JP2712822B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、アイロン本体部に電源コードを持たず、ア
イロン本体部をスタンド部にセットすると、アイロン本
体部に内蔵するヒータにスタンド部から電力を供給して
加熱するコードレスアイロンに関するものである。
従来の技術 従来、この種のコードレスアイロンは、アイロン本体
部に内蔵した感熱素子からの信号をスタンド部の温度制
御部に伝送する方式が提案されている。しかし、このよ
うな構成のものは、感熱素子に流れる電流が微弱であ
り、電圧も小さなものであるため、温度信号を伝送する
電極間の導通が不良になり、正常な温度制御は行ない得
ないものであった。
一方、この方式の改善案として、アイロン本体部の温
度信号をパルス信号に変換してスタンド部に伝送する方
式も提案されている。
この方式を第5図及び第6図に基づき説明する。図に
於いて28はアイロン本体部で、アイロンのベース29を加
熱するヒータ30と、ベース温度を検知する感熱素子31
と、感熱素子31の信号によりパルス信号を形成する温度
検知部32と、スタンド部33と接続しヒータ30及び温度検
知部32に電力を供給するための本体電極34とを有してい
る。33はアイロン本体部28が着脱自在に接続されセット
されるスタンド部で、アイロン本体部28の本体電極34に
接続するスタンド電極35と、温度検知部32の出力を検知
する信号検知部36と、この信号検知部36の信号を受けて
ヒータ30への電力供給を制御する温度制御部37とを有し
ている。38はスタンド部33の電源コードである。ここ
で、感熱素子31のベース29の温度を検知し温度検知部32
へ温度信号を入力している。温度検知部32はこの温度信
号を温度に応じてその間隔が変化するパルス信号に変換
している。このパルス信号を本体電極34及びスタンド電
極35を介してスタンド部33の信号検知部36で検出する。
この信号検知部36の信号は、温度制御部37へ入力されて
いる。温度制御部37は、この温度情報によりアイロン本
体部28のベース温度が設定温度より高いか低いか判定
し、低い場合には温度制御部37に内蔵しているリレーを
オンし、また逆に高い場合はリレーをオフすることによ
りヒータ30への通電を制御する。ベース29の加熱が終わ
ればアイロン本体部28をスタンド部33より取り外してア
イロンがけを行い、ベース29の温度が低下するとアイロ
ン本体部28を再度スタンド部33に置きベース29を加熱す
るものである。ここで、パルス間隔とベース温度との相
関は第6図に示すように、ベース温度の上昇と共にパル
ス間隔は短くなる。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成のものは、アイロン本体部28
に専用の電源及びパルス信号変換回路を持たねばなら
ず、制御回路構成が複雑となり、製造コストが高くなる
という課題を有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、アイロン本体部
を簡素化し、且つ、信頼性の高い温度制御を行ない得る
コードレスアイロンを提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、アイロン本体部
と、これをセットするスタンド部とからコードレスアイ
ロンを構成し、アイロン本体部は、アイロンのベースを
加熱するヒータと、ベース温度を検知する感熱素子と、
前記ヒータ及び前記感熱素子に電力を供給する本体電極
とを有し、スタンド部は、アイロン本体部の前記本体電
極に接続するスタンド電極と、スイッチング素子と抵抗
を直列に接続しその一端が前記本体電極及び前記スタン
ド電極を介して前記感熱素子に接続される構成としこの
直列抵抗と前記感熱素子との両端に商用電源電圧をスイ
ッチング素子によりパルス印加してその分圧電圧を検知
する電圧検知部と、前記電圧検知部の検知電圧と基準電
圧との比較を行なう電圧比較部と、前記電圧比較部の出
力から前記ベース温度を判断し前記ヒータへの電力供給
を制御する温度制御部とからなるもので、前記直列抵抗
を設定温度数に応じて複数個並列に設けパルス印加毎に
順次切り換えてベース温度を判断するようにしたもので
ある。
作用 本発明は上記した構成により、感熱素子に商用電源電
圧をパルス印加することによりアイロン本体部は専用電
源を必要とせず、この商用電源電圧の印加により電極間
は常に良好な導通状態を保つことが出来るため、信頼性
の高い温度制御が可能となる。又、温度情報を感熱素子
と直列抵抗の分圧値により取り込む際、複数の温度設定
に対しても分圧用抵抗を必要数だけ並列に設けることに
より実現できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて
詳細に説明する。
第1図において、1はアイロン本体部で、アイロンの
ベース2を加熱するヒータ3と、ベース2の温度を検知
する感熱素子4と、ヒータ3及び環熱素子に電力を供給
する本体電極5とを有している。6はアイロン本体部1
が着脱自在に接続されセットされるスタンド部で、アイ
ロン本体部1の本体電極5に接続するスタンド電極7
と、感熱素子4の温度情報を商用電源電力の分圧電圧と
して検知する電圧検知部8と、電圧検知部8の検知電圧
と基準電圧との比較を行なう電圧比較部9と、電圧比較
部9の出力からベース2の温度を判断しヒータ3への電
力供給を制御する温度制御部10と、電源コード11とを有
している。
第2図において、12は制御回路用の電源を作る電源回
路で、商用電源13、ツェナーダイオード14、電圧降下抵
抗15、整流ダイオード16、平滑用コンデンサ17により構
成している。18は温度情報の判断や制御を行うマイクロ
コンピュータ、8は電圧検知部で、感熱素子4にパルス
通電を行うためのトランジスタ19及び、感熱素子4(一
般にはサーミスタが多く用いられている)との分圧電圧
を形成するための抵抗20、21、22により構成している。
9は電圧比較部で、基準電圧を形成する抵抗23、24及び
整流用ダイオード25、マイクロコンピュータ18に内蔵さ
れ電圧検知部で検知した検知電圧と基準電圧との比較を
行なうコンパレータ26により構成している。10は温度制
御部で、コンパレータ26の出力結果に応じてヒータ3の
通電を制御するリレー27を有している。
第3図は、第2図における感熱素子4として一般に多
く用いられているサーミスタの特性を示したもので、サ
ーミスタの抵抗値は温度上昇と共に指数関数的に減少す
る特性を有している。
第4図は、電圧検知部8で検知した検知電圧と基準電
圧との相関を示した波形図で、第4図aは検知電圧が基
準電圧より低いので設定温度よりベース温度が低い状態
を示しており、第4図bは検知電圧が基準電圧より高い
ので設定温度よりベース温度が高い状態を示している。
上記構成における動作を詳細に説明する。第2図にお
いて、アイロン本体部1がスタンド部6にセットされ温
度設定がなされると温度制御部10のリレー27が駆動しヒ
ータ3に通電される。感熱素子4はヒータ3の通電によ
り温度上昇するアイロンのベース温度を感知し、第3図
に示すようにその抵抗値が温度変化に応じて減少してい
く。そしてトランジスタ19を導通させると共に抵抗20、
21、22、のいずれかをマイクロコンピュータ18側でロー
レベルに落とし、その抵抗と感熱素子4とで商用電源を
分圧して電圧比較部9のコンパレータ26に入力すること
によりベース面の温度情報を取り込むことになる。この
際、感熱素子4への通電は感熱素子(サーミスタ)の自
己発熱による温度検知誤差を極力抑えるためにトランジ
スタ19によりパルス通電としている。
ここで、アイロンベースの温度検知方法について第2
図〜第4図にて詳細に説明する。感熱素子4と直列に接
続する抵抗を一定に固定すると、第2図の回路構成及び
第3図のサーミスタの特性図から判るように、アイロン
の温度上昇と共にサーミスタの抵抗値は減少するので逆
に検知電圧は増大する。従ってこの直列抵抗を複数個設
けて順次、値の小さな抵抗に切り換えて行けば一つの基
準電圧との比較で複数の温度検知が出来ることになる。
すなわち、アイロンのベース面温度が特定温度の時、抵
抗20をローレベルに落とした時の検知電圧と、基準電圧
の関係が第4図bのようになり、抵抗21をローレベルに
落とした時の検知電圧と基準電圧の関係が第4図aのよ
うになったと仮定すると、抵抗20での割付温度は既に超
えて、抵抗21での割付温度にはまだ達していないことに
なる(但し、抵抗20より抵抗21の方が抵抗値は小さく設
定している)。
このようにして、感熱素子4と直列抵抗を必要な温度
検知ポイント数だけ並列に設けることによりアイロンベ
ースの温度検知が可能となる訳である。
また、このパルス通電位相は第4図に示すように商用
電源のピーク位相近辺に設定するのがよい。何故なら、
高い電圧を感熱素子4の両端に印加することにより万一
接点間に絶縁皮膜等の接触抵抗が発生しても電流を流す
ことによりジュール熱でその絶縁皮膜を焼き切ることに
より電極間を常に良好な導通状態に保つことができるか
らである。
発明の効果 以上述べたきたように、本発明によれば上記した構成
により、感熱素子に商用電源電圧をパルス印加するこに
よりアイロン本体部は専用電源を必要とせず、この商用
電源電圧の印加により電極間は常に良好な導通状態を保
つことが出来るため、簡易な構成にしてなおかつ、信頼
性の高い温度制御が可能となり、さらに、温度情報を感
熱素子と直列抵抗の分圧値により取り込む際、複数の温
度設定に対しても分圧用抵抗を必要数だけ並列に設ける
ことにより実現できるので安価で簡易な構成とすること
ができる等、その工業的価値は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すコードレスアイロンの
構成ブロック図、第2図は電圧検知部・電圧比較部及び
温度制御部の一実施例を示す回路構成図、第3図は第2
図における感熱素子として一般に多く用いられているサ
ーミスタの特性図、第4図は電圧検知部で検知した検知
電圧と基準電圧との相関を示した波形図、第5図は従来
例を示すコードレスアイロンの構成ブロック図、第6図
は従来例におけるベース温度とパルス間隔との相関を示
す特性図である。 1…アイロン本体部、3…ヒータ、4…感熱素子、5…
本体電極、6…スタンド部、7…スタンド電極、8…電
圧検知部、9…電圧比較部、10…温度制御部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイロン本体部と、これをセットするスタ
    ンド部とからなり、アイロン本体部は、アイロンのベー
    スを加熱するヒータと、ベース温度を検知する感熱素子
    と、前記ヒータ及び前記感熱素子に電力を供給する本体
    電極とを有し、スタンド部は、アイロン本体部の前記本
    体電極に接続するスタンド電極と、スイッチング素子と
    抵抗を直列に接続しその一端が前記本体電極及び前記ス
    タンド電極を介して前記感熱素子に接続される構成とし
    この直列抵抗と前記感熱素子との両端に商用電源電圧を
    スイッチング素子によりパルス印加してその分圧電圧を
    検知する電圧検知部と、前記電圧検知部の検知電圧と基
    準電圧との比較を行なう電圧比較部と、前記電圧比較部
    の出力から前記ベース温度を判断し前記ヒータへの電力
    供給を制御する温度制御部とから構成し、前記直列抵抗
    を設定温度数に応じて複数個並列に設けパルス印加毎に
    順次切り換えてベース温度を判断するようにしたコード
    レスアイロン。
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