JPH051235Y2 - - Google Patents

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JPH051235Y2
JPH051235Y2 JP1986133170U JP13317086U JPH051235Y2 JP H051235 Y2 JPH051235 Y2 JP H051235Y2 JP 1986133170 U JP1986133170 U JP 1986133170U JP 13317086 U JP13317086 U JP 13317086U JP H051235 Y2 JPH051235 Y2 JP H051235Y2
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support
fixing seat
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reaping
support leg
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Description

【考案の詳細な説明】 〇 産業上の利用分野 本考案は、刈取部Aの最後部に横設した回動パ
イプ1を機体シヤーシ2の前端部に設けた支持台
3で枢支し油圧シリンダ4の伸縮作動により回動
パイプ1を支点として刈取部Aを回動させること
により刈取部A先端を昇降自在としたコンバイン
における刈取部支持装置に関するものである。
〇 従来の技術 この種の刈取部支持装置の従来技術として、特
開昭59−173010号「コンバイン」には、支持台の
上端の回動パイプを中心として油圧シリンダの作
動で刈取部を上下方向に回動自在に支持するとと
もに、支持台を下端の枢支軸を中心として前後方
向に回動自在とし、刈取部と脱穀装置との間にメ
ンテナンス空間を確保する技術思想が開示されて
いる。
〇 考案が解決しようとする問題点 上記の技術においては、第4図に示すごとく、
支持台3′の下端部を機体横方向の支軸9を介し
て機体シヤーシ2に連結して支持台3′を前方へ
回動自在としてメンテナンス空間を確保するもの
であるが、機体シヤーシ2の前端より突出させた
支持片10を設け、支持片10の上端を固定具
(ボルト、ピン等)11を介して支持台3′の中間
部に固定して、運転状態においては支持台3′を
ほぼ垂直状態として回動パイプ1を所定位置に維
持し、固定具11を除去し支持片10と支持台
3′との固定を解くことにより支持台3′を回動自
在とすべく構成されている。
従つて、支持片10を装備する必要があるた
め、現在使用中のコンバインについての改良は不
可能である。
本考案は、従来装置の上記欠点に鑑み、刈取部
支持構造を簡素化するとともに、既存製品の改良
や一般標準仕様製品の一部仕様変更によりメンテ
ナンス空間の確保を可能とすることを目的とする
ものである。
〇 問題点を解決するための手段 本考案は、支持台3を、機体シヤーシ2に固定
され上面に支持面5を形成した基部固定座3A
と、下面に前記支持面5に対応する底面6が形成
され前記基部固定座3Aに載置して上方へ立設さ
れた上端部で回動パイプ1を枢支Dし前記基部固
定座3Aに比して背の高い支持脚3Bとで構成
し、この基部固定座3Aと支持脚3Bとをその前
方側を機体横方向の支軸7を介して支持脚3Bを
前方側へ回動自在に枢着連結し支持脚3Bの後方
側を貫通する固定具8を介して基部固定座3Aと
支持脚3Bとを固定自在として刈取部支持装置を
構成する。
〇 作用 支持台3は、通常の取付状態では、基部固定座
3Aの支持面5上に支持脚3Bの底面6が載置さ
れ固定具8および支軸7により支持脚3Bは基部
固定座3Aに固定され両者は一体化され、回動パ
イプ1を所定位置で支持する。
保守作業にあたり、刈取部Aと脱穀部Bとの間
にメンテナンス空間を確保するためには、固定具
8を取外したのち、油圧シリンダ4を伸長させる
ことにより、支持台3の上方側の支持脚3Bは支
軸7を中心として前方へ回動する。その結果、回
動パイプ1は前方へ移動し、刈取部後方が広く開
放される。
〇 実施例 図面に示す実施例について説明する。
第3図はコンバインの側面図を示し、両クロー
ラ12により支持する機体シヤーシ2上に搭載し
た脱穀部Bの前方に刈取部Aを設け、該刈取部A
の最後部に横設した回動パイプ1を、脱穀部Bの
前方両側で左右一対の支持台3,3により枢支す
る。
なお、前記回動パイプ1は刈取部Aへの駆動軸
1aを内装したパイプ形状とし、支持台3の上端
の枢支部分は、円筒を上下二分した形状とし上方
の半円筒体13aをボルト14により支持台3と
一体の下方の半円筒体13bに固定自在とするこ
とにより、回動パイプ1を支持台3の上部に着脱
自在とする。
また、刈取部Aは、分草体15、引起し装置1
6、刈刃17、搬送装置18、刈取フレーム19
等を含み、刈取フレーム19は回動パイプ1を中
心として回動させ、刈取部Aの先端〔分草体1
5〕を上下動自在とすべく構成することは従来装
置と同様である。
本考案の実施にあたり、上述の支持台3を、機
体シヤーシ2に固定され上面に支持面5を形成し
た基部固定座3Aと、下面に前記支持面5に対応
する底面6が形成され上端部に回動パイプ1を枢
支するための枢支部分を有し前記基部固定座3A
に載置して上方へ立設され基部固定座3Aに比し
て背の高い支持脚3Bとで構成する。
脱穀部Bの下部前方側に設けた機体横方向の支
軸7を設け、該支軸7を介して基部固定座3Aと
支持脚3Bとを連結し、基部固定座3Aと支持脚
3Bとを固定自在とするための固定具8を支持脚
3Bの下部後方側に上下方向に貫通する。
コンバインの運転状態においては、第1図に示
すごとく、基部固定座3Aと支持脚3Bとを、支
軸7および固定具(ボルト、ピン)8を介して一
体化して直立状態とする。即ち基部固定座3Aの
支持面5上に支持脚3Bの底面6が載置され固定
具8および支軸7により支持脚3Bは基部固定座
3Aに固定され両者は一体化され、回動パイプ1
を所定位置で支持する。
保守作業にあたつては、支持脚3Bを基部固定
座3Aと分離し機体前方に倒して第2図実線の状
態としメンテナンス空間を確保する。即ち、固定
具8を取外したのち、油圧シリンダ4を伸長させ
ることにより、支持台3の上方側の支持脚3Bは
支軸7を中心として前方へ回動する。その結果、
回動パイプ1は前方へ移動し、刈取部後方が広く
開放され、エンジンまわりの駆動系、脱穀部の駆
動系のメンテナンス作業のための空間が確保され
る。
なお、油圧シリンダ4と刈取フレーム19の取
付具20とを連結するためのピンまたはボルト2
1を着脱自在とすると、ピンまたはボルト21を
取外し刈取部Aを設置させたのち機体を後退させ
ることにより、回動パイプ1の移動量をより増大
してメンテナンス空間を拡大させ、保守作業をよ
り容易にすることができる。
〇 考案の効果 本考案は、回動パイプの支持台3を機体シヤー
シに固定した基部固定座3Aと、該基部固定座3
Aに支軸7および固定具8を介して連結される支
持脚3Bとで構成したので、一般仕様のコンバイ
ンにおける支持台を本考案を適用した二分割の支
持台に取替ることにより、既存製品の改良や標準
仕様のコンバインの仕様変更により、刈取部を前
方へ移動可能としてメンテナンス空間の確保をは
かることができ、また、構造が簡単で従来この種
製品に比しコスト低減をはかり得る効果がある。
また、固定具8の着脱操作のみで、油圧シリン
ダの伸縮作動を利用して刈取部Aを容易に前方へ
移動させることができ、刈取部と脱穀部との間に
点検、修理のためのメンテナンス空間を確保する
ことができ、また、所定位置への支持台の再セツ
トも油圧シリンダの伸縮作動を利用し固定具8の
装着作用のみで簡単に行ない得る効果がある。
更に、基部固定座3Aの前端の支軸7を支点と
して基部固定座3Aに比して高い支持脚3Bを前
方へ回動して前方へ倒すことで、広いメンテナン
ス空間を確保することができ、且つ基部固定座3
Aに支持脚3Bを載置して安定した直立姿勢で、
基部固定座3Aと支持脚3Bとを支軸7と固定具
8で固定することができ、基部固定座3Aと支持
脚3Bとの固定、固定解除が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した刈取部支持装置の要
部を示す部分側面図、第2図は同じく本考案によ
る支持台の支持脚3Bの移動を説明する略図であ
る。第3図はコンバインの側面図である。第4図
は、従来技術の刈取部支持装置を示す第1図同様
の部分側面図である。 A……刈取部、B……脱穀部、1……回動パイ
プ、2……機体シヤーシ、3……支持台、3A…
…基部固定座、3B……支持脚、7……支軸、8
……固定具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 刈取部Aの後部に横設した回動パイプ1を機体
    シヤーシ2の前端部に設けた支持台3で枢支し、
    回動パイプ1より前方に延出された刈取フレーム
    19と機体シヤーシ2との間に介在させた油圧シ
    リンダ4の伸縮作動により回動パイプ1を支点と
    して刈取部Aを回動させることにより刈取部A先
    端を昇降自在としたコンバインにおいて、支持台
    3を、機体シヤーシ2に固定され上面に支持面5
    を形成した基部固定座3Aと、下面に前記支持面
    5に対応する底面6が形成されて前記基部固定座
    3Aに載置して上方へ立設され基部固定座3Aに
    比して背の高い支持脚3Bとで構成し、この基部
    固定座3Aと支持脚3Bとを支持面5および底面
    6の前端に位置して機体横方向の支軸7を介して
    支持脚3Bを前方側へ回動自在に枢着連結し支持
    脚3Bの後方側を貫通する固定具8を介して基部
    固定座3Aと支持脚3Bとを固定自在としたこと
    を特徴とするコンバインにおける刈取部支持装
    置。
JP1986133170U 1986-08-30 1986-08-30 Expired - Lifetime JPH051235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986133170U JPH051235Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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JP1986133170U JPH051235Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS6338734U JPS6338734U (ja) 1988-03-12
JPH051235Y2 true JPH051235Y2 (ja) 1993-01-13

Family

ID=31033231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986133170U Expired - Lifetime JPH051235Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173010A (ja) * 1983-12-07 1984-09-29 株式会社クボタ コンバイン

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59173010A (ja) * 1983-12-07 1984-09-29 株式会社クボタ コンバイン

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Publication number Publication date
JPS6338734U (ja) 1988-03-12

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