JP2712823B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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誠一 谷口
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アイロン本体部に電源コードを持たず、ア
イロン本体部をスタンド部にセットすると、アイロン本
体部に内蔵するヒータにスタンド部から電力を供給して
加熱するコードレスアイロンに関するものである。
従来の技術 従来、この種のコードレスアイロンは、アイロン本体
部に内蔵した感熱素子からの信号をスタンド部の温度制
御部に伝送する方式が提案されている。しかし、このよ
うな構成のものは、感熱素子に流れる電流が微弱であ
り、電圧も小さなものであるため、温度信号を伝送する
電極間の導通が不良になり、正常な温度制御が行ない得
ないものであった。
一方、この方式の改善案として、アイロン本体部の温
度信号をパルス信号に変換してスタンド部に伝送する方
式も提案されている。
この方式を第5図及び第6図に基づき説明する。図に
於いて28はアイロン本体部で、アイロンのベース29を加
熱するヒータ30と、ベース温度を検知する感熱素子31
と、感熱素子31の信号によりパルス信号を形成する温度
検知部32と、ヒータ30及び温度検知部32に電力を供給す
るための本体電極34とを有している。33はアイロン本体
部28が着脱自在に接続されセットされるスタンド部で、
アイロン本体部28の本体電極34に接続するスタンド電極
35と、温度検知部32の出力を検知する信号検知部36と、
この信号検知部36の信号を受けてヒータ30への電力供給
を制御する温度制御部37とを有している。38はスタンド
部33の電源コードである。ここで、感熱素子31はベース
29の温度を検知し温度検知部32へ温度信号を入力してい
る。温度検知部32はこの温度信号を温度に応じてその間
隔が変化するパルス信号に変換している。このパルス信
号を本体電極34及びスタンド電極35を介してスタンド部
33の信号検知部36で検出する。この信号検知部36の信号
は、温度制御部37へ入力されている。温度制御部37は、
この温度情報によりアイロン本体部28のベース温度が設
定温度より高いか低いか判定し、低い場合には温度制御
部37に内蔵しているリレーをオンし、また逆に高い場合
はリレーをオフすることによりヒータ30への通電を制御
する。ベース29の加熱が終わればアイロン本体部28をス
タンド部33より取り外してアイロンがけを行い、ベース
29の温度が低下するとアイロン本体部28を再度スタンド
部33に置きベース29を加熱するものである。ここで、パ
ルス間隔とベース温度との相関は第6図に示すように、
ベース温度の上昇と共にパルス間隔は短くなる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものは、アイロン本体部に
専用の電源及びパルス信号変換回路を持たねばならず、
制御回路構成が複雑となり、製造コストが高くなるとい
う課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、アイロン本体部
を簡素化し、且つ、信頼性の高い温度制御を行ない得る
コードレスアイロンを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、アイロン本体部
と、これをセットするスタンド部とからコードレスアイ
ロンを構成し、アイロン本体部は、アイロンのベースを
加熱するヒータと、ベース温度を検知する感熱素子と、
前記ヒータ及び前記感熱素子に電力を供給する本体電極
とを有し、スタンド部は、アイロン本体部の前記本体電
極に接続するスタンド電極と、スイッチング素子と抵抗
を直列に接続しその一端が前記本体電極及び前記スタン
ド電極を介して前記感熱素子に接続される構成としこの
直列抵抗と前記感熱素子との両端に商用電源電圧をスイ
ッチング素子によりパルス印加してその分圧電圧を検知
する電圧検知部と、前記電圧検知部の検知電圧と基準電
圧との比較を行なう電圧比較部と、前記電圧比較部の出
力から前記ベース温度を判断し前記ヒータへの電力供給
を制御する温度制御部とからなるもので、前記直列抵抗
を設定温度数に応じて複数個並列に設け1回のパルス印
加中に検知電圧が階段状になるように順次切り換えてベ
ース温度を判断するようにしたものである。
作用 本発明は上記した構成により、感熱素子に商用電源電
圧をパルス印加することによりアイロン本体部は専用電
源を必要とせず、この商用電源電圧の印加により電極間
は常に良好な導通状態を保つことが出来るため、信頼性
の高い温度制御が可能となる。又、温度情報を感熱素子
と直列抵抗の分圧値により取り込む際、直列抵抗を設定
温度数に応じて複数個並列に設け1回のパルス印加中に
検知電圧が階段状になるように順次切り換えてベース温
度を判断するようにしているため瞬時に現在温度が判断
できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて
詳細に説明する。
第1図において、1はアイロン本体部で、アイロンの
ベース2を加熱するヒータ3と、ベース2の温度を検知
する感熱素子4と、ヒータ3及び環熱素子に電力を供給
すう本体電極5とを有している。6はアイロン本体部1
が着脱自在に接続されセットされるスタンド部で、アイ
ロン本体部1の本体電極5に接続するスタンド電極7
と、感熱素子4の温度情報を商用電源電圧の分圧電圧と
して検知する電圧検知部8と、電圧検知部8の検知電圧
と基準電圧との比較を行なう電圧比較部9と、電圧比較
部9の出力からベース2の温度を判断しヒータ3への電
力供給を制御する温度制御部10と、電源コード11とを有
している。
第2図において、12は制御回路用の電源を作る電源回
路で、商用電源13、ツェナーダイオード14、電圧降下抵
抗15、整流ダイオード16、平滑用コンデンサ17により構
成している。18は温度情報の判断や制御を行うマイクロ
コンピュータである。電圧検知部8は、感熱素子4にパ
ルス通電を行うためのトランジスタ19及び、感熱素子4
(一般にはサーミスタが多く用いられている)との分圧
電圧を形成するための抵抗20、21、22により構成してい
る。電圧比較部9は、基準電圧を形成する抵抗23、24及
び整流用ダイオード25、マイクロコンピュータ18に内蔵
され電圧検知部で検知した検知電圧と基準電圧との比較
を行なうコンパレータ26により構成している。温度制御
部10は、コンパレータ26の出力結果に応じてヒータ3の
通電を制御するリレー27を有している。
第3図は、第2図における感熱素子4として一般に多
く用いられているサーミスタの特性を示したもので、サ
ーミスタの抵抗値は温度上昇と共に指数関数的に減少す
る特性を有している。
第4図は、電圧検知部8で検知した検知電圧と基準電
圧との相関を示した波形図で、具体的には感熱素子4に
直列に接続する抵抗を設定温度数に応じて3個並列に設
けた場合の1回のパルス印加中に検知電圧が階段状にな
るように順次切り換えた検知電圧波形と基準電圧波形を
比較しているものである。
上記構成における動作を詳細に説明する。第2図にお
いて、アイロン本体部1がスタンド部6にセットされ温
度設定がなされると温度制御部10のリレー27が駆動しヒ
ータ3に通電される。感熱素子4はヒータ3の通電によ
り温度上昇するアイロンのベース温度を感知し、第3図
に示すようにその抵抗値が温度変化に応じて減少してい
く。そして抵抗20、21、22のいずれかをマイクロコンピ
ュータ18側でローレベルに落とし、その抵抗と感熱素子
4とで商用電源を分圧して電圧比較部9のコンパレータ
26に入力することによりベース面の温度情報を取り込む
ことになる。この際、感熱素子4への通電は感熱素子
(サーミスタ)の自己発熱による温度検知誤差を極力抑
えるためにトランジスタ19によりパルス通電としてい
る。
ここで、アイロンベースの温度検知方法について第2
図〜第4図にて詳細に説明する。感熱素子と直列に接続
する抵抗を一定に固定すると、第2図の回路構成及び第
3図のサーミスタの特性図から判るように、アイロンの
温度上昇と共にサーミスタの抵抗値は減少するので逆に
検知電圧は増大する。従ってこの直列抵抗を複数個設け
て順次、値の小さな抵抗に切り換えて行けば一つの基準
電圧との比較で複数の温度検知が出来ることになる。す
なわち、アイロンのベース面温度が特定温度の時、抵抗
20をローレベルに落とした時の検知電圧レベルをA、抵
抗21をローレベルに落とした時の検知電圧レベルをB、
抵抗22をローレベルに落とした時の検知電圧レベルをC
とし、これらと基準電圧の関係が第4図のようになった
と仮定すると、抵抗20での割付温度は既に超えて、抵抗
21及び抵抗22での割付温度にはまだ達していないことに
なる(但し、抵抗20より抵抗21の方が抵抗値は小さく、
更に抵抗21より抵抗22の方が抵抗値は小さく設定してあ
る)。
このようにして、感熱素子4と直列抵抗を必要な温度
検知ポイント数だけ並列に設け、1回のパルス印加中に
検知電圧が階段状になるように順次切り換えることによ
り瞬時にアイロンの現在温度検知が可能となり、温度検
知の応答性が早くなる訳である。
ここで、このパルス通電位相は商用電源のピーク位相
近辺に設定するのがよい。何故なら、高い電圧を感熱素
子4の両端に印加することにより、万一接点間に絶縁皮
膜等の接触抵抗が発生しても電流を流しジュール熱でそ
の絶縁皮膜を焼き切り電極間を常に良好な導通状態に保
つことができるからである。
発明の効果 以上述べたきたように、本発明によれば上記した構成
により、感熱素子に商用電源電圧をパルス印加するこに
よりアイロン本体部は専用電源を必要とせず、この商用
電源電圧の印加により電極間は常に良好な導通状態を保
つことが出来るため、簡易な構成にしてなおかつ、信頼
性の高い温度制御が可能となり、又、温度情報を感熱素
子と直列抵抗の分圧値により取り込む際、直列抵抗を設
定温度数に応じて複数個並列に設け1回のパルス印加中
に検知電圧が階段状になるように順次切り換えてベース
温度を判断するようにしているため瞬時に現在温度が判
断でき温度検知の応答性が早くなる等、その工業的価値
は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコードレスアイロンの
構成ブロック図、第2図は電圧検知部・電圧比較部及び
温度制御部の一実施例を示す回路構成図、第3図は第2
図に於ける感熱素子として一般に多く用いられているサ
ーミスタの特性図、第4図は電圧検知部で検知した検知
電圧と基準電圧との相関を示した波形図、第5図は従来
例を示すコードレスアイロンの構成ブロック図、第6図
は従来例に於けるベース温度とパルス間隔との相関を示
す特性図である。 1…アイロン本体部、3…ヒータ、4…感熱素子、5…
本体電極、6…スタンド部、7…スタンド電極、8…電
圧検知部、9…電圧比較部、10…温度制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイロン本体部と、これをセットするスタ
    ンド部とからなり、アイロン本体部は、アイロンのベー
    スを加熱するヒータと、ベース温度を検知する感熱素子
    と、前記ヒータ及び前記感熱素子に電力を供給する本体
    電極とを有し、スタンド部は、アイロン本体部の前記本
    体電極に接続するスタンド電極と、スイッチング素子と
    抵抗を直列に接続しその一端が前記本体電極及び前記ス
    タンド電極を介して前記感熱素子に接続される構成とし
    この直列抵抗と前記感熱素子との両端に商用電源電圧を
    スイッチング素子によりパルス印加してその分圧電圧を
    検知する電圧検知部と、前記電圧検知部の検知電圧と基
    準電圧との比較を行なう電圧比較部と、前記電圧比較部
    の出力から前記ベース温度を判断し前記ヒータへの電力
    供給を制御する温度制御部とから構成し、前記直列抵抗
    を設定温度数に応じて複数個並列に設け1回のパルス印
    加中に検知電圧が階段状になるように順次切り換えてベ
    ース温度を判断するようにしたコードレスアイロン。
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