JPH05126349A - 電気カーペツト - Google Patents

電気カーペツト

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JPH05126349A
JPH05126349A JP28865091A JP28865091A JPH05126349A JP H05126349 A JPH05126349 A JP H05126349A JP 28865091 A JP28865091 A JP 28865091A JP 28865091 A JP28865091 A JP 28865091A JP H05126349 A JPH05126349 A JP H05126349A
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voltage
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Nobuhiro Iwaki
伸浩 岩城
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバーの有無を自動的に検知して、表面温度
を常に適度に保持できるようにする。 【構成】 感熱線(17)からの入力電圧Vb を使用して感
熱線(17)の温度を検出し、この温度検出値と予め設定さ
れた設定温度に基づいて発熱体(13)の通電を制御する。
感熱線(17)からの入力電圧Vb の変化によりカバーの有
無を検知し、カバーがあることを検知したときに設定温
度を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気カーペットに関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の電気カーペットの電気回
路の1例を示している。
【0003】図3において、(10)は100V商用交流電
源、(11)は電源回路、(12)はマイコン(マイクロコンピ
ュータ)を備えた温度制御回路、(13)は発熱体、(14)は
発熱体(13)の通電を接御するためのリレーコイル、(15)
はそのリレー接点、(16)はリレーコイル(14)をオン・オ
フするためのトランジスタ、(17)は温度を検出するため
の感熱線、(18)(19)(20)(21)はコンデンサ、(22)(23)(2
4)はダイオード、(25)はツェナーダイオード、(26)(27)
(28)(29)(30)(31)(32)(33)は抵抗、(34)はカバーの有無
によって手で切替えられるスイッチである。
【0004】図3において、感熱線(17)の温度が低いと
きには、感熱線(17)自身のインピーダンスが大きく、電
圧Va の値が小さくなり、同時に感熱体(17)から温度制
御回路(12)への入力電圧Vbの値も小さくなる。この入
力電圧Vb が温度制御回路(12)のマイコンに予め設定さ
れている設定温度(温度制御の基準値)よりも低くなる
と、トランジスタ(16)がオンし、リレーコイル(14)がオ
ンして、リレー接点(15)が閉じ、発熱体(13)に通電され
る。逆に、感熱線(17)の温度が高くなると、感熱線(17)
のインピーダンスが小さくなって、電圧Va 、Vb の値
が大きくなる。入力電圧Vb の値が温度設定値よりも高
くなると、トランジスタ(16)はオフし、リレーコイル(1
4)がオフして、リレー接点(15)が開き、発熱体(13)に通
電されなくなる。
【0005】カバーを使用していないときは、スイッチ
(34)が「切」側に切替えられ、カバーを使用していると
きは、スイッチ(34)が「入」側に切替えられる。そし
て、スイッチ(34)が「切」側に切替えられたときは設定
温度が低くなり、スイッチ(34)が「入」側に切替えられ
たときは設定温度が高くなる。そして、このようにする
ことにより、カバー使用時に、カーペット本体の温度を
上げて、カバー表面温度の低下を防止している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電気カー
ペットでは、カバーの有無によってスイッチ(34)を手で
切替えるようになっているので、カバーを使用している
のにスイッチ(34)が「切」側に切替えられているために
カバー表面の温度が十分に上昇しなかったり、逆に、カ
バーがないのにスイッチ(34)が「入」側に切替えられて
いるためにカーペット本体の温度が必要以上に上昇して
低温火傷の原因になったりする。
【0007】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
カバーの有無を自動的に検知して、表面温度を常に適度
に保持できる電気カーペットを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による電気カ
ーペットは、感熱線からの入力電圧を使用して感熱線の
温度を検出し、この温度検出値と予め設定された設定温
度に基づいて発熱体の通電を制御するようになされた電
気カーペットにおいて、感熱線からの入力電圧の変化に
よりカバーの有無を検知し、カバーがあることを検知し
たときに設定温度を上げるようになされていることを特
徴とするものである。
【0009】第2の発明による電気カーペットは、感熱
線からの入力電圧を使用して感熱線の温度を検出し、こ
の温度検出値と予め設定された設定温度に基づいて発熱
体の通電を制御するようになされた電気カーペットにお
いて、発熱体への通電開始時の感熱線からの入力電圧の
単位時間当たりの変化量によりカバーの有無を検知し、
カバーがあることを検知したときに設定温度を上げるよ
うになされていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】カバーを使用していないときは感熱線の温度は
低く、カバーを使用しているときは感熱線の温度は高く
なる。このため、第1の発明において、感熱線からの入
力電圧の変化によりカバーの有無を検知することがで
き、カバーがあることを検知したときに設定温度を上げ
ることにより、カバーがないときには設定温度を低く、
カバーがあるときには設定温度を高くして、表面温度を
適度に保持することができる。
【0011】カバーを使用していないときは発熱体への
通電開始時の感熱線の温度検出値の単位時間当たりの変
化量は小さく、カバーを使用しているときはこの変化量
は大きくなる。このため、第2の発明において、感熱線
からの入力電圧の単位時間当たりの変化量によりカバー
の有無を検知することができ、カバーがあることを検知
したときに設定温度を上げることにより、カバーがない
ときには設定温度を低く、カバーがあるときには設定温
度を高くして、表面温度を適度に保持することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。
【0013】図1は電気カーペットの電気回路の1例を
示しており、従来例と対応する部分には同一の符号を付
している。
【0014】図1において、温度制御回路(12)は、入力
電圧Vb によって感熱線(17)の温度を検出し、この温度
検出値と設定温度に基づいて発熱体(13)の通電を制御す
る。また、入力電圧Vb を使用して、次の2つの方法に
より、カバーの有無を自動的に検知する。まず、発熱体
(13)への通電開始時に、入力電圧Vb の単位時間当たり
の変化量を検出し、この変化量が所定の判定値より小さ
いときはカバーがないと判断し、上記変化量が上記判定
値以上のときはカバーがあると判断する。また、入力電
圧Vb を常時監視し、これが所定の判定値より小さいと
きはカバーがないと判断し、温度検出値が所定の判定値
より大きいときはカバーがあると判断する。また、温度
制御回路(12)には、低い設定温度(カバーなし設定温
度)とこれより高い設定温度(カバーあり設定温度)が
予め設定されており、カバーがないことを検知したとき
はカバーなし設定温度を使用して温度制御を行ない、カ
バーがあることを検知したときはカバーあり設定温度を
使用して温度制御を行なう。
【0015】図2は、入力電圧Vb の時間変化の1例を
示している。図2において、実線Aは発熱体(13)への通
電開始時にカバーが使用されていなかった場合、鎖線B
は通電開始時にカバーが使用されていた場合を示してい
る。
【0016】次に、図1および図2を参照して、カバー
の有無による電気カーペットの温度制御回路(12)の動作
について説明する。
【0017】温度制御回路(12)は、電源スイッチがオン
されて発熱体(13)の通電が開始してから一定時間t1経過
後に入力電圧Vb を調べる。そして、このときのVb が
予め設定されている第1判定電圧V1 より小さければ、
カバーがないと判断し、VbがV1 以上であれば、カバ
ーがあると判断する。図2より明らかなように、カバー
がないときは、通電開始時の電圧Vb の上昇率は小さ
く、時間t1経過後の電圧Vb はV4 程度であり、カバー
があるときは、通電開始時の電圧Vb の上昇率は大き
く、時間t1経過後の電圧Vb はV5 程度である。このた
め、V4 とV5 の中間にV1 を設定しておけば、上記の
ようにして自動的にカバーの有無を検知することができ
る。
【0018】通電開始時にカバーがないことが検知され
た場合は、カバーなし設定温度電圧VL を使用して温度
制御を行なう。また、通電開始時にカバーがあることが
検知された場合は、カバーあり設定温度電圧VH を使用
して温度制御を行なう。これらの温度制御は、前記従来
例の場合と同様である。
【0019】温度制御回路(12)には、また、第1判定電
圧V1 より高い第2判定電圧V2 とこれより高い第3判
定電圧V3 が予め設定されている。第2判定電圧V2
は、カバーなし設定温度電圧VL を使用して温度制御を
行なっているときの電圧Vb の最大値より少し高く、第
3判定電圧V3 は、カバーあり設定温度電圧VH を使用
して温度制御を行なっているときの電圧Vb の最小値よ
り少し小さい。
【0020】温度制御回路(12)は、カバーなし設定温度
電圧VL を使用した温度制御を行なっているときに、電
圧Vb が第2判定電圧V2 より高くなったときに、カバ
ーが掛けられたことを検知し、カバーあり設定温度電圧
VH を使用した温度制御に切替える。カバーなし設定温
度電圧VL を使用した温度制御を行なっているときに、
カバーが掛けられると、感熱線(17)の温度が上昇するた
め、電圧Vb は第2判定電圧V2 より高くなる。このた
め、上記のようにして、カバーが掛けられたことを自動
的に検知することができる。
【0021】また、温度制御回路(12)は、カバーあり設
定温度電圧VH を使用した温度制御を行なっているとき
に、電圧Vb が第3判定電圧V3 より低くなったとき
に、カバーが取除かれたことを検知し、カバーなし設定
温度電圧VL を使用した温度制御に切替える。カバーあ
り設定温度電圧VH を使用した温度制御を行なっている
ときに、カバーが取除かれると、感熱線(17)の温度が低
下するため、電圧Vb は第3判定電圧V3 より低くな
る。このため、上記のようにして、カバーが取除かれた
ことを自動的に検知することができる。
【0022】なお、電気カーペットの各部の構成は、上
記実施例のものに限らず、この発明の範囲内において適
宜変更可能である。
【0023】
【発明の効果】この発明の電気カーペットによれば、上
述のように、カバーの有無を自動的に検知して、表面温
度を常に適度に保持することができる。このため、従来
のようなスイッチの切替え忘れによるカバー表面の温度
上昇不足や必要以上の温度上昇およびそれによる低温火
傷などの問題が解消される。さらに、コントロール部保
温や局部保温などの発熱体に負担のかかる状態でも、設
定温度はカバーがない場合の低いものになるため、発熱
体の負担を従来よりも軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す電気カーペットの電気
回路図である。
【図2】感熱線からの入力電圧の時間変化の1例を示す
グラフである。
【図3】従来例を示す電気カーペットの電気回路図であ
る。
【符号の説明】 (12) 温度制御回路 (13) 発熱体 (17) 感熱線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感熱線からの入力電圧を使用して感熱線の
    温度を検出し、この温度検出値と予め設定された設定温
    度に基づいて発熱体の通電を制御するようになされた電
    気カーペットにおいて、 感熱線からの入力電圧の変化によりカバーの有無を検知
    し、カバーがあることを検知したときに設定温度を上げ
    るようになされていることを特徴とする電気カーペッ
    ト。
  2. 【請求項2】感熱線からの入力電圧を使用して感熱線の
    温度を検出し、この温度検出値と予め設定された設定温
    度に基づいて発熱体の通電を制御するようになされた電
    気カーペットにおいて、 発熱体への通電開始時の感熱線からの入力電圧の単位時
    間当たりの変化量によりカバーの有無を検知し、カバー
    があることを検知したときに設定温度を上げるようにな
    されていることを特徴とする電気カーペット。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62168363A (ja) * 1986-01-20 1987-07-24 松下電器産業株式会社 床暖房装置
JPS6386379A (ja) * 1986-09-30 1988-04-16 日本電熱株式会社 電気カ−ペツト

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62168363A (ja) * 1986-01-20 1987-07-24 松下電器産業株式会社 床暖房装置
JPS6386379A (ja) * 1986-09-30 1988-04-16 日本電熱株式会社 電気カ−ペツト

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