JPH05124929A - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JPH05124929A JPH05124929A JP31187991A JP31187991A JPH05124929A JP H05124929 A JPH05124929 A JP H05124929A JP 31187991 A JP31187991 A JP 31187991A JP 31187991 A JP31187991 A JP 31187991A JP H05124929 A JPH05124929 A JP H05124929A
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- JP
- Japan
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- peptide
- bonded
- polymer
- component
- group
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 美肌効果および養毛効果に優れた化粧料を提
供する。 【構成】 本発明の化粧料では、天然又は合成の高分子
物質からなるポリマー基体にアルギニン−グリシン−ア
スパラギン酸からなるペプチドフラグメントを構成要素
として少なくとも1つ以上含むペプチド(好ましくは分
子量が3,000以下)を共有結合したペプチド結合ポ
リマーを好適には化粧料全体に対して0.0001〜1
0重量%含有する。 【効果】 シミ、肌あれ等の皮膚状態を改善し、また毛
髪の成長を促進することができるとともに、安全性、安
定性上の弊害もない。
供する。 【構成】 本発明の化粧料では、天然又は合成の高分子
物質からなるポリマー基体にアルギニン−グリシン−ア
スパラギン酸からなるペプチドフラグメントを構成要素
として少なくとも1つ以上含むペプチド(好ましくは分
子量が3,000以下)を共有結合したペプチド結合ポ
リマーを好適には化粧料全体に対して0.0001〜1
0重量%含有する。 【効果】 シミ、肌あれ等の皮膚状態を改善し、また毛
髪の成長を促進することができるとともに、安全性、安
定性上の弊害もない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料に関し、詳しくは
皮膚に対してはメラニン生成抑制効果、賦活効果、更に
は保水効果などに優れ、一方、頭髪に対しては養毛効果
に優れた化粧料を提供せんとするものである。
皮膚に対してはメラニン生成抑制効果、賦活効果、更に
は保水効果などに優れ、一方、頭髪に対しては養毛効果
に優れた化粧料を提供せんとするものである。
【0002】
【従来の技術】フィブロネクチン(以下、FNと略記)
は、人及び動物の血漿、線維芽細胞膜上、表皮の基底膜
などに分布する多機能糖蛋白質であり、細胞又は組織間
の結合状態の保持例えば皮膚組織のコラーゲン線維間の
空間の液状物質(ムコ多糖類等)の保持や伸展、分化、
増殖例えば線維芽細胞の増殖などに関与する重要な役割
を果たすことが知られている
は、人及び動物の血漿、線維芽細胞膜上、表皮の基底膜
などに分布する多機能糖蛋白質であり、細胞又は組織間
の結合状態の保持例えば皮膚組織のコラーゲン線維間の
空間の液状物質(ムコ多糖類等)の保持や伸展、分化、
増殖例えば線維芽細胞の増殖などに関与する重要な役割
を果たすことが知られている
【0003】また、FN自体の全アミノ酸配列も解明さ
れており、FNは最大2327のアミノ酸からなる分子
量約25万のポリペプチドがC末端付近で−S−S−結
合により2量体を形成している。一方、分子内アミノ酸
配列は繰り返し構造を有し、細胞、コラーゲン、ヘパリ
ンならびにフィブリンなどに対する結合活性領域を有し
ている。
れており、FNは最大2327のアミノ酸からなる分子
量約25万のポリペプチドがC末端付近で−S−S−結
合により2量体を形成している。一方、分子内アミノ酸
配列は繰り返し構造を有し、細胞、コラーゲン、ヘパリ
ンならびにフィブリンなどに対する結合活性領域を有し
ている。
【0004】かかるFNの特性を活用して、これを化粧
料に応用する試みも見受けられる(特開昭59−760
07号、特開昭63−201110号、特開平1−62
05号)。
料に応用する試みも見受けられる(特開昭59−760
07号、特開昭63−201110号、特開平1−62
05号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、FNは上記
の如き有用な特性を有するものの、現実には抗原性やウ
ィルス感染等の安全性上の問題や処方系中における変色
などの安定性の問題のため、その利用は大幅に制限され
ていた。更には、供給面でも血液などから採取するため
に高価であり、且つ採取量にも限界があった。
の如き有用な特性を有するものの、現実には抗原性やウ
ィルス感染等の安全性上の問題や処方系中における変色
などの安定性の問題のため、その利用は大幅に制限され
ていた。更には、供給面でも血液などから採取するため
に高価であり、且つ採取量にも限界があった。
【0006】本発明はかかる実情に鑑みてなされたもの
であって、FNと同様の機能活性を有し、更には保水性
又は吸水性に優れ、且つ安全性、安定性の良好な化粧料
を提供することを課題とする。
であって、FNと同様の機能活性を有し、更には保水性
又は吸水性に優れ、且つ安全性、安定性の良好な化粧料
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するため鋭意研究を重ねた結果、一定の配列を有す
るペプチドフラグメントを含むペプチドを天然又は合成
の高分子物質からなる各種ポリマー基体に共有結合した
ペプチド結合ポリマーが優れたFN様活性を有している
ことを見いだし、これに基づいて本発明を完成した。
解決するため鋭意研究を重ねた結果、一定の配列を有す
るペプチドフラグメントを含むペプチドを天然又は合成
の高分子物質からなる各種ポリマー基体に共有結合した
ペプチド結合ポリマーが優れたFN様活性を有している
ことを見いだし、これに基づいて本発明を完成した。
【0008】すなわち、本発明は、天然又は合成の高分
子物質からなるポリマー基体にアルギニン−グリシン−
アスパラギン酸からなるペプチドフラグメントを構成要
素として少なくとも1つ以上含むペプチドを共有結合し
たペプチド結合ポリマーを含有することを特徴とする化
粧料であり、好ましい態様としては、上記ペプチドの分
子量が3,000以下であり、またペプチド結合ポリマ
ーの含有量が化粧料全体に対して0.0001〜10重
量%である化粧料に関するものである。
子物質からなるポリマー基体にアルギニン−グリシン−
アスパラギン酸からなるペプチドフラグメントを構成要
素として少なくとも1つ以上含むペプチドを共有結合し
たペプチド結合ポリマーを含有することを特徴とする化
粧料であり、好ましい態様としては、上記ペプチドの分
子量が3,000以下であり、またペプチド結合ポリマ
ーの含有量が化粧料全体に対して0.0001〜10重
量%である化粧料に関するものである。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
適用されるペプチド結合ポリマーは、ポリマー基体に対
してアルギニン(以下Argと記載)−グリシン(以下
Glyと記載)−アスパラギン酸(以下Aspと記載)
からなるペプチドフラグメントを活性領域として少なく
とも1つ以上含むペプチドを共有結合させて得られるも
のである。
適用されるペプチド結合ポリマーは、ポリマー基体に対
してアルギニン(以下Argと記載)−グリシン(以下
Glyと記載)−アスパラギン酸(以下Aspと記載)
からなるペプチドフラグメントを活性領域として少なく
とも1つ以上含むペプチドを共有結合させて得られるも
のである。
【0010】ここで、Arg−Gly−Aspからなる
ペプチドフラグメントを含むペプチドは、例えば下記一
般式(I)、好ましくは更にセリン(以下Serと記
載)の結合した一般式(II)の如き組成を有し、皮膚組
織細胞に対する接着活性及び増殖活性を有している。 H−(X1 )−Arg−Gly−Asp−(X2 )−OH (I) H−(Y1 )−Arg−Gly−Asp−Ser−(Y2 )−OH (II) (X1 ,X2 ,Y1 ,Y2 :0または1〜30個のアミ
ノ酸残基のペプチド鎖を示し、アミノ酸の種類及び結合
の順序は特に限定されない)
ペプチドフラグメントを含むペプチドは、例えば下記一
般式(I)、好ましくは更にセリン(以下Serと記
載)の結合した一般式(II)の如き組成を有し、皮膚組
織細胞に対する接着活性及び増殖活性を有している。 H−(X1 )−Arg−Gly−Asp−(X2 )−OH (I) H−(Y1 )−Arg−Gly−Asp−Ser−(Y2 )−OH (II) (X1 ,X2 ,Y1 ,Y2 :0または1〜30個のアミ
ノ酸残基のペプチド鎖を示し、アミノ酸の種類及び結合
の順序は特に限定されない)
【0011】また、ペプチドは親水性のアミノ酸である
プロリン(以下Proと記載)を含んだ一般式 (III)の
如き組成を有するものが特に好ましい。 H−(Z1 )−Arg−Gly−Asp−Ser−(Z2 )−OH (III) (Z1 ,Z2 :Proを1個以上含む1〜30個のアミ
ノ酸残基のペプチド鎖を示し、アミノ酸の種類及び結合
の順序は特に限定されない)
プロリン(以下Proと記載)を含んだ一般式 (III)の
如き組成を有するものが特に好ましい。 H−(Z1 )−Arg−Gly−Asp−Ser−(Z2 )−OH (III) (Z1 ,Z2 :Proを1個以上含む1〜30個のアミ
ノ酸残基のペプチド鎖を示し、アミノ酸の種類及び結合
の順序は特に限定されない)
【0012】尚、本発明に係わるペプチドに用いられる
アミノ酸は、L体が好ましい。また構成アミノ酸である
Proは、ペプチドに親水性の性質を与えるので、ポリ
マー基体に結合反応させる際DMF(ジメチルホルムア
ミド)等の有機溶媒を反応溶媒として用いることが出来
ることから、従来の水溶液中の反応と比較して反応効率
の向上が図れる。
アミノ酸は、L体が好ましい。また構成アミノ酸である
Proは、ペプチドに親水性の性質を与えるので、ポリ
マー基体に結合反応させる際DMF(ジメチルホルムア
ミド)等の有機溶媒を反応溶媒として用いることが出来
ることから、従来の水溶液中の反応と比較して反応効率
の向上が図れる。
【0013】本発明に係わるペプチドの分子量は、通常
3,000以下である。3,000を越える場合、抗原
になる可能性があり、10,000以上では完全抗原と
して作用することから本発明に使用するペプチドの分子
量を3,000以下とした。
3,000以下である。3,000を越える場合、抗原
になる可能性があり、10,000以上では完全抗原と
して作用することから本発明に使用するペプチドの分子
量を3,000以下とした。
【0014】ペプチドの合成方法としては特に限定しな
いが、液相法、固相法および固相法を応用した自動合成
装置による合成方法などが挙げられる。これらの合成方
法の詳細については、生化学実験講座・タンパク質の化
学IV P207〜P495(日本生化学会編・東京化学
同人発行)、続生化学実験講座・タンパク質の化学
(下)P641〜P694(日本生化学会編・東京化学
同人発行)等に記載されている。又、遺伝子工学的な手
法を用いて作成してもよい。
いが、液相法、固相法および固相法を応用した自動合成
装置による合成方法などが挙げられる。これらの合成方
法の詳細については、生化学実験講座・タンパク質の化
学IV P207〜P495(日本生化学会編・東京化学
同人発行)、続生化学実験講座・タンパク質の化学
(下)P641〜P694(日本生化学会編・東京化学
同人発行)等に記載されている。又、遺伝子工学的な手
法を用いて作成してもよい。
【0015】次に、上記ペプチドと結合せらるる天然又
は合成の高分子物質からなるポリマー基体としては、従
来用いられているセルロース、デキストラン、キチン等
の多糖類、またはスチレン、メチルメタアクリレート、
エチルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタア
クリレート、アクリルアミド、ビニルアルコール等のラ
ジカル重合可能なモノマーの1種以上によりポリマー化
された合成高分子、その他化学修飾された各種高分子、
例えばナイロン、ポリエステル、ポリカーボネート、ウ
レタン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等などが挙げ
られる。
は合成の高分子物質からなるポリマー基体としては、従
来用いられているセルロース、デキストラン、キチン等
の多糖類、またはスチレン、メチルメタアクリレート、
エチルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタア
クリレート、アクリルアミド、ビニルアルコール等のラ
ジカル重合可能なモノマーの1種以上によりポリマー化
された合成高分子、その他化学修飾された各種高分子、
例えばナイロン、ポリエステル、ポリカーボネート、ウ
レタン樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等などが挙げ
られる。
【0016】前記ペプチドとポリマー基体とを結合し本
発明に係るペプチド結合ポリマーを得る方法としては特
に限定されないが、例えばポリマー基体表面の水酸基、
アミノ基、カルボン酸基等とペプチドとを縮合剤を利用
して結合させる合成法、あるいはポリマー基体表面に反
応性官能基がない場合にはペプチドと反応する活性エス
テル基などの反応性官能基を導入して結合させる合成法
等が挙げられる。
発明に係るペプチド結合ポリマーを得る方法としては特
に限定されないが、例えばポリマー基体表面の水酸基、
アミノ基、カルボン酸基等とペプチドとを縮合剤を利用
して結合させる合成法、あるいはポリマー基体表面に反
応性官能基がない場合にはペプチドと反応する活性エス
テル基などの反応性官能基を導入して結合させる合成法
等が挙げられる。
【0017】具体的な合成法としては例えば、臭化シア
ン、酸アジド、水溶性カルボジイミド等を利用したペプ
チド結合合成法、ポリマー基体に導入した芳香族アミノ
基と亜硝酸ナトリウムとを反応させて得たジアゾニウム
化合物を利用するジアゾ合成法;ハロゲン化アセチル誘
導体、トリアジニル誘導体を利用するアルキル化法;グ
ルタルアルデヒド等のアルデヒド基とポリマー基体のア
ミノ基との反応を利用するシッフ塩基形成合成法;カル
ボシル基、アミノ基、アルデヒド基及びイソニトリル基
を共存させて縮合を行うUgl反応合成法;トレシルエ
ステルを利用するトレシルクロリド合成法;スベリン酸
ジ−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、酒石酸ジ
−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル等の活性エス
テル基を用いる合成法;ジメチルスベロイミデート二塩
基酸、メチル−4−メルカプトブチルイミデート塩酸
塩、メチル−4−アジドベンゾイミデート塩酸塩等のイ
ミドエステル基を用いる合成法;p−フェニレンビスマ
レイミド等のマレイミド基を用いる合成法;ポリマー基
体の水酸基をN,N′−カルボニルジイミダゾールで活
性化する合成法が挙げられる。上記合成法は、水溶液中
やDMFやピリジンのような極性有機溶媒中で行うこと
ができる。好ましい溶媒は極性有機溶媒である。反応性
官能基をポリマー基体に縮合剤を利用して導入する方法
としては、反応性官能基をポリマー基体に直接導入する
方法、ポリマー基体にポリエチレングリコールやポリプ
ロピレングリコール等をグラフトさせその末端に反応性
官能基を導入する方法が挙げられる。
ン、酸アジド、水溶性カルボジイミド等を利用したペプ
チド結合合成法、ポリマー基体に導入した芳香族アミノ
基と亜硝酸ナトリウムとを反応させて得たジアゾニウム
化合物を利用するジアゾ合成法;ハロゲン化アセチル誘
導体、トリアジニル誘導体を利用するアルキル化法;グ
ルタルアルデヒド等のアルデヒド基とポリマー基体のア
ミノ基との反応を利用するシッフ塩基形成合成法;カル
ボシル基、アミノ基、アルデヒド基及びイソニトリル基
を共存させて縮合を行うUgl反応合成法;トレシルエ
ステルを利用するトレシルクロリド合成法;スベリン酸
ジ−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、酒石酸ジ
−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル等の活性エス
テル基を用いる合成法;ジメチルスベロイミデート二塩
基酸、メチル−4−メルカプトブチルイミデート塩酸
塩、メチル−4−アジドベンゾイミデート塩酸塩等のイ
ミドエステル基を用いる合成法;p−フェニレンビスマ
レイミド等のマレイミド基を用いる合成法;ポリマー基
体の水酸基をN,N′−カルボニルジイミダゾールで活
性化する合成法が挙げられる。上記合成法は、水溶液中
やDMFやピリジンのような極性有機溶媒中で行うこと
ができる。好ましい溶媒は極性有機溶媒である。反応性
官能基をポリマー基体に縮合剤を利用して導入する方法
としては、反応性官能基をポリマー基体に直接導入する
方法、ポリマー基体にポリエチレングリコールやポリプ
ロピレングリコール等をグラフトさせその末端に反応性
官能基を導入する方法が挙げられる。
【0018】ここで、本発明に係るペプチド及びペプチ
ド結合ポリマーの製造例を示す。
ド結合ポリマーの製造例を示す。
【0019】製造例1.ペプチド メリーフィールド(Merrifield)方式によるペプチド自動
合成装置を用いて合成を行なった。尚、α−アミノ基の
保護には第三ブトキシカルボニル(Boc)基を用い、
セファデックスゲル、CM−セルロースイオン交換クロ
マトグラフィー及び分配クロマトグラフィーによって精
製を行ない、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
上で単一のピークを示すペプチドを得た。得られたペプ
チドの代表例を表1に示す。
合成装置を用いて合成を行なった。尚、α−アミノ基の
保護には第三ブトキシカルボニル(Boc)基を用い、
セファデックスゲル、CM−セルロースイオン交換クロ
マトグラフィー及び分配クロマトグラフィーによって精
製を行ない、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
上で単一のピークを示すペプチドを得た。得られたペプ
チドの代表例を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】製造例2.ペプチド結合合成高分子 活性エステル基を有するビニルモノマー(サクシニイミ
ドアクリレート)とラジカル重合可能な各種モノマー
(スチレン、メチルメタアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート)とをラジカル重合開始剤(アゾビ
スイソブチロニトリル等)の存在下、ベンゼン溶液中で
60℃で重合反応を行った。得られた各種ポリマーとペ
プチド−1とをDMF溶媒中で反応させ各種のペプチド
結合合成高分子を得た。
ドアクリレート)とラジカル重合可能な各種モノマー
(スチレン、メチルメタアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート)とをラジカル重合開始剤(アゾビ
スイソブチロニトリル等)の存在下、ベンゼン溶液中で
60℃で重合反応を行った。得られた各種ポリマーとペ
プチド−1とをDMF溶媒中で反応させ各種のペプチド
結合合成高分子を得た。
【0022】製造例3.ペプチド結合キチン キチンの表面水酸基をN,N′−カルボニルジイミダゾ
ールで活性化し、DMF溶媒中で上記のペプチド−3と
反応させペプチド結合キチンを得た。
ールで活性化し、DMF溶媒中で上記のペプチド−3と
反応させペプチド結合キチンを得た。
【0023】製造例4.ペプチド結合デキストラン デキストランにDMF溶媒中でジイソシアン酸ヘキサメ
チレンを反応させた後、側鎖のイソシアネート基を加水
分解してアミノ化した。次いでスベリン酸ジ−N−ヒド
ロキシスクシンイミジル(DSS)でアミノ基を活性化
し、緩衝液中にて上記のペプチド−2と反応させペプチ
ド結合デキストランを得た。
チレンを反応させた後、側鎖のイソシアネート基を加水
分解してアミノ化した。次いでスベリン酸ジ−N−ヒド
ロキシスクシンイミジル(DSS)でアミノ基を活性化
し、緩衝液中にて上記のペプチド−2と反応させペプチ
ド結合デキストランを得た。
【0024】上述の如くして得られた本発明に係るペプ
チド結合ポリマーは、化粧料全体に対して通常0.00
01〜10重量%好ましくは0.01〜3重量%含有さ
れる。
チド結合ポリマーは、化粧料全体に対して通常0.00
01〜10重量%好ましくは0.01〜3重量%含有さ
れる。
【0025】また、本発明の化粧料は、化粧水、乳液、
クリーム、口紅、ファンデーションなどの形態で皮膚化
粧料として用いることができ、一方、ヘアートニック、
ヘアークリーム、ヘアーローションなどの形態で毛髪化
粧料として用いることもできる。尚、これらの化粧料は
常法に従い製造することができる。
クリーム、口紅、ファンデーションなどの形態で皮膚化
粧料として用いることができ、一方、ヘアートニック、
ヘアークリーム、ヘアーローションなどの形態で毛髪化
粧料として用いることもできる。尚、これらの化粧料は
常法に従い製造することができる。
【0026】更に、本発明の化粧料にはペプチド結合ポ
リマーに加えて、必要に応じて界面活性剤、粉体又は顔
料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿剤、ビタミン類、
防腐剤、香料などを配合できる。
リマーに加えて、必要に応じて界面活性剤、粉体又は顔
料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、保湿剤、ビタミン類、
防腐剤、香料などを配合できる。
【0027】ここで、本発明に係るペプチド結合ポリマ
ーが如何に優れた細胞接着性及び細胞増殖性を示すかの
評価をするため培養系を用いた比較実験を行なった。
ーが如何に優れた細胞接着性及び細胞増殖性を示すかの
評価をするため培養系を用いた比較実験を行なった。
【0028】(比較実験)前記製造例2及び3で得られ
た本発明に係るペプチド結合ポリマーであるペプチド結
合ポリスチレン及びペプチド結合キチンと比較物質とし
てヒト血液由来フィブロネクチン、ポリスチレンならび
にキチンとを用い動物細胞培養を行なった。すなわち、
上記各試料物質を可溶性溶媒中に0.5mg/mlとな
るよう調製した後、シャーレに1mlを添加してコート
を行なった。次いで、5×104 個の表皮細胞を接種
し、MEM培養液を用いて培養を開始した。細胞接着性
については培養開始1時間後、また細胞増殖性について
は72時間後に、それぞれ位相差顕微鏡及び走査型電子
顕微鏡で観察して評価した。その結果を表2に示す。
た本発明に係るペプチド結合ポリマーであるペプチド結
合ポリスチレン及びペプチド結合キチンと比較物質とし
てヒト血液由来フィブロネクチン、ポリスチレンならび
にキチンとを用い動物細胞培養を行なった。すなわち、
上記各試料物質を可溶性溶媒中に0.5mg/mlとな
るよう調製した後、シャーレに1mlを添加してコート
を行なった。次いで、5×104 個の表皮細胞を接種
し、MEM培養液を用いて培養を開始した。細胞接着性
については培養開始1時間後、また細胞増殖性について
は72時間後に、それぞれ位相差顕微鏡及び走査型電子
顕微鏡で観察して評価した。その結果を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】表2の結果に示される如く、本発明に係る
ペプチド結合ポリマーは、フィブロネクチンと同様の良
好な細胞接着活性及び細胞増殖活性を有していることが
実証された。
ペプチド結合ポリマーは、フィブロネクチンと同様の良
好な細胞接着活性及び細胞増殖活性を有していることが
実証された。
【0031】
【実施例】以下に、本発明の化粧料の実施例を示す。
尚、配合割合は重量%である。
尚、配合割合は重量%である。
【0032】実施例1.化粧水 ペプチド結合スチレンポリマー 0.5 グリセリン 1.5 エタノール 6 プロピレングリコール 1.5 クエン酸 0.01 クエン酸ナトリウム 0.1 香 料 0.05 精製水 90.34
【0033】実施例2.クリーム ペプチド結合キチン 0.5 グリセリン 3 スクワラン 5 2−エチルヘキサン酸トリグリセライド 1 ワセリン 0.5 1,3−ブタンジオール 4 ポリグリセリンポリオキシブチレンステアリルエーテル 2.5 香 料 0.2 精製水 84.7
【0034】実施例3 ヘアトニック ペプチド結合ポリメチルメタクリレ−ト 0.5 エタノール 50 グリセリン 1 l−メントール 0.1 ビタミンE 0.1 色 素 0.02 精製水 48.28
【0035】実施例4.乳液 ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.5 ヤシ油脂肪酸モノグリセライド 1.0 オレイン酸トリグリセリン 8.0 グリセリン 2.5 ペプチド結合カルボキシビニルポリマー 1.5 香 料 0.2 精製水 85.3
【0036】実施例5.ヘアークリーム スクワラン 30.0 ワセリン 3.0 ミツロウ 4.0 ステアリン酸 4.0 オリーブ油 2.0 ソルビタンモノステアレート 2.5 ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート 2.5 ブチルパラベン 0.1 ペプチド結合デキストラン 0.1 1,3−ブタンジオール 2.5 ポリエチレングリコール200 1.5 トリエタノールアミン 1.0 メチルパラベン 0.1 精製水 46.5 香 料 0.2
【0037】(比較実験)本発明により得られた化粧料
と従来の化粧料とをメラニン生成抑制効果、美肌効果及
び養毛効果により比較した。
と従来の化粧料とをメラニン生成抑制効果、美肌効果及
び養毛効果により比較した。
【0038】<メラニン生成抑制効果> サンプル (ア)本発明の実施例1の化粧水 (イ)本発明の実施例1の化粧水からペプチド結合スチ
レンポリマーを除去(水を増量)した従来の化粧水。
レンポリマーを除去(水を増量)した従来の化粧水。
【0039】実験方法 邦人女性30人(年齢20〜42才)を被験者として、
人工光源(UV−Bランプ)による色素沈着に対する抑
制効果を測定した。すなわち、前腕内側部の皮膚を対象
とし、予め右側前腕内側で各人の最小紅斑量(MED)
を求めた後、各人の1.5MEDに相当するUV−Bを
左側前腕内側の2ヶ所(1ヶ所当り2×2cm)に照射
した。その後、1ヶ所にはサンプル(ア)の化粧水を、
他の1ヶ所にはサンプル(イ)の化粧水をそれぞれ1日
2回当り適量塗布した。色素沈着が生じる照射7日後及
び15日後に、照射部位2ヶ所の色素沈着の程度を相対
比較した。その結果を表3に示す。
人工光源(UV−Bランプ)による色素沈着に対する抑
制効果を測定した。すなわち、前腕内側部の皮膚を対象
とし、予め右側前腕内側で各人の最小紅斑量(MED)
を求めた後、各人の1.5MEDに相当するUV−Bを
左側前腕内側の2ヶ所(1ヶ所当り2×2cm)に照射
した。その後、1ヶ所にはサンプル(ア)の化粧水を、
他の1ヶ所にはサンプル(イ)の化粧水をそれぞれ1日
2回当り適量塗布した。色素沈着が生じる照射7日後及
び15日後に、照射部位2ヶ所の色素沈着の程度を相対
比較した。その結果を表3に示す。
【0040】
【表3】
【0041】表3の結果に示されるように、本発明品の
化粧水であるサンプル(ア)は、従来品の化粧水である
サンプル(イ)に比し、優れたメラニン生成抑制効果が
あることが明らかとなった。
化粧水であるサンプル(ア)は、従来品の化粧水である
サンプル(イ)に比し、優れたメラニン生成抑制効果が
あることが明らかとなった。
【0042】<美肌効果> サンプル (カ)本発明の実施例2のクリーム (キ)本発明の実施例2のクリームからペプチド結合キ
チンを除去(水を増量)した従来のクリーム
チンを除去(水を増量)した従来のクリーム
【0043】実験方法 邦人女性40人(年齢:20〜38才)を無作為にA
群、B群(各20人)に分け、A群にはサンプル(カ)
のクリームを、またB群にはサンプル(キ)のクリーム
をそれぞれ1ヶ月間使用してもらった。1ヶ月後の肌の
しっとり感(保水効果)や肌のはりの改善(賦活効果)
などの美肌効果について群間比較を行なった。その結果
を表4に示す。
群、B群(各20人)に分け、A群にはサンプル(カ)
のクリームを、またB群にはサンプル(キ)のクリーム
をそれぞれ1ヶ月間使用してもらった。1ヶ月後の肌の
しっとり感(保水効果)や肌のはりの改善(賦活効果)
などの美肌効果について群間比較を行なった。その結果
を表4に示す。
【0044】
【表4】
【0045】表4の結果から明らかなように、本発明品
のクリームであるサンプル(カ)は、従来品のクリーム
であるサンプル(キ)に比べ、優れた美肌効果を有して
いることが実証された。
のクリームであるサンプル(カ)は、従来品のクリーム
であるサンプル(キ)に比べ、優れた美肌効果を有して
いることが実証された。
【0046】<養毛効果> サンプル (サ)本発明の実施例3のヘアトニック (シ)本発明の実施例3のヘアトニックからペプチド結
合ポリメチルメタクリレートを除去(水を増量)した従
来のヘアトニック
合ポリメチルメタクリレートを除去(水を増量)した従
来のヘアトニック
【0047】実験方法 ICRマウス(雄5週令)10匹の背部をバリカンで除
毛(3×4cm2 )した後、更にバリカン除毛部位に除
毛クリーム(商品名:コーワ除毛クリームジェリー)を
塗布し、10分後除毛クリームを温湯で洗浄した。その
後、ICRマウスをX群、Y群の2群(各5匹)に分
け、X群にはサンプル(サ)のヘアトニックを、Y群に
はサンプル(シ)のヘアトニックを、それぞれ20μl
づつ毎日塗布した。除毛開始後14日目に新生毛20本
づつをサンプリングして体毛長の平均値の群間比較を行
なった。その結果を表5に示す。
毛(3×4cm2 )した後、更にバリカン除毛部位に除
毛クリーム(商品名:コーワ除毛クリームジェリー)を
塗布し、10分後除毛クリームを温湯で洗浄した。その
後、ICRマウスをX群、Y群の2群(各5匹)に分
け、X群にはサンプル(サ)のヘアトニックを、Y群に
はサンプル(シ)のヘアトニックを、それぞれ20μl
づつ毎日塗布した。除毛開始後14日目に新生毛20本
づつをサンプリングして体毛長の平均値の群間比較を行
なった。その結果を表5に示す。
【0048】
【表5】
【0049】表5の結果から、本発明品のヘアトニック
であるサンプル(サ)は、従来品のヘアトニックである
サンプル(シ)に比べ、優れた養毛効果を有することが
明らかとなった。
であるサンプル(サ)は、従来品のヘアトニックである
サンプル(シ)に比べ、優れた養毛効果を有することが
明らかとなった。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、メラニン生成抑制によ
る色白効果、組織細胞の賦活や保水による美肌効果、更
には毛髪に対する養毛効果が格段に優れていることは勿
論のこと、皮膚に対する弊害もなく安全に使用すること
ができる。
る色白効果、組織細胞の賦活や保水による美肌効果、更
には毛髪に対する養毛効果が格段に優れていることは勿
論のこと、皮膚に対する弊害もなく安全に使用すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 武久 大阪府箕面市粟生外院1ー16 箕面東コー ポラスA−501
Claims (3)
- 【請求項1】 天然又は合成の高分子物質からなるポリ
マー基体にアルギニン−グリシン−アスパラギン酸から
なるペプチドフラグメントを構成要素として少なくとも
1つ以上含むペプチドを共有結合したペプチド結合ポリ
マーを含有することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】 ペプチドの分子量が3,000以下であ
る請求項1に記載の化粧料。 - 【請求項3】 ペプチド結合ポリマーの含有量が化粧料
全体に対して0.0001〜10重量%である請求項1
または2のいずれかに記載の化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31187991A JPH05124929A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31187991A JPH05124929A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05124929A true JPH05124929A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18022513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31187991A Pending JPH05124929A (ja) | 1991-10-30 | 1991-10-30 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05124929A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999012518A1 (en) * | 1997-09-09 | 1999-03-18 | Unilever Plc | Skin lightening composition |
US6329399B1 (en) | 1997-08-05 | 2001-12-11 | Pola Chemical Industries, Inc. | Antifungal amine derivatives and processing for producing the same |
WO2002013773A3 (en) * | 2000-08-16 | 2002-05-16 | Unilever Plc | Cosmetic composition |
KR100366949B1 (ko) * | 2000-09-28 | 2003-01-09 | 주식회사 에스티씨나라 | 피부 미백용 화장료 조성물 |
FR2932086A1 (fr) * | 2008-06-06 | 2009-12-11 | Lvmh Rech | Methode de soin cosmetique anti-age par stimulation de l'expression de la survivine |
CN107920973A (zh) * | 2015-08-27 | 2018-04-17 | 株式会社Lg生活健康 | 表面改性用组合物 |
US10058502B2 (en) | 2015-12-31 | 2018-08-28 | L'oreal | Nail polish compositions |
-
1991
- 1991-10-30 JP JP31187991A patent/JPH05124929A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6329399B1 (en) | 1997-08-05 | 2001-12-11 | Pola Chemical Industries, Inc. | Antifungal amine derivatives and processing for producing the same |
WO1999012518A1 (en) * | 1997-09-09 | 1999-03-18 | Unilever Plc | Skin lightening composition |
WO2002013773A3 (en) * | 2000-08-16 | 2002-05-16 | Unilever Plc | Cosmetic composition |
KR100366949B1 (ko) * | 2000-09-28 | 2003-01-09 | 주식회사 에스티씨나라 | 피부 미백용 화장료 조성물 |
FR2932086A1 (fr) * | 2008-06-06 | 2009-12-11 | Lvmh Rech | Methode de soin cosmetique anti-age par stimulation de l'expression de la survivine |
CN107920973A (zh) * | 2015-08-27 | 2018-04-17 | 株式会社Lg生活健康 | 表面改性用组合物 |
CN107920973B (zh) * | 2015-08-27 | 2021-05-07 | 株式会社Lg生活健康 | 表面改性用组合物 |
US10058502B2 (en) | 2015-12-31 | 2018-08-28 | L'oreal | Nail polish compositions |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |