化70】
【0091】
【化71】
【0092】(式中、R1 、R2 およびR3 は水素原
子、アルキル基、アラルキル基またはアリール基を表わ
し、R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10および
11は水素原子、ハロゲン原子、水酸基またはアルキル
基を表わす。mは0〜3、nは0〜1を表わす。)式中
のR1 、R2 およびR3がアルキル基であるとき、炭素
数1〜5のアルキル基であることが好ましく、R1 、R
2 およびR3 がアラルキル基であるとき、炭素数7〜1
7のアラルキル基であることが好ましく、R1、R2
よびR3 がアリール基であるとき、炭素数6〜16のア
リール基であることが好ましい。R1 、R2 およびR3
がアルキル基であるときの具体例としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基お
よびペンチル基などが挙げられ、R1 、R2 およびR3
がアラルキル基であるときの具体例としては、ベンジル
基、フェネチル基およびナフチルメチル基などが挙げら
れ、R1 、R2 、R3 がアリール基であるときの具体例
としては、フェニル基、トリル基およびナフチル基など
が挙げられる。R4 、R5 、R6 、R7 、R8 、R9
10およびR11がアルキル基であるとき、炭素数1〜5
のアルキル基であることが好ましい。R4 、R5
6 、R7 、R8 、R9 、R10およびR11がアルキル基
であるときの具体例としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、
sec−ブチル基、tert−ブチル基およびペンチル
基などが挙げられる。
【0093】一般式(III)で示される化合物は、公
知の方法より容易に合成することができる。具体的な合
成方法としては、ジクロロケトンとフェノール誘導体の
反応(米国特許4,415,724明細書参照)、クロ
ロケトンとフェノール誘導体の反応、あるいは不飽和ケ
トンとフェノール誘導体の反応(米国特許4,415,
723号公報参照)、不飽和アルデヒドとフェノール誘
導体の反応(特開昭63−182326号公報参照)、
アクロレインジメチルアセタールとフェノール誘導体の
反応、あるいはメトキシアセトアルデヒドジメチルアセ
タールとフェノール誘導体の反応(いずれも米国特許
4,415,723号明細書参照)などが挙げられる。
【0094】次に、一般式(III)で示される化合物
の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されな
い。
【0095】
【化72】
【0096】
【化73】
【0097】
【化74】
【0098】
【化75】
【0099】
【化76】
【0100】
【化77】
【0101】
【化78】
【0102】
【化79】
【0103】
【化80】
【0104】
【化81】
【0105】
【化82】
【0106】
【化83】
【0107】
【化84】
【0108】
【化85】
【0109】
【化86】
【0110】
【化87】
【0111】
【化88】
【0112】
【化89】
【0113】
【化90】
【0114】
【化91】
【0115】
【化92】
【0116】
【化93】
【0117】
【化94】
【0118】(式中、R1 は水素原子またはアルキル基
を表わし、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 およびR7
それぞれ水素原子、ハロゲン原子、水酸基またはアルキ
ル基を表わす。)式中のR1 がアルキル基であるとき、
1 は炭素数1〜5のアルキル基であることが好まし
い。また、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 およびR7
それぞれアルキル基であるとき、炭素数1〜5のアルキ
ル基であることが好ましい。
【0119】式中のR1 が水素である化合物は、一般的
に酸化により着色し易い傾向があるが、R1 がアルキル
基である化合物は着色する傾向がみられないため取扱い
やすい。
【0120】一般式(IV)で示される化合物は、公知
の方法、例えばカルボニル化合物とフェノール誘導体の
縮合により容易に合成できる。具体的な合成手順は、ド
イツ特許1,930,333号公報、ジュルナール・フ
ュア・プラクティッシェ・ヘミー、141巻,311頁
(1934年)、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサエ
ティ、1954年、985頁等に記載されている。
【0121】式中のR1 が水素である化合物の他の合成
法としては、オルトギ酸エステルとフェノール誘導体の
塩を反応させる方法(ガッゼッタ・キミカ・イタリアー
ナ、108巻、79頁(1978年)参照)、トリブロ
モ酢酸とフェノール誘導体を反応させる方法(インディ
アン・ジャーナル・オブ・ケミストリー、21巻B、5
45頁(1982年)参照)、クロロホルムとフェノー
ル誘導体の塩を反応させる方法(ジャーナル・オブ・ケ
ミカル・ソサエティ、125巻、907頁参照)などの
方法が知られている。
【0122】次に、一般式(IV)で示される化合物の
具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されな
い。
【0123】
【化95】
【0124】
【化96】
【0125】
【化97】
【0126】
【化98】
【0127】
【化99】
【0128】
【化100】
【0129】
【化101】
【0130】
【化102】
【0131】
【化103】
【0132】
【化104】
【0133】
【化105】
【0134】
【化106】
【0135】
【化107】
【0136】
【化108】
【0137】
【化109】
【0138】
【化110】
【0139】
【化111】
【0140】
【化112】
【0141】
【化113】
【0142】
【化114】
【0143】
【化115】
【0144】
【化116】
【0145】
【化117】
【0146】
【化118】
【0147】
【化119】
【0148】
【化120】
【0149】
【化121】
【0150】
【化122】
【0151】
【化123】
【0152】
【化124】
【0153】
【化125】
【0154】
【化126】
【0155】(式中、R1 〜R4 は水素原子、アルキル
基、アルコキシ基またはハロゲン原子であり、mとnの
和は5ないし6である。)次に、一般式(V)で示され
る化合物の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限
定されない。
【0156】
【化127】
【0157】
【化128】
【0158】
【化129】
【0159】
【化130】
【0160】
【化131】
【0161】
【化132】
【0162】
【化133】
【0163】
【化134】
【0164】
【化135】
【0165】(式中、R1 〜R5 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基、アルケニ
ル基、アルコキシ基または次式で示される基であり、か
つ少なくとも一つは次式で示される基である。
【0166】
【化136】
【0167】ここでR6 は、水素原子、ハロゲン原子、
アルキル基またはアルケニル基であり、nは1ないし2
である。
【0168】Aは以下の基のいずれかを示す。
【0169】−S−,−O−,−CO−,−COO− −SO−,−SO2 −,−CR7 8 − ここでR7 、R8 は、水素原子、アルキル基またはアル
ケニル基である。)次に、一般式(VI)で示される化
合物の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定さ
れない。
【0170】
【化137】
【0171】
【化138】
【0172】
【化139】
【0173】
【化140】
【0174】
【化141】
【0175】
【化142】
【0176】
【化143】
【0177】
【化144】
【0178】
【化145】
【0179】
【化146】
【0180】
【化147】
【0181】
【化148】
【0182】
【化149】
【0183】
【化150】
【0184】
【化151】
【0185】
【化152】
【0186】(式中、R1 〜R4 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基、アルケニ
ル基、アルコキシ基または次式で示される基であり、か
つ少なくとも一つは次式で示される基である。
【0187】
【化153】
【0188】ここでR5 、R6 は、水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基またはアルケニル基であり、nは0〜
2である。)次に、一般式(VII)で示される化合物
の具体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されな
い。
【0189】
【化154】
【0190】
【化155】
【0191】
【化156】
【0192】
【化157】
【0193】
【化158】
【0194】
【化159】
【0195】
【化160】
【0196】
【化161】
【0197】
【化162】
【0198】
【化163】
【0199】
【化164】
【0200】(式中、R1 〜R6 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基、またはア
ルケニル基であり、R7 、R8 は、水素原子、ハロゲン
原子または炭素数1〜4のアルキル基であり、R9 〜R
11は、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基であ
る。)次に、一般式(VIII)で示される化合物の具
体例を以下に示すが、本発明はこれらに限定されない。
【0201】
【化165】
【0202】
【化166】
【0203】
【化167】
【0204】
【化168】
【0205】
【化169】
【0206】(式中、R1 、R3 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基、またはア
ルケニル基であり、R2 、R4 は、ハロゲン原子、炭素
数1〜4のアルキル基、またはアルケニル基であり、R
5 、R6 は、水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜
4のアルキル基であり、R7 〜R10は、水素原子または
炭素数1〜4のアルキル基である。)次に、一般式(I
X)で示される化合物の具体例を以下に示すが、本発明
はこれらに限定されない。
【0207】
【化170】
【0208】
【化171】
【0209】
【化172】
【0210】
【化173】
【0211】
【化174】
【0212】
【化175】
【0213】
【化176】
【0214】
【化177】
【0215】
【化178】
【0216】(式中、R1 、R3 、R5 は、水素原子、
ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基、ま
たはアルケニル基であり、R2 、R4 、R6 は、ハロゲ
ン原子、炭素数1〜4のアルキル基、またはアルケニル
基であり、R7 、R8 は、水素原子、ハロゲン原子また
は炭素数1〜4のアルキル基であり、R9 〜R14は、水
素原子または炭素数1〜6のアルキル基である。)次
に、一般式(X)で示される化合物の具体例を以下に示
すが、本発明はこれらに限定されない。
【0217】
【化179】
【0218】
【化180】
【0219】
【化181】
【0220】
【化182】
【0221】
【化183】
【0222】
【化184】
【0223】
【化185】
【0224】
【化186】
【0225】
【化187】
【0226】(式中、R1 〜R6 は、水素原子、ハロゲ
ン原子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基、またはア
ルケニル基であり、R7 、R8 は、水素原子、ハロゲン
原子または炭素数1〜4のアルキル基であり、R9 〜R
14は、水素原子または炭素数1〜6のアルキル基であ
る。)次に、一般式(XI)で示される化合物の具体例
を以下に示すが、本発明はこれらに限定されない。
【0227】
【化188】
【0228】
【化189】
【0229】
【化190】
【0230】
【化191】
【0231】
【化192】
【0232】
【化193】
【0233】
【化194】
【0234】
【化195】
【0235】一般式(I)〜(XI)で表わされる化合
物はベンゼン環3〜5個、フェノール性水酸基3〜6個
を含むものが特に好ましく用いられ、単独で使用しても
複数組み合わせて用いてもよい。
【0236】本発明のポジ型電子線レジスト組成物の固
形分中の一般式(I)〜(XI)で示される化合物の含
有量は、感度の向上効果が大きく、しかも良好な耐熱性
を有するために、3〜30重量%であることが好まし
く、5〜15重量%であることがさらに好ましい。
【0237】本発明の目的は第3にフェノール性水酸基
3〜6個を含むポリフェノール化合物のフェノール性水
酸基が平均して20〜60%、1,2−ナフトキノンジ
アジド−4−スルホン酸によりエステル化された感光剤
を用いることにより達成される。
【0238】好ましく用いられる感光剤としては、フェ
ノール性水酸基を有する化合物と1,2−ナフトキノン
ジアジド−4−スルホン酸のエステルが挙げられる。フ
ェノール性水酸基を有する化合物の具体例としては、ピ
ロガロール、2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ン、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,3,3’,4−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,2’,3,4−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノン、2,2’,3,4,4’−ペンタヒドロキシベン
ゾフェノン、2,3,3’,4,4’,5’−ヘキサヒ
ドロキシベンゾフェノン、没食子酸アルキルエステルな
どが挙げられる。
【0239】フェノール性水酸基を有する化合物と1,
2−ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸のエステル
のうちでは、トリヒドロキシベンゾフェノン、テトラヒ
ドロキシベンゾフェノン、ペンタヒドロキシベンゾフェ
ノン、ヘキサヒドロキシベンゾフェノンのフェノール性
水酸基が平均して30〜50%、1,2−ナフトキノン
ジアジド−4−スルホン酸でエステル化されたものが特
に好ましい。
【0240】本発明のポジ型レジスト組成物の固形分中
の感光剤の含有量は10〜40重量%であることが好ま
しく、15〜30重量%であることがさらに好ましい。
【0241】本発明のポジ型レジスト組成物は、以上述
べたノボラック樹脂、感光剤、一般式(I)〜(XI)
で示される化合物を溶媒に溶解して得られる。また、本
発明のポジ型レジスト組成物には、さらに界面活性剤、
保存安定剤、増感剤などの添加剤を適宜加えることがで
きる。
【0242】溶媒としては、上記の各成分を溶解できる
有機溶媒が用いられる。具体的には、酢酸エチル、酢酸
ブチル、酢酸アミル、プロピオン酸メチル、プロピオン
酸エチル、酪酸メチル、酪酸エチル、安息香酸メチル、
乳酸メチル、乳酸エチルなどのエステル類、メチルセロ
ソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブなどのセ
ロソルブ類、メチルセロソルブアセテート、エチルセロ
ソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテートなどの
セロソルブエステル類、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチ
ルエーテルアセテートなどのプロピレングリコールエー
テルエステル類、1,2−ジメトキシエタン、1,2−
ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、1,4−ジオ
キサン、アニソールなどエーテル類、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、イソ
ホロンなどのケトン類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルアセトアミド、N−メチルピロリドンなどのアミド
類、ジメチルスルホキシド、スルホランなどの非プロト
ン性極性溶媒から選ばれる溶媒、またはこれらの溶媒を
複数混合した溶媒が挙げられる。
【0243】本発明の放射線感応組成物の現像に用いら
れる現像液としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケ
イ酸ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素ナト
リウム等の無機アルカリ類、n−プロピルアミン、ジ−
n−プロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、メチルジ
エチルアミン、ピロール、2,2−ジメチルピロール、
β−ピコリン、コリジン、ピペリジン、ピペラジン、ト
リエチレンジアミン、2−ジエチルアミノエタノール、
2−アミノエタノール等のアミン類、テトラメチルアン
モニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒド
ロキシド、コリン等の4級アンモニウム塩、アンモニア
等の塩基類を一種あるいは複数種含む水溶液が挙げられ
る。
【0244】これらのうちで2−ジエチルアミノエタノ
ールを含む現像液がレジストパターンの解像度の上で好
ましい。また、レジストパターン上のスカムを除く上で
も効果がある。特に好ましい現像液は、2−ジエチルア
ミノエタノールとテトラメチルアンモニウムヒドロキシ
ドの混合物の水溶液である。ジエチルエタノールアミン
とテトラメチルアンモニウムヒドロキシドとの混合比は
重量比で95/5〜10/90が好ましく、より好まし
くは90/10〜40/60である。現像液中の塩基類
の重量%は10〜0.5%が好ましく、より好ましく
は、9〜3%である。
【0245】また前記現像液に、メタノール、エタノー
ル、エチルセロソルブ等のアルコール類、界面活性剤を
適当量添加してもよい。
【0246】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0247】なお、本発明におけるダイマおよびトリマ
の含有量は、それぞれゲル浸透クロマトグラフィー(G
PC)で測定したクロマトグラムより求めたものであ
る。また以下の記述で「部」は重量部の略である。
【0248】実施例1 (1)ノボラック樹脂の合成 m−クレゾール35部、p−クレゾール65部、シュウ
酸0.5部、37%ホルマリン46部より通常の方法で
ノボラック樹脂を得た。
【0249】このノボラックの重量平均分子量は6,6
50、数平均分子量は1,184、分子量分布は5.6
2であり、ダイマの量は10.5重量%、トリマ量は
5.7重量%であった(このノボラックをノボラックA
とする)。
【0250】ノボラックAを1部取り、メタノール5.
00部に溶解し、撹拌下に4.00部の水を滴下しノボ
ラックを沈澱させた。上澄液を除き、沈澱したノボラッ
クを取り出して50℃で24時間真空乾燥した。0.8
6部のノボラックが得られ、このノボラックの重量平均
分子量は7,259、数平均分子量は1,745、分子
量分布は4.16、ダイマ量は6.1重量%、トリマ量
は3.0重量%であった(このノボラックをノボラック
Bとする)。
【0251】(2)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0252】 ノボラックB 18.72部 例示化合物(I−1) 2.08部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TORAY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (3)レジストプロセス このレジスト溶液を0.2μmのメンブランフィルター
で濾過し、スピンナーを用いて4インチシリコンウェハ
上に回転塗布した後、ホットプレート上で90℃で1分
間プリベークし、1.00μm厚のレジスト膜を得た。
【0253】電子線露光装置を用い、加速電圧20k
V、電流量1nAで0.45×0.60mmの矩形領域
(感度評価用)および線幅をかえたラインアンドスペー
スパターン(解像度用)を順次露光時間を変えて走査露
光した。
【0254】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で90
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0255】(4)特性の評価 この試料の未露光部分および露光した矩形領域のレジス
ト膜厚を順次測定した。各露光部分について、露光量
(すなわち電流量と露光時間の積を面積で割った値)と
残膜率(すなわち露光部分膜厚を未露光部分膜厚で割っ
た値)を計算し、残膜率を露光量の対数に対してプロッ
トして感度曲線を作図した。
【0256】この感度曲線から、残膜率が0になる露光
量を求め感度の値とした。さらに次式によりコントラス
ト(γ)を求めた。
【0257】
【式1】
【0258】
【0259】また、塗布膜厚と未露光部分膜厚の差、す
なわち膜減りを求めた。
【0260】さらに走査電子顕微鏡を用いてラインアン
ドスペースパターン部分を観察し、解像した最小線幅を
もって解像度とした。
【0261】評価結果は以下の通りであった。
【0262】 感度 12.3μC/cm2 コントラスト 2.2 膜減り 0.14μm 解像度 0.50μm 比較例1 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0263】 実施例1のノボラックA 20.80部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0264】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で90
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0265】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0266】評価結果は以下の通りであった。
【0267】 感度 15.8μC/cm2 コントラスト 1.2 膜減り 0.25μm 解像度 1.50μm 比較例2 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0268】 実施例1のノボラックB 20.80部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0269】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で15
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0270】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0271】評価結果は以下の通りであった。
【0272】 感度 16.0μC/cm2 コントラスト 1.3 膜減り 0.20μm 解像度 1.50μm 実施例2 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0273】 実施例1のノボラックA 18.20部 例示化合物(II−2) 2.60部 2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノンが 5.20部 ナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により50%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0274】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを2.10%、2−ジエチルアミノ
エタノールを3.22%含む水溶液を用い23℃で10
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0275】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0276】評価結果は以下の通りであった。
【0277】 感度 8.5μC/cm2 コントラスト 1.5 膜減り 0.19μm 解像度 0.75μm 実施例3 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0278】 実施例1のノボラックB 18.72部 例示化合物(III−3) 2.08部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0279】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で10
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0280】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0281】評価結果は以下の通りであった。
【0282】 感度 13.8μC/cm2 コントラスト 2.1 膜減り 0.13μm 解像度 0.50μm 実施例4 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0283】 実施例1のノボラックB 18.72部 例示化合物(IV−1) 2.08部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0284】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを2.19%、2−ジエチルアミノ
エタノールを1.81%含む水溶液を用い23℃で60
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0285】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0286】評価結果は以下の通りであった。
【0287】 感度 12.5C/cm2 コントラスト 1.8 膜減り 0.14μm 解像度 0.75μm 実施例5 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0288】 実施例1のノボラックB 17.50部 例示化合物(IV−1) 1.50部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.00部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 76.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0289】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを2.00%、2−ジエチルアミノ
エタノールを3.22%含む水溶液を用い23℃で12
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0290】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0291】評価結果は以下の通りであった。
【0292】 感度 13.2μC/cm2 コントラスト 2.3 膜減り 0.12μm 解像度 1.00μm 実施例6 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0293】 実施例1のノボラックB 17.52部 例示化合物(IV−2) 2.50部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.98部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 76.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0294】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で90
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0295】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0296】評価結果は以下の通りであった。
【0297】 感度 13.7μC/cm2 コントラスト 2.3 膜減り 0.12μm 解像度 0.50μm 実施例7 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0298】 実施例1のノボラックB 18.02部 例示化合物(V−1) 2.00部 2,3,4−トリヒドロキシベンゾフェノンが 5.98部 ナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により50%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0299】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で80
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0300】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0301】評価結果は以下の通りであった。
【0302】 感度 12.0μC/cm2 コントラスト 1.9 膜減り 0.12μm 解像度 0.75μm 実施例8 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0303】 実施例1のノボラックB 18.42部 例示化合物(VI−1) 1.60部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.98部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0304】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で12
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0305】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0306】評価結果は以下の通りであった。
【0307】 感度 14.6μC/cm2 コントラスト 2.0 膜減り 0.13μm 解像度 0.50μm 実施例9 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0308】 実施例1のノボラックB 18.72部 例示化合物(VII−1) 2.08部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0309】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で90
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0310】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0311】評価結果は以下の通りであった。
【0312】 感度 13.4μC/cm2 コントラスト 1.7 膜減り 0.16μm 解像度 0.75μm 実施例10 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0313】 実施例1のノボラックB 18.72部 例示化合物(VIII−1) 2.08部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.20部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0314】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で80
秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0315】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0316】評価結果は以下の通りであった。
【0317】 感度 12.2μC/cm2 コントラスト 1.6 膜減り 0.15μm 解像度 0.50μm 実施例11 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0318】 実施例1のノボラックB 18.42部 例示化合物(IX−2) 1.60部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.98部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0319】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で13
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0320】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0321】評価結果は以下の通りであった。
【0322】 感度 17.8μC/cm2 コントラスト 2.4 膜減り 0.10μm 解像度 1.00μm 実施例12 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0323】 実施例1のノボラックB 18.42部 例示化合物(X−5) 1.60部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.98部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0324】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で12
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0325】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0326】評価結果は以下の通りであった。
【0327】 感度 16.1μC/cm2 コントラスト 2.2 膜減り 0.11μm 解像度 1.00μm 実施例13 (1)組成物の調製 以下の原料を混合しレジスト液とした。
【0328】 実施例1のノボラックB 18.42部 例示化合物(XI−5) 1.60部 2,3,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン 5.98部 がナフトキノン−1,2−ジアジド−4−スルホン酸 により43%エステル化された感光剤 “トロイソール”366 0.05部 (TROY CHEMICAL社製界面活性剤) プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート 74.00部 (2)レジストプロセス このレジスト溶液を実施例1と同じ条件で、塗布し、露
光した。
【0329】ついで、現像液としてテトラメチルアンモ
ニウムヒドロキシドを1.61%、2−ジエチルアミノ
エタノールを6.44%含む水溶液を用い23℃で10
0秒間浸漬現像を行ない、水洗後、スピン乾燥した。
【0330】(3)特性の評価 この試料を実施例1と同じ方法で評価した。
【0331】評価結果は以下の通りであった。
【0332】 感度 14.0μC/cm2 コントラスト 1.7 膜減り 0.12μm 解像度 0.75μm
【0333】
【発明の効果】本発明のポジ型電子線レジスト組成物
は、第1にノボラックのダイマ成分を除くこと、第2に
一般式(I)〜(XI)で表わされる化合物を加えるこ
と、第3に1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホ
ン酸の低エステル化物を感光剤に用いることにより、高
感度でドライエッチング耐性の優れたものとなる。した
がって、本発明により、高集積度の集積回路用レジスト
として好適なポジ型電子線レジスト組成物を容易に得る
ことができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成分として、m−クレゾールとp−
    クレゾールのモル比10/90〜50/50の混合物を
    原料としダイマの含有量が10重量%以下のノボラック
    を含み、添加剤としてベンゼン環2〜6個、フェノール
    性水酸基2〜12個を含むポリフェノール化合物を含
    み、感光剤としてベンゼン環2〜4個、フェノール性水
    酸基3〜6個を含むポリフェノール化合物のフェノール
    性水酸基が平均して20〜60%、1,2−ナフトキノ
    ンジアジド−4−スルホン酸によりエステル化された化
    合物を含むことを特徴とするポジ型放射線感応組成物。
  2. 【請求項2】 添加剤が下記化合物(I)〜(XI)の
    群から選ばれる少なくとも1つである請求項1記載の放
    射線感応組成物。 【化1】 (ただし、i、jは1または2、m、nは1〜4の整
    数、Rは低級アルキル、ハロゲンまたは低級アルコキシ
    を示す。ただしi+m<5、j+n<5である。) 【化2】 (式中、R1 は炭化水素より誘導される二価基を表わ
    し、nは0または1を表わす。R2 、R3 は水素原子、
    アルキル基、アリール基またはアラルキル基を表わす。
    2 とR3 は結合して環を形成してもよい。R4
    5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10およびR11は水素
    原子、ハロゲン原子、水酸基またはアルキル基を表わ
    す。) 【化3】 (式中、R1 、R2 およびR3 は水素原子、アルキル
    基、アラルキル基またはアリール基を表わし、R4 、R
    5 、R6 、R7 、R8 、R9 、R10およびR11は水素原
    子、ハロゲン原子、水酸基またはアルキル基を表わす。
    mは0〜3、nは0〜1を表わす。) 【化4】 (式中、R1 は水素原子またはアルキル基を表わし、R
    2 、R3 、R4 、R5 、R6 およびR7 はそれぞれ水素
    原子、ハロゲン原子、水酸基またはアルキル基つを表わ
    す。) 【化5】 (式中、R1 〜R4 は水素原子、アルキル基、アルコキ
    シ基またはハロゲン原子であり、mとnの和は5ないし
    6である。) 【化6】 (式中、R1 〜R5 は、水素原子、ハロゲン原子、水酸
    基、炭素数1〜4のアルキル基、アルケニル基、アルコ
    キシ基または次式で示される基であり、かつ少なくとも
    一つは次式で示される基である。 【化7】 ここでR6 は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基ま
    たはアルケニル基であり、nは1ないし2である。Aは
    以下の基のいずれかを示す。 −S−,−O−,−CO−,−COO− −SO−,−SO2 −,−CR7 8 − ここでR7 、R8 は、水素原子、アルキル基またはアル
    ケニル基である。) 【化8】 (式中、R1 〜R4 は、水素原子、ハロゲン原子、水酸
    基、炭素数1〜4のアルキル基、アルケニル基、アルコ
    キシ基または次式で示される基であり、かつ少なくとも
    一つは次式で示される基である。 【化9】 ここでR5 、R6 は、水素原子、ハロゲン原子、アルキ
    ル基またはアルケニル基であり、nは0〜2である。) 【化10】 (式中、R1 〜R6 は、水素原子、ハロゲン原子、水酸
    基、炭素数1〜4のアルキル基、またはアルケニル基で
    あり、R7 、R8 は、水素原子、ハロゲン原子または炭
    素数1〜4のアルキル基であり、R9 〜R11は、水素原
    子または炭素数1〜4のアルキル基である。) 【化11】 (式中、R1 、R3 は、水素原子、ハロゲン原子、水酸
    基、炭素数1〜4のアルキル基、またはアルケニル基で
    あり、R2 、R4 は、ハロゲン原子、炭素数1〜4のア
    ルキル基、またはアルケニル基であり、R5 、R6 は、
    水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜4のアルキル
    基であり、R7 〜R10は、水素原子または炭素数1〜4
    のアルキル基である。) 【化12】 (式中、R1 、R3 、R5 は、水素原子、ハロゲン原
    子、水酸基、炭素数1〜4のアルキル基またはアルケニ
    ル基であり、R2 、R4 、R6 は、ハロゲン原子、炭素
    数1〜4のアルキル基、またはアルケニル基であり、R
    7 、R8 は、水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜
    4のアルキル基であり、R9 〜R14は、水素原子または
    炭素数1〜6のアルキル基である。) 【化13】 (式中、R1 〜R6 は、水素原子、ハロゲン原子、水酸
    基、炭素数1〜4のアルキル基、またはアルケニル基で
    あり、R7 、R8 は、水素原子、ハロゲン原子または炭
    素数1〜4のアルキル基であり、R9 〜R14は、水素原
    子または炭素数1〜6のアルキル基である。)
  3. 【請求項3】 トリヒドロキシベンゾフェノンおよびテ
    トラヒドロキシベンゾフェノンの水酸基が平均して20
    〜60%、1,2−ナフトキノンジアジド−4−スルホ
    ン酸によりエステル化された化合物を感光剤として用い
    る請求項1記載の放射線感応組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1の放射線感応組成物を基板に塗
    膜し、電子線でパターン露光後アルカリ水溶液で現像す
    ることを特徴とするパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 現像液として2−ジエチルアミノエタノ
    ールを含むアルカリ水溶液を用いる請求項4記載のパタ
    ーン形成方法。
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