JPH05203168A - 暖房装置の制御装置 - Google Patents

暖房装置の制御装置

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JPH05203168A
JPH05203168A JP1099792A JP1099792A JPH05203168A JP H05203168 A JPH05203168 A JP H05203168A JP 1099792 A JP1099792 A JP 1099792A JP 1099792 A JP1099792 A JP 1099792A JP H05203168 A JPH05203168 A JP H05203168A
Authority
JP
Japan
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temperature sensor
floor
control
temperature
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP1099792A
Other languages
English (en)
Inventor
Toichi Igarashi
十一 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Priority to JP1099792A priority Critical patent/JPH05203168A/ja
Publication of JPH05203168A publication Critical patent/JPH05203168A/ja
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、床温度センサをなくしても暖房本体
の暖房動作を制御でき、かつ単位時間当たりの製造台数
を増加して安価とする。 【構成】ヒータ(2) への電力供給の制御は、比較制御手
段(4) により温度センサ(8) により検出される周囲温度
に応じた通電率制御となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばヒータ線や面状
ヒータなどを床等に据付けた暖房装置の制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる暖房装置は、暖房本体として例え
ば床を対象としたもので、この床内にヒータ線等を配線
すると共に床温度センサを配線している。又、温度コン
トローラが備えられ、この温度コントローラには床温度
センサ及び室温センサが接続されるとともに、これら床
温度センサ及び室温センサの各検出温度に基づいてヒー
タ線へ供給する電力量の制御機能が備えられている。
【0003】かかる構成であれば、温度コントローラは
床温度センサの検出温度つまり床温度及び室温センサの
検出温度を取り込み、これら検出温度に応じたヒータ線
への電力供給量を求める。そして、温度コントローラは
この電力供給量に従ってヒータ線への電力供給量を制御
する。これにより、暖房本体の温度が、床温度及び室温
により決まる適切な温度に制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
構成では、床温度センサが例えば短絡やオープン状態と
なって故障すると、暖房本体に対する温度制御が困難と
なる。そして,この故障を修理するには、床を剥がして
床温度センサを取り出し、この故障した床温度センサを
修理、又は交換することになる。このため、床温度セン
サが故障した場合に暖房動作が行えず、又修理に時間が
かかり、そのうえ修理にかかる費用が高くなる。
【0005】又、製造面を考えた場合、床温度センサの
配設は、この床温度センサを配設パターン形状に保持す
る凸部を有する治具に引掛け、次にこの治具を暖房本体
にプレスし、次に加熱により溶着するという工程とな
る。従って、装置の製造には時間がかかり、単位時間当
りの製造台数を増加するのに限界があり、高価なものと
なる。そこで本発明は、床温度センサをなくしても暖房
本体に対する暖房動作を制御できる安価な暖房装置の制
御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヒータを暖房
本体に配設し、このヒータへの電力供給を制御する暖房
装置の制御装置において、周囲温度を検出する温度セン
サと、ヒータへの電力供給の制御を温度センサの検出温
度に応じた通電率に制御する比較制御手段とを備えて上
記目的を達成しようとする暖房装置の制御装置である。
【0007】
【作用】このような手段を備えたことにより、温度セン
サにより周囲の温度が検出され、この温度に応じた通電
率で比較制御手段によりヒータへの通電が制御される。
これにより、暖房本体は所定の温度に保たれる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は暖房装置の制御装置の構成図であ
る。床である暖房本体1にはヒータ線2が配線されると
ともに床温度センサ3が配線されている。
【0009】一方、主制御部4が備えられ、この主制御
部4に操作部5、スイッチング回路6及び入力回路7が
接続されている。操作部5には電源スイッチやタイマー
などの各スイッチが設けられるとともに所望温度を設定
する温度設定部が設けられている。スイッチング回路6
はサイリスタなどのスイッチング素子を有し、このスイ
ッチング素子の導通期間を可変することによりヒータ線
2への供給電力量が制御されるようになっている。又、
入力回路7には床温度センサ3及び室温センサ8が接続
されている。
【0010】前記主制御部4は比較制御手段としての機
能を有するもので、床温度センサ3の検出温度及び室温
ンサ8の検出温度に基づいてヒータ線2への電力供給を
制御する通常の温度制御機能の他に、センサ故障検出手
段及び制御変更手段の各機能を有している。
【0011】センサ故障検出手段は、床温度センサ3の
検出温度、実際には床温度センサ3からの電圧信号を取
り込み、この電圧信号の電圧レベルが許容電圧範囲以外
となった場合に床温度センサ3に短絡が生じたり、又は
オープン状態となったと判断する機能を有している。
【0012】制御変更手段は、センサ故障検出手段によ
り床温度センサ3の故障が検出された場合、ヒータ線2
への電力供給の制御を、室温センサ8の検出温度に応じ
た通電率に変更する機能を有している。なお、主制御部
4は、内部にROMを有し、このROMに室温センサ8
の検出温度に応じたヒータ線2への通電率データが記憶
されている。次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて図2に示す制御流れ図に従って説明する。
【0013】ステップ#1において主制御部4のセンサ
故障検出手段は、床温度センサ3からの電圧信号を取り
込み、この電圧信号の電圧レベルが許容電圧範囲以外と
なっているかを判断する。この判断の結果、電圧レベル
が許容電圧範囲内であれば、主制御部4はステップ#2
に移って通常の制御を実行する。
【0014】このステップ#2において主制御部4は、
床温度センサ3の検出温度及び室温センサ8の検出温度
を取込み、これら検出温度により決まるヒータ線2への
電力供給量に対応したスイッチング回路6の導通期間に
可変する。これにより、ヒータ線2への電力供給が制御
され、暖房本体1の温度が制御される。
【0015】一方、床温度センサ3に短絡が生じたり、
又はオープン状態となると、床温度センサ3からの電圧
信号の電圧レベルは許容電圧範囲以外となる。こうなる
と、主制御部4は床温度センサ3が故障したと判断して
ステップ#1からステップ#2に移り、通電率の制御を
実行する。
【0016】ここで、主制御部4は図3に示すようにス
イッチング回路6に対して周期Tのパルス信号を送出し
ている。このパルス信号はハイレベル期間t1でスイッ
チング回路6を導通状態とし、ローレベル期間t2でス
イッチング回路6を非導通状態とするものとなってい
る。
【0017】従って、主制御部4の制御変更手段は、ス
テップ#2において室温センサ8の検出温度のみを取り
込み、この検出温度に対して定められた通電率の制御に
変更する。すなわち、パルス信号のハイレベル期間t1
を室温に応じて変更する。なお、この室温に対するハイ
レベル期間t1は予め設定されている。
【0018】この結果、床温度センサ3が短絡したり、
オープン状態となった場合、室温に応じた通電率の制御
に変更され、この制御によってヒータ線2への電力供給
量が制御される。
【0019】この場合、床温度センサ3の検出温度に応
じた制御による暖房本体1の温度(床温度)が図4に示
すような変化を示す場合、室温に応じた通電率の制御で
は同一室温に対して床温度が低くなるようにヒータ線2
への電力供給量が制御される。
【0020】このように上記一実施例においては、床温
度センサ3が故障となると、これが故障検出手段により
検出され、ヒータ線2への電力供給の制御が制御変更手
段により室温センサ8の周囲温度に応じた通電率に変更
されるようにしたので、床温度センサ3が短絡したり、
オープン状態となってもヒータ線2への電力供給量が制
御でき、暖房本体1の暖房動作を継続して行うことがで
きる。従って、暖房本体1、つまり床に据え付けられた
床温度センサ3を床を剥がして修理することもない。
又、室温に応じた通電率の制御に変更されても、床の温
度は使用するに十分な温度で制御でき、かつ安全であ
る。
【0021】なお、本発明は上記一実施例に限定される
ものでなくその要旨を変更しない範囲で変形してもよ
い。例えば、スイッチング回路6にサイリスタが用いら
れていれば、通電制御をサイリスタの点弧角を可変する
ようにしてもよい。又、床の暖房に限らず、電気畳や電
気カーペット、電気毛布などにも適用できる。
【0022】又、上記一実施例では床温度センサ3が故
障した場合に通電率制御を実行する構成としたが、床温
度センサ3をなくし、常に室温センサ8により検出され
た周囲温度に応じた通電率でヒータ線2への電力供給の
制御を行う構成としてもよい。この場合、床温度センサ
3をなくしたので、この分だけ単位時間当たりの製造台
数を増加でき、これに伴って床の暖房装置を安価とする
ことができる。さらにヒータとしてはヒータ線に限ら
ず、面状のヒータであってもよい。
【0023】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、床
温度センサをなくしても暖房本体の暖房動作を制御でき
て安価な暖房装置の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる暖房装置の制御装置の一実施例
を示す構成図。
【図2】同装置における制御流れ図。
【図3】同装置における通電率制御を示すパルス波形
図。
【図4】同装置における通電率制御による温度変化を示
す図。
【符号の説明】
1…暖房本体、 2…ヒータ線、 3…床温度センサ、 4…主制御部、 5…操作部、 6…スイッチング回路、 7…入力回路、 8…室温センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータを暖房本体に配設し、このヒータ
    への電力供給を制御する暖房装置の制御装置において、
    周囲温度を検出する温度センサと、前記ヒータへの電力
    供給の制御を前記温度センサの検出温度に応じた通電率
    とする比較制御手段とを具備したことを特徴とする暖房
    装置の制御装置。
JP1099792A 1992-01-24 1992-01-24 暖房装置の制御装置 Pending JPH05203168A (ja)

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JP1099792A JPH05203168A (ja) 1992-01-24 1992-01-24 暖房装置の制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007046844A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Eidai Co Ltd 電気式床暖房システム
JP2007051813A (ja) * 2005-08-17 2007-03-01 Eidai Co Ltd 電気式床暖房システム
JP2007285650A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Eidai Co Ltd 電気式床暖房システム

Cited By (4)

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JP4685543B2 (ja) * 2005-08-10 2011-05-18 永大産業株式会社 電気式床暖房システム
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